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夏目なつめ
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いちごミルクの甘いところ

いちごミルクの甘いところ

夏目 なつめ


 §

 大学に入ってできた恋人は、不思議なことを言う人だった。

 幼馴染として、慣れっこではあったが。


「たっくんは小さい動物と大きい動物、どっちが好き?」

 ふわふわと囁く、ミルクティー色の髪の少女。ウサギやネコのような小動物的愛くるしさを持つ不思議ちゃん。それが美月だった。おそらく本人も、半ば自覚はしていただろう。普段控えているそれを、自分にはオープンに見せていた。

「小さい方かな」

「えへ♪ じゃあ今度見に行こうね」

 腕を抱きしめてクリクリ肩に頭を擦り付ける、ふわふわ小動物。お酒の飲めない歳であるのを加味しても、彼女にはどこか少女然としたところがあった。ベージュの髪色やフリルシャツも相まって、お菓子みたいな娘だ。子供のころから変わらない、その仕草。


 美月は端的に言えば、ウサギ系の少女で、かつ、人懐っこかった。そんな娘、引く手あまただと思う。俺の何が彼女のお気に召したのか。

 ……何か一つ言えるとすれば、俺は傍観的だった。

 多少の不思議は、そのまま観察する。そういう癖がある。

 例えば、今がそれだ。

 娘が道のすみで、何かを見つめている。

 どうも、蟻の行列らしい。

「……虫系が好きなの?」

「というより、小さい生き物?」

「小さな?」

「ん♪ 自分のこと、どんなふうに見えてるのかなって」

「……面白いこと言うね」

「だって、この子達からしたら私、途方もない巨人なんだよ? 自分の足がおっきすぎてクラクラなるほどこの子は小さいの。なんだか不思議じゃない?」

 昔から慣れっこの、奇矯な言動。幾度と繰り返される不思議な問答。いつものように肩越しに覗いてみるが、蟻は蟻だ。不思議といえば不思議だが、そもそもが人間は比較的大型の動物と言っていい。人間と住む動物もいるし、人間に棲む動物もいる。サイズ差を理解してはいるが、彼らの世界を想像するほど、俺は発想が柔軟ではなかった。とはいえ、それを拒みはしない。あるがままにいったん受け入れるのが、俺の特色と言えないでもなかった。

 そんな俺を、小首をかしげ見上げると。

「たっくんも、私、見上げてみたい?」

 にっこり笑って、美月は言った。


 ……大学に入って出来た恋人は、不思議なことを言う少女だった。

「たっくん、今日は国際虫眼鏡デーだよ」

「絶対嘘でしょ」

「嘘かも」

「仮に本当にしても、何の意味があるんだよ」

「私、虫眼鏡好きなの♪ ちっちゃいのも見えるから♪」

 そう言っても、お菓子系幼馴染はクスクス笑うだけ。そして、またぞろ不思議なことを言う。

「たっくんも、縮んで私に、飼われてみる?」


 ただ最近、それがどうも、独特の色彩を帯びつつある気がした。

 だって、行為中であっても、美月は変わらず言うのだ。

「たっ、ッ、くん……♡ 雄雌で大きさの違う、っ、虫って、どう交尾すると思う……ッ?」

 美月は激しく息を乱しながら、なぜか虫の話を持ち出すのだ。子供の頃は想像だにしなかった、ふわふわ少女の艶やかな紅潮の表情。こちらとしても夢中なせいで、言われるがままに想像してしまう。ちんまり巨乳ふわふわ女子に摘み上げられ、手のひらの上に乗せられたまま、俺はなすすべもない。手のひらの起伏でさえ乗り越えるのがやっとの少女の手は、やがて閉じていって……。

「やッ♡?! たっくん、少し、ゆっくり、ぃ……ッ?!」

 その想像になぜか高揚したとき、同時にすぼまる小さな膣。

 ……絶頂の時、美月は妙なことを言う悪癖があった。


 それ以来、時に想像してしまう。例えばビルを見上げる時だとか、ふと彼女の手を見つめる時だとか。高層建築に座るふわふわ少女、その、もっちりとした太ももを、数百倍で見上げたらどうだろう。その楓の葉のような手に握りしめられたら、華奢な姿はどう見えるのか? 想像力が戒めから解かれ、ふっと広がる瞬間、俺は強い高揚感に襲われた。あの締め付けを思い出す。その声も聞こえてきた。

