1年のほとんどを雪に覆われるフェンリルシルト。彼らの技術がミサキングダムの厳寒を救うことになりそうだ。
フェンリルシルトでは「サウナ」と呼ばれる、体を蒸すことで芯から暖まる個室がある。
サウナには体を暖めた後は雪に飛び込んだり、冷たい川で体を冷やし、外でゆっくりするという奇妙な文化も付随しており、これを繰り返すことで「トトノウ」という一種のトランス状態になることができるらしい。
フェンリルシルトの戦士はサウナに入ることで休息をとり、寒い冬季にも戦いを継続できるようになっている。
そこでミサキングダムでも昨今の寒さや、兵士の士気向上を目的にサウナが建設されることになった。
フェンリルシルトのサウナに詳しいマグマ=マグマグ氏を招聘し、温泉施設に隣接する形での建設が進められる予定だ。
兵士の大部分を占めるゴブリン族は長時間の作業は苦手で、特に冬季の訓練ではサボタージュが多発している。
彼らをサウナで「トトノウ」状態にすることで、訓練への意欲を少しでも高めることが期待されている。
サウナはまずは兵士や一部官僚向けに、その後一般市民にも開放される予定だという。