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鬱憤

マウント・ゴリラというカードがありました。アタッカーとして及第点の攻撃力を持ちつつ汎用除去効果持ち、それでいて重すぎない絶妙なコスト設定。かつては"ビートダウンデッキの花形動物"と認識されていました。当時から独自チューンのコントロールデッキを駆っていた豪はゴリラビートダウンに全く勝てず、弱点を探すためにゴリラデッキを握ったらゴリラの性能に惚れ込んでしまいゴリコンを組んだという経緯があります。この辺、以前ファンボの豪回で描きました。 参考:ファンボ限定漫画「ゴリコン」 https://www.fanbox.cc/@usks/posts/4496771 一世を風靡したマウント・ゴリラはその性能を見れば分かる通り、基本的にブルドラの下位互換です。同じ汎用除去持ちアタッカーでありながら、ブルドラは空を飛んでいる上に実質的な破壊耐性持ち。コスト設定もまぁ大体同じような気がしますので(ガバガバ設定)、ゴリラが環境から駆逐されるのは火を見るより明らかでしょう。ブルドラはまさにACGの新時代を先駆ける無類のパワーカードであり、それまで環境の最前線で活躍していたアタッカー達をまとめて過去にしてしまいました。 豪のゴリコンは独自構築とはいえ、当時の人気カードだったマウント・ゴリラを主軸に据えたデッキです。現在の人気カードであるブルドラを軸にコントロールデッキを組めば、ゴリコンの上位互換のようなデッキが完成するのではないでしょうか?ブルドラは人気カードかつパワーカードですが、それは当時のゴリラも同じこと。豪がブルドラコントロールを組むのは自然な流れのような気がします。 結論、豪はブルドラコントロールの構築に挑みませんでした。マウント・ゴリラは人気カードだったとはいえ、数ある人気カードの中の一枚です。当時一線級のアタッカーにはゴリラの他にも選択肢がありましたが、ブルドラ環境以降のメインアタッカーはブルドラ一色であり、流石に豪も使う気にはなれなかったのでしょう。さらに【ブルドラコントロール】というデッキタイプまで出現しており、独自構築を愛する豪にとってブルドラは全く魅力的には映りませんでした。 ブルドラ環境に突入し、剣士は負け続けながらも出稽古を続けました。パン田は辞めてしまった。豪は負け続けるのにうんざりし、それでもゴリコンを諦めきれずに独自レギュレーションの草の根大会を開催することにしたのです。ブルドラ環境への姿勢は本当に人それぞれでした。 鬱憤杯はブルドラ禁止後も「通常のショップ大会よりは大きめの草の根大会」という立ち位置で続いており、近隣ショップの常連達が一堂に会する場として重宝されています。 ちなみに。私は「指折り杯」という大会に一度だけ参加したことがあります。ゆえみつさんという方が主催されている大会で、そのキャッチーな名前が気になっていつかは参加してみたいと思っていたのです。随分前に界隈で「ミスをしたら指を折られる」みたいな冗談を聞いたことがあり、それが語源になっているのでしょうか。詳しいことは分かりませんが、楽しい大会でした。この大会はなんでこんな名前なんだろう、みたいな引っ掛かりがあると俄然興味をそそられます。鬱憤杯が続いていったのも、そんなところがあるからかもしれません。 参考:指折り杯参加レポ(四年前の記事です https://urwataru.diarynote.jp/201904271734383483/

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Comments

こういう独自レギュの大会いいよね

ぽむぽむ

ゴリコン改めて読んできたらマウント・ゴリラの説明として「少しでもコストが軽ければ環境を破壊していた奇跡の調整」って書いてあって、ああ、ブルドラはそこを間違えたんだなって改めて思った 多分ブルドラ出る前の下馬評でも「ゴリラで大概ダメなんだからこれダメだろ……」みたいな会話もあったんだろうなと思う

ネロとパトラッシュ

MTGでも一部の特殊パック産カード禁止のピュアモダン大会開かれてるしこういう独自のルール良いよな

コマの中、灰色が多い🤣

paipu

パン田さんも…と思うけどそうはならなかったからこの話は終わりですね…

110

良いショップだなぁ…ユーカリ…

帝国

大会が恒例になって名前だけ宙に浮くとこすこぶる好き

かず

パンダさんはどうだろう・・・ 非公式の独自レギュで勝てたとしても、公式の現行レギュでフルパワーのブルドラ相手に勝てないのは変わらないから満たされなさそうな気がする

ソルジャー

ゴリラはブルドラの下位互換、やっぱりそうだよなぁと 動物が割れなくても置物を割れる、だけどその置物自体が環境に存在しない。 ゴリラはブルドラを割れないけどブルドラはゴリラを割れる。 剣士やパン田とは別のベクトルで逆風だった

地獄突き

豪さんの為にあるような名前のショップだなあw ほぼ即答するこの店主さん、対戦すると野良さん並の早い回し方しそう

masashi

パン田さんは後輩はいても仲間はいなかったしなんなら自分から仲間の繋がりをZOOでは最低限にしてたんだなあとつくづく思ってしまう

霧島

鬱憤杯の存在をパン田さんが知っていれば…SNSとかがまだ発達する前の時代なんだろうな…(うさくずとうさカスがLINEとTwitterを駆使してる辺りからの推測)

マイクタイソン

個人開催の大会開ける人の行動力とコミュ力には脱帽する。 こうやって小さいコミュニティが後に大きなコミュニティになっていく過程やその中にいるの面白いですよね。

KTK

二版のぞうさん?!以前ライが大枚はたいて買った初版よりはよっぽど手頃なんだろうけど、やっぱ長く愛されてるファッティなんやなぁ

Mack-Arony

「やめるやつ出てくるよなぁ」「それちょっと悲しすぎませんかね…?」かぁ…。豪は知るよしもないもんなぁ…。 鬱憤杯はブルドラ禁止後はtier1禁止で開催する感じかな?それとも単なる非公式大会で名前だけ残っちゃった感じかな?後者のような気がするね。楽しそうで何よりだ。 虎穴閉店後に虎穴勢がどうしてるかってのはこれでパン田さん、ドラ彦、豪が描かれたか。ギンもインタビュー受けてたな。ヒョウはどうしてるかな?店を開くまで何してるんだろうか。

枝豆ドーフ

豪さん、元気そうで安心した

まちゃ

逆に禁止カード有りのぶっ壊れ大会とかもクソゲーが一周まわって楽しいんだよな たまにならだけど

黒眼鏡

こんな大会あったらパン田も・・・ 言ったところで意味はないけど思わずにはいられないな

サビホサ

公式レギュレーションだけがカードゲームの遊び方じゃないぜ!

犬ガオ

運命を変えることはできないが、「運命とどう向き合うか」は常に自分で選べる。 ブルドラ、ひいてはカードゲームの環境も同じよね

nick


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