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閻魔珍棒玩弄〜四季映姫の悔悟の棒♂がたいへんなことになる話〜

地獄 是非曲直庁 死者を裁く閻魔の寝室で、ひとりの閻魔が目を覚ました。 いつものように寝間着から着替えて、いつものように用足しをしようと厠に向かう。 しかしその時、彼女は異変に気づいた。 用足しをするため露にした己の下半身に、あるはずのないモノが有ったのだ。 「なん……ですか、これは……!」 それは冷静沈着にして敏腕なる閻魔、四季映姫ヤマザナドゥをして驚愕を隠せない代物。 股間に屹立する、大層立派な男根だった。 こんなものを目にしてまず考えるのは、なぜこんなものがあるのかということ。 呪いにしろ妖術にしろ、閻魔ほどの格を持つ存在に対してそれを可能とする者はさほど多くない。 高位の神格か最上位クラスの大妖怪。そして彼女の上司にあたる十王。しかしこれらの存在が映姫を狙う理由が思い当たらない。 (いや、まず考えるべきは誰がやったかではなく……これをどうするか、ですね) (呪いであれ術であれ、後付けのものである以上なんらかの解呪法があるはず……それを見つけねば) (力で引き抜く……というのは論外としてあとはお祓い、術者の撃破といったところですか。いや、あるいはこれが男性器である以上……) 「……っ!?何を考えているのですか、私は……!」 ついてしまった男性器を外す方法について考えるうち、ある方法に思い至るがそれは彼女にとって到底容認できるものではない。 まさか人の人生を評価し、死後の行き先を審判すべき閻魔が、そのような。 しかしその方法を思い浮かべた瞬間、異様なほど胸が高鳴ってしまった自分を映姫は恥じた。そのようなことが断じてあってはならないと。 (そうです。このようなモノ……付いていたところでどうということは) ちょん…… 「ひぅっ……!」 しかしその肉の棒は、彼女を嘲笑うように過敏な代物だった。 軽く触れただけで声を漏らしてしまうほどに。 もしもこのまま服を着て、歩き回りなどしたら。 露出した亀頭を、布地で擦られたりしたら。 (そのようなこと、あるはずがない……!平常心、平常心です……!) 己に言い聞かせながら、四季映姫は自分の職場である裁判所へ向かっていった。 この後の自分に待ち受ける運命を知る由もなく。 _________ (やはりどうということはありませんでしたね。布地に擦れる感覚は確かに少しこそばゆいですが、煮えた銅を飲むことと比べればこの程度……) その日の夜、映姫は何事もなく床に就いていた。 彼女の日課である煮え立つ銅を飲み込む苦しみに耐えることと比べれば、男性器の快感に耐える程度はどうということもない。 それは最初のうちはその通りだった。 だがそれから時を重ねて2週間ほど経つとまた事情が変わってくる。 自室で朝を迎えた映姫の顔からはいつもの冷静さがなく、紅潮した頬に欲情を滲ませていた。 (お、おか……しい……!いくら呪いでこのようなものが付いたとはいえ、この私が……こうも昂るなど……!) 寝間着を押し上げ痛々しく勃起するそれの齎す感触に腰を引きながら、映姫は朝の用足しのため厠へと向かう。 用足しのため下着を下ろすと、ぶるんと揺れながら巨大な逸物が姿を表した。 股間から聳えてへその辺りまで屹立する、血管浮き出る男性器。先端から粘つく液体までをも垂らすそれに、映姫の視線は釘付けられていた。 (こ、こんなに……大きく……!や、やはり1度鎮めたほうが……) 「……っ、なにを馬鹿な……!姦淫を自ら望むなど、恥を知りなさい……!」 内心で湧き出る感情を振り切り、映姫は今日も裁判の場に出廷していった。 だがその裁判の場で、彼女は己と闘う羽目になる。 鎮めていないがゆえに募ったものは裁判の最中も映姫を蝕み、衣擦れする感触をもはや堪え切ることができなくなってきていた。 (う、動く……度に、擦れて……!きもち……) (い、いや違う……不快です……!) それを気持ちいいと感じてしまっていることももはや自明で、内心それを否定するも、それが無理やりでしかないのは自分自身でもわかっている。 