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とあるカップルの幸せな日常

こんばんは。先月の限定小説が投稿できなくてすみませんでした。先月と今月分の小説はそれぞれ月末までに上げる予定ですが、その前にちょっと我慢できなくなったので短編1個書いてしまいました。重ねてごめんなさい。

集団入れ替わりに巻き込まれたカップルの後日談という感じの話です。元男性劣位寄り。

とあるカップルの幸せな日常

「あぁ~クソッ! なんで分からないんだよ、俺が書いたコードだってのに……!」


俺の名前は川瀬拓馬(かわせ たくま)。フリーランスでプログラマーをしているごく普通の……男だ。

今日は数ヶ月前に納品したプログラムに機能を追加してほしいという仕事に手を付けていたのだが、パソコンに向かってかれこれ数時間、正直言って成果は芳しくない。


(ダメだ、また頭に血が上って……少し休憩でもするか)


どれだけ苛立ちをぶつけたところで仕事は終わらないと頭では分かっていても、それを抑えることが日に日に難しくなっていることを感じていた。

俺らしくない思考をしてしまっている自分を諫めようと、以前は好んで飲んでいた、今では苦手だとすら思ってしまうコーヒーを啜る。そうして気分を落ち着けようと努めていたのだが……無意識の内に、空いている左手が股間をまさぐってしまっていた。


「んぅっ♡あぁんっ♡♡ ……く、くそっ、また、手が勝手に……っ♡」


きもちいい。もっときもちよくなりたい。今すぐにでもえっちがしたい。はやく、早くここにアレが欲しい。

そんな、俺のモノじゃない俺の思考が頭の中を埋め尽くしていく。手を止めようにも止まってくれず、段々と止めようとする意志すら薄れてきてしまって――グイッと、カップに残っていたコーヒーを一息に飲み干した。


(っ……まずっ!!? ……でも、なんとか落ち着いたか……)


口中に広がる苦みによって頭の中が不快感でいっぱいになるが、そのおかげでそちらの方に意識が行き、気を紛らわせることができたからか股間を弄る手を止めることができていた。ぬるついた粘液が付着した指先をティッシュで拭い、少し深呼吸をしてから再びパソコンの画面に向かう。


(っ……♡ ダメだ、まだ……♡)


そうして作業に戻ろうとしたのだが、一度熱の灯った身体の火照りは簡単に収まってはくれないようだった。性器がジンジンと強い疼きを上げて、頭の中が快感を得ることだけでいっぱいになって仕事のことなんてどうでもよくなっていってしまう。

それでもなんとか理性を働かせて、半ば投げやりな気持ちでキーボードを叩いていたのだが――そんな折に、部屋の扉が静かに開く音がした。


「あっ、ごめん。もしかして仕事中だったかな……?」

「い、いや……。大丈夫だよ、美月」


部屋に入ってきたのは、俺の2歳年下の彼女である沢城美月(さわしろ みつき)だった。

大学にいる時に交際を始めて、かれこれもう5年ほどの付き合いになる。趣味が合うし一緒にいて居心地がいいし、なにより就職をせずに独立をすると言った俺のことを彼女だけは笑わないで寄り添ってくれて……本当に、俺なんかにはもったいないくらいの素敵な女性だ。


「どうしたんだ?今日はまだ、その……あの時間じゃ、ないよな?」

「う、うん。 ……ごめんね、分かってる、分かってるんだよ?でも……が、我慢できそうになくって……♡」


美月は興奮した様子でそう言いながらのそのそと近づいて来る。その姿を見て一瞬身体が強張ってしまったが、同時に、反射的に下腹部がキュンと疼くのを感じていた。


「っ……♡本当にごめんっ♡ 私が決めたルールなのに……でも、もうっ……♡♡」

「そんなに謝るなって。一番大変なのは美月なんだから、いくらでも協力するさ。 それに……い、いや、とにかくさっさと済ませようか」


丁度俺もシたかったから、なんてことをまさか言うこともできず、思わず出てきそうになってしまったその言葉はぐっと飲み込んだ。どうせ今日はこれ以上ろくに仕事もできなかっただろうし、本当に丁度良かったのかもしれない。

パソコンの電源を落とし、お互いに衣服を脱いでいく。異様なまでにデカい俺の乳房がぶるんっと音を立てて露わになり、それを見たせいか、既に勃起していた美月の男根はより一層その大きさを増していった。

