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小梅
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女軍人くすぐり拷問白書(アイシャ編:2)



「んっ…あぁっ」


 ……嘘です。

 

「はぁっ……うぅ……っ」


 ほんとは話の途中から、太股から伝い落ちてこないか心配になってくるほど……興奮で下着を濡らしていました。


「ふぅ……ふぅぅ……」


 学校から出たらタクシーで直帰と宿泊するホテルに戻り、こうしてオナニーに耽っている始末です……。


「はぁぁ……はぁっ……んっ」


 本当に、惨めで、羞恥のあまり頭がくらくらと眩暈を起し、心臓は早鐘を打ち続け、慢性的な息苦しさを感じていた……のですが――

 それと相乗して昂ってきてしまう……性的興奮。

 しかも学校から離れ、弛緩とその苦境から解放された途端、それが恋しく……身体の疼きがどうしようもなく昂ってきてしまう――


「ふぅ……くはっ……」


 この筆の……いえ、もっともっと濃厚にした……あの時の体験した衝動と、同じ類のもの……。


「あぁ……また知られちゃった……」


 言葉に漏らした途端、子宮の疼きがより悩ましくなり、それを満足と鎮めるため、筆先の動きはより激しくと汗ばんだ首筋に這わせていきます。

 けど所詮、そんな子供だましのものでは、焼け石に水と――


「軍人のくせに……こちょこちょで簡単に負けちゃう……情けない女って……いっぱい知られちゃった……」


 興奮と自己嫌悪が入り混るぐちゃぐちゃの感情に脳内は満たされ、瞳から熱い涙が溢れ出してきます。

 それでも、そんな自分自身を全然虐め足りず――


「ま……また再生数増えてる……」


 スマホのブックマークから某違法動画サイトにアクセスし、震える指先で再生ボタンをタッチします。


『ぎゃっっぎゃあぁああぁあああははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!』


「あ……あぁっ……」


 途端、流れてくるのは……女として……敵前にいる軍人として……決して上げてはならない類の馬鹿笑い。


『ぶああああぁあああぁあはははははははははははははははははッ!!! びゃっっびゃひぃいぃいいいいいいいいいいいいいいいいぃいいいいいいぃいッ!!!』


「ひ……ひどすぎ……か、かお……やばぁ……っ」


 まるで熟れた林檎のように真っ赤な顔。

 その赤面の弛緩顔から鼻水やら涎やらを垂れ流しとさせながら、上官であるマリア大尉の尊顔に愛液を吹きかけながら笑い狂っている……。

 そんな言葉にするだけでもひどい痴態……声を……もう全世界で100万近く、再生された……そう考えるだけで、もう――


「うくっっ……ん゛っ…ふっ! くっ…ふぅうぅう……っ」


 興奮のあまり……つい手淫のペースが激しくなり、思わずイきそうになるも必死と堪え……どうにか寸止めに成功します。

 けれど、貪欲に快感の持続にしがみついた反動と――


「ううぁ……はぁぁ……」


 火に油と……興奮の昂りは留まることを知らず、ただの理性を手放した動物と成り下がっていきます。


「あの男の子……」


 寸止めで過敏となったアソコや乳首をおそるおそる弄りながら、今日の出張講義……騒がしい男子生徒たちに隠れて顔を赤らめながらも、じっとこっちを見つめていた――

 視線がかちあった瞬間、思わず二人とも勢いよく目を反らしてしまった……そんな如何にも大人しそうな男の子のことを思いだします。


「今日ので……してて、くれないかなぁ……」


 個室で誰もいないのを良い事に、身勝手ではしたない欲望だだ洩れな本音が零れ落ちてしまいます。


「もっと……他の子も……」


 もしマリア大尉みたいに、大人の色気がムンムンと溢れていたのなら……もっともっといやらしい視線……浴びれるのに……。

 けど多分……こんなちんちくりんな也だからこそ、たまに物好きとわたしを女として見てくれる劣情の視線は、より一心と染み入る快感を覚え――

「ふっ……はぁっ……」


 あの男子生徒の爛々と輝く熱っぽい視線……。

