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お母さんありがとう 『大空の彼女はVTuber!?』

『お母さんありがとう』シリーズまとめ https://www.pixiv.net/novel/series/12610572 メイン登場人物 名前:平山 文子(ひらやま ふみこ) 年齢:45歳 性別:女性 職業:主婦 大空の母親。 「そういう問題じゃないの!こういう時は黙って母さんに任せておけばいいの!分かった!?」 「まったく、いつまで経っても世話が焼けるわねぇー」 「いいから離れちゃダメだからね!!わかった!?」 「まったく、この子は。母さんがいないとなんにも出来ないんだから」 息子の大空に対して小言を言いながら、 大空が何かやらかさないか心配で、常に息子の大空の事を気にしている。 大空が一人暮らしを始めてからというもの、一日に何度も電話をかけてくる。 息子の大空の事が心配で仕方がない。 大空から頼られたり、心配されたりするととても嬉しくなる。 つい小言を言ってしまうが、それは母としての愛情表現でもあるのだ。 息子の為なら何でもするし、どんな事でもしてあげたい。 例えエッチな事でも・・・。 名前:平山 大空(ひらやま おおぞら) 年齢:20歳 性別:男性 職業:電気工事士 文子の息子。 「母さんにはやっぱ敵わないなぁ」 「ちょ、ちょっと母さん近いって!!」 文子の事のお節介に困ってはいるが、文子の事を嫌ってはいない。 むしろ母親として深く愛している。 しかしそれは恋愛的な意味ではなく、あくまでも家族的な意味でだ。 ただ、文子の魅力的な体と豊満な胸やお尻を見てしまうと、 やはり男としての本能には逆らえない。 「母さんが他人と・・・」そんな事を考えて、モヤモヤしてしまう事もある。 そしてふとした拍子に文子の裸を妄想しながら自慰をしてしまったりもする。 ~本編~ 大空「お疲れ様でした~」 職場の人達「お疲れ~」 大空「・・・」(LINEを見る) 「大空さんに会いたく早めに着きすぎました~!!」 大空「・・・急がないと!!」 ・・・・・・・・・・・。 走る大空。 大空「はぁ・・・はぁ・・・ゴメン!!待たせちゃって」 麻実「いえ!!全然待ってないです!!!」(笑顔) 名前:八坂 麻実(やさか まみ) 年齢:19歳 性別:女性 職業:大学生、VTuber 大空とはオフ会で知り合い、彼女が大空に一目惚れをした。 それ以降大空に積極的にアピールをするが、付き合うまでには至っていない。 性格は負けん気が強く、思った事はすぐに口に出してしまうタイプ。 趣味はゲームで、『プテラ』という名前でVTuberとしても配信してる。 甘ったるい声が特徴で、男性からの人気が高い。 登録者は3万人以上。 父親が会社の会長で、かなりのお金持ち。 大空「本当にゴメン!!てか、待ち合わせより30分も早いじゃん!!」 麻実「私が早く会いたかったんです!!」 大空「いや、それにしても早すぎだよ」 麻実「いいんですよ!!待ってる時間も楽しいですから!!」 「ギュッ・・・」(大空の腕に抱きつく) 大空「そ・・そっか」(照れながらもめちゃめちゃ嬉しい) 麻実「はい!」(満面の笑み) 「ギュッ・・・!」(大空の腕をさらに強く抱きしめる) 大空「ちょ・・・ちょっと、麻実ちゃん・・・」(照れる) 麻実「えへへ~♡」 大空「・・・」(まんざらでもない様子) 彼女と知り合ったのはオフ会だった。 