そしてベッドの上に行き、いつもの様に美月の方へと身体を密着させて俺のマンコを触ってもらう。


「あれっ?拓馬くん、これ……」

「な、なんだよ……」

「……う、ううん、なんでもない。 それじゃあ軽くほぐしてあげるから……♡」


既に股間が濡れ切っていたことに気づいたのか、美月は戸惑いの声を上げたが、すぐに何事もなかったかのように愛撫を始めてくれた。


「んっ……♡♡あっ、くっ……♡♡んふぅっ……♡♡」


濡れそぼった股間をぐちゅぐちゅとほじくられて、余すところなく性感帯になっている乳房を少し強い力で揉みしだかれて。その度に強烈な快感が脳髄に走り、なるべく出さないようにと思っているのにどうしても甘い声が溢れ出てしまう。

正直言って美月のテクニック自体は拙いものだったのだが、今の俺の身体は自分でやるよりも他人にシてもらえる方が快感を感じられてしまうらしく、まだ前戯だというのに軽くイってしまいそうなほどの気持ちよさで全身が満たされていくようだった。

そして……どうやら美月の今の身体もこういった行為にひどく興奮してしまうようで、背中に当たっていた男性器は先程より硬くなり、首元に当たる生温かい鼻息もふんふんと荒くなっている。


「ふへへっ♡拓馬くんのおまんこ、とろっとろだねぇ♡ ねえ、やっぱり期待してたんでしょ?拓馬くんも早く私とえっちがしたいって、そう思ってくれてたんだよね?♡♡じゃないとあんな風にならないもん♡♡」

「んあぁっ♡♡ あっ、はぁんっ♡♡あ、あうぅぅっ♡♡♡♡」


段々とボルテージが上がって来たのか、美月は先程言い淀んだであろう言葉を嬉々として俺に投げかけてくる。正直言って否定しようがない事実ではあったのだが、それを否定も肯定もできずに、与えられる快楽の前に俺はただただ甲高い喘ぎ声を出し続けることしかできなかった。


「あはっ♡♡♡あぁんっ♡♡♡♡イクっ♡♡イぐぅぅぅぅッ♡♡♡♡♡♡」


身体に染みついた癖によって高らかに声を上げ、一瞬遅れて電流の様な快感が全身を貫いていく。

どんなものにも代えがたい快感。■■■■によって与えられる、これ以上ないご褒美。

……美月相手にこんなことを思っていけないと頭では分かっているのに、性交の最中はどうしても『あたし』に……この身体に思考が寄っていってしまう。


「もうイっちゃったんだ? 最近の拓馬くん、なんか前より可愛くなったよねぇ♡♡生まれた時から女の子だったみたい♡♡」

「い、言うなってえ……♡」

「ふひっ、ごめんごめん♡♡ なんかついつい意地悪言いたくなっちゃうんだよねぇ♡♡ ……それじゃ、そろそろ挿れてあげよっかな?」

「~~~~っ♡♡」


美月は俺をベッドに押し倒すと、そのまま覆いかぶさって膣口に亀頭をあてがってくる。

眼前には美月の……元の可愛らしい顔とはかけ離れた、お世辞にも整っているとは言えないおっさんの顔が迫っている。鼻先にはこの身体の加齢臭が漂ってきていて、正直に言って不快なことこの上ない。以前の俺だったら、そう感じていたのだろう。けど、今は――


(っ……あぁぁっ♡♡♡好きっ♡♡ご■■様ぁっ♡♡♡♡)


うれしい。幸せ。好き。大好き。

まるで洪水のように、幸福なんて言葉では表せないほどに満ち足りた想いが脳みそを埋め尽くしていく。この人に全部を捧げて、その代価に快楽を与えてほしいと心の底から思ってしまう。

この身体にずっと刻まれてきた習慣と、そしてこの身体になってから美月と何度も交わってきた積み重なりが不幸にも噛み合ってしまい、この身体はよりにもよって俺の彼女をご主■■として認識してしまっているようだった。

彼の体臭を嗅いでいるだけで発情してしかたがない。彼の顔が目の前にあるというだけでキスがしたくてしかたがないし、今だって、腰を動かしてでも早くあたしのおまんこの中に彼のアレを挿れてほしくてしかたがなかった。でも、ペットは自分から動いちゃだめだから、我慢しなくちゃって――


「ふへへぇっ♡♡拓馬くんのその蕩け顔、たまんないよぉっ♡♡ 待たせちゃってごめんね?♡♡それじゃあお望み通りブチ犯してあげるからねぇっ♡♡」

「おほぉ゛ぉぉぉっ♡♡♡♡」


どちゅっ♡と音を立てて一気に奥まで挿入され、待ち望んでいた感覚に思わず獣のような声をあげてしまう。そのたった一突きでバチっと視界が明滅するような快感が脳みそをつんざいて……こうなってしまうとあたしはもう彼のオナホ、ご主人様の欲望を受け取め続けるただの道具となってしまうのだ。


