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おまけテキスト_本居小鈴

twitterで投稿した静画をイメージした短文です。

https://x.com/th_chara_gts/status/1464539495642976262

(frame embed)



東方Projectより本居小鈴。


人里の貸本屋さんです。

書籍「東方鈴奈庵」の主人公ですね。

人間ですが能力は持っています。

今回はその能力の出番がないので紹介は割愛します。


個人的な趣味を言えば、

巨大化させて興奮できる人間キャラはあまり居ないのですが、

小鈴は興奮できる数少ない人間キャラのひとりです。

なんとなく妖怪に憧れを抱いているところがあるので、

それを過大解釈しています。

今回はその解釈の出番はあまりないので以下略。


とにかく、大きくなって暴れるのを楽しんでくれそうなキャラだと思います。

(約1,200字)


※無断転載禁止


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ズシィィィィン……

ドシィィィィン……



「ふーっ、やっと駅に着いた。

 道が狭くてなかなか大変だったよ。」



身長約150メートルの彼女は駅前のバスロータリーに立っていた。

周辺の道路は片側2車線。

足の横幅より少し広い程度である。


彼女が通ってきた道には

踏み砕かれたアスファルトやブーツ型の溝が多く刻まれている。

自動車が通るのは無理だろう。


そして通り沿いの建物には上層部が一部崩壊しているものもある。

建物を避けて道路の上にだけ足を下ろしたのは彼女なりの良心かもしれないが、

やはり窮屈だったようで、足を上げて動かした際に当たってしまったようだ。



「それにしても、私が住んでいる場所には無いものがいっぱい。」



そう言いながら彼女は屈み、足元にあったものに手を伸ばし、捕まえる。


左手にはバス。

1台に数十人が乗れるものでも彼女にとっては好奇心くすぐるオモチャである。

右手には電車。

6両編成の電車の先頭が鷲掴みにされると、

そのままいくつかの車両が宙ぶらりんになってしまう。



「数十人数百人も乗れて、しかもとっても速く動ける……

 とってもすごい乗り物だよね。」



バスの外装をじっくりと見渡したり、電車の内装を覗き込んだり。

幻想郷にバスは無いし、もちろん電車も無い。

やはり見慣れないものを観察する様子は無邪気な子どものようである。



「……うん。

 とりあえず、大体分かったから、このまま……えいっ。」



バリバリバキバキッ!


ひととおり観察を終えると、彼女は突然右手を力いっぱい握りしめた。

金属でできているとはいえ、さすがに外装はさほど厚みがない。

今の彼女の握力に耐えられるほどのものではなく、

あっという間に先頭車両は握りつぶされてしまった。



「意外と簡単だね?

 大きくなってるから、今日は妖怪……じゃなくて、

 怪獣として遊んじゃおうかな、って?」



そう言うとゆっくりと立ち上がり、勢いよく両腕を振り上げた。

掴んでいたバスと電車を投げ捨てたのである。


バスは軽々と空へと舞い上がり、

電車は連結部が外れてしまうところがありながら

各車両バラバラになってビルよりも高いところを飛んでいる。

とはいえ彼女が軽く投げ上げただけだ。

だんだんと高度を下げ始める。


ガシャァァァァン!

ドゴォォォォン……


当然のことではあるが、駅から離れた地区にバスも電車も叩きつけられた。

バスは勢いよく建物に衝突し爆発炎上し、

電車も建物を押しつぶしながら何か所もへし折れてつぶれてしまった。



「ふふん、怪獣は人間や街を襲う生き物らしいから、

 妖怪と似ているのかなと思ってね。

 せっかく今は怪獣なんだから、どんどんやっちゃおう!」



ズガァァァァン!

バキバキバキバキッ!


ブーツで駅舎を勢いよく踏みつけ蹴散らし、あっという間に粉々にしていく。

先ほどまで建物を蹴散らさずに移動していたのは優しさではない。

怪獣ごっこを始めるまで我慢しているだけだったのだ。


スイッチが入った彼女はいよいよ本格的に街を人を襲い始める。

この街が滅ぶまで怪獣コスズは止まらないかもしれない。


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おしまい。

Comments

ありがとうございますー。 気づいてもらえると遊んでもらえるかもしれません?

ナーヴ

小鈴ちゃんとてもよき... 間近で眺めて玩ばれてお持ち帰りされたい...

八雲橙


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