「小さくなったら、今度はたっくんが私に頼る番だね♪ 縮んだたっくん、可愛いんだろうなぁ♪」

 “折々に空想めいたことを言う不思議少女”、そうとばかり思っていたが実際のところ、ただのふわふわ娘というだけではなかったのかもしれない。美月はどちらかというと変人で、かつ可愛らしい変人だった。その小さな体でジッとこちらを見つめるのだが、それも何かとんちきな想像を巡らせているようにしか思えない。そしてふわっと笑って、言うのだ。

「たっくん、もうちょっと待ってててね♪」、と。

 

 そんな美月も、大人になる。

「誕生日おめでとう」

「ありがと♪」

 今日。そう、今日こそが、美月の20の誕生日。成人は18で終えたにせよ、やはり、20は特別な誕生日だった。


 だから、なるべくしっかりと、かつ、わざとらしくない仕方で祝っていた、のだが。

 言いたいことがあるんだ、と美月が言う。なんだ、別れ話か。

「ううん、見せたいものがある、が正しいかな?」

「見せたいもの?」

「……考えたんだけど、見てもらうのが一番早いと思う」

 俺の手を握る。

「私の生まれって特殊でね? たっくんは知らないけど、いろんなことが出来て……」

 いまいち要領を得ないが、ともかく待つ。生まれが特殊? そんなこと、この十余年聞いたことがない。けれど美月は、見せたいものとやらを一向に持ってこなかった。大人になった少女はふにゃふにゃと喋り続ける。まるで何かを詠唱するように。

 その内、気づいた。

 ジワジワと、美月が大きくなっていく。

「え……?」

「本来は先に言うべきかも知れなかったんだけど、怖くて……」

 つらつらと美月は続ける。何をされているのか。ただ、異常事態なのはわかった。

 さしもの美月も、気付いたらしい。

 縮んだ俺の姿を見て、ふわわっと笑った。

「あ、嬉しい、可愛い♡」

 そう。それだけだ。

「嬉しい?! ま、待て、おい、これって…………」

 だが、それ以上は言えない。あの美月が、今や俺より大きく、お姉さんのように見下ろしている。それだけでいっぱいいっぱいだったのだ。片や美月は、小さな姿が嬉しいのか俺に抱き着くと、思いのたけと共に縮小まで一挙に押し寄せた。空気の抜けた風船のように、その豊満な胸元へ一気に収まっていく。

 しゅるしゅると。しゅるしゅると。

 それが、止まらない。

 30㎝、10㎝、1㎝……。吸い込まれていくように俺の体はむっちりした巨乳に包まれていき、ついには谷間から滑り落ちそうになった。

 それを、大木のような指先に摘ままれる。

 手のひらに載せられて、けれど、それでも止まらなかった。

 そんな激変が止まった時。

 世界が、“1㎜くらいかな?”と。

 一面の乳白色が、大気を揺るがせた。


《想い合ってないと効かないはずだけど、まさかこんなに効いちゃうなんて……。たっくん、私のこと大好きなんだね♪》

 轟々と響き渡る声は、まるで世界の外から届くよう。一面に広がる肌色は盆地のようにどこまでも広がって、左右にふっくらとした山地を作っていた。

 その向こうから覗く、茶色の月。

 美月の瞳だった。

《ね? 1mmの微生物くん♪ こんなになっちゃうくらい、私のこと、好きだったんだね♡》

 そう言って口づけしたとき。間違いなく美月は、1000倍を超えていたと思う。もう、俺にもわからない。

 冷静に理解する前に、その熱烈な親愛は、俺を、巨大な乳房で揉みくちゃにしていたのだから。

《大丈夫、たっくんにも、好きなこと、させてあげるから……♡》

 目の前には、形のいい乳房。体格を考えると巨乳だったが、絶対量として膨大というわけではない、美月の巨乳。それが“ばるんっ♡“とまろび出ると、ぐらぁっと理性が揺らいだ。気付けば、木星のような巨大おっぱいは押し寄せていて──。 


