NokiMo
namitaro
namitaro

fanbox


少女のつむぐ淫らな秘跡~セシル編~

 冥界では本日の授業と鍛錬がすべて終了し、アイリス達はそれぞれ自由な時間を過ごしていた。

 そんななかハイエルフィンであるセシル・ライカ・エンゲル・ベルグルンドは、プリシラに呼ばれて彼女の部屋に向かった。

 用件は部屋で話すと言われたので彼女はすぐにプリシラの元に向かい、部屋で紅茶を楽しみながら用件を聞くことになる。

 プリシラの部屋は汚部屋と呼べるほどまでに散らかっている印象なのだが、リディアが掃除したばかりなのか今はとても片付いていた。


「モデル……でしょうか?」

「うん。新作の漫画を描こうと思うんだけど、参考資料になりそうな構図とかをスケッチしたいんだ。それでセシルにモデルをお願いしたいんだけど……いいかな?」


 かつてセシルはプリシラにより漫画や小説の魅力にどっぷりとハマり、今後このようなことがあればプリシラの手伝いをすると決めていた。


「お任せください」


 それ故に笑顔でそう返事をするのは当然のことだ。


「ありがとうセシル! 正直行き詰ってたんだよね」

「わたしは物語を作ることも絵を描くこともできませんから、このくらいのお手伝いはさせて下さい。プリシラさまの新刊を楽しみにしていますね。またプリシラさまと旦那さまが恋に落ちるお話でしょうか?」

「ちょ、ちょっとセシル!」

「あ……ご、ごめんなさい!」


 プリシラは元々自分と冥王をモデルにした恋愛漫画を描いて売っていたのだが、それは他のアイリスには基本的には秘密にしている。

 セシルはそれを知っているので口にしても問題ないのだが、ここにはずっと黙っていただけで他にもう一人いるのだ。


「ち、違うからね天使さん! それは前に描いてたってだけでもう描いてないからね!」


 プリシラが自分の隣に座っている天使に向かって叫ぶ。


「知っている」

「そ、そうだよね。最近は天使さんにも手伝ってもらってるから、ボクがもうそういうのを描いてないって知ってるよね」


 なぜかプリシラはホッとしていたのでセシルが首をかしげる。自分をモデルにするのは確かに恥ずかしいかもしれないが、今のプリシラの反応はそれだけはない気がするのだ。

 セシルにはまるで浮気のいいわけでもしているように見えてしまった。


「それでわたしはどうすればいいのですか?」

「そ、そうだね。まず天使さんはセシルの隣に座って。それでセシルは今日の宿題をやってくれればいいから」


 天使が言われた通りに席を立つと、プリシラの隣からセシルの隣に移動した。

 椅子はほとんど離れていないので二人の身体はくっつきそうであり、冥王以外と接触しそうになったので思わずセシルが身構えてしまう。


「うん、そんな感じ。家庭教師の先生が生徒に教えてる場面があるんだけどそこをスケッチしたいんだ」

「なるほど……それでしたら旦那さまをお呼びしたほうが良かったのでは?」

「だって冥王さんが隣にいるとセシルは勉強どころじゃないって」

「そ、そんなことはありません! わたしは旦那さまが隣にいても真面目に勉強できます!」

「ボクとしては家庭教師の先生とイケナイ関係を持つ場面とか妄想しちゃうと思うけど」


 そう言われてセシルはそのシチュエーションを妄想してしまう。


「あぁ……♡ いけません旦那さま♡ 今は勉強のお時間です♡ え、これも勉強♡ そ、そうですね♡ 旦那さまがそうおっしゃるのでしたら――はっ!」


 プリシラと天使に白い目で見られながらもセシルはコホンと咳咳払いをすると、ペンを持って宿題に視線を落とす。


「さぁ、いつでも大丈夫ですよ。天使さまも一緒にプリシラさまのお手伝いをしましょう。キリッ」

「ま、まぁいいや。じゃあよろしくね」


 セシルの変化に呆れながらもプリシラはスケッチを始めた。

 セシルと天使をじっくりと見た後にスケッチブックにペンを走らせる。その行為を何度も繰り返していくうちに、彼女の顔は真剣そのものになっている。

 チラリと様子を窺っているセシルもそれに気がついており、彼女の力にならなくてはいけないという思いがどんどん強くなっていた。


「間違っているぞ」

「……え? あ、本当ですね。ありがとうございます天使さま」


 宿題の間違いを天使が指摘してくるので、セシルがそこを修正する。


「憧れの先生が隣にいるからドキドキしすぎて勉強に手が付かない生徒……まさしくボクの理想としていたシチュエーションだよ……」


 ぶつぶつと呟きながらプリシラはスケッチを進めているが、セシルからすればたとえ嘘でも天使を憧れの先生に当てはめるのは複雑だった。


(そのシチュエーションならやはり旦那さまの方が……)


 愛する冥王が隣にいれば今のシチュエーションもよりリアルにスケッチできたはずだ。

 こんなことを考えるのはよくないが、やはり冥王が隣にいてほしかったと思っていると……


(……え?)


