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僕のお母さん ~母親戦士和美、VR冒険(無法世界)の始まり~

※過去作 『市民プールのお母さん』 『友達のお父さんと僕のお母さん』 『僕のお母さんを痴漢して下さい』 『僕のお母さんとサンタさん』 『僕のお母さん 「今、お母さんお風呂入ってるよ・・・?」』 『僕のお母さん『伊藤先生編』 『僕のお母さん ~計算された万引き~ 前編』 『僕のお母さん ~計算された万引き~ 後編』 上記作品も合わせて読んで頂けたら幸いです。 https://www.pixiv.net/novel/series/12610571 シリーズまとめ メイン登場人物 名前:小宮路 和美(こみやじ かずみ) 年齢:35歳 性別:女性 小宮路裕太の妻で、裕紀の母親。 息子の裕紀の企みで、エッチなハプニングが絶えない。 エッチな事については奥手だが、スケベである。息子の裕紀の企みで、エッチなハプニングが絶えない。。 名前:小宮路 裕紀(こみやじ ゆうき) 年齢:9歳(小学4年生) 性別:男性 裕太と和美の息子。 母、和美にいやらしい罠を仕掛ける。 自分が和美になにか直接する事は少なく、他人に母を汚してもらう事に興奮を覚える。 ~本編~ 夕方の柔らかな陽射しがカーテン越しにリビングへと差し込む頃、裕紀はいつものようにリビングのソファに寝転び、手元のタブレットを操作していた。学校の宿題を済ませたという名目の元、彼の指は軽快に画面を滑っていく。検索履歴は英語ばかりのサイトに占められ、時折、画面には「Neural Immersive VR」「Cognitive Synapse Interface」など、日本語では見慣れない単語がちらつく。 裕紀の目が、ふと一つの広告に釘付けになる。 “世界でたった100台、脳波と五感を完全接続する試験型VRゴーグルをあなたに。ベータ版、抽選提供開始。” 彼は眉をひそめながらも、画面をスクロールし詳細を読む。それはアメリカ西海岸のあるスタートアップ企業が開発した次世代VRゴーグルの告知ページだった。クラウドファンディング形式で200ドルを出資すれば、抽選で試験機の提供者に選ばれる――そう記されている。 裕紀の心臓が静かに跳ねた。 “脳と直接つながる……仮想世界を、現実みたいに感じられる。” 9歳の彼にとって、その言葉は禁断の魔法のように甘く響いた。単なるゲームの世界ではない。五感、脳、欲望、記憶――すべてを持ち込める“新しい現実”。そう確信するだけの直感があった。 彼は音を立てないよう、静かに席を立ち、隣の部屋へと忍び込む。そこには、母・和美のカバンが無造作に置かれていた。 「……あった」 ファスナーを開けると、中にはネイビーの長財布。いつものように、小銭入れの奥に差し込まれているクレジットカードを見つけた。 裕紀の手が一瞬止まる。 だがその指先には、ためらいはなかった。 静かにカードを抜き取ると、タブレットを膝に乗せ、再びあのページへと戻る。寄付額のスライダーを“$200”へと合わせ、必要情報を入力する。英語は読める。翻訳アプリも不要だった。彼にとって、それは障害ではなかった。 カード番号、有効期限、セキュリティコード……すべての情報を入力し、最後に現れたのは、 “Thank you for your support. Your entry has been received.” 表示されたページの言葉を、裕紀は確かめるように目でなぞった。薄く笑みを浮かべた彼の瞳には、どこか高揚感が宿っていた。 そのとき、台所から母の声が響いた。 「裕紀ー、お風呂の準備できたわよー」 「うん、今行くー」 何事もなかったかのように、裕紀はタブレットを閉じ、クレジットカードを元通り財布に戻し、そっと部屋を後にした。足音も呼吸も、普段通りの無邪気な小学生として。 だがその胸の奥には、仮想世界への“扉”が、音もなく開かれ始めていた。 ・・・・・・・・・・。 家の中が静寂に包まれた深夜。母・和美の寝息が安らかに響く中、裕紀はベッドに潜り込み、布団の中でタブレットを起動させた。画面の光が彼の顔を仄かに照らし出す。時間は午前2時を回っていた。 ログイン先は、英語圏のオープンSNSプラットフォーム。彼が密かに利用し続けている“技術者たちの集まる地下的な空間”だ。 彼のユーザーネームは「NeuralFox」。アカウントのアイコンは赤い神経構造を模した抽象的な画像で、プロフィールには「10歳のAI&VRマニア」とだけ記されていた。年齢は偽りではない。だが、その知識と行動力は大人さえも凌駕していた。 彼がDMを送った相手の名前は Dr.Liem。プロジェクト「SynVR」の技術責任者であり、チームのリーダーだ。裕紀は、この人物と数ヶ月前からメッセージを交わしていた。