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エルザの潜入捜査

「うーん……どれにしようかな。家賃の支払いも近いし、報酬がいい依頼は……ないし」


 妖精の尻尾の依頼板を見ながらルーシィがため息をついていた。

 報酬がいい依頼は他のギルドメンバーが受けてしまったらしく、残っているのは安い依頼か危険な依頼のみである。

 そろそろ家賃の支払い日なのでまとまった金が必要なのだが、今月は本を買い過ぎて金欠なのだ。


「あら、ルーシィ。今から依頼に行くの?」

「あ、ミラさん。そうしたいんだけど、家賃を考えるともう少し報酬がいい依頼がないかなーって」


 ルーシィが悩んでいると、ミラジェーンが新しい依頼を貼りに来た。

 その中に報酬の高い依頼もあるかもしれない。


「それならこれなんかはどうかしら?」


 ミラジェーンに手渡された依頼を見てみると、それはカジノの情報収集という内容だった。報酬も10万Jと家賃も十分に払える金額だ。


「情報収集……闇ギルドとの繋がりがあるかどうか確かめてほしい?」

「そうなのよ。あくまで噂レベルだから報酬も10万Jだけど、もしも本当につながりがあった場合はもっと増えると思うわ」

「確かにそう書いてある……」


 報酬は真偽を確かめて10万Jであり、繋がっていた場合はその闇ギルドはどこなのかによって報酬が上乗せされるようだ。

 闇ギルドを潰した場合などにはさらに上乗せされるので、上手くいけば来月以降の家賃も気にすることが無くなるだろう。


「うーん……魅力的だけど今はナツがいないからなぁ。あたし一人だとちょっと不安……」

「そういえばナツとハッピーがいないわね」

「盗賊退治の依頼で16万Jだーって行っちゃった。ってそもそもあの二人に情報収集なんて無理かぁ」


 闇ギルドが関わっている以上は腕の立つ魔導士が受けるべきだが、ルーシィ一人では心もとない。

 ナツたちがいれば話は別だが、その場合報酬も山分けなので家賃分を稼げないかもしれない。


「あたしはやめとくね」

「うーん、ならこの依頼は貼っておくとして――」

「ルーシィ、今から依頼に行くのか?」


 先ほどのミラと同じように声をかけられてルーシィが振り返ると、そこに立っていたのは妖精の尻尾最強の女であるエルザ・スカーレットだった。


「そうだよ。と言ってもまだ決めてないけどね」

「ねぇエルザ。この依頼を受けてみない?」


 ミラが依頼版に貼ろうとしていた先ほどの依頼をエルザに見せると彼女の表情が変わる。


「ふむ……闇ギルドとの繋がりがある可能性か……事実なら捨て置けんな。わかった。この依頼は私が受けよう」

「はやっ!」


 即決するエルザに思わずルーシィがツッコミを入れるが、彼女ならば何も問題がないだろうと納得もしていた。

 闇ギルトと本当につながりがあった場合でも、エルザならば一人で壊滅させてしまいそうだ。


「ルーシィも一緒に来るか?」

「うーん、今回はやめとく」


 闇ギルドとの繋がりが無くて報酬が10万Jだった場合は家賃が払えない。

 事情を説明すればエルザは報酬を全て譲ってくるか後で返すなどの処置を考えてくれそうだが、それは気が引けるので今回は見送ることにした。

 エルザならば一人でも問題ないだろうという絶対的な信頼があるので、心配などもしていない。


「わかった。それではすぐに荷物をまとめてこのカジノに向かおう」

「気を付けてねエルザ」

「それと壊しすぎないでね」


 ルーシィだけではなくミラもエルザの心配はしておらず、笑顔の2人に見送られてエルザは目的のカジノに向かった。

 だがすぐに入らずに場所だけを確認すると宿を取ることにした。

 潜入捜査という事でカジノに遊びに来た客を装って中に入ることに決めると、いつもの鎧を脱いでドレスを身に纏い夜になるのを待つ。


「よし……それでは行くか」


 改めてエルザがカジノに向かう。

 外見はどこにでもあるカジノにしか見えないので、やはり中に入ってみるのが一番だろう。

 しかし彼女が入ろうとすると、なぜか入り口に立っていた男に止められてしまった。


「申し訳ございませんお客様。当店では女性の方はバニースーツの着用が必須となっております」

「なんだと?」


 よくわからない事を言われたエルザ思わずポカンとしてしまった。

 バニースーツ自体は知っているし、カジノならば決して珍しいものではないだろう。

 しかし客にまでそれを着ることを義務付けるのはかなり珍しいと言える。


「お客様。あちらの店でバニースーツを無料でレンタル可能ですので、よろしければそちらへどうぞ」


 カジノの数件隣の店はドレスショップなので、そこでレンタルできるようだ。


(いったいどういうことだ? 二つの店が提携でも結んでいる――いや、それならば無料レンタルではなく有料にするだろう。それとも店の名前を宣伝したいだけだろうか……?)