 セシルの太ももに何かが触れる。

 それが男の人の手だと理解するまで彼女は十秒ほどの時間を必要としたが、その間も手はセシルの太ももを撫でていた。


(こ、この手はもしかして……て、天使さま?)


 天使をちらりと見ると相変わらずの無表情だったが、彼は間違いなく自分の太ももを撫でている。

 冥王以外の男に触れられた。

 その事実に嫌悪感が込みあがってきて思わず叫びそうになったが――


「あれ、セシル。どうかしたの?」


 セシルの表情が変わったことでプリシラが首をかしげる。


「い、いえ……何でもありません」

「問題が難しくてわからなかったのだろう」

「ああ、そっか。今日の宿題は難しいってベア先生も言ってたしね。そんな顔になっても仕方ないか」

「は、はい……んっ!」


 天使は太ももだけではなくセシルの腰を服の上から撫で始める。

 テーブルのせいでプリシラからは見えないところを天使が触ってきているのはもはや明白だった。


(んっ! て、天使さま! なにをされるのですか! ふあっ! や、やめてください!)


 天使にのみ聞こえるような小声でセシルが囁くが、天使は手を止めようとはしない。

 腰や太ももを撫でまわしながら、今度はセシルの秘部にまで手を伸ばしてきた。


「あ――んっ! ~~~~~~~っ!」


 ショーツの上から秘部を指でなぞられて、セシルの身体がビクンっと跳ねてしまった。


「セシル?」

「な、なんでもありません……!」


 プリシラの邪魔をするわけにはいかない。

 セシルは心の大部分を占めているその想いで声を上げるのを必死にこらえていた。


(こ、こんなことをする方だったなんて……!)


 セシルは天使が冥界に来てから深くかかわることはなかったが、彼は他のアイリスとは信頼関係を築けていたのでセシルも信用していた。

 それがこんな形で裏切られたことに怒りがこみあがってくるのだが、それと同時に自分の身体の変化にも気がつき始める。


(あ――んっ! そこは旦那さまだけの――! ふあっ♡ あああああっ♡)


 好きでもない男に触られているはずなのに、セシルの身体は明確に快感を覚えているのだ。

 太ももを撫でられるだけで背筋にゾクゾクしたものが走り、ショーツの上から指で秘部を弄られると子宮が疼き始めてしまう。

 冥王の愛撫よりも荒々しいが決して雑さは感じない。むしろほんのわずかな時間で自分の弱点を全て暴かれて、強制的に快楽と多幸感を与えられるような奇妙な感覚だった。


(ふあっ♡ ああっ♡ いけません天使さま♡ んっ♡ プリシラさまに気がつかれてしまいます♡ ふあっ♡ あああああっ♡)

(だから興奮しているのか?)

(ち、ちがいます♡ 興奮などしていません♡ 旦那さま以外の男性に触れられても――んっ♡ き、気持ち悪いだけです♡)

(冥王よりも感じさせてやる)


 天使はセシルのショーツをずらすと、直接彼女の秘部に触れ始める。


(あ――んうううっ♡ い、いけませんっ♡ ~~~~~~~っ♡)


 ゴツゴツした太い男性の指がセシルの膣内に侵入していく。

 セシルは声を我慢するために手で口をふさぐが、持っていたペンを離してしまった。


「あれ? セシル、どうかしたの?」

「い、いえ――っ♡ な、なんでもありません♡ っ♡ ~~っ♡」


 プリシラに気付かれていない事にホッとしつつペンを持つが、その間も天使の愛撫は続いたままだった。

 彼はいつも通りの無表情でセシルの秘部を指で愛撫している。クチュクチュという水音がセシルにだけ聞こえているが、その音は自分の身体が快楽を感じている何よりの証拠だった。

 まるで手だけで自分の身体を完全に支配されてしまったかのように思えてしまう。


(ど、どうして――あんっ♡ これでは本当に旦那さまよりも――あぁ♡)


 その時セシルは最近読んだ漫画の内容を思い出してしまった。

 基本的に純愛モノしか読まないセシルが偶然呼んでしまったその漫画が、新妻が夫以外の男性に身体を許して寝取られてしまうというものだ。

 その漫画は夫にバレないように妻が浮気相手に愛撫されるというシチュエーションがあり、今の状況と重なってしまう。

 先ほど天使に言った「興奮していない」や「気持ち悪いだけ」というセリフも新妻が発していたものと全く同じだ。

 冥王以外の男に触れられているという背徳感と漫画と同じ状況という事実がセシルを興奮させていく。


(ああっ♡ どうしていまあの漫画の内容を――んっ♡ 旦那さま♡ 助けてください旦那様――ふあっ♡)


 天使が指でクリを強めにぐりぐりと弄って来ると、セシルの身体がまたもやビクッと跳ねた。


(冥王に触れられるよりも気持ちいいだろう?)