きっかけは、VR技術への鋭い質問。だが、それだけではない。 DM画面を開くと、そこには新たなメッセージが届いていた。 「君の出資、ちゃんと確認したよ。ありがとう、NeuralFox。ところで――和美の調子はどうだい?正直に言うと、僕は君の“あの素材”にすっかり夢中なんだ。正直、君が送ってくれた動画や写真はどれも刺激的だったよ。ぜひ、また新しいのを期待している。できれば今度は、もっと大胆なやつを頼みたい。もちろん、君のためなら協力は惜しまないつもりさ」 その言葉に裕紀は、唇の端を持ち上げ、ほとんど無邪気な調子で返信を打ち込んだ。 「安心して。これからも“新しい和美”を提供するよ。実は、君たちの新型VRを手に入れたら、和美にも体験させるつもりなんだ。その映像や感覚データも全部、特別に渡すよ。他の誰にもできない素材になるはずだ」 数分もしないうちに、相手からすぐ返事が返ってきた。 「それは本当に素晴らしい提案だ!君のような協力者がいることは我々のプロジェクトにとって大きな意味がある。もちろん、君にはできるだけ早く試作品を届けるように手配するよ。他の出資者よりも優先してね。たぶん、数週間以内に届くだろう。それと……今回は特別に、“ハードタイプ”を君に回そう。これは安定版じゃない。刺激は段違いだし、現実感もまったく別物だ。ただ、脳への負荷やリスクも相応に高い。――でも、君ならきっとその価値がわかるはずだ」 メッセージを読み終えた裕紀は、何かを確信したようにゆっくりとうなずいた。 「もちろん。それが欲しかった。危険でも――そのくらいじゃなきゃ意味がない」 送信ボタンを押した裕紀の瞳には、抑えきれない好奇心と征服欲が静かに宿っていた。 画面の中で、二人だけの危うい取引が成立した瞬間だった。 ・・・・・・・・・・。 その日、外は春の終わりを告げるように、やわらかな日差しと涼やかな風が舞っていた。日曜日の午前10時、家の中は休日らしいゆったりとした空気に包まれていた。 玄関のチャイムが鳴った瞬間、和美が立ち上がろうとしたその時だった。 「お母さん、僕出るよ!」 声をかけた裕紀は、何気ない風を装って小走りで玄関へと向かった。その背中に「ありがとう、優しいね」と和美の柔らかな声がかかる。 裕紀は、にこりと笑って手を振るだけで応じた。 玄関ドアを開けると、配達員が抱えていたのは想像以上に大きな箱だった。無地の段ボール、送り主はアメリカの企業名。手続きを終え、受け取った箱の重みを確かめるように腕に力を入れながら、慎重に自室へと運び入れる。 ドアを閉め、鍵をかける。 そして深く、長い呼吸を一つ。 机の上に箱を置き、カッターで慎重にテープを切り裂く。段ボールのふたを開けた瞬間、ふわりと新しい素材の匂いが立ち上った。 最上部に一枚のカードが乗っていた。黒地に銀のインクで、整った筆記体が刻まれている。 "To NeuralFox — The ultimate experience awaits you." 差出人の名前はなかった。だが、誰が書いたかは裕紀にとって疑いようがなかった。 その下には発泡スチロールで厳重に守られた本体が、静かに、しかし圧倒的な存在感をもって収められていた。 ただのゴーグルではなかった。 それはもはや「装置」だった。漆黒の外装に鈍い光沢を帯びたそれは、まるで軍用のヘルメットを思わせる重厚な造形で、両側面には神経接続用のインターフェースらしき端子が組み込まれていた。内部には薄く見えるが確実に存在する、脳波センサーと電極。 横に並べられていたのは、少しコンパクトな、サブ機――和美用のユニットだった。 “二人で共有できる設計”。 裕紀はメイン機をそっと両手で持ち上げ、感触を確かめながら静かに息を吐いた。 「……完璧だ」 視界の中で、現実の空間が一瞬だけ遠のいたような錯覚に襲われる。まるでこの装置そのものが、既に“入り口”であるかのような錯覚すら覚えさせた。 箱の底には、注意事項が英語でびっしりと記されたパンフレットと、プロトタイプのシリアルナンバーが記された保証書。小さな文字で「Type: UNSTABLE」とだけ書かれている箇所を見つけた裕紀は、口元をほんのわずかに緩めた。 「これでいい。むしろ、これじゃなきゃダメなんだ」 その時、彼の胸の奥には、かすかに脈打つような衝動があった。未知への欲望。そして、あの母の姿を、これまで以上に“深く”記録するという確信。 部屋の中の空気が、少しずつ異質なものへと変わっていく。 全てが、始まろうとしていた。 午後の陽が傾き始めた頃、裕紀は部屋のカーテンを少しだけ閉じて、暗がりの中で黙々と作業を続けていた。 机の上には開封されたばかりのVR機器――SynVRのメインユニット。付属のキャリブレーション用タブレットと接続し、何度もパラメータを調整してはログを記録し、実際にセンサーが正確に反応しているかを確かめていく。 