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タケミモチ
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イラストの成長記録

今回の記事は、社会人になる前から現在までのイラスト成長記録を綴っていこうと思います。

掲載する画像は仕事関連は守秘義務で出せないものが多いので、プライベートで描いたイラストに絞ってます。

劇的ビフォーアフター!

イラスト初心者の方々はこれを見て自信もってください(笑)

集中して努力した分は成長しますから。

左から右に成長する過程を段階ごとに紹介いたします。

1.社会人になる前

その頃に描いたカラーのオリジナルキャラ絵がこちら。

当時は商業以外で個人がデジタルで塗るのはまだ珍しい時代でした。

(線画:全部アナログ、彩色:Photoshopのバケツツール、アニメ塗りっぽい影はパスツール、右の悪魔はエアブラシ使用)

まずは圧倒的デフォルメ率。そして人を選びそうなキャラデザを描いてました。

『ポップンミュージック』『beatmania ⅡDX』にハマってたので、その影響で尖った系統の表情をよく描いてた記憶があります。

この頃にPhotoshopのパスツールを使ったアニメ塗りを身につけました。

独学ではありますが基本の学び方はアニメ作品を見る・調べるです。

ブラシ塗りや厚塗りは勉強したり身につけるには時間がかかるし専門性が高く、XX年前は現在のように「ペイントソフトでの○○の塗り方」と銘打った参考書がほとんど無かった時代でした。

そんな中「身近にあるアニメなら映像やアニメ雑誌などの資料も豊富で真似しやすいのでは」という考えに至り、独学で影を塗っていました。

ただし、配色に関しては全然でした…。

2.絵の仕事に就き、人間キャラを本格的に描き始める。

ゲーム開発会社に就職後、現場でグラフィックの仕事で人間を描くスキルを求められたのでひたすら人間キャラクターを描いていきました。

その練習絵がこちら。

頭身で描くことに慣れていなかったのでぎこちないのが窺えます。

↓(ツール:アナログのシャーペン)

ポーズをつけての練習も。

↓(ツール:ペイントツールsai)

↓(線画・塗り:ペイントツールsai、仕上げ;Photoshop)男性向けを意識した絵。

↓(線画・塗り:ペイントツールsai、仕上げ:Photoshop)

就職してからしばらくはひたすら全身図の線画を描く日々が続きました。

いわゆる社畜生活で昼夜問わず原画を描くのが圧倒的に多かったので、そこから美少女等の人間キャラを描く機会がずば抜けて増えました。

(一日14~18時間勤務で仕事絵を描く生活がXX年続きました。体を壊すので絶対真似しないでね!

上記の絵は配色・塗り方ともに独学でまだ未熟な状態でした。

3.アニメ塗りを学ぶ。

そんな中で、アニメ作品関連のお仕事に関わる機会がたくさんあり、影指定まで作画監督に監修を受けたことをきっかけに絵柄寄せアニメ塗りの両方を学びました。

その頃にプライベートの時間を捻出して描いたのがこちら。

↓(線画・彩色:ペイントツールsai、Photoshop)

比較的まともに人間を仕上げられるまで成長しています。

アニメ塗りと一口に言っても流行り廃りはあるので、今見ると配色はくすんでますが…。

しかし、原画方面に大半の時間と労力を費やす日々だったのでアニメ塗り以外の塗り方や配色センスを磨く機会がほとんどありませんでした。

プライベートでも描く体力・気力・時間もごくわずかだったのでここでお見せできる作品がほとんどありません。(守秘義務的な意味で)

4.ブラシ塗りに挑戦し始める

結局ハードスケジュールで体を壊して勤務時間を減らしたことで、人並みのプライベートな時間ができた頃。

見させてもらった彩色担当の作業工程を家で練習するようになりました。

絵柄やデザインは古いままですが独学で一部ブラシ塗りに挑戦し始めました。

少しでも自信をつけるための試行錯誤が始まりました。

2017年作(線画・彩色:ペイントツールsai)

それなりに完成させられるものの「また体壊すと困るから。プライベートだから」と自分の中で理由をつけて妥協する悪い癖が出てしまってます。

・構図が練り切れてない

・2号影や線画の色トレスを省いてしまう

・仕上げが不十分

・自分勝手に描いてるので見る人が求めるものを描けてない

顔周りの絵柄と色塗りスキルに関しては伸び悩む状態がここから数年間続きました。

5.いわゆる停滞期

こちらは背景で力尽きたスパイダーマン。

(線画・彩色:ペイントツールsai、Photoshop)

クリスマス併せで描いたオリジナルキャラ絵。

(線画・彩色:ペイントツールsai、Photoshop)

塗り方を模索していたけれど髪や肌の描き込みが足りず力尽きることが多かったです。

それに背景の色や柄の合成もその場の思い付きでやったのでバランスが上手くいきません。

キャラと背景を含めて一つの絵にすることが弱点なのをずっと悩んでいました。

6.情報を削ぎ落として試行錯誤する期間。

構図・ラフ段階で考えている脳内完成図までを力尽きずに実践できるか試してました。

動きのある一瞬を切り取ったような絵。

↓(線画・彩色:CLIP STUDIO PAINT)

モノトーンなら1枚の絵としてまとまるのではと考えてみたり。

絡み絵は重なって隠れる部分まで描くのが上達のポイントです。

↓(線画・彩色:CLIP STUDIO PAINT)

一度に全てをアップデートしようとするのは難しいと感じ、色塗りは一旦置いといてラフ段階で顔周りの絵柄を模索しました。

(線画:CLIP STUDIO PAINT)

順番は左上から右下へ。

左上:手癖の赴くままに描いたら少し古めの絵柄に感じた

右上:漫画絵っぽく簡略化してみる

左下:少し目元を描きこんでみる

右下:顔周りの情報量を増やしつつ整えてみる

右下の頃には自分なりのラフの傾向をなんとなく掴んだ気がします。

7.手を抜かない。視線誘導の分析。ターゲット層に合うものを描き続ける。

そして出逢った『アズールレーン』。

この作品のファンアートを描くようになったとき、仕事のときと同様の手順で描くように心がけました。

作品が今風のイラストかつハイクオリティなのが特徴で、よく観察して絵柄を寄せや流行の仕上がりの色味も含めて総合的に考えるようにしました。

特に意識して描くようになった点は、

・構図も極力妥協せずにいくつか考えてから選ぶ

・影指定あるいはカラーラフの工程を省略しない

・SNS映えを目指して情報量をコントロールする


光源をあらかじめ決めたラフを描いたほうが仕上がりの目標がわかりやすく、結果的に色塗りの効率もクオリティも上がりました。

勿論ファンアート全てにまで全力で取り掛かると体を壊してしまうので、「月に1枚はフルカラーのファンアートを完成できるようにする」を目標に掲げて1年間頑張りました。

そうして出来上がった集大成がこちらです。

(線画・彩色:CLIP STUDIO PAINT)

人はここまで成長するものなんですね。

初期の絵から見直すとだいぶ変わってるのがわかると思います。


本当は2.の絵の仕事をガッツリやってたときに構図・立ち絵・ポスター・絡み絵などのキャラ絵も成長しているのですが守秘義務のためほとんどお出しできないのが悔やまれます。


というわけで今回はここまで。

それではまた。

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Comments

ありがとうございます! 長く険しい道のりでした

タケミモチ

お疲れ様です。凄い(人*・3・)

右京


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