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お豆
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 和室の中で、明かりに照らされ2つの影が揺れていた。  そのうちの、長い髪のシルエットが、抵抗するように手を伸ばして、もう一方の影を拒絶した。 「やめて……っ! さ、触っちゃ駄目……!」  震える少女の声で拒絶されたその人物は、しかし伸ばされた手を掴み取り、自分の元へ強引に引き込んだ。 「ひゃあ!?」  バランスを崩した少女は、倒れ込むようにしてその人物の腕の中へ収まった。そのまま強く抱き締められ、身動きが取れなくなる。  豊満に実った乳房に指が這い、その感触を確かめるように揉みしだく。 「んっ……ふぁ……」  胸から伝わる刺激に、艶かしい吐息が漏れる。  既に火照り、出来上がっている身体は、無理矢理に触られるだけでも十分すぎる程に良い反応を返してしまう。  少女は何度も止めてと懇願したが、そんな彼女の様子を楽しむかのように、その人物は愛撫を続けた。  柔らかな巨乳を揉むと同時に、湿った秘所に指を潜り込ませ、腟内を掻き混ぜる。 「ひやぁあ♥ な、中……駄目……っ」  割れ目を穿る指がぐりぐりと膣壁を押し上げ、胸を揉む指はピンと勃起した乳首を転がすように弄る。 「あっ、あっ……んくぅぅっ♥ や、やだ……なんで、こんなに……」  やがて、少女の口からは甘い声しか出なくなり、全身からは力が抜けていった。  脱力した身体は簡単に押し倒され、はだけた装束の内に隠されていた素肌が露わになる。 「待って……! お願い、初めてなの……っ」  その言葉を聞いているのかいないのか、覆い被さってきた影は無言のまま少女を抱き寄せ、自らの凶悪なモノを突き出した。  そして、少女の穢れを知らない秘部に狙いをつけ、ゆっくりと腰を進めていき……。  ――――…………。  ――――――――………………。 ◆  葉山蓮太郎は、年代を感じさせる古びた本棚の前で、手に持った本を閉じて溜息をついた。  同年代の男子学生から見ても身体は小さい方で気弱そうな少年だが、こう見えて妖魔――妖怪や怪異など呼ばれ方は様々だが、そのような人に仇なす存在と戦う、現代に残る数少ない退魔師の一人(ただしその見習い)である。  そんな蓮太郎は、退魔師の修行のため、とある神社を治める一族に伝わる古文書に目を通していたのだが、どうにも内容が頭に入ってこない。  退魔師としての才能には乏しいが、代わりに取り柄の真面目さでいつも勉学には励んでいるのだが、今日はどうしても集中出来なかった。  それもこれも、昨夜見た夢が原因だ。  ――暗い部屋の中で、美しい女性が何者かに襲われる夢。  まぁ、顔をハッキリと脳内に映し出せていたわけではないが、その女性の淫靡な裸体と艷声は、脳裏にこびり付いて離れない。  それは夢とは思えない程にリアルな光景で、思春期真っ只中である彼には幾分刺激の強い物だった。 「うー……駄目駄目、こんなんじゃっ! 集中しないと、立派な退魔師になんてなれないのに」  蓮太郎は首をぶんぶんと振って雑念を振り払う。 「どうした蓮太郎。虫でもいたか?」  すると、まるでそれを見計らっていたかのように、背後にある開いた襖の向こう側から声を掛けられた。  この神社の跡取り娘であり、彼の退魔師としての師匠でもある女性の声だ。 「あ、歌夜姉。ううん、なんでも無いよ」  不埒なことを考えていた後ろめたさと恥ずかしさを誤魔化すように、慌てて振り返る。  そこには予想通り、巫女服姿の少女の姿があった。  長い黒髪を後ろで束ねた、気の強そうな美少女だ。  名は玄川歌夜。  歳は18、蓮太郎とは2つしか歳が離れていないが、その凛とした佇まいからは、既に大人っぽさが感じられる。  退魔師としての実力も折り紙付きで、若年ながらもその実力は現代に存在する退魔師の中でも最上位に位置する才女であった。  彼女は、先程まで蓮太郎が読んでいた数冊の本を見やると、ふむ、と小さく頷いた。 「召喚符の霊術か。どうだ、収穫はあったか?」 「いや、中々難しそうで……。護符に霊力を集めて人や動物の形に固めるってイメージは分かるんだけど、読んだだけじゃ実際の感覚はね」  蓮太郎が首を横に振って嘆息すると、歌夜は顎を撫でてからこちらを指差しニッと微笑んだ。 「なるほど。それなら、今日は私と実際に修行してみるか。付き合ってやるぞ」 「え、ホント?」  歌夜の申し出に、蓮太郎は嬉しそうな顔を見せた。  当代随一の実力者である歌夜に稽古を着けてもらえること自体貴重なことだが、それよりも好意を寄せる少女と一緒に入られることに胸が踊った。  昔から――それこそ物心が付き始め、退魔師の一族としてこの神社で修行を積むよう連れて来られた時から。  そこで紹介された美しい少女に、蓮太郎はずっと心惹かれていた。  この気持ちが恋心と呼べる程のものなのかは分からないが、彼女と一緒に過ごせる時間が増えることは純粋に嬉しいことだった。 「ありがと歌夜姉」 「ふっ……。蓮太郎が強くなってくれれば、私も助かるからな。……それに、せっかく今日は時間が空いてるんだ。