(ふあっ♡ そんなことはありません――んっ♡ んああっ♡ や、やめてくださ――ひあっ♡)


 天使の台詞も漫画の浮気相手と似たようなものであり、セシルはますます興奮してしまう。


(んっ♡ も、もう許してください♡ あっ♡ い、今なら誰にも言いませんから♡ ふあっ♡ んああっ♡ プリシラさまや旦那さまにバレたら大変なことになってしまいますよ♡ あんっ♡)

(お前が声を反応しなければいいだけだろう)

(~~~っ♡ そ、そんなことを言われましても――っ♡ ふああああっ♡)


 セシルは先ほどからペンの動きが完全に止まっており、目をギュッと閉じて必死に声を押し殺そうとしていた。

 しかし天使の愛撫があまりにも気持ちよすぎて、心では拒絶しても身体は彼の手を受け入れてしまっている。

 痛みならばともかく快感を我慢することなどできず、息が荒くなり甘い吐息がどんどん漏れてしまっていた。


(ふあっ♡ ほ、本当に気持いい――んっ♡ ち、違います旦那さま♡ わたしは旦那さまに可愛がっていただくのが一番気持ちいいです――っ♡ 天使さまの指が奥まで――あああっ♡)


 冥王の顔を思い浮かべて必死に声を我慢するが、天使の愛撫によりどんどん顔が薄れていく。

 そして身体は一秒ごとに冥王の愛撫を天使の愛撫で上書きされていき、どちらの男に触られるのが気持ちいいのかをわからされてしまう。

 子宮が疼いて身体の奥から大きな快楽がこみあがってくる。絶頂の余韻だという事はセシルにも理解でき、今までで一番大きな絶頂感が来るという予感があった。

 口を閉じても声が漏れてしまい、とうとうセシルは我慢の限界が訪れてしまった。


「っ♡ あああっ♡ も、もう駄目です♡ ふあああっ♡ 旦那さま♡ ごめんなさい――ふあああああああああっ♡」


 ビクンっと体を大きく震わせてセシルが絶頂してしまった。

 それはつまり、自分をスケッチしているプリシラに完全にバレてしまった事を意味する。


「セ、セシル……」

「はぁ……♡ はぁ……♡ ち、違うのですプリシラさま……♡ こ、これは……天使さまが無理矢理――んっ♡」


 プリシラが驚愕してセシルと天使を交互に見ている。

 漫画では最後までバレることはなかったので、今は漫画のシチュエーションではなく現実なのだという事を今更ながらセシルは思い知った。


「まったくもう……天使さん、今はスケッチ中なんだからちょっとは我慢してよね♡ 終わったらボクが相手をするつもりだったんだけど、こうなると予定が狂っちゃったな」

「……え?」


 プリシラが呆れたような笑みを浮かべたのでセシルがポカンとした顔になって首をかしげてしまった。


「セシル、天使さんに触られて気持ちよかったでしょ?」

「え? は、はい……旦那さまよりもすごく――っ! ち、違います! 今のは――っ!」


 セシルが勢いよく立ち上がるとその場から逃げ出そうとした。

 どこに逃げるかなど詳しく考える余裕などはなかったのだが、この場にいると自分はもう冥王のモノではいられなくなると彼女は本能的に察してしまったのだ。

 しかし部屋から出る前にセシルは天使に腕を掴まれて、そのまま背後から抱きしめられてしまう。


「は、離してください――ふあっ♡ ああああっ♡ やめてください♡ わたしは旦那さまだけのモノです♡ た、助けてください旦那さま――んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ んむううううっ♡」


