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夏目なつめ
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次はキミが、ドキドキする番(5)

 § 「暑くなったら、高原とか行きたいね」  散歩の道すがら、瑠菜が石ころを蹴りながら言う。  季節が変わる、もやもやとした雲を背にしてのことだった。 「高原?」 「うん。実はもう、調べてあるんだ……♪」  涼しげな声で涼しげなことを言う少女。こう見えてアクティブだから、……僕が出不精というのもあるけど、こういう調べ物に関してはマメだった。 「暑いの嫌いだもんね」 「嫌いじゃないよ? 涼しい方が好きなだけで……」 「一番好きな季節は?」 「……秋」 「やっぱり」  徐々に暑くなる頃合いに、涼風の季節は恋しい。思えば、付き合うことになったのも秋だった。冬、春の瑠菜は知っていても、夏のことを思い出そうとするとどうも高校時代まで巻き戻ってしまう。カーテンのはためく教室で、白いシャツの背中。長い髪を切った瑠菜は、いつも涼しい空気をまとっていた。再会したときこそ夏だったけれど。 「……そっか。もう1年経つのか」 「何が?」 「……性癖がバレてから」 「そうかもね♪」  瑠菜と再会してもう一年。凪ぎがちだった時間が急に動き出したから、時間の感覚に慣れない。少しくらい何か変わったんだろうか。もう変化に焦ったりはしないけれど。  片や瑠菜は、出会った頃と同じように、華やかでかつ穏やか。文化的な空気をまとって、服装も秋の頃と同じ雰囲気で……。  ──いや、本当に同じだ。  カーディガンに柄タイツ。いつも通りの格好をしている。  そろそろ暑くなるというのに。 「……瑠菜、暑くないの?」  くるりと振り返った少女は、破顔して。 「うん、暑い!」、と。  あっけらかんと言ってのけた。 「カーディガンくらい脱ぎなよ」 「んー……」  生返事のそのそ脱ぐけれど、どこか心ここにあらずといった様子。端的に言えばいつものキレがない。おまけに、顔がほんのり赤い。 「……なんか、おかしくない?」 「そう? まあちょっと暑いけど……」  服をはだけてパタパタ煽ぐものの、やはり本調子とはほど遠い。  この季節に熱中症? それは少し考えにくい。気付かなかった僕が言うのもなんだけど、こんな格好で出かけたこと自体が少しおかしい。おまけに、言われるまで脱ぎ着しないなんて。ここには、僕しかいないのに。  嫌な予感がして瑠菜の手を引く。熱い。 「……帰ろう」 「もう? あ、ちょっと……」  長身少女が小人に引っ張られ帰り道。ぐいぐい引っ張る僕に手を預け、ぼうっとしている。もともとハミングのような少女だから、ぼんやりしているとそのまま掻き消えてしまいそうだ。  まだ家の近くで良かったと思う。  帰り着くまでにそう時間はかからなかった。  ただ、ソファに座らせた時すでに瑠菜の異常は明らかで。 「ごめんねぇ〜……」  汗ばんだまま笑って、けれどぐったりとした様子。妙に胸騒ぎがして熱を測るに案の定の高熱。服装がどうこうという問題ではないと思うけれど、とにもかくにも服は変えないといけない。 「タイツ、脱いで」 「脱がせて~……」 「……バカ言わないの」  お尻のあたりまで脱ぎ、なおも僕に脱がせようとする瑠菜。仕方なくタイツを引っ張ろうと手を伸ばすと、 「えい……♡」  むっちりした太ももが、腕を食べてしまう。