 昔、私の裸を見て勃起してた従兄のイシャンのことと重ね、手淫と筆の動きは自然と貪欲に快感とこそばゆさ求める激しいものに昇華されていきます。


「うひっ……ひひぃっ……」


 首筋から腋下、時折乳首へ羽根先をプルプル震え動かしながら、蓄積していくこそばゆさを必死で堪えます。

 そんな中、たまたま目に入ってしまう、違法動画のコメント欄。


 ――赤髪のロリ、よっわlol

 ――もっとがんばって耐えろよ、雑魚すぎて甚振り甲斐なさすぎだろ。


 そんな好き勝手なコメントを前に――


「や、やられた経験もないくせに……勝手なこと…い、いわないでよ……っ」


 理性が蕩けていく屈辱と悦びに悶えながら、独り言のような反論を震える声音で漏らします。

「あ、あんなの……あんな、すごいのっ…ふくっ……うけたらぁ………誰だって…ひっ……あぁなっちゃう……からぁっ」


 今のお腹の底からこみ上げるむずむずを、何十と束ねたような衝動……。

 いつのまにか頭は真っ白に染まり、気が付くとしていた……息もできなくなるほどの強制的な大笑い。

 身体中はぐにゃぐにゃと……弛緩に満ち塗れ、はしたない馬鹿笑いに合わせ、子宮がぶるぶると震え踊るよな……異質すぎる未知の悶絶……。


「ひっ……くぅぅっ……」


 また、やられたい……。

 あの気の狂う刺激に瞬く間と理性を奪われ……限界の先の先まで……追い込まれたい……。

 そして、できることなら――


「た……大尉……」


 ――アイシャ伍長、あの時のような軍人としてあるまじき無様さを晒さぬよう、今から特訓ですよ。


 あの部族の娘たちから都合よく変換された、願望塗れの淫靡な妄想……。

 磔と拘束され、もうそれだけで全身はゾワゾワとこそばゆく身を捩らせてしまっている私の背後に、カツカツと小気味よい靴音を響かせながら近づいてくるマリア大尉……。


 ――まだしてもいないのに随分と落ち着きがないですね……ほら、口元もしっかり引き結びなさい。


「は……はい……大尉……」


 ――では、いきますよ…………こちょこちょこちょ~。


「くっ……はぁっ……くははははははははっ!」


 

 マリア大尉の吐息が肌に触れるほど間近にいる手前――

 どうにか無様な姿を晒さないよう、身体に活と力を込め身構えますが……脇腹に触れる指先が震え始めた瞬間……それは一瞬で、初めからなかったように崩壊します。


 ――まったく数秒も耐え切れないとは……誇り高きアイゼンフリト軍人としてのプライドはないのですか?


 そう冷徹と言われてしまいますが……

 開幕でいきなり容赦のない……わたしの一番駄目な……アバラの骨と骨の間……脇腹をくにくにとツボ押しされる悶絶の刺激を前に、まるで怪鳥のじみた絶叫の大笑いを鳴き上げ、理性崩壊と笑い狂ってしまいます。

 そして数分も経たない内に――


 ――あら……? まったく……もう失禁ですか……。本当に……私の想像遥か下にいく無様さですね、伍長。


 目まぐるしい角度や強弱を幾多と移り変えていく、マリア大尉の白く綺麗な指先から施される悶絶発狂のツボ押しくすぐり責め。

 その無慈悲と鬼畜な責めを前に、わたしは耐え忍ぶどころか、まともな許しすら乞えず……ただただ見っとも無く腰をでたらめに振り乱し、気が付くと小水をビシャビシャ床に叩きつけながら、跳ね返った熱水を、大尉の靴や足元のタイツへ引っ掛けてしまっています。

 

 ――はぁ……ほんとうに、どうしようもない……。


 様々な資格試験や勉学をタダで受けられるために入隊した――

 座学以外はまるダメダメな、典型的ながり勉の運動音痴。

 そんな劣等生のわたしを最後まで見放さないでいてくれた……女神のように慈悲深いマリア大尉。

 ですが今は……これまで向けられたことのない、瞳の青さ際立つ底冷えと軽蔑の眼差しを私に向けながら――


 ――ほら、その締まりのない顔を元に戻すまで終わりませんよ。


 数名の部下たちに命じ、笑いすぎて疲労困憊なわたしの……敏感となった肌へ容赦のかけらもない追撃のくすぐり責めを与えてきます


 ――私はその締まりのない顔を引き締めろと命じたはずですよ伍長、上官の命令が聞けないのですか?


