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スレイヴNo.Ⅱの使命

こちらの続きです




 カルバード共和国の裏社会では様々な組織が活動している。

 共和国最大のマフィアのアルマータ、巨大シンジケートの黒月やドゥール・ファミリーなど名の知られる組織はいくらでもあり、次々と振興組織も誕生している。

 そんな中で振興の犯罪組織が無謀にも結社に敵対行為を仕掛けたのだ。

 結社はカルバード共和国のみならず様々な国の裏社会で名の知れた組織であり、共和国の振興組織が叶う相手ではない。

 そんな事すら理解できないほどの小物は放置しても問題ないのだが、使徒の一人であるF・ノバルティス博士が対処を申し出てきた。

 人形兵器のテストでもするのだろうと他の使徒たちもそれを承諾し、博士は自分の戦力を振興組織の拠点に向かわせるのだった。

 だが彼が今回送った戦力は人形兵器ではなかったのだ。


「ひ、ひいいっ! い、いったい何なんだお前ら!?」


 組織のボスが腰を抜かして後ずさりしている。まるで化け物でも見ているような表情だったが、彼の目の前に立っているのは美しい女性だった。


「ふぅ……全然たいしたことなかったわね。やっぱりこの程度ではOZミラージュや人形兵器のテストにならないから、私達が対処して正解だったわ」


 腰を抜かすボスを見下ろしているのはRFグループの室長であるアリサ・ラインフォルトだった。

 ノバルティス博士の調整を受けて心も身体も彼に捧げ、黒の工房の工房長という立場にもいる彼女は、黒の工房のメンバーを数人引きつれて直接組織を潰しに来たのだ。


「うーん……一応生体パーツや実験のモルモットとしての使い道はあるのかしら? でも今は素材には困っていないのよね。ストックがあるに越したことはないのだけど……」


 腕組みをしながら恐ろしいことを考えているアリサを見上げて、ボスはどうしてこんなことになったのか理解できていなかった。

 アリサ達は正面から拠点に乗り込んできた。そこには監視カメラを仕掛けてあり、侵入者はアリサだけではなく全員が見た目麗しい女性だったので構成員たちは油断しきっていた。

 ボスなどはアリサを捕えて自分の女にしてやろうなどと考えていたくらいだ。

 しかし構成員たちを次々と処分していく女性たちを監視カメラは余すことなく映しており、30分もしないうちにアリサはこうしてボスの部屋までたどり着いた。


「ま、待て! 取引だ! オレ達は結社から手を引く――ひいいいいっ!?」


 取引を持ち掛けるボスだったが、アリサが放った弓が頬をかすめて鮮血が流れていく。


「そんなことができる立場だと本気で思っているのかしら? 結社に――私達の愛する博士に敵対した相手を許すわけがないでしょう? あなたの使い道は決めたわ。命だけは助けてあげるから博士の研究に関われることを感謝しなさい」


 アリサの目は人間を見る目ではなくゴミでも見るような目になっている。ボスは命が助かっても死ぬより辛い目にあう事を確信していた。

 ボスが絶望のどん底にいるとアリサのXiphaが鳴って彼女が通信に出る。


「アリサさん。こちらの区画は全て制圧しました。特に歯ごたえのない相手でしたね」

「こっちも終わったわ」

「お疲れ様エマ、セリーヌ。ラウラの方はどう?」

「先ほど構成員の処分が終わったところだ。我らの主たる博士を侮辱したゆえ一人残らず処分したが問題あるまい?」

「ニシシ、ラウラがやらなかったらボクがやってたよー」


 通信の相手はトールズⅦ組の仲間であるラウラ、エマ、セリーヌ、ミリアムの4人であり、拠点の制圧に赴いたメンバーだった。


「ボクたちにかかればこんな小さな組織の制圧なんてカンタンだよねー。フィーがいないのはちょっと残念だけど」

「フィーちゃんはレンさん達のサポートに回っていますからね」

「博士の力になるために頑張ってくれているわ。ここにはいなくても私達の想いは一つよ」


 拠点を完全に制圧されたことでボスはますます絶望する。

 自分の組織を潰した目の前の女に何とかして一矢報いる方法はないかと必死に頭を働かせていると、彼は最後の希望を見つけた。

 部屋の外から生き残った部下がアリサに襲い掛かる隙を伺っていたのだ。Xiphaで仲間たちと会話をしているアリサはそのことに全く気付いていない。

 ボスは部下に目配せをすると、部下はナイフを構えて足音を消してアリサに忍び寄る。そしてある程度近づくと一気に駆け出してナイフを振り上げた。


(よし……そのままやっちまえ!)


