NokiMo
夏目なつめ
夏目なつめ

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無自覚極大のソルシエール(本文)

 ──隕石でも叩き込まれたような衝撃だった。 《ふぅ……》  轟く激震が全てをかき乱し、なお余震が辺りに響く頃。  さっきまで俺のいた丘陵には、残酷にも小娘のデカ尻だけが鎮座していた。一面に広がっていた丘陵を、余すところなくまっ平に圧し潰す、どっしり安産型ヒップ。成熟し始めた雌尻が、“ずっしいぃ……“と全てを圧搾する。    そんな尻肉が深く深く沈み込む座面の、その下で。  5mmの点が、尻という月面に張り付けられていることなど、レイナスの知るところではない。 「ッ、~~~~~~~~~!!!」  ぷりぷりの生意気巨尻、エッチな生肌で俺は下敷きだった。いや、めり込んでいたというべきかもしれない。まっ平に圧し広がった尻肉に、ほくろのように張り付く小男一匹。俺の何万倍もの面積を軒並み押しつぶす肉尻が、山体のごとく広がるその底面で。俺は、絶望の雌尻を味わわされていたのだ。  押し寄せる100万トンヒップ。  そんな300倍の尻責めに。  ブツリと、意識が磨り潰されて。  それが、小娘に伝わったとはさすがに思えない。  ただ、やおら尻鈍器が動いたのは事実だった。 《……?》  一度尻を上げ、尻を叩くレイナス。  上昇し、ぷるんっと震える少女の桃尻。それを広大な手のひらが、“ぶるんっ♡ とぷんっ♡”と震わせた。  当然、ゴマ粒も、その尻揺れに弾き飛ばされてしまう。  そして、座面にゴミ粒を落とすと。  ストンっと、レイナスは再び腰を下ろしたのだった。 「……いったたた」   レイナスの太ももの間で、ようやく意識を取り戻した俺が目にしたのは。  前後左右へと降り注ぐ、美少女の絶対領域だ。 《よいしょ》  軽い声とともに座り直す、尻の“ずっどんッ!”と重い一撃、次いで“どんっ、どっぷんッ♡”と繰り出される、太もも達のむちむち爆撃。片腿の墜落が俺を吹き飛ばせば、もう片腿がそれをむっちり受け止める。  それから、どっぷり潰れた太ももの曲面を滑り降りると。  からくも俺は、九死に一生を得るのだった。 「た、助かった、のか……?」  けれど俺は、俄かに生存を信じられない。  だってそれは、少女のまたぐらを、魚眼レンズ越しに見たような光景だったのだ。  左右にそびえるのは、ムチムチの300倍太もも。それが左右に肉感を惜しげもなく晒し、革張りの座面を大きく沈み込ませる。肌色が途切れれば、ニーソのマットな光沢。締め付けられ溢れ出す肉のラインが、太ももの成長を感じさせた。  思わず、言葉を失い立ち尽くす。  それほどまでに、太ももの間からの光景は、圧巻だった。 「……これは、バレたら殺されるな」  まさかあの小娘の、こんなエッチな光景をみることになるだなんて。相手は子供とばかり思っていたレイナス、それも、ちんまりしていて普段視界に入らない脚の中。それが、これほどの女性的な肉感を備えているとは。縮められて腿の隙間に入り込み、想定外のむちむちを見せつけられる。その状況に、クラクラと酩酊感さえ催すほどだった。  あまつさえ、無意識に逃げられなくされている。気づかれないまま、延々とエロい体を見せつけられている。当然、脱出するすべはない。  絶体絶命だった。 「出せ、出せって! 出してくれ、レイナス……」  俺を閉じ込める、むっちり潰れた太ももの重量感。門番のように反り返る50mの女体は、俺をリビドーで煮殺すようだった。むっちりと肉感が強調され、成長期の少女の生命力を認めざるを得ない。ニーソでぷにっとはみ出すお肉さえ、俺を挟めば弾力だけで圧死させてしまえるだろう。そして、絡みつく少女の香りと熱気に包まれ、気付かれもしないまま、俺をエロスでなぶり殺しにするのだ。 「レイナス、おい、レイナスったら! ……クソっ、これ以上香りを吸ったら、頭が……っ」  酸素さえ希薄に感じる美少女濃度に、段々呼吸が荒くなる。甘い、ひどく甘い、柑橘に似た美少女の香り。うねる太ももの肉感が、男の目には毒すぎた。気づいてもらえない、放置されたまま、こんな蒸しエロ地獄に堕とされる。見てしまう背徳感に苛まれ、それでも否応なく突き付けられるもっちりとした肌色の嵐。とてもじゃないが、正気の保てる状況ではない。 「思い出せ、これはクソガキだ、あの小生意気な、レイナス、だよ、な……?」  なんとかいつものレイナスを思い出そうとする。ツンツンうるさい華奢な少女、金髪の、三角帽子の魔女娘がこれのはず。だが却ってそれが、ギャップとなって脳を犯した。物言わず鎮座する、お股、太もも、ショーツに巨体。300倍の威力に、正直、正直興奮させられずにはいられない。  挙句。 《あーあ、困っちゃうな、ホント……》  足をぶらぶらさせるものだから、前後に“むにんむにんっ♡”とたわむむっちり太もも。微視的な視界には、その些細な仕草さえ強烈だった。足を伸ばせばハリある太ももの幼さが顔を現わし、曲げればむっちり大人びた肉感を見せつける。