 5分後。


 俺は、恋人の巨乳で登山している自分に気づいた。

《あは♡ 初めての縮小で、たっくん、微生物に変えちゃった……♡ かわい♡ かわいいよたっくん……♡》

 そう言うや大きく持ち上げられる色白おっぱい。“とぱぁ……♡”と持ち上がると、上空に広がったのは愛らしく小さな唇だった。

 それが、淫猥な口内を見せつける。

《ちょっと息、止めててね……♡》

 乳首の上にいる俺へ、チュッとキスするぷっくりリップ。そしてそのシワに俺を包み込むと、むにむにと食み、揉み潰し……。


 “れろぉっ♡”と、唇から舐め取った。

 口内、真っ暗ななか美月の荒い吐息が暴風を巻く。

 そして一瞬、レモン型に口が開かれると。

 現れたのは、乳房。さっきまで俺を乗せていた桜色の山が、俺目掛け押し寄せてきたのだ。

《んん……♡ 好き♡ 小ちゃいたっくん、大好き♡ 好きぃ……♡》

 俺を乳首と舌で挟撃しながら、愛のままにめちゃくちゃに俺を舐め回す美月。その勢いは執拗なまでで、俺はめくるめくその快楽に巻き込まれる他ない。

 ついには、“ぷくっ♡”と乳首が震え。

《あッ♡♡》

 直接、母乳をぶちまけられたのだ。


 ……それが、俺たちの初めての日。

 小さな魔女との、縮小の日々の始まりだった。



 §

「たっくんは、大きい動物と小さい動物、どっちが好き?」

「……美月は?」

「どっちも♪」

 人混みの中、はぐれてしまわないようしっかりと俺の手を握りながら少女が言う。二十歳になっても美月は美月。昔と変わらない幼馴染。その小動物的所作も体格も変わらない。入り乱れる群衆を通り越し、やっと一息ついてから、ふわっとこちらに笑いかけた。

「ありがと。潰れちゃうかと思ったよ」

 ようやく雑踏から抜け出して、ふわふわ少女も、安堵した様子。頭を撫でてやる。愛くるしさも前と同じ。

「たっくんは頼りがいがあるね♪」

 そう。

 そうだ。庇護欲を掻き立てる彼女に、頼ってもらえるのが俺の喜びだった。頭をグリグリ押し付ける、ウサギ系ふわふわ少女。歳の割に幼い言動をこそ俺は愛しんだ。

 外でも、家でも。


 ただ、最近では少々、妖艶さが付け加わってきたかもしれない。

 たとえばそれは、家、団らんの折。

「ほら、おやつだよ」

「ん♪」

 俺の手からチョコを受け取ろうとする美月の指。それから手を止めると、代わりに愛らしい口をぱっと開いてみせた。

「食べさせて♪」

「はいはい。……ちょ、指ごと食べるなって」

 けれど小さな彼女は、くすりと笑って上目遣いにチョコを舐め取っていく。ふにふにと濡れた柔らかさが指先にまとわりついた。小さな舌が、俺の指を舐め回す。ハンバーガーを食べるのも難儀する、小さな小さな口だ。それが俺の指を精一杯咥えて、舐め取っていく。チョコがその体温で溶け出した。そして、ちゅぷんっと口を離すと。

 今度は、俺の手を握って。

「今度は、たっくんの番……♡』

 俺が受け取ったのは、俺自身の小ささだった。

 100分の1に、縮められたのだ。


『ほら、おいで♡ チョコ、食べさせたげる♡』

 手のひらに乗せられ、くりくりと頭を撫でられる。既に1㎝サイズまで縮められた俺は、それだけでめちゃくちゃに揉み潰された。おかしい。完全なペット扱いなのに、気持ちがとろんとしてくる。気持ちよくなる。愛されたくなる。昼とは別の、恋人の在り方に、何かが、抑えきれない。

 起き上がって、愛しいその顔を見上げた。けれど視界に広がったのは、その薄紅色の唇だけ。それが“ぬぱぁっ♡“と開くと、チョコに濡れたお口を見せつける。トロトロのチョコの山が溶け始め、舌肉のふっくらした丘陵をコーティングしていた。甘い吐息と共に、”お・い・で♡“と美月が至近距離で囁いた。