 天使はセシルを抱きしめたまま横を向かせると、唇を無理矢理奪って舌を差し込んでいく。


「ちゅるるうう♡ れりゅうう♡ い、いやです――ちゅっ♡ れろぉ♡ じゅるうううっ♡ あんっ♡ お、お尻に硬いものが当たって――ふあっ♡ ああああっ♡」


 お互いの唾液を交換し合うような激しいディープキスをされながら、セシルは尻に硬くて熱いものを押し付けられているのを感じた。

 それが何なのかは想像できるのだが、冥王のモノとは感触があまりに違い過ぎて自信が無くなってしまう。

 しかしセシルの予想は正しく、天使はガチガチに勃起している肉棒をセシルの尻にぐりぐりとこすりつけていた。


「ふあっ♡ んっ♡ や、やめてください♡ そ、それだけは――ふあああっ♡ わたしは旦那さまだけのものなんです♡ んっ♡ ふあああっ♡」

「ならば素直になるまでは入れずに可愛がってやる」

「な、何を言っているのですか――ひあっ♡ ああああっ♡ 熱くて硬いものが――んあああああああああっ♡」


 秘部が熱くて硬いもので擦られて、セシルの背筋がピンっと伸びた。

 なにをされたのかわからなかったが、秘部にはずっと熱いものが当たっている感覚がある。

 下腹部に視線を向けると、自分の股から天使の肉棒が見えてしまった。


「ひっ♡ お、大きい……♡」


 セシルが思わず本音を零してしまう。

 天使は彼女を背後から抱きしめたまま、膣には挿入せずに素股でセシルを犯し始めたのだ。

 冥王のモノよりも遥かに太くて長い肉棒にセシルは目を奪われる。まるで自分から肉棒が生えてしまったかのようだ。

 挿入されなかったからと言って安心できる要素など一切ない。肉棒が秘部に触れているだけでゾクゾクとした快感が背中に走り、足が震えて立っている事すら難しくなる。


「は、離れてください――ふあっ♡ んあああっ♡ 動いちゃダメです♡ ふあああっ♡ ひあああああああああっ♡」


 天使はセシルの身体を抱きしめたまま腰を振り始めた。

 服の上からでもわかる柔らかさと温かさを楽しみながら、彼女の尻に腰を打ち付けて肉棒で秘部を擦っていく。

 服の隙間から両手を入れてセシルの乳房を直接揉みしだくと、乳首もねじりながら刺激を加えていく。


「ひあああっ♡ ふあああっ♡ む、胸はいけません♡ ふあっ♡ ああああっ♡」

「アナスチガルよりも小ぶりだが形は良いな」

「あんっ♡ お、お母さまにまで――ひあっ♡ んひいいいっ♡ そ、そんなに強く触らないでください♡ ひああっ♡ んあああっ♡」


 アナスチガルにまで手を出しているという事実を突きつけられたが、セシルは怒りや戸惑いよりも快楽を感じてしまっている。

 身体から力がどんどん抜けていき天使が抱きしめていないともはや立っている事すらできないほど気持ちよくなっており、セシルの身体はとっくに天使と冥王がオスとしてどちらが優れているのか結果を出していた。

 そんなにも優秀なオスならばアナスチガルが心と身体を奪われても仕方がないと思い始めているのだ。


「うわぁ……セシルってこんな顔で喘ぐんだ」

「ふあっ♡ あああっ♡ プリシラさま♡ 見ないでください♡ ひあっ♡ あああっ♡」


 そして目の前のプリシラも天使に心と身体を捧げてしまったのだろう。

 彼女はセシルの正面にしゃがみ込むと、天使の肉棒をうっとりとした表情で見上げている。


「ピクピクしてるし先走りもすごいね♡ セシルのあそことか太ももに挟まれてるのに、先の部分が飛び出してなんだかすごくえっちだよ……あむっ♡」


 プリシラが肉棒の亀頭部分を咥えこむと、そのまま舌で熱心に舐っていく。

 天使はセシルとプリシラの口を同時に犯すように激しく腰を振りはじめた。


「れりゅううう♡ じゅるるううう♡ んむっ♡ んうううっ♡ んぶうううううううっ♡」


 プリシラは亀頭を舐めまわすだけではなく、唇を肉棒のカリ首に引っ掛けて何度も擦って刺激を与えていく。

 竿の部分はセシルに包まれているのでまるでセックスをしているようであり、子宮口にまで挿入して引っかかっているような快感だった。

 疑似セックスを楽しみながらもセシルの愛撫も当然忘れることはない。

 彼女の胸を揉むなどして敏感な部分を責めるのは当然だが、尻や背中を撫でまわして強弱両方の刺激を全身に与えていく。

 そしてハイエルフィン特有の長い耳を唇で甘噛みしながら舌で舐っていく。


「んああああっ♡ み、耳はいけません♡ そんなところをなめないで下さい♡ ひあ♡ んああああっ♡」

「ちゅるるうう♡ れりゅうううう♡ どんどん大きくなってるよ♡ ちゅっ♡ この深くなってる部分でいつもボクの中を擦ってくれるんだよね♡ あとでセシルも気持ちよくしてもらうと良いよ♡ ちゅるるうう♡ れりゅうううう♡ それとも今の段階で冥王さんとするより感じてるかな?」

