【設定】獣人族の国の成り立ちと変遷
Added 2025-05-31 12:14:25 +0000 UTC獣人族の国の成り立ちと変遷 〜天瞳評議会の誕生まで〜
かつて獣人族は各地に散らばり、魔物の脅威に抗えずにいた。
その混乱を終息させるべく、最初に立ち上がったのが誇り高きワシ種の王族である。
【第一期:王の時代/ワシ王政の興隆】
ワシ種の初代王は、圧倒的なカリスマと武威によって諸部族をまとめあげ、
獣人族国家を創建。
強固な中央集権と軍事力をもって魔物の侵攻を防ぎ、民を守った。
だが、王政の栄光はやがて影を落とす。
代を重ねるごとに統治は独善と専横を深め、腐敗がはびこる。
【第二期:反旗と革命/王政の崩壊】
建国から半世紀。民の不満が高まる中、
ライオン種の戦士「ジュウガ」が声を上げ、改革を求める勢力が台頭。
この時、ワシ王には複数の娘がおり、
その一人、王女アリエステは父王に高く愛されながらも、
王政の在り方に疑念を抱いていた。
ついに各地で蜂起が起こり、内乱が勃発。
王族側についたアリエステは、戦場にて自らの意志で王政を裏切る。
この行動は決定打となり、王政は終焉を迎えた。
王は処刑され、第二王女セリアは亡命。
アリエステは自身の裏切りと、妹との断絶に心を痛めながらも、
「この国の未来のため」に残ることを選ぶ。
【第三期:再出発/天瞳評議会の成立】
戦後、ジュウガは権力を握るも、独裁を否定し民主的合議制を提案。
国の象徴として九尾のキツネの女性(テンガン)を立て、
各部族を代表する者たちによる政治組織
「天瞳評議会」が発足する。
・フクロウ種のノクス(知識と癒し)
・ワシ種のアリエステ(かつての王女)
・忠義のイヌ種レオリナ
・革命派剣士、オオカミ種のルイン
・長寿のキツネ種、賢者ギョクキ
・妖刀に選ばれた銀狐の少女ハクギントウ
・新参者のネコ種、毒舌なミュウリス
各者が異なる出自と思惑を抱きつつも、国の未来を共に背負う。
ジュウガ自身は表舞台を退き、「獣牙衛(じゅうがえい)」という治安組織の指導者として国家を陰から支えている。
だが、内戦の爪痕は未だ深く、心の傷と混乱は癒えきっていない。
獣人族の国はようやく再出発を果たしたばかりである。