出来るだけ……蓮太郎と一緒に居たい」  そんな少年の心中を知ってか知らずか、歌夜は僅かに頬を染めながら口を開いた。  幼い頃から姉代わりとして共に育ってきた歌夜もまた、近い感情を蓮太郎に抱いているようで、2人の間に流れる空気はどことなく甘いものだった。  ――しかし。 「あら、歌夜ちゃんだけズルいわよ? 私も混ぜてくれないかしら」  どこかおっとりとした口調の声が、書斎に居る2人に投げかけられた。  2人の視線の先に現れたのは、歌夜と同じく巫女服を着た、艶やかな黒髪を腰まで伸ばした少女。  服装だけでなく顔つきも歌夜とよく似ており、しかし強気で男勝りな印象の歌夜とは対象的に、落ち着いた雰囲気で柔和な笑みを浮かべている。  彼女の名は玄川沙夜。  歌夜の一つ上の姉で、彼女もまた蓮太郎にとっては幼い頃からよく知る姉と呼べる人であった。  そして、もう一人の師でもある。 「沙夜姉」 「姉さん」  二人の会話を聞いていたらしい沙夜の登場に、蓮太郎と歌夜は同時に声を上げた。 「ふふふ……。二人とも仲良しなのは良いことだけど、除け者にされちゃお姉ちゃん拗ねちゃうわよ?」 「いや、別に除け者にしようとした訳じゃ……」 「姉さん……。突然現れて面倒なことを言わないでください」  蓮太郎と歌夜は困ったように眉を寄せたが、当の沙夜はそんな妹と弟の様子を気にすることもなく、ニコニコしながら近づいてくる。  そしてそのまま、当然の権利のように蓮太郎に抱きついてきた。 「蓮く~ん、お姉ちゃんも一緒に練習付き合ったげるからね~!」 「ちょっ、沙夜姉っ!?」  沙夜の過剰なスキンシップに、蓮太郎は顔を真っ赤にして慌てふためく。  女性らしさに溢れた身体が密着し、心地よい柔らかさといい匂いに包まれる。 「蓮くんはまだまだ経験が少ないけど、お姉ちゃんが手取り足取り教えてあげるから、安心して身を任せればいいからね?」 「えっ、霊術の修行のことだよね!?」 「大丈夫、上手く出来なくても恥ずかしくないわ」  沙夜の言葉に、蓮太郎はますます顔を紅潮させた。  しかも、ぎゅうぅと力強く抱きしめてくるものだから、口が豊満な胸に塞がれてしまう。 「姉さん、蓮太郎を誂うのはやめてください」  すると、横合いから不機嫌そうな声が響いた。  横に立った歌夜が、蓮太郎にまとわりつく沙夜に強い視線を向けていた。  表情こそ冷静に見えるものの、その瞳には静かな怒りの色が見える。 「んん~? なになに歌夜ちゃん。もしかして嫉妬してる? 嫉妬しちゃってるのかしら?」 「違います。蓮太郎が苦しそうです。嫌がってるでは無いですか」 「んうぅーっ! んんぅー!」  自分より身長の高い沙夜に抱きしめられ、蓮太郎はモガモガと胸の中で呻く。 「あら、ごめんね。苦しかった?」  それに気づいた沙夜が抱きしめる力を緩めると、蓮太郎は「ぷはっ!」と胸の谷間から顔を上げた。  とはいえ未だ沙夜には抱きつかれたままで、その暴力的とも言える圧倒的サイズのバストの弾力は、未だ顔に押し当てられている。  その感触に蓮太郎がドギマギしていると、その様子を見ていた歌夜はいよいよ面白くなさそうな顔になった。 「これで良いんでしょ? もう苦しくないわよね。それどころか、蓮くんちょっと嬉しそうなんじゃない? まだ不満かしら、歌夜ちゃん?」 「姉さん……っ」  沙夜の挑発的な言葉に、歌夜はぐっと拳を握った。  そして、なにか決意を込めたような表情をすると、沙夜に向き合う位置に移動し、ぐんぐんと二人に近づいてきた。  そのまま、蓮太郎を中央に添えて、むぎゅうと強く抱きしめる。 「――!?!?」  沙夜に負けず劣らずのサイズを誇る乳房が、蓮太郎の顔に押し付けられる。  サンドイッチの具のように左右から三桁センチを超える巨乳に顔を挟まれ、蓮太郎は更に顔を真っ赤に染めた。  柔らかく豊満な四つの果実が、蓮太郎の顔に押し付けられて形を変える。 「あらー、歌夜ちゃんも積極的ねー」 「離れてください。蓮太郎は私と修行する約束を先にしたんです」  蓮太郎を挟み込む左右の巨乳が、むにぃと頬を圧迫してくる。  蓮太郎の頭の中は、最早パニック寸前だった。  ただでさえ昨夜の夢のせいで悶々としているのだ。そこにこの爆乳姉妹からのおっぱいサンドを味合わされては、とてもでは無いが正気を保っていられない。  思考が蕩けていき、幸福感が脳を満たす。 「歌夜ちゃんは厳しいし、私に優しく手ほどきして欲しいわよねー蓮くーん」 「姉さんは適当すぎます。私にきっちりと基礎から叩き込んで欲しいだろう、蓮太郎?」 「い、いや……その……」  左右からステレオで話しかけられるが、二人の間で揉みくちゃになっている蓮太郎に答えられる余裕は無かった。  世の青少年からすれば羨ましくてたまらない状況なのだろうが、当事者からすると羞恥が勝ってしまう。  まぁこんなことは、昔からの日常茶飯事ではあるのだが……。  身体(特に胸)の成長著しい玄川姉妹の凶悪ボディは、日に日に凶器としての破壊力を増しているのだった。 (ふ、二人とも……こんなんじゃ修行に集中出来なくなっちゃうよぉ!)  天国のような圧迫感に包まれ、蓮太郎は脳内で悲鳴を上げるのだった。

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