「ひああっ♡ だ、旦那さま♡ ひあああっ♡ そんなことはありません♡ 旦那さまに可愛がってもらう方が――ふあああっ♡ んあああああああああっ♡」


 乳首を強くつねられながら耳を舐られてセシルが絶頂してしまい、唇を奪われて舌を絡め取られる。

 セシルの身体を強く抱きしめながら天使もフィニッシュに向けてスパートをかけるべく高速ピストンを開始した。

 彼女の尻に何度も腰を打ち付けて、秘部とプリシラの口の中を犯しぬいていく。

 セシルの身体は無意識のうちに股をぎゅっと閉じて天使の肉棒を強く挟み、少しでも気持ちよくなろうと必死になっていた。

 プリシラは自分の口の中を使ってもらえることが嬉しすぎて、両手で秘部を弄りながら亀頭を舐めまわしていく。

 カリ首は唇をひっかけるだけではなく舌でもなぞり、肉棒が一回り大きくなって震え始めるとバキュームのように吸い付いた。


「ひああああっ♡ も、もう駄目です♡ ふあっ♡ それ以上されたらまた――んっ♡ ふあああっ♡ だ、旦那さま♡ あああっ♡」

「冥王に申し訳ないと思わないのか?」

「ちゅるるう♡ れりゅううう♡ もう、天使さんってばイジワル言うのはやめてあげなよ♡ 今まで冥王さんの方が気持ちいいなんて思う人は一人もいなかったでしょ♡ セシルも冥王さんとするより気持ちいいよね♡」

「んああああっ♡ は、はい♡ 旦那さまとするよりも気持ちいいです♡ あんっ♡ 天使さまの大きくて硬いモノで擦られているだけなのに、旦那さまのモノを受け入れた時よりも気持ちいいんです♡ ふああっ♡ ひああああっ♡」


 快楽に溺れているセシルはプリシラの問いかけに正直に答えてしまった。


(あぁ……言っちゃった♡)


 一度言葉にしてしまうと快感はさらに大きくなる。

 冥王とのセックスでは決して味わう事の出来なかった快感をもっと味わいたいと身体が熱くなり、天使の肉棒をもっと求めてしまう。


「ふあっ♡ ひああああっ♡ わ、わたしはまたイってしまいます♡ あんっ♡ 天使さま♡ ふああっ♡ んあああああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ひあああああああっ♡ あ、熱いものが出てます♡ ふあああああああああっ♡」

「んぶうううううううっ♡ んむううううううううううううっ♡」


 天使がプリシラの口の中に欲望をぶちまけると同時に、セシルも大きな絶頂感に包まれた。

 背後から抱きしめられながら胸を揉まれ、唇も奪われながらセシルは絶頂の余韻に浸る。

 肉棒が脈打つたびに精液が吐き出されて、秘部が触れ合っているのでセシルも小イキしてしまう。

 プリシラは目を閉じてうっとりした表情で精液を受け止めており、飲み切れない分が口元から零れてしまっていた。

 やがて射精が収まると天使がセシルから唇を離す。


「はぁ……♡ はぁ……♡ て、天使さまぁ……♡」


 セシルの目にはハートマークが浮かんでいるようにも見えてしまい、完全に発情しているのがわかる。

 自分を気持ちよくしてくれた天使に惹かれつつも、冥王への申し訳なさも感じているが、その背徳感は快楽のスパイスとなっていた。


「夫以外に触れられて感じるなど悪い女だな」

「は……はひぃ……♡ わたしは、わるいこ、ですぅ……♡」


 以前冥王に同じようなことを言った気がするが、どういうシチュエーションだったのかはもう思いだせない。

 一つだけ確かなことはその時よりも自分ははるかにときめいているという事だけだ。


「ん……ちゅるるううう……ちゅぽんっ♡ 天使さんのってやっぱりすごく量が多くて濃いよね♡ 次はこれをセシルに出してあげてよ♡」

「わかっている」


 プリシラが尿道に残った塊のような精液も吸い取って肉棒から口を離すと、天使はセシルを抱えてベッドに移動した。

 セシルはもはや抵抗の意志など完全に消え去ってしまい、もっと天使に気持ちよくしてもらえると期待している。

 ベッドに仰向けに寝かされたセシルは胸元を天使によりはだけられる。ぷるんっと揺れて形のいい乳房を露出させると、セシルの左足に跨ってから右足を肩に担いだ。

 松葉崩しで挿入する体勢になると、セシルの秘部に亀頭をグリグリと押し付ける。


「あんっ♡ あああっ♡ や、やっぱりだめです♡ んっ♡ わたしには愛する旦那さまが――ふあっ♡ あああっ♡ プ、プリシラさま♡ こんなところを描かないでください♡」