 そう言われても……あの日の拷問から、より身体は敏感となってしまっており……

 目の前で指をわきつかされるだけで笑い転げてしまうわたしが、くすぐり責めの最中に顔を元に引き締めるなど無理難題すぎます。

 結局、わたしは大尉の厳命に背く形と、下品な爆笑を晒し続けたあげく――


 ――はぁ……また失禁とは、上も下もだらしなく緩みきっていますね、伍長。


 またも笑いながら漏らしてしまう部下の痴態にため息を吐きながら、大尉はわたしの飛び散る涎が振りかかるほどまで、その綺麗な尊顔を近づかさせ――


「仕方ありません。私が直々にそのだらしない性根を叩きなおしてあげましょう。もちろん、あなたの大好きな――」


 大尉はそ淡々と言い放ち、ピンピンに勃っている私の乳首を摘まみ上げていた指先を手放すと……これ見よがしにローションをたっぷりと塗りつけ、私のわき腹に触れる寸前まで持っていきます。


「往生際が悪いですよ伍長。上官直々の調教……有難く噛みしめなさい」


 笑い狂いながらも、血走った眼を限界まで見開き……命乞いを泣き叫び上げる、必死な形相のわたし……。

 そんな部下を冷たい眼差しで見下しながら、妖しく濡れ光る指先をくねくねと蠢かせ――

「んへあっっ!! ん゛っきゅっっうぅうぅうッ!!」


 本当はもっと愉しみたかったのに……。

 淫らな妄想に昂る情欲を抑えきれず、わたし自身変だと思う……癖のある嬌声を上げながら、絶頂に達してしまいます。


「う゛ひぁっっ!! ひっ!! きゅうぅぅぅうッ!!」


 テッシュで抑えようとしましたが……握力が上手く入らず――

 お腹からうねり上がる快楽の震えに翻弄されるがまま、腰をガクつかせ盛大と吹き上げる愛液でベットのシーツを濡れ汚してしまいます……。


「ひっ…ひっっ! うへっ……あ゛あぁあぁあ……っ」


 そして結局……何もかも捨て鉢の思考放棄と……枕をきつく抱き絞めながら、ただただ絶頂の余韻に耽浸る……最近はいつもの……だらしない自慰のパターンに陥ってしまっています。


「はぁっ…はぁぁ……ふぅっ……」


 溢れる涙で滲んだ視界、ぼんやりとした天井の照明をぼーっと眺めてるうち……ようやく発情状態から素面の理性が舞い戻ってきました。

 

「はぁっ……」


 ホテルのベットなのに……くしゃくしゃになったシーツは……汗やら涎やら、何やらで……濡れ染みがすごいことになってしまっています……。

 最近、異様なまでに気持ちの良い自慰の分……この惨状極まるベットの様子に、反動とものすごい自己嫌悪に気が沈みそうですが……


「んぅっ……」


 身体つきは全然アレなのに……性欲だけは人一倍……。

 あの淫猥な体験から……それがより顕著となってしまったのか――


「くっ……ふっ……」


 未練がましく、柄にじっとり手汗つく筆を持ち、火照った耳へこそこそと毛先を這わせていると……再び……いえ、先ほど以上の情欲が……お腹の底からふつふつと沸き上がっていきます。

 しかも……この日本国にいる間ほとんど一緒だし……帰りの飛行機なんて隣の席だし……という保身に塗れた罪悪感で、しないでおこうと――

 すごくしたいけど……しないでおこうと自制していた……ある欲求がどうしても抑えきれず――


『びゃう゛ははははははははははははははッ!!! くっっくしゅぐったいぃいいっぃいぃいいいいぃいッ!!! くしゅぐったひぃいいいいいいいいいぃいいいぃいいいいッ!!!』