 アリサがようやく気付くがタイミング的に迎撃は不可能であり、弓なので受け止める事もできない。

 一矢報いる事が出来たとボスと部下が確信した瞬間にアリサの口角が上がり、彼女の背後に小さな球体が出現した。

 その球体は一瞬で姿を変えていき、異形の戦術殻へと変貌する。


「な――ぎゃあああああっ!!」


 不意打ちをしようとしていた部下は戦術殻の一撃によってあっけなく吹き飛ばされてしまった。

 そのまま勢いよく壁にたたきつけられて気を失ってしまう。


「な……なんだそれは……?」


 それはかつて黒のアルベリヒが使っていた全ての戦術殻の原型であるゾア=バロールだ。

 アリサは博士のスレイヴNo.Ⅱに任命された際に様々なデータを授かった。

 かつてのアリサならばそれを受け取っても何もできなかったが、黒の工房の工房長として日々研鑽を重ね博士の元で学び技術を磨き続けたことで、博士の得意とする再現を前工房長のゾア=バロールで成功させたのだ。

 トールズⅦ組やRFグループの室長のアリサでは決して作れることのなかったもの。博士のスレイヴになったからこそ作れるようになったものであり、アリサが以前までのアリサとは別人になってしまった事を現す戦術殻でもある。


「私に危険が迫ると自動で迎撃するように設定しておいたよ。これの稼働テストにもならないと思っていたけど、最後の最後で役に立ってくれたわね。あなたも博士のお役に立てることを光栄に思うと良いわ」

「ま、まて――」


 ゾア=バロールの一撃でボスはあっさりと気絶してしまった。


「ちょっとどうしたの? なんだか騒がしいわよ?」

「手助けが必要ならすぐに向かう」

「大丈夫よセリーヌ、ラウラ。こっちも制圧が完了したわ。みんなお疲れさま。期待はできないけど一応使えそうなモノがあるか一通り捜索してみましょう」


 組織を壊滅させたアリサ達は念のため拠点の調査を始めるが、博士の興味を引くようなものは一切見当たらなかった。

 任務を終えたアリサたちは現地でそのまま解散してそれぞれの場所に散っていく。アリサだけは博士に報告するためにカルバード共和国における黒の工房の拠点である旗艦へ向かった。

 旗艦の内部では今日も数多くの技術者たちが博士のために働いている。出迎えをしてくれた使用人曰く博士は居住区にいるようなので、アリサは真っ直ぐにそこに向かった。

 無機質な船倉から高級ホテルのような居住区に移動すると、扉の前に旗艦内で博士の護衛を務めているOZミラージュが立っている部屋を見つける。

 OZミラージュたちは当然アリサを拒むことなく扉の前から退いたので、アリサはドアをノックした。


「博士。ただ今戻りました」

「……アリサかね? 入ってきたまえ」

「はい。失礼します」


 アリサが部屋の中に入ったが、ドアが開いた瞬間に女性の喘ぎ声が廊下に響いた。


「あんっ♡ ふあああっ♡ んひいいいっ♡ 博士っ♡ あああっ♡ もっと激しくしてください♡ んっ♡ んひいいいっ♡」


 豪華なベッドの上で裸のミュゼが四つん這いになり博士に犯されていた。

 もう何度も中出しされているのか結合部からは愛液と精液が溢れており、目は虚ろで身体を支える腕も震えてしまっている。


「ふあああっ♡ あああっ♡ お、お疲れさまで――んああっ♡ ふあっ♡ す、すごいです博士♡ あああっ♡ またすぐに果ててしまいます♡ んああっ♡」

「くく……はしたなく喘ぐじゃないか。これが帝国最大の貴族とはねぇ」

「んひいいいっ♡ 博士の前ではただのメスに過ぎません♡ あんっ♡ 私だけではなくエリゼ先輩たちも――んおおっ♡ ふあああっ♡」


 ビクンっと身体が跳ねてミュゼが絶頂したが、博士はストロークを一切緩めずに彼女を責め立てる。

 ベッドの上には博士とミュゼだけだが、床には大量の女性が秘部から精液を垂れ流して気を失っていた。


「あ――んひっ♡ 博士……♡」


 身体と黒髪を精液で染められたエリゼは、幸せそうな表情でお腹を撫でながら失神している。

 博士の性欲処理係のエリゼだが、カレイジャスⅡでオペレーターを務めた経験があるので旗艦のオペレーターにも採用されたのだ。

 カレイジャスⅡよりも遥かに高度な技術を要求されるが、エリゼは性欲処理以外で博士に尽くせるようになったことを喜んでいた。

 その隣では今日博士の身の回りの世話をするはずだったシャロンが俯せで失神していた。

 膣だけではなくアナルにも中出しされたのか、穴がぽっかりと開いて閉じなくなっている。

 そのほかにも使用人たちや技術者が何人も横たわっているが、全員博士が抱きつぶしたのだろう。

 アリサにとってはいつもの光景に過ぎないので、彼女は平然と博士の元に近寄っていく。


「お楽しみのところ失礼します。例の組織を壊滅させてきたので報告に参りました」

「ああ……ご苦労だったね。このまま報告を聞こうじゃないか。研究は一段落したんだが、最近性欲処理を怠ってしまってね。そのツケが来たのか、今日はなかなか満足できないのだよ。シャロンとエリゼも気を失ってしまってね。ミュゼもそろそろ限界のようだ」