心躍る行為も、けれどその体温が僕を不安にさせた。 「瑠~菜?」 「…………はぁい」  エッチな挑発に乗らない僕が意外だったのか、少ししおらしくなる。あれこれ準備する僕を目で追いながら、ソファの中に沈み込んでいた。 「とにかく、休んで。ベッド行くよ」 「ん」  そう言って、立ち上がって。  数歩、歩いた時。  ぐらりと、長躯が揺らいだ。  とっさにかばおうとする僕にのしかかる、頭ふたつ分の体格差。受け止めようにも胴に抱き着きまともに胸に顔を埋めてしまって、それでも2倍の体重にはかなわなかった。 「ぐえっ?!」  長身女性を支えようとして、不甲斐なく巻き添えを食う小人彼氏。そして、人間エアバッグになった時。 「瑠菜?!」  下敷きになりながら彼女を見れば、苦しげに顔をしかめていた。  かくして数日、瑠菜はベッドとお友達になる。  §  結果的に言えば、熱だった。  大変な高熱だった。  見てて不安になるほどの高熱だった。 「まあ、薬飲んで寝てれば治るから」  処方された薬を吸入しながら、こくこく頷く瑠菜。パジャマにカーディガンを羽織って、いかにも病人ですといった格好をしている。  倒れた時はさすがに肝を冷やしたけれど、案の定大ごとという訳ではなかった。  とはいえ、そこからはなかなか大変で。  瑠菜は、しっかりと高熱に苛まれた。  うなされて、うめいて、綺麗な声が掠れていく。もともと儚い系のお姉さんといった雰囲気だから、病苦に圧倒される姿は変に似合ってしまって正直怖い。どうも悪夢を見ているようで、寝ていてもなかなか休めていない。見ていて不憫になる有様で、こちらとしても諸々手がつかなかった。  「うつっちゃうから、いい、って……」 「うつってるなら、もうとっくにうつってるよ」  吹きこぼれる鍋に水を差すように繰り返し解熱剤を飲ませ、ようやく一息をつくも熱が下がるタイミングで悪夢を見ているらしい。シーツを取り換え、ろくに手を付けてない食事を回収する。服を着替えさせ体を清める。普段なら多少なりとドキドキしただろうけれど、瑠菜の肉体というよりそれは病体だった。普段のあの甘やかで優しく大きな体が、気遣わしい対象となって目前に置かれる。独特の気まずさを感じていた。  自分より大きく強い存在は、ただの女性であることには変わりなかった。瑠菜自身も忘れていそうだけれど。揶揄い好きで、優しいのに少しイジワルな少女。疲れていてもそう弱ることはない瑠菜が、憔悴しているのだから意識せざるを得ない。 「とにかく、じっと寝てるんだよ」  若干の不甲斐なさを感じつつ、家事、雑事、すべきことはしなければならない。もともと、そういうことの分担は僕が買って出てはいたけれど。うなされてふらふらになりながら何かしようとする瑠菜を寝かしておくには、先回りしてやるほかなかった。  して、数日経ち。 「体調はどう?」  些事をあらかた終え、様子を見てみれば瑠菜は静かに眠っていた。悪夢もなく、ようやく落ち着いて休めた、という雰囲気だった。  ベッドに腰掛ける。手の甲に触れると、熱を帯びしっとりとした肌。そろそろ熱も下がるかもしれない。独特の不穏な雰囲気が、去りつつあった。 「……」  病気が嫌なのは、肉体が普段の雰囲気や所作から切り離されて、逆に雰囲気や所作を呑み込んでしまうところだった。性的なものも肉体の強調ではあったけれど。文化的なそよ風のような娘は、肉体のしっかりと存在感を持たなければ本当に過ぎ去ってしまう。薬があったってなんだって、嫌なものは嫌だ。  ……すぐには立つ気になれなかった。まだ、夕飯の支度はしていない。ただ、多少の気疲れは避けられないようだった。何より、僕は半分小人のようなもの。一般人にとっての220㎝に匹敵する少女を世話して、物理的に疲れない訳がない。ようやくいつもの雰囲気を取り戻しつつあるこの柔らかさに、多少なりと気が緩んだのも確かだった。  今さら、自分もあまり眠れていなかったことに気付く。この程度のことで大騒ぎするつもりはないけれど。夜も目が覚めた時には様子を見に立っていたわけだし。  いつの間に寝ていたのか。  目を覚ました時、僕の肩にはは毛布を掛けられていた。  朝焼けの中、パジャマにカーディガンを羽織った女性が、僕を膝にしなだれかからせている。手は繋いだままだ。 「……おはよ」  少し掠れた声で言った。  熱の下がった朝だった。  ……その後、しっかり僕に熱がうつったのだけれど。  §  僕の熱も下がって、ようやくお籠りも終わり、という頃。    瑠菜は、僕を抱き上げクルクル回っていた。  午後6時、もう夕陽が沈むころだった。 「何、子供みたいなこと、やってんのさ……っ!」 「え~?」  部屋に閉じこもって、頭がおかしくなったんじゃないか。でも僕は逃げられないしそもそも足さえつかない。踊る美少女の胸に抱かれ、気が済むまで付き合わされるだけ。まあ、瑠菜が楽しそうだからいいけれど。    それからしばらくして、急に僕を下ろして。  ソファに腰を下ろした。 「……はぁ、何やってるんだろ」 「いきなり素に戻られても」  そう言いつつも、僕の手首をつかんでブラブラ揺らしている。端的に言えば、はしゃいでいた。 「なんか、楽しそうだね」  僕の言葉が意外だったのか、パチッと目を開く。それから首をかしげると、 「まあ、キミもしばらくは、ぐったりだったから……。でも、悪夢で私に泣きすがってるキミは、可愛かったよ?」 「人が苦しんでる時に……。……ヘンなこと言ってなかったよね?」 「あ~……」 「言ってなかったよね?!」  目を反らす彼女に慌てる僕と、それをクスクス笑う瑠菜。当たり前のように僕を膝の上に座らせ、扱いは完全に子供だ。 「キミはいつも、ドキドキでソワソワだね?」 「……瑠菜のせいでね」 「ふふっ♪ そうだね♪」    そんな僕の小ささに、思うところがあったのかもしれない。 「私は楽だったけど、キミは大変だったでしょ? 私、おっきいもん」 「苦労はしたけど……。……あれ、もしかして縮めたら瑠菜の看病も楽になったんじゃ……」 「ぜっっっったいやめて」 「でも……」 「まあ、薬は私には多分効かないし、アプリの設定もあるし……。知ってると思うけど」 「いや、知らないよ!?」 「そう、こんな風になってるんだけど……」  スマホを取り出して、僕に見せる瑠菜。それだけで、少し心が浮き立ってしまう。最近、瑠菜がスマホを取り出すだけでビクッとしている気がする。 「……意外とシンプルだね」 「これ触ったら、キミ、縮んじゃうんだよ?」  クスクス笑って僕の頬をつつく瑠菜。でも、今日は僕の方が前のめりで。 「ここ?」 「あ、ちょっと……」  自ら、ディスプレイに指を伸ばしていた。  ⁂  ソファにもたれかかり、僕を抱いたまま、しばらく瑠菜は動かないでいた。  僕が10cm縮んだ時点で、耐え切れなくなったらしい。 「ちょっと、暑いんだけど……」 「キミから始めたんだから、文句言っちゃ、だめ……」 「まだほとんど縮めてもないのに……」  等倍でも逃げられないと思い知らせるようなハグ。