俺が好きだったゲーム配信者のオフ会があり、抽選で応募したらたまたま当選し、彼女と知り合った。 最初は彼女もただの視聴者側で参加した人かと思って話してたら、どうやら彼女自身も配信者だったらしく VTuberなのでそのオフ会では素性を隠したまま参加してたらしいが、俺にだけには何故か明かしてくれた。 俺は全然VTuberに興味はないけど、そのオフ会では何故か盛り上がってしまい、彼女と連絡先を交換する事になった。 そして興味本位で彼女の配信を見てる内に・・・俺は・・・ いつしか・・・・ 大ファンになっていた・・・。 麻実ちゃんとご飯を食べ終わり、帰ろうとした時 大空「じゃあまたね!麻実ちゃん!」 麻実「え・・・?」 大空「・・・え?」 麻実「・・・あ・・・いや・・・」(何か言いたそうな) 大空「ん?」 麻実「・・・」 大空「・・・今日もこの後配信やるよね!?ちゃんと見るね!!」 麻実「・・・」 大空「・・・」 麻実「・・・そうじゃなくて」(小声で) 大空「・・・え・・・」 麻実「・・・」 大空「・・・?」 麻実「・・・今日は・・・もう帰りますか?・・・」(小声) 大空「・・・え、あ、うん。・・・うん?」 麻実「・・・」 大空「・・・」(ドキっとしながら) 「ガシッ!!」(大空の腕にしがみつく) 大空「!!?」(さらにドキッとする) 麻実「・・・大空さん家、行っちゃおうかな~?」 大空「!?」 麻実「・・・ダメですか・・・?・・・」(上目遣いで) 大空「ダメ・・・?・・・いや!全然いいよ!!むしろその方が嬉しいです!!」(食い気味で言う。もう完全にやられてる) 麻実「・・・やったぁ!!じゃあ行きましょー!」 大空「・・・」 ・・・等々俺にもこんな素敵な彼女が・・・いや、実際にはまだ付き合ってないんだが・・・ だが、これはイケるよな?こんな展開アニメやゲーム、AVでしか見た事ねーぞ!!! 今日、麻実ちゃんは俺の家に来る・・・。 前略・・・父上・・・母上・・・アナタの息子は将来の結婚相手を見つけたかもしれません・・・。 大空「・・・」(幸せに浸ってる) 麻実「・・・大空さん?・・・」 大空「・・・!!はい!何でしょう?」(なぜか敬礼する) 麻実「ふふ・・・何ですか、それ?・・・」 大空「(やべ・・・テンション上がって思わず敬礼しちゃった・・・)」 大空「アハハハ!!俺、敬礼上手いでしょ!!ホラッ!!シュッ!!シュッ!!」(何度も敬礼する) 麻実「・・・プッ・・・アハハッ♪何ですかソレ?変なのー!!」(大笑いしながら言う) 大空「(幸せって・・・何か分かった気がする・・・!!)」 その時 「♪♪♪♪」 大空「シュッ!シュッ!シュッ!」(まだ敬礼してる) 麻実「アハハハ♪・・・?」 大空「シュッ!シュッ!シュッ!」 麻実「・・・大空さん、携帯鳴ってますよ?」 大空「シュッ!シュ・・・・・え?俺?」 大空はスマホを取り出し、確認する 着信相手は 大空「・・・う・・・」 画面に“母さん”と、表示されている。 大空「・・・」 麻実「出ないんですか?」 大空「・・・」 電話に出たくない・・・ しかしそうも言ってられない・・・。 何故なら今電話に出なかったとしても、母さんなら間違いなく永遠と鳴らし続けてくるだろう・・・ 10分や20分じゃない・・・おそらく何度も何度も・・・ 電話に出ない限り永遠に鳴らし続けるだろう・・・。 そう。これはつまり、俺に覚悟を決めろと言ってるんだ。 電話に出る覚悟を・・・。 大空「はぁ・・・」(溜息) 麻実「・・・?」 大空「ごめん!麻実ちゃん、ちょっと待ってて!!