「馬鹿みたいに乳揺らして気持ちよさそうに喘いじゃって……♡♡ ふひひっ♡今の拓馬くんの顔、鏡で見せてあげたいなぁ♡♡完っ全にメスの顔してるよ?男だったくせに……っ♡♡♡♡」

「あっ♡♡あっ♡♡あぁんっ♡♡♡あっ、あうぅっ♡♡♡あはぁんっ♡♡♡♡」


この身体が受けていた『調教』によるものなのだろうか。こうして犯されている間は何を喋ろうとしても言葉にならなくてただ喘ぐことしかできなくなっちゃうんだけど、今はむしろそれがありがたかった。


(だってもし喋れたら絶対ご主人様に……美月に、もっとほしいっておねだりしちゃう……♡♡)


本当はあたしが美月の彼氏で、美月があたしの彼女で。だから、仕方なく始めたはずのこのセックスの時間を今ではあたしの方が心待ちにしているなんてことがバレたら、きっと美月に軽蔑されてしまうだろう。

だから本当はこんな風に気持ちよくなっちゃうのもいけないのに、男だったあたしが女の子みたいに喘いじゃうのも恥ずかしいのに、男を……『ご主人様』を悦ばせることだけに特化したこのカラダはそれを許してくれなかった。


「あひぃっっっ!?♡♡♡♡ら、らめっ♡♡♡♡イクっ♡♡♡♡イっ~~~~♡♡♡♡」

「何勝手にイってんの? 私、まだぜんっぜん満足してないんだけどなぁ♡♡♡♡」

「はう゛ぅぅぅぅぅっ!?♡♡♡♡」


中イキの快感に浸る間もなく、ご主人様は腰を打ち付けることをやめてくれず、むしろその動きは激しくなる一方だった。

美月は優しいから、いつもだったらあたしがイった時は少しだけ時間をくれるのに……でも、今はそれがたまらなく嬉しいなんて酷いことを考えてしまう。

いつもより乱暴な腰づかいも、あたしのことなんて気に掛けずに無理やりシてくれるのも。きっと美月がこの人の身体に染まりつつある証なのに、ご主人様にこうして使ってもらえることがどうしようもなく嬉しいなんて、そう思ってしまうのだ。


(ごめんね美月っ♡♡♡♡ あたし、最低な彼氏で……♡♡♡♡)


下品なまでに大きなおっぱいを力強く鷲掴みにされて、おまんこのナカをめちゃくちゃに掻き回されていく。

あたしがこうして気持ちよくなって、ご主人様があたしを使って気持ちよくなって。その度に美月は今の身体に染まっていってしまっているのも何となく分かっていて、それを嬉しいと思ってしまうあたしは本当にクズだと思う。

でも……それでも、この行為をもうやめにしようなんて美月に言うことはできなかった。だって、この瞬間だけが今のあたしの生きがいなんだから……♡♡


「う゛っっ♡♡拓馬くんっ、だすよっ♡♡射精すからねっ♡♡♡♡ 私のザーメン、全部受け止めて……んお゛おぉぉっ♡♡♡♡」

「あひぃ゛っっっ♡♡♡♡♡あぁぁっっっ♡♡♡♡あっ…………♡♡♡♡」


子宮口にぴったりと押し付けられた亀頭から熱いものが注ぎ込まれていく。ご主人様の精液がどぷどぷとお腹の奥を満たしていって、途方もない快感で全身が勝手にびくびくと痙攣してしまう。


「はぁっ、はぁっ……ふへへっ♡♡やっぱ拓馬くんのおまんこ、最高だよぉっ♡♡ ……ねえ、1回だけじゃ足りないでしょ?足りないよね?♡♡もう1回だけ、付き合ってくれるでしょっ?♡♡」

「っ…………♡♡」


繋がったままの状態で、ご主人様は興奮した様子でそう問いかけてくる。ご主人様のシたいことを拒むことなんてできないし、あたしもこれだけじゃ全然足りなくて――あたしがコクコクと頷くのと同時に、ご主人様はピストン運動を再開させていった。




***




――1ヶ月前くらいになるだろうか、都心のとあるビルで事故が起こった。なんでもそこにオフィスを構えている企業の試作品が誤作動を起こしたらしく、デートで偶然そこに居合わせていた俺と美月も含めたおよそ数百人がその事故に巻き込まれてしまったのだ。

事故の詳細については、国家機密がどうとかで詳しく明かされていない。知らされたのはそこに居た数百人の身体が入れ替わってしまった事と……そして、二度と元の身体には戻れないということだけだった。


