※この記事は自分の描いたエロ漫画の萌え語り、設定語りをする記事です。
理屈は抜きの邪魔という方は、この記事を読まなくても漫画の内容に支障はないようになってますので、見なくても大丈夫です!!!
いだ天ふにすけのエロ漫画を読むためには、こういう本編以外の記事も読まなきゃならない、ということは決してないので、各々が楽なタイミングでやめていただければと思います。
※成人向け漫画の解説記事です。そして数日無料公開した後に、300円支援者プラン記事になります。
ではスタート!
目次
1,「狐の雨宿り」あらすじ、軽い登場人物紹介
2, 今作のヒロイン、純さんについて語らせてくれ
3,純さんの行動理由
4,純さんは死別した旦那をどう思っているのか
5, タイトルの意味
6,その他萌え語り
【あらすじ】
何も変わらない灰色の毎日を送る高太郎は、ふとしたきっかけから自宅に女性を居候させる。
旦那に死なれたばかりで自分の家に帰りたくない女、純。
日々の生活の中で、次第に純に引かれていくが、彼女は何も教えてくれない。
いつまでここにいてくれるのか、まだ旦那のことが好きなのか、どうして死んでしまったのか…。
純が持つ『秘密』を、高太郎は知ることができるのか…?
【登場人物】
高太郎
フリーター。とくに志のない日々を送っている。
純
雨の日に偶然知り合った年上の女性。高太郎の家に居候する。
世話焼きで明るいが、自分の話はしたがらない。
2, 今作のヒロイン、純さんについて語らせてくれ
人妻って可愛くないですか?と前々から思っているのですが、いかがでしょうか?
具体的には後述するのですが、人妻のカワイさって「パートナーと一緒に過ごすうちに相手から何かしらの影響を受け、なおかつそれがにじみ出てる感」だと思います。
純さんはこれなんです…!
純さんは旦那さんを亡くしてますから、正確に言うと人妻ではなく後家さん(少し古い言い方なら未亡人)になるのですが、この人の可愛さを説明するときは、人妻って言葉の方がしっくりきます。
と、それは本質なのでいったん置いといて。見た目などの話をしていきます。
純さんのキャラデザを練るときに入れたかった要素
・年上の女性感
・きれいだけどきれいすぎない、所帯じみてる感じ
・狐っぽさ
・喪に服してる感
純さんは奥行きがあって非常にかわいらしいヒロインだと思っているのですが、それはそれとして、見た目はコテコテにしたかったんです。
説明しなくてもパッと見てこの人はこういうキャラなんだな、っていうのが伝わってくるし、その分大事な奥行きの方に比重を置けるから。純さんのキャラデザ一つで、「年上でなんか陰りがある感じの美人」くらいの情報はつかめるようにしました。
さらに旦那を亡くしたという前情報があれば、なんか悲しそう、元気なさそう、しっとりしてる…などの印象も自然と得られるでしょう。
↑旦那に死なれたことを最初の方に開示しておき、印象付ける。
・年上の女性感
大人っぽい女性が見せるかわいらしさが大好きなので、キャラデザはとにかく大人っぽく見えるようにしました。
いつも描いてるのがこういう童顔なモチみたいな顔なので、純さんは逆にしっとりした大人っぽいモチになるようにしています。
・きれいだけどきれいすぎない、所帯じみてる感じ
人妻っぽい感じと、ちょっと疲れてるのかな…?みたいなイメージが欲しかったので。横髪の後れ毛などで表現しました。色っぽくて可愛いやね。
あと所帯じみてる感じを出したくてシンプルなブラをつけました!ブラの装飾を描くのがこだわりなためこれはかなり複雑な気持ちでしたが仕方ないです。
・狐っぽさ
純さんはつかめないところがあり、仲良くなったと思っても腹の内が見えないし、最後は何も言わず出て行ってしまう。彼女がいなくなった後は初めから誰もいなかったようで…。狐につままれたような、化かされたような感じになりたくて、すこし釣り目にしました。
あとはさーこういう狐の女の人の妖怪っているじゃん。これ可愛いよね。
でも純さんって喪中だから…
こうなんだよね。これ純さんの概念。良くない?
・喪に服してる感
喪に服してる感を出すため、とにかく黒い服を着てもらいました。加えて居候の身ですので、動きやすいこざっぱりした服しか持ってきてないでしょう。
喪服っぽい印象の服ばかり着せています。
こんだけ純さんのキャラデザの話をして何を伝えたかったというと、とにかく得体のしれない女感を出したかったんです。
得体のしれない女といえば以前描いた「ずっと前からあなたの事を」のヒロイン船子ちゃんですが、船子が地味で支配しやすそうな見た目に反してだんだんと得体の知れなさを見せていくのと違い、純さんはキャラデザの時点で妖しいんです。大人っぽい色気と、秘密を抱えてそうな感じ。
純さんは秘密を抱えて『そう』
純さんは自分のことを語りません。旦那が死んで家に一人でいたくないの、といいつつどうして旦那さんが死んだのか、それに対してどう思ってるのかは全く話さないし、でも見た目はめちゃくちゃ陰りがある美人なんです。これって嫌でも純さんに何かドラマチックな過去を想像してしまいませんか?
