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隠密見習い少女の不運another

「うぁぁぁっ…………!!!」 あやめの脳裏に、最後通告が響く。 それはきゅんと疼く膀胱の、ひくひくと引き攣る括約筋の…… 我慢の限界を告げる、身体の悲鳴。 それを聴いた瞬間、あやめは部屋の隅に向かって駆け出した。そこにあるのは、膝上くらいまである蓋付きの大きな壺。 我慢の限界を迎えた彼女は、とうとう事前調査もなくそこでの解放を決めたのだ。 陶器の蓋を乱暴に放り投げ、スカートを捲り下着を膝下までずり下ろし、ほのかに湿った少女の花園を露わにする。その瞬間。 ずでえええええん!! 「ふぎゅううぅぅぅぅっっっ……!!」 慌てるあまり脚をもつれさせ、盛大に転んでしまう。 腕を壺について支えようとするも、勢いのせいか壺が割れてしまう。 結果として支えを失った身体はそのまま床に叩きつけられ、衝撃が膀胱を波立たせる。 ぎゅうぎゅうと股間を押さえ付け、やっとの思いで噴出を抑え込んだが、しかし用を足そうとした壺はもう跡形もない。 どうしようと跡を見やると、壺の影からカードリーダーのようなものが姿を表した。 (あれ、カードって……) そしてそれに使えそうなカードを、あやめは持っている。 もしかするとヒントに繋がるかもしれないと、そのカードを通してみる。すると…… ピンポーン! 「……へ?」 なんと、電子ロックの施された扉が軽快な音とともに開かれたのだ。 電子ロックの解除にパスワードもタブレットも関係がないという事実に拍子抜けするも、しかし彼女にそんな時間はない。 「ト、トイレ、といれぇぇっ!!」 慌てふためき、トイレに向かって駆け出した。 扉を開いたその先に、何があるのかを知る由もなく。 「待っていましたよ、猿飛さん。さあ席につきなさい」 「えっ…………」 開いた扉の先には、授業が始まったばかりの教室があった。 目の前にいるのは、あやめの帰りを待っていた 四限目担当の教師。 試験を終えたあやめの開いた扉の先にあるのは、待ちわびていたトイレなどではなく、さらなる試練だった。 「あっ、あの、先生!わたし、そのっ……!えと、といれ……に……いきたい……です……」 しかしもう我慢限界の彼女に、授業など受けていられるはずはない。恥ずかしさに火を噴きそうになりながら、教師に尿意を伝える。 「なりません。忍びとして要求される能力とは、いかなる事態にも冷静な対応をできることなのですから」 「予め困難を予測し、その打開のため手を打っておくことが大事なのです。トイレに関することであるなら、例えば前もっておむつを穿くなどいくらでも対策がとれたはず。抜き打ち試験というのは、そうした能力をも見ているのですよ」 「で、でも……!」 教師の言うことは確かに、諜報員としては非常に正しい。普通の学校であれば虐待と呼べるほどに厳しいものではあれど、諜報員を育てる学校であればそうとも言いきれない。 ここがもし敵地であったなら、尿意が限界であるなど言い訳にもならないのだから。 それでもまだこの学校に来て一年と経っていないあやめにとって厳しすぎるものであるのは事実であり、思わず口ごたえをする彼女を教師は指先ひとつで制した。 指で時間割を指し示し、そこにある文字を読ませる。 五限目の授業、その名は忍び。 忍者のなんたるか、その心構えを説く授業である。 「答えなさい、猿飛さん。忍びとはなんです?」 「し、しのび、とはっ……たえしのぶ、もの、ですっ……!」 「そう、読んで字のごとくです。そんな忍びになろうという貴女が、生理現象のひとつも忍耐できないようでどうしますか。