成熟した肉付きと未成熟な倒錯感を行ったり来たりして、意識を淫猥さで塗りつぶす。スカートがそよげば、少女の香りを振りまく暴風。見えるか見えないかのショーツの存在感がいかがわしい。思春期少女特有の色香がせめぎ合い、否応なく興奮させるのだ。  絶対領域の間の光景が、こんなにエロいものだったなんて。  どっぷり鎮座する太ももが、こんなにボリュームを主張するだなんて。  むわぁっと漂う少女の暖気。クソガキの肉感は、既に女性的な丸みを帯びつつあった。  ……もう、一刻の猶予もなかった。  早く気づいてもらわないと、お互いに、取り返しのつかないことになる。  よろよろと俺はレイナスの太ももへと近づいていった。ニーソの艶消しの光沢からどっぷり溢れる生肌、そこへ惹き付けられて行ったのだ。  もう長靴下も見えなくなる。視界を埋め尽くすのは、山脈のような色白太ももだけ。近づくごとに、甘いアロマが濃く、香り高くなっていく。果実酒に似た香り、レイナスのあの良い香り。そこから発散されるマナが、肉感的な視覚圧とともに俺を苛んだ。  既に肌は、目と鼻の先だ。 「……い、いいんだよ、な?」  思わず、生唾を呑み込む。椅子に横たわり僅かに底辺の潰れた、むっちり太もも。その陰に這入りこめば、目前にはどっぷりとした媚肌だけ。潤いをまとった肌は、生命力をまとって暗闇の中きらめいている。  これ、本当に触って大丈夫なのか?  けれど、逡巡する5mm男を襲ったのは。  当の太ももだった。    レイナスが、脚を組んだのだ。  瞬く間に押し寄せた瑞々しい肌色、それがぴっとり俺を張り付けると、思いっきりもう片脚へとダイブする。  “どっぷんッ♡♡”と、凄まじい衝撃とともに。  俺を、内股のせめぎあいへと巻き込んでしまった。 《はぁ、こんなはずじゃなかったんだけどな……》  もっちりすべすべの太ももが密着しあう。ニーソからぷにっとはみ出たお肉同士がせめぎ合い、俺を揉み潰してダイレクトに酩酊させるのだ。若い肌は既に蒸れ始め、繊細な肌のキメを潤わせつつある。押し出された空気の代わりに、俺はそのフェロモンを吸うほかない。    だが、それ以上に俺を悩ませたのは、突き上げるような快感だった。  それは何も、美少女の悩ましい体つきだけのせいではない。触れるたび、ジンジン火照ってくる体。何かが染みつき、流れてくる感覚。それは明らかに、生命力と呼ぶべき何かで……、 「魔女の体液の話って、冗談じゃ、なかったのかよ……っ!」  俺は、クソガキの色香に狂わされるばかり。薄々気づいてはいたが、レイナスの体から微量に魔力が滲み出していた。それは力そのものだから、体に快くないはずがない。だが問題は、量と質だった。仮にも天才美少女の高純度魔力、それが100万倍の量で全身に沁み込んでくる。  絶対によくないことが起きているのは間違いない。今のレイナスは上位存在そのもの、何かが注ぎ込まれていく、被虐的な感覚は官能的としか言いようがない。性感が刺激されていく。注ぎ込まれた生命力がリビドーとして溢れ出していっている。    ダメだ。このままだと、何かが塗り替えられてしまう……! 「ちっくしょう……ッ!!」  思わず。  俺は、腰を擦り付け始めていた。清純な媚薬の滲んだしっとり太もも、その蕩けるような感触に全力で溺れていく。若々しく詰まった柔らかさに全身を撫で回され、めで潰される。それだけで、全身が強制的に快感に沸き立った。  緻密でキメ細やかな柔肌を否応なく顔面で感じさせられ、もちもち肌が全身を包み込む。肌から湧き立つ血流の音が、少女の生命力を感じさせた。安心と興奮を同時に与えられ、どうすることもできない。  あの小生意気なクソガキに、こんな快感を味わわされるだなんて。けれど、このむんにりぴちぴちの快楽は強烈だった。    罪悪感に駆られながら、魔女娘の無意識魔力に犯される。本能的に反応してしまう体、とりわけ俺の男性性が、レイナスの肌に食い込んでしまう。そして300倍娘が組んだ脚を揺らす度、“ぎゅうぅッ……♡ むっちいぃッ♡♡”と俺を締め上げ、容赦なく精を絞り出そうとするのだ。  もう、耐えられない。  そう思った、矢先のこと。 《お風呂、入んなきゃな……》  俄かに光が差したと思えば、椅子を、大地を軋ませ、立ち上がる450m少女。とぷんとした太腿も俄かに輪郭を取り戻し、締まったハリをみなぎらせる。まっすぐ、地面にそびえるおみ脚。  その肌に、俺も張り付いていられるはずがなく……。 「お、落ち────?!」  塵同然の体が、心もとない速度で落下するのだ。俺にすれば猛高速、だがふわふわと埃のような速度で舞い落ちていく5mmの体。それが太ももの肌をかすめ、ニーソの口にぶつかると、そのまま足の甲へと叩きつけられてしまう。  着地したのは、絨毯の深い森の中だった。 「……なんで、俺ばっか、こんな目に……!」  絨毯の中に大の字になり、呻く俺。見上げると、バベルの塔のように途方もないサイズの美少女おみ脚がそびえ立っている。少女の肌にぴっとり張り付くタイツ生地。どこまでも続く美脚の稜線は悩ましく、独特の光沢と魔力の煌めきが肌を走り、立体感を強調する。