「んおおっ♡ おっ♡ んっ♡ んむううううううっ♡」


 ミュゼは普段は帝国にいるので、今回は性欲処理のためだけにわざわざカルバード共和国の旗艦に呼ばれた。

 アルノールの血の極みとも言える頭脳や帝国最大の貴族である資金力や影響力は不要であり、今のミュゼに求められているのは女としての身体のみ。

 帝国最大の貴族を通信一本で呼び出して性欲処理に使う事が出来るのは間違いない博士だけだろう。

 ミュゼが報告の邪魔にならないように手で口をふさいで声を我慢するとアリサが報告を始める。


「制圧のメンバーは私に一任していただけましたので、ラウラ、エマ、セリーヌ、ミリアムに私を加えた5名で制圧に向かいました。規模はたいしたことがなく30分ほどで制圧は完了。黒の工房に被害は全くありません。博士の予想通り人形兵器のテストにもならない最低レベルの組織でした」

「やはりそうだったか。もう少し規模が大きければ人形兵器の試作品やOZミラージュ、もしくは魔煌機兵などのテストに使えたかもしれないのが残念だ。そちらのテストはまたの機会に回そう」

「はい。構成員の大半は生体パーツとしても劣るレベルでしたので処分しました。念のため魔煌機兵の操縦者として使い潰せるように数人残しておきましたが、そちらのストックも十分なので処分してもいいかもしれません」

「その判断は君に任せよう」

「んむううっ♡ んっ♡ んううううっ♡ んぶうううううううっ♡」


 声を我慢できなくなったミュゼはそばにあった枕に顔を埋めてしまう。

 博士の性欲処理は重要な役目だが、アリサの報告を邪魔することなどあってはならないので必死に声を我慢している。

 膣内を蹂躙されて悦びに打ち震えている身体は何度も絶頂しており、心身ともに限界を迎えているのは自覚出来ていた。

 Ⅶ組にいた頃の普通の女の子のミュゼならば耐える事が出来ずにとっくに失神しているが、博士への愛と忠誠心を持っている今のミュゼならばなんとか耐えられる。


「念のため拠点を捜索しましたが、博士の興味を引くようなものもありませんでした。報告は以上になります」

「そうか。他の者達にもごくろうと伝えてくれたまえ」


 トールズⅦ組のメンバーが自分の命令に完全に従い、人を傷つける事にも躊躇いが無くなっている。

 その優越感で博士は興奮し、肉棒が一回り大きくなって震え始める。


「さぁ、君にも褒美をくれてやろう」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむうううううっ♡ んううううううううううううっ♡」


 後背位で犯されて枕に顔を埋めたまま中出しされたミュゼが絶頂する。

 子宮が精液でミチミチと拡張されて、全身に快楽と多幸感が広がっていく。


(あぁ……博士……愛しています……♡)


 幾度とない中出しを受けて絶頂したミュゼもとうとう他の者達と同じように限界が来て失神してしまった。

 博士はミュゼから肉棒を抜くと、残っていた精液がぴゅっと飛び出してミュゼの尻にかかってしまう。


「お疲れ様でした博士♡ よろしければ私がお掃除いたしましょうか?」

「いや、それよりも君の身体を楽しませてくれたまえ。さっきも言ったが今日はなかなか満足できないんだ。このままだと明日以降の研究に支障が出そうだからねぇ」

「かしこまりました♡ この身体を博士に捧げるのは私の使命ですから♡」


 ミュゼから抜いた肉棒を見せつけられてアリサの子宮が疼き始める。

 何人もの女性を失神させたにもかかわらずガチガチに勃起したままのそれは、まさに優秀なオスの象徴としか言い表せない。

 そんな優秀なオスに尽くせることを光栄に思いながらアリサはベッドに腰かけている博士の正面に跪く。


「スレイヴNo.Ⅱアリサ・ラインフォルト――これよりノバルティス博士へのご奉仕をさせていただきます♡ 調整により博士の性欲処理に特化したこの淫らな身体をたっぷりとご賞味ください♡ ん――ちゅ♡」


 アリサが挨拶代わりの口上を述べてから亀頭にキスをすると、それだけで博士の肉棒が更にいきり起った。

 今の言葉と行動だけでかつてのアリサを知る者はアリサの正気を疑うだろう。しかし今の彼女は本心からそう思っている。博士がアリサをそういう人間に作り替えたのだ。


「ちゅっ♡ れりゅううう♡ じゅるるうう♡ はぁ……♡ 濃いオスの匂いがステキです♡ ちゅっ♡ こうしてご奉仕させていただくたびに、博士こそが最も優秀なオスだという事を理解できます♡ ちゅう♡ じゅるるううう♡」

「私はどんどん君の使い心地が良くなっているのがわかるよ。私が何度も調整をしているという事もあるが、君自身に雌奴隷としての素質があったとしか思えない」

「ちゅううう♡ れろぉ♡ ほ、本当ですか♡ ちゅっ♡ 博士の雌奴隷になる素質があったなんて嬉しいです♡ ちゅっ♡ 女に最も必要な素質を備えていたんですね♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡」


 アリサは愛液と精液を綺麗に舐めとった後に、裏筋を根元から先端までゆっくりと舐め上げていく。

 玉袋を手で揉みしだきながら亀頭を咥えこみ、カリに唇をひっかけて何度も擦りながら鈴口や亀頭を舐めまわしていくと、肉棒が気持ちよさそうに震えた。


「ふぅ……フェラチオもだいぶうまくなったようだ」

「れりゅううう♡ じゅるるうう♡ ありがとうございます♡ 全て博士のご指導と調整のおかげです♡ ちゅっ♡ はぁ……♡ はぁ……♡ ちゅっ♡ 本当にステキなペニス……リィンとはぜんぜん違います♡ ちゅっ♡」


