先週日曜日にWEB版の12話が公開されました。
髪回でしたね。髪回。
今回はそこまで苦労することもなくスムーズにネームが通ったので、裏話と謳いながら特に大きな制作秘話とかはなかったりする。
とはいえ相変わらず地味な微修正を入れた部分はあるので、初稿ネームと比較してみましょう。
昔はどうしていたのかという設定。
人間疲れて自暴自棄になると恥ずかしさとか気まずさも吹き飛ぶので、女性ながら千円カットで雑に済ませてたエピソードを初稿で入れ込んだのですが、やはり「女性が千円カットに行くというのはいくらなんでも共感されづらいのではないか」という指摘を受けて、無難に自分で切っていたという設定になりました。
こういう細かい日常の癖みたいなのは割と行き当たりばったりで決めているので、面白くなりそうな設定を思いついたらその都度盛り込んだりしています。とはいえ一回ボツになることのほうが多いんだけど。
モヤモヤシーン。
この作品は全体的に言葉の情報を入れすぎないよう極力カットしてるんですが、「もう少し子育ての苦労を彷彿とさせるような具体的なワードを入れたほうがわかりやすい」と言われてママさんのセリフ量を増やしました。このシーンでは主人公が隣の声に気押される演出が大事なので、フキダシ情報を増やした方が良くなったと思います。
安すぎるだろ!!
私自身普段は平均5000円くらいの美容室いってるんだけど、あんまり都会のサロンに行き慣れてない美夜子さんがいきなりその価格帯を選ぶかな……?と思って、最初はちょっと日和った数字で提出しました。当然「サービス内容からしてこの値段はおかしい」と言われて、まぁ街中の個人美容室ならこんなもんだろうという価格に変更。
こんな優しいお姉さんがいるなら4800円でも安いと思うけどね。
概ねこんな感じで特に大きな話の変更もなく、描き初めに想定していた「美容室に行く前〜行く〜帰るまでのハードル」というあるあるが描けました。
たぶんこういうのって行くまでが一番めんどうで気が重いんですよね。
最近は会話の有無とか美容師さんの性別を選べたりするところもあるから、だいぶハードルは下がってるとは思うけど。
ところで一番嫌なパターンは
ニコニコで切り終えた感じのいい美容師さん
「こんな感じでいかがですか?」
なんか思ってたのと違う仕上がりになってて正直やり直したいけど切った髪はもはや取り返せないし文句言う勇気もないので観念した私
「これで大丈夫です!」
な。
的場りょう
2024-04-27 06:00:07 +0000 UTC瑞穂 仁
2024-04-27 03:01:18 +0000 UTC