女性用靴下特有の滑らかさが、霞みつつ絶大な美を輝かせていた。  だが、それが靴を脱ぎ。  俺の目の前へ、再び巨足を叩き込むと。 《ん……、寝てたせいでちょっとむくんでるかも……》  小虫の目には、もうそのニーソ足指しか見ることは許されなかった。  絨毯の森の中、木々の合間から上空へそびえたつ足指の山。それが5つ居並び、森一帯をなぎ倒している。まるで5体の巨獣、森の主だ。何mもの足指と、5㎜のゴマ粒より小さな俺の全身。その対比には、もはや言葉にならない懸隔があった。 《あーあ、ホント調子狂っちゃう……》  ため息をつきながら、ニーソックスに手をかける魔女娘。ため息をつきたいのはこちらの方だが、むろん先方はご存じない。  そして、スルスルと長靴下を下ろしていき……、 《よっ》  それを、ぞんざいに投げ捨てるのだ。  こちらへ。  正確に。  狙ったかのように。 「ばかっ?!」  けれどその声も、下着の着地する重低音に掻き消される。“ずぅ……ん”とでも言うべき、可愛らしからぬ音とともに周囲を制圧する脱ぎたてニーソ。それがずっしりと重いのは、美少女の潤いを吸い込んだせいだ。   《あれ? 着替えどこにやったっけ……》  地響きを立てながら、生足レイナスが行ったり来たり。脱ぎ捨てられた自分のニーソで、俺が死にかけていると知ったらどんな顔をすることか。何より、俺がこの状況に耐えられそうもなかった。もうめちゃくちゃだ。しばらくこいつの顔を見れそうにない。戻ったら少し、里の方に戻らせてもらいたい。  そして、なんとか這い出したところを覆ったのは、少女の足の影。  ふんにりと柔らかそうな足裏が、頭上を覆い、足指をくねらせてその媚を見せつけると、  “ズドッ!”、と。  俺を、しっとり生足で踏み潰してしまった。 《あいつ、今はいないのよね……? ならこのままでいっか……》  タオルだけで胸元を隠し、ドアの隙間から周囲を窺う少女。  そして足早に、浴室へと駆けていくレイナス。  俺を足指に挟んだ、そのむっちり生脚で。  §  一応。  一応、一つ屋根の下、男女が暮らしているわけで。  それなりにお互い、気を遣っているはずだった。  いや、半分以上、90%、九分九厘は俺の気遣いだ。レイナスにとってこの家は自分の城、12歳のとき建てた秘密基地。その中で飼う召使いに、何を気兼ねするというのか。  一理無いではない。  だが一方、俺の視線を気にしないという訳でもない。  少しでも不敬を働こうものなら怒る。  滅茶苦茶に怒る。  トイレに入ってるところを間違えて開けたり。着替えていたところに遭遇したり。  それだから、彼女の裸など見ようはずがない。一度風呂上りに遭遇し、タオル姿を拝見したくらいだ。濡れ髪をまとめた、華奢な姿は可愛らしかった。キャンキャン叫ぶのも猫のようでよろしい。だが、次の瞬間食らったビンタは鋭かった。羞恥心の容量オーバーだったらしい。  それが、だ。  入浴中の、彼女の。  一糸まとわぬ姿を目の当たりにすることになるのだから、人生というのは本当にわからない。 《……ちょっと泡立てすぎたかしら?》  モコモコに泡立てた泡風呂に足をかけながら、レイナスはそんなことを言う。その通り、入浴剤の使いすぎだ。そんな山盛りの泡へ、足を落とす、軽く振って見せる。  俺が足裏から解放されたのは、その時のこと。 「…………」  もう、言葉もなくチャポンっと湯に落とされるのが物悲しい。バスタブは泡だらけ、ようやく柔らかな足表面から解放された小虫も、泡の影。目の前に連なる純白の山々と、濛々と沸き立つ湯気の中、俺はレイナスのいる方向すらわからない。  けれど、不意にみなもが大きくさざめき。  泡が流され、湯気が吹き飛び。  目の前を、途方もない300倍美脚が降ってくるのだ。 「おわっ?! と、塔か……?」  俄かには認識しがたい光景だった。眼前を通り過ぎる足、脛、ふくらはぎ。目にも悩ましい乳白色が、すさまじい勢いで泡の中へと沈み込み途切れることがない。そして、周囲のみなもを大きくうねらせると、5㎜男を水中へと引きずり込んだ。  まあ、わかっていた。正直、諦めてもいた。  少々俺も、度胸がついてきたのかもしれない。  だが、海中で目にしたのは、驚くべきもので。  一瞬目に映った、雄大な女体。均整の取れた少女の体。  何百メートルも続くそれが、その美しい姿を見せていたのだ。神秘的なほどに美しく、いやらしさなど微塵もなかった。海中神殿のように白く大きく、幻想的な300倍巨体。柔らかな光を肌に這わせ、胸元あたりはかすんで良く見えない。  すごい。  あいつ、こんなに綺麗だったのか。  神秘を垣間見た気分だった。  ゆらゆらと揺らめく光と少女の裸体。  それが水中、鈍い音を轟かせながら、うつぶせになると。  俺へ尻を向け、太ももの間に閉じ込めてしまった。 《ちょっとぬるかったかな? ……いや、ぬるくなったと言うべきね》  湯船のヘリに顔を預け、足をゆらゆら動かすレイナス。足で水面を掻きまわすものだから、湯が外へ飛び跳ねる。異様に床が濡れていたのはこのせいだったのか。