 アリサは自分からリィンの事を話題にあげる。本来ならば博士に奉仕をしている最中に他の男の名前など出したくないのだが、リィンをダシに使うと博士が興奮することを知っているのだ。

 博士に興奮してもらえるだけでもリィンと付き合ってよかったと思えるほどだった。

 アリサは一度肉棒から口を離すと、服の胸元をずりさげて生胸を露出させる。

 調整によって大きさと感度が増している巨乳で、博士の巨根を優しく包み込んだ。


「ちゅるるううう♡ ちゅっ♡ リィンのペニスはすごく小さくて、私の胸で挟むと全部埋もれちゃうんですよ♡ ちゅっ♡ ですが博士の調整を受けて大きくなった胸でも博士のペニスは包み切れません♡」

「帝国の英雄はそちらの剣が情けないのは何度も聞いたが、流石に可愛そうになって来るよ」

「ちゅっ♡ れりゅう♡ ですけど博士のペニスに奉仕させていただくと、身体が勝手に比較してしまうんです♡ れろぉ♡ あんっ♡ 博士こそが最も優秀なオスだと何度でもわからされて、そんなお方に奉仕できる幸せを実感できるんです♡ ちゅっ♡ んあっ♡ ピクピク震えています♡ ふあっ♡ んああっ♡」


 アリサは上目遣いで博士を見つめながら、乳房で肉棒を強く挟んで乳圧を高めていく。

 左右別々に動かして竿を扱いていき、舌先で尿道をなんども舐め上げて刺激を与えていくと肉棒が気持ちよさそうに震えた。


「ふあああっ♡ 胸が擦れて私も感じてしまいます♡ 博士っ♡ 愛しています♡ 博士こそがこの世の全てのオスの頂点に立つお方です♡ こんなに逞しいペニスの持ち主なんて他にはいません♡ スレイヴに任命していただけて幸せです♡ ちゅっ♡ ふあああっ♡ いつでも出してくださいね♡ 博士の熱いザーメンを私に下さい♡ ふあっ♡ んああああっ♡」


 うっとりした表情でオスに媚びながらアリサがパイズリフェラで奉仕を続けると、博士も射精がだんだんと近づいてくる。

 元々極上の女だったアリサに博士自信が調整を行い、極上の雌奴隷にまで仕上げた実感が込み上げってきて、それも興奮を後押しすることで大きな射精感が込みあがってきた。


「そろそろでそうだ……受け取りたまえ――ぐううっ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむうううっ♡ んぶううううううううっ♡」


 濃い精液が大量のアリサの口の中にぶちまけられた。

 壊れたポンプのように肉棒から精液が放出されていき、アリサは飲み切ることができずに口元からあふれた精液が乳房に零れてしまう。

 精液を飲みながらアリサは絶頂しており、ショーツはすでに愛液でビショビショになっていた。


「ん……ちゅるるうううう……ちゅぽんっ♡ ん……♡」


 尿道に残ってダマになっている精液を吸い取りながら肉棒から口を離す。

 濃すぎてなかなか飲み込めないが何度も咀嚼して噛み切りながら少しずつ飲み込んでいき、胸に付着した精液も綺麗に舐めとっていく。


「はぁ……♡ はぁ……♡ 博士……ベッドに寝てください♡」


 博士がベッドに仰向けになるとアリサは上半身の服を全て脱いで上だけ裸になり、タイトスカートを履いたままショーツだけを脱いで博士に跨る。

 騎乗位で挿入する体勢になると、亀頭を秘部に当ててクチュクチュと何度も擦って馴染ませていく。


「ん――♡ 熱くて硬い♡ こうしているだけでもイッちゃいそうです♡ それでは博士♡ 私の穴をじっくりとお楽しみください♡ ん――ふあああっ♡ ひあああああっ♡」


 ゆっくりと腰を下ろして博士を膣内に受け入れていくと、全身が歓喜して快楽とメスの悦びが広がっていく。

 博士も使い心地のいい膣内の感触をじっくりと堪能しながら大きく息を吐くと、二人はそのまましばらくの間余韻を味わった。

 アリサは上体を博士の方に倒して自分の胸を博士の顔に優しく押し付ける。極上の柔らかさを顔で味わい、博士は乳房を揉みしだきながら乳首を交互にしゃぶり始める。


「ふあっ♡ んあああっ♡ 私のおっぱいにたくさん触ってください♡ ふあっ♡ 疲れている時はおっぱいが一番とも聞きます♡ あんっ♡ 少なくとも博士のペニスはますます元気になっていますね♡ あああっ♡ んあああっ♡」

「君の胸に顔を埋めればどんな男でもこうなると思うがね。何度見ても実にいやらしい胸をしている。雌奴隷として最高の素体に産んでくれた母親に感謝したまえ」

「ふああっ♡ んあああっ♡ は、はい♡ 母様に感謝しています♡ ふあああっ♡ おかげで立派な雌奴隷になれました♡ んっ♡ ふあああっ♡ それに父様にも感謝しています♡ 黒の工房の工房長の役目を引き継げましたから――んああっ♡ ひあああああっ♡」