彼の指は迷いなく動いていた。それはまるで、この機器を扱うことが彼の“本能”であるかのような、異様な集中力だった。 そのとき。 廊下の向こうからバタバタと足音が近づき、勢いよく部屋のドアがノックもなく開いた。 「裕紀!!ちょっと!これ、見て!?」 和美がタブレットを手に、やや顔色を青ざめさせながら入ってくる。タブレットの画面には、クレジットカードの明細が表示されていた。項目には見慣れない英語の記述と“$200”の文字。 「お母さんのカードの請求、なんか変なの混ざってるの!英語で書かれてるし、聞いたことない会社名だし、……ねえ、これ、アンタじゃないわよね?勝手に使われたのかしら……?」 彼女の声には、動揺と不安、そしてほんの少し怒りの色も混じっていた。 だが裕紀は、焦る様子も言い訳もなかった。椅子に座ったまま、静かに顔を上げて言った。 「ごめん、お母さん。それ……僕なんだ」 その言葉に和美は一瞬言葉を失い、タブレットを持つ手がピクリと動く。 「……え? 裕紀……? って、え? 本当に……?」 「うん。僕がやった。お母さんのカードで、VRの機械を頼んだんだ。海外のやつ。最新の」 和美は呆然とした表情で息をついた。 「……ちょっと待って、VRって……なに? なんの話してるの?ゲームか何か?裕紀が勝手にお金使って、何してるのよ」 「ゲームじゃないよ。仮想現実ってやつ。本当の世界みたいな、もう一つの世界に入れるんだ。お母さんと一緒にやりたかったんだよ」 言葉の調子は軽い。でもその眼差しは、どこか真剣すぎるほどに深く、異様なまでに澄んでいた。 「……一緒に?」 和美の顔は困惑に満ちていた。息子の口から出てくる単語が、一つも理解できなかった。だが、問い返す間もなく、裕紀は机の脇に置かれていた黒い装置――SynVRのサブユニットを手に取り、和美に見せつけるように差し出した。 「これがそれ。すごいんだよ。見た目はヘルメットみたいだけど、かぶるだけで仮想の世界に入れる。五感も全部、感じられるようになってるんだ」 「え……これを、かぶるの?」 「うん。もうセッティングも済んでるから、簡単。装着するだけ。ね、お母さん、一緒に試してみようよ!」 「いや、ちょっと待ってよ裕紀……なにそれ、ちょっと怖いっていうか、私そんなのわかんないし……」 「大丈夫!ちゃんと僕が調整してるから、安全だよ。絶対楽しいよ。お母さんが今まで見たことない世界、きっと気に入ると思うんだ!」 そう言いながら、裕紀は和美の手をとって、ユニットをそっと渡した。 和美は戸惑いながらも、息子の嬉しそうな顔に抗うことができなかった。 「……これでいいの?本当に……ただ、かぶるだけ?」 「そう、それだけ。頭にピッタリくるようにして。あとで痛くならないように」 和美はためらいながらも、言われたとおりヘルメットのような装置を頭に装着した。 「……なんにも起こらないけど……これ、壊れてるんじゃないの?」 「ううん、大丈夫。今、設定を確定するから」 裕紀はメインユニットを装着し、タブレットから最終調整を確認する。目を閉じ、心の奥で小さく呟く。 「……これで、よし」 数秒の沈黙。両機のLEDが同時に青く点灯し、空気が静かに、確実に変わった。 「始まるよ、お母さん」 和美は、不安げに笑う。 「……え、なにが……?」 そして次の瞬間―― 視界が揺れた。空間の輪郭が溶け出し、重力さえも感覚から抜け落ちていくような不思議な沈み方をする。 裕紀の口元が、静かに、しかしはっきりと歪んだ。 「行こう。新しい世界へ」 彼の瞳の奥では、現実が薄れていくことへの興奮が燃え上がっていた。 頭の奥で微かな振動が始まった。最初は遠くで誰かが小さな鈴を鳴らしているような、曖昧な違和感だった。 「な、なにこれ……?ちょっと……裕紀……これ……なになの!?」 声が震え、指先がヘルメットに伸びる。だが、耳の奥にじわりとした耳鳴りが押し寄せ、両手が思うように動かなくなる。 「お母さん、そのまま!もうちょっとで終わるから!」 裕紀の声が、どこか遠い。それでも、ひとつも不安げではなかった。 「終わるって……も、もう母さん怖いわ……!」 ヘルメットを外そうとするが、意識が急激に沈み、音が膨らんでは弾け、視界の周囲が波打つ。何かに引きずり込まれるような圧倒的な重力感。目の前が真っ暗になり、次の瞬間、膨大な光の洪水が網膜を焼いた。 …… ――気が付くと、和美は静かな風の音に包まれていた。 ゆるやかな草原の香り、遠くで流れる小川のせせらぎ、頭上を流れる雲。肌に触れる風は温かく、すべてが現実そのもののように五感を侵食してくる。まるで、夢の中に落ちたのではなく、「この世界」こそが本当の現実であるかのような錯覚。 「……あれ?……ここ……どこ?」 草原の真ん中。だが、その空気はどこか異様だった。