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克浦
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皮に包まれメイド喫茶で働くことになった少年の話 3

「それではまずは背中を止めていきますね。」 「え、あ。はい。」  ちらっと見えたけど店長さん、なんか指輪をしていた? 指輪と言っても宝石が付いているわけじゃない。代わりに5cmくらいの円盤がついた変な指輪だ。宝石の台座にしては大きいよな。そもそも台座だとしても平らな面の上には何も付いていないし、何だったんだろう。 「きつかったりしたら言ってくださいね。」 「はい、分かりました。」  背中に開いた切れ目の下の部分、腰とお尻の境目辺りに円盤を押し付けられる。そのままゆっくりと上へと移動していくと、これまで感じられていた外の空気感がなくなった。切れ目が閉じた、ってことなんだろうな。  一体どんな仕組みなんだろう。ちらっと見た限りじゃただの円盤でしかなかったと思うけど。 「はい。それでは背中も閉じましたので、これから補正を始めますね。ちょっと動けなくなりますけど問題はありませんので落ち着いて待っていてください。」 「わかりました。」  まだ首筋に円盤を押し当てられたままだ。補正って何を 「えいっ。」 「ッ!?」  プシッ! っと炭酸飲料を開けたような音が響いたかと思うと、全身が圧迫感に襲われた。  皮の中に空気が送り込まれてる? でもどうやって? エアバッグみたいに一気に空気を入れて膨らまされたみたいだ。  実際に手足の先の方、余って垂れ下がっていたはずの部分がしっかりと手の形になっている。でも空気を入れたんだとしてなんで圧迫感があるんだろう。仮にこの皮が風船みたいなものだとして、中に空気を入れたなら身体との間に空間が出来るから逆に自由になるんじゃないのか?  となると皮が2重構造になっていて俺の身体が入っている部分と表面の隙間に空気が送り込まれてるってことなんだろうか。  それなら隙間に空気が入り込んで皮が人の形に膨らんでるのと、俺の身体が入っている部分が外から圧迫されるのが両立してるってのも理解できる。実際に手の先にはしっかりと空気が入って皮というより完全に人の手と同じ……あれ?  待て。俺の手、さっきまでは手首辺りまでしか入ってなかったよな。当然指を広げることなんて出来ずに細くすぼめていたはずだ。それなのに、今は指を広げている様な感覚がある。広げているというか、空気が入って膨らんだ手と同じ形をとっているように感じられる。  足も同じだ。延ばしても爪先は皮のスネまでしか届かなかった。だから圧迫されて足首を伸ばした状態になってたハズ。でも今は普通に足首を曲げているように感じられる。指だって外から押さえつけられる感覚が全くなく、皮の見た目通りに指同士を広げているとしか思えない。  いや、手も足も指への圧迫感自体は残っている。でもそれは一本一本を独立して圧迫されているよな感覚だ。決してひとまとめにして外から押さえつけられている様な感じじゃない。  ―――あの、これどういうことなんですか?  その思いは言葉に出来なかった。力を入れても身体が動かせない。異常を感じた手足だけじゃなく、全身が全く言うことを聞いてくれない。これがさっき言っていた動けなくなる、ってことなのか? 「手足はこれでよさそうですからちょっと横になって貰いますね。はい、ごろーん。」  うわ。  長椅子に仰向けで倒されてしまった。手足“は”ってことは、これ以外にもまだ何か続くのか?  あれ? 胸の上、何か載せられたっけ? なんか下の方に肌色の塊が見えてるけど……  いや、違う。これ、俺の……じゃない。皮の胸部分が膨らんでるんだ。元々胸元の皮は厚みがあっておっぱいもしっかりと再現されていた。けど今見えるおっぱいはそれとは比較にならないほど大きい。あれだけじゃ足りないってことなのか?  って、ウソだろ。既にかなりの大きさだと思ったのに、まだ膨らみ続けてる!? 一体どこまで大きくする気なんだよ。巨乳のグラビアアイドルくらいで止まるのかと思ったのに、全然止まる気配がない。  バレーボール並……いや、俺の頭より大きくなってないか? それでもまだ止まってくれない。  