母さんから電話が!!」 麻実「はい、待ってます!」 大空「(おし、さっさと終わらせて麻実ちゃんとの楽しい時間に戻るぞ!!)」 大空は通話ボタンをスライドさせる。 大空「もしもし、母さ」 文子「今どこにいるの!!!??」 大空「・・・え?」 文子「今どこにいるのか聞いてるのッ!!」 大空「えっと・・・今は・・・友達といるけど」 文子「誰?男!?女!?」 大空「いや・・・もう別れて・・・今一人です・・・」(いきなり圧に負けた) 文子「こんな遅くまで!!アンタ何やってんの!?!?」 大空「・・・」(黙秘権を行使して黙り込む) 文子「黙ってないで何とか言いなさいよッ!!」(怒鳴る) 大空「お腹空いたから職場の先輩にご飯連れってもらっただけだよ!!」 文子「ご飯って誰!?男の人!?」 大空「・・・あぁ、そうだよ」(ウソ) 文子「本当でしょうね?」 大空「本当だよ!」(ウソ) 文子「・・・まぁいいけど、さっさと帰ってきなさいよ!」 大空「・・・?」 文子「聞いてんの?」 大空「え・・・まさか・・・またウチに来てんの・・・?」 文子「当たり前でしょう。何か文句あるの?」 大空「・・・別に・・・文句はないけど・・・」 文子「じゃあ早く帰ってきなさいよ」 大空「あ、でも・・・今日は」 文子「じゃあね!!」 大空「・・・」 通話終了 大空「・・・」 麻実「・・・大丈夫ですか?」 大空「いや、全然大丈夫だけど。むしろこの後が大変な気がするけど」 麻実「大変?」 大空「・・・あのさ、ちょっと問題があってさ・・・」 麻実「え?」 大空「ウチに母さんが来ててさ・・・。すぐ帰ると思うんだけど。・・・だから、あの・・・今日はここで解散って事でも・・・いい、かな・・・?マジでゴメン!!」 麻実「私は大丈夫ですけど・・・」 大空「ホントゴメン!!!」 麻実「・・・」 麻実は少し考える。 そして口を開く。 麻実「じゃあ、今度は会う時は・・・」 大空「・・・?」 麻実「・・・直接大空さん家で待ち合わせでもいいですか?」(甘ったるい声) 大空「・・・最高!!!お願いします!!!」(敬礼する) 麻実「・・・!やったぁ~♡」 麻実「じゃあ今日は配信やるんで、見てくださいね!!」 大空「うん!絶対見るね!!」 こうして俺は麻実ちゃんとの時間を終え、急いで家路に着いた・・・。 そして家に帰ると・・・ 大空「・・・ただいま」 文子「遅いわよ!!」 当然の様に母さんがいた・・・・・・。 大空「母さん・・・なんで居るんだよ・・・」 文子「なんで居るんだよじゃないわよ!!アンタが心配だからに決まってるでしょ!!」 大空「いや、でもさ・・・」 文子「何よ?」 大空「・・・いえ・・・」 文子「今日ウチでカレー作ったのよ。アンタ母さんのカレー好きでしょ?だから持ってきてあげたの」 大空「・・・俺さっきキムチ鍋食べてきたんだけど・・・」 文子「ほら!さっさと食べなさい!」(強引に勧める) 大空「・・・」 大空「・・・はい・・・」 ・・・・・・・・・・・・。 大空「・・・いただきます」(カレーを一口食べる) 文子「どう?美味しい?」(満面の笑み) 大空「・・・」 大空「・・・うん。美味いよ」 文子「ホント!?良かった!!大空は母さんのカレー大好きだもんね」(喜ぶ) 大空「・・・」 嬉しそうにする母さん・・・。 そんな母さんを見て思う・・・可愛いなと・・・。 思えば昔から母さんはこんな感じだったな。俺が小さい頃から美人で可愛くて・・・ 今は年を取ったといってもまだ若くて綺麗で、周りの人達からも羨ましがられている。 