ミサキングダムの光と影が見える一日となりそうだ。
来週はミサキングダムの建国記念日となっており、祝日として官民問わず休日として日頃の疲れを癒やす日となっている。
行事にも全力を注ぐミサキングダムにとって、何もせず休む、という日は珍しく、日頃勢力拡大のために奔走している軍部や官僚にとっては祝福の時間となっていることは間違いないだろう。
一方で、この日を祝うことをよしとしていない勢力も存在する。
ミサキングダム建国以前、独立して活動していた一部のゴブリン一族である。
ゴブリン一族の一派である「ゴブリラ」は、日頃は辺境の一部族として粛々と納税・農業に従事している。
しかし急速に発達し、またたく間に国土を統一したミサキ王を快く思っておらず、陰では武具を集め、反乱を企てているという噂だ。
ゴブリラへの取材は非常に困難になっており、噂の域を出ることはないが、一族の周りには毎年こうした反乱の雰囲気がただよっている。
今年はグレンバーグ侵攻をはじめ、勢力的にミサキングダムは伸長を続けてきたが、その分軍部の疲弊は強い。
そこにつけ込む形で反乱が起こるのではないかと本紙は危惧している。