振り返った先で、ひときわ鮮やかなローブに身を包んだ少年――裕紀が立っていた。高貴な色彩の長衣に、古代文字の刺繍。肩掛けには宝石が煌めき、手には小さな杖。明らかに“現実”の裕紀とは違う、異世界の賢者そのもの。 「…お母さん、大丈夫?」 その口調だけが、唯一日常を思い出させた。 「ゆ、裕紀……?どうしたの、その格好……!」 自分の息子がまるでゲームのキャラクターのような格好をしていることに、和美は戸惑いと驚きが入り混じった声を上げる。 「これが仮想世界だよ!すごいでしょ?」 裕紀は当然のように振る舞い、青空の下で微笑んでいる。草原の風が少年のローブをはためかせ、その瞳にはどこか冷静な光が宿っていた。 「……で、でも、そんなことが現実に……」 和美は信じられない思いで自分の両手を見つめ、そして―― 「……え……えぇ!?……な、なにこれ……?」 気づいた瞬間、全身から汗が噴き出しそうになった。 自分の身体が、現実世界で慣れ親しんだ“母親の体”そのままでありながら――どこか現実以上に輝いていることに、和美はすぐ気づいた。程よく引き締まったウエスト、柔らかく張りのある太もも、出産を経験したとは思えないほど豊満で丸みを帯びたバスト。どこをとっても、年齢を重ねた女性の色気と、母親としての優しさ、その両方が存分に引き出されていた。 だが、何よりも信じがたいのは――身に付けている“衣装”だった。 金属と布地が絶妙に組み合わされた鎧、しかしそれは「守るための装備」などとは程遠かった。上半身を覆うのは、まるで水着のように体に密着した金属製のトップ。鎖骨や肩、腹部はほとんど露出し、豊かな胸の曲線を“強調”するように設計されていた。乳房の丸みはそのまま鎧のカップに押し上げられ、谷間が深く、まるで宝石のように光る装飾が乳首の位置に並んでいる。 腰には幅の狭いレザーのベルト。そこから下は、ショーツよりも小さな金属プレートが、要所をぎりぎり隠しているだけ。むき出しの太もも、丸出しの脇腹、背中まで露出し、肌の柔らかさと筋肉のしなやかさがいやらしいほど際立っていた。 膝から下もサンダル状のレザーに、金属パーツが煌めく。全体がどこかファンタジーめいた豪華さを持ちながら、あまりにも“実用性”に欠けている。正面から見ればすべてが見えてしまいそうな危うさ。だが、なぜか「着ている感覚」だけはしっかりと体に密着していて、触れれば冷たい金属の感触も、柔らかな布地の感覚も、現実そのままに伝わってくる。 「こ、こんなの――え、ちょっと、なんでこんな格好なの!?」 動揺して腕を交差させて胸を隠そうとするが、ビキニアーマーはあまりにも体のラインを誇張しすぎていて、腕で隠そうとすればするほど、逆に谷間や脇腹、むき出しの太ももが強調されてしまう。 「え、えぇ……? まさか……これ、ゲームの衣装……?」 声が震え、両足を擦り合わせる。頬は熱くなり、太陽の光がむき出しの肌を照らして、現実以上に全身が敏感になっていく感覚。足元の草の冷たさや、金属が微かに太陽で温まる感触まで、異様に生々しい。 その様子を、裕紀は静かに観察していた。口元には幼い無邪気さと、計算された“満足感”が、ゆっくりと浮かんでいく。 「お母さん、すごい似合ってるよ!それ、戦士タイプのアバター。ファンタジー世界では最強クラスなんだって。ほら、動いてみて。全部、本当みたいでしょ?」 和美は羞恥と戸惑いの中で、身体をそっと動かしてみる。鎧が揺れ、金属が柔らかく乳房に当たり、ビキニアーマーの隙間から自分の肌が大胆に覗くたび、全身が信じられないほど敏感に反応した。 「や……こんなの恥ずかしすぎるわよ……」 でも、その声すらも、草原の空気に溶けて消えていく。 異世界の現実は、始まったばかりだった。 ・・・・・・・・・・。 一面に広がる草原の向こう、遠くにぼんやりと見える塔のような建造物。空には幾筋もの雲が流れ、風が草を揺らしている。 裕紀は仮想空間であるにもかかわらず、その空気の密度や気温、湿度のバランスすら読み取るように深く吸い込んだ。 「とりあえず……町を探さないとね。どっかに人がいないと、さすがに困るし」 裕紀の声は落ち着いていて、まるで“初めての異世界”であることに戸惑いなど一切感じていないようだった。 一方、和美はというと――その場でうずくまるように立ち尽くしていた。 「え……でも……こんな格好じゃ……っ」 両手で自分の胸元と太ももをなんとか隠そうとするも、露出の多いビキニアーマーは皮肉にも“動くたびに魅せる”ためのデザインだった。金属のトップが揺れれば、その下の肌が覗き、足を踏み出せばショーツ状の防具から臀部の丸みがちらつく。 そのたび、身体が過敏に反応する。風が肌を撫でるたび、金属の冷たさが乳房や脇腹に触れるたび、現実では決して味わったことのない刺激が、皮膚の奥からじわりと広がってくる。 「……あっ……ん……」 和美は思わず声を漏らし、顔を赤らめてうつむいた。