何度もすっ転んだ原因を、ようやく突き止めた気分だ。  とはいえ、悠長なことを言っている場合でもなかった。  300倍娘の戯れ。水面から何十メートルもそびえたつ足が、足指から雫で爆撃したり、みなもへと墜落して大波を立てたり。雲海じみた泡が弾け飛び、俺もまたいつ湯船へ吹き飛ばされるか分かったものではなかった。 「やめろっ!! やめろっつってんだろバカ野郎っ!!!」  叫んでも無駄な悪態を、少女のプリっとした尻に吐き捨てる。それに報いるような一撃が、降ってきたのは次の瞬間。ドッパンっと水面を叩いた足は、俺を吹き飛ばし。宙へと弾き飛ばし。 「ぐぇっ?!」  たたきつけられた先で、何かがどっぷりと俺を受け止めた。  もっちりと、広大な丸み。波打ち際からこんもり膨らむそれは、とぷぷんっと尚小さく揺れている。  そして、つるりとそこから滑り落ちて。  俺は、尻の付け根で、ご主人様の雌尻へと張り付けられるのだった。 《はぁ……。こういうときでもお風呂は気持ちいいのね……》  一方俺はというと、繰り返し寄せては返す波に揺られ、何度もご主人様の若い女体へ漂着を繰り返している。こんなにも近くにいるのに、と言うのも皮肉なもので、俺にとってはレイナスの顔は遠すぎ、肝心のレイナスにとっては近すぎた。  そして、幾度となく、尻肌へたぷんっとへばりつき、表面張力で密着しては、海流に押し流され、を繰り返す。  ……5㎜の体では、小娘の尻によじ登るのも一苦労だ。 「……今度、絶対引っ叩いてやる」  贅沢も言っていられないが、もう少し安全な場所を登りたい。急斜面の先には尻の谷間、そこへ滑落すれば、何が起こるかもわからない。マシュマロみたいな太ももは海中へと潜り込み、向こうに続くのは一面の背姿。俺の目には尻山しか見えないが、はるか湯気の向こうでは、金髪の海が広がっているのだろう。上空から見ると、俺は華奢な体の上、裏腿から尻へと這い上がる一つの点に見えるのだろうか。想像もつかないことだった。  水面からこんもり盛り上がる、直径50mもの浮島を、よじ登り。滑り落ちてはよじ登り。  そのたびに、レイナスの愛らしい尻の気持ちよさを知ってしまう。  やっとのことで、もっちりとした山の頂上に立った時には。  俺ももう、股間の高揚を隠せずにいた。 《早く帰ってきなさいよあの朴念仁……》  当人を尻の頂点に乗せていることも知らず、俺の愚痴を呟く金髪ちんまり娘。そして発達途上の嫋やか背姿を俺に見せつける。湯気と泡の雲海、そこに鎮座する少女の後ろ姿は艶めかしい地形のよう。そんな壮大な光景すべてが、血色よく柔らかそうな肌なのだ。  おまけに足をぶらぶら宙に揺らす度、尻がむにんむにんっと左右に揺れ、肉感が際立つものだから。   《……で……よね?》  水音に隠れた独り言の中。少女の肉体は、絶大な女体美を見せつけていた。  その背中のラインに沿って、寄せては返す水面。背筋の先、天使の羽のように可愛らしい肩甲骨。首筋からお尻まで濡れて輝く、肌色の丘陵が淫靡だった。少女らしい肩幅、首筋、背筋から一気に広がるむっちり巨尻。子供だと思っていたからこそ、その安産型は煽情的というほかなかった。  幅100m越えの、育ちたて雌尻。もう、我慢できない。早く自分を解放させないと、頭がおかしくなる。理性の限界は超えていた。  へたり込み、もちもち尻肌に手を突いてしまう。そうなると、大の字で張り付いてしまう間では時間の問題。ぴっとり全身に感じる、同居人少女のむちむちデカ尻。どゆんっと盛り上がる一面の尻肉のボリュームに茹で上げられ、いよいよ、煮える、肌にめり込んだ股間が、沸騰する、噴出させられる──!  でも、300倍お姫様は不逞を許してはくれなかった。  大きく巨尻が、持ち上がると。  俺をツルツルと、背筋の谷間へと滑り落としてしまったのだ。 《まあ、うだうだ言ってても仕方ないわね……。さっさと寝てから考えましょ》  スポンジに手を伸ばそうと、レイナスは上半身を湯から引き上げる。背を伸ばし、猫のような体勢になって。  ふと横に転じれば、映るのは自分の姿だった。 《……まだ、成長、するわよね……?》  おのが胸を見下ろし、それから撫でてみる。育ちかけ、存在はするが主張は薄い綺麗な膨らみ。ティーカップに収まるくらいの大きさではあった。だがそれも、服を着てしまえば目立たない程度。唇を尖らせながら、本人としても発達途上の体つきには不満らしい。 《……あれ使ったら、もう少し大人の体つきになれるのかな。……あいつ、喜ぶかしら》  背筋にへばりつきつつ、思わぬ言葉に胸を打たれる小虫。いいんだレイナス。そんな風に自分を扱わなくていい。お前はそれだけで……。  だがレイナスは、頭を振ると、 《……いや、あれを人体に使うなんて、正気じゃないわね。何が起こるかわかったものじゃない》  ないない、とでもいう風にそうのたまった。  前言撤回。やっぱりこいつ、クソガキだ。    お互いため息をつく主従。  とはいえ、事態が好転したわけではない。  むしろ、悪化しているとさえ言ってよかった。  だって、レイナスがスポンジを手に取った時。  俺は背筋の谷間に囚われたまま。  