ファイトクラブ 猪鮫編
Added 2021-12-14 12:35:14 +0000 UTCファイトクラブのプレイルーム、スポットライトに照らされた中央のマットで今にも取っ組み合いが始まりそうな様子で猪と鮫が睨みあっている。観戦目的で集まった野次馬をかき分け向かい合う二匹の間に立つと、ユニフォームの白いキャップを深くかぶり直した。 「それじゃ自分がレフリー役しますね、勝負は何にします?」 声は届いているが、ガンを飛ばしあってる二匹は此方に見向きもしない。 31番の猪と24番の鮫、お互いナンバー入りリストバンドをしているベテラン、見応えがありそうな試合になりそうだ。 たしか前回は猪が鮫に負けていたハズだから、リベンジマッチという訳だ、気合いの入っている猪は鼻息を荒くしている。 「しごき合いで勝負だ審判」 「ギヒヒ、いいぜ返り討ちにしてやるよ、ブタのオッサン」 鮫は口角を引きあげ並んだギザギザの歯を覗かせると、腰に巻いたタオルを剥ぎ捨て自慢の二本槍を露わにする。 「フンっ、ナメんなよフカ野郎、陸まで出張ってきたこと後悔させてやる」 鮫の挑発に鼻息荒く応する猪。ケツワレから片足を引き抜くと猪首さながらのゴツい得物が頭をもたげる。 「了解、それじゃ中央で組んで… 」 ベルトのポーチからローションボトルを取りだしながら、しごき合いのルールを簡単に説明すると、両者の掌にローションをたっぷりと盛っていく。 試合開始直前の独特な雰囲気にあてられた野次馬がざわついている。 「では、準備も整った感じなのでそろそろ始めますね」 マットの中央で膝立ちした二匹は額を押し付け合いながら互いの首に腕を回すと「応っ」と同時に答え、ローションの塗り込められた腕を相手の股間へ伸ばし触れる直前で手を止める。 観衆の熱い視線がガチガチに反り返った三本の男根へと注がれている。この緊張した空気が堪らない、仕事中なのに思わず勃起してしまいそうになるのを我慢しながら大きく息を吸うと、腕を振り下ろす。 「待ったなし一本勝負、しごき合い始めっ!」 開始の合図と同時に組み合っていた二匹は猛然と互いの股間へと掴みかかった。 ぐちゃぐちゃと激しく湿った音を立てながら互いの股間でイキり立つ剛直を責め合う猪と鮫。開幕フルスロットルでぶつかり合う両者にギャラリー達が湧き上がる。 「ゲハハ、相変わらずどんくせぇチンポだなオッサンっ!」 指が周りきらない仮性気味の極太を煽りながら、余り気味の皮を無理やり剥きあげると、完全に露わになった亀頭にねじりを加えた連撃を叩き込む鮫。 「ンゴッ!! ぐぶううっ… 」 鮫の執拗な亀頭責めに堪らず声を漏らす猪。 イカせる事よりも、相手を嬲る事に執着する鮫のファイトスタイルは、正直感心できないが、ルールを違反しない限りストップはかけない。 拷問責めに押されている猪だが、顔を歪ませながら黙々と切り返しているのは流石だ。 二本の肉槍に絡む猪の太い五指。個々は並の上ほどのサイズだが、やはり二本持ちはアドバンテージになる、片手のままではどうしても責めの分散を余儀なくされている。 「押されてるぞオッサン!!」「両手使っちまえ31番」 攻めあぐねている猪に容赦なくヤジが飛ぶ。 肩首に回した腕でポジショニングを取るのも重要だが、別に両手を使って責めるのはルール違反じゃない、むしろスタンダードだ。この場合、最初に組んだ状態から先に両手を使う事に対する我慢勝負的な要素が大きい。鮫もその事を熟知してか、猪に両手使うように挑発する。 「ゲハハ、余裕かましてないで両手使って来いよぉ、雑魚ブタぁ」 窪んだ奥の真っ黒な瞳がニヤけているのがわかる、煽った所でそう簡単に反撃してこない相手とわかっての余裕だ。グチャグチャと亀頭を弄り回す手淫はさらにギアを上げ猪を追い詰めていく。 猪の股間からボタボタと壊れた蛇口のように漏れる先走りがマットに水溜りを広げていく。 「ぶごごっ、ぐっ、ぐぞぉっっ!!」 トドメを刺しに出た鮫のラッシュに堪らず唾を飛ばす猪。決着は秒読みと、先の見えた呆気ない試合に野次を飛ばすギャラリーだったが、次の瞬間… ゴッ! 鈍い音と共に猪のぶ厚い頭蓋が鮫の鼻先を打ち抜いた。堪らず鼻面を押さえて仰け反る鮫は即座に抗議の声を上げるが、流血もなく不慮のバッティングとして続行の判断を告げると、大きく舌打ちし不満げに尾をマット叩きつけると此方を睨みつける。まぁ、猪にしてはうまくやった感じだ、1回だけは見逃すことにする。 猪の不意をついたラフプレイに体勢を崩されたサメは慌てて立て直そうとするが、懐に入った猪の両手が、ガッチリと鮫の双塔を捕らえる。 「ぶしゅっ、ぶしゅうっ! 散々ヤッてくれたナ、覚悟しやがれっ!」 反撃の狼煙と、蒸気を吐き出しそうな鼻息を噴き上げる。 鮫の一方的な拷問ショーから一転、試合の流れを変えた猪に観衆が盛り上がる。 「このくたばりぞこないのクソ豚が、調子乗ってんじゃねぇっ!!」 猪の頭突きに怯んでいた鮫が大きく声を荒げると、再び猪の股間を掴み返した。 