back>りっちゃんに勝ちたい編 その1 ママのヒッププレス
ぼくは、ママととっくんして苦しさに耐えられるようになったので、
今日はりっちゃんと試合をしたいと思いました。
ぼくは、今日こそは、りっちゃんをたおしてやる!と思いました。
ジムにいたりっちゃんにちょう戦じょうをたたきつけると、
りっちゃんは「よっわいまーくんのくせに生意気ー!」と高笑いしながら言ってきました。
前にも同じ笑い方をしてたりっちゃんにワンパターンだなとぼくは思いました。
だから今日は、かんたんに勝てそうだなととても思いました。
ちょうど、個室のトレーニングルームが空いたのでりっちゃんと二人きりで1vs1の試合をすることにしました。
さっそく試合を始めるとりっちゃんは、すぐにぼくの後ろに回って首を絞めてきました。
ぼくの思ったとおりで、りっちゃんはひきょうでワンパターンだなと思いました。
でも、ママととっくんしたぼくは強くなったので、苦しくてもがまんできるようになったから、りっちゃんの技は以前より苦しく感じませんでした。
「りっちゃんの技はきかないよ!もう全然苦しくないもん!」と言うと、
りっちゃんはムッとして、怒ってぼくのほっぺたをつねってきました。
「まーくんのくせにムカつくー!」
ギュギュギュ!
ちょっと痛かったですが、技がユルユルになったのでりっちゃんの技から脱出できました。
「やったあ!ぬけれたぞ!」と、ぼくは喜んでると、
「ふーん、ちょっとは強くなったじゃん」と、りっちゃんは言いました。
ぼくは、よゆうを見せるりっちゃんに頭にきてタックルしました。
「えい!」
ドカッ!
すると、りっちゃんは、「キャッ!」と言ってよろめき、尻もちをつきました。
ぼくの技が効いてるんだ!と思ってうれしくなりました。
「今まで男の子を絞めてきたバツだよ!これでぼくの勝ちだ!」
ぼくは、とどめを刺さそうと倒れたりっちゃんに技をかけようとしました。
その時、りっちゃんは急に足をふってきました。
ぼくはゆだんしていたのでりっちゃんの足払いで倒されてしまいました。
「うわあ!」
ズドン!
ぼくは、起き上がろうとしましたが、すぐにりっちゃんはくるくると動いてきてぼくに絡みついて、
ぼくが逃げるのをぼうがいしてきました。
「かかったね!必殺いちご狩り!!」とりっちゃんは言ってきて、
気づいたらぼくの頭は、りっちゃんの腕と足ではさまれてしまい逃げられなくなっていました。
「バーカ!私に勝てるわけないじゃん!10万年早いんだよーだ!」とりっちゃんは言ってきました。
そう言うと、りっちゃんは得意げな顔をしながら、 ぼくの首に腕をかけてぎゅーっと抱きしめてきました。
ぼくは、これはまずいと思って必死になって体をバタつかせました。
「苦しいだけが絞め技の恐ろしさじゃないんだよー?いちご狩りの恐怖味わっちゃえ!」
「うっさい!全然苦しくないし!こんなのすぐ外してやる!」
いちご狩りというりっちゃんのひっさつ技は、さっきの絞め技と違ってまったく苦しくなかったです。
ただ、頭がボワーっとして耳の後ろあたりがジンジンしました。
(あとで知ったのですが、この技はくもがらみという技で、りっちゃんがいちご狩りと名づけた技だったみたいです。)
「どう?私のいちご狩り?動くとどんどん首が絞まっちゃうよー」
りっちゃんの言う通り、動くとどんどん首が絞まりました。
けれど、逃げないと首が絞められたままなので、ぼくは、必死に技を外そうともがくしかなかったです。
「こら!はなせよクモ女!」
ぼくは、悪口を言ってりっちゃんのスキを作ろうとしましたが、
りっちゃんの足と腕がさらにぼくの首にくいこんで、耳のジンジンした感じがさらに強くなってきました。
「クモ女って言っちゃう子はぁーもうおねんねの時間だよ!!えい!」
ギュウウウウウウウウウウウ!
ぼくは、りっちゃんが一気に力を入れてきたことを感じました。
どうやら、悪口を言ったことで、りっちゃんを逆に怒らせてしまったようです。
そして、もがいてたせいもあってかさっきまで苦しくなかったのに、だんだん息もできなくなってきました。
(う…あれ?苦しい……、すごく苦しい……!どうしよう…………!!)
と、これは本当にやばいとぼくは思いました。
パニくってるぼくを見てりっちゃんはニヤリと笑いながら、
「あれれー?まーくん、苦しいのー?もうすぐ死んじゃうかもね?ふふふ!」
そう言って笑うりっちゃんに、 ぼくは、心の中で恐怖を感じました。
なんとかしないと、早くここから出ないと死んでしまうと思いました。
「は…はなせぇ!ギブギブ!死むぅー!死…むぅ…が…あ…、あぁ…」
ぼくはやばいと思ってギブアップしました。
マットをバンバンと手で叩きました。
でも、りっちゃんは「だめー!許さない!もっと苦しめ!」と言ってきて技をやめてくれませんでした。
ぼくは、とにかく手足をバタつかせて何とか技を外そうとしましたが、
でも、いくら力を入れてもりっちゃんの技から逃げられませんでした。
(ああ……ダメだった……ごめんなさいママ……)
…
…
…
「まーくん、おはよー、いい夢見れた?」
気づいたらぼくは、りっちゃんの足元で寝ていました。
目の前には、楽しそうな顔をしていちごオレを飲んでいるりっちゃんがいました。
ぼくは、ここでりっちゃんに絞め落とされたことに気づきました。
「あれ?ひょっとして泣いてるの…?こっち向いてよ?ねーねー?」
「まーくんにこの技は辛かったかな?怖がらせてごめんね!次はもっーーーと優しく落としてあげる!」
ぼくは、りっちゃんの足もとにもおよばないということが分かってしまいました。
りっちゃんがズズーっといちごオレを飲んでいる音を聞くと、
ぼくは、なんだかとても悔しくなってしまい泣いてしまいました。
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■English version
panakiman
2023-01-29 14:37:14 +0000 UTCf.k
2023-01-29 14:17:43 +0000 UTC