エナ・ホワイトは物に命を吹き込み【模造生命(ゴーレム)】を作り出す魔法を使う、魔女の女の子。
ぬいぐるみの模造生命・シマさんとふたりきりで、雪に閉ざされた北の森にある小さな家でひっそりと平和に暮らしていました。
13歳になったある日、エナは「魔法の力をみんなの役に立てたい」という夢を叶えるために、シマさんと一緒に生まれて初めての街へやってきました。
外から来た彼女にもあたたかく接してくれる優しい人々とふれあい、エナはすっかりこの街が大好きになっていたのでした。
・・・しかし、エナが魔女である事が知られた途端に事態は一変します。
この街では魔女は悪魔の手先として恐れられ、その存在は禁忌だったのです。
先ほどまで優しかった人々の表情は憎悪に歪み、エナを殺そうと襲い掛かってきました。
エナは必死に逃げまどいましたが、投げられた石が頭にぶつかり倒れてしまいます。
さらに、エナをかばったシマさんが捕まってしまいました。
見せしめに吊るされたシマさんの体はずたずたに切り裂かれ、綿が飛び出してしまっています。
ぴくりとも動かなくなったシマさんを助けようと必死に手を伸ばすエナでしたが、思うように体が動きません。
「シマさん・・・シマさん・・・! お願い・・・シマさんをいじめないで・・・ください・・・」
「悪魔の手先め!俺達をたぶらかそうとしやがって!」
「魔法なんてわけのわからないものを使うなんて、気持ち悪い・・・!」
「殺せ!魔女は殺せ!」
懇願することしかできないエナに向かって、街の人々は罵声を浴びせます。
その中にはエナに優しく接してくれた人の姿もありました。
次の瞬間、大きな石がエナの頭に振り下ろされ、にぶい音を立てました。
短い悲鳴とともに、シマさんを助けようと伸ばした彼女の小さな手が崩れ落ちます。
頭からはどくどくと大量の血が流れ、エナは次第に意識が遠くなっていくのを感じました。
(どうして・・・みんな、あんなに優しい人たちだったのに・・・私はただ、みんなの役に立ちたかっただけなのに・・・・・・
・・・シマさん・・・シマさん、ごめんね・・・私の・・・私のせいで・・・)
魔法の力をみんなの役に立てたい――。
そんな夢を抱いて街までやってきたエナでしたが、そこにあったのは、人々の蔑むような目と理不尽な暴力。
エナは、自分がこれまで信じてきたもの、夢みてきたものが粉々に砕け散る絶望を感じながら意識を手放しました。
動かなくなったエナの目からは、あたたかい涙が一滴、こぼれ落ちたのでした。
★BAD END★
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誰デザ企画でデザインした子です。
テーマは「魔女と動物」でした。
↑企画に投稿したプロフィール。
まだ未熟なのでシマさん以外の模造生命はすぐに物に戻ってしまうらしい?!
↑なかよし!
幸せになってほしいですね(切実)
haragon
2022-10-02 05:04:13 +0000 UTCのぞみドリーム
2022-10-01 21:46:47 +0000 UTCharagon
2022-09-30 17:58:44 +0000 UTCのぞみドリーム
2022-09-30 16:15:39 +0000 UTCharagon
2022-09-30 12:04:03 +0000 UTCのぞみドリーム
2022-09-29 16:47:02 +0000 UTCharagon
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2022-09-29 10:35:51 +0000 UTC