 博士はアリサの乳首を同時にしゃぶると、アリサの身体がビクンっと震えた。

 アリサは上体を起こして博士と両手を恋人繋ぎにしてからもう一度動き始める。

 彼女が腰を振るたびに柔らかい巨乳がたぷたぷと激しく揺れて、乳首が曲線を描く光景が博士をますます興奮させて楽しませる。


「はぁ……♡ はぁ……♡ ですが……んあっ♡ やはり父様が博士を裏切った事だけは許せません……ふあっ♡ んあああっ♡」

「私としてはもう気にしていないのだがね」

「あんっ♡ ひああっ♡ そ、そもそも十三工房に参加して博士の部下になれたのに裏切るなんてありえないです♡ ふああっ♡ 博士の研究の力になれるなんて、技術者としては最高の栄誉のはずです♡ ふあっ♡ あんっ♡ それなのに――んあああっ♡ ごめんなさい博士♡ 娘として心から謝罪します♡ んああっ♡ ひあああっ♡」

「もう気にしていないと言っているだろう? それにアリサが工房長になってくれた方が私としても何かと助かるからねぇ」

「んひいいっ♡ あ、ありがとうございます♡ んああっ♡ 娘として父の過ちを正して、今度こそ博士のための組織に出来たことを誇りに思います♡ んあっ♡ 工房長として博士の力になれるようにこれからも最善を尽くします♡ あんっ♡ んああっ♡」


 アリサが腰を振る速度をますます上げていく。

 博士は恋人繋ぎの両手を離すと、アリサの乳房を二つとも鷲掴みにして揉みしだいていく。

 指を何度も乳肉に沈み込ませて柔らかさと、快楽に悶えるアリサの反応を楽しんでいく。


「あんっ♡ ふああっ♡ で、ですが――んっ♡ 家族としてこの手で罰を与えて引導を渡すべきでしたっ♡ あんっ♡ それだけが心残りです♡ 博士は寛大な心をお持ちですが、私はやっぱり父様を許せません♡ 博士を裏切るなんて絶対に許されないんです♡ あんっ♡ 私達は絶対に裏切りませんからね♡ 博士の命令ならばどんなことでもします♡ 黒の工房一同は博士にどこまでもついていきます♡ 全員が――ああああっ♡ んあああっ♡ 博士の事を愛していますから♡ ああっ♡ んあああっ♡」

「まったく……君達のような部下を持つことができて私は幸運だよ。私をそんなに喜ばせて何か企んでいるのかね?」

「も、もう♡ そんな下心はありません♡ 博士に喜んでほしいだけです♡ あんっ♡ それに私達がどれほど博士を愛しているかを伝えたいだけです♡ あんっ♡ ひあああっ♡ ふあああっ♡ 中がガリガリ削られています♡ あんっ♡ 博士のペニスが震えて――んっ♡ いつでも出してくださいね♡ んああああっ♡」


 アリサの膣内で肉棒が一回り大きくなって震え始めると、博士はアリサの胸から手を離して力を抜くと彼女の動きに身を任せた。

 極上の雌奴隷の動きに全てを委ねて、こみあがってくる最高に気持ちいい射精感に身を委ねていく。


「あああっ♡ わたしもイッちゃう♡ あんっ♡ 博士のザーメンを出されてっ♡ 世界で最も優秀な遺伝子を受け取ってイッちゃいます♡ ふあああっ♡ んああああああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「あああああっ♡ 熱いのがいっぱいっ♡ 博士っ♡ 愛してます――ふあああああああっ♡」


 マグマのような精液を子宮に注がれて、アリサが背筋をピンっと伸ばして天井を仰ぎながら絶頂した。

 口をパクパクさせて何も考えられなくなっている雌奴隷の子宮に、博士は思う存分精液を放出していく。


「おお……し、搾り取られる――ぬううっ! ぬ……うっ!」


 博士は唸り声を上げながら射精を続けていく。

 極上の女体は博士の醜い欲望を一切拒むことなく受け入れていくが、性欲を全くぶつけ足りない博士は射精が終わっても落ち着くどころかますます燃え滾っていた。


「あ――ふあっ♡ きゃっ♡ は、博士……♡」


 絶頂の余韻に浸っていたアリサは博士に押し倒されてしまった。

 博士は野獣のように目をギラギラさせて息を荒くしている。膣内の肉棒はさらに固さを増しており、博士はアリサの腰をがっちりと掴むと正常位の高速ピストンで腰を振り始めた。


「あんっ♡ ふああああっ♡ すごいです博士っ♡ 出したばかりなのに硬くてステキですっ♡ ふあああっ♡ 何回でも射精できるペニスなんてかっこいいです♡ あんっ♡ ふあああっ♡ もっと乱暴に犯してください♡ 私の身体の事なんて考えなくていいですからぁっ♡ せ、性欲処理のためだけに使ってください♡ 気持ちよくザーメンを放出することだけを考えてくださ――いっ♡ んひいいいいいいっ」


