「海、今年も来れてよかったね」
銀髪の彼女が海を見ながら、後ろに控える私に話しかける。
「去年はアフロさんのお店で買ったサンオイルのせいでひどい目にあったけど…」
なにか嫌な思い出でもあったのか、苦々しい顔で顔を真赤にする。
それを見て私の方も頭をかいてそしらぬふりをする。
彼女は思い出したのを後悔するように、ブンブンと手を振って頭の中の思い出をかき消す。
「今年は海を満喫できてよかったー!」
そう言ってこちらを振り向く。
夕日を浴びて銀の髪が金色に輝き、海からあがったばかりの体からキラキラと雫がこぼれ落ちる。
みずみずしい体は甘い果実のようで、あの肌に触れたいという思いをこらえて目線をそらして「そうですね」と答える。
浜辺から冷たい風が吹き抜ける。
彼女はプルっと震えてこちらに詰め寄る。
「ほらータオル貸しなさいよ。冷えるじゃない!」
言うなり、私が手に持っていたバスタオルを奪い取る。
「まったく気がきないんだから…」
ぶつぶつと文句を言いながら砂浜に座ると、たっぷりと太陽の日差しを浴びた温かなタオルに身を包むみ、ほぅっとため息をつく。
彼女は背を向けたまま、私に語りかける。
「ねえ…なに突っ立ってるのよ。あなたも冷えるでしょ。
い…一緒に入れてあげるから!もっとこっち来なさいよ」
身を包んだタオルを右手の方だけ広げる。
こちらを見ないがきっと夕日に照らされたよりも真っ赤な顔をしていそうだ。
横に座ると、肩が少し触れるぐらいに身を寄せる。
それだけで彼女の熱が伝わってきて、すべての感覚がそこに集中してしまう。
「来年も、また来れたらいいわね」
彼女はそう言って、まだ少し濡れている髪を私の肩に乗せる。
沈む夕日を見ながら「そうですね」と応える。
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今回はエロくない水着絵です!そしてショートストーリー付き。
ホントは二人の気持ちが伝わる漫画を描きたいのですが、いつまでたっても描けそうにないのでせめてショートストーリーで発散しておきます。