前回の続きです
フィンランドの伝統品『ヒンメリ』を描くため、三菱の色鉛筆(芯が硬く画用紙がよく凹む)の白でエンボスを出したところで終わった前回ですが、
エンボスで白残しをして周辺の緑を塗るうち、失敗に気付きます。
これじゃヒンメリが見えないよ!
あとなんかそれ以外も上手くいってなくて
(女性の描き方もかたいし、色選びも失敗した気がする)
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描きなおしました
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変更点
・ヒンメリを背景に枝がくる位置に移動
・鳥さんのサイズをちょっと小さくした
・マグカップの紅葉柄をエンボスで白残し
・女性の髪型を変えたり、ピアス追加したり、表情が見えるように顔の角度微調整したり
・顔の角度を微調整したことで首の可動域に無理がないように右肩を前に出した(マグカップに手を添えることでわかりやすくしたよ)
・襟をちょっと上に上げた(描きなおし前はゆとりある襟のつもりが、肩が下がっているように見えてポーズがかたく見えてたっぽい)
すこし印象がやわらかくなったね
ヒンメリの位置、ちょっと意図的すぎて不自然かも…?とも思うけど、今はこれしか解決策が浮かばない…
三菱の白でエンボスしたのち、ベージュ(アーチスト色鉛筆OP171)でヒンメリ自体に色をのせて、ブラック(パブロ色鉛筆NOIR-BLACK)などで周りをうめて浮き上がらせたよ
描きなおし前に使った緑は黄に寄った色が多かったけど、今回カリスマカラーPC989・ゴッホ色鉛筆Perm.yellowish greenくらいが黄色みの強い緑で、あとはブルーやピーコックグリーン系に統一してみる
店内の影や肌にも水色(カリスマカラーPC1025)を入れて、赤いワンピースもややマゼンタ寄りの色を使用(全体の温度感をすこしだけ低くした)
ブルーがベースにある色選びで、描きなおし前よりまとまりがでた気がするね(髪を茶系ではなく黒で塗れるところも◎)
あとこれは結構悩んだのですが、
「外の鳥」と「店内の人やコーヒーカップ」どちらを際立たせるか(当初は店内と窓の外の空間をくっきり分けたかったので店内のシルエットを優先したかった、けど鳥さんたちの存在をわかるように描くのが難しすぎて)
結局紫陽花っぽい何かを追加してしまいました
これは悪手だったかな……~~~~と最後まで迷い&後悔してたことなのですが、これにより一応全体像が見えてきた…ので、
細かいところを描いていきます
コクヨのリサーレ消しゴムで光の筋をいれたよ
(店内と窓の外の空間をくっきり分けるまでは無理だけど奥行きがでたかな)
このお店ケーキセットあったんだ…(メニュー描いてからなんでケーキ描かなかったんだろと思った)でもこれ以上机に物増やさない方がいいかもな
ブルーを重ねた肌、ちょっと冷たかったのでコーラル(アーチスト色鉛筆OP024)で肌色調整
電動リューターでコーヒーの湯気を消して描きます(後ろが暗いおかげで湯気の動きがわかりやすく、紫陽花がここだけ活きてますね…)
ルミナンス色鉛筆585、アーチスト色鉛筆OP510、ゴッホ色鉛筆Madder lake deepを使って全体のコントラストを見ながら人物に影を追加(すでに画用紙に色がのっていたので、パブロ色鉛筆のブラックから飽和に近い状態でものびやすいアーチスト色鉛筆のブラックに持ち替えました)
最後に 電動リューターで窓のフチをちょっと削ったり、木漏れ日の光をぽこぽこ消したりして
完成
一度描きなおしたのに、何度も修正を繰り返してしまったので画用紙荒くなっちゃったなー…
TMKポスター紙だったのを忘れながら描いてたこともあるのかな、
仕事では基本的にKMKケント紙を使っていてその描き癖もあるにしても、これまではちゃんとTMKポスター紙に合わせた描き方ができていたのになあ…
あとふだん描いてる白黒漫画では「実際見る風景や写真ではこうはならないものを都合よく嘘ついて描く」特にライティング面でそれをやっていることが多いのですが、カラーになると一気に難易度が跳ね上がるねと思いました。
一番悩んでた「店内と窓の外の空間を分ける」点ですが、ほとんど境界の無い絵になっちゃった気がします。窓があるのか、ないのか…(よく見るとあるとわかるのだけど)言い方を変えれば木々や鳥さんとの距離の近さを感じるので、これもこれで…?(考え方次第)
鎌倉報国寺の竹林にある茶屋はガラス窓などなく、竹林の中でお抹茶を頂けるお店で、その雰囲気にちょっと近い気がしますね。どこかの山小屋にそういうところありそう。
今回の絵は悩みまくりで反省点の多い絵になってしまって、記事もそんな感じですが、これ本当は5月の絵なのに今が6月というのが一番の困っちゃうポイントです。
絵の時期はあんまり咲いてないけど、外はもう見頃になってるね 紫陽花
新緑にゆれるヒンメリが描けたので満足です。
ありがとうございました。