“ぎゅうぅ……っ♡”と抱き締めて、柔らかな体の中に溺れさせていく。僕が“く、ふ……”と苦しげに呻くのを、ヨシヨシと撫でてくる。2m越えの美少女に抱き締められ、拘束され、愛でられて。豊満な生命力の中に、包み込まれていく。 「やっぱり、これ、好きかも……♪」 「……それはどうも」  僕も、その体を抱き返した。安心感のある、でもドキドキさせる感覚。むっちりとした体と大きなおっぱいが、心にあまりに甘い。 「……今日は、長いね」 「もうちょっと……」 「せっかく縮もうとしたのに」 「ゆうくんから始めるなんて、珍しいね?」 「……ちょっと素直になったのかも」 「ん♪」  “ぎゅううぅ……ッ♡”と抱き締められる。長身女子大生が、彼氏をハグで犯していく。どんどん力が入らなくなって、気持ちが丸くさせていくのだ。興奮していく。低温でじっくり煮上げるように、興奮と愛着を沸き立たせてきて、頭が犬になる。暑くて、体温が混ざって、それでもやめてくれない。無力感を煽る力で抱きしめられて、その内、とろとろにされて……。  瑠菜が手を離した時、僕はぐってりと足元に這いつくばってしまう始末だった。 「あはっ♪ 出来上がり……♪」  足先が伸びてきて僕をつつく。僕の頬を突いたり、足指で僕の唇をなぞったり。そのまま、舌先を引っ張り出したりした。  僕が、自分でキスし始めた時。瑠菜は小さく快哉の声を上げたと思う。  でも、小人が這いずって、足の甲にキスをして。  足首へ、ふくらはぎへ。そしてどんどん美脚を遡上していくとき。 「ちょ、ちょちょちょ……?!」  聞いたことのない声で慌て始める瑠菜。ちゅっ、ちゅっと肌に跳ねる感触にビクッと反応しながら、驚きを隠せない。愛玩物男子が、自ら自分の美脚に服従していく。瑠菜にしてみても、予想外のことだったらしい。 「ゆ、ゆうくん、そこまでしなくて、いいって……」 「いつもさせてるじゃん」 「無理やりさせるのが好きなんだって!」 「それはそれでどうなの? ……なら、やめる?」 「やめるとは、言って、ない……」  指を嚙みながら、キスの感覚をこらえる。むっちり健康的な色白美脚の間に跪く、小さな体。矮躯との対比で強調される肉感が、ほっそりとした足からムチムチの根元まで長く太く続いていく。2本のおみ脚の間に埋もれ見上げれば、顔を赤くした栗髪少女が僕を見下ろしていた。太ももにキスすると、ぴくんっと跳ねた。 「な、なんか、なんか生々しいよ、これ……!」  かあっと赤面する顔を手で覆い、珍しく羞恥心に悶える瑠菜。文化的な雰囲気の少女の、ひどくいじらしい反応だった。 「本当に奉仕させてるみたいで、慣れない、かも……」 「何を今更……」 「させるのは慣れててもされるのは慣れてないの!」  珍しく早口な瑠菜が、珍しく受け身になって僕にキスされる。長い長い脚に一つずつキスしていく、その旅路を瑠菜は全て見ているのだろう。そしてスカートの中に潜り込んだ時。 「バカっ!」  ついに、怒られてしまった。  閉じられる美脚。突如飛んできた太ももたちが、僕を完全に潰してしまう。 「ぐえっ?!」 「あ、ご、ごめん……」 「いいから、放してぇ……!」 「ん、出ておいで……」  脚の檻から僕を引っ張り出すと、そのまま胸元へ抱き締める瑠菜。おっぱいの中から見上げさせられて、頭がへにゃぁっと緩んでしまう。 「……また余計なこと、考えてるでしょ。病み上がりだから、とか」 「……うん」 「キミも、病み上がりだよ?」 