ミサキ米の収穫が盛んなこの時期、ミサキ王へ収穫物を献上する式典が開かれた。
毎年式典ではその年の収穫状況の発表と、ミサキ王による試食・品評が行われる。
今年はイッヌの調理した料理も振る舞われ、ミサキ王は「ゴハンダヨ」という漆黒の食べ物をおかずに3杯分の米をたいらげていた。
今年のミサキ米の収穫状況は以前から懸念が多かった。
梅雨の時期には高湿度に悩まされ、夏には例年を遥かに上回る猛暑日が続いた。しかし、終わってみれば収穫量は例年並みに着地。
米の品質を審査する暴城霊委員会によると、審査開始以来最高品質であるとのことだ。
特にフェンリルシルトに近い地方では雪解け水が豊富で水不足になりづらく、昼夜の寒暖差も大きいことから高品質な米が生産されていた。
森林が茂っているため大量収穫は見込めない地域であるが、今後開拓が進んでいく可能性がある。
一方で、開拓を進めるのであれば隣国フェンリルシルトに伺いをたてる必要は出てくるだろう。
国の一大産業となったミサキ米。
品質の他にも、輸出先との関係性構築、収穫量に比例して増加する労働量の軽減など課題は山積みだが、今回報告された収穫状況を鑑みてデスギウス宰相をトップに据えた対策委員会が発足されるとのことで、今後さらなる発展が見込まれる。
(来週は5週目なのでミサキタイムズは休刊です)
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根田啓史
2021-09-22 11:34:49 +0000 UTC真里谷
2021-09-22 07:29:25 +0000 UTC