それに・・・ 文子「・・・どうしたの?」 大空「・・・」 「むにゅっ・・・」(文子の谷間が目に入る) 大空「いや・・・」 文子「・・・?」(首を傾げる) ・・・デカい。それに、胸だけじゃなくて全体的にムチムチしてて色っぽい・・・。 そんな母さんを見てるとどうしても意識してしまう・・・。 別に実の母親だし、変に意識する必要もないのだが、正直エロいなと思う事は多々ある。 ・・・いや・・・エロさしか感じない。 俺はまだ実の母親というフィルターで守られてる部分があるが・・・ 普通の男性なら・・・ 全員KOだ・・・。 大空「・・・」(母さんの胸を見てる) 文子「・・・?」(不思議そうにしてる) 大空「・・・」(ゴクリと唾を飲む) 俺は今、実の母親を性的な目で見ている・・・。 そんな自分が少し嫌になるが・・・しかしこれは男なら仕方ないと思う。 だって、こんなエロい体してたら見るだろ?見ちゃうよな? うん、仕方ない。だから俺は悪くない!そう!俺のせいじゃない!!悪いのは母さんの体だ!!そうだ!そういう事にしとこう!!よしッ!!! 俺は開き直ってカレーを頬張る。 そんな俺を見て母さんは微笑む。 文子「お風呂沸かしてあるから食べ終わったら入っちゃいなさい」 大空「・・・うん」 ・・・・・・・・・・・・・・。 そしてお風呂から上がった俺は・・・ 大空「・・・!!」(麻実の配信通知に気付く) 大空「ヤバ!!麻実ちゃんの配信やってる!」 俺は急いでPCの前に座る。 そして麻実ちゃんの配信を確認する。 配信を見てる大空。 洗い物をする文子。 文子「・・・?」 大空「・・・」(麻実の配信に夢中) 文子「・・・」 大空「・・・」 麻実の甘ったるい声がPCモニターから流れる 大空「・・・」 文子「・・・」(イライラ」 大空「・・・」 麻実の笑い声や大きなリアクションが流れる 大空「・・・」 文子「・・・」(イライライライラ) 大空「・・・」 文子「・・・」(イライライライライライライラ・・・!!) 文子「大空!!!!!」 大空「!?」 大空「な、なんだよ急に大きな声出して・・・」 文子「さっきからうるさいなのよ!!」 大空「・・・え?なにが?」 文子「その変なキャラクターの変な声がうるさくて仕方ないのよ!!」 大空「うるさい?可愛いじゃん」 文子「はー?そんな舌たらずのだらしない喋り方のどこが可愛いのよ!」 大空「は?なに言ってんの?めちゃくちゃカワイイだろ?」 文子「全然可愛くないわよ!!」 大空「でもこの子、登録者3万人もいるんだよ」 文子「3万人だが10万人だが知らないけど、そんな変なキャラクターのアニメなんか見るのやめなさい!!時間の無駄よ!!」 大空「いや、アニメじゃなくて・・・これVTuberだよ」 文子「VTuber?何よそれ?」 大空「知らないの?常識だよ」 文子「知らないわよ!!そんな気持ち悪い声聞いて何が楽しいのよ!?全然分からないわ!!」 大空「気持ち悪いって・・・」 そんな時、配信中の麻実(プテラ)が大空との思わせぶりな話を配信で始める プテラ「今日プテラ外でご飯食べてたんだけどさ~、名前について考えててさ」 プテラ「彼氏彼女の名前がイイと良くない!?」(リスナーに言う) コメント「名前がいいとは?w」 コメント「彼氏彼女の名前か・・・」 コメント「例えばどんなん?」 プテラ「う~んそうだな~例えば・・・」 大空「・・・」 文子「・・・」 俺は嫌な予感がした・・・ プテラ「大きな空・・・大空!!とかいう名前!!」 