羞恥もそうだが、なにより“現実以上の感度”が自分の身体を支配していることに戸惑っていた。 「そんなに気にしなくていいよ。この世界では、たぶんそういう格好も普通……な、はず。……知らないけど、多分ね」 裕紀は肩をすくめて笑い、まるで茶化すような軽さでそう言った。 和美はぷいとそっぽを向いた。 「もー……母さん、本気で恥ずかしいんだからね!!こんなの……どこ歩いても人に見られたら……っ!」 そう言いながらも、仕方なく草の上を歩き出すと、揺れる胸元、伸びる脚線美、露出の多い背中とヒップライン――すべてが自然とリズミカルに動き、まるで自らが魅せることを知っているかのように身体が躍動していた。 太陽の光が肌に反射し、汗ばむほどの生々しい質感が一層の官能を帯びている。 その様子を斜め後ろから見ていた裕紀の目が、一瞬だけ細められた。 仮想世界の演出として計算されたにしては、あまりにも“完成されすぎた肉体”。 その背中を見つめる少年の瞳には、どこか冷静で、それでいて何かを期待するような光が浮かんでいた。 「ま、とにかく行ってみようよ。立ってても変わんないしさ」 「ちょ、ちょっと……裕紀!待ってよぉ!」 和美は両腕で胸を隠しながら慌てて追いかける。けれど、歩くたびに露出した脚や揺れる鎧が視線を誘い、無意識のうちに彼女自身がこの世界の“空気”に染まり始めているようにも見えた。 そうして、母と息子――二人は、異世界の町を目指して静かに歩き出した。 仮想世界での、最初の冒険が始まった。 草原を抜けると、目の前に現れたのは小さな森だった。陽光が木々の間から細く差し込み、風に揺れる枝葉が地面に斑模様の影を落としている。森といっても奥深くはなく、小川のせせらぎや鳥のさえずりも聞こえる、どこか穏やかな気配に満ちていた。 和美は、足元の柔らかな土と苔の感触を確かめるようにゆっくりと進んでいたが、ビキニアーマーの露出がどうしても気になり、時折胸元を押さえながら小さく身をすくめる。 そんな彼女のすぐ前を、裕紀は軽やかな足取りで歩いていた。草を踏む音さえも気にならないほど、少年の動きは静かで正確だった。 ――このエリア、どうやら“強奪者”が出る地帯か。 裕紀の視界の端には、現実では見えない“情報ウィンドウ”が浮かんでいた。マップ情報、敵の出現頻度、周囲の危険レベル――すべてが自動的に解析されている。 「なるほどね……ここは少し危険なエリアか。と言っても、強奪者のLVは3程度……雑魚か」 無意識に口に出したその言葉に、後ろから声が飛んだ。 「……? 何言ってるの?裕紀?」 「あっ、ううん!なんでもないよ!!」 裕紀は慌てて振り返り、笑顔を作った。その笑顔の奥に、ほんの一瞬、何かを企んでいるような光がきらりと閃いた。 (……強奪者か……) 心の中で繰り返すその言葉は、まるで何かを誘導するように、ゆっくりと染み込んでいく。 「お母さん!今日はさ、ここでキャンプして体を休めようよ!」 「えっ!?こ、こんなところで……!?」 驚いた和美は、再び胸元を押さえ、あたりを見回す。森の中とはいえ、あまりに無防備な格好だということを、彼女自身が一番自覚していた。 「だってさ、せっかくの仮想世界なんだよ?楽しまなくちゃ!」 「楽しむって言ったって……こんな格好でどうやって……それに、なにも持ってないのよ?装備も道具もないし……」 「大丈夫大丈夫!僕、何でもできるから!」 そう言った裕紀は、片手をすっと上げると、指先に小さな炎を灯した。揺れる赤い光が宙に浮かび、和美の目の前に現れる。 「えっ……!?あ、危ないわよ裕紀!!」 「平気だよ、これも仮想世界の魔法だから。ちゃんと制御できるんだ」 和美が言葉を失っている間に、裕紀はもう一方の手を軽く振ると、風が起こり、頭上の枝に実った果実がふわりと空中を舞い、そのまま彼の手元に収まった。 赤く熟れた果物が二つ。まだほんのりと葉の香りが残る、自然の甘い香気が広がった。 「……ゆ、裕紀……あんた……そんなことまでできるの……?」 「違う違う、これは仮想世界での設定だから。僕がすごいんじゃなくて、この世界がすごいんだよ。ね?」 和美はまだ半信半疑という顔で彼を見つめていたが、それでも少しずつ、警戒心よりも驚きや興味が上回ってきているのがわかった。 「……じゃあ、とりあえず休む場所、探そっか?」 裕紀は手にした果物を渡しながら、あたりを見回した。 和美はそれを受け取りながら、呆けたように頷いた。 「……え、えぇ……そうね……」 陽は少しずつ傾き始め、森の奥に仄かな金色の光が差し込み始める。 だがその空気の中で、裕紀の視線だけは、まっすぐと和美の背中に向けられていた。 その目に宿るのは、まだ和美には見えない“次の目的”だった。 森の奥、風が通り抜ける小さな広場のような場所に、二人は腰を下ろしていた。