 博士は何も言わずにひたすら腰を振り続ける。

 仰向けでも形の崩れないアリサの巨乳が激しく揺れて、気絶しないように必死に快楽に耐えているアリサの切なげな表情が博士のオスの部分を刺激していく。

 自分の腕の中にいる極上のメスにもっと欲望をぶつけたいと本能が叫びまんぐり返しに体位を変更した。アリサの足をベッドに押さえつけてガニ股でベッドに立つと、杭打ちピストンでほぼ垂直に腰を打ち付けていく。

 体重をかけられて子宮口をイジメられてアリサは何度も小イキしてしまい、腰を打ち付けられるたびに子宮に注がれた精液がタプタプと波打っていた。


「ひあああっ♡ 博士のペニスが奥まで届いてます♡ んあああっ♡ 中がこじ開けられて――んっ♡ し、子宮にまで入りそうです♡ ふあああっ♡ いつでもいらしてくださいね♡ 博士の全てを受け止めてみせます♡ スレイヴNo.Ⅱアリサ・ラインフォルトの全ては博士のものです♡ あんっ♡ んひいいいっ♡ いえ、私だけではなく、黒の工房の全ては博士のモノです♡ んああっ♡ 偉大なるノバルティス博士に尽くせることを全員が誇りに思っています♡ あんっ♡ んひいいいっ♡」

「そこまで言って貰えるのは素直に嬉しいよ。それに君を使って性欲処理をする時は普段よりも大量の精液が出そうだ。少々苦しいかもしれないが構わないだろう?」

「あんっ♡ ふあああっ♡ は、はい♡ 博士が下さるのならば痛みや苦しみでも私にとっては幸せです♡ ふあああっ♡ どんなに苦しくても受け止めてみせます♡ 博士への愛と忠誠を証明してみせます♡ んああっ♡ ひあああっ♡」


 博士がまんぐり返しの杭打ちピストンのままラストスパートをかけると肉棒が一回り大きくなって震え始めた。

 アリサがアクメ顔で涎を垂らして喘いでいるのを見下ろしながら、彼女の全てを支配するつもりで腰を打ち付けていく。

 身も心も全て自分のモノになってもまだ足りないと言わんばかりにアリサにオスの情欲をぶつけていく。


「さぁ、そろそろだ……私のスレイヴならば全て受け止めてみたまえ……!」

「あああっ♡ ひああああっ♡ は、はい♡ 受け止めます♡ 博士っ♡ 愛しています♡ 博士っ♡ あああっ♡ んああああああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ふああああああっ♡ 子宮にたくさん――あああっ♡ んあああああああっ♡」


 子宮に大量の精液を追加されてアリサが絶頂した。

 博士は腰をグイグイと押し付けて精液を放出していくが、予告通りその量は普段の射精よりもはるかに多かった。

 放尿でもされているのではないかと思うほどの射精をアリサは受け止めており、肉棒が脈打ち精液が飛び出るたびに絶頂している。


「おお……これほど出るとは……うっ! 我ながら驚きだよ……ふんっ! ぬううううう……っ!」

「あああっ♡ 子宮に注がれてます♡ 博士の優秀な遺伝子が――んっ♡ す、すごい♡ イクのが止まりません♡ ふあああああああああっ♡」


 博士は唸り声を上げながらねちっこく射精を続けていき、アリサの下腹部がどんどん膨らんでいく。

 結合部からは一切精液が漏れていないのは、アリサが宣言通り全ての精液を子宮に収めているからだ。

 射精が終わるころにはアリサは立派なボテ腹になってしまい、博士が肉棒を抜くと秘部と亀頭が太い精液の糸で繋がっていた。


「はぁ……♡ はぁ……♡ 博士……お掃除しますね♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡ 」


