※この記事は自分の描いたエロ漫画の萌え語り、設定語りをする記事です。
理屈は抜きの邪魔という方は、この記事を読まなくても漫画の内容に支障はないようになってますので、見なくても大丈夫です!!!
いだ天ふにすけのエロ漫画を読むためには、こういう本編以外の記事も読まなきゃならない、ということは決してないので、各々が楽なタイミングでやめていただければと思います。
※無断転載禁止。
※成人向け漫画の解説記事です。そして数日無料公開した後に、300円支援者プラン記事になります。
※一応補足。この漫画のストーリーやキャラクターの思想はフィクションです。このキャラはこう思ってるからこう言っている、こう行動している、という説明が多々ありますがそれ以上の意味はないので、よろしくです。✌
ではスタート!
目次
1.「穴穴穴」あらすじ、軽い登場人物紹介
2.すれちがう両者(四十万センセイ編)
3.すれちがう両者(ノラシェ編)
4.破滅願望と破滅することの気持ちよさ
5.タイトルの意味
6.その他萌え語り
【あらすじ】
限界ラノベ作家、四十万オサムは今日も今日とて自分に絶望しているらしい。
キーボードを叩けどもなにも浮かばず、己が凡人であることに決定的に気づくまでの時間が伸びるだけ。
いっそ誰かに「四十万オサム」をはっきり否定してほしい…そう思って古参ファンのノラシェと食事に行くが、いざホテルに連れ込まれると弱音が出てしまうのであった。作品しか知らない作者に欲情できるなんて変だ、自分は何も書けない、何も出ない…。
泣き出すオサムにノラシェが投げかけた一言とは?!弱ったラノベ作家とセンセイ大好きなファンが溶けあう蜜夜とは?!刮目せよ。(pixivサンプルより引用)
【登場人物】
四十万オサム(しじまおさむ)
(以下四十万センセイ)限界ラノベ作家。アニメ化でやや売れた処女作以来何も書けておらず、絶望中。
ノラシェ
四十万センセイに一方的にDMを送り続けているファン。
泣き出すオサムにノラシェが投げかけた一言とは?!と上で書いてますが、そこのシーンをまず見ていただきます。
話が通じない訳でございます。
この話はずっと四十万センセイ目線で進行しています。
彼女は弱っており最終的にノラシェの前で泣き出してしまうわけですが、それに対する反応がこれです。怖いですね~。
といってもノラシェもむやみやたらに意味不明な行動をとっているわけではありません。この二人はファンとラノベ作家として、行動理念が見事にすれ違ってしまっているのです。
そちらに関して、導入あらすじをキャラの感情をなぞる形で解説していきます。まずは一人称視点を担う四十万センセイから。
導入あらすじ
①新作が書けない四十万センセイは今日も絶望中。魔が差してノラシェからの誘いに乗り、二人で食事に行く。
↓
②ノラシェにベタ褒めされて案外楽しい時間をすごす。
↓
③ホテルに連れていかれる四十万センセイ。
↓
④ノラシェは話が通じない
↓
⑤無限蜜夜(セックス)へ…
↑これはできるだけ出来事のみ書き出した流れ。ここに四十万センセイの感情を差し込んだものが以下。
①新作が書けない四十万センセイは今日も絶望中。魔が差してノラシェからの誘いに乗り、二人で食事に行く。
四十万センセイ :いっそ自分を否定してもらって楽になりたい
↓
②ノラシェにベタ褒めされて案外楽しい時間をすごす。
四十万センセイ :褒められて照れ、楽しんでしまっている
↓
③ホテルに連れていかれる四十万センセイ。
四十万センセイ :いっそ自分を否定してもらって楽になりたい…でも…!
↓
④ノラシェは話が通じない
四十万センセイ :求めていたものはもらえず、新しい絶望を得る
↓
⑤無限蜜夜(セックス)へ…
四十万センセイ :自分を手放すのは気持ちがいいことに気づいてしまう
これです。まだなんのこっちゃという感じなので、さらに詳しく説明していきますね。
①新作が書けない四十万センセイは今日も絶望中。魔が差してノラシェからの誘いに乗り、二人で食事に行く。
四十万センセイ :いっそ自分を否定してもらって楽になりたい
冒頭のかなり煮詰まっている四十万センセイです。
彼女は現状の自分に絶望していて、そんな毎日にうんざりしています。もう筆を折りたいと思っていますが、そう簡単に折れないからこそ落ち込んでしまうわけですね。そこで彼女は、長年のファンであるノラシェくんに会ってがっかりされて、それを機に全部やめようと考えます。傷つきやすい今の自分がそんな目に遭ったら立ち直れなくなってしまう。でもそうしたら踏ん切りがつくのでは、と思うわけです。これが冒頭でチラッと言った「ファンによる介錯」です。
ノラシェは四十万センセイの求める介錯をしてくれるのでしょうか。
②ノラシェにベタ褒めされて案外楽しい時間をすごす。
四十万センセイ :褒められて照れ、楽しんでしまっている
してくれませんでした。それどころか「もっと評価されるべき」「唯一無二」などと言われ、ちゃっかり喜んでしまいます。
まんざらでもない四十万センセイ。介錯されるために来たのに、当初の目的を忘れております。褒められたら嬉しくなっちゃうのは人の性ですからね。
③ホテルに連れていかれる四十万センセイ。
四十万センセイ :いっそ自分を否定してもらって楽になりたい…でも…!
