フクツー便に勤めている鍛治。
ここしばらくは大金商事の会長に気に入られ、枕営業をしていた。
役員や重役に丹念に開発され、加えて会長に抱かれ寵愛を受けている鍛治は、大金商事の言いなりと言われても差し支えないほど、男の身体で得る快楽の虜になっていた。
「社外での呼び出しなんて、珍しいなあ」
身体の疼きを内に秘め、鍛治は会長から指定されているホテルへと向かっていた。
いつもであれば大金商事のビルに呼び出され、会長室に併設された小部屋で行為を行なっている。
しかし今日は、ホテルで落ち合おうと話を持ち掛けられたのだ。
受付を済ませてエレベーターへ乗り込み、鍛治は会長の待っているであろう部屋へ向かう。
今日はどんなことをされるのか。
それを考えるだけで、鍛治のアナルは下着の中でヒクついていた。
「失礼します」
ルームカードで鍵を開け、薄く扉を開けて声をかけてから鍛治は入室する。
部屋の中で待っていたのは、いつも鍛治を可愛がる大金商事の会長と
見知らぬ筋骨隆々で、鍛治よりも身体の大きい男だった。
「やあ、待っていたよ鍛治君」
「お待たせしました。……えっと、そちらの方は?」
「彼は和田と言ってね、私の友人なんだ。
すごい筋肉だろう?昔は格闘技をしていたんだよ」
会長が和田の太い腕を軽くはたくと、和田は大きく口を開けて笑った。
「さすがあんたの趣味だな。可愛い顔してやがる」
「そうだろう?
おまけに私と部下で調教済みの身体だ。良い反応をしてくれるだろう」
「へえ、そいつぁ楽しみだ」
ぺろり、と舌なめずりをする和田と会長の顔を何度も見るが、鍛治には状況把握ができない。
首を傾げる鍛治に会長は、すっ、とある方向へ指を向けた。
その方向を見ると、三脚に立てたれたスマートフォンが、ベッドへ向けてセッティングされていた。
「君にはこれから和田君とセックスをしてもらおうと思ってね」
「えっ…で、でも俺は会長にお気に召していただいたから、こうして何度も…」
「だからこそだよ。
私の手で大切に育てた君が、他人の肉棒でどうなってしまうのか見たくなってね。
もちろん、やってくれるね?」
鍛治に断る権利はない。
すっかり会長の肉棒に夢中になっているのは否定しないが、元々フクツー便の顧客という点もある。
ここで断ってしまえば、一体どれだけの損失が出るか計り知れない。
だが会長の肉棒に躾けられた鍛治の身体は、会長以外の男に抱かれるということに、なんとなく嫌悪感を感じていた。
「会長がそういうのでしたら、俺は……」
「うん、君はいい子だから、そう言ってくれると思っていたよ」
穏やかな笑みを携えた会長は、そう言いながら鍛治の横を歩いていく。
通り過ぎる間際に、会長は小さく囁いた。
「動画を見ながら後日君を抱こうと思うよ。楽しみにしている」
そのまま会長は部屋から出ていき、和田と鍛治のみが残された。
和田は上機嫌に首を左右へ曲げてコキコキと鳴らすと、大きなベッドへと腰を掛けた。
「来いよ。聞いてるぞ?お前、いつでもチンポ入れられてもいいように、ケツにプラグ入れてるんだってな?」
「……まあ、はい」
「俺のチンポはでけえからな。
いくらあいつに拡張してもらってると言っても、まずは拡張からだ」
ウキウキとした様子で、和田はローションの用意を始める。
「ぶっ飛ぶような快楽を味合わせてやるよ。
今まで咥えてきたチンポを全部忘れるほどのな」
ニヤニヤと意地の悪い微笑みをする和田に、鍛治はやはり嫌悪感があった。
会長の指示と会社のためとはいえ、これからこの男に抱かれると思うと、重たい溜息が出てくる。
(絶対に負けないぞ…)
鍛治は、服を脱いでベッドへと向かう。
会長には悪いが、堕ちる姿を見せずに終わらせ、
会長だけの施しを受けさせてもらうようにしよう。
そう強く心に誓った。
あれから2時間ほど経った今―……。
「お"っ♡イグッ♡
またケツマンコイグウウッ♡♡」
「俺も出すからしっかり締めろよ!
おらっイケ!無様にイってるところコッチのカメラでもバッチリ撮ってやるからよ?