「でも、瑠菜の方が……」 「あはっ♪ 生意気……♡」  膝立ちの僕を、ぎゅうぅッと抱きしめる。徐々に高まった興奮ごと、あの清楚着衣巨乳に包まれるのだ。おっきな体に抱きついて、羞恥でドキドキしてる胸の音が、ここが女性のバストの中だと思い知らせた。 「ん、生意気するから、お姉さんの体に閉じ込められちゃったね……♪」  ヨシヨシと頭を撫でて、僕をパッツパツのバストで窒息させる長身彼女。  そして、ゆっくり身長を奪っていった。 「もう、キミは、私のもの……♪」  抱きしめられて、ずぶずぶと胸に埋もれていく。同時に縮められていくから、胸で風船みたいにしぼまされてるみたいだ。服をパツパツにするバストが柔らかく包み込み、瑠菜の一部へ堕ちていく感覚がする。自分へ溶融していく小人に、ゾクゾクするむちむちお姉さん。そして、さらに僕を抱き潰していく。 「やっぱり、こっちの方が、好き……♡」  頭を撫で、窒息寸前で香りを吸わせ、包み込む。ギチギチに締め付けて、自分の胸から逃げられなくする。僕には媚薬な香りで、僕を無理やり発情させるのだ。  だから、瑠菜が手を離した時。  僕は、完全に蕩けて、欲望でドロドロにされて。  60cm、半分サイズになった体で、瑠菜の体にしなだれかかってしまっていた。  無意識に、ご主人様の体を求め這いずってしまう小人彼氏。  それを立たせると、瑠菜は僕に何かさせたいようで。 「ちょっと、後ろから、やってみて……」 「後背位?」 「ん、まだちょっと、顔見られるの、恥ずかしい……」  顔を背けパタパタ手で仰ぎながら、後ろを向いてしまう瑠菜。  膝立ちでも僕を肩越しに見下ろして、ほんのり赤い耳を覗かせている。  そして手をつくと。  僕に、お尻を突きつけた。 「……お尻、丸見えだけど」 「これなら、まだ……」  基準がよくわからないけれど、お姫様の言うことは絶対。自分よりずっと太い太ももの間に立って、スカートから溢れるお尻の輪郭を撫でてあげる。まるんっと大きく丸い瑠菜のデカ尻。太もものぶっとさを引き継いで、丸々とした造形を見せつける。大人の女性の、はち切れそうな桃尻を撫でて、ぺちぺち叩いて、それから抱きついた。 「……ばか♡」  自分のデカ尻に愛着を示してしまう駄犬を、愛おしく思ったのか。ショーツを下ろすと僕にどむっと生尻を押しつける瑠菜。    そして、僕をお尻に抱き付かせ。お尻を鷲づかみにして。  僕を、その中に誘い込んだのだ。  触れた、柔くて熱くてとろとろの場所。  そこへ、僕が触れて、埋もれて、めり込んで。  そのまま、“じぷぷぷぷっ♡“と滑り込んだ時。 「ん……、んんんッ♡♡」  僕は、初めて巨大美少女に、バックから挿れたのだった。 「これ、いいかも……♪」  ほんのり吐息を漏らして、小人くんの感触を感じる瑠菜。片や僕は、あまりの気持ちよさで膝が笑って立てそうにない。すべすべのお尻から滑り落ちそうになるばかり。そしてペニスの角度が変わって、さらに自分を追い詰めるのだった。 「服の裾、掴んでいいよ。気にしなくて、いいから、……ん、そう、……そう♪」  規格外の巨尻にかじりつくように抱きつき、そのまま、“ちゅぷ……っ♡ ねぷっ♡”と抜き差しする僕。体格差エッチで自らを追い詰めながら、それでも手を止めることは出来なかった。身を引いて、お尻にダイブして。そのたび“ぶるるんッ♡”と震える尻肉が、僕を興奮させる。瑠菜のナカも悦んで、“きゅうぅッ♡”と僕を締め付けた。久方ぶりの縮小プレイをゆるふわ少女も楽しんでいる。 