葉がふかふかに積もった地面は座るのにちょうどよく、頭上からは陽の光が木漏れ日になって優しく降り注いでいる。 「ここがいいかな。風も通るし、危険もなさそうだし」 裕紀がそう言って手をかざすと、空間に揺らぎが生じ、数秒のうちにぽっと焚火が現れた。無風のはずの森の中に、柔らかな炎が揺れ、薪のはぜる音までもが現実のように響く。 和美はそれを見て、息を呑んだ。 「……ほんとに、魔法みたいね……あ、魔法なのよね」 裕紀は笑って、さらに手を振ると、周囲の木から木の実や果物が風に乗ってふわふわと集まり出す。林檎に似た果実、熟れたベリー、見慣れない形のナッツ。 「ちょっと待っててね」 そう言って少年が再び手を動かすと、今度は火の近くに木の枝が組み上げられ、簡易的な鍋のような器具が姿を現す。そしてその中に水が湧き、果物の皮が丁寧に剥かれて次々と投げ込まれ、やがて香り豊かなスープが湯気を立て始めた。 さらには、木片が削り出されてコップと皿が作られ、それぞれに模様まで施されている。手触りは滑らかで、まるで本物の工芸品のようだった。 「お皿、できたよ。お箸も作ってみた。ちゃんと使えるから」 「お箸まで……?」 和美は驚きながらそれを受け取り、恐る恐る指に馴染ませた。しっかりと形を保ち、木の香りがほんのり漂う、温かみのある道具だった。 裕紀は仕上げに、果実の皮を煮込んだスープに少しだけ香辛料の魔法を加え、やわらかな甘味と酸味が口に広がるよう調整する。 最後に、水の魔法で透明な水をコップに注ぎ込んだ。 「はい、水もできたよ」 その透明度に、和美はしばらく言葉を失っていた。炎のゆらぎ、器に湯気が立つ音、手の中の温もり――全てが現実となんら変わらない。 そして、二人は並んで座り、スープを口に運ぶ。 「……美味しい……本当に、魔法みたい」 和美はぽつりと呟き、次に箸をそっと置いて裕紀を見た。 「……なんでもできるのね、裕紀……」 その言葉には、純粋な感心だけではなく、少しの寂しさと罪悪感が滲んでいた。 「……なんか……普段は母さんが全部やることを、今日は全部裕紀にしてもらってるなんて……ね。なんだか、何もできない母親みたいで……ちょっと、申し訳ないわ……」 その声音には、母親としての“役割”が揺らいでいる気配があった。現実世界では毎日のように食事を作り、家を支えてきた自負。その全てが、今この仮想の世界で、簡単に置き換えられていることへの戸惑いと虚しさ。 裕紀はスプーンを置き、にっこりと微笑んで返した。 「そんなことないよ。お母さんには、お母さんの役目があるじゃない」 「……役目?」 「うん。お母さんはこの世界じゃ“戦士”なんだよ。剣を持たせたら、きっと最強になるよ。……まあ、たぶん、ね」 その言葉に、和美はふっと苦笑を漏らした。 「剣って……その肝心の剣がなきゃ、戦士も何もないでしょう?」 「それはこれから、ゆっくり町に行って、手に入れればいいんだよ。今は、休むのが一番大事」 「……もう。結局、何もできないってことでしょ、私」 和美は拗ねたように言いながらも、皿に残ったスープを静かに口へ運んだ。 月光のような仮想の夕陽が森に差し込み、ビキニアーマーに包まれた彼女の体は金属の縁を優しく光らせながら、柔らかく、どこか無防備に揺れていた。 その様子を横目で見ながら、裕紀は静かに飲み終えた器を置き、目を細めた。 この世界では、自分が全てをコントロールできる。 そして―― 和美の役割もまた、自分の“手の内”にあることを、彼は確信していた。 焚火の炎が静かにゆらめき、森は夜の帳に包まれていく。星が瞬き始めた空の下、和美は草を敷いた上に横になり、そっと目を閉じた。 「明日は朝早く出発して、町を目指そうね」 そう言いかけたその時だった。 「お母さん、ちょっと僕、探検してくるね!」 裕紀が明るい声を上げ、立ち上がる。 「え!?危ないからやめなさい!」 思わず和美が身を起こすが、裕紀は焚火の明かりの中、にやりと笑って指先をくるりと回した。その動きに合わせて、空中に幾つもの小さな火球が生まれ、次の瞬間には風の刃や、水の玉が自在に舞い踊る。 「……これでも?」 その“余裕”のある様子に、和美は言葉を詰まらせた。 「……もう、好きにしなさい!でも、すぐ戻ってくるのよ!?いくら魔法が使えるっていったって、あんたはまだ子供なんだから!」 怒りとも呆れともつかない声を残し、和美は再び横になった。ビキニアーマーが身体の動きと共に密着し、肌に優しい感触と金属の冷たさが微かに残る。 「ハーイ!」 裕紀は子供らしい無邪気さを前面に出しながら、楽しげに森の奥へと消えていった。 その背中を見送りながら、和美は膝を立てて横になり、腕で胸元を隠すようにしながらつぶやいた。 「……何が戦士よ。魔法も使えないで、剣もない。ただこんな恥ずかしい格好になって……これじゃただの……もう、いや……」 ふてくされた声が夜の森に消えていく。