さっきまで楽しそうにしてたセンセイのテンションがまた地に落ちています!どうしたんでしょうか?
実は飲食店を出てホテルに連れ込まれる前にセンセイはあるものを見ているんです。
これにはさすがの四十万センセイも激落ち込み。一気に現実に引き戻されてしまった気分です。
↑他作品の書店コーナーを見て死にたくなるような繊細な性格だから無理もない。
ファンは褒めてくれても世間には求められていないんだ…というようなことを思っている感じです。直前まで褒めてもらっていた作品が、アニメ化の流れで売れたと思ってた作品のグッズが。四十万センセイは作家としての自分までいらないと言われた気分になっています。
そしてホテルに連れ込まれ…エッチシーンが始まると思いきや…!?
ここにつながります。
ここで彼女がゴニャゴニャ言ってることは、①でセンセイがノラシェに言ってほしかったことなんですね。
四十万オサムは流行ってない、天才でもヒットメーカーでもない。最初だけ変に売れたけどそれから全然ダメ。何も書けない、もう何も出ない。
傷つくのが分かっていて、相手から介錯の言葉を引き出そうとしています。なぜそんなことをするのでしょうか?
介錯を求めながらも、自分をたくさん褒めてくれたノラシェくんに「そんなことないです、センセイならまた流行を作れる!また売れる!また書ける!」と言ってほしいのです。
こうやって土壇場で温さに縋ってしまう揺らぎやすい性質のせいで、四十万センセイは筆を折れずにいるのです。
彼女がノラシェくんに求める回答は以下二つ。
・お前は終わり宣言(ファンの立場から介錯してもらう)
・センセイは大丈夫だよ♥(ファンの立場から優しくしてもらう)
どちらにせよ私を楽にしてほしい!と願ってやまないセンセイなのでした。
そしたら回答これよ?
④ノラシェは話が通じない
四十万センセイ :求めていたものはもらえず、新しい絶望を得る
ノラシェのこのセリフは要するに「作家としての消費ができないなら、今あなた自身の体を消費させて」ということです。
思ってたんと違う!ですね。センセイ、心がぐちゃぐちゃになってしまいます。
繊細な四十万センセイの傷つきポイント
1.出がらしであることを否定してくれなかった
2.作品を評価してくれたノラシェは分かってくれてると思っていたのに、四十万オサムではなく自分の体を見られている
3.期待していた回答の両方と程遠く、自分が求めているファンとしての心砕きはなかった
⑤無限蜜夜(セックス)へ…
四十万センセイ :自分を手放すのは気持ちがいいことに気づいてしまう
めちゃめちゃにハメられていく中で四十万センセイが覚えた危機感。
四十万センセイは激しいセックスの中で、ファンに見せるべきなのは作品であり、自分のこんな姿ではない!ということに気づくのですが、その時にはものすごい気持ちよさに何も考えられなくなってしまいます(いわゆるチン堕ち)。今すぐやめてください!と言わないといけないのに、消えていく…。作家としての四十万オサムも、感傷的だった自分自身も、すべてなくなってまんこだけになってしまう…。
↑だめだと思いながらも「これすき」と言ってしまい、完堕ちするシーン(エッチに描けたから本編読んでほしい)
最終的に今の自分はただの穴(=虚無)であることを自覚してエロシーンは終わりです。ここ!ぽっかり穴のようになったまんこの接写を描いたのですが修正が白塗りで何もわからんため、単行本を待たれよ(単行本の方が修正が薄い)。
では、次にノラシェくんの感情を見ていきます。ノラシェくんの感情は割と一貫しているので展開を省略しつつ、ファンとしてのスタンスを書きます。
ノラシェくんのファンとしてのスタンス
・センセイの作品大好き、センセイは自分を救ってくれた神さま
・四十万オサムというオカズで目の前の個人を抱ける(むしろ抱きたい)
・上記二つは矛盾することなく同在する
・相手が恋愛対象として好きとかは、ない
ノラシェは「おいでませ三温糖」に救われた、あなたは僕にとっての神さまだと言いますが、一方で四十万センセイの落ち込みや期待には一切興味を示しません。
いわゆる信者のように、守ってくれるファンなわけではないんですね。
↑これは四十万センセイが出がらしであることを悟るやいなや、体を消費する方に切り替えたノラシェ。
センセイは僕を救ってくれた、じゃあもっと救われたい、その方法は作品でもいいし、作者個人との性行為でも良い!
