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黒葉だむ
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漫画描きが陥る作画奇病の対策

漫画をたくさん描いたり見ていたりすると、業界では有名な作画奇病が存在することがわかってきました。

有名な所ではTOP絵にもある「あご長病」ですね。最近は分かったうえでギャグにもされていますが。


これは商業かつリアリティ描写のキャラを描く漫画に起こりがちです。

理由としては、限られた時間内で描き上げなければならない為手癖で描いてしまうのと新しい作画方法を試す(スピードアップの為など)成長するための成長痛といったところでしょうか。

プロで上手い人でもかなりやらかしてしまうので、それくらい自分でも気づかぬうちに発症してしまうのでしょう。

ちなみに読者で気づく人はそんなにいません(^^;)だから読んでいる分には気にならなかったり内容が面白かったら気にならなかったり何回も読むからこそ気づいたり、そもそもそれが作家の個性になってたり、があります。


イラスト畑の人ではあまり見かけないでしょうか・・・?一枚に時間をかけているから見返す時間があるんでしょうかね・・・?



こちらが僕が知る漫画描き五大奇病です。

「一部頭肥大化病」は僕がとてもやらかすやつです。これは去年気づきました発症していることに(^^;)


例えばですが、馬顔病なんかはスラムダンク11巻の翔陽戦あたりの顔ですね、ただその後すごくバランス取れた顔になっているので個人的には「上手くなるために何か試行錯誤をしていたのではないか・・?」と思ってます。今ではもう画力においてトップクラスですもんね(^^;)成長痛・・・!


 んで次の絵を見てください





 今回先行公開した最新作です。

これ描き上げた時は「いいぜぇ~っいい絵が描けた!満足!!」って思っていたんですが、デッサン力に定評のある友人に見せたところ数多くの修正点が見つかりました。








どこかわかりますか?










ではアドバイスを受けての修正版を














 直したのは、頭部の大きさ、くびれ、下半身の大きさです。


指摘を受けた時は「は????どこか???全然いいじゃんこのままで」と思っていたんですが、直して見比べたら一目瞭然。修正版のほうが”個人的には”良いと判断しました。

たぶんくびれを強調するあまり下半身周りが編になってしまったんでしょう・・・

好きだからこそ肥大化するおっぱいみたいなもんですかね・・・「強調病」ってやつでしょうか。


このように作画奇病はいついかなる時にも発症して自分でも気づかないことが多くあります。

これを治していくということはそれだけコストもかかってしまいます。個人的には絵柄で突き通せる部分が漫画にはあるのでここまで治さなくてもいいとは思ってますが、僕は「うまくなりたい!」って思いがあるのでこういうのは見つけ次第修正していく気持ちです。



で、肝心の対策なんですが・・・


これは①デッサン力のある、②口の悪くない、③信頼おけるアドバイザーを見つけることです。


①は自分よりかなりうまいと思える(デッサンを大事にしている)人ですね

②は口が悪かったらダメです、喧嘩になります。あと、漫画の内容には口を出さない人(デッサンのことだけ言ってくれる人)。

油断すると人は色々アドバイスしがちです。デッサン以上のことをダメ出しされるといくら正論でも流石にへこむしデッサンのことさえも受け入れがたくなります。

③はこれはもう誠実かどうかです。普段から人を蔑んだり悪口言ってる人、自己主張の激しい人なんかはアドバイスが歪みます。コントロールしようとしたりアドバイスで快感を得たりする人は必要以上のアドバイスを言ってきます。

その場合正論のアドバイスさえ色眼鏡で見てしまい素直に聞き入れられなくなるし、長期的にはうまくいかず関係も悪化してしまいます。個人的にはライバルにも対象外になります。(いらぬ感情がアドバイスを歪ませる)


要約すると、

「デッサン修正を論理的に言語化出来て、絵も描けて、ライバルでないアドバイザーに絵を見せることですね」


デッサン修正の言語化とは

「なんか下半身が変~」というものではなく、「足のバランスがおかしい、付け根からひざまでの長さと膝から足首までの長さが違う。同じ長さじゃないと正座したときにおかしくみえるでしょ?」みたいな具体的指摘を言えるかどうかです。

デッサン力は別に漫画表現がうまくなくても大丈夫だと思います。パースみたいなもので絶対に変わらないバランス力ですから。

逆にデッサン力あっても漫画表現(デフォルメ絵)下手な人もいますしね(^^;)



アドバイスを受けて修正した時は、修正前と後の画像を保存して「うまくなったかの結論は一晩眠らせてから」が良いです。結構「自分の絵は腐ってたのか!!??」って衝撃を受けます=3



一人ではなかなか成長できないもんですよね・・・・_(_^_)_



ご支援ありがとうございます、たまにこういうクリエイター向けの文章も書いてますm(--;)m

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Comments

かきヤンさん そうですね、バランス感覚持ち技術修正を言語化できるアドバイザーが幸い居て助かってます。(*´ω`*)独りで描いていたらなかなか難しいテーマと作画でもあったので・・・もう担当編集さんみたくなってますね。

黒葉だむ

善きアドバイザーがいてこその姉崎さんの可愛いさなんですね!(⌒‐⌒)

かきヤン


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