 大尉曰く、屈辱の深傷……わたしたちの出演作品――

 その海賊版の動画流すスマホから聞こえるのは、マリア大尉の……なんとも下品なけたたましい笑い声……。


『うぎゃははははははははははははははははははッ!!! じっじぬうぅううぅうううううッ!!! くしゅぶっびゃいぃいいいいいいいいいいいいいいぃいいッ!!!』

「はっ…はあぁ……た、大尉ぃ……」


 わたしの……わたしの腋こちょに負け、泣き乞い許し乞い……『くすぐったくて死んじゃう』……そんな可愛すぎる弱音のオンパレードを叫び上げ笑い狂ってしまっているマリア大尉……。


『う゛へひひひひひひひひひひひッ!!! ぎゃへはははははははははははははははははははははははははッ!!!』

「あぁ……部下の見てる前で、情けなさ過ぎです……大尉……」


 本人の前では決して言えない台詞を、震え開く唇から漏らした途端、子宮の伸縮はより一段上昇と昂り始め、気が付くとわたしはぬるぬると滑り良いアソコヘ再び指先を這わせていました。

 愛用してる筆もいっしょに……そう思いましたが、それは不要なことに気づきます。

 なぜなら――


『きっっきゃあぁああああああああああああああああぁああああッ!!! きゃーーーーーーーーーっはははははははははははははははははははははッ!!!』

「くっ…ひひっ! くはっ…はぁっ!」


 映像の中、わたしの腋こちょにまるで耐え切れず、手首に巻かれたゴムバンドを引き千切るかのような勢いで、じたばた暴れ引っ張り下げようとする大尉。

 そんなよわよわな腋下を、閉じたくて……守りたくて仕方のない……大尉の必死すぎる悶絶の挙動に釣られ――

 

『ゆ゛っっゆるじでぇえええええええへへへへへへへへッ!!! ぎゃあああぁあああははははははははははははははははははははははッ!!!』

「うひっ……ひひぃいっ」


 思わず腋や脇腹にむずむずとしたものが込み上げてきてしまい、反射的に腕をぎゅっと縮み込ませ守ろうとしてしまいます。


『あ゛っっあ゛ああぁあああぁあーーーーーーーッ!!! ぎゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははッ!!!』

「ふはっ……はひゃあっ!」


 自分がくすぐられてるわけでもないのに、他人がされるのを見るとついこそばゆくなってきてしまう……。

 その摩訶不思議な生理反応に惑わされ、なかなか思うよう手淫に耽れません。

 けど――


「ふぅっ……はっ……あひぁっ…んぁっ」


 そんな邪魔すらも、留まることを知らないわたしの情欲を燃え盛らせる燃料となってしまっています。

 ……だってこんな――


『んきゃぁあああああああああああぁああぁあああッ!!! ぎゃっっぎゃああぁああああははははははははははははははははははははッ!!!』

「あぁぁ……た、大尉ぃ……かわいい……」


 わたしのペニスバンドの責めに見事にアクメ負けした挙句、くすぐり犯される大尉の見目麗しさに、思わず恍惚とした声が漏れ出てしまいます。


『ぶぎゃひひひひひひひひひッ!!! びゃひゃあぁああああぁあっ!!! びゅあぶあぁあああぁああああぁああああぁあああッ!!!』

「どれだけ……こちょこちょ弱いんですか大尉……子供でもこんなくすぐったがりな人……なかなかいませんよ……」


 そんなわたしの垂涎とした蔑みも、映像の中の大尉に届くはずもなく――

『はぁっ…はあぁっ! くぅっ…あぁああっ!』


 筆の軽いこちょこちょで早くも限界の陰りと――

 敵前で屈辱と唇を嚙みしめながらも……エッチでかっこいい肢体をくねくねと淫らに揺らしてしまう大尉……。

『きっっきゃあぁああああああああああああああああぁああああッ!!! きゃーーーーーーーーーっはははははははははははははははははははははッ!!!』


 部下の……わたしの腋こちょで、あっさり攻落と大口を開け笑い狂ってしまう大尉……。

『んぁっ……はぁっ……んぅぅうぅ……』


 くすぐられるのが嫌すぎて……敵の言い成りと、まるで猫のようわたしのアソコを必死にぺろぺろと舐め上げている大尉……。

『あびゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! ぎゃっっぎゃひぃいぃぃいいいいいいいいいいいいいいッ!!!』


