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ワタル
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ビール2杯の御礼



ビールを2杯も奢っていただきありがとうございます!ワタルです。



本編ではボスラッシュの真っ只中。キバがランカー相手にどこまで魅せられるか気になりますか?私も気になります。キバの連戦どうすんだこれ。弊作はライブ感に重きを置いてお送りしております。


さて、今月はキャラクターの「格」というものについて書いてみようと思います。

「格」というのは存外重要なもので、強豪プレイヤーの強さに対する根拠というか納得感というか、読者の皆様に「あーやっぱこいつ強いわ、強そうだわ」と思っていただけるような材料になるわけですね。キャラクターの立ち振る舞いや地の文での盛り上げ方でキャラクターの強さを表現していくわけですが、私はそれよりも「こいつは◯◯より強いからマジで強い、あいつは××に勝てないからまだまだ」というようにキャラクター間の関係性で表現するのがオシャ(オシャレの意)だと考えています。直接「俺マジ強いから」と言われるより、間接的に「あいつマジ強いらしいよ」と言われた方が納得感があるよねって話ですね。ちょっと違うかな?いやまぁでもだいたいそんな感じです。伝わってると嬉しいです。



さて、登場キャラクター達は「強さ」の順位みたいなのが設定上決まっています。全員ではないですが、特に上位層のキャラクターは明確に決まっています。強さは「格」と言い換えてもここでは差し支えないでしょう。

例えば龍堂はユキより強いです。この強さは主にふたつのパラメータで決めておりまして、具体的には思考力と練度。ユキは龍堂よりも思考力はやや上ですが、練度は龍堂の圧勝です。だから龍堂の方が強い。そんな感じで強さを決めています。思考力に強く依存しているのはクラマ、次いでユキ、くま吉などが続きます。設定上、コントロールに適性のあるキャラクターは思考力が高いですね。逆に練度が高いのは龍堂、ライ太、月氏、野良、トラ夫、等々。思考力は先天的・練度は後天的とざっくり分けていますので、練度が武器のキャラクターの方が多いですね。龍堂は練度が飛び抜けている上にかなり高い思考力を誇りますので、圧倒的に格が高いです。

カードゲームには運の要素がありますので、ゴリ山だって龍堂に勝つこともあるでしょう。ただ、それだとストーリー上色々と面倒なので、ゴリ山が龍堂に勝つような描写は避けています。要は龍堂の格が物凄く下がってしまうのです。龍堂の格が高くなければストーリーが成立しません。


さて、本編のボスラッシュに眼を向けてみましょう。キバは野良に勝ちましたが、そんなキバは設定上、野良に比べて明確に格下です。それでもキバが勝ったわけなので、これでは野良の格がガクンと下がってしまう。そりゃ負けたら下がるが筋なんですが、やっぱり「とはいえ野良も強かったよな」と思って欲しいのが人情というもの。設定上は実際野良の方が格上な訳ですしね。よって、格下のキバの"勝った理由"に一捻り必要になってきます。今回は相性差でした。キバは強くなっている、でも正味の実力では野良の方が上だ、じゃあどうしてキバは勝てたんだ、なるほどデッキの相性差で勝てたのか、なら今回はキバが勝ったけど環境が変わったりデッキ選択が変わったりしたらまだまだ野良の方が強いのかもな、という推論が成り立つでしょう。野良の格はそれほど下がりませんから、例えばランク戦で再び野良の対戦を描く段になったとしても「野良?あぁ格下に負けた雑魚ね笑」ではなく「相性差があったにもかかわらず際どい勝負にこぎつけた野良か」となるわけです(というかなってほしい)。

…と、ここまで描いといてナンですがキバは勘とかいう格上ぶっコロしギミックを搭載してるのでやや例外寄り。いやはや。



このように、格下が格上を食う展開には一捻りした"勝った理由"が必要であり、時にはそこがドラマになります。キャラクターの格についてはかなり気を使って描いていますので、今後の展開をご覧になる際には少し気にして読んでいただくと面白いかもしれません。

Comments

前々からそうだろうなとは思ってたけど作者さんから明言されて感謝。 やっぱりこの漫画。基本的に格上食いに厳しい世界観ですよねと前から思ってて、格上食いギミック持ちのキバですら野良さんに勝つまで対ネームド全敗という悲惨な扱いでしたし。 それでもキャラの格が下がらない(ネームド全敗の戦歴でも弱そうに見えないキバ等)格の保ち方が非常に上手い。トラがクマ吉に勝った理由も分かりやすかったし

アニット

よく「才能」「持っている側」という表現を使われているけど直接対戦に寄与する才能持ちのキャラ(クラマ、くま吉、キバ等)と違い練度の向上に貢献している才能持ちのアギトもまあまあな例外ですね…

mono


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