同人誌の再掲もストックが尽きてしまったので、プレミアムプランをご支援いただいている方に向けて今月から毎月メイキング掲載することにしました。
「雑でもそれっぽく見える」がコンセプトです。言い換えると効率的な手の抜き方。第一回目は塗り方編です。ソフトはクリスタ。使うイラストはこちら。
【1】ラフを描く
はい。これにて線画完成です。ラフ兼線画です。
【2】色を置く
線が穴だらけなので少し面倒ですが、色をおきましょう。線画が適当なのでここも適当で大丈夫です。バケツツール万歳。塗り残しなんて怖くない。
【3】影(第一段階)
乗算レイヤーに筆ツールのなめらか水彩で、ばばっと塗ります。なめらか水彩便利なのでオススメです。1段階目なので雑でOK。なんとなく遠近感つかめればよし。
【4】影(第二段階)
さっきよりも濃い影をくっきり塗りましょう。パーツごとに塗ることを意識してればペンツールでも水彩でもなんでもいいと思います。まだ2段階目なので適当に。
【5】影(第三段階)
さらに濃い部分を塗ります。ここまできたら雑でいいでしょう。
【6】影(プラスα)
同じ影付けですが、今までとはちょっと意味合いが違います。キャラの周りの物体や日光によって生まれる影をイメージして描きます。パーツごとに塗るのではなく、キャラ全体にかかる大きな影を、大胆に塗りましょう。
先にレイヤーをバケツツールですべて塗りつぶして、消しゴムで削る方法が手軽でオススメ。
【7】
【8】色調整
影付けすぎて全体的に暗くなるので、オーバーレイのレイヤーになめらか水彩でぼかしながら光を入れていきましょう。ぼんやりしてればいいので気楽に塗ります。
【9】ハイライト
加算発光のレイヤーで強い光を入れます、耳とか髪とか、細い部分にズバッと。
【10】線修正
線がだいぶ埋もれるので最後に太くしたい部分を重ね描きします。メリハリ意識。
あとはお好みでオーバーレイにグラデとかかけて、色味調整して完成です。
【補足】
この塗り方最大のメリットはとにかく手軽なことです。線画をやらずに済むので、ラフ→色塗りにダイレクトに移行できます。絵のイメージもモチベも保ちやすい。ただの怠惰だと言われればそれまでなんですが、個人的にはかなりでかいです。作業時間も3~5時間くらい。この描き方にしてから絵を描く頻度が上がったので画力向上のスピードも大幅に上がりました。
あと各工程で修正がしやすいです。雑がゆえの副産物みたいなものなんですが、常にラフみたいな描き方をしてるのでいつでも消しゴムとペンで修正ができます。線も色も気軽に描き直せます。
デメリットはまあ雑なことですね。この塗り方に頼りまくってると寄稿とか製本とか真面目に描かなきゃいけない時死ぬほど困るのでご注意を。
メイキングと補足は以上になります。来月はキャラのラフの描き方でもご紹介しようかなと思っています。「この絵のメイキング見せて!」とか「ここどうやって塗ってるの?」みたいなご希望あればいつでもお気軽にどうぞ!ありがとうございました。