 バニースーツの着用義務などやはり違和感しかなかったが、そうしなければ中に入れないのならばエルザがどうするのかは決まっている。


「お客様? いかがなされましたか?」

「いや、わかった。バニースーツを着ればいいのだろう?」


 エルザは自分自身の換装魔法を発動させる。

 別空間にストックしてある武器を取り出し、鎧まで着替えることができるエルザは、様々な衣装にも着替えることができるのだ。


「これで問題ないだろう?」


 一瞬でエルザはドレスからバニースーツに着替えると、店員は驚いた表情になって言葉を失った。

 それは魔法に驚いただけではなく、目の前の極上のバニーガールに息を飲んでしまったからだろう。

 黒いウサ耳のヘアバンド。肩や背中が丸見えの黒いボディースーツには白い尻尾もちゃんとついている。

 黒いリボンの付いた白い付け襟やカフス、そして黒のタイツが足を包んでいた。


「どうした。早く中に入れてくれ」

「し、失礼しました。それではお入りください」


 我に返った店員が入り口を開くと、エルザは警戒しながらカジノの中に入っていく。


(にぎわっているな……確かに女性はバニースーツを着ている)


 カジノは非常ににぎわっており男女ペアの客も多い。

 女性がバニースーツを着ているという事を除けば繁盛している普通のカジノと言ったところだ。

 しかし闇ギルドを関わっているという噂があるので油断はできない。

 店内にはバーもあるので誰かを飲みに誘って話を聞くのもいいかもしれないが、今は一人なのでまずは話を聞く相手を探す必要があるので、まずは普通にカジノで遊んでみることにした。

 上手くいけば一人で来ている男などが話しかけてくれるだろうし、普通に遊んでいれば怪しまれることもないだろう。

 そう考えてカジノを楽しみ始めてから1時間が経過した頃……エルザは流石に違和感を覚え始めていた。


「ふふ‥‥今日はついているな」


 ポーカーをしていたエルザが手札をオープンする。

 ♠のロイヤルストレートフラッシュだったので当然エルザの勝利であり、周囲からは歓声が上がっていた。

 彼女の周囲には大量のギャラリーがいるのだが、これには当然理由がある。

 カジノで遊び始めてから、エルザはずっと勝ち続けているのだ。

 ルーレットから始めてスロットやカード。あらゆる勝負で勝っているので、わずか1時間ほどで注目の的になっている。

 しかしエルザはギャンブルが特別強いというわけではないので、あまりにも勝ち続けているこの状況に違和感を覚え始めた。

 まるで意図的に勝たされているような気がしてならないのだ。


(不自然なほど勝ててしまう……店側が何かを仕組んでいるのか? 仮にそうだとすればおそらく……)


 周囲が盛り上がるなかでもエルザは冷静に頭を働かせ、調子に乗っているふりを続ける。


「今なら誰が相手でも負ける気がせんぞ。さぁ、次のゲームを始めよう」

「お客様。少々よろしいでしょうか」


 カードが配られる前に店員が話しかけてくる。


「なんだろうか?」

「まことに素晴らしい腕前でございますね。ぜひ当店のマスターがお会いしたいとのことなのですが……いかがでしょうか?」


 やはりきたとエルザが内心喜ぶ。

 不自然なほど勝っていると気づいた時から、カジノ側が何らかのアプローチを仕掛けてくるのは想像できたのだ。

 そしてこのカジノの事を知る機会なので、当然エルザはその誘いに乗ってマスターの懐に飛び込むことを選択する。


「面白そうだな。ぜひ会ってみたい」

「それではこちらへどうぞ」


 ギャラリーに手を振るとエルザは店員の後ろをついて歩き始める。

 ホールを出て裏手に回り、豪華な絨毯が敷かれた廊下を歩いていく。

 たどり着いた場所はエルザの予想通りVIPルームだった。


「マスター。お客様をお連れしました」


 店員が扉を開けると、部屋の中には一人の男がソファに座っていた。


「ようこそお越しくださいました。私が当店の支配人を務めています」


 マスターと呼ばれたその若い男がこのカジノの支配人のようだ。

 その顔を見た瞬間に思わずエリザは困惑してしまうが、それを表情に出すことなくマスターに微笑み返す。


「お招きいただき光栄だ」


 動揺を隠して挨拶をすると、マスターの方も微笑み返してくる。

 エルザが驚くのは無理もない。なぜならばマスターの顔は彼女の想い人であるジェラールと瓜二つだったからだ。

 髪の色や顔立ちなどはほとんど同じであり、顔に描かれている紋様が違うのでなんとか別人だと判断できる。

 かつてのジークレインのように思念体というわけでもないだろう。


(似ているだけか……なんにせよやることは変わらない)

 

 この男から情報を引き出して闇ギルドとのかかわりが本当にあるのかを探るために、エルザは彼の正面のソファに腰を下ろした。


「ずいぶんと強いギャンブラーがいると聞いてお呼びしたのですがとてもお美しい方ですね」

「別にギャンブラーというわけではない。それにしてもこの衣装を着なければ入れないとはなかなかいい趣味をしている」

「いやぁ、お恥ずかしい。バニースーツが好きなので女性にはなるべく着てほしいんですよ。ああ、そういえば飲み物をお出ししていませんでしたね」


 マスターが席を立ってワインセラーから1本のワインを取り出し、グラスも二人分用意してテーブルに置く。

 エルザをここに連れてきた店員はこの場にいないので自分でやったのだろうが、こういう時はそばに従者や使用人が仕えているものではないのだろうか。

 彼は自分でワインを開けると、グラスにそれを注ぎ始めた。


「せっかくだが遠慮しておこう。酒はあまり強くないんだ」


 強い弱い以前に何が入っているかわからないワインなど飲めるわけがないので、エルザは飲むことをやんわりと断る。

 そんな彼女の反応を予想済みだとでも言うように、マスターはグラスを片手に下卑た笑みを浮かべた。


「それは残念です。妖精の尻尾のS級魔導士である妖精女王のあなたにも飲んでもらいたかったんですがね」

「っ!」


 マスターの言葉を聞いた瞬間に、エルザはいきなり剣を取り出して立ち上がるとマスターに切っ先を彼に向けた。

 それでも彼は余裕の笑みを崩さずにワインを口にしている。


「クク……いきなり物騒なもん出してんじゃねーよ」 

「なぜ私の事を知っている?」

「なんでだろうなぁ? このカジノが闇ギルドと繋がりがあるってうわさを聞きつけてきたんだろ? ご苦労さん」

「まさか……あの依頼は魔導士をおびき寄せるのが目的か?」


 それならば納得がいく。自分はどうやら餌につられてここにおびき寄せられてしまったようだ。

 だがそれでもエルザのやることは変わらない。おびき出されたならやはりこのカジノは闇ギルドと繋がっている可能性が高いので、なんとしても情報を引き出さなければいけない。

 しかし、彼女の中に微かな違和感が生まれる。それは目の前の男の態度が余裕のまま全く変わっていないという事だ。


(何かしらの罠を仕掛けているのか? いや、だとしてもこの距離ならば私の方が早く攻撃できる……!)