それでも責任ある閻魔として、意地でもそれを認めない。映姫はそういう性格だった。 『四季映姫ヤマザナドゥ、判決を』 「……え?」 そんな折、唐突に死神から声をかけられて思わず聞き返してしまう。 自分との闘いに精一杯で、裁判のことがすっかり抜け落ちていたのだ。 正直なにも聞いていないし覚えていないが、しかしこのような状態で裁判に臨んでいたなどあってはならない。 あくまで毅然とした閻魔の対応をしなくては、皆に示しがつかない。 帳簿に記された渡し賃の額から相手の生前の行いを想定し、判決を言い渡す。 「地獄行きです。速やかに連れていきなさい」 二束三文の渡し賃。すなわち被告の生前は悪党であると断定。判決は地獄行きである。 ひとまず急場は凌げたが、しかし裁判は1回だけで終わりではない。 裁判長である以上これを一日に何度も、毎日繰り返さなくてはならないのだ。 今一度自分を戒めなおし、映姫は裁判へと臨む。 下半身で存在を主張するものに、敗けてなどいられないと。 それから数日、四季映姫は裁判の時間に全力を注ぎ、なんとか日々の職務をこなした。 部屋に着くなり下半身裸となり、衣擦れが起きないよう苦肉の策を講じてでも、ふたなり化した自分を抑え込むべく粉骨砕身の努力をして。 しかしそれでも、時間と共に募る性欲が努力を上回ろうとしていた。 「……じ、地獄行きです。連れていきなさい……!」 『……もう一度確認します。この者はかなりの渡し賃を収めていますが、地獄行きですか?』 「地獄行きだと言っているでしょう……!はやく連れ出しなさい……!」 部屋にいる間は服を脱ぐことで抑えられる衣擦れも、裁判の間はどうしようもない。 そして生えてから3週間もの時を重ねて募った感情が、もう映姫に正常な判断を許してくれない。 ふとした拍子に暴発しそうなそれをなだめるのに必死で、裁判どころではないのだ。それが閻魔として最低の行いであることにも気づけないほど彼女は憔悴していた。 「ふむ……?何か変だな、ここしばらくの四季さま……」 そしてその映姫の様子は、彼女と親しい死神の目にも留まってしまった。 この事が映姫の運命を大きく変えていくことになる。 「……ちょっと様子を見てみようか」 そう言って、豊満な身体の死神は映姫の部屋に向かっていった。 そこでその死神、小野塚小町が見たものは…… コン コン 「四季さまー、入りますよー」 「こ、こまち……?ダメです!今入るのはなりませ……」 ガチャ…… 「え……」 扉を開けた小町の目に飛び込んできたのは、顔を赤くして荒い息を吐く上司の姿と……いきり立つグロテスクな肉棒だった。 トロトロと先走りを垂らすそれを見た瞬間、小町は大方の事情を察した。 何らかの理由でいきなりそれが生えたであろうことと、それが映姫にとって不本意であること。 そしてこれこそ、彼女の様子がおかしい原因であると。 「へえー、四季さまこんなの生えてたんですねえー」 「は、入ってくるなと言ったでしょう!ち、近づいては……っ」 「まあいいじゃないですかそのくらい。いい加減な裁判するよりよっぽどましですよ?」 「ぐっ……」 「ていうか四季さま、まさかこれのせいで適当なことをしたとか……ないですよね?みんなの範たる閻魔様ともあろうお方が……」 「と、当然です……!私はいつも公平公正に……だから離れ……」 「ですよねえ。四季さまはちんぽになんか負けないですよね。それじゃあ……確かめさせてもらいますね」 「な、なに……ひあぁっ!?」 映姫が本当に何ともないのか確かめるために、小町はそれの先端を優しく手で包み込んだ。 その瞬間、映姫の口から聞いたこともない悲鳴が零れる。 「あっ……、だめ、です……!んぁ、こまちっ……!それ、さわってはぁ……!」 「うっわぁ……四季さまちんぽ弱すぎですよ?軽く触っただけでガマン汁どくどく溢れてるじゃないですか。初めてですよこんな雑魚ちんぽ」 「ち……が……!これ、のろい、でぇ……!」 「呪いでもなんでも、こんなガチガチにしてるのは四季さま自身でしょ?