 わたしのペニバンに犯されイキ狂いながら、容赦ない追撃のくすぐり責めで爆笑とアクメを何度も繰り返す、敵の見世物……玩具と成り果ててしまっている大尉……。

『お゛っっお゛じこおぉおおおおおおおおおおおぉおおッ!!! ん゛きゃあ゛あぁあああははははははははははッ!!! ごべえぇええぇひひひひひひひひひッ!!!』

 

 漏らすとより罰がきつくなるのに……。

 絶え間ないくすぐり責めで、すっかりアソコを引き締める力がゆるゆるになってしまい――

 盛大とおしっこを吹き上げながら大笑いしてる……みっともない大尉。

『いや゛ああああああぁああああああああああああッ!!! ぎゃひゃぁあああははっははははははははははははははッ!!!』

 

 壁に阻まれ見えないお尻や足裏を好き放題こちょこちょと弄ばれ、涙目になりながらも、そのあとの本格的な責め苦で、結局……大間抜けな弛緩の笑顔と強制的に変えられていく――

 そんな、くすぐりを前にはまるで無力なことを、これでもかという痴態で証明してしまっているマリア大尉……。


「はぁっ……はひぁぁっ♡」


 どれが一番なんて……とても決められない。

 そんなあまりのくすぐりにザコザコな大尉の可愛らしい御姿に……理性の輪郭はとろとろに溶け……手淫の激しさはより乱れはしたないものになってしまいます。

 そんなアソコから粘ついた水音をかき鳴らしていると、次第にどろどろ溢れ出してきてしまうのは、決して許されない、けどあきらめと割り切ることのできない……ある願望……。


『あ゛っっあ゛ああぁあああぁあーーーーーーーッ!!! ぎゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははッ!!!』

「あぁ……大尉……くすぐりたい……」


 あのとき……鮮烈すぎて、まだ何も知らなくて……まったく堪能できなかった。

 その後悔の念は日を追うごとに増大と……もう心の中に押し留めることすら困難になっており――


『ぎゃへはははははははははははははッ!!! お゛っっお゛ねがひぃいいいいいいいいいいいいいいいいぃいいいいいッ!!! も゛っっも゛お゛ぉおぉおおおおぉおおおおおぉおッ!!!』