上空を覆うその影から、出ることすら叶わったのだから。 「ひ、ひいぃッ?!」  少女の背筋も、俺にしてみれば数メートルもの土手。つるつるの背筋の中を走り、転び、勢いよく滑りだすまでにそう時間は要らなかった。虚しく卵肌を滑落する5mm男に、飛来する少女専用のスポンジ。それが“ずっちゅんっ!”とあたり一帯を叩き伏せる。そして、その網目で俺の四肢を縛ってしまった。  洗体道具と一体になった俺。あとは、少女の無窮の肌へと擦り付けられるだけだ。 《早く出てさっさと寝よ……。あいつなら、仕事ほっぽり出すようなことしないはずだし……》  体が引っ張られる感覚とともに、するりと、肌を撫で始めたレイナスの女体。ゆで卵のようにぷにぷにと柔らかな表面には、肌の細やかなキメが浮かび、繊細な凹凸で俺を刺激する。唇に、頬に、腹に、股間に、男の俺とは比べ物にならない柔肌が流れていく。  それが、急激に速度を増し。  俺は、小娘の裸体に、めちゃくちゃにこすりつけられることとなった。 「やめっ、レイ、あ、……ああああッ!!!?」  凄まじい体験だった。ヌルヌルになった美少女の体は、それだけで煽情的。そんな肌が、どこまでもどこまでも続くのだ。言うなれば、美少女洗体プレイが無限に続くに等しい。見るだけでビンタされた裸に押し付けられ、余すところなく味わわされる背徳感。全身を流れる肌のきめ細やかさは緻密で柔らかく、俺を受け入れてなおその弾力を忘れない。そんな極上の感触を、何百メートルと味わわされる。  おかしくなりそうだった。  体全面で少女の肌に密着する。それだけで、多幸感が押し寄せせた。当然顔も股間もレイナスにぴっとり張り付き、肌のキメ一つ一つを猛高速で感じさせられる。柔肌は俺を優しく受け止めるが、かえって快感は密度を増した。  念入りに、念入りに体を洗うレイナス。  余念のないその手つきが、俺を無意識の地獄へ叩き込んだ。  だって押し付けられるのは、脛の切ない稜線、ふくらはぎのたぷたぷとした柔らかさ。太もも特有のむっちりとした弾力は、すぐにお尻のボリュームへと変わっていった。弧を描いて尻を撫でまわす手となり、ツンツン美少女の安産型を教え込まれて。  そこから、徐々にお腹を遡上すれば。  行き着いた先は、無論、乳房で。 《これか……なんだから……!》  何か呟き、念でも込めるように乳房を撫で始める美少女。その中に閉じ込められて、俺は美少女愛撫の一部となっていた。スポンジに包み込まれ、目の前には育ちかけの綺麗な乳房。14歳のそれは、俺にとってはもはや丘陵にさえ等しい起伏だ。そこへ、“ふにぃっ♡“と押し付けられ、なめらかに丘を滑らされる。頂上に近づくにつれ、俺を受け止める柔らかさも、むんにり、もっちりと変わっていく。 《そろそろ、大きく、なるわよね……?》  円を描くスポンジに、“もにゅんもにゅんもにゅんッ♡“と形を変える育ちかけおっぱい。しっかりと皮膚の下には女性的な弾力が広がり、脳を甘く蕩けさせる。少女の生命力が母性へ変わり、すぐに俺を飲み込んでしまいそうなほど。分厚いパンケーキのような造形が、何十mも広がるのだ。俺にしてみれば美乳の大きさは丘陵同然で、十分すぎるボリュームで俺を受け止めていた。  柔らかな美乳、その立体感を、山裾から山頂へと、円を描いて味わわされる。薄い皮下脂肪から、とっぷりと柔く悩ましい厚みへ。あばらから、育ちかけ美乳の弾力へ。瞬く間に質感の変わっていく弾力が、俺をどんどん狂わせていった。  けれど突然、何かぷにっとしたものにぶつかって。 《……ひゃうっ?!》  乳首に、レイナスも予期せず何かを感じたのだった。 《な、なによ……、こんなに、感じたっけ……?》  そう言いつつ、何度も、何度も乳首を優しくぬぐってしまう魔女娘。  “ん……っ♡”だとか、普段と想像もつかない色っぽい声を、抑えようとしている。  少しずつ、“ぷく……ッ♡”と蕾も膨らみかけた。  明らかに、俺の刺激に興奮している。 「やめッ、レイナス、おい、~~~~ッ!!!」  無防備だったふんにり乳首、それが異物感に驚き、まどろみから目覚める。色素の薄く少女然としたそれが、少し赤面しながら、俺へと頬ずりを始めるのだ。小屋ほどもある薄ピンクのそれは、明確に俺を欲していた。  乳輪から、渦を描いてその中心へ。  ぷにっとした感触は、徐々に甘くエッチな弾力へと色を変えていく。  そして、乳首の側面を俺で撫で擦り。  頂点へ、“みっちいぃッ♡”と押し付けた。 《こ、これ、ヘンよ、なに、これぇ……♡》  そう言いつつも手は止められない。“ぷにぷにぷにぷにッ♡”と、何度も何度も俺を敏感なところへこすりつけ、わずかな起伏を味わってしまうレイナス。直径4mはある乳首の下では、50mほどもの球体が“むにんむにんっ♡”とバウンドしていた。そして幼い膨らみが俺の全身を大きく受け止め、その気持ちよさを下僕へ教育してくのだ。  じわぁ……っと蕾が興奮しだす。熱をまとい媚をまとって、俺へ何かを練り込み始めた。小魔女の心臓は速まり鼓動で俺を打って、興奮を如実に伝えてくる。そして、全身を、とりわけ股間をいじくり倒すレイナスの少女性。