なに誰かのせいにしてるんですか」 小町は愉しげに笑いながら、しおらしく身体を震わせる映姫を言葉で責めていく。 普段の冷徹さが見る影もない彼女を好き勝手にできる快感を覚えながら。 そんな姿をもっと見たくて、小町はビクつくそれを掴んで上下に扱きあげた。 「ひいいぃぃっ!?し、しごくのはぁぁぁ!?」 「あっは!なんですかその声?ちょっと扱いただけでもうダメなんですか?雑魚すぎませんか四季さまのちんぽ」 「あっ、だめ、だめですっ、こまちっ!なにかっ、なにかっ……!のぼって……!」 「え、もう出るんですか?マジで早漏ですね四季さま。雑魚ちんぽもう出るんですか?」 「だ、だめ、だめです……!とめて、もぅ……出る……!」 ぴた…… 「ぇ……」 小町の手によって扱かれ、我慢の限界を迎えようとした瞬間、小町の手は離れていった。 ビクビクと射精し損ねたペニスがわななくのを、小町は笑いながら眺める。そして…… 「な……なんで……」 「射精しなくて済んだ」はずの映姫は、とても残念そうな顔で小町を見ていた。それが何を意味するか気づくこともなく。 「どうしたんですか四季さま?だめだって言うからやめてあげたんじゃないですか。なんでそんな残念そうにしてるんです?もしかして姦淫の罪を犯したかったりします?」 「……っっ!?そ、そんなはずがないでしょう!馬鹿にするのもいい加減にしなさい!」 「ですよねー。四季さまはちんぽになんか負けない。性欲になんか負けないですもんね」 「だから、もっとしても平気ですよね?」 全身から脂汗を吹き出す映姫を、小町はその後も散々嬲り尽くした。 何回、何十回と射精を寸前で止め、精液が降りていくとまた扱く。それを繰り返し。 夜通しいじめ抜かれた映姫は、一睡もできないまま裁判の場に立たされる。 ぐつぐつと滾る情欲に、頭を浮かせたまま。 _________ 「……じ、じごく……いきれす……!はやく、つれていきらさい……!」 『四季映姫ヤマザナドゥ、判決に異論はありませんが……顔が赤いようです。体調が優れませんか?』 「も、もんらいありまひぇん……つぎ、つれてきらさい……!」 それから連日小町は部屋にやって来て、射精寸前で焦らし続けてきた。 そんな日々を続けて1週間が経過した日の裁判は、それはひどいものだった。 思考も滑舌も回らず、ぼやけた頭でひたすら魂を地獄に突き落とすだけ。 裁判の正当率は5割。もはや賭け事に近いものとなっていた。 もう表面上の平静すら取り繕えなくなった映姫の机の下は、押し上げられた服にカウパーが滲む壮絶な状態である。本来ならこの場にいていい状態ではない。 それでも映姫は、意地でもこの場に立つ。閻魔であることが彼女の誇りだから。 映姫はその誇りと意地を貫き通し、辛うじて本日の裁判を無事に終えるのだった。 (やっ……と……終わった……) 「お、待ってましたよ四季さま。今日も四季さまのおちんぽチェック、しましょうか」 部屋に帰った彼女を出迎えるのは、彼女をこうまで追い込んだ原因のひとつである部下の死神。 小町は汗だくの映姫を抱きかかえると、すぐさま下着をずり下ろした。 我慢汁を撒き散らしながら零れでる暴発寸前の巨根が空気に触れ、えも言われぬ開放感をもたらしてくる。 「ああぁあ…………♡」 「今日も頑張りましたねー四季さまのちんぽ。えらいえらい」 「ふぃぃぃいいいっ!!?しゃき、さきっぽこしゅるのはあぁああ!!」 「だめですよ四季さま。そんなだらしない声なんて出したら。まだ負けてないんですよね?淫蕩になんか溺れてないですよね?だったらキリッとしてなくちゃ」 「ああぁりゃめぇぇええ!!?れ゛りゅっ、れ゛ひゃうぅぅぅうう!!!」 軽く亀頭を撫でられるだけですぐ絶頂しそうになり、大声で射精宣言をする映姫。 しかし寸前で手は離れていき、果て損ねた鈴口からごぽりと汁を溢れさせる。 「う゛あぁあぁっ…………!!!」 「おーすごいすごい。耐え切りましたねえさすが四季さまのちんぽ。最初のくそ雑魚が嘘のようです」 「いやー、あたしとしても四季さまに姦淫の罪なんて背負わせたくありませんから、雑魚ちんぽの特訓をして差し上げてましたけど効果てきめん!