何もなさそうな船子の得体が知れなかった時にギョッとするように、純さんはいかにも何かありそう、暗い過去がありそう。重い気持ちを抱えてそう。
主人公の高太郎も例にもれず、純さんは旦那が死んで悲しいんだ、まだ旦那に未練があるんだ、きっと想像もつかないような悲しい理由で旦那を亡くして、それを隠してる…そう思っています。
↑勝手に考えて気持ちをくしゃらせる高太郎。
そんな高太郎に過去を聞かれて、溜息と一緒に純さんが自分のことを話すシーンがこちら。
純さんの中で旦那さんへの感情は、これが全部なんです。
涙があふれて止まらないような悲しみも、どろどろとした愛憎もない、何とも言えないやるせなさ。これが高太郎が知りたかった純さんの過去であり、覗きたかった裏側なんですよ。拍子抜けしてしまいますよね。
人妻の可愛さ
先ほど、人妻の可愛さといえば「パートナーと一緒に過ごすうちに相手から何かしらの影響を受け、なおかつそれがにじみ出てる感」と申しましたが、純さんが水滴の話をする時などまさにそれです。旦那のことを考えている時のいらだったような、やるせないような顔、それは高太郎が見たことのない顔でした。
それだけ…?と思うようなシャワー栓の話だって、旦那と過ごしていなければない話ですし、先ほど純さんの後れ毛や地味なブラジャーを所帯じみてるなどといいましたがあんなもん全部嘘です。結局純さんが一番所帯じみてるのはこのシーンです。このシーンだけ。
自分が親しいと思ってた女が配偶者の話をする時のワントーン低くなった声、あれほど突き放されたような気持ちになるものもないと思います。純さんはこんなに所帯じみた、旦那に染まった一面がありながら、それをずっと隠していたわけで…。
エッチだなあ。
3,純さんの行動理由
今回純さんの行動には全部理由があるのですが、次にそれを話していこうと思います。本編では高太郎の視点で話が進んでいくので、両者の心境を合わせて紹介します。
純さんの主な行動
・居候先で高太郎とイチャイチャした生活を送るが、自分のことを聞かれても答えない
↓
・ずっと(俺の家に)いればと言われるが、それはできないと返す
↓
・深夜浴室に立つ高太郎に再度過去の話を聞かれ、話し出す(シャワー栓の話)
↓
・セックスの後いなくなっちゃう
↓
・スーパーで再会する
・居候先で高太郎とイチャイチャした生活を送るが、自分のことを聞かれても答えない
高太郎→一緒に暮らすうちに好きになってしまった。何も話してくれなくて寂しい。
純さん→寂しいからそこにあった人肌に飛びついた。お互い割り切った関係だと思っていたが、相手の好意を感じて気まずい。
高太郎にとって純さんは、自分の世話を焼いてくれたり、恋人のようにエロいこともさせてくれたりする、灰色の日々に現れたあったかい女性です。案の定好きになってしまったみたいです。
対して純さんは、高太郎のことを元気の出る人肌として利用しています。旦那が死んでがらんとした家に帰りたくない…そんな時に出てきた、一緒に暮らしてくれて、忙しく世話も焼かせてくれる男性。しかも若くて元気。恋人としても息子としても、純さんの需要を満たしています。
高太郎は純さんを家に置く。純さんはその代わりに家事をやったり、高太郎に奉仕したりする。純さんの中では需要と供給がぴったり合った関係であり、家に帰れるようになるまで、この割り切った関係に甘えようという算段です。
そんな中で彼の好意は純さんにとって誤解であり、やりにくいからやめてくれよ…と思うような嬉しくないものなのです。
↑お前に話すようなことはないと、高太郎の好意を分かってて突き放す純の図。
・ずっと(俺の家に)いればと言われるが、それはできないと返す
高太郎→フラれてショックを受ける。
純さん→高太郎に惹かれかけていたため、申し出に飛びつきたい気持ちもあったが、当初のスタンス通り断った。
スーパーで自分がいなくなった後も…と話された高太郎は、ずっといればいいじゃんと言ってしまいます。断られてショック。寝不足も相まってボーっと立ち尽くしちゃう。
これは純さんの可愛いポイントなんですが、大人の狡さを持ってるくせに口説きに弱いんですよ。
高太郎に話すことはなんもないよ、なんて言ってやんわりとお断りした割に、純さんの方もちょっとほだされているんです。割り切った関係でいよ!と決めた割に、高太郎に惹かれているんですよ。炊事掃除して男の帰りを待って抱き合って眠ろうが目的だったのに、高太郎の世話をしてセックスすることがまんざらでもなくなっちゃってるんです。ちょろくない?