イキ顏見せろ!」
和田はカメラを手に持ち、結合部を見せつけながら激しくピストンを繰り返した。
「イギますっ♡出してっ出してええええっ♡♡♡」
鍛治はアナルの中で和田の射精を受けている。
すでにベッドの周りには、中身入りのゴムが4つほど転がっていた。
和田は鍛治のアナルに睾丸を押し付け
腰を左右に揺らしながら精液を出し尽くしていた。
「おーっ♡
本当に何度でも出せる穴だな♡たまんねえ…♡」
射精が終わると、和田はゆっくりと自慢の肉棒を鍛治のアナルから引きずり出す。
ずるるるると長く太く逞しい肉棒が抜けていくと、鍛治は大きく息を吐いた。
「はーっ…はーっ……♡」
「これで5つ目か。なかなかお前も頑張るじゃねえか、鍛治君よ」
すりすりと鍛治の内ももを撫でる和田の手は、とても熱い。
始める前に何度も執拗に拡張され、解された鍛治のアナルはトロトロとローションが流れ出ており、その上にぶら下がっている鍛治の肉棒からも同じように精液が流れ出ていた。
2時間もじっくりと和田の特大肉棒でほじくり回され、鍛治は快楽漬けになってしまっていた。
会長に頼まれたセックスとはいえ、和田に飲まれないようにしようと誓ったことを、もうほとんど忘れてしまっている。
和田がククク、と喉の奥で低く笑いながら鍛治の肉棒をつつくと、ヒクヒクと震えた。
「俺のチンポにすっかり骨抜きにされちまったみたいだな?」
ギシ、とベッドを軋ませながら、和田は鍛治の顔を横へ移動した。
和田はカメラを意識しつつ、ゴムを外して精液にまみれている自身の肉棒を鍛治の口の前へ差し出す。
「ほら、綺麗にしろ。
全部舐めとったらもう一回ぶち込むぞ」
「ん…ふぁい♡」
始めは舌で精液を掬い上げ、ねっとりと舐めていた鍛治だったが、次第に自分から和田の肉棒を自らの口の中へ招き入れた。
口の中でも先端を刺激したり竿部分に舌を這わせていたが、和田が腰を動かし始めると、口をすぼめることに努める。
「いいオナホだな♡
頑張って硬くしろよ?
そうしねえとぶち込めねえからな」
「んっ、んぶっ♡
んっ、んふうっ、ふっ、んんっ♡」
何度も気持ちよくしてくれる肉棒を嬉しそうにしゃぶる自分の顔を、鍛治は知らない。
「ん…ちゅばっ…
んっ…んぶっ…ぢゅるっ…
…これで、どうですかあ?」
トロけた顔のまま硬さが戻ってきた和田の肉棒の竿を食みつつ、鍛治が訊ねる。
「合格だ♡
さあもう一発やろうぜ。
鍛治君のケツマンコを喜ばせてやらねえとな」
「…お…俺は別に…」
「さっきまで散々このチンポ好きって叫んでたくせに♡
今更いい子ぶるなよ」
ペチペチ、と鍛治の顔を血管の浮き出る竿ではたくと、
和田はカメラを手に持ち四つん這いになるように指示する。
素直に言うことを聞き、カメラをじっと見つめながら鍛治は四つん這いになった。
鍛治のアナルは埋めてもらうその時を、ヒクヒクと震えながら待っている。
和田はぐにぃ、と鍛治の尻肉を左右へ開き、ゴムを装着した肉棒の先端をアナルへ押し付けた。
「は…あっ…♡」
「まだ先っちょ当てただけだろ?
なんて声だしてやがる」
「すみませっ……
もう…それだけで…俺……」
「俺のチンポ好きすぎだろ。
おら、しっかり俺のチンポに溺れてる姿を見せてやろうな♡」
「あ、あぁっ…あ、入ってっ、きたあっ♡」
ゆっくり、確実にアナルを犯す肉塊の硬さと熱さを感じ、鍛治は切なげに息を吐いた。
何度受け入れても、この大きさには毎回身を震わせてしまう。
(会長のチンポは馴染む感じだけど、この人のは俺を征服しているみたいだ…♡)
好き勝手にピストンを始める和田の動きに合わせ、鍛治の口からは吐息が漏れ出していた。
「はっ…あっ、うっ♡
うあっ…あっ…あっあっあぁあっ♡」
「気持ちよさそうだなあ鍛治君?