見違えるほどのつよつよちんぽになりましたね!」 小町の言っていることはまったくのでたらめであり、映姫のペニスは日を追うごとに弱体化してきている。 ただそれを決してイかせないよう、うまくコントロールしているに過ぎない。 小町の目的は冷静沈着たる上司を色狂いにすること。性欲に悶絶する姿を眺めて楽しむことにある。 そして今の四季映姫は…… 「うあぁぁぁうっ!!うぅっ!あううううぅ!!」 「あれ、どうしたんですか四季さま?へこへこと腰を振ったりなんかして……ストレッチですか?」 「う゛ううぅぅううぅぅ…………!!」 普段の姿が見る影もない、まさしく性欲の獣と呼べるほど堕落しきっていた。 情けなく腰を振り乱し、勃起しきったペニスからカウパーを途切れることなく溢れさせ、目を血走らせるほど快楽を求めている。 しかし閻魔としての最後の一線が、映姫に「その言葉」だけは言わせなかった。獣のような唸り声を挙げながらも、それを言葉にすることだけは。 それを小町も理解していた。だから彼女はここで……とどめを刺すことにした。 「……なんて。ストレッチなわけないですよね。なにかして欲しいことがあるんですよね四季さま?なにかあるなら、言ってくれれば手伝いますよ」 「にゃにも……にゃい……!して……ほしく……など……!」 「……ふぅん、そうですか」 小町は欲情しきった映姫のペニスに、優しく息を吹きかけた。 ただ吐息に撫でられただけでびくんと大きく跳ね上がり、先端から白みがかった精液混じりのカウパーを吹き出す。 もはや限界などとうに越した映姫の発情ぶりは、最後の一線さえも過ぎようとしていた。 「ぅぎゅううぅぅぅぅううう…………!!!」 「あはは!かわいい声出すじゃないですか。あの四季さまがこんな唸り声出すなんてびっくりだなあ」 「…………ぃ……です……」 「ん?なにか言いましたか?」 「お……ねがい……です……さ、さわ、さわっ……て……」 「触ってって、何をです?」 そしてとうとう、その高いプライドゆえに引いていた一線を超えてしまった。 限界超過の欲求をたどたどしくも口に出し、小町に伝える。明らかなる敗北の宣言。 「こ、こっ……!これ……!これ……を……」 ぐいぐいと腰を突き出し、いじらしくも最後まで言葉を濁して要求を伝えようとする。 だがそんな有様は、小町の嗜虐心を刺激するだけだった。 「これってなんです?もしかしてこの……おちんぽ、ですか?」 「……っ!…………………………ぅ…………そう……です……」 「四季さま、誰かに頼み事をする時ははっきり言わなくちゃだめですよ。言ってくれない限り触ってあげませんからね」 「ううぅ……!…………ぉ、おねがい……です……!お、おち…………!お、おちん……ぽ……さわって……」 「よく聞こえませんねえ。もっと大きな声でお願いしますよ」 「お、おちんぽ……!おちんぽ、さわって……ください……!」 そしてとうとう、屈辱の敗北宣言を口にしてしまう。それは確かに小町の耳にも届き…… 「ふぅん、そうですか。四季さまにお願いされては仕方ないですね」 「ああ……!」 「扱いてあげますから、思い切り堪能してくださいね」 喜びわななくペニスを右手でそっと掴んだ。 その手にたっぷり、溢れ出たカウパーを塗りたくって。 そして上下にゆっくりと、快楽を味わわせるように扱き始めた。 「あふぁあああああ!!!しょれぇぇ!しょれれすぅううううう!!」 「しこしこ、しこしこ……きもちーですか?四季さま」 「いいっ、いいれすぅぅぅぅ!!もうっ、れましゅうぅぅぅぅ!!」 扱き始めてすぐ、血管浮き立たせるペニスの先端がクパクパと開閉し、その時を迎えようとわななく。 もうあと少しの刺激で、待ちに待ったその時がやってくる。 表情に歓喜の色を浮かばせる映姫だが…… しかしその直前。精道を白濁の液体が満たしたその瞬間、根元を強烈に握りしめられる。 「ふぎぃいいいぃぃぃいいいいいいいぃぃいいいいいいい!!??!」 びくんびくんと激しくのたうつペニスからほんの少しだけ逃れた精液が先端からどろりと溢れ出るもそこで止まり、溜まりに溜まったマグマのようなそれを解放する快感を味わうことは無かった。 