 彼はエルザの事を知っているのだからその実力についても知っているはずだ。

 そんな人物に剣を突きつけられているというのに、ワインいやらしい笑みを浮かばせてワインを飲んでいる。

 まるですでに勝負はついていると確信しているような態度だ。


「どうした? かかってこないのか? まさか妖精女王ともあろう魔導士がオレにビビってるなんてことはないよな?」

「ふざけたことを……後悔しても知らんぞ。さっさとペニスを出せ!」


 エルザが剣を収納してマスターに叫ぶと、彼はグラスをテーブルに置いて下卑た笑みを浮かべる。


「なんだと?」

「聞こえなかったのか? さっさとペニスを出せと言っているんだ。私の身体を使って貴様を満足させてやる!」


 この場にエルザの仲間がいたら、その者はエルザの正気を疑うだろう。

 普段のエルザならば絶対に言わないであろう言葉が彼女の口から飛び出している。

 しかし彼女の顔はいたって真剣であり、ふざけている様子など全く見受けられない。

 それもそのはずだ。彼女は一切ふざけてなどおらず、今からマスターと本気で戦うつもりなのだから。


「くく……仕方がないな。そこまで言うなら相手になってやる。妖精女王の実力をたっぷりと見せてもらおうじゃないか」


 マスターがほくそ笑みながら立ち上がってベルトを外し始める。

 このありえない状況を作り出したのは当然マスターの魔法によるものだった。

 彼は戦闘が得意ではないのだが二つの魔法を使う事が出来る。

 その内の一つが「カジノ内のバニーガールを好きに操る魔法」だ。

 文字通りこのカジノ内のバニーガールに催眠をかけたり認識を改変したりすることができる。女性のみバニースーツを着用させているのもそのためだ。

 エルザはこれによって催眠状態に陥っており「戦闘」とは「自身の身体を使って男を満足させる事」に改変されてしまっている。


「どうした? さっさとペニスを出せ。それとも粗末なものをさらけ出す勇気がないのか?」


 自信たっぷりに笑うエルザを見ながら、マスターは内心では大笑いをしていた。

 妖精女王の身体をこれからたっぷりと楽しめると思うと、肉棒がどんどん固くなるのがわかる。


「悪い悪い。粗末なチンポで申し訳ないけどじっくり見てくれよ」

「ふん、じっくりなど――っ♡」


 マスターがガチガチに勃起している自身の肉棒をさらけ出す。それを見た瞬間に、エルザは子宮がありえないほど疼きだしてしまった。


「な……なんだそれは……♡」


 さらけ出された肉棒は昔ナツやグレイと一緒に風呂に入った時に見たことがある肉棒とは大きさも形も何もかもが違う。

 それを見ているだけで体が熱くなり子宮の疼きが収まらなくなる。自分の身体が目の前にいる男の子供を欲しがっているような感覚。

 身も心も全て捧げて尽くしたいという気持ちが生まれてくる。

 これもマスターの魔法によるものであり、彼の肉棒は魅了効果が付与されているのだ。

 目から受ける魔法がきかないエルザ相手でもそれは効果を発揮するほど強力であり、常人ならば肉棒を見ただけで完全屈服してしまうほどだ。

 元々絶倫の巨根でありオスとして優秀なのにもかかわらず、魅了効果まで付与されているのだから、彼にかかればあらゆる女は快楽の虜に落とされてしまう。


「どうした? さっさと攻撃して来い。それとも粗末なチンポがそんなに怖いのか?」

「っ♡ バ、バカにするな! あまりにも粗末すぎるので呆れていただけだ!」


 エルザが肉棒を見せつけられただけで即堕ちしそうになってしまったのだが、強靭な精神力で何とかこらえる事が出来た。

 彼女はマスターの正面にしゃがむと、改めて肉棒を見せつけられてしまう。


(な、なんという大きさだ……私の顔より大きく、子供の腕ほどの太さがある……ま、負けるものか!)


 エルザは鋭い目つきでマスターを見上げると、覚悟を決めて攻撃を開始する。


「ん――ちゅ♡」


 まずは挨拶代わりに亀頭に口付けをするとピクンっと肉棒が跳ねる。

 舌を伸ばして竿の部分を舐めていき唾液を肉棒全体にまぶしながら刺激を与えていく。


「ちゅっ♡ れりゅううう♡ じゅるるううう♡ はぁ……♡ ど、どうだ……私の攻撃にいつまで耐えられるか見ものだな……♡ ちゅっ♡ じゅるるううう♡」

「チンポだけに集中してもオレは倒せないぜ? もっとタマとかも責めないとな」

「っ♡ わ、わかっている♡ あ――んむっ♡ ちゅるるううう♡ れりゅうううう♡」


 おおきく口を開けると亀頭を咥えこむ。

 唇をカリ首に引っ掛けて擦りながら、鈴口や亀頭を舌で舐めまわしていく。

 咥えきれない竿の部分は左手で手コキをして刺激を与えていき、玉袋は右手で優しく揉み解していく。


(く……顎が外れてしまいそうだ……しかし何としてもこの男を満足させなくては……♡)


