おかげさまで様々な学校や企業で美術解剖学の授業をやらせていただいてますが、私の場合は、それぞれ違いをつけて内容を組むようにしています。
受講者のニーズが異なるためです。
前期の美大での授業のテーマは、「骨を観察する」です。
美大生の場合は、実用的な内容というよりは、観察力や審美眼を向上させていく方が良いのではないかと個人的には思っています。
解剖図で表現されているディテールや角度は限られていますが、
その方がわかりやすいためです。
今回の授業では、方向やディテールなどを気にせず、取材するように描きました。
社会人を相手にした、実用的な内容を紹介した方がよいので、こうしたアプローチは不向きになりますが、解剖図で得られないような発見ができます。
もし身近に骨格模型や骨格写真がある場合は、取材するつもりで練習すると形態感覚が深くなると思います。
肋骨の近位部