だがその姿は、仮想世界が創り出す完璧な肢体と、むき出しの色気を余すところなく揺らしていた。 少し離れた森の中で、裕紀はふと立ち止まり、意識を集中させる。 視界の隅に、システムウィンドウが浮かび上がる。和美のステータスが詳細に表示される――それは裕紀だけが閲覧できる、“管理者”の特権だった。 ステータス表示:和美 名前:和美(Kazumi) レベル:5 職業:戦士(Warrior) 装備適性:剣、槍、斧、各種武器装備可 成長特性:レベルが上がるごとに身体能力と戦闘技術が飛躍的に向上し、大陸一の戦士へと成長できる素質を持つ。 肉体の特徴:出産経験のある成熟した女性の体を基調としながら、仮想世界の補正でより艶やかな肢体へと進化。男性の本能的な欲望を強く刺激する構造となっており、装着しているビキニアーマーもその美しさを最大限に際立たせる設計。 性格:表面上は常識的で控えめだが、根底には“秘めた官能性”とスケベ体質を抱えている。本人は意識していないが、強い羞恥や快感への興味も備えている。 ウィンドウに映るそれらの情報を、裕紀は静かに見つめる。 「……隠さなくてもいいのに……お母さんのことは、僕には全部、分かってるんだから……」 小さく呟いたその声は、夜の森の中、誰にも届かない。 だが、仮想世界という“真実の鏡”の下で、和美の“本性”が、じわじわと姿を現そうとしていた。 森の静けさが深くなり、焚火の残り火がほのかに明滅している。和美は露になった肌を夜風に晒しながら、仰向けに寝転んでいた。肩や胸、太ももまで大胆にあらわになり、仮想世界の空気が現実以上に五感を刺激する。体にまとわりつく夜の湿度、森の土と葉の香り、そのすべてがどこか官能的だった。 「……これなら、少しは眠れそう……」 そう呟き、目を閉じる。心の奥底に微かな羞恥を抱きながらも、疲れが全身に広がりはじめていた。 そのころ、森の奥。 低く湿った空気の中を、ひとりの男が歩いていた。背中に革のバッグ、腰には重たいサーベル。髭面の強面、虚ろな目つきが森の暗闇に光る。 「……ん?……火の匂い……音……?」 野生の獣のような勘が、焚火の存在を嗅ぎ取った。男は慎重に歩を進め、草を踏みしめる足音を殺しながら近づいていく。 やがて、遠くに小さな光が見えた。 「へっ……良い獲物が迷い込んできたか?」 男は思わず口の端を吊り上げた。手は自然と腰のサーベルの柄へ伸びる。何度もこうした森で旅人を襲い、物や金を奪ってきた。 「……さぁて、どんな奴だ……」 茂みに身を潜め、そっと覗き見る。その視線の先に、焚火の側で横たわるひとりの女―― 露わな太もも、外した鎧からこぼれる柔らかな胸、むきだしの肩と背中、夜気に晒される乳首まで。 男は一瞬、息を呑んだ。 「……な、なんだこりゃ……」 だが、すぐに野心がそれを上回る。 「……こんなところで休んでる奴が悪いんだよ……金も品物も、ぜんぶいただくぜ……!」 静かに、サーベルを抜く。その金属音を夜の闇が吸い込んだ。 和美は気づかない。体を横たえ、ようやく眠りに落ちかけていた。仮想世界特有の“緩み”が、現実では考えられないほどの無防備さを生み出している。 男は息をひそめ、さらに身を低くして茂みに潜む。 まさかそこにいるのが、戦利品を一切持たぬただの魅力的な人妻であるなど、男は知る由もなかった。 この夜、森に新たな“事件”が訪れようとしていた――。 暗闇を切り裂くように、強奪者の男が一気に飛び出した。焚火の光が鋭く跳ね、和美のすぐそばまで距離を詰める。 「キャー!!」 甲高い悲鳴が森に響いたが、この世界の夜はあまりにも深く、その声すらすぐに吸い込まれていく。 「動くな!」 サーベルの刃先が和美の喉元に突きつけられる。男の目は獣のようにぎらついていた。 「おい、金はどこだ?宝石でも小物でも何でもいい、さっさと出せ!ぐずぐずしてると首が飛ぶぞ!!」 恐怖にすくみあがる和美。露になった肌が、焚火の光に赤く照らされている。 「……お、お金も……荷物も、なにも持ってないんです……この世界に来たばかりで、まだ何も……」 声は震え、涙がこみ上げてくる。 「はあ?何をブツブツ言ってやがる!バカにしてんのか?殺されてーのか、コラ!!」 男は声を荒げ、サーベルをさらに近づける。 「ひっ……お願いします!本当に何も持ってないんです、あれば全部差し上げますから!」 和美は必死に頭を下げ、懇願する。 男は周囲をぐるりと見回す。だが、荷物らしいものは何一つ見当たらない。ただ焚火と、ほぼ裸同然の女が一人きり。 「……チッ、外れかよ……」 サーベルを乱暴に振るい、不機嫌そうに吐き捨てる。 「すみません、すみません……」 和美は繰り返し謝り続けた。焚火の明かりに照らされるその姿は、どこまでも無防備で、あまりにも無力だった。 男は舌打ちしながら、一度背を向ける。だが――その目に、一瞬、和美の豊かな体つきが映り込み、別の欲望が頭をもたげ始めていた。 