抱きしめてもその頂点すら抱きしめきれない美少女乳首が、俺をフェロモンまみれにしていった。  下僕と魔女娘のいびつな乳首遊び。  無論それも、彼女にとっては一人遊びであるからして。 《……ッ♡ だ、ダメ、そうよ、私、なにやってるのかしら……》  大賢者殿は、聡明にもその手を止めたのだった。  俺にしてみればお預けを食らったも同然。  だが、後から小間使いの入るかもしれない風呂で、粗相するのは少女の羞恥心が許さなかった。  “さっさと上がろう”と、手早く体を流す小娘。  スポンジで背を、尻を撫で、湯をかけ。  かろうじて乳首に掴まっていた俺も、その洪水に流れてしまう。  たたきつけられた水面。  そこから少女の女体が、水しぶきを上げ浮上してくる。  目の前に顔を出したのは、あのどっしりとしたデカ尻だ。 《……ダメ、頭ぼうっとしてきた》  そして、湯船から外に足を踏み出した時。  左右から押し寄せるもっちりヒップ。  それが、“ぎちっ♡”と小虫を挟み潰してしまったのだった。   §  小生意気な娘も、寝入るときはさすがに静かなものだった。  魔女の帽子もなく、ローブもなく。  14歳の少女が、ただひとり、ベッドに横たわる。  静まり返った部屋には物音一つなく、窓外から漏れるのは虫の声、星の煌めく電子的な音まで聞こえてきそうなほど。  その無音の中、一度、二度と華奢な体が寝返りを打ち。  ──小虫が、ショーツから転がり出てきたのだった。 「ぶはっ?!」  掛け値なしに死ぬかと思った。風呂上り以来ずっと、少女の尻肉に挟み潰されていたからだ。ぷりぷりの少女の尻肉が、どっしり膨らみ始めた安産型。その中に閉じ込められて、息をすることさえ虫には困難。一歩歩くごとに左右から“みちぃッ♡”とねじり上げ、ベッドに横たわれば“どっぷんッ♡”と弾んで肉尻プレスする。それ以降も寝返りの度むにんむにんっと形を変え、身動きできない俺のリビドーを掻き立てていった。  半ば茹で上がった体で、レイナスのデカ尻を前に倒れ込む。あの小娘ヒップに、圧殺されるところだったのか。ショーツの食い込む、丸々とした雌尻の山。そんなものに命を掌握されていたと思うと、その肉感が神々しくさえ思えてくる。  とはいえ、いつまでも放心ばかりしている訳にもいかず。 「……ぐえっ!」  再び、幅100mのデカ尻が、転がってきては。  俺を通り過ぎ。  しばらくして、逆方向から俺を潰し倒す。  寝返りの度、生意気な黒ショーツの張り付く尻肉で、俺を挽き潰すご主人様。そしてベッドマッドの深い場所で、たんまりと生尻やショーツの滑らかさとお話させられるのだった。 《ん……、ふぅ…………》  寝付けないのか、寝返りを打ってはベッドに腕を投げ出し、天井を仰ぐレイナス。考え事のせいか、はたまた別の理由か、どうも眠気と縁がない。かといって俺の存在に気づいてくれるでもないから、俺としては潰され損だ。  逃げようとしては、蹂躙するむっちりデカ尻。  死にそうになったところで、解放されたり、ショーツの食い込みに挟まれたり。  そんなことを繰り返しつつ、既に一時間。俺としてはご主人様のお休みを待つほかない。  けれど、妙だった。  自身の体を撫で、暑苦しいのだろうか、妙に湿っぽいため息を吐いたり。  スリスリ太もも同士を擦り付け、暑そうにベビードールの胸元を煽いだり。    それから、少しして。  俄かに、少女の熱気が湿りだす。  レイナスが、重く深く息を吐いた。   《…………》  ゴソゴソと身を揺らしつつ、何やら自分の感覚に没頭していくレイナス。  片手間に指で宙に線を描けば、窓外の音が消えた。消音の結界でも張ったらしい。  何を始めるかなんて、火を見るより明らか。 《…………バカ》  先ほどの刺激のせいか、モヤモヤとした胸のうちのせいか、すでに少女の身は疼きつつあるらしい。手を、自身の胸元へと添わせ始める。そして、ピクっと震える体。這い出した俺が尻の影にいるにも関わらず、もじもじと太ももを擦り合わせ、快感に耽溺していく。  それが、慣れない自慰に変わるまでに、そう時間はかからなかった。 《バカ、置いてくことないじゃない……、っ、ちょっとムキになっちゃったけど、もっと褒めてくれたって良かったのに……》  不満と孤独感を、彼女は持て余していた。  密かに、金髪少女が己を慰め始める。指を噛み、快感を押し殺そうとする。足指がギュッとシーツを掴み、それから、悩ましく這い始めた。太ももは既に、じっとりとした体温で互いにせめぎ合っている。俺を脚の間に捕らえたまま、下半身の大パノラマを見せつけるのだ。    凄まじい光景だった。  遠近法の狂うほどの小ささで、至近距離から見上げる300倍娘のこっそりオナニー。徐々に加速するその一人遊びは、様々に入り混じった少女の欲求不満を表していた。  “むわあぁ……ッ♡“と湧き立つ美少女アロマ。ただでさえ酩酊作用を持つ少女のフェロモンは、この体には毒すぎた。何より、0.5cmから見上げるパノラマが淫猥すぎる。真下からスカートの中を覗いたような光景。