 エルザは一度肉棒から口を離すと、玉袋をしゃぶりながら肉棒を手コキで扱いていく。

 皺の一本一本がふやけるほど丁寧に舌を這わせながら、玉袋の中のタマをコロコロと舌で転がしていく。


「はむっ♡ れりゅうう♡ お前はここが弱いのだろう♡ ちゅっ♡ 私にはお見通しだ♡ あむっ♡ ちゅるるううう♡」


 玉袋をしゃぶっている妖精女王を見て、マスターは快楽と共に優越感も覚え始めていた。

 妖精の尻尾のS級魔導士が自分に跪いて奉仕をしている。あらゆる犯罪者を打ち負かしてきた女に奉仕させているのがたまらない気持ちにさせる。

 エルザの丁寧な玉しゃぶで急速に精子が作られている感覚もあり、早く彼女に欲望をぶちまけたくて腰が小刻みに動いてしまう。

 玉から口を離して亀頭をレロレロと舐めまわしながら、エルザが得意気な表情で見上げて来る。


「ふふ……堪え性の無い男だ。そろそろトドメとイカせてもらうぞ♡ あ――んむっ♡ じゅるるううう♡ れりゅうううううううう♡」


 エルザが大きく口を開くと、マスターの肉棒を根元まで咥えこんでしまった。

 顎が外れそうなほどの太さなので苦しさを感じるが、必ずこの男を満足させなければいけないという使命感から顔を動かしていく。


「おお……流石は妖精女王だな。オレのチンポをここまで咥えられる女なんてなかなかいないぜ」

「じゅるるうう♡ ちゅるるうううう♡ んむううっ♡ んぶううううううっ♡」


 熱くて硬い肉棒に口で奉仕しているエルザは、同時に自分も責められているような気持ちだった。

 亀頭が喉奥に擦れるたびに身体が感じてしまい、どんどん疼きが大きくなっていく。


(く……まだ射精しないのか……! 本当はこんなことをしたくないというのに……ジェラールにならいくらでも――っ! わ、私は何を考えているんだ!)


 ディープスロートで奉仕を続けるエルザの頭に、彼女の想い人であるジェラールの顔が浮かんでしまう。

 真剣勝負とはいえ彼以外の男にこう言う事をするのは抵抗があるし、罪悪感のようなものも込みあがってきた。

 しかしなぜか彼の顔が頭によぎるたびに興奮してしまう。


「んちゅっ♡ ちゅるうううう♡ れりゅうううう♡ んむっ♡ はぁ……♡ はぁ……♡ しぶといやつだ……はむっ♡ じゅるるうう♡ れりゅうううう♡」


 エルザは一度息継ぎをするともう一度肉棒を根元まで咥えこむ。

 全て咥えて顔を動かすだけではなく、玉袋も手で揉みながら刺激を与えていく。


「はは、妖精女王が必死になってオレのチンポをしゃぶってるのは笑えるぜ。どうした? お前のテクはその程度なのか?」

「れりゅううう♡ ちゅるるううう♡ はぁ……♡ 侮るな……私の本気を見せてやる♡」


 エルザが自分の胸元に手をかけて勢いよくはだけると、ぶるんっと激しく揺れて彼女の巨乳が露わになる。

 大きさも形も極上としか言えない最上級の乳房を両手で持ちあげると、それを使ってマスターの巨根を優しく包み込んだ。


「おお……そんなサービスまでしてくれるとはな」

「な、何がサービスだ♡ あんっ♡ 今度こそとどめを刺してやる♡ んっ♡ あんっ♡ ふあああっ♡」


 エルザがパイズリで奉仕を始めていく。

 肉棒はすでに唾液まみれだったので滑りは十分であり、しっとりと吸い付いてくるような最高の感触にマスターが思わず唸ってしまった。

 刺激は先ほどよりも弱くなったのだが、パイズリは視覚的にマスターを楽しませている。

 どこかうっとりした表情で左右の胸を別々に動かし、射精させようと肉棒をしごいているエルザの姿にどんどん肉棒が固くなる。


「んあっ♡ ふあああっ♡ 無駄に熱くて硬いペニスだな……んっ♡ 胸が擦れて――あん♡ ひああっ♡」


 パイズリで感じているのはマスターだけではなかった。

 乳房で擦るという事は肉棒で乳房を擦られる事でもあり、火傷しそうなほどの熱を持った肉棒で乳房をイジメられてエルザの秘部から愛液が溢れてしまう。

 こみあがってくる快感を必死でこらえながら、エルザはギュッと乳圧を強めて肉棒を強く挟んだ。

 そのまま二つの乳房を同時に動かして肉棒をしごきながら、亀頭の部分は舌で舐めまわしていく。


「じゅるるう♡ れりゅううう♡ この同時攻撃には耐えられまい♡ ちゅるるうう♡ はむっ♡ れりゅううう♡ 乳首も使ってペニスをしごいてやる♡ あんっ♡ ふあああっ♡ 亀頭の深い部分も容赦なく責め立てるぞ♡ じゅるるううううう♡」


 宣言通りエルザは乳首も使って肉棒を擦り始める。柔らかい舌と乳房とは違い硬い乳首がいい刺激になり、カリ首や鈴口も舌で熱心に刺激してくるので、とうとうマスターは射精感が込みあがってきて我慢できなくなってしまった。


「おお……流石は妖精女王だぜ。そろそろ出そうだ……!」

「ちゅるるうう♡ れろぉ♡ はやく出せ♡ 出してしまえ♡ ちゅるるううう♡ 情けなくザーメンを吐き出して敗北を認めろ♡ ちゅうう♡ れりゅううう♡」


 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、それが射精の前兆だと感じ取ったエルザがラストスパートをかけていく。