「な……んで……っ!なんでっ、なぜっ、なぜですか小町ぃぃぃ!!」 「なんでってそりゃ、あたしは触るとしか言ってませんし?」 「なっ……!」 「それにほら、閻魔様を色に堕落させるなんて一介の死神風情がやったら懲戒どころか地獄行き確定ですし……そんなにイきたければご自分でされたらどうです?」 「あたしとしても後でこっちのせいにされたりしたらたまったもんじゃないですし」 「ぐ……!」 小町の言い分は、もっともだった。その背景にあるものにひとまず目をつぶっても、理屈の正当性はある。 姦淫はとうぜんこの是非曲直庁においても大罪であり、閻魔や死神がそれに溺れれば地獄に堕とされてしまうことも有り得る。 現状それを求めているのは四季映姫だがもし、小町が映姫を射精に導いてしまえば同罪となる可能性はある。 今ならまだペニスが生えてしまった映姫の身体を調べるなどという言い訳もできなくはないが、射精させてしまえばそれもできなくなる。 小町に罪が向くことを避けるには、映姫が自分ですることが1番早いのだ。 しかしそれは、映姫にとってどうしてもできないことであった。 閻魔であることに誇りを持ち、それをアイデンティティとしてきた彼女にとって、閻魔でなくなることは死よりも辛いことなのだ。 過去も今も未来も、すべての自分を否定するに等しいことなのだ。 もしもここで小町が射精させてくれたなら、まだ自分自身に言い訳のしようもあった。小町の言う通りに、小町のせいにしていればよかった。 しかし自分でしてしまえば、それはもう言い逃れのしようもない。十王に裁かれるまでもなく、自分で自分を許せなくなる。 だから映姫には、それだけはできなかった。 小町に屈してもなお、自分を否定することだけはどうしても。 だがそうしなければこの疼きは消えない。この1ヶ月解放を許されなかった、煮えたぎるような射精の欲望は。 それどころか、映姫の禁欲は今に始まったことではない。閻魔となってから数千年、まだ彼女が純然たる「女」であった頃からずっと、映姫はそれを罪として遠ざけてきた。 どんなにその気分が盛り上がった時も、それを罪としてきつく戒め続けて、それを当たり前として。 これまで一度の自慰もしたことがない彼女の抑圧され続けた欲望が、これをきっかけとして表に出たのだとしたら。 ペニスが生えるという事件をきっかけとして表に出てきたのだとしたら、この欲求は果たしてどれほどのものなのか。もしかしたらこれまで1ヶ月も耐えてこられたことが奇跡なのかもしれない。 「うう、う…………!」 映姫は今、挟まれていた。 数千年募り続けた密やかなる欲求の解放と、その数千年の間自分を支え続けてくれたものが崩れてしまう絶望との狭間に。 閻魔としていられなくなる、絶望という最後の最後に現れた一線を前に、映姫はとうとうどちらも選ぶことができなくなった。そして…… 「……っ、く、うぅっ……!!」 「……へ、四季さま……?」 「……ひぐっ……!ぅ……っぐ……!う゛うぅぅぅーーーー…………!」 ぐちゃぐちゃになった感情がとうとう、涙となって溢れ出した。 「こ゛まっ……こま、ちの……!ばかぁ……!わ゛た、わたし、が……っ、そんなに、ぐす……きらい、ですか……!?にくい、ですか……!?」 「わたしだって……!い゛いたぐて、いったわけじゃ、ぅぐ……!ないのに……!なんで、いじわる、ばっかり……!」 「こまちなんか……!グズっ……きらいっ、きらい、です……!」 そして映姫は内心で思っていた悩み。小町に対して少しきつく当たり過ぎていたことが、小町のこの対応を生んだのだと思った。 泣きながら思いの丈を綴る映姫に、小町は…… 「あーー、いや、えと……すみません……ちょっと調子に乗りすぎました……」 「あたしは別に、四季さまが嫌いだとか憎いとかじゃないです。むしろ、まあ……ああいうちょっときついとこもかわいいかなーなんて思ってますよ、正直」 「ほ、ほんと、ですか……?」 「まあ、ほんと……です。普段完璧な四季さまの弱ったところを見ちゃったんで、ちょっとからかおうと思っただけなんです……ごめんなさい。