コメント「草」 コメント「プテラさん意外とロマンチストw」 コメント「大空翼っていうキャラクターは居るけど、名前が大空は聞いた事ないわ」 コメント「じゃあプテラさんの彼氏は大空って名前じゃなきゃだめか」 プテラ「にゃははは!!あたしの彼氏の条件は名前が大空に決定~♪」 コメント「大空さん以外の名前可哀想だな・・・」 コメント「大空さん以外乙」 文子「・・・」 大空「・・・」(冷や汗ダラダラ) そして追い打ちをかけるように麻実(プテラ)は続ける プテラ「ふぁ~」(あくびをする) コメント「プテラちゃんおつかれ?w」 コメント「眠くなっちゃった?」 プテラ「ん~・・・ちょっと・・・」 大空「・・・」(嫌な予感しかしない) コメント「今日は忙しかったの?配信時間いつもより遅かったよね」 プテラ「あー・・・うん。忙しいってゆ~か・・・」 大空「・・・」(嫌な予感しかしない) プテラ「さっきまで外でご飯食べて・・・」 大空「・・・」(今すぐ配信を消そうか考えてる) コメント「え~いいな~」 コメント「何食べたの?」 プテラ「鍋だよ~・・・」 文子「・・・」 大空「・・・」(母親の圧を背中で感じる) コメント「お!いいね!!」 コメント「外で鍋か~・・・」 ダメだ・・・ 俺は知ってる・・・・・ このまま終わる訳がない・・・・ 絶対にコメントでくるはずだ・・・・ 『何鍋たべたの』・・・と・・・ 俺は家に帰って来て・・・母さんに・・・言ってしまった記憶がある・・・ 『・・・俺さっきキムチ鍋食べてきたんだけど・・・』 大空「・・・」 『・・・俺さっきキムチ鍋食べてきたんだけど・・・』 文子「・・・」 『・・・俺さっきキムチ鍋食べてきたんだけど・・・』 大空「・・・」 大空「さーて!!!そろそろ寝ようかな!!!」(配信を止めようとする) 文子「ちょっと待ちなさい」 大空「・・・なに・・・か?」 文子「・・・もうちょっと見させてちょうだい・・・」 大空「え?・・・いや、でも、もう夜遅いし・・・お隣さんに迷惑だったり・・・」 文子「それは母さんがこないだ解決したでしょ」 大空「・・・でもさ、明日も仕事あるし」 文子「明日はアンタ休みよ」 大空「・・・」 完全論破。 大空「・・・」 文子「・・・」 俺は祈るだけだった・・・ これ以上麻実ちゃんが匂わせ配信を続けない事を・・・そして・・・コメントが麻実ちゃんの発言にいちいち追及しない事を・・・。 コメント「鍋いいよね~ただ俺はラーメン派です」 大空「(!!ナイスコメント!!!これで流れが変わる!!!)」 プテラ「あ~ラーメンいいよね~プテラもラーメンめっちゃ好きぃ!!」 文子「・・・」 よし・・・これならなんとか、無傷ではないが、軽傷でイケるぞ!!! 乗り切った・・・・!!! 文子「・・・」 大空「・・・ほら?別にもうこっからは盛り上がらないと思うし、もう消すね?」 文子「・・・」 その時・・・ コメント「何鍋たべたの~」 コメント「鍋は何がすきなの?」 コメント「鍋いいなー何鍋食べて来たんですか?」 コメント「鍋好きの?」 コメント「何鍋ー?」 大空「!!!」 プテラ「鍋~?・・・うーん、今日、てか、さっき食べて来たのはね・・・」 大空「・・・」 文子「・・・」 審判の時・・・ 判決は下った・・・ プテラ「キムチ鍋食べてきたーめっちゃ楽しかったし、幸せ感じた!!!」(甘ったるい高い声で) 大空「・・・」 プテラ「まじ美味しかったー幸せだったぁ~♡」 コメント「キムチ鍋!!」 コメント「マジで?俺もキムチ鍋好き」 コメント「僕も大好きです!