 乳圧を強めたまましごいて舌の動きも激しくしていき、カリ首に唇をひっかけて鈴口を舐めまわしていく。

 やがてとうとうマスターに限界が訪れて、彼は反射的にエルザの頭を両手で押さえつけた。


「だ、出すぞエルザ……うっ!」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむうううっ♡ んうううっ♡ んぶううううううううううっ♡」


 エルザの口の中にドロッとした精液が大量にぶちまけられてしまった。

 熱いゼリーを流し込まれているような感覚であり、胃の中にぼたぼたと落ちていくのも感じ取れる。


(な、なんだこれはっ♡ ザ、ザーメンなのか――量が多すぎる♡)


 膨大な量の精液をエルザは必死になって飲み込んでいくのだが、飲むよりも早く射精されるので口元から精液が溢れ出していた。

 零れた精液は彼女の乳房にまでべっとりと張り付いて白く汚していく。

 

「んむううっ♡ んぶうううっ♡ ん――んっ♡ んうううううっ♡」


 エルザは口を窄めて精液を飲み込んでいき、マスターはそれを愉快そうに眺めながら精液を放出していく。

 妖精女王の胸と口に欲望をぶちまける優越感に浸りながらの射精は過去最高レベルの気持ちよさであり、エルザの頭を両手でがっちりと掴んで喉奥に亀頭を擦りつけながら射精を続ける。

 ようやく射精が収まった頃にはエルザはほぼ放心状態だったが、最後の仕上げをするために口を窄める。


「ん――ちゅるるううううう……ちゅぽんっ♡」


 尿道に残っていた塊のような精液も残さず吸い取って、何度も咀嚼して少しずつ噛み切りながら飲み込んでいった。

 身体の内側から燃えるような熱さを感じておかしくなりそうだったが、勝利を確信して笑みを見せながらマスターを見上げる。


「はぁ……♡ はぁ……♡ ど、どうだ……私の勝ち――っ♡」


 しかし顔を上げたエルザの目に飛び込んできたのは、勃起したまま萎えていない肉棒だった。

 肉棒は小さくなるどころか一回りほど大きくなっており、マスターが全く満足していない事を示している。


「一度出しただけで満足するはずがないだろう。それともオレの勝ちでいいのか?」

「ふ、ふざけるな! まだ勝負はついていない! これで駄目なら――こ、こちらに来い!」


 エルザがマスターの手を引いてベッドに向かう。

 VIPルームに備え付けられているベッドは当然マスターが女と楽しむためのもの。

 エルザはマスターをベッドに突き飛ばすと、仰向けになった彼に跨って騎乗位で挿入する体勢になった。

 網タイツの股間部分を破るとバニースーツをずらして秘部を露出させる。そこはパイズリフェラだけで愛液まみれになっており、挿入の準備が整っているのが一目でわかる。


「ここからが本番だ……私のここで貴様の薄汚いザーメンを搾りつくしてやる――あんっ♡」


 エルザが挿入しようとして亀頭を秘部に宛がうと、その瞬間に可愛らしい声を漏らして身体がビクンっと震えた。

 触れ合っただけで甘イキしてしまったと自分でもわかるのだが、もう後に引くことなどできない。


(純潔はジェラールに捧げたかったが――いや、真剣勝負なのだから仕方がない。それにジェラールもそんな細かいことを気にするような男ではないだろう……この男の顔がジェラールに似ているのは複雑だが……)


 改めて見てもマスターの顔はジェラールと瓜二つだ。

 しかし顔は似ていてもジェラールはマスターのような下卑た表情はしない。


(ジェラール……私に力を貸してくれ……!)


 本当の想い人の顔を思い浮かべながら、覚悟を決めたエルザがゆっくりと腰を落としていく。


「ん――んぎっ♡ な、なんだこれは――ふああっ♡ んひいいいいいっ♡」


 めりめりっと鈍い音が頭に響く。

 今まで感じたことのない激痛によって全身に力が入らなくなってしまい、エルザは一気に体重を落としてしまった。

 その結果、ぶちっと何かが切れるような音がして、マスターの肉棒がエルザの膣内を完全に埋め尽くし、エルザの頭からジェラールの顔が消えてしまった。


「あ――ひああああっ♡ んああああああああああああああっ♡」


 あっさりと処女を失ってしまったエルザの喘ぎ声が部屋の中に響いた。

 彼女は背中を大きくのけ反らせながら天井を仰ぎ、目を見開いて口をパクパクさせている。

 激痛と同時にすさまじい快楽と多幸感が全身に駆け巡っており、エルザは挿入されただけで絶頂してしまったのだ。


「あ……んひっ♡ ふあ……あんっ♡ ……んあああっ♡」


 痛みと快楽に襲われて言葉も出なくなっているエルザを、マスターは満足そうに見上げている。

 秘部からは破瓜の証も流れており、妖精女王の処女を自分が奪ったのだと思うとますます興奮してしまう。


「まさか処女だったとはな……妖精女王様は好きな奴がいないのか? まぁすぐにオレに夢中にさせてやるよ」

「う……だ、だまれ――あんっ♡ ああっ♡ 貴様に夢中になどならない――ふあっ♡」


 好きな奴と言われてジェラールの顔を思い出してエルザの目に光が戻る。

 マスターを射精させるために動こうとするのだが、身体に力が入らずに動くことができない。


「動けないくらい感じてるのか。仕方がないな」

「はぁ……♡ はぁ……♡ なにをするつもりだ……きゃあ♡」


 マスターはやれやれと言った調子で体を起こすと、エルザを逆にベッドに押し倒して騎乗位から正常位に体位を変更する。

 エルザを見下ろす体勢になると、彼女の乳房を両手で揉みしだきながら腰を打ち付けていく。


「やめ――あんっ♡ ふああっ♡ ああああっ♡ う、動くな♡ あんっ♡ ああああっ♡」

「動かないと射精できないだろ? オレを満足させないとお前の勝ちにはならないんだぜ?」

「それは――んあっ♡ んうううっ♡ す、好きにしろ♡ 情けなく腰を振ってさっさと果ててしまえ――ふああああああっ♡」


 亀頭で子宮口をグリグリとイジメられてあっさりとエルザが絶頂してしまった。

 マスターは彼女の反応を楽しみながら腰を振って膣内を蹂躙していく。


「ふあああああっ♡ 熱くて硬いペニスが私の中をかき回して――んあっ♡ そ、そんなに激しく動かれたら壊れてしま――んあああっ♡ む、胸もそんなに強く揉むな♡ あんっ♡ んひいいいいいっ♡」