 普段とは違う、飼い主としての言葉が俺を狂わせた。思わず、その薄紅色の唇にキスをする。ルージュが俺に、巨大すぎるキスマークを押しつけた。

 そして、ふかふかの舌に抱きつくと、恋人に捕食されるのだ。舐めて舐めてと媚びた、甘えた。チョコまみれのお口はむんわり甘い匂いを漂わせて蠢くと、俺を受け止める。小さな口が閉じられる。ぷっくりとした唇だけが残される。

 そして口内から響き渡る、凄まじいまでの絶叫。ぬちょぬちょとした舌に犯される、小人の快楽の絶叫だった。


 ──日常に突如挿入される異常事態。それが、美月の人となりを、俺により深く教えてくれた。

 そうだ。

 美月は、自分の奇矯さを受け入れてくれる存在を、待っていたのだ。

 だからこそ俺を独占できることに、美月は強く、強く興奮するようだった。手に収まってしまう箱に、愛する男を閉じ込めておける。そこに自分の香りを充満させて、自分だけしか考えられなくさせられる。普段の小動物然とした物言いも、甘ったるい残響音を響かせて、まるで魔女。事実魔女の一種であるのだから、間違いではないのかもしれない。普段頼っている男を、自分しか頼れないほどに無力化する。幼い少女のどこか仄暗い願望は、直接俺の世界を書き換えた。


 だがそれが、俺を興奮させるのだ。

『えへ♪ ちっちゃなたっくん、かわい♪』

 そう言って虫かごの向こうから覗き込むと、女神はうっとりとして頬を包む。大好きな小さな生き物を、虫と同じように閉じ込め、自分だけのものにできるのだ。それを喜ぶ彼女は、俺にとっては女神と同じだった。地平線の向こうでどっしり膨らむ巨乳。ふわふわのシャツの中でみちみちに包まれた美月の母性が、身を乗り出して潰れている。垂れるミルクティー色の髪。そして全天に、あどけない魔女の顔が広がるのだ。

『ふふっ♪ たっくん、おっぱいに見惚れてる……♡ 目の前のどし〜〜って重いもの、全部キミだけのおっぱいなんだよ♪ だから、特別に……♡』

 そっと、シャツのボタンを開く美月。こっそり見せつけたのは、色白でもちもちの童顔巨乳。服をはだければ、“どぷんッ♡”と大きく震えた。

 その生爆乳を、虫かごにかざす。がっぽりとねじ込んでくる。もはや箱の中は乳房でみちみちで、むわぁっと甘い香りが立ち込める始末。

 そして、絞るように、おっぱいを揉みつけると。

『……んッ♡』

 “びちゃびちゃっ♡”と、母乳が吹き出るのだ。俺の目の前で滝を作る美少女ミルク。受け皿に溜まると、甘い泉を作る。湯気立つ女神母乳。“とぷんっ♡”と乳房を揺らし、恍惚として巨大美月は囁いた。

『飲んで♡ 私のおっぱいで育って……♡』

 到底飲みきれない量のミルクを注がれ、本人の前で飲めと。それが恥ずかしくなくなるくらい、俺は毎日縮められ、巣箱で飼われていた。

『あはっ♡ 飲んじゃった♡ 恋人の母乳、飲んじゃったね♡ かわいいね♡ うん、たっくん、すっごくかわいいよ♡』

 頭を突っ込んで母乳をすする。その俺を覗こうとするものだから、箱が軋むほど抱きしめる美月。そして透明な壁に、着衣おっぱいと生おっぱいを押し付け、むっちりと密着する円を2つ見せつけるのだ。

『後で直接飲ませてあげる♡ 飲ませてくださいっておねだりするの♪ そしたら私が、キミにこのお月様おっぱいを押し付けるんだ♪ そしてめちゃくちゃにおっぱいが噴き出てくるの♪ ……でもたっくんは私に抗えない♡』