これがノラシェくんのスタンスなので、ファンとして心を砕いてほしいと願う四十万センセイと噛み合うわけもないのです。
結局ノラシェくんは四十万センセイを食い尽くして穴にしてしまいました。
ちなみにノラシェにとっての「センセイ」はほかにも何人かいて、ノラシェくんは全員のことが大好きだし、全員とエッチなことできます。
(これは逃す事が言ってくれた激萌え設定を公式にしたもの)
ノラシェのファンとしての性格が垣間見えるシーン抜粋
・相手生活区域が分かりそうなDMばっかしてる(真意は分からない)
・初版で全部集めたいという気持ち
・感想付箋を貼りまくった「おいでませ三温糖」を渡してくる
(全巻分はさすがに重いから…は気持ちの話であり、全巻渡すことの物理的な重さは考えていない)
・後日立ち直って新作を出した四十万センセイに何事もなく感想DMを送る
(作家として消費できるならまたこっちに戻ろう~という感情)
今は落ち目じゃないからセックスのモーションはかけない
四十万センセイがいっそ解釈してもらって楽になりたい、と感じている感情は破滅願望に似ています。頭が悩みでパンパンで、破滅しちゃったらそこから解放されるかも…と思っているわけですが。
快楽堕ちによってその破滅願望はある意味叶ってしまいます。
後日思い出しオナニーが癖になってしまった四十万センセイは、あの夜のことをこう振り返っています。
二人とも相手のことを考えず自分をこうして欲しい、という欲望で動いており、それをすれ違いと表現しましたが、結果嚙み合ってもいるんですね。エッチだね。
タイトル長くなりがちなので短くキャッチ―なのにしようと思い「穴穴穴」になりました。
まんことしての穴でもあり、四十万センセイが掘った墓穴でもあり、何もない虚無としての穴でもあります(墓穴と迷った)。
タイトルフォントホラーチックでカワイイ!「塗りつぶされてく—」も空っぽになった四十万センセイがノラシェに満たされちゃう感じあって、カワイイ!
キャラデザ、絵関連の話 (進捗記事と若干かぶってます)
四十万センセイは陰キャ根暗っぽさを模索中、(三白眼で表現するやつ以外がいいな~)と考えつき、これになりました。ぽってりとした唇と髪型で若干だらしないけど色気のある感じをやりたかったです。骨格はストレートです。あと万年在宅猫背なので肩や後ろ姿が丸いです。外着の服をあまり持っていないので、このために通販で買ったらしいです。髪も普段は自分で切ってます。
↑可愛く描けた、冬用の下着を伸ばす四十万センセイ。
あ~~~~メイド服着てくれ~それかアイドル衣装で踊ってくれ~~~。
迷ったけど下着はちょっとカワイイ感じ。ブラはあんまり固くないやつ。パンツはブラと同じ店のワゴンで買った(上下はそろってないけど色味は似てる。てか持ってる下着の色全部大体同じらしい)。書いてたらときめいてきたな。
ノラシェはあんまり賢くないけど言うことを聞かなくていざとなったら力が強くて怖い感じの犬キャラ…のイメージだけ先にありました。そこからが長かった…。
犬種を先に決めて見た目を擬人化みたいに寄せちゃおうと思ってドーベルマンにしました。黙っていると利発そうにも見えるのですが、喋るとアホ丸出しです(カワイイね)。片方だけ犬歯が出てます。
あと完全に自己満足なのですがノラシェのコマを描くときに犬っぽいしぐさを意識しました。
↑でかい仕草で駆け寄るノラシェ
↑落ち込む人間に首を伸ばして寄り添う犬の仕草
↑ドーベルマンの黒光りする毛並みとその下に隆起した筋肉のイメージ
↑キスの後に口元ぺろって舐めてる
などです。作画大変だった!
エロシーンも可愛く描けてるので是非読んでもらえたら嬉しいです!
はい。
以上です。また次回もよろしくお願いします。
おみこ
2024-03-02 06:38:17 +0000 UTCたらこ
2024-03-01 17:22:42 +0000 UTC