 腰を引くとカリ首が膣をガリガリと擦る感覚が気持ちよく、根元まで突き入れてゆっくりと腰を引く抽送を繰り返す。

 仰向けになっても全く形の崩れないエルザの巨乳に何度も指を食い込ませて、掌で柔らかさと温かさを堪能していく。

 指の力を抜くと押し返してくるほど弾力のある乳房をギュッと握ると、餅でもこねる様に動かしてエルザを喘がせる。


「へへ、このデカい胸を好きにしたかったんだぜ。こんなわかりやすい弱点を攻めないわけねーよな?」

「ふあああっ♡ ああああっ♡ あんっ♡ 胸を舐めるな♡ 乳首は――んあああっ♡」


 マスターはエルザに覆いかぶさると、彼女の乳首に吸い付いて舌で舐っていく。

 舌で乳首をコロコロと転がした後、顔を胸に埋めて柔らかさを堪能する。

 胸を揉まれながら乳首をしゃぶられ、膣内も蹂躙されているエルザは再び絶頂感が込みあがってきた。


(く、くそ♡ また達してしまう♡ こんな男に――あんっ♡ だ、だが気持ちよすぎる♡ こんな快楽が存在したなんて――ふあっ♡ 奥を擦られるとまた――ふああああああっ♡)


 ビクンっとエルザの身体が跳ねてまたもや絶頂した。

 挿入されてからまだ十分もたっていないのに、エルザの身体はマスターに堕とされてしまっているのだ。

 激痛などとっくに消えて甘い痺れに変わっており、子宮は早く精液が欲しいと強請っているのがわかる。


「はぁ……♡ はぁ……♡ こ、この程度か……あんっ♡ き、貴様も大したことはないな♡」


 しかしエルザの心は折れておらず、気丈に振舞ってマスターを睨み返す。


「はやく出して終わらせろ――ふあああっ♡ ひあああああっ♡」


 だがそんなささやかな抵抗も、乳首を抓られるとあっさりと無駄になってしまうのだ。


「オレのチンポで感じまくってる雑魚マンコのくせに粋がってんじゃねーよ」

「か、感じてなどいない♡ ふあっ♡ だから胸をそんなに――あああっ♡ んああああ♡ ま、また達してしまう――ふああああああっ♡」

「へへ、想像以上にチョロい女だな。催眠はもう解いてもいいか」

「あんっ♡ ふああああっ♡ さ、催眠だとっ♡ なにを言って――んあっ♡ ふああああっ♡ く――こ、今度はこちらから責めてやる♡」


 エルザは最後の力を振り絞ってマスターを突き飛ばす。

 そのまま身体を起こして正常位から対面座位になると、マスターの身体を抱きしめて彼の胸板に自分の胸を押し付ける。

 豊満な乳房が潰れて柔らかさがマスターにも伝わり、膣内の肉棒がさらに固くなった。


「き、貴様は胸が好きなんだろう♡ 私の胸を押し付けてやる♡ んっ♡ あんっ♡ そして――これならどうだ♡ ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅうううう♡」


 追い打ちをかけると言わんばかりにエルザがマスターに唇を重ねた。

 唇を押し付けるだけではなく最初から舌を差し込み、マスターの舌に絡めると同時に口の中も舐めまわしていく。

 はたから見れば恋人同士にしか見えない対面座位のベロチュー交尾。オスに媚びるように腰を振って彼を射精に導こうとしているのだ。

 マスターはそれに応えるようにエルザを抱きしめると、全身で彼女の柔らかさと温かさを堪能しながら奉仕に身を任せる。


「ちゅるるうう♡ れりゅうう♡ だんだんとペニスが固くなってきているぞ♡ ほら、出してしまえ♡ ちゅっ♡ 私の中にザーメンを吐きだせ♡」

「へへ、流石は妖精女王だ。ここまで気持ちよくしてもらえるとは思わなかったぜ」

「いまさらそんなことを言ってももう遅い♡ このままキスをしながらとどめを刺してやる♡ ちゅっ♡ ちゅるるううう♡」


 エルザはさらに強くマスターを抱きしめてスパートをかけていく。

 胸を押し付けながら腰を振り、情熱的なキスまで交わし合うセックスが気持ちよくないはずがなく、マスターもだんだんと我慢の限界が近づいてきた。

 しかしそれはエルザも気持ちよくなってしまうという事であり、彼女は先ほどから何度も甘イキしている。


(た、耐えろ♡ この男を満足させなくては勝利にならない♡ 私はギルドの誇りを背負ってここにいるのだ♡ 負けることなど許されん♡)

(そろそろ頃合いだな……催眠を解除してやるか)