 そう囁く、声の糖度と言ったら。

 おまけに、降ってきたのは、薄ピンクのブラジャー。

 “ぼふっ♡”と突風を撒き散らして虫箱をいっぱいにすると、エッチなテントを作って俺を包み込む。香り責めだ。俺を虫として調教するつもりなのだ。

『これで恥ずかしくないよね♪ えへ♪ 私のおっぱいの香りで、おっぱい、飲んじゃえ♡』

 蒸れた香りと異常な光景が、俺をおかしくさせる。ぴちゃぴちゃと水音が立ち始めるまで、そう時間はかからなかった。


 ……たび重なる給餌と、香り責め。箱の中にみちみちに詰まる下着の巨大さと、それに潰される俺の姿は美月好みだった。何度、目の前にそびえるショーツを相手にエッチさせられたかわからない。

 そして最後は決まって、俺をその巨乳で愛でるのだ。


『ほら、おいで~……♡』

 お腹の上に乗せられ、乳房の山を見せつけられる小人彼氏。片や形のいい美月の乳房は、今や形のわからなくなるほど巨大な地形。それがこねくり回され、壮大な乳揉みを繰り広げている。小人を興奮させる500倍おっぱいたち。柔らかそうな童顔巨乳女子は、今やプラネタリウムのような大きさを誇っていた。

 お腹の上、重力でわずかに丸く潰れたロリ巨乳おっぱい。

 それが今、スタジアム級のスケールで鎮座しているのだ。

 

 乳白色の柔らかな巨乳。直径100mの500倍巨乳は、俺には掛け値なしに山そのものだった。それも、歩けば山体全体が“たぷぷんっ♡”と波紋を広げる柔らかな山。鼓動が地響きを立て、呼吸が隆起を巻き起こす、一つの自然だった。

 そんなデカ物が、形を変え、“むにゅうぅッ♡”と俺を谷間で揉みまくるものだから。

 小さく響く悲鳴は、恐怖というより、快哉の声に近かった。

『昼たくさん揉んだ私のおっぱい、今はキミを見下ろしてるよ♪ 思い出して? お昼の私の、手の中に収まるぷにぷにおっぱいの重みと柔らかさ……。手の中で形を変える感じと、私の小ささ……♪ それと比べ物にならないおチビさんが、今のたっくんなんだよ~……♡』

 相手は1億2500万倍にまでスケールをかえた膨大な乳肉だ。想像するだけでくらっとくるおっぱいが動き出し、一斉に俺へ愛情を注ぎ込む。もう俺に見えるのは、押しても押しても押し寄せてくるぷにぷにの乳肌と、その繊細なキメ。ぷっくり膨らむ肌の無数の起伏は若々しく愛らしく、こちらに殺到しては興奮の蒸気を塗りたくってくる。服なんてある訳がないから、俺は全裸でそれを受け止めるしかない。そして、恋人の大好き乳プレスに限界まで圧し潰されるのだ。

『あは♡ どこにいるかもわかんなくなっちゃった♡ 聞こえる? たっくんの溺れ死ぬほどたくさんのミルクが、中でちゃぽちゃぽ跳ねてる音……♡ 聞こえるかな? 聞こえるよね♡ 聞こえないなら……えいっ♡ たぷたぷして、教えてあげるね♡』

 爆乳を揉みしだき、めちゃくちゃに俺を翻弄する美月。普段その腕にすがっている恋人がおっぱいでトロトロにされている、それがふわふわ少女を魔女にした。“むっぎゅううぅ~~ッ♡”と圧し潰し、心音をバイブにして俺を犯したり、或いは“ずりっ♡ むちいぃッ♡”と練り込んで、蒸れ乳のキメをオナシートに変えてしまったり。


 挙句、荒い吐息を飲み込むと、

『んッ♡ んんっ♡ たっくん潰しちゃうのに、わたし、気持ち、よくてぇ……♡』

 自分を慰めているのだろう、ちぷちぷとエッチな音が彼方から聞こえてくる。俺を探って敏感になった巨躯全身が、“びくんッ♡”と震えた。無数の乳腺の中、えっちなミルクがどぷんっと跳ねる音。そして“むにゅうぅっ♡“とおっぱいを寄せ付けると、美月は遠慮なく乳房を揉みしだき始めた。