「あぁ……も、漏らすまでくすぐりたいぃ……っ! 泣いちゃうまで……腋をこちょして…苛めたいぃ……っ」


 フィジカルテストでも男たちに全く引けを取らず、わたしの唯一の自身だった語学という分野でも、あっさり天狗の鼻叩き折るほどに頭脳明晰で――

 才色兼備、人望の厚さ……そんな天は二物も三物も分け与えてしまった完全無欠のマリア大尉……

 でもくすぐりだけは……とっても弱い……。

 身体の自由を奪い、とくに弱い腋下をこちょこちょしようものなら、簡単に心折れてしまい、見っとも無く大笑いと取り乱しながら、相手の言いなりと果ててしまう……。


 そんな……幸せすぎる真実の甘さに……わたしの身体はとても耐え切れず――


「あっ…あ゛っっ……きゅう゛ううぅううっっ!!」


 一回目を上回る盛大な絶頂にまたしてもテッシュ間に合わず、大量の愛液をベットの上に吹き散らしてしまいます。


「ふぎっ……はぇっ……はぁぁぁっ♡ うあ゛ぁ゛っ……はひぁぁぁ……っ♡♡」


 枕に顔を埋めながら、まるで蛙のよう、がに股と脚を広げながら、子宮の伸縮の衝動にお尻をガクガクと跳ね上げてしまう……

 そんな……人にはとても見せられない間抜けな挙動を繰り返しながら――


「ぅ……あっ――」


 数分間の半気絶状態から……のろのろと気だるげと意識を起していきます……。


「……シャワー……」


 想像以上にぐったりと疲弊した重々しい身体をよろつかせ、わたしはベットからお尻を浮き立たせますが……


「……あぁ……っ」


 ベットの外……カーペットまで飛び散る自分のやらかし具合に、思わず項垂れてしまいます。


「はぁぁ……もう……」


 多分……わたしがこの世界で一番気持ちいい自慰をしている……そう大言できるほどの快感。

 本当に自業自得ですが――

 その反比例の代償という……賢者タイムをずっしりこの身と心に背負いながら、素っ裸で膝を床につけ正座状態のまま、自分のやらかし後を処理する姿は……なかなかにしんどいものがあります……。


「あと……はぁぁ……」


 とても無視できない……

 欲望垂れ流しという残り香に項垂れながら、消臭的なものを買いに行くため、近隣のコンビニやドラックストアをグーグルマップで調べていきます。

 しかし――


「…………結構、近いんだ」


 その流れでつい調べ見てしまう……とある風俗店。


「……………………」


 世界初にして最大規模――

 未だ新規店の追随を許さないくすぐり専門風俗店……『ミルキーウェイ』

 シャワー前に少しだけ覗くつもりでしたが、まるで洗脳と、異様なまで引き込まれるピンク色の字体や煽り文句に、つい店のHPだけでなく……SNSの評判までも読み耽ってしまいます。


「…………わりとお高めなんだよね」


 そう自分に自制促と言い聞かせるも――

 だから絶対行きたくない……なんて言いきれるのなら……今ここで素っ裸のままスマホなど弄ってはいません……。

 来日するにあたり、秋葉原の電気ショップやアニメの聖地巡礼など、とても唆りましたが……必然、一番興味惹かれてしまうのは、やはりここでした……。

 いえ、より正確にいうのなら――


「うぁ……これ――」


 とあるユーチューバーの投稿動画で、水着姿の若い女性が二人――

 貼りつけの拘束状態で向かい合わせとなり、同じく二人の風俗嬢からそれぞれ執拗なまでのくすぐり責めを受けています。

 

「くっ……ふくっ……」


 込み上げるこそばゆさに身体をもじつかせながら、五日間……あの拷問を受け続けた身として……確信と分かってしまいます。

 これ……ガチでやばいくすぐったいやつだ……と――

 

「うひっ…はっ、はぁっ……」


 その証拠にユーチューバーの女性たちは、顔を真っ赤にさせながら、涎や鼻水を垂れ流しと間抜け面をお互いに晒し合う……見るも無残な狂乱の笑い悶えを繰り広げてしまっています。

 しまいには、急に身体の下半分、下半身がモザイクで覆われ、音声が途切れ消えたことから推測するに……

 どうやらどちらかが、プロのテクニックに耐え切れず失禁を犯してしまったようです。

 この運営のお気に入りと、なぜか削除されない動画ではネタとして扱われていますが、実際の正しい用法は――


 ――二人で同じ阿鼻叫喚のくすぐり地獄を乗り越え、互いの愛を深め合おう! カップル専用、こちょこちょ同時マゾ責めコース!


 ……という、なかなかにぶっ飛んだコースです。

 けれど――


『ごびぇっひゃあ゛ああぁあああああああああぁああああッ!!! お゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!』