 プリシラは二人のセックスを見ながらスケッチブックにペンを走らせている。

 セックスしているところをスケッチされるなど恥ずかしすぎてセシルの顔が真っ赤になるが、プリシラはやめるつもりなど全くなかった。


「エッチの体位とかもスケッチしたかったんだ♡ 大丈夫、口出しとかはしないから天使さんに気持ちよくしてもらいなよ♡」

「や、やめ――んあっ♡ ああああっ♡ は、入って――ふあああっ♡」


 めりめりっと鈍い音がして天使の肉棒が入って来る。

 処女喪失の時よりも大きな痛みが膣から全身に広がり、セシルは口をパクパクさせて視界が真っ白になっていく。


「お、大きい♡ 旦那さまのよりも大きすぎますっ♡ ああああっ♡ こ、こんなものが入るはずがありません♡ い、痛いですから抜いて――んあああああああああっ♡」


 入らないと思っていた極太の巨根をセシルの膣内はあっさりと根元まで受け入れてしまった。


 亀頭で子宮口をぐりぐりと擦られて、セシルが絶頂から降りてこられなくなる。

 激痛を感じたはずなのにそれ以上の快楽と多幸感が全身を駆け巡っており、痛みもすぐに甘い痺れに変わっていく。

 今挿入されているものこそが自分の主人であると膣が大喜びで肉棒を締め付けて絡みついており、その感触を堪能しながら天使が腰を振り始めた。


「あ――ふあっ♡ ああああっ♡ う、動かないでください♡ んっ♡ んひいいっ♡ い、痛いです♡ ああっ♡ ひああああっ♡」


 天使はセシルの右足を抱きしめて、彼女の太ももの柔らかさを味わいながら腰を打ち付ける。

 抽送のたびに愛液が秘部からあふれており、何度も小イキしているので時折足がピンっと伸びていた。

 仰向けになっても形の崩れない乳房にも手を伸ばして揉みしだきながら、冥王しか受け入れたことのなかった膣内を自分の好みに作り直していく。


「んああっ♡ ふあああっ♡ お、奥に当たっています♡ あん♡ そ、そんなに激しくぐりぐりされたら壊れてしまいます♡ んっ♡ て、天使さま♡ ふあっ♡ ひああああっ♡ お、おかしくなってしまいます♡ んあああああああああっ♡」

「まだ始まったばかりだぞ」

「で、ですが――ひあああっ♡ 乳首をそんなに強く摘ままないで下さい♡ 引っ張られたら――ふああああっ♡」


 セシルの乳首を指でつまんで引っ張り胸を伸ばしていく。

 それと同時に抱えている足をすりすりと手で撫でまわしていくと、セシルの口から甘い声が漏れてしまった。


「んっ♡ んううううっ♡ そんなに優しく――ひああああっ♡」


 セシルはもう気持ちよすぎて本当に狂ってしまいそうだ。

 乳房は乱暴に触れられる代わりに足は優しく撫でまわされる。

 天使が触れている部分は感度が上がっていくようであり、心とは裏腹に身体は天使を受け入れていく。

 何よりも膣内に挿入されている肉棒が冥王のモノとは違い過ぎるのだ。

 大きさや固さだけではなく熱さもけた違いであり、焼けた鉄の棒でも入れられているようだ。

 痛みはすでに快楽に変わっており、腰を引かれるとカリ首の深い部分でガリガリと膣内を削られてしまう。

 亀頭と子宮口が触れ合うたびに多幸感が走り、精液が欲しいと強請っていく。


「冥王とするよりも感じるだろう?」

「あんっ♡ ふあああっ♡ は、はい♡ 気持ちいいです♡ んああっ♡ 旦那さまとするよりもずっと気持ちいいですっ♡ ああああっ♡ ひあああああああああっ♡」


 セシルはすでに取り繕う余裕すらなくなっており、天使の問いかけに素直に答えてしまった。

 それもまた漫画で読んだシチュエーションと重なって興奮してしまい、天使の次の言葉を期待してしまう。


「冥王とはどう違うか言ってみろ」

「んあああっ♡ て、天使さまのほうがすごく大きいです♡ ああっ♡ わたしの中をみっちり広げてくださり、逞しさも感じます♡ ああっ♡ それに――んっ♡ 形も全く違います♡ ゴツゴツしているので気持ちいい部分を全て擦ってくれるのがステキです♡ んっ♡ んああああっ♡ そ、それからっ♡ 力強さなども――ふあああっ♡ な、何もかもが違い過ぎます♡ 旦那さまと比べて劣っている部分が一つもありません♡ あああっ♡ ふあああっ♡」