笑」 コメント「お~いいねぇ~」 コメント「キムチ鍋いいよね」 プテラ「また一緒に行きたいな~♡」 コメント「オトコとですか?」 コメント「いいねぇ、今度一緒に行こうか?」 コメント「まじ!?行こう!!」 コメント「男とだっだら死ぬわ」 コメント「女友達でしょ」 コメント「プテラちゃんが幸せならOK」 コメント「プテラちゃん可愛い!!」 大空「・・・」(放心状態) 文子「・・・」(大空の肩に手を置く) 大空「・・・」 文子「プテラちゃんって子可愛いわね」 大空「・・・そ・・そうですか・・・ね」 文子「今日キムチ鍋食べて幸せだったみたいよ?プテラちゃん」 大空「そ・・そうみたいですね・・・」 文子「あら?そういえばアンタ帰って来た時『キムチ鍋食べてきた』って言ってたわね?」 大空「・・・そ・・そうでしたっけ・・・最近物忘れが激しくて・・・あはは・・・」 文子「『大空』っていう名前の男の子が好きみたいよ?プテラちゃん」 大空「・・・そうですか・・・」 文子「あなたの名前・・・何だったかしら」 大空「・・・大空と言います・・・」 文子「あら素敵な名前!プテラちゃんの好みと一緒じゃない!!」 大空「・・・素敵な名前を頂いて・・・光栄です・・・母上・・・」 文子「喜んでもらえて嬉しいわぁ・・・」(頭をナデナデする) 大空「・・・」(震えてる 文子「この後、ちょ~っと色々お話したいんだけど・・・いいかしら?」(頭を優しくナデナデする) 大空「・・・もちろんですよ・・・お母さま・・・」 文子「あら、良い子ね♪」(頬をくっつけてスリスリする) 大空「・・・」(死んだ魚の目) 来週の休日に麻実ちゃんは俺の家に来る事になった・・・ もちろん・・・母さんも一緒だ・・・ ・・・助けてくれ・・・ ・・・・・・・・・・・終 第2話「麻実ちゃんの手」 母さんに色々と詰められ、今日麻実ちゃんが家に来る。 大空「・・・」 麻実ちゃんが来るのを待つ俺。 本当ならこの時間はとてもウキウキドキドキな時間なはずだ。 でも今の俺にそんな余裕はない・・・ 何故なら・・・ 文子「・・・」 今、俺の横には母さんが居るからだ・・・。 いったい何を話すつもりなんだ・・・。 分かってる事はただ一つ・・・ 穏便には終わらないだろう・・・・・。 ・・・・・・・・・・。 「ピンポーン」 大空「!!はーい!!」 俺は急いで玄関に向かう。 そしてドアを開けると・・・ 麻実「やっほー大空さん♡」 大空「あ、麻実ちゃん・・・急にごめんね・・・」 麻実「いえ!!全然!!」 麻実「でも、ちょっと驚きましたよ。急に『お母さんが会いたいって言うから三人でご飯でも』って・・・」 大空「そ、そうだね・・・と、とりあえず上がってよ」 麻実「は~い!おじゃましま~す!」 ・・・・・・・・・・・。 麻実「あ、こんにちは!」(文子に挨拶する) そして母さんが口を開く。 文子「・・・あなたがプテラちゃん?」 麻実「え?お母さんも私の配信見てくれてるんですか!?ありがとうございます!!」 麻実「うれしー!!」(甘ったるい高い声で) 文子「・・・」 大空「・・・」 母さんの顔が明らかにイライラしてる。 文子「いきなりで悪いんだけど・・・その『お母さん』ってどうゆう意味?」 麻実「え?だって、大空さんのお母さんなんですよね?」 文子「・・・」 麻実「・・・?」 文子「そうよ?私は大空の母親よ。」 麻実「?」 文子「でもね、アナタの『お母さん』じゃないの。分かる?『大空のお母さん』なの。分かる?アナタはただの他人なの。」 