 大量に精液を放出して少しだけ硬さを無くした肉棒にアリサが舌を這わせてお掃除フェラを開始する。

 愛おしげな表情で膨らんだお腹を撫でながら、丁寧に精液を舐めとっていく極上の雌奴隷を見ているだけで、博士は再び完全に勃起してしまった。


「ふぅ……性欲が全く静まりそうにない。これは本腰を入れて性欲処理を行う必要がある。アリサ、覚悟はいいかな?」

「はい……もちろんです♡」


 すでに何人もの女性を抱きつぶして、たった二回の射精でアリサがボテ腹になるほど精液を放出したというのに、博士の性欲は全く衰えていない。

 アリサ一人で受け止めきれるはずがなく壊れてしまうかもしれないのだが、アリサは博士に壊されるなら本望だった。


「博士の性欲が静まるまで私の身体を使ってください♡ ん――ちゅ♡」


 アリサがお掃除フェラを終えて亀頭にキスをすると、博士が再びアリサを押し倒す。

 その日の旗艦ではアリサたち以外にも数多くの使用人や技術者たちが博士の性欲処理を担当して女の幸せを味わうのだった。



 七耀歴1206年9月1日。

 世界大戦が始まると同時に《光まとう翼》による《翼の閃き》作戦が発動。そして帝国の呪いの元凶であるイシュメルガを倒すことに成功した。

 その後アリサの父親であるフランツ・ラインフォルトの研究成果によりクロウとミリアムは消えずに済んだが、騎神やフランツたちの消滅は防ぐことができなかった。

 各々達が最後の言葉を交わす中とうとう別れの時が訪れる。


「そうだ、リィン君。ユーシス君に、アルティナも。落ち着いたら工房本拠地跡、生体研究棟を調べてみるといい。その剣を持ってね――それじゃあ」


 フランツが最後の言葉を告げた瞬間に騎神たちが完全に消滅する。


「……ん?」


 しかし、騎神たちが消えたというのにフランツの身体だけは消えかけのまま残ってしまっていた。

 クロウとは違い自分は復活できない。それ故に消えかけているのだが、それが途中で止まってしまったような感覚だ。


「父様!」


 アリサの声が聞こえてフランツが顔を上げるが、そこで彼は信じられないものを見た。

 先ほど別れを告げた最愛の娘であるアリサが、自分に向けて導力弓を構えていたのだ。


「アリ――ぐわっ!?」


 アリサはためらうことなくフランツに矢を放つと、それは彼の右肩に突き刺さった。アリサはそれだけではなくまるでフランツをいたぶるように彼の手足に矢を射続ける。


「ア、アリサ!? 一体どうしたんだ!?」

「ふふ……痛いかしら? 十三工房に所属する身でありながらよくも博士を裏切ってくれたわね。たとえ博士が許しても私は決して許さない。万死に値するわ……!」


 痛みのあまり尻もちをついてしまったフランツに、アリサは殺意の籠った冷たいまなざしを向けていた。


「は、博士? 十三工房――まさかノバル――ぐっ!」

「大人しく博士を裏切った罰を受けなさい」

「アリサ……いったいどういうことなんだ――?」


 消滅しない自分の身体や豹変した娘に気を取られていたが、フランツは他にも違和感があることに気付いた。

 この場にいる男性が全員虚ろな目をしているのだ。まるで暗示にでもかかって自分の意志を奪われているように見えてしまう。


「ほんっとうにサイテーですよね。まさか博士を裏切るなんて……アリサ先輩、あたしにやらせてください」

「抜け駆けはずるいですよユウナさん」


 それに対して女性陣は正気を保っている目をしている……はずなのだが、誰一人としてアリサを止めようとはしない。

 ユウナやアルティナだけではなく他の女性たちも、アリサは当然のことをしていると言わんばかりの反応をしているのだ。


「博士に変わって娘である私が父様に引導を渡すわ」

「ま、待ってくれアリサ! 君はノバルティス博士に会ったのか?」

「ふふ……会ったのかですって? 貴方の娘であるアリサ・ラインフォルトはね、十三工房が長F・ノバルティス博士の忠実なる部下にして絶対の忠誠を誓わせて頂く事を許された栄えある雌奴隷――黒の工房を統括するスレイヴNo.Ⅱに任命して頂いたのよ♡」


 アリサが何を言っているのかフランツは理解できていない様子だった。

 実の娘が雌奴隷になったなど受け入れられるはずがない。そして周囲の女性陣がアリサを羨ましそうに見ているのも理解できない。

 訳がわからないが、実の娘が自分に弓を引いて狙いを定めているのはわかる。


「博士を裏切った父様に引導を渡すのは私の使命よ。でも父様のおかげで工房長やスレイヴになれたのだから、そこだけは心から感謝するわ。それじゃあさよなら。博士を裏切った事を煉獄で後悔しなさい」


 何も言えずに呆然としているフランツに向けてアリサが矢を放つ。

 彼女は博士を裏切った男に対して娘として、工房長として、そしてスレイヴNo.Ⅱとして引導を渡したのだった。



「ん……あら? 私は……」


 心地よい疲労を感じながらアリサが目を覚ます。自分はどうやらベッドの隅で眠っていたようだ。

 博士の性欲処理をしていたはずだが、昨日の博士は激しすぎてアリサも気を失ってしまったのだ。

 体中キスマークと精液だらけで、中出しされすぎて下腹部はぽっこりと大きくなっている。


「今の夢は……エリィさんやエステルさんと同じ……」


 博士は研究により過去の出来事のIFを見せることができるようになっている。

 かつてエリィやエステルも同じ体験をしたと聞いたが、今の夢は間違いなく博士が見せてくれたものだろう。

 IFの出来事とはいえ裏切り者の父に引導を渡すという責務を果たすことができて、アリサは博士に深く感謝する。

 周囲を見渡すと部屋にいるのは自分だけ。いやらしい匂いが充満しているので、少し前までここで博士が性欲処理をしていたはずだが、他のみんなはどこに行ってしまったのだろうかとアリサが首を捻る。