「んっ、ん~……っ♡」 「瑠菜、やめ、お尻、あげないでぇっ」 「やだ♡ 頑張って♡」 「~~~っ!!」  わざとお尻をあげられて、半ば爪先立ちにさせられたり。そのまま生尻をふるふる振ったり。そして自らお尻にしがみつかせ、自分のヒップの虜にするのだ。足が浮きそうになりながら、四つん這い美少女の豊臀とエッチさせられる僕。ふわあぁっと湧き上がってくる瑠菜の媚香に舞い立てられ、どんどんオス犬にされていく。  クスクス笑いながら、お尻を“むんにいぃッ♡”と寄せ付け、するりと撫で回し、自分の尻のデカさを強調する美少女。  その、視覚的圧迫感といったら。  すごい眺めだった。瑠菜の後ろ姿が全て見える中、生々しくその大きさがわかる。広くてたおやかで、快感に僅かにくねる媚背中。前後左右2倍の広さで、8倍の大きさの長身女性がお尻を僕に突き出している。それも、ただでさえ規格外の、ばるんばるんなお尻が。  色白のお尻が“ふるん♡ ぶるるんっ♡“と震える。左右に揺れてねちねちとしごいてくる。突っ伏しそうになる僕を乗せ、必死でしがみつかせた。ぐいっと膣壁を擦りつけられて思わず突沸しそうになる。 「涎垂れそうだよ? もう負けちゃうの? ダメだよ♪ まだ、負けちゃ、ダメ……♡」 「なんで、わかるっ、のさっ……!」 「鏡で、見てるから、ね……♡」 「えっ?!」  咄嗟に傍を見れば、姿見の中には瑠菜の笑み。その奥でお尻の影からひょこひょこ顔を覗かせ、醜態を晒している。丸見えだ。自分の顔は見られたくないくせに、こっちの顔は見たいだなんて。本当にわがままなお姫様だった。優位に立ちたい、支配したい。僕だけに見せる欲求で僕を押し流す。  それが、なぜか嬉しくて。 「あはっ♪ 頑張ってる♡ 私に見られて、頑張って、お尻に負けちゃってる……♡ かわいいよゆうくん♪ ホント、犬みたい……♡」  こちらからも僅かに瑠菜の表情は見えていた。大きな女体のはるか彼方、鏡の中で頬を染め目を閉じている。微かな感触を楽しんでいるんだろうか。微かに息を漏らしつつ、もじもじとお尻を振っている。 「ちっちゃい子に頑張ってもらってるの、なんか、ゾワゾワする……♡ 私、悪いことしてるみたい……♡」  そして、枕を抱いて、お尻を突き出すと、 「ん、ん〜…………♡」  伸びをする猫のような姿勢で、僕に奉仕させるのだ。これはこれで悪い気はしないらしく、ふりふりお尻を振って感じている。懸命にお尻に体当たりする恋人を、弾力だけで弾き飛ばした。もう腰の高さにさえ届かない僕に必死に腰を振らせて、一人ゆったり快感に沈潜していく。 「こんな自分、不思議……♡ 見られて、見せて、恥ずかしいことさせて、悦んでる……♡」  僕をお尻で掬い上げて、降りられなくする瑠菜。隆起する尻肉が、鯨のように僕を巻き上げた。完全に僕はお尻の上。もちもちのお肉に乗せられて、動けもしない。 「あはっ♡ もう、お尻からも、逃げられない……♡」  クスクス笑いながら、僕をお尻の上に張り付かせるお嬢様。もう僕は挿入したまま逃げることすらできなかった。そして、本能で強制的に腰を振らせるのだ。瑠菜のお尻にべったり張り付いて、まるで犬やノミ。しっとり潤んだ月面に張り付き、へこへこと腰を振らされるだけ。  自重で否応なく挿入し、そのまま膣肉のうねりと無意識な腰ふりに追い詰められる僕。猫のようにしなやかに伸びた女性の背中が綺麗で、どんどん興奮が高まっていく。体格差でとろとろになったナカが、僕をローションに濡れた綿のような繊細さで僕を揉みしだいていた。