文子「だから気安く『お母さん』なんて呼ばないでくれる?」 麻実「・・・」 大空「・・・」(ポカーン) ・・・終わった・・・俺の人生が今終わった・・・。 いきなりエンジン全開の母さん・・・ 麻実「・・・」 麻実ちゃんもドン引きしてるはず・・・ きっと泣いて出て行ってしまうだろう・・・ 俺は頭を抱えた・・・ だが麻実ちゃんは・・・ 麻実「そんなの知ってますよ?」 文子「・・・?」 大空「!!」 麻実「あたしのお母さんは、“おばさん”と違ってもっと優しいですから!!」 大空「・・・麻実ちゃん・・・」 文子「おば・・さん・・・って・・・私の事言ってるの?アナタ」 麻実「はい!そうです。おばさんです!」(笑顔で) 大空「・・・」 もうなんなんだこれは・・・ いや、間違いなく修羅場だ・・・。 麻実ちゃんがここまで強い子だったなんて・・・ しかし・・・母さんがこんなんで引き下がるはずがない。 文子「ふーん。そう・・・」 麻実「そうです!」 大空「・・・」 そして地獄の時間が始まる・・・ なんとか気まずい空気の中3人で軽めにご飯を食べ、 徐々に本題に入っていく・・・。 文子「あなたは大空の事好きなの?」 麻実「・・・え?」 大空「!!」 いきなり何を言い出すんだよ! いや、確かに俺もそれは気になってたけどさ!! しかし、そんな俺の心配を他所に麻実ちゃんは笑顔でこう答えた。 麻実「はい!好きです!」(甘い声で) そんな回答を聞いて俺は顔が真っ赤になる。 大空「(麻実ちゃん・・・)」 そんな俺を気にせず母さんは続ける。 文子「そう・・・でも、アナタは大空の面倒見れないでしょ?」 麻実「え?面倒・・・?」 文子「そうよ。面倒よ。だってアナタ料理も洗濯も掃除もできないでしょ?」 麻実「・・・」 大空「母さん!!もういいから!!」 俺は慌てて止めに入る。 大空「俺は別に面倒見てもらわずに一人で出来てるから!!」 文子「出来てないわよ!!私が定期的に来てあげないと、食事も洗濯も何も出来ないでしょ!!」 大空「いや!出来るって!!」 麻実「・・・ププッ・・・」 大空「・・・麻実ちゃん?」 文子「なによ?急に笑って」 麻実「いや、だって・・・」 大空「・・・」 第2R・・・ 麻実「おばさんの“勝手な思い込み“が面白くて」 文子「・・・は?」 開始・・・。 麻実「おばさんは、あたしが大空さんの事好きなの嫉妬してるんですか?」 文子「・・・はぁ!?」 図星だった。 母さんはただ単に自分の息子を取られるのが嫌なだけだ・・・。 そんな母さんを無視して麻実ちゃんは続ける。 麻実「だってそうでしょ?あたしと大空さんが仲良くなるのが嫌でそんな事言うんですよね?」(甘い声) 文子「・・・」(イラっとしてる) 麻実「でも安心して下さい!!あたしは絶対におばさんより大空さんを大切にするし」 麻実「おばさんじゃ出来ないような面倒も見れるんで!」 文子「・・・」(イライライラ) 麻実「なので大空さんの事は任せてください!絶対に幸せにしてみせます!」(笑顔で甘い声) 文子「・・・私じゃ出来ないような面倒・・・?」(イライライラ) 麻実「はい!そうです!」 文子「あら、それがなんの事なのかぜひ教えていただきたいわ・・・」(イライライライラ) 麻実「え~いいんですか?」(甘い声) 麻実「じゃ~!!見て下さい!!」 大空「・・・え?」 麻実ちゃんが俺の唇に・・・ 「チュッ・・・」 キスをした。 麻実「えへへ・・・♡」 文子「・・・」 大空「・・・」 大空「・・・」(思考停止) 文子「・・・何してるのアナタ?」