『あっ♡ あッ♡ ダメ、止まんない、エッチ止まんないよ♡』

 おっぱいを“むにむにむにぃッ♡”と揉みつけ、美月が甘い声と汗を撒き散らす。ヌルヌルになった巨乳同士を揉みつけて、俺を限界まで締め付けるのだ。とぷとぷたぷたぷのマシュマロ巨乳が、今は形を次々と変えて押し寄せてくる。それも、500倍、直径100m巨乳が。乳首ですら一軒家ほどもある巨乳は、住宅街のような広大な丘陵。そんな惑星おっぱいが“とぱぁっ♡”と持ち上がると、“むっぎゅううぅ~~……ッ♡♡”と締め上げてきた。

『どう? おっぱい、重い? 重いよね♪ もう塩粒みたいなたっくんにはこのおっぱい、山そのものだもんね♡ もう潰すことも難しいチビたっくん、こんなおっきなもので包み込んじゃってるんだよ♡ だから……、ぎゅ~~…………♡』

 汗ばむぷにぷにおっぱい。その乳圧が、極限まで高まった時。


『あっ♪』

 つるんっと、谷間から押し出される豆男。鎖骨の膨らみに座礁すると、俺は目を回す。どこにいるのか、自分が誰なのかもおぼろげ。わかるのはただ、濃厚な甘い香りと、幸せだけで……。

 理性を失った小虫は、よろよろとデコルテを這いずり始めた。

 目指す先は、目前の巨大な母性。色白の坂を上ると、薄ピンクの山頂付近で、乳肌にダイブする。

『たっくん……?』

 全身で乳肌に密着する。柔らかなおっぱいに張り付き、汗ばんだしっとりむちむちの柔らかさに体を擦り付けるのだ。形の良いふるんとした巨乳が、明らかに胸を高鳴らせた。急峻な山を這い上がる。乳輪に、乳首に抱き着き、今度は俺がグリグリと頭をこすりつけた。

『たっくんの、ばかぁ……♡』

 それを、指先が、“とぷっ♡”と押し潰す。大好きな乳首に押し付けて、指先に快楽地獄を巻き起こすのだ。ねりねりと圧し潰し、それから、指紋に絡めとった。俺の目の前には、大きな大きな童顔の絶景。頬を赤く染めた少女が、囁く。


『えへへ、今日は、最後まで、しよう、ねっ♡』

 そう言って、指を下へ下へと連れ去った。

 言われるがままに、中指の上に立つ。

 目の前に広がるのは、色白のぷにっとした膨らみ。

 美月の恥部だった。

 すでにお預けを食らって蜜が垂れてしまっている。

 そこへ、“ずぷうっ♡“とねじ込まれると。

『んんんッ♡?!』

 “ぬぷぷぷぷッ♡”、と。

 中指が、お股の中へ消えて行ったのだ。


『あっ、あッ♡ 入ってくる、たっくん、はいってきちゃうぅ……っ♡』

 ぐねぐねとした隙間を掻き分けていく中指。俺には大洞穴そのものである膣壁が、延々と押し寄せては去っていく。ヒクつく綺麗な色のピンクの壁。これすべてが少女の小さな膣内なのだ。行き切れば、奥へ“ずるぅッ♡”と指が引いていく。すると膣全体がすぼまり、吸い付くように俺へまとわりついた。500倍おまんこ内で、ぬこぬこと前後する指先。その指紋と粘膜の間で、俺は快感にまみれるばかりだ。

『んッ、んんッ♡?! これ、すっごいぃ……♡』

 華奢な巨体が、いつになく激しく反応する。途端に“きゅうぅッ♡“と殺到してくるとろとろおまんこ。大好きな存在を自分の中に閉じ込められてふわふわ少女の粘膜が強く疼く。

 当然、その勢いは増す一方で。

『だ、だめ、指、止まんない、たっくん、おもちゃにしちゃうよぉッ♡♡』

 溶けるほどあつあつのナカは今や広大な肉洞窟、そこに大樹のような指先がぬっぷりねじ込まれ、根元まで呑み込めば“じゅぷぅっ♡”と抜き出された。そして再びねじ込まれ、奥で淫肉の隙間を掻き乱す。全てを曝け出した500倍ふわふわ少女は、今やえっちな肉粘膜の大洞窟だ。