感度がどんどん高まっておかしくなる。いつも以上に快感の高まりが速い。  ダメだ、抜かないと。  そう思って、お尻の上で慌てた時。 「逃げちゃ、ダメ〜……♡」  ずどっと、お尻を背もたれに押し付けて。 「もっと、私に、ご奉仕、して……♡」  “ぐりぐりぐりぃッ♡”と、ねじり回したのだ。 「あうぅ゛ッ♡?!!」  けれど、瑠菜は止まらない。  少し抜くと、“ぐっちゅんッ♡“と叩き込む。  左右に“ぐりぐりぐりぃッ♡”とねじりつける。  壁に密着するまでお尻を押しつけて、僕を尻肉の中にめり込ませていくのだ。  “ずどんッ! ずどん、ずっどんッ♡”と叩き込み、僕を尻鈍器で愛でるお姉さん。  最後に、絞り出すようにお尻を“ぎゅっちいぃッ♡”と押しつけて。  しっかり、最後まで絞り出し、吸い取り、更に亀頭を膣肉で舐め取ると。 「ふふっ♪ おしま~い……♡」  壁にべったり蒸気の尻拓を残し、ようやく僕を解放してくれる。 「あはっ♡ すっごい顔♡ 下僕の顔になっちゃってる♡ 私のお尻にボコボコにされて、幸せにされちゃってる♡ ヘンタイ♡」  歓声をあげて僕を抱き上げ、ふわふわ少女がぎゅう~~と抱きしめる。着衣おっぱいで包み込むような抱擁が、僕を蒸し上げた。ぽすんっと寝転び、なお僕を抱き潰す瑠菜。  それからしばらく、久々の小人の感触を楽しむと。 「ん、仕上げはお母さん、かな♪」  脇の下に手を滑らせ、僕を持ち上げる。寝転んだままぬいぐるみを抱き上げるように、僕を立たせて。  そのまま、僕を腰へと下ろして……。 「お姉さんの、オモチャにされようね♡」  ずちゅっと、強制挿入してしまったのだ。 「ひうぅっ?!」  瑠菜の手の中でぐったりしていたら、突然お股の上に下ろされたのだからたまらない。いきなり、ペニスがとろとろ巨大おまんこへとねじ込まれてしまう。自分のお腹の上に乗せるように、強制挿入させる瑠菜。ゆったり雄大な姿で寝そべって、僕をそのお股に跨らせる。イキたてなのに無理やりねじ込まれて、瑠菜の手の中で小人が悶えた。そして追い打ちをかけるように、“ぐりぃッ♡“とねじりつけるのだ。 「やだ、やだっ、イッたばかりだから、やめて……っ!!」  手をついて抜き出したい。でも周りは瑠菜の手ばかり。胴をしっかり包み込まれて、とてもじゃないけど動けない。自重でずっぷりおまんこに入れさせられて、手でしっかり押し込まれるのだ。  もちろん、瑠菜がやめてくれるはずがない。  そのまま、“じぷぷッ♡”と引っ張り上げ。  “にゅちちぃッ♡”と、ねじ込ませて。  上へ、下へ。  僕を、ディルドのように弄び始めた。 「ふふっ♪ とんとんとん……♡ ゆうくん、やっぱり、されてる方が似合ってるよ♡」  腰を掴んで、上下させれば僕はストロークを支配されてしまう。視界の中、弾むように瑠菜がおっきくなったり小さくなったり。膣壁を擦り付けられたと思えばじゅぼじゅぼ掻き回されて、完全に巨大娘のディルド人形だ。 「なんか、っ、抜き差しされてる、みたい、なんだけ、どっ!」 「そんなこと、ないよ? ゆうくん、頑張ってるよ〜……♪」  絶対嘘だ。わるいお姉さんの顔だ。僕が好き勝手されてる姿にキュンキュン来てる。僕を堕としに来てる。表情を見て僕が一番弱い場所を見つけては、そこを重点的に刺激するのだ。“とんとんとん♪ とんとんとん♪”と口ずさみながら僕を自分の上で弾ませる2倍美少女。その強制セックスから、抜け出せない。 