 冥王への侮辱ともとれる言葉なのだが、セシルにとっては全てが偽りない本心だった。

 彼に向けられていた愛情が薄れていくと同時に天使への愛情が冥王の何倍も膨れ上がっていく。

 自分に女の悦びを教えてくれた男が愛しくてたまらない。

 天使と比べてはるかに格下のオスである冥王の事を、もはや男として見ることなど不可能になっていたのだ


「ふあああっ♡ もっと激しく突いてください♡ んっ♡ 天使さまもわたしの身体で気持ちよくなってください♡ ひああああっ♡」


 セシルの乱れる姿を見て天使の腰の速度も上がっていく。

 普段は冥王を旦那さまと呼んで慕っているセシルを自分のモノにできたことで、無意識のうちに興奮しているのだ。

 セシルの足を抱きしめて撫でまわし、舌を這わせながら一気にラストスパートをかけていく。


「あああっ♡ そんなところを舐められたら――んあっ♡ ひああああっ♡ き、気持ちいいです♡ また大きな波が来ます♡ んっ♡ んああああっ♡ 天使さまも一緒に――ああっ♡ い、一緒にお願いします♡」


 一緒にイって欲しいと涙目で懇願してくるセシルに応えるように、天使も射精感が込みあがってきた。

 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、セシルの足に跡が付くほど強く抱きしめながら二人同時に絶頂に向かって登りつめていく。


「んあああああっ♡ き、来ます♡ 大きいのが来てます♡ ふあああっ♡ 天使さま♡ 天使さまぁ♡ ふあああああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ひああああああああっ♡ 熱いのが沢山出てます♡ あああっ♡ んあああああああああっ♡」


 マグマのように熱くてドロッとした精液を注がれてセシルが絶頂した。

 子宮に熱いものが注がれる感覚をはっきりと感じ取り、かつてないほどの快楽と多幸感がこみあがってくる。

 びゅるびゅるととめどなく放出される精液で子宮を完全にマーキングされてしまい、セシルは心も身体も完全に天使のモノになった事を自覚させられる。


(あぁ……こんなにも気持ちよくて幸せだなんて……きっとプリシラさまやお母さまもこの感覚を……♡)