 とりあえずシャワーでも浴びに行こうとベッドから降りたのと部屋のドアが開いたのは同時だった。


「失礼します――あら、お嬢様、お目覚めですか?」

「シャロン。ふふ、貴女も随分と可愛がってもらったみたいね♡」


 部屋に入ってきたシャロンはいつものメイド服を着ておらず全裸であり、アリサと同じく精液とキスマークまみれだった。


「はい♡ 博士の寵愛を頂けて幸せでした♡ お体の方は問題ありませんか? 博士はお嬢様が気を失ってからも何度も……その……お嬢様をお使いになられたので♡」

「ええ、問題ないわ♡ 気絶しているときでも使ってもらえるなんて嬉しいわね……それで博士は?」

「今は大浴場でエリゼ様とミュゼ様が付き添っています。その……博士の性欲はまだ収まっておらず、お二人がまた失神するのも時間の問題かと♡」

「す、すごいわね……♡ 博士には今日一日は性欲処理に専念してもらいましょうか。エリィさんにスケジュールの調整をお願いしましょう」


 博士をスッキリさせることが最優先だと考えたアリサが提案するが、シャロンがどこか浮かない表情になる。


「ですが……昨日からの性欲処理ですでに旗艦内の50名近くが失神して何もできなくなっています。今日一日を性欲処理にあてますと倍以上は増えるでしょう。博士は旗艦の乗組員は一人残らず調整のし甲斐がある身体をしているので、それに当てられて自分の性欲が暴走したのではないかとおっしゃっていました……♡」


 旗艦の構成員は博士に相応しい者達を集めて徹底的に厳選したので、有能なだけではなく美しい容姿をしている女性ばかりだ。

 それ故に博士のオスの部分を刺激してしまったという事なのだろう。


「博士に相応しい人材を集めたのが裏目に出てしまったかもしれないという事ね。ふふ、でも博士に求められて嫌がる女なんて黒の工房に一人もいないわ♡ 私は大浴場で博士の相手を務めるから、シャロンはフィー以外のⅦ組に連絡を取って旗艦に集めて。他にも来れそうな人は全員集めてちょうだい。博士に満足していただくのが私達の使命よ♡」

「かしこまりました♡」


 この日の旗艦内では博士が性欲処理と乗組員の調整を徹底的に行い、博士に抱かれた者達は博士がオスとしてどれだけ優秀なのかを思い知り博士への忠誠心が高まるのだった。



 七耀歴1208年11月09日。

 アークライド解決事務所のメンバーが龍來旅行に招待された日に、アニエス・クローデルはヴァン・アークライドの車で学生寮の近くまで送ってもらった。

 想い人であるヴァンと二人きりのドライブだったので、彼と別れてから頬が赤くなってしまう。


「あら、お帰りなさいアニエス」

「きゃっ!? あ……レン先輩?」


 学生寮に入るとレン・ブライトが小悪魔のような笑みを浮かべてアニエスを出迎えてくれた。

 レンの表情からアニエスは自分がヴァンに送られてきたことはバレている事を察してしまう。


「二人きりのドライブは楽しめたかしら?」

「っ! お、送ってもらっただけですから!」

「そうなの? アニエスのことだからホテルに連れ込まれて大人の階段を登るのを期待していたのかと思ったわ」

「~~っ! レン先輩! ヴァンさんがそんなことをするはずがないでしょう!」


 アニエスの反応を見てレンは可笑しそうにクスクスと微笑む。


「まったく、あの人もわかっていないわね。アニエスは優しい男じゃなくて博士の様に強引な方が好きなのに♡」

「そ、そんなことありません!」


 博士のような男が好きと言われてアニエスが慌てて否定する。

 それの反応を見てレンがどこか怪しい笑みを浮かべた。


「本当かしら? 博士のステキな所は散々教えたでしょう? 女なら誰でも博士の事を愛するはずよ♡」

「危険な研究を繰り返している人なんですよね」

「ええ。兵器の開発や人体実験。それに女性の調整なんかも得意ね」

「ちょ、調整って……その、そう言う事ですよね?」

「ふふ、アニエスも毎晩私が調整しているけど、博士の調整はもっとすごいわよ♡ 嫌がる女も無理矢理犯して自分のモノにしちゃうの♡」

「……さ、最低です」


 アニエスとレンは当然のように博士について会話をしているが、アニエスはノバルティス博士に会ったことは一度もない。

 しかしレンによって暗示をかけられて、博士に対する知識を刷り込まれているので、博士がどういう人物かという知識はあるのだ。

 アニエスは会ったこともない男性についてレンと仲良く話している。その異常性を彼女は暗示により認識できなくなっていた。


「アニエスのファーストキスとバージンを博士に捧げるのが今から楽しみだわ♡」

「な、何を言っているんですか。そんな最低な人と、そう言う事をするわけがないでしょう」

「ふふ……そんな事言っても無駄よアニエス。あなたはいつか博士に全てを捧げるの♡ そして世界で最も優秀なオスの遺伝子を子宮で受け止めるのよ♡」

「で、ですから……ありえません……♡」


 アニエスは博士がどれほど危険なのかは理解しており、自分にとっては到底受け入れることのできない悪人だという事も理解している。

 そんな男に抱かれるなど想像もしたくないし、処女やキスを捧げるなど絶対にごめんだ。

 だがアニエスの心はそう思っているのに身体の方は違うとでも言うように熱くなっていく。


(ん……身体が疼いて熱くなってる……♡ ど、どうして? 博士に抱かれるなんて絶対に嫌なのに……♡)


 ノバルティス博士の事を受け入れることなどできるはずがない。

 しかしレンの言葉がアニエスの頭から離れなくなり、博士に抱かれる事を想像するだけでアニエスの身体は熱くなってしまうのだった。


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