辛かったですよね?今楽にしてあげますから」 そう言うと小町はしゅるしゅると衣服を脱ぎ、その豊満な胸を露わにする。 衣服越しにも存在感のあったそれの、一糸まとわぬ姿を目の当たりにした時、欲望限界の映姫の目はそれに釘付けとなった。 ドクドクと脈打つそれから夥しい先走りを溢れさせながら、期待に胸を高鳴らせる。 「ささやかながら自慢のおっぱい……とくと味わってくださいね」 そして小町は先端を口に含みながら、竿の部分を柔らかな胸で包み込んだ。 その瞬間、映姫の視界にいくつもの火花が散り、待ちに待ったその時がやってきた。 「あ゛っっっっ……!!!!!!」 びくんっ!!ビュグッ!!びゅるるるるるるるーーーー!!! どびゅっ、びゅうううぅぅぅぅーーーー!!!! 「くはっ……!あっ、あぐぁ……!」 「んぐううぅぅ!???」 それはこれまでの間溜め込んできた欲望そのものを吐き出すように濃厚で、大量だった。 先端を含んでいた小町の口内を瞬く間に粘つく液体で埋めつくし、噎せ込む小町の髪と顔を真白く染め上げるほどに。 それでもなお暴れ回るペニスは止まる様子を見せず、びゅるびゅると辺りに白濁を撒き散らす。 「げほっ、げほ……!ど、どんだけ出すんですか……!?ってか、まだ出てるし……!」 「あ゛ぁ、あ゛っ、あ゛っ……!」 「……気持ちよさそうな顔してますねぇ……なんだかそんな顔見てたら、こっちも切なくなってきましたね」 「……精子と言ったらやっぱり、こっちで受け止めなくちゃだめですよねぇ」 そして小町は下半身までも裸になり、未だ射精の収まらない映姫のペニスを呑み込んだ。 「ふお゛っっっ!??」 柔らかく温かな肉壁に包まれて、映姫は舌を突き出しながら勢いよく精子を子宮に叩きつける。 もはや何をしても射精する映姫に、小町は…… 「そんじゃ、あたしも楽しませてもらいましょうか……!」 その上に覆いかぶさり、巨根を貪り尽くす。 2人のまぐわいは、射精のし過ぎで映姫が気を失うまで続くのだった。 _________ 「う……ん……?あれ、ここは……?」 「お、四季さま。おはようございまーす」 「こまち……?わた……し……なにを……?」 「覚えてないですか?あんなに愛しあったってのに」 「なっ……!?い、いや、薄く……記憶が……あるような……」 「射精したいーって泣き出しちゃったんで射精させてあげたら、今度はあたしの中にたっぷり注ぎ込んできて……もう大変でしたよー」 「なっ、えっ……なか!?なか、と、いぃ、ま、したか!?」 「混乱しすぎですよ四季さま。あんだけ中出ししたんですから腹くくってください」 「な、なか……!?わたし、が……!か、かんいん……など……!」 「証拠もありますよほら、まだ垂れてきてんですから」 「み、見せなくてよろしい!」 「んなこと言いながらしっかり勃ってんじゃないですかー。ヘンタイ」 「ぐうぅ……!」 「まあでもこうなった以上、バレるのは時間の問題です。なのでほんと、腹くくるしかないですよ」 「…………………………」 「とりあえず幻想郷にでも行きましょうか。あそこならなんとでも……」 「……ゃです……!嫌です……!閻魔でなくなったら、私には、なにも……!」 「あたしがいるじゃないですか。四季さまが何もかも失っても、あたしは四季さまのお傍にいますよ。こう見えて割と一途なんですから」 「こま……ち……」 「まあ……頼りないかもしれませんけど、責任は取ります。だからあたしと来てくれませんか。四季さま」 「………………映姫」 「へ?」 「……これからは、映姫と呼びなさい」 「四季……じゃなかった。映姫さま……でいいですか?」 「よろしい。では小町、こうなったからには最後まで責任を取りなさい。……でなければ許しません」 「はい、もちろんです」 「……ところで、なんで急にこんなもん生えたんです?」 「私が知るはずないでしょう。それよりお腹が空きました。何か持ってきなさい」 「承知です、映姫さま」


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