見上げても見上げきれない50mもの恥部が、生々しい動きで性感をこらえていた。そこに響き渡る、レイナスの押し殺した喘ぎ。さっき尊大に呼びつけてきた少女の声が、聞いたこともない色気で俺の耳を犯した。  あまつさえ、堪えきれずレイナスがショーツをズリ下げれば。 《今日だけ、今日だけ、だか、ら……ッ》  もはや俺の前には、同居人のあられも無い痴態がそびえたっていた。超ローアングルから見上げる美少女お股。M字にそびえる美脚の真ん中に、ほんのり濡れたエッチな縦スジ。俺の醜さと矮小さをあざけるその聖域は、自慰の最中であっても美しかった。  それを、少女の指先が撫でる。ねっとりとした蜜をまとわせ、口紅のようにそれを輝かせていく。  フチをなぞり、クリをなぞり、それから、クリクリと刺激し始めると、 《ん……んんッ♡♡》  レイナスは、もう止まることはなかった。 《ッ、これ、今日、おかしい、なんなの、もぉ……ッ! っ、んんッ♡♡!?》  俺を十人集めたものよりなお太い細指が、少女のスジをなぞる、肉芽を優しく撫で上げる。予期せぬタイミングで跳ね上がる女体。じんわり火照った太ももはわずかに汗を垂らし、無意識に女性フェロモンで俺を煮殺していた。  自慰する下半身の間、その前に置かれた俺など彼女のほくろよりも小さなただの点。その分一層彼女の行為は壮大で、淫靡だった。脱ぎかけショーツ、水音と蕩ける恥部、ぶっとい汗ばみ太もも。わずかな隙間の真ん中に立たされて、一部始終を無意識に見せつけられる。過剰すぎる倒錯だ。  ──それが、なぜかはわからない。あまりのエロさのせいか。或いは魔力を注げば戻れると、最初に言っていたのを思い出した可能性も、ない訳ではなかった。  気づけば俺は、そのさなかへと。  レイナスの巨娘オナニーの、最前線へと。  夢遊病のように、巻き込まれに行っていたのだ。 《んッ♡ ダメ、なんで私が、こんな、ことぉ……っ♡》  脱ぎかけショーツをよじ登り、太ももの付け根へと這いずっていく。上空には、世界を掴まんばかりに大きな手。アレに巻き込まれたらどうなるか。エッチな香りと水音は鳴り響き、“ちゅちっ♡ ずちちッ♡“という音と共に濡れた指が出たり入ったり。ゼロ距離で見るちんまり娘のオナニーは、壮大だった。  肌がピリピリするほど、レイナスの力を感じる。  もう、力も入らない。  気づけば俺は、生意気娘の300倍恥丘を滑り落ち。  綺麗なクリへと、へばりつけられてしまっていた。  その瞬間の、強烈な快感といったら。 「ひゃああぁッ??!」  上位存在のぐちょ濡れお股、そんなほてった蕾に貼り付けられるのだから無理もない。だが、魔女のマナの快楽は俺の容量を超えていた。明らかに多すぎる。魔女娘の剥き身の性感が、俺へ流れ込んできた。性感を感応させられ、リンクさせられ、こいつの一部にされてしまう。  挙句、上空からそっと塔のような指先が降ってくると……。  クニッ、と。くにくにっ、と。俺を、蕾へと練り込んでいった。  気球ほどもある同居人のエッチな先端、それに執拗にこすり付けられるのだから、俺は原液媚薬に凌辱されるだけ。俺を感じるレイナスの快感が流れ込む。浅い指紋にペニスが食い込み、何度も何度もシゴき倒された。そしてクリのぷっくり独特の弾力が俺を圧し潰し、凝集した快楽でひたすれ俺をなぶるのだ。    イキ狂うのは当然だ。  片やレイナスは、俺を貼り付けた極太の指先を、ツプッとスジの境界へとあてがう。そして、ゆっくり、ナカへねじ込むと。  じゅぷぷぷぷッ、と、快楽の坩堝へ俺をねじ込んでしまった。  声ならぬ声が膣内に飲み込まれる。無数の肉襞が俺へと殺到した。指紋の間に挟まれたまま、何度も何度も膣肉のうねりへと押し付けられる。叫ぶ暇もない。濃厚雌媚薬の染み出す粘膜へ、繰り返し練りつけられ、射精を強要される。あの少女のナカに、こんな淫らな肉洞窟が秘められていたなんて。声も出ないまま、理性を犠牲に俺は魔女っ娘の300倍オナニーに壊されていく。  そして、俺がイカされればイカされるほど、レイナスの指使いは激しくなっていくのだ。  ダメだ、潰れる。  飼い主美少女の膣壁で、すり潰される。  そう思った、刹那のこと。  不意に、体が膨満する。受け止めきれない彼女の生命力が、俺の体を作り変えていく。塔のようだった指先はなお俺を押し潰しつつ、すでに大樹程度の大きさだ。そして何か自分のナカで膨らむ存在に戸惑い、その動きを止めた。  まさかだった。  奏功したらしい。  体が、膨らみ始めている。 《ひゃあッ?!♡♡》  突如恥部に感じた膨張感、それが巨大少女を善がらせた。思わず仰け反り、“きゅううぅッ♡”と締め付ける坩堝。それにギチチチッと全身が軋み、同時にレイナスの出口が見え始める。  そして、10㎝程度の体になり。  無垢なぴっちり縦スジから、小間使いが溢れ出た時。  レイナスの混乱は、締め付けとなって俺に襲いかかった。 《な、何これっ?! え、あ、ま、まさ、か…………?》  流石というべき頭の回転の速さ。だが、それが良いとは限らない。一瞬にして全てを悟ってしまったらしいレイナス。  そんな羞恥心、このクソガキの許容量を軽く超えている。 