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おまけテキスト_古明地こいし

twitterの静画をイメージした短文です。

https://x.com/th_chara_gts/status/1525423665399009280

(frame embed)


東方Projectより古明地こいし。

覚妖怪ですが、とりあえず妖怪と覚えておけばよいかと。


胸元にある第三の眼の力で相手の心を読める……のですが、

彼女はそれがイヤで眼を閉ざしてその能力を捨ててしまった。

それにより、今度は"無意識"を操れるようになったことで

他の誰からも認識されない能力になってしまった、

という設定です。


今では紆余曲折あって他人からも認知されるようになっています。


彼女が初めて登場した地霊殿ではそこまでは注目されていませんでしたが、

黄昏フロンティアの心綺楼で登場したことで人気が急上昇した経緯がありますね。

今ではトップクラスの人気を誇っているキャラの1人です。


二次創作でのこいしのキャラは以下の2つが多い印象です。

・狂気のあるダークなキャラ(地霊殿意識)

・とにかく無邪気なキャラ(心綺楼意識?)


個人的には後者の方が好きなので、後者な感じです。

(約1,000字)


※無断転載禁止


------


ズドオオォォンン……!!


彼女は裸足で街に立っていた。

いや、街の上に立っていた、という表現が適しているのかもしれない。

何故なら、今の彼女の身長は約7,500メートルなのだから。



「とってもいい見晴らし。

歩くだけでも面白そう。」



無邪気に目を輝かせながら彼女は足元を見下ろしている。

地面を踏みしめる両足の下にはつい先ほどまで多くの建物があったが、

構わず踏みつぶしてしまったらしい。

そして足の周囲も踏みつけた衝撃で地割れなどが発生して崩壊している。



「それじゃあ、早速始めてみよっか。」



ゆっくりと彼女は右足を上げ、前に動かす。

そのまま踏みつける場所を選ぶ様子もなく無慈悲に足が下ろされる。


ズッシィィィィンン……!!


街の数区画がひとまとめに彼女の右足でつぶされ、

一瞬で足跡として上書きされてしまった。


足元にどれだけの人間たちが居るのか、どれだけの建物を破壊したのか。

今の彼女はそんなことなどお構いなしだ。


ズシィィィィンン!!

ズドォォォォンン!!



2歩、3歩と街を無造作に踏み荒らしていく。

街に何度も踏み下ろされる足。

踏みつけによる地響き、轟音、そして衝撃。


天災というべきか、人災というべきか。

街に居る人間たちはただただ彼女のお遊びに巻き込まれるしかないのだ。



「踏みつけると結構くすぐったいし、足跡もしっかりついて楽しい!」



当の本人は街を踏み荒らすという遊びに楽しさを覚えているようだ。

踏みつけは収まるどころか加速していく。


ドシィィィィンン!!

ズシィィィィンン!!

ズガァァァァンン!!


雷が落ちたときの衝撃を遥かに超える地響きや轟音が5回、10回、20回……

彼女の気が済むまで何度でも何度でも発生する。


それは、街にその回数以上の足跡が刻まれていくということでもある。

彼女の気が済むのが先か、あるいは無事な区画が無くなるのが先か。



「あっ、お空に何か飛んでる!」



ふと彼女が見上げると、そこには飛行機が1機飛んでいた。

高度は10,000メートル以上だろうか。


もしかしたら彼女が手を伸ばせば届いてしまうかもしれない。



「たしかアレには人間たちが入っているはず?

せっかくだから、私が遊ぶところを観ていってね!」



彼女は笑顔で飛行機に手を振ると再び街を足跡で上書きし始める。


ズドォォォォンン!!

ドゴォォォォンン!!


普通に歩くだけでなく、両足で飛んで両足で着地してみたり、

あるいはケンケンで進んでみたり。


無邪気に遊ぶ彼女の様子を見下ろしているであろう

飛行機の人間たちは何を思うのだろうか。

そして、彼女は飛行機を無事に逃がすつもりなのだろうか。


全ては彼女の気まぐれ次第である。


------


おしまい






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