 あまりのくすぐったさに耐え切れず、無様な痴態の極みと爆笑悶絶を晒す大尉を、触れるか触れないかの超至近距離で……間近と拝みながら――


『ごぶぇん゛な゛ひゃい゛いいぃいいいいいいいいいいいぃいいッ!!! ぎゃへははははははははははははははははははははははははッ!!!』


 大尉と同じ苦悶を共有しながら……負けず劣らずのみっともない笑い狂いを大尉の前で晒し……見せつけ合う――


「なに……その……楽園――」


 再びわたしたちの出演作品をスマホで流しながら、つい……そのような本音が恍惚とだだ漏れてしまっています。


「………………」


 二回もイったくせに……

 またしても昂ってきてしまう情欲のせいで、変に強気となっているのか――

 最近ようやくIDを聞くことができた、大尉との共有LINE。

 そこへ打ち込むメッセージは、くすぐり専門風俗店……『ミルキーウェイ』のホームページ、そのURL――

 そして下の欄には、ここへ一緒に行きませんか? という誘引――


「うぅ……」


 ……もちろん、自分の煩悩をそのままドスレートに伝えることなど出来るはずもなく……

 

 このまま敗北したものから目を背け続けることは、誇り高きエスピリド部隊の一員としての矜持に――

 常備不懈。少しでも耐性をつけるために、ここで特訓を――

 

 などなど……。

 もうなんか白々しすぎて、あまりの白光さに目が焼けてしまうのでは……といった嘘八百なことをつらつら書き綴ったメッセージ。

 えぇ……つらつらスムーズに書き込めるくらい、来日が決まって以来ずっとこの誘い文句を、書いては消して書いては消しとと繰り返してました。


「大尉……こーいうの異常に疎いし……勘ぐられないよね……」


 今日の講義の依頼を受任したことだってそうだし……と――

 失礼ながらわりと当たってることを心底思いながらも……最後の一線を越える、書き綴ったメッセージを送れません。


「………………」


 頭の中に思い浮かぶのは、学校での講義依頼の前日――

 大尉といっしょに赴いた東京観光。

 なにか年代的に思うところがあるのか……お寺の常香炉を一心不乱と浴び、めっちゃ咳き込んでいた大尉。

 薄給なわたしに気遣い、お寿司や鰻などいろいろお高いものを「私が食べたいので付き合ってください」とスマートに奢ってくれた大尉。

 秋葉原のスタジオクラウンで、わたしが強引と拝み推し薦めたセーラーマーキュリーのコスプレを恥ずかしそうに着てくれた大尉。

 吊り橋効果……雨降って地固まる……というわけでもないですが――

 あの日の拷問されて受けて以来……同じ苦境を経験した者同士からか、前よりはかなり距離感が近しくなり、こうして時間が合えばプライベートで一遊びに行くような仲になりました。

 しかしそれが……わたしの軽率な行動一つにより、全て台無しと元に……いえ、マイナスにでもなりようものなら……そう考えると――


「…………っ」


 今までの人生の中で類を見ない、ハイリスクハイリターン過ぎる選択。

 そんなものを前に……結局わたしは今日も日和の保留と、メッセージ送らずLINEを閉じ……ようとした矢先――


「ぴぃっ!?」


 なにかのアプリの更新を知らせるアラームが鳴り響き、思わずスマホ持つ手をぐっと握り締めてしまいます。

 その結果――


「あ゛っ……あ゛ぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?!?」


 メッセージ欄の一番下に表示されるのは……今はより身に染みて感じてしまう……わたしの欲望だだ漏れ……なものを必死と隠そうしている……色々とこすい件のお誘い文句……。

 しかも間が悪いことに――


「き……既読ついちゃった……」


 混乱のあまり、素っ裸のまま立ち眩みを起しベットへ倒れ込む――

 そんなわたしを余所に、チャット欄には『書き込む中……』という、なんとも圧のあるものが……表示されています……。


「あ……あぁっ、どーしよ! どーしよぉぉっ!!」


 今は神のみぞしる……なのですが――

 良いにせよ悪いにせよ……わたしの人生最大の転機は今ここにある。

 けれど今、そんなことを冷静に俯瞰できるわけもなく――

 わたしはぐちゃぐちゃになったシーツの皺を深めるよう、ただただベットの上で狂乱ともんどり返っていることしかできませんでした。




 女軍人くすぐり拷問白書(アイシャ編) 了









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Comments

是非ミルキーウェイ編も……!!

NTCY

続きが気になりすぎます!!

ナオズミ


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