ゆえにずっといればいいと言われた純さんは、一瞬ショックを受けたような顔になる。
これは一丁前にキュンとしてしまってる顔なんですね。そのあとですぐ思い直して、当初の予定通り断る。高太郎は相手の表情の機敏を感じ取れるほど鋭くないため、ア…フラれた…と立ち尽くしていますが、今押したらいけたんよ。
・深夜浴室に立つ高太郎に再度過去の話を聞かれ、話し出す(シャワー栓の話)
高太郎→純さんの知らない顔を見て、遠さに焦る。
純さん→話したくなかった過去の話をする。半ば自暴自棄になっている。
純さんは高太郎の好意を感じて気まずい、と先述しましたが、ここには二つ理由があります。一つ目は割り切った関係でいづらくなるから。もう一つは、相手に自分の見せたくない一面をいまだ見せていないからです。
高太郎の前での彼女は、年上の女性らしい頼もしさと、その端から除くかわいらしさで構成されていました。それは純さんが割り切った関係の相手の前ではこうしようと決めた態度でもあります。本当の自分は旦那に「ねえ。お風呂の水のぽたぽたが気になるから、気づいた方が締めに行こうよ」の一言が言えずに、そのまま相手を亡くしたことを気にし、うじうじしているような人間なのに、相手は自分に幻想を見ている。自分は分かりやすい悲劇性も持ち合わせていないし、それを今更伝えるのも嫌だ。純さんはそう思っています。
かつて旦那と腹を割って話せなかったことを後悔しているのに、今回も話したくない。それなのに、高太郎があんまりまっすぐ聞いてくるもんだから、話してしまう。
この時の純さんの冷たい表情は「あんたの期待してるものなんてなにもないですけど、これだけなんですけど、私」という自暴自棄な怒りによるものです。
↑この顔ね
余談ですが浴室にやってきた純さんが何をしに来たかというと、高太郎がシャワー栓を締めるところを見に来たんですよ。
水がぽたぽた滴る音を聞いて、暗い部屋から廊下を渡って浴室へ。自分が締めていた栓を、旦那は気づかなかった栓を高太郎が締めているのをじっと見ているんです。うじうじしていますね。
・セックスの後いなくなっちゃう
高太郎→放心状態。ショック。
純さん→高太郎のまっすぐな気持ちを受け、このままの自分では答えられないと感じ、帰りたくなかった家に帰る。
ネームでセックスシーンを描いていて気を付けたことなんですが、「好き」と言わせないようにしました。高太郎は純さんが旦那の所帯に染まっているのが嫌で(でもエロいとも感じた)自分のものになってほしくて、必死に抱くんですが、好きの一言が言えません。言ったら何かが今度こそ決定的に終わるような気がするからです。昼間にスーパーでした喧嘩が解決しているわけでもないし、目の前の人は過去の時間にとらわれているわけだから、怖くて何も言えない。
↑好きですは言えないのにこれは口をついて出ちゃうのかわいい。
でも、そんだけ相手が必死になってたらやっぱり全部伝わるし、この人はこんなに私が好きなんだってわかってしまいますよね。
純さんのいままでの対応は1やんわり突き放す 2自暴自棄になって隠してたことを言う でしたが、最後に取った行動は家に帰る、でした。高太郎からしたらなんで?!って感じですが、なあなあで済ませてきたこの関係に区切りをつけるには、その前に見ないふりをしてた旦那との家に帰らなくてはいけなかったんです。
家に帰れるようになるまで甘えようと思っていた関係のままじゃダメで、自分から家に帰れるようにならないとダメと、決めたゆえにいなくなりました。
・スーパーで再会する
高太郎→分かりづらいことするな!でも会えてうれしいもうどこにも行かないで…
純さん→会えて嬉しくなっちゃった
スーパーで再会した高太郎に、純さんは「なんや覚えときって言ったのに」と言います。これは以前ちゃんと自炊してスーパーに行きなさいという話をしたことを指しているのですが、分かりにくすぎますよね。急に消えたけど前に言ったとおりここにいますよ~なんて、気づかなきゃ一生会えないかもしれないじゃないですか。
実はこれは、建て前なんです。
高太郎は純さんのおうちを知りませんが純さんは高太郎の家を知っているので、その気になれば会いに来ることもできたんです。でも来なかった。
理由は簡単で、怖かったからです。あの時は盛り上がってあんな感じになったけど、時間がたって相手も冷静になってるかもしれないし、会いに行って私、家に帰れたからお付き合いしてくださいなんて言って断られたら…そう思うと足が向かず、ずるずる時間がたってしまった。でもやっぱり未練はあって、近所のスーパーでパートを始めてみたり、そんでもって偶然会えないかな…なんて期待してみたり…。