男はしばし和美の体を品定めするように眺めていたが、次第に欲望を隠そうともせず、無骨な手でズボンを緩め始めた。焚き火の明かりがちらちらと男の顔を照らし、その目はもう、獲物を値踏みする獣のそれだった。 和美は一気に恐怖で息を呑み、腕でむきだしの胸を覆う。 「……え、うそ……や、やめて……本当に、なにも持っていません……お願いします……」 声がかすれ、震え、必死の懇願となる。 しかし男は冷たく鼻で笑い、そのまま一歩踏み出して間合いを詰める。 「何も持ってねぇから……こうなるんだろうが」 声は低く湿り、長い間溜め込んだ欲望がにじみ出ていた。森の中、久しぶりに巡り会った女の体。男は明らかに抑えきれない衝動に突き動かされている。 「だ、だめ……本当に……」 男の呼吸が、獣のそれに変わっていた。 喉の奥から漏れる濁った吐息が、和美の頬にかかる。酒と汗と獣臭が混じった空気が、呼吸のたびに彼女の鼻腔を満たし、脳をじわじわと麻痺させていく。 「……いい体してんな、思ってた以上に……」 サーベルが地面に落ちる音。その直後、荒々しい手が彼女の肩を押さえつけ、男の膝が強引に和美の脚の間へねじ込まれた。脚が開く。身体が押し広げられる。鎧の隙間がぐにゃりと歪み、肌と肌が、直接ぶつかった。 「やっ……いや……!」 叫ぼうとして、喉が詰まる。男の片手が、首の後ろを支配するように包み込んでいた。 もう片方の手は、胸元へ。ビキニアーマーの隙間から滑り込んだ指が、まるで中身を探るように乳房をえぐり、揉み潰していく。 金属の冷たさと、汗ばんだ手の熱が混ざり、胸の感覚は狂ったように鋭くなった。乳首がひりつく。触れられたくない場所ばかりを、男の指が正確に攻めてくる。 「ここ、反応してんな……ほら、もう勃ってるじゃねえか」 そう言って男は、唇で乳首を咥えた。 舌が這う。噛む。吸い上げる。カップの縁に押し付けられた乳房が、むにゅりと変形し、男の口の中で何度も弾けるように揺れた。 「……んっ、や、やめ……っ!」 足が震え、腰が引ける。だが逃げられない。男の膝が完全に自分の股間を押し潰し、ビキニアーマーの金属越しに感じたことのない熱が肌の奥まで入り込んできた。 男の手が今度は下へ。ショーツ型のプレートの隙間をこじ開け、太い指が股間に食い込む。 「濡れてるな……感じてんだろ?身体は正直だよ」 和美は頭を横に振った。 だが口からは、微かな声と、濡れた吐息が漏れるばかりだった。身体が裏切っている。恐怖と羞恥が混ざった熱が、腹の奥で渦を巻いていた。 男は荒く笑い、露わになった腹部に舌を這わせながら、彼女の耳元で囁いた。 「…とことん味わってやるからな」 舌と唇が、乳首と下腹を交互に這い、指はショーツの中で濡れた柔肉をねっとりとなぞり続ける。 熱く湿った夜が、二人の輪郭を溶かしていく。 和美は唇を噛みながら、ただ必死に耐えていた。 男の指は、ショーツの奥深くまで強引に押し入ってくる。 湿った肉を掻き回すように、ねっとりと何度も指先が蠢く。 柔らかな感触とともに、濡れた音がはっきりと夜の森に響き渡る。 「……こんなに濡れてんじゃねえか。口では嫌がっても、身体は正直だな……」 荒い吐息が首筋を舐め、歯が肩に立てられる。 乳房は飽きることなく揉みしだかれ、乳首は吸われ、時に舌で弾かれる。 和美は必死に腕で胸を隠そうとするが、男の力は強く、指がそのまま脇腹を撫で上げ、さらに胸の谷間を荒々しく抉っていく。 「あっ、や……やめて……お願い、だめ……あっ、ああっ……」 声が、抑えきれずに漏れる。 羞恥に震えながらも、身体は男の太い指に敏感に反応し、背中がのけぞるたび、ビキニアーマーの金属が肌に食い込む。 「もっと感じろよ、ほら……どうだ?」 男の指が、クリトリスを強く擦り、さらに奥へと掻き混ぜる。 和美の腰がビクビクと跳ね上がり、無意識に脚をすり寄せてしまう。 「んんっ、や……だめ、そんな……あっ、いやっ……お願い……やめてぇ……!」 涙混じりの声が、苦しげに、しかし快感に滲んで漏れ続ける。 男はその反応に満足げな笑みを浮かべ、乳房から下腹部まで舌と唇を這わせながら、さらに強く指を突き動かす。 「やっぱりいい女だな……たっぷり味わわせてもらうぜ」 下腹部に唇を押し付け、指がショーツの中でぐちゅぐちゅと音を立てる。 和美はもう、涙をこぼしながら頭を振るしかできなかった。 「やめて……やめてください……だめ……ああっ、んんぁっ……!」 森の夜に、かすれた喘ぎと濡れた音だけが響き続ける―― 男は突然、和美の両手首をがっしりと押さえつけた。その力の強さに、まるで全身がねじ伏せられるような絶望が襲う。 「待ってろよ、今からたっぷり味わわせてやる」 ・・・・・・・・・・続


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