胸を合わせ互いの肩口に顎を食い込ませた形でがっぷりと四つに組み合い互いのマラをしごき合う。 「グギギッ… 」 鮫の二塔式シリンダーに蒸気エンジンのかかった猪の力強い往復ピストンが叩き込まれていくと、鮫から余裕の表情は消え、顔を歪ませながら尾ヒレをビクビクと引きつらせる。 粘る水音を立てながら激しくぶつかり合う真っ向勝負に観戦者も興奮している。間近に居るだけで汗ばんでしまいそうな熱気、荒々しい息遣いが重なり迸る先走りと汗がマットを水浸しにしていく。 勝負も終盤。審判役として、その瞬間を見逃さないよう注意する。 「ンガッ!! うっおおっ!! グアアッ… 」 顔を歪ませ唸り声を響かせながら、激しいデッドヒートを繰り広げる二匹。 「いいぞ31、そのまま押し込めっ!」 「効いてる、効いてるっ、31番ガンバレ」 鮫の普段のラフプレイもあってか、声援は猪に傾いている。 先に仕掛けたのは猪。力を溜め込むように大きく息を吸い込むと、 別々にシゴいていた鮫の二本竿を掌で挟み取りゴリゴリと揉み合わせていく。 「グガアアッ!!」 拝み洗い。地味な技だが、猪の腕力で自身の竿同士を揉みくちゃに磨がれると、鮫は堪えきれず声を張り上げ大きく目を見開いた。 ピンと反り返る鮫の尾ヒレ。誰もが鮫の黒星を確信した次の瞬間だった、猪が悲鳴に似た野太い嬌声を上げると盛り上がった大きな背中を激しく痙攣させる。 「ふがあっ!! …あっ、あががっ、あ、あっ!!」 先に絶頂に達したのは猪だった、股間から勢いよく迸る白濁の泥がびしゃびしゃと音を立てマットを白く汚していく。 咄嗟のことだった、猛攻をかけた猪に鮫の口端がニヤリと吊り上がる。片手に余る猪のキンタマをキツく掴み上げると、鋭い平手が膨れた亀頭に勢いよく叩き込まれるのを見逃さなかった。勝負に出た猪の隙を捕えた鮫のカウンターが猪を昇天させていた。 鮫を追い詰めていたはずの猪がまさかの敗北に納得のいかない観衆からは野次が飛ぶ。 「ひぎっ!! んああっ、もう止めてくれ!!」 鮫はしがみつきながら絶頂を繰り返す猪を完全に搾り尽くすまで追撃を繰り返すと、脱力した猪を容赦なく払いのける。 「ケッ、手間ァ掛けさせやがって…」 自ら吐き出した白濁の沼に突っ伏し、もがく猪に吐き捨てると、こちらに目を向け得意げに顔を緩ませる。 「勝者24番っ、試合時間は… 15分58秒」 しごき合いにしては、なかなかの長丁場だった、鮫も汗だくで息が上がっている。腕を取って勝ち名乗りを上げると、パチパチとまばらな拍手と少ない声援が上がった。 「それじゃ、こっからが本番ナ… 」 鮫は白濁に伏せたままの猪の首根っこを掴み無理やり引き起こすと、いまだ股間でイキリ立つ双塔を鼻先に突き付ける。 「オラっ、さっさと咥えろブタっ!!」 勝者の権利という奴だ。連戦する場合、勝者は試合を重ねるごとに不利になる。まぁ、中にはあえて不利な状況で挑むことを男気として好む者も少なくないが、こうやって敗者に処理させる事でリセットすることをクラブでは力水と称して容認している。鮫はもっぱらコレが目的で勝負をしている感もあるが… 「むごっ、おぶっ、ま、まって、ごももっ… 」 猪の抵抗も虚しく、鮫は二本竿を無理やり口内にねじ込むと容赦なく腰を奮っていく。 「ゲヒ、イイぞ、舌を絡ませろっ!!」 両頬を膨らませながら鮫の二本竿を必死に頬張り悶える猪だったが、次第に鮫の蹂躙を受け入れ始めている。その証拠に先程果てたばかりにも関わらず、股間の一物は再びガチガチに反り返っていた。 鮫の二本竿が口内に突き入れられる度に、猪の顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃに、白く泡立てられた涎と先走りの混合粘液がゴボゴボと猪の口から溢れていく。 「ア… ハァハァ… イ、イクぞ、ブッ放す…」 流石に鮫も勝負直後では射精の我慢は歯止めもきかず、数分もかからず顔を強張らせると、猪の頭を抱え込み最奥まで突き入れながら太い尾ビレを痙攣させた。 「グオ、おおオッ!!」 くぐもった声を漏らし果てる鮫、身体を震わせながら繰り返される射精が猪の喉奥に勢い良く流し込まれていく。 「んゴォ、ごっ、ゴブッ… んっ、ンぐ、ンぐグ… 」 目を細め白濁の泥を必死に飲み込んでいく猪に最後の一撃を顔射でキメると、得意げな笑みを見せ漸く猪を解放する。 「ハァ、ハァ、ハァ… イイ面になったじゃねえかオッサン」 汚れたマットに這いつくばりながら睨みあげるザーメンまみれの猪面を一瞥すると鮫は拾い上げたタオルを肩にゲハハと笑い声を残してシャワー室へと消えていった。 「て、てめっ、覚えてやがれ、次はぜってぇ勝つからなっ!! 」 鮫の背中に向って吠える猪。へばって動けない猪に肩を貸してベンチに誘導すると、クリーナーを担いだ数人のスタッフが手際よくマットを清掃していく。 「次頑張ってください31番サン」 バツが悪そうに顔を伏せる猪を後にすると、再びマットへと足を向けた。 さぁ、ファイトクラブの夜はまだ始まったばかり、次の試合が楽しみだ… 続く