前もって準備もしない、耐えもしない、それを忍者と呼べますか?」 「耐えられる自信がないのなら、それを創意工夫で補う。それは推奨されることです。しかしそれさえもせず何が隠密ですか、忍びですか」 「う、うぅっ……!」 「三度は言いません。席につきなさい」 「……わ、かり……ました……」 そして限界の少女は、50分の束縛を甘受する。 再び上げた下着をきつく押さえ付け、吹きこぼれそうな尿意に耐えながら。 _________ 五限目が始まってから15分。 我慢の限界を迎えて壺に放尿しようとしてから、それだけの時間おあずけされたあやめの様子は、もはや目も当てられない状態になっていた。 背筋を伸ばす余力もなく机に突っ伏し、両手を音がするほど強く出口に押し付ける。隠すことも叶わぬあからさまな我慢のしぐさ。 そんな彼女の姿を、クラス内の男女を問わず多くの生徒が注視していた。 もしかしたら本当に、教室が水浸しになるかもしれない。 そのような緊張感にも似た雰囲気がクラスに漂う。 好奇と心配が入り交じる視線に気づくこともなく、あやめは極限の戦いを繰り広げる。 「ではこの問題を……猿飛さん、解いてみなさい」 だがその極限状態を知ってか知らずか、教師は無情にも指名をしてきたのだ。 あやめの机をこんこんと叩いて、助けを求めるように潤む彼女の瞳を見据えながら。 立ったら出ちゃうと、無言で訴える少女の眼を見据えながら。 「あ……、あっ……!」 びじゅうううぅっ!!じゅっ、ぶじゅぅぅっ!じゅじゅ……! しかしそれでも、指名されたら立ち上がるしかない。 濡れた布を絞るような音があやめの下半身から響き、椅子の天板に水流が打ち付けられる。 誰から見てもわかる「おもらし」を披露しながらも、しかしあやめは渾身の力でどうにか決壊だけは食い止めた。 ガクガクと膝を震わせながら、覚束無い足取りで黒板へと進んでいく。 けれどもう、それが限界だった。立ち上がり、前に出るのがやっとで問題を考える余裕など少しもない。 (でる、でるでるでる、でちゃう、おしっこ……おしっこ、もれちゃうぅぅぅ……!!) 「どうしたのです猿飛さん、早く答えなさい」 「はっ……!ひ……はひゅっ……!」 「わからないのならそう言いなさい。わからないのですか?わかるのですか?どちらなのですか?」 「……め……なしゃ……!ごめ……なさ……ぃ……!わか……ない……れす……」 やっとの思いで言葉を絞り出し、呆れたようにため息をつく教師に見送られながらあやめは再び席についた。 教室中に恥を晒した事実を感じる余裕さえもなく、あやめと尿意との戦いはまだ続く。 _________ キーンコーンカーンコーン…… 学校中に鳴り響くチャイムの音。授業終了を知らせる音が響き渡る。 全生徒が授業という名の拘束から解かれる中、一人の少女が必死の形相で駆け出していた。 「あやめちゃんっ!あやめちゃん、大丈夫!?」 それは動画のコメントでもあやめのことを心配してくれていた少女。彼女は授業中もあやめを気にかけていて、休憩になったらすぐ助けに行こうとしていたのだ。 しかし、そんな彼女が見たあやめの姿は…… 「あ、あ……、あっ……!」 光の宿らない瞳で虚空を仰ぎ、意味を成さない喘ぎを漏らす、余りにも悲壮な姿。 どこから見ても大丈夫ではない有様を見て、少女は大声を張り上げた。 「み、みんなありったけのタオル持ってきて!あと男子は出てけ!!!」 その声を聞いたクラスの女子たちは、すぐさま行動を起こした。 かばんからあるだけのタオルを引きずり出し、文句たらたらの男子たちを金的など暴力を以て追い出す。究極的な連携プレー。 その中心となる少女は山のように積まれたタオルを受け取ると、座るあやめの身体を優しく抱き起こした。 