 サイズ差エッチに埋もれているうち。

 “すき♡“と、ふわふわ少女が囁いた。

『好き……♡ 大好きっ♡ ナカに閉じ込められて悦ぶヘンタイさん♡ 大好き、好き、好きぃッ♡』

 中指で“ぬちぬち♡”と気持ちいいところをイジる美月。その勢いが、「好き」というたびに速まっていく。 “にちゅにちゅにちゅっ♡“と水音を撒き散らし、肉筒の中で俺を掻き乱すのだ。指紋でしごかれながら、膣肉の好きな場所に押し付けられる。額の代わりにスポットでグリグリ体を擦り付けられ、膣肉愛撫を浴びせかけられた。外から巨人の甘い声が響いてくる。好き好き大好きと喘ぎ続ける。声の疎密波だけで性感帯を刺激された。もう、頭がおかしくなりそうなくらいだ。

『んっ♡ 好き♡ ナカ、で、っ、動いてて、可愛いよたっくんっ♡ もっと動いて♡ 私の中でヌルヌルになって♡ でっかい私に、愛されて……ッ♡』

 街を蹂躙できるサイズの女体全体が、俺を感じ善がりまくる。“じゅぷッ♡ ぢゅぷんッ♡”と音を立てうねる膣肉。感度が高まる。指が速まる。巨乳を揉みしだく音が響き、華奢な巨体がめちゃくちゃに喘いだ。指数関数的に高まる快感。でも、すぐにはイカない。心音が世界の扉を叩く中、声が切なくなれば勢いを収め、また速めればゆっくり抑えて。

 好きなスピードを見つけると、美月は、甘い息を吐く。

『どう? ッ、500倍の私、おっきい? あったかくて、気持ち良くて、エッチで……♪ えへへ、っ、神様になった気分かもっ♡』

 声を甘く甘く煮詰めたような行為中の囁き声。それと指の動き、膣の蠢動が連動し俺を狂わせる。何回も何十回も抜き差しして、そのたび息を呑んだり甘く吐き出したり。


 けれど、あらぬ勢いで自らの膣壁を穿った時。

『ひうぅッ?!』

 その安寧が、突然狂い始める。恋人を潰しかねない間での指圧で圧し潰し、“ぐりぃッ♡”と練り潰す快感。スリリングな感触が美月を悦ばせたのだ。

 そして、一度、二度、三度と続くと。

『だっ、だめだめだめッ♡ たっくん潰しちゃうッ♡ だめだったらぁ♡♡』

 “じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷッッ♡♡”とえげつない勢いで抜き差しするゆるふわ少女。

 ついには、“ごりッ♡”と、スポットを撃ち抜いて。


『ん゜ッ♡♡?!』

 ばきりと、意識が締め潰されたのだった。



──……くん、たっくん♡ 起きて♪


 心音の大銅鑼が鳴り響く中、“ふ──っ♡ ふ──ッ♡”と甘い吐息が続く。あまりの巨女膣内エッチに、気絶していたらしい。指はすっかり抜き出され、赤い雲のように膣壁が続いている。ヒクヒク蠢動すると、その外部から美月が囁きかけていた。

 膣内に監禁したまま、ピロートークでもしているかのようだった。


 ともかく、終わった。

 長かったのか短かったのか。

 超体格差エッチを終え、這い出ようとする俺。


 そして、穴からようやく出られかけた時。

 目の前が白くなる。絆創膏だった。

「……美月?」

『……入ってて♡ 私に住んで♡』

 そう囁くと、美月は、“あは♪”と笑った。


『明日はもっと縮もうね♪ もっと縮めて、ヨシヨシしてあげるね♡ だから今は、そこで、私に包まれててね♪』

 いつもは小動物的な少女。

 それもこの時だけは、母性的で、慈愛的。

 そして下腹部を撫でると。

『大丈夫、幸せにしてあげるから……♡』

 ショーツをまとい、身を丸める。

 ほどなくすると、安らかな寝息を立て始め。

 母性の少女は、眠りに落ちていくのだった。


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