あいつがその顔見たら、なんていうんだろうな」
和田は鍛治に覆い被さって後ろから顎を掴み、定点カメラに顔を向けさせた。
舌を垂らし、幸せそうな顔をしている鍛治がカメラに記録されていく。
とっさに枕を抱きしめ顔を隠す鍛治だったが、ひたすら自分の体内へ抉りこむ和田の肉棒の気持ちよさには抗えず、声を殺す事しかできなかった。
「おら、もっと乱れねえと契約続けてもらえねえぞ?」
堪える鍛治の乳首を捻り、和田は腰を捻る。
「あひいいいいっ♡はああっ♡
はっ、はいいいいっ♡♡♡」
「おっいいぞ?締まってきてるぞ。俺のチンポは気持ちいいか?あ?」
「きっ、気持ちいいですうううっ♡♡♡
俺のケツマンコをっいっぱい気持ちよくしてくれっえっあっ、あっあっ
あ"っ!!♡」
一番気持ちいいところに当たったのか、鍛治の膝が崩れそうになる。
それでも和田の腰は止まらない。
鍛治の尻肉をがっちりと掴み、そのままズンズンと腰を突き入れ続けた。
「んおおおぉおぉおおおっ♡♡♡
奥っ♡奥まで届くうぅうっ♡」
「こんなとこ、あいつでも届かないだろ?」
「そんなっ、そんなこといえにゃ……」
「嘘つくなよ。もう身体は媚びてきてんぞ?」
ズンズンズンと突き入れられる度に身体が揺れ、乳首と肉棒がシーツに擦れ、それがまた鋭敏な身体に快楽を与えていた。
目の前には星が散り、鍛治はもう何度目かわからない絶頂が目前に迫っている。
「ほおっ、おっ♡おっ、チンポっ、チンポ気持ちいいっ♡」
「俺と会長のチンポ、どっちが気持ちいいんだ?」
「いえなっ、言えないいいいっ♡」
「言えよ。言わないと最後までやってやんねえぞ?」
ずるり、と和田の肉棒が抜けていくのを感じ、鍛治は身を起こした。
上半身を捻って後ろを見ると、和田の肉棒がほとんど抜けてしまっているのが見える。
「あ…あ…」
「いいのか?
抜けちまうぞ~?
どっちが気持ちいいんだ?」
ぼんやりとした今の鍛治の頭では、何も考えられなかった。
とにかく今は、絶頂を感じたい。
それだけで、鍛治は自ら尻を擦り付けて甘えたように言った。
「和田さんっ…
和田さんのチンポが、気持ちいいですっ♡
なので、チンポ……チンポくださいっ♡」
「ククッ、本当にお前はいい子だ、なっ!」
ズンッ!
と、引き出されていた分が一気に突き入れられ、鍛治はその衝撃で絶頂してしまった。
「んおぉおおおおおおおおっ♡♡♡」
「お、イッたか? すげえ締め付けだ♡
でも俺がイクにはもう少しだなっ!」
「お"っお"んっ♡
チンポッチンポおおおおおおおっ♡♡」
鍛治が絶頂を迎えているにも関わらず、和田は自らの欲望のままに動く。
アナルに空気が入ってブポッと下品な音を出しても、シーツが鍛治のあらゆる体液やローションでぐしょぐしょに汚れていっても、射精のためにピストンをやめることはない。
「その顔、しっかり会長に見せてやれよ!」
「チンポおおおっ♡
チンポっチンポきてるううううっ♡」
「何も聞こえないってか?本当にチンポ奴隷だな!」
突き入れられ、背筋から脳天にまで与えられる快楽で何度も何度も達し続ける鍛治は、ビクビクと身体を跳ねさせる。
絶頂したタイミングでキュッと締まるアナルに、和田も快楽を与えられ続け、射精までまもなくというところまでやってきた。
「あ~出る出るっ…
…出すぞ鍛治君っ今度もまたたっぷり出してやるからな?」
「らひてっ、らひてえええっ♡
チンポっ、極太チンポでイカせてえええっ♡」
言葉もなく、ただひたすら腰をぶつける和田。
パンパンと肉のぶつかり合う音と鍛治の獣のような喘ぎ声が録音され続け、そしてその時は来た。
「イックッ……
チンポ奴隷のケツマンコに六回目ぇっ
出るっ……!」
「お"お"お"っ♡♡♡
でっかいの来るっ♡♡♡
またイグッイグううううううっ♡♡♡」
バチン!
と、大きなピストンを最後に、和田の動きが止まる。
鍛治は伏せたまま、シーツを強く握って身体を震わせるだけだった。
和田の身体が幾度となく跳ね、腰を数度強く打ち付け、グラインドを繰り返す。
伏せた鍛治からはくぐもった声しか、聞こえない。
「……~~~~~♡」
「へへ、声にもならないってか?
どんな顔してんのか見せてやれよ」
ぐい、と和田が鍛治の前髪を引っ張り、顔を上げさせた。
涎と涙でぐちゃぐちゃになった鍛治の顔は、幸福感に満ち溢れている。
「さすがに俺も疲れたわ。
少し休憩したら今度は立ちバックで撮ろうな♡」
和田の『まだ続きがある』という言葉に、鍛治は嬉しそうに頷くのだった。
-END-
原作:蕎麦枕さま
最後までお読み頂き有難うございました!
SS企画は「DKビジネス」や「ナックルソルジャー」も今後制作予定です。