「やだやだやだッ! やめ、おかしくなるっ、コワれる、からぁッ♡♡!!」  多分、瑠菜はその言葉を待っていたんだと思う。  いきなり、上下を入れ替えて僕の上に覆い被さると。 「やだ♡ やめな〜い……♡」  巨体全体で、僕を抱きしめ。 「やっぱり、これ、落ち着く……♡ 好き、これ、好き♡」  完全に僕を、むちむちボディで拘束する瑠菜。  そのまま、前へ体を傾けると。 「堕ちろ♡ 堕ちろ♡ 堕ちろ♡ 堕ちろ堕ちろ堕ちろ〜〜……♡」  僕をしっかり脚で抱きしめて、“ぎゅうぅ〜〜ッ♡“と挿入するのだ。その中に埋もれさせて、無理やり多幸感を染み出させる。自分の中から弾け飛ぶ敗北快楽の絶叫が、巨大瑠菜をキュンキュンさせた。そして、腰をぐりぐり練り込んで、圧倒的体格差を思い知らせる。お姉さんのむちむちの中に自分が溶解していく。美脚でがっちりホールドされて限界まで搾り取られる。  そして、僕が絶望感を覚えるまで、ひたすら抱き潰して。 「……はぁ♡ これ、好き……、大好き♡」  ようやく、瑠菜は身を起こした。 「私に勝とうなんて、100年早いよ〜……♡」 「うぅ〜……っ」  おっぱいに埋もれて涙目の僕を、瑠菜はヨシヨシ撫でて誇らしげ。汗ばんだ体に密着させて、自分の香りで酔わせた。  パツパツのおっぱいに包まれる、この気持ちよさは他では決して味わえない。小さな体に特大の巨乳。おねショタ以上の体格差をさらにペットサイズにまで変えられて、そのエッチさはとどまるところを知らない。  瑠菜の香りを深く吸い込む。脳がどろぉっと溶け出す。たまらず、巨大な体に抱きついた。 「でも、今度は、僕が、瑠菜を……」 「ダメ♡ 言わせない♡」  谷間にめり込むほどに抱き締めて、じゅわぁっと快楽物質を染み出させる。気持ちが緩む。仕事を終えた体に、2倍の瑠菜の柔らかさが気持ちいい。でも、変になりそうなくらいに圧倒的で……。 「キミを満たすの、ゾワゾワして、ヘンになる……。依存するくらい気持ちよくさせて、私のものにしたいくらい……。これ、私、好き……♡」  そして、ヨシヨシと頭を撫でて。 「こんなことでも、私は、満たされるんだよ」  そう口にしたっきり、身を丸め、動きを止める瑠菜。  息を吐くと、もう、僕を離すことはなかった。  ⁂  ──少し前、午後5時半、まだ夕陽が沈んでいない頃。 「瑠菜? ……そこにいたんだ」  ベランダで柵にもたれかかり、瑠菜は景色を眺めていた。  夕暮れの複雑な色彩をバックに、髪を僅かになびかせ、さっぱりとした表情をしている。 「たそがれてるね」 「ふふ、そんな時もあるのさ」  少し風になびく髪を掻き、こちらに振り向く。大人びた表情で、立ち姿も綺麗だった。これまでと違う表情だ。 「……ちょっと髪、伸びたね」 「ん? ……まあ、長く切ってないし、伸ばそうかなって」  髪を指先で摘まみ、それから風にそよがせる。 「高校の頃、思い出す?」 「少しね」 「懐かしいね♪」 「でも、あの頃より大人っぽいかな」 「……もしかして、口説いてる?」  わざとそのセリフを選んだんだろうか、素なんだろうか。時間が流れて変わるもの、変わらないもの、変えたいこと、瑠菜にももちろんあるはずだった。 「……また変なこと考えてるね?」 「たそがれてるだけだよ」 「ふぅん?」    ……ただ、ベランダの柵でろくに外は見えないのだけれど。 「」 「」

次はキミが、ドキドキする番(5)

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