隣人に感謝を伝える祭日として設定され、ミサキングダムでは珍しくけが人の出ないイベントとして認知されている場隣他印。
ここに今年は「逆チョコ」という新たな文化が生まれている。
「逆チョコ」は、名前の通り逆の意図でチョコを渡すというもの。
普段憎しみを抱えている相手に対し、しびれ粉入りのチョコを渡して苦しませることが流行している。
場隣他印が浸透したことで油断した相手に仕掛けられるとして、今年から相次いでいるという噂だ。
チョコの調理工程では毒薬を混ぜることは容易であり、手作りの方が親愛度が高いとされているからこそ、被害が後をたたないのだそう。
あくまで現在報告のあった情報だけでも、120件以上の被害が確認されている。みな軽症ではあるものの、チョコとこのイベントに深いトラウマができそうだ。
このような情勢に対し、場隣他印を設定したミサキ王は肩を落とし、公務も欠席されたという証言が入ってきている。
気性の荒いゴブリン族には、やはり愛の概念は早かったのだろうか。
根田啓史
2022-02-18 03:00:06 +0000 UTC真里谷
2022-02-16 14:32:48 +0000 UTC