こんな巨大な塊が胸に乗ってるのに重みを感じないのは中に入っているのが空気だからってことなのか。そんなことを考えている間にも既にバスケットボールサイズを越してる。  あれ? 膨らんでるのって、胸だけじゃなのか? 腰が下から押し上げられている様な気がする。  横にされるときに何かを敷いたりなんてしていなかったはず。ってことは、まさかだけど尻も膨まされてる!?  最初は厚めのクッションを敷かれている程度だったけど、こっちもどんどんと膨らみ続けているみたいだ。身体を仰け反らすくらいにまで腰が押し上げられてる。  確かのボンッ、キュッ、ボンッ!! なんて言葉がある通り胸とお尻が大きいのが魅力的な体型だって表現されてたりもする。俺だっておっぱいが大きいと目を引かれるのも否定はしない。けどいくら何でもこれは膨らみ過ぎじゃないか?  仰向けで寝ているお尻の下にバスケットボールを置かれたような感じ、とでも言えばいいのか。腰だけが相当高く押し上げられてしまっている。 「んんっ!!」  今度はなんだ? 急激におしっこがしたくなって……いやそれだけじゃない。大きい方も?  ―――あっ、あの……  そうだ。声が出せないんだった。これじゃ店長さんに何も伝えられない。 「あらあら。どうかしました? そろそろおトイレに行きたくなってきたのかしら。」  ッ!? なんでわかったんだ?  恥ずかしいけど、尿意も便意もどんどん高まってる。このまま身体が動かせないとヘタしたら漏らしてしまうかも知れない。 「もしおトイレを気にしているのなら心配はいりませんよ。」  心配いらないって、実際にこんなにトイレに行きたくなってるのに。 「更衣室に来る前、ちゃんとトイレに寄りましたよね? ですから今感じている尿意や便意は本当のものではなく、補正の影響なんですよ。」  補正って一体なんなんだよ。  そもそも尿意っておしっこが溜まったことで増えるものだよな。皮は身体の周りと包んでいるだけなのに尿意が増すのはおかしくないか?  んんっ!!  くっ、もうそんなこと考えてる場合じゃない。尿意が限界近くまで高まってるのに身体を動かせないから耐えるための動きすら出来ない。  自由に動けるなら手であそこを抑えて内股になってるところなのに。 「ですから。問題ないんですよ。むしろ今の状態は皮の正常な機能ですからね。。我慢せずに、そのまま力を抜いちゃってください。」  そんなこと言われても……んっ、ダメだ!? おしっこが……  あれ?  なんだ? 今、おしっこを漏らしてしまったハズ……だよな?  確かに身体の中から何かが出ていくような感覚があった。けど、おしっこだとしたらチンコの中を通っていくはずだよな。今流れを感じたのはチンコじゃなかった。それよりももっと下の方。でもそれよりしたって言ったらお尻の穴? 違うよな。それよりは前の方……何もないはずの場所だ。  んぐっ!  なんだこれ? 流れ出していった何かが途中で止まってる? 身体の中を押し広げられたまま止まってしまったみたい出凄く違和感がある。 「ほらほら。おしっこだけじゃなくて、お尻の方も力を抜いちゃってくださいね。」  え、あ!? ちょっと待って!!  時計回りにゆっくりとお腹を撫でられる。まるで大腸に添って身体の奥から溜まったものが出口へ送り出していくような動きだ。それに合わせて便意が更に高まっていってしまう。  んぎっ!?  身体の中、お尻の穴の裏側に強烈な圧力が加わる。これ以上我慢なんて出来ない。こんな場所でうんちまで……  あれ? 今のって、なんだ? 便秘をした時のように硬い塊が限界までお尻を拡げて出ていったのが感じられた。  ただこの塊、凄く短かった。そしてすぐまた便意が押し寄せてきて……まるでうさぎのフンみたいな丸いものが連続して出ていくような感覚。と言ってもウサギのフンみたいに小さいものではなく、そのたびにお尻を限界まで拡げながら出て行く。  あれ? まだ便意が残っているのに出せなくなった? いや、おしっこの方と同じだ。お尻の穴に何かが挟まっている様な感覚。うんちを出し途中で止められて、お尻の穴が開きっぱなしになってしまっているみたいな感じだ。


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