挙句の果てには会えてもなお、クールぶって「なんや覚えときって言ったのに」とか言っちゃう。こういう所でどこまでもずるいキャラにしたかったのです。
ちなみに純さんがずるいシーンはもう一つあって…
これなんですが、実際に旦那さんとはどういうセックスをしてたとかもう、関係ないんですよね。ここであんたよりも乱暴なやつと言えば、高太郎が煽られてカッとなるのを分かってやってるんですよ。
有名なやつで、I love youを月がきれいですねと訳した話があるじゃないですか。
その隣に、あんたよりも乱暴なやつ=私を乱暴に抱いてください って並べてえよ。
股間をイラつかせるんだよ…この人妻は…。
4,純さんは死別した旦那をどう思っているのか
純さんには高太郎が想像しているほどの悲劇性もなく、愛憎もありませんでしたが、じゃあ旦那のことを本当はどう思っていたのでしょうか。旦那のことがまだ好きかと聞かれて、シャワーの栓はいつも私が締めてた、そんなことばっかの結婚生活だったって話すなんて、ちょっと冷たいとも感じてしまいますよね。
でも、実はそうじゃなくて、純さんはずっと後悔している人なんです。好きな人と結婚したけど、すれ違いが多くなって、何より自分もそんなすれ違いに慣れて、所帯じみていく。そんな矢先に旦那さんが死んでしまい、純さんはずっとそのことを考えているんです。あんなくだらないシャワー栓の話なんてしようと思えばいつでもできたのに、しなかったことをずっと思い出してるし、だから高太郎がお風呂場でシャワーの水を切っているのを
こんな顔して見つめちゃう。
急にとめどなくぽたぽたの話をするのだって、頭の中にずっとそれが居付いてなきゃできないし。旦那のことがまだ好きか分からないと言っていたけど、後悔はずっとしていて、そういう意味では未練たらたらでした。それを断ち切るためにも、ちゃんと家に帰れてよかったねと思っています。
好きな人に何も言ってもらえないって つらいな はそのまま純さんに刺さる一言になっています。
5, タイトルの意味
↑デザイン…可愛い…
言うまでもありませんが、狐の雨宿りというタイトルは狐の嫁入りをもじっています。
雨宿りをするためにちょっと寄った家で、いろいろあって雨宿りどころじゃなくなってしまいましたが、純さんが出て行ったあとの天気は晴れにしました(それ以前はずっと雨)。あらためて狐の嫁入りができると…いいねえ!
6,その他萌え語り
・今回ネームが難航しすぎたのですが、備忘録がてら記録記事載せようかなと思います。また後日。
・高太郎のキャラデザを練るのに随分苦労しました…。若いけど気力がなさそうで、あんまりお金持ってなさそうな感じにしたくて、重めの二重にぽかんと口を開けています。あと歯が一本抜けてます。本当は耳もボコボコにしたかったんですけど、そこまで行くと表現したいキャラ性から外れるなと思ってやめました。
若白髪という設定なんですが…これ描くのに時間かかりすぎて泣いたよ。
・高太郎は最近まで童貞だったのであんまりこなれた感じを出さないように気を付けました。言葉責めをしないようにした…。言葉責め便利すぎて無限に使っちゃうからネーム練るの大変だった。その代わりずっとキスさせてます。
こなれた高太郎と純さんのセックスも…見たい!!!!!
・純さんに喪服みたいな服ばっかり着せちゃったけど、そうじゃない格好してるところもみたい!まあもうおばさんだから…みたいなこと言う純さんに、髪型とか服装で結構変わるんじゃない?って返す高太郎が見たい。(てか自分が言いたい。純さんに絡みたい、俺が)そんでいろいろおしゃれするけどめんどくさくなっていつもの恰好に戻る純さんが…見たい!
・純さんは頼んだらなんでも着てくれると思う。メイド服の時間だぞ。
以上です。
ruruma
2023-08-04 14:08:34 +0000 UTCやすお
2023-07-31 01:51:03 +0000 UTCnavire
2023-07-31 01:01:26 +0000 UTCぽーーん
2023-07-31 00:27:27 +0000 UTCxxkoshkaxxx
2023-07-30 13:57:13 +0000 UTCリョタ
2023-07-30 12:07:03 +0000 UTC