それだけの人数が巻き込まれたものだから、当然その事件は世間を賑わす大ニュースとなっていった。そのおかげか事件の被害者を支援する団体なんてのも設立されて、身体が入れ替わっているままでも元の身体の立場として生活するための手助けや金銭面の支援なんかもあって、俺たちは元の暮らしと同じとは言えないながらも「日常」を過ごすことができている。


入れ替わった相手の個人情報は知らされなかったため連絡を取ることはできなかったのだが、一度だけ支援団体の計らいで元の身体と直接会って話す機会が設けられた。

「この身体は金持ちの性奴隷として"飼われていた"」と。昼夜問わず襲ってくる強烈な性衝動について相談した俺に、この身体の元の持ち主は哀れみの目と共にそう告げたのだった。




***




(寝てた……いや、気絶してたのか……)


ふっと意識を取り戻し、ぼんやりとした思考のままゆっくりと瞼を開く。

あれから「もう1回だけ」が何度も続き、5回目の中出しあたりまでは何となく覚えているのだが……いつも以上にヒリヒリする股間の感覚から察するに、俺が気絶してからも美月はセックスを続けていたのだろう。この身体は避妊手術をさせられていると、以前の身体の持ち主から聞かされているから万が一ということはないだろうが、ここまで行くと少しだけ不安にもなってくる。

カーテンの隙間からは朝の日差しが入り込んできていて、隣では美月がいびきをかきながらぐっすりと眠っていた。


「ごめんな、美月。俺のせいで……」


肌を曝け出して寝てしまっている彼女の身体を毛布で隠しつつ、幾度となく繰り返した謝罪の言葉を零す。

あの日、デートに行こうと美月を誘ったのは俺だった。せめて違う場所にしていたら、違う日にしていたら、せっかく間に合いそうだからなんて言って、予定より1本早い電車に乗ってさえいなければ。とっくに手遅れだと分かっているのに、そんな後悔が心に深く刺さっている。

その結果がこの有様だ。俺は美月と同い年の女性と、そして女だった美月は倍近く歳の離れたおっさんと入れ替わってしまったのだ。せめて入れ替わる相手が逆だったらどれほど良かったことか。たまに美月の部屋から漏れてくるすすり泣きを耳にする度に、何度もそう思った。


あの身体になった美月に毎日性処理が必要になってしまったのも、元を辿れば俺のせいだ。勃起の感覚に戸惑う彼女に対して、今思えば処理の仕方を口で説明してやるだけでよかったのにわざわざ手コキなんてしてしまって……それ以来、美月はそれを求めるようになってしまった。俺もなんだか求められるのが嬉しくなってしまって、どんどんエスカレートしていく彼の欲求を前にあたしもその時間が待ち遠しくなっちゃって……♡


(……何てこと考えてんだよ、俺は)


再び思考が『あたし』に寄ってしまっていたことに気が付き、深く息をついて冷静さを取り戻す。

入れ替わった後も記憶や人格に影響はなく、身体が違うということを除けば元の生活を送れるだろうと説明を受けていたのだが、ここ最近の俺と美月の様子を見るにただのでまかせだったのではと思ってしまう。

一応毎日決めた時間にだけセックスをすることにしているが、最近では不意に顔を合わせただけで身体を求めそうになってしまいそうなことすらあって……いずれ完全にこの身体に染まって、身も心も『ご主人様』のペットになってしまう日が来るのかもしれない。

それでも。変わり果ててしまった恋人を変わらず愛しいと想えるこの感情は、美月のためならどんなことだってシてあげたいというこの想いだけは、ずっと変わらない『俺』としての感情だ。それが続いてくれる限りは、俺は俺として美月の傍に居続けたいと強く思っている。


「愛してるよ、美月」


大切な恋人にそう囁きかけて、髭で少しだけチクチクとする彼女の頬にそっと唇を触れさせる。たったそれだけで美月を好きという想いが溢れて、子宮がキュンキュンと強い疼きを上げ始めて……股間に手を伸ばそうとする衝動を必死に抑えながらも、精液まみれの全身を洗い流すために浴室へと歩くのだった。

Comments

ありがとうございます! 入れ替わった後、以前と同じような暮らしをしようとする人もいれば新しい身体で新しい人生を満喫しようとする人もいて。集団入れ替わりは各々がこれからどういう立ち回りをしていくのかとか考えてると色々と捗りまくりですよね……😌

メス牡蠣

おーいいですねえ。豊満なメス奴隷の体で元の仕事してる絵面大好きです。集団入れ替わりものは沢山出てくるのもいいですが、今回のように入れ替わった片側だけ出てくるのも、描かれてないもう片側の妄想が膨らんでいいですよね!

nijimaji


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