 こんなにも幸せな気持ちにさせられたら冥王に見切りをつけて天使を選ぶのも納得ができてしまう。

 冥王がこの世界でどれほど偉大な存在なのか、そしてどれだけ尊敬できる存在なのかセシルは知っている

 今までアイリスとして活動してきたのだから、冥王のいいところなどいくらでも上げることができる。

 だからこそオスとしての魅力は天使の足元にも及ばないという事も理解できてしまうのだ。


「はぁ……♡ はぁ……♡ 天使さま……♡」


 どぴゅっと特別濃い精液を出して射精が収まると、セシルが恋する乙女の表情で天使を見つめる。

 あなたの女にしてくださいと無言で訴えてきており、それに返事をするかのように膣内に挿入されたままの肉棒がビクンっと跳ねた。


「あんっ♡ 天使さまの……まだ硬いままですね♡」

「冥王のモノとは違うだろう?」

「は、はい……逞しくてステキです♡ ん――あんっ♡」


 天使が肉棒を抜くと、ごぽっと大量の精液が膣からあふれてきた。


「わぁ……いつもながらすごい量だよね……♡」


 冥王の数倍の射精量にセシルが見惚れていると、いつの間にかプリシラがそばで見ている事に気がつく。

 彼女は裸になっており肌もほんのりと紅潮しているので、天使に可愛がってほしいのだとセシルはすぐに気がついた。

 複数プレイなどセシルにとってはもちろん初めての事で、むしろ恥ずかしいので冥王に頼まれても断っていたかもしれない。

 しかし今はプリシラと一緒に天使に可愛がってもらいたくてたまらない気持ちだった。


「ねぇプリシラ、ボクも混ざっていいかな?」

「もちろんです♡ 一緒に天使さまに愛してもらいましょう♡」

「それもいいけど……えいっ♡」


 プリシラが天使をベッドに押し倒してしまう。

 もちろん力で天使が負けるはずがないので、プリシラにわざと押し倒されたのだろう。

 彼女は勃起したままの肉棒を指で突きながら妖しく微笑んでいる。


「冥王さんからアイリスを奪っちゃう悪いおちんちんに、たまにはお仕置きしてあげないとね♡ セシル、そっちに座ってお尻を突き出して♡」

「お、お尻……かしこまりました♡」


 セシルは恥ずかしそうな顔をしながらもプリシラに従い、スカートをめくって尻を突き出した。

 そして二人は天使の肉棒をギュッと挟んでしまう。二人分の柔らかく温かい尻の感触に興奮し、天使の肉棒がピクンっと跳ねる。


「ふあああっ♡ お、お尻に熱くて硬いものが――あんっ♡」

「尻コキって言うんだよ♡ んっ♡ あんっ♡ そのままセシルもボクにお尻を押し付けておちんちんをしごいてあげて♡ ふあっ♡ あああっ♡」

「わ、わかりました♡ ふあっ♡ んううっ♡ え、えいっ♡ あんっ♡ んああっ♡」


 二人はおしくらまんじゅうでもするようにお互いの尻を押し付け合って、天使の肉棒を激しく扱いていく。

 射精したばかりで愛液と精液で滑っている肉棒が、二人のスベスベの肌を持つ柔らかい尻で押しつぶされそうになっていた。

 セシルとプリシラが必死になって尻を押し付け合っている姿に興奮し、天使の肉棒がますます硬くなる。


「あんっ♡ あああっ♡ 天使さんの大きくて硬すぎるよぉ♡ ふあっ♡ お仕置きなのに――んっ♡ ボクの方が気持ちよくなっちゃう♡」

「ふあああっ♡ こんなに乱暴にしているのにびくともしません♡ あああっ♡ ステキです天使さま♡ 出したばかりだというのに硬いままですし、逞しすぎです♡」

「んっ♡ んあああっ♡ 冥王さんのは一度出したらふにゃふにゃになっちゃうしね♡ ああっ♡ 男の人の逞しさを教えてくれたのは天使さんだよ♡」


 プリシラはお仕置きをするつもりだったが、すぐにそんなことは無意味だと悟り、天使を気持ちよくすることだけを考え始めていた。

 メスとして天使に尽くせるのがたまらなく嬉しく、肉棒をしごいているだけで自分までイキそうになってしまう。

 セシルは一度出すと小さくなる冥王の肉棒と、二回出しても大きいままの天使の肉棒の格の違いを思い知らされながら奉仕に没頭していく。

 こんなに二人の尻で肉棒を挟むなど普段のセシルなら恥ずかしすぎる奉仕なのだが、プリシラと同じく天使に気持ちよくなってほしくてたまらない。

 ここまで強く尻を押し付け合うと冥王の肉棒は折れてしまいそうだが、天使のモノは固いのでビクともしなかった。


「んああっ♡ て、天使さま♡ 気持ちいいですか♡ ふあっ♡ わたしは上手くできていますか♡」

「悪くない」

「~~~~~~~っ♡ ありがとうございます♡ これからはいつでもわたしを呼んでください♡ どんなことでも喜んでお相手します♡」

「んっ♡ んうううっ♡ 天使さんの競争率は結構高いよ♡ ああっ♡ もう半分以上のアイリスが天使さんに夢中だからね♡ でも――あああっ♡ 今のボクたちみたいに二人同時でも三人同時でも相手ができるすごい人なんだ♡ あああっ♡ 何回でも出せるし何回もイカされちゃうんだよ♡」


 天使のオスとしての優秀さにセシルの子宮が疼きだす。


「あああっ♡ それではまた一緒に愛していただきましょうね♡ あんっ♡」

「もちろんだよ♡ ふあっ♡ 天使さん好き♡ 大好き♡ ボクたちのお尻で気持ちよくなって♡ ふあああっ♡」

「天使さまぁ♡ わたしも大好きです♡ ひあっ♡ 愛しています♡ セシル・ライカ・エンゲル・ベルグルンドを天使さまのモノにしてください♡ あああっ♡」


 ハイエルフィンが本名を名乗るのは婚約するのと同じような意味を持つ。

 初代面の時に冥王に名乗ったのはただのうっかりに過ぎないが、今のセシルは完全に自分の意志で名乗っていた。

 彼女が完全に堕ちたことを理解した天使の肉棒が一回り大きくなって震え始める。

 二人の尻の柔らかさを感じていると、二人は割れ目で肉棒をぴったりと包み込んだ。

 そのままさらに尻を強く押し付け合って、天使を射精させるべくスパートをかけていく。


「そろそろ出るぞ」

「あんっ♡ 出してください♡ 天使さま♡ ふあっ♡ あああっ♡」

「濃くて熱いのをたくさん出して♡ ボク達にマーキングしてええっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!! 


「ふあああああああああっ♡ こ、こんなにたくさん――素敵ですぅ♡」

「天使さんのがいっぱい……幸せぇ♡」


 天使の精液が噴水のように勢いよく放出