 マスターが指をパチンっと鳴らす。

 夢中で腰を振っているエルザはそのことに気がつかなかったが、それはエルザにかかっている催眠を解除する動作だった。


「ちゅ♡ れりゅううう♡ じゅるるううう♡ はやく出せ♡ 私の中で――え?」


 情熱的なキスを交わしながら腰を振っていたエルザの動きが止まる。

 ねっとりとした唾液の糸を作りながらマスターから唇を離す彼女はポカンとした表情になっており、自分が今何をしているのか理解できていない。


「こ、これはいったい――んあっ♡ 私はどうして――あんっ♡ ふあああっ♡ ちゅっ♡ ちゅるるううう♡ は、離せ♡ んむううっ♡ ちゅるるうううう♡」


 混乱するエルザをよそにマスターは自分から唇を重ねて腰を突き上げていく。

 しかしエルザも優秀な魔導士なので、自分の身に起きた事をすぐに察することができた。


「ちゅっ♡ じゅるるう♡ き、貴様♡ 私に魔法をかけたのか――ふあっ♡ あああっ♡ そ、それでこんなことをさせるなど――んあっ♡」

「ご名答だ。お前の認識を弄ってたんだよ。へへ、必死にチンポに奉仕するお前は可愛かったぜ」

「こ、この外道が――ちゅるるうううう♡ じゅるるうう♡ は、離せ♡ 動くなっ♡ ちゅっ♡ ふあああっ♡」


 自分の認識を変えられていた事を確信するエルザは怒りがこみあがってくる。

 すぐにでも武器を取り出して斬り捨ててやりたいのだが、快楽で集中できずに魔法を使う事ができない。


(こんな外道に身体を弄ばれるとは――んっ♡ だ、駄目だ♡ 感じすぎて魔法が使えない♡ こうなったら素手で――ふあっ♡ ち、力も入らない――あああっ♡ キスをされながら動かれるとますます感じてしまう♡)


 膣内を巨根で蹂躙されるたびに快楽と多幸感が広がる。

 オスに屈服するメスの悦びに包まれて、抵抗の意志すらも急速に奪われてしまう。


「ふあああっ♡ ちゅるるううう♡ や、やめろ♡ 動くな♡ ちゅうう♡ れりゅううう♡」

「なにを言ってやがる。オレはもう動いてないぜ」

「はぁ……♡ はぁ……♡ な、なにを言って――あんっ♡ あ……♡」


 そこでエルザはもう一つの事実に気がついた。

 それは先ほどから動いているのはマスターではなく自分自身だという事だ。

 自分からマスターに抱き着いて媚びるように胸と唇を押し付けて、腰を振って気持ちよくなっている事に気付いてしまったのだ。


「ち……違う♡ これは貴様が操っているのだろう♡ ふあっ♡ あああっ♡ と、止められない♡ あんっ♡ あああっ♡」


 マスターが自分を操っているだけ。

 そう思いたいエルザだったが、実際はマスターの魔法は解けているので、正真正銘エルザ自身の意志で腰を振っているのだ。

 エルザもその事には気づいており、自分が浅ましく快楽を求めるメスになってしまった事を自覚してしまう。

 そんな彼女にトドメを刺すようにマスターも腰を振り始める。

 エルザの腰の動きに合わせて突き上げて、二人一緒に絶頂に向けて駆け上がっていく。


「んちゅっ♡ ちゅるるううう♡ ちゅっ♡ あああっ♡ やめ――ふあっ♡ んあああっ♡」

「オレのチンポが好きなんだろ? さっさと認めろおらっ! そうしたら最高に気持ちよくしてやるからよ!」

「ふ、ふざけ――ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅううううう♡」


 否定したかったが唇をふさがれてしまう。

 対面座位でのベロチュー交尾が最高に気持ちよすぎて、エルザの思考をどんどん溶かしていく。

 身体が完全に堕とされていたことにくわえて心まで完全屈服してしまいそうだというのに、彼女はもう抵抗することはできない。

 それほどまでにセックスが気持ちよすぎるのだ。


(あぁ……も、もう駄目だ……すまないジェラール……♡)


 ジェラールの顔が薄れていき、目の前のマスターの顔で塗りつぶされてしまう。

 彼の顔が完全に消えた瞬間に、エルザは何か大切なものが壊れた音がした。


「あああっ♡ ふあああっ♡ き、気持ちいい♡ あんっ♡ み、認める♡ お前のペニスが好きだ♡ 気持ちよすぎる♡ ふあああっ♡ だ、だからこのまま最後まで――ちゅっ♡ ちゅるるううう♡」

「なんだその態度は? オレは別にここでやめてもいいんだぜ?」

「ちゅるるうう♡ も、申し訳ありません♡ ちゅっ♡ 最後まで気持ちよくしてください♡ あなたのザーメンを私の子宮にお恵みください♡ あああっ♡」

「へへ、オレのチンポに負けたって事でいいんだよな?」

「ま、参りました♡ 私はあなたのペニ――ふああっ♡ お、オチンポ様に完全敗北しました♡ 妖精女王などと呼ばれても、オチンポ様には勝てませんでした♡ ちゅっ♡ れりゅう♡」


 膣内で肉棒が一回り大きくなって震え始める。

 亀頭を子宮口にぐりぐりと押し付けながら射精の準備を整えて、抱きしめあいながら対面座位のベロチュー交尾でフィニッシュに向けて駆け上がっていく。


「ちゅるるう♡ れりゅううう♡ 出してください♡ ふあああっ♡ わ、私も達してしまいます♡ あああっ♡ んあああああああああああああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ひあああああっ♡ 熱いザーメンが出てます♡ あああっ♡ ふあああああああああっ♡」


 エルザの子宮に熱い精液がたっぷりと注がれていく。

 彼女の身体を抱きしめて柔らかさと温かさを楽しみながらの射精はマスターにとって想像以上の快楽であり、精液がどんどん放出されていく。

 エルザも同時に絶頂して視界が真っ白になる。

 キスをされながら子宮にオスの欲望を受け止める快楽と多幸感に溺れていき、優秀なオスに敗北するというメスにのみ許された幸福を得ていた。


「おお……っ! し、搾り取られる――うっ!」

「ちゅるるうう♡ れりゅううう♡ もっとください♡ ふああっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅううううう♡」


