IsomaruさんからSkebで依頼があったのでこちらで一旦記事にします。
Isomaruさん依頼ありがとうございます。
まず初めに、構図やキャラクターはとても良いと思いました。
手前のカメのキャラクターと奥の大きなカエル?のキャラクターとの関連性がよくわかる構図ですし、表情や造形も愛嬌があるキャラクターだと思います。
ただやっぱり自分でも気にされているように、少し画面全体が鈍い印象があります。
そこで以下の点に注目して調整していきます。
・画面全体の明暗関係
・遠近感
・画面の粗密
・キャラクターの書き込み
こんな感じに調整してみました。より出会いの場面らしく逆光にしてしまって、二人のライティングを劇的に強調、それ以外の部分はあまり重要ではないので情報を飛ばしています。詳しく解説していきます。
①:キャラクター
この絵のキモになるのはこの二人なので、より二人が目立つようにコントラストを強めています。
・手前の亀
逆光になっている場所ですが池や環境光のライトを強めにして立体感を出してます。
黄色いベストも他の黄色と彩度を強めに入れることで他と差別化しています。
細かいですが、目線もより蛙を見るように
・奥の蛙
逆光にしつつも、ハイライトを入れたり、口を開けて舌の色を差し色にしたりなどしてます。
②:草木の書き込み
この絵はシチュエーションイラストですが、キャラにフォーカスを当てた絵なので
それ以外の情報はノイズになるため、コントラストを下げほぼシルエットのみで表現しています。硬めのブラシでシュッと入っているだけで草っぽさを表現するだけで良さそうです。
③:岩の書き込み
こちらも草木と同様キャラに目がいくようにコントラストを抑えめに。
しかし大きな物体なので、ある程度の立体感が感じられる程度位は大きな影をつけてコントラストを出しています。
④:さりげない誘導
ちょっとした誘導ですが、木から落ちた葉っぱなどを舞わせて流れを誘導しています。やり過ぎるとうダサくなるので注意。
前述のことを踏まえてみた上で、輝度ベースで白黒にしてみましょう。
白黒にしても主人公が誰なのかはっきりわかる絵になっているのがいい絵の条件だと僕は思ってます。
優先度を数字で表すとこんな感じ。
もちろん例外や自己表現の話などその限りではないですが、商品として不特定多数に見られること前提であればこう言った気遣いが重要になってきます。
今回は最初に言った通りIsomaruさんはすでに良い感性をお持ちになっているので、ほぼライテインングの調整のみに終始できたと思います。
ここからさらに良くするなら、キャラクターや画面全体の丁寧さなどをブラッシュアップしていくと良くなりそうです。
今回は試してませんが、カメが驚いてポロッと竿を落としているとか、カメの荷物などが画面はじに少しでもあるとより物語性が出たかもしれません。
※途中説明用の文字とか入ってます。すみません。
以上あるうららでした。
potato
2024-05-21 21:17:18 +0000 UTC