《~~~~~~~ッ!!!》  かあぁっと烈火のごとく赤面する。いつもであれば叫んだだろう。ビンタもしたし、業火の一つも飛んできたかもしれない。というか、いつ殺されてもおかしくない状況だ。  だが、それをギュッと飲み込み、レイナスは。不意に俯き、顔に影を落とすと。 《出 る な》  物々しい声で、そういった。 「出るな?! お、おい、やめろ、ねじ込むな、ばっ──」  自分の恥部から半ば身を抜き出す俺を、指で無理やり押し戻そうとする魔女娘。飼い主の指と格闘するも、10倍のサイズ差は絶対だった。腕を陰唇へ押し付けられてしまうと、俺は下半身をむしゃぶり尽くされるだけ。そして出られもしないまま、俺をディルドのように挟み包んでしまうのだ。  その上。 『出るな、出るなバカぁっ!』  レイナスは杖を突き付け、既に先端には燐光を灯している。    そして例の魔法をぶっかけると、俺の世界を変えてしまった。 《こ、これは罰なんだから……!》  どんどん縮んでいく俺を、指先で奥へ押し込むレイナス。絶対逃さないとでも言うように、その指遣いは執着的だった。 《どうして早く言わないのよ! こんなにモヤモヤさせて、あ、あんたのせいよっ! だから……》  ほっそりとした指で俺を練り潰し、性感帯の好きなところへ奉仕させる生意気娘。明確に俺の存在を意識した分、その指遣いは的確。魔力で繋がった俺のことなど、全てお見通しなのだろう。リンクした俺の快楽が最大になるよう、俺を気持ちいい場所へと練り込んでいく。 《か、感じさせなさいよ! こ、これはオシオキなのっ! 今まで私の体で何してたわけ?! ほら、か、感じろ、潰れろ、ばか、バカバカバカバカっ、ローブのヘンタイ……ッ!!》  ヤケクソになった分容赦がなかった。“じゅぷっ♡ じゅぷじゅぷじゅぷッ♡”と指で膣壁を刺激しまくり、自分の気持ちよさを叩き込む魔女娘。俺がのたうち回り自分のナカで善がるのを見て、どうしようもなく興奮してしまうらしい。同居人を縮めて、自分の体内なんかで絶頂させる。それに対する独特の感情は、同時に強烈な倒錯を伴っていた。このまま自分の胎内へ押し込みたい。そういうかのように、グリグリと、奥へ、もっともエッチな場所へとねじ込んでいく。  だが、天才少女の魔力は膨大。否応なく小人の中に流れ込んでくる快楽と魔力は俺の大きさを変えていく。  膣内、ぎゅうぅっと膨らんでいく俺の体。それに性感帯を刺激され、レイナスは思わず喘ぎ声をあげた。 《出るなバカぁっ! 出ていいって言ってないっ!》  支離滅裂だった。だが、俺を逃がすまいと魔女娘は、俺を無理やり縮めてしまう。そして、再び魔力を注ぎ込み、サイズが戻れば再び縮めて、膨らませて。収縮する俺の快感は、誰にとっても未知のはず。もちろんレイナスがそれに慣れているはずがない。膣内の快感を必死にこらえ、シーツを掴み、足指でぎゅっとベッドを掴み、それでも声をこらえることはできなかった。  おまけに、この感覚共有。  すでに俺の生命力はレイナスの力で置き換えられて、もはやこいつの所有物にまで小男を堕としていた。結果、ダイレクトに感じさせられるレイナスの快感。本質を塗り替えられてご主人様の一部にされた以上、その共鳴から逃れることはできなかった。  それはおそらく、レイナスも同じだったのだろう。  快感が増幅し、循環し、ハウリングすると。 《も、もう、ダメぇ……ッ♡♡》  杖の丸い尻を性玩具にして、自分を慰めるレイナス。いや、俺を好きなポイントに押し付けている。おまけに俺が膨らんだり縮められたりする物だから、その感覚は未経験だった。  自分のナカで、収縮し蠢く何か。もちろんそんなもの、この世界のどこにもない。 《やだ、やだやだ、なんでこんなのが気持ちいいの……ッ♡ 私ローブのこと、こんな、ばか、ローブが悪いの、私の、モノになればいいの、だか、らぁ、っ、~~~~~~ッ♡♡♡♡》  いよいよ速度を増す。どこか頂点へと進み始める。自家製の媚薬漬けにして俺を攻め落とそうとするように、自らをも追い詰める年端も行かない魔女娘。一体となってしまった快楽に、未熟なレイナスが耐えられるはずもない。  膨らみかけた俺の体を、極大の締め付けが襲ってきて。  自分のナカで、凌辱による敗北射精に小人が狂うのを感じたとき。  ──レイナスの快楽が、弾け飛んだ。 《~~~~~~ッ♡♡♡♡♡♡♡♡》  “きゅううぅッ♡♡”と押し寄せる少女の愛肉。同時に体が膨らむものだから、極限までレイナスの気持ちよさを感じさせられる。外から、魔法娘の声が聞こえてきた。  そして、何度も何度もうねり、波打ち、蠢動して。  短い周期が、長く、弛緩したものへと変わっていき。 《ローブ……、明日……、反省会ね……》  ぐったりと喘ぎ声を残しつつ、そう囁く同居人。  その股間からは、少しだけ大きさを取り戻した下男が、とろぉっと。  産み戻され、いつまでも、いつまでも哀れな射精を続けていた。

無自覚極大のソルシエール(本文)

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