※差分 投稿実話シリーズ『明かりは点けるな…』
Added 2025-10-14 02:08:16 +0000 UTC※文字数が多いため、前回の差分です。 ~本編~ 刑事は仁美の表情を逃さず見つめ、眉間に皺を刻んだまま沈黙する。その視線が突き刺さり、心臓の鼓動がますます狂ったように早まる。 (いや……いやいや……考えたくない……っ! でも、あの舌に広がった味は……ど……っ……!) 理性と嫌悪と快楽の残滓がないまぜになり、仁美の胸は押し潰されそうになっていた――。 現場のざわめきの中、白い手袋をはめた鑑識官が一人、刑事のもとへ静かに歩み寄った。低い声で何かを告げると、手にしていた小さなメモを差し出す。 刑事は眉を寄せ、しばしその紙片を凝視した。文字を追うごとに表情は険しくなり、最後には唇を固く結んで大きく息を吐いた。 「……これに、見覚えはありますか?」 刑事は重々しい声でそう言いながら、仁美の前にメモを差し出した。 仁美は恐る恐るそれを受け取り、視線を落とした――瞬間。 「…………っ!!」 全身から血の気が引き、指先まで氷のように冷たくなる。心臓がドクンと跳ね上がり、喉が詰まって息ができなくなった。 そこには、震えるような字でこう記されていた。 ――『気持ちよかったよ……電気……点けなくてよかったな……』 「……ぁ……ぁぁ……っ……!」 仁美の唇からかすれた声が漏れた。足が震え、膝が折れそうになる。視界が揺れ、呼吸は大きく乱れ、胸の奥を恐怖が締め付ける。 (……違う……全部……っ……! あの暗闇で……私がしたこと……全部…違う…!) 額から汗が噴き出し、喉がからからに乾く。 必死に震えを抑えようとしたが、全身は小刻みに震え続け、手に持つメモがカサカサと音を立てた。 「……や、やだ……っ……こんなの……っ……」 声は上擦り、涙がにじむ。 恐怖と羞恥と後悔が一気に押し寄せ、仁美は胸を押さえながら、呼吸を荒げるしかなかった――。 胸が押し潰されるように苦しくなり、仁美は荒く息を吐きながら喉を掻きむしった。 「……はぁっ……はぁっ……っ……やだ……っ……息……できない……っ……!」 視界が滲み、耳の奥で自分の鼓動が爆音のように響く。吐き気が込み上げ、胃の奥が逆流しそうになり、膝がガクガクと震えて立っていられない。 「っ……うぅ……っ……」 その場に崩れ落ちそうになった瞬間、刑事が慌てて腕を支えた。 「おい! しっかり!」 仁美の顔色は蒼白で、肩は激しく上下し、完全に過呼吸に陥っていた。刑事は即座に声を張り上げる。 「誰か! 彼女を車に! 一旦落ち着かせろ!! 急げ!!」 すぐに若い警官が駆け寄り、仁美の反対側から体を支える。 「大丈夫です! 任せてください!」 仁美は涙で濡れた瞳を虚ろに揺らしながら、必死に呼吸を繰り返す。だが吸えば吸うほど息が浅くなり、胸が締め付けられていく。 (……やだ……やめて……っ……全部……知られたら……っ……!) 仁美の胸は締め付けられるように苦しく、頭は酸素を失ったかのように霞んでいく。若い警官に支えられながら運ばれる途中、心の奥底に押し込めていた光景が、堰を切ったように蘇ってきた。 (……ちがう……進じゃなかった……) 暗闇の中で握りしめた手は、進の柔らかな指ではなく、節ばったごつごつとした男の手。指先が膣の奥を掻き回すたびに、快感がないまぜになり、濡れすぎた自分の体をあざ笑うかのようだった。 (……あのときの……匂い……) 鼻を突くような強い男の体臭、そして竿から放たれた濃厚で生々しい臭気。進のものとは違う、重く、しつこく鼻腔に残る“他人”のチンポの匂い。布地越しに擦りつけられた時から感じていた違和感は、もう言い逃れようがない。 さらに脳裏に浮かぶ――暗闇の中で奥まで挿し込まれた瞬間。 進とは比べ物にならないほど大きく、硬く、膣を裂くように押し広げてきた生の感触。避妊具などなかった。むしろそれを当然のように突き立て、ずぶずぶとマンコの奥深くを突き上げられた。 「……っ……いや……っ……」唇が勝手に震え、声にならない声が漏れる。 子宮口を叩かれるたびに、快感と恐怖で腰が痙攣し、何度も膣は痙攣して肉棒を締め付けた。あの時は「気持ちいい」と錯覚するほどに追い込まれ、結局、膣奥にまで精を放たれ――それを受け入れてしまった。 (……わたし……進じゃない誰かのを……っ……生で……っ……!) 喉奥まで突き込まれ、熱い精子を吐き出される感覚も思い出す。必死に飲み下し、舌で残りを舐め取り、ひと滴残さず“証拠”を消そうとしたあの行為――それが今となっては自分を追い詰める刃のように胸に突き刺さる。 そして決定的な瞬間が、まざまざと浮かび上がる。 スマホの画面がぼんやり照らした暗闇。そこに浮かび上がったのは、決して進ではない、見知らぬ男の顔だった。 口の端を吊り上げ、いやらしく歪めたニヤけ顔。 自分の恐怖や混乱など意に介さず、ただ嗜虐的な快楽だけを楽しむ獣のような笑み。 「……ひっ……!」仁美は小さく悲鳴を漏らし、胸を抑えて震えた。 (あの顔……あれが……私が相手にしてた……全部……!) 恐怖の波に呑まれ、仁美は体を折り曲げて震えた。喉の奥がひくひくと痙攣し、吐き気が収まらない。視界は霞み、耳鳴りが轟き、まともに立っていることさえできない。 (……いや……いやぁ……! 進じゃない……っ……人に……私……!) 胸を押さえ、震える唇から嗚咽が漏れる。だがその一方で――理性を裏切るように、下腹部から別の衝撃が走った。 「っ……あ……やだ……っ……!」 恐怖に支配されているはずなのに、膣はびくびくと痙攣し、さっきの感覚を勝手に思い出してしまう。ごつごつした指にかき回され、生の肉棒に突き上げられ、奥まで蹂躙された記憶。嫌悪と羞恥が胸を焼くのに、肉体はその痕跡を確かに覚えていた。 (……いやだ……! なんで……っ……!) 震える太腿の間から、じわりと生温かい蜜が溢れ出す。下着越しにぬるりとした感触が広がり、股間は明らかに濡れ始めていた。 「……ひっ……や……やめ……いやぁぁ……っ……」 涙を零しながら、仁美は胸を抱きしめ、恐怖と快感に翻弄される自分の身体を抑え込もうと必死になった。 しかし、膣はひくひくと震えを止めず、濡れた証を否応なく広げ続けていた――。 闇に浮かぶあの男のニヤけ顔が、最後まで頭から離れないまま。 仁美の心は恐怖に、身体は淫らに……完全に壊れていった。 ・・・・・・・・・・・・・終