(イライライラ・・・) 麻実「え?見て分かりませんか?キスですよ?」 そんな俺達のやり取りを見て、母さんが口を開く。 そして地獄の時間が始まる・・・ 第3R開始だ・・・。 文子「・・・」 麻実「ごめんなさい・・・急にしちゃって・・・」(小声で大空に言う) 大空「え?・・・あ、あぁ・・・俺の方こそ・・なんかごめんね・・・」(小声) 文子「ちょっと!!!!」 大空「!!!」 文子「コソコソと何を話してるのよ!!!」 大空「い、いや・・・」 麻実「・・・おばさんには関係ない事ですよ」 文子「はぁ?」 麻実「だって、おばさんは大空さんの母親であって、それ以上でもそれ以下でもないじゃないですか」 文子「・・・」 麻実「だからあたしと大空さんの事は放っておいてください。お願いします」 文子「・・・」(イライライラ・・・) 麻実「それに大空さんはもう子供じゃないんで!これからは大人の恋愛をするんです!!」(甘い声) 文子「・・・」(イライライラ・・・!!) 大空「・・・」 麻実ちゃんは凄い。 まさに俺の言葉を代弁してくれてるようだ・・・。 だが、そんな事をいくら述べた所で、母さんは納得しないし引き下がらない。 それが俺の母さんだ。 文子「・・・子供ね・・・」 麻実「・・・はい?」 文子「アナタが子供だって言ってるの」 麻実「・・・」 大空「・・・」(呆然) また始まった・・・ もう終わりにしてくれ!!頼むから・・・。 麻実「どういう意味ですか?」 文子「だってそうでしょ?私に出来ない面倒っていったい何の事かと思ったら・・・そんな子供みたいなキスだなんて・・・」(小馬鹿にする感じで) 麻実「・・・」 文子「あら?怒っちゃった?ごめんなさいね。“大人な事”も知ら無さそうな子供には何言ってるかわからないわよね」 麻実「・・・」(イライライラ) 文子「あらあら、可愛いプテラちゃんが怒ってるのかしら?そんなに怒ると可愛い顔が台無しよ?」 文子「まぁ、私はアナタが可愛いなんて“全く”思わないけどね」 麻実「・・・」 大空「・・・」 地獄だ・・・。 麻実「・・・じゃあ」 文子「ん?」 麻実「おばさんは大空さんの・・・“そっち”の面倒も見る事が出来るんですか?」 大空「・・・」 文子「・・・当たり前でしょ?」(ドヤ顔で言う) 麻実「・・・」 大空「!!!」 麻実「・・・ウソです!!そんな事許される訳ないじゃない!!親子なのに!!」 文子「親子だから許されるのよ。私は大空の母親なの!!分かる!?母親なの!!」 麻実「・・・」 文子「だから大空の面倒は全部私に任せて、アナタはさっさと帰りなさい」 麻実「・・・」(イライライラ) 文子「あ!なんなら私が料理も洗濯も掃除も教えてあげるわよ?」(小馬鹿にする感じ) 文子「“あっち”の事もね・・・」 文子「だって可哀想でしょ?大空との関係は終わっちゃって、もう大空みたいな優しい男の子に構ってもらえないんだから」 文子「せめてこれから出会う男性の為に“色々”アドバイスしてあげてもいいわよ?“色々”ね」 麻実「・・・」(イライライラ) 文子「あら、ごめんなさい。アナタには難しいお話だったわよね?お子ちゃまプテラちゃん?」(嘲笑する感じで) 大空「・・・」 母さんはダメだ・・・。 いや、そもそも最初からダメだったんだな・・・。 この人に敵うものは世界中探してもいないだろう。 ・・・・・・・・・・・続


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