 二人はキスをしながら絶頂の余韻に浸り、やがてどぴゅっと一際濃い精液を吐き出して射精が収まった。

 ねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れる。

 先ほどのエルザは困惑していたが、今の彼女は快楽で蕩けきった表情になっている。


「はぁ……♡ はぁ……♡ ふあっ♡ ま、まだ硬い……♡」


 エルザの膣内の肉棒はまたもや萎えていない。

 逞しいオスの象徴にうっとりしていると、マスターが唇を重ねてきた。


「今夜はたっぷりと犯してやるからな。朝まで眠れると思うな」

「は、はい♡ 私の身体をお好きに使ってください♡」


 エルザは恋する乙女としか表現できないような表情と態度になっている。

 身も心も完全にマスターに堕とされてしまった彼女の喘ぎ声は、翌日の朝まで部屋の中に響くのだった。



「あ、エルザおかえり。依頼はどうだったの?」


 妖精の尻尾でルーシィが食事を取っていると、エルザが依頼から帰ってきたので声をかけた。

 エルザはルーシィに気付くと彼女の隣に腰を下ろす。


「ああ、今戻った。依頼はなにも問題なく終わったよ」

「闇ギルドとの繋がりは?」

「念入りに調べたがそれらしい証拠は何も見当たらなかった。依頼を出した者はなにを持って繋がりを疑ったのか疑問を覚えるほどだ」


 エルザならば闇ギルド相手でも負けないと思うが、荒事がないならそれに越したことはないのでルーシィも安心する。

 なにより戦いで建物に被害が出ないのだから。


「ふーん。それなら何よりだけど……エルザ、なんか雰囲気変わった?」

「ん? どうしてそう思うんだ?」

「いや、なんとなく」


 ルーシィ自身も上手く言葉にはできないのだが、エルザが別人のように思えてしまうのだ。

 元々美しかったがそれに磨きがかかっており、今までになかった色気も感じられる。


「よくわからんが気のせいだろう。さて、私も何か頼もうか。そういえばルーシィ。家賃は大丈夫だったのか?」

「そっちは大丈夫。あの後依頼を受けて――」


 ルーシィは自分が受けた依頼の話を始める。

 微かな違和感を覚えながらも、彼女はエルザと語らいながら食事を楽しむのだった。



 エルザがカジノ調査を行ってしばらく経過した頃、マスターは下半身に心地よい刺激を感じながら目を覚ました。

 柔らかくて温かいもので肉棒が包まれており、亀頭を熱いもので刺激されている感覚。

 まどろみの中で快楽に浸りながら、彼の意識がゆっくりと覚醒していく。


「ちゅるるうう♡ れりゅうううう♡ おはようございますマスター♡ ちゅっ♡ じゅるるううう♡」


 快楽の正体はエルザによるパイズリフェラだった。

 豪華なベッドで仰向けになって眠っているマスターに対して、バニースーツを着たエルザが朝の奉仕を行っている。


「ああ……今日もご苦労」

「れろぉ♡ じゅるるうう♡ これが私の務めですから気にしないでください♡ れりゅううう♡ 本日もステキなオチンポ様ですね♡ ちゅっ♡ ちゅるるううう♡」


 エルザが乳圧を強めながら亀頭を舐めまわしていく。

 カリ首も唇や舌先で刺激していき、乳首を使って肉棒をしごく。

 胸の心地よい刺激と舌の強い刺激を同時に味わい、マスターは精液がこみあがってくるのを感じていた。


「どのくらい舐めてるんだ?」

「じゅるるうう♡ ちゅっ♡ 1時間ほどです♡ ちゅるるううう♡ 好きなタイミングで射精して下さい♡」


 マスターによって堕とされたエルザは、彼に心身とも捧げる生活を送っている。妖精の尻尾には異常なしと報告したのも全てはマスターのためだ。

 魔導士としての力量だけではなく類まれなる美貌も買われているので、今ではマスター専属のバニー秘書になったのだ。

 言い換えればそれは通い妻であり、マスターが望むときに身体を差し出している。

 朝奉仕もバニー秘書としての仕事の一環であり、彼が目覚める前から奉仕をしているのだ。


「そろそろ出そうだ……全部飲めよ」

「ちゅっ♡ じゅるるううう♡ はい♡ 朝の濃いザーメンをお恵みください♡ ちゅうう♡ ちゅるるううう♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「んむううううっ♡ んぶううううううううううっ♡」


 とびきり濃い精液がエルザの口に放たれる。

 まるで固形物のような精液が尿道を広げて通っていく感覚が気持ちよすぎて、マスターの腰が震えてしまっていた。

 一滴もこぼすまいとエルザも口を窄めて精液を飲み込んでいき、射精が終わっても口を離さない。


「ん――ちゅるるううううう……ちゅぽんっ♡」


 尿道に残っていた精液も全て吸い取ると、何度も咀嚼して全て飲み込んでいく。


「はぁ……ごちそうさまでした♡ 本日も健康的なザーメンをお恵み頂き感謝いたします♡」

「オレもスッキリしたぜ……さて、朝のシャワーでも浴びるか」

「お手伝いします♡ それと本日の予定ですが――」


 二人が立ち上がってシャワーに向かう。当然体を洗うだけではなく、何発か抜く性欲処理も同時に行うのだ。

 マスターの職務中は常にバニー秘書のエルザがそばに控えており、ムラムラした時はすぐに性欲処理を行う事になっている。

 そんな生活にエルザは一切不満を持たず、マスターに尽くせる幸せしか感じていない。

 妖精女王からバニー秘書に変わってしまった彼女は、これから先もマスターのために尽くしていくのだろう。



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