立たせた瞬間顕になる、椅子の上の惨状。じっとりとスカートの尻部分が重く変色し、天板どころか椅子の下までも水溜まりが広がっている。 「がんばったね、あやめちゃん。……もう、いいよ。我慢しなくて」 立たせたあやめの下半身に丸めたタオルを宛てがい、少女は優しく語りかける。 もう我慢しなくていい。その言葉を聞いた瞬間、堰を切ったように我慢していたものが溢れ出した。 びゅじゅじゅじゅじゅっ!!ぶじゅうううぅぅぅぅぅぅ!!じゅぅいいいいいぃぃーーーーー!!! もはや吸水能力の一切を失った下着から、熱いおしっこが解き放たれる。 凄まじい勢いで瞬く間に最初のタオルをぐしょぐしょにすると、すぐさまその次が宛てがわれる。 助けてくれた少女の両手をも薄黄色の濁流に塗れさせながら、我慢に我慢を重ねたものを解き放つ。 ぶじょおおおぉぉおおおぉぉーーーー!!! 「あ……!ああぁ……!」 「……すごいね、いっぱい我慢したんだね、あやめちゃん……」 びりびりと出口を痺れさす温かな水流の感触、みるみるうちに萎んでいくお腹の感覚、それらが合わさって生まれるえも言われぬ快感に身を委ねる。 だらしなく顔を綻ばせながら、何枚ものタオルを黄色く浸水させていく。 何度も何度もタオルを入れ替えて、山のようなタオルもその7割ほどが濡れタオルに変じてようやく、あやめの放尿は収まりを見せた。 「あ……はぁぁ……♡」 「いっぱい出たね……もう大丈夫かな?」 「ん……っ♡」 じゅっ、じゅじゅっ! 膀胱の中身をすべて押し出すように、本格的な放尿の後も断続的に尿を絞り出す。 これを何度も繰り返して、これだけで数枚のタオルを浸水させた。 結果として20枚以上のタオルをおしっこ塗れにして、あやめの放尿は完全に止まるのだった。 その後、しばらくは放心状態だったあやめを女子たちはずっと見守り続け、その間男子たちは教室に戻れないまま居続けるのだった。 その後、あやめのぐしょぐしょの下着と下半身の世話までもその女子がしてくれる事となった。 さすがにそこまで面倒を見られるのは申し訳ないし、恥ずかしさもあったが、爽やかに笑いながら善意を向けられては断れなかった。 「ご、ごめんね、何から何まで……」 「いいよいいよ、気にしないで!同じクラスの友だちなんだから!……っと、次はここを拭くからね」 そう言ってその少女は、あやめの濡れた下着へ手を伸ばす。 「うぇ!?いっ、いいよそこは!自分でできるから!」 「だめだよ!ちゃんと拭ききれなったらかぶれたりするんだから、私に任せて?」 「で、でも、はずかし……!」 「大丈夫!あやめちゃんのなら汚くないから!」 濡れて張り付く下着をずるりと下ろし、露になった薄い茂みをていねいに拭き取っていく。 こしこしと優しく、羽毛が割れ目をなぞる感触に身震いしてしまう。 「ひゃうぅ……!」 羽毛越しに感じる指の感触。それがぐりぐりと秘所を押し付けてくる。 心なしか鼻息が荒く感じられる女子に、あやめはその身体のアフターケアをされるのだ。 「隅々まで、ちゃんと拭かなきゃだめだよ?あやめちゃん……」 いつしかその身体を抱き抱えられ、くにゅくにゅと割れ目を弄ばれながら……あやめはその隅々までをも拭き取られ続けるのだった。 なお、あやめの尿が染み付いたタオルはあやめが回収して新しいものを配るという形で落ち着いたが……部屋に戻るとそのタオルが跡形もなくなる怪現象に見舞われた。 犯人の手がかりがないことと、こんなことを誰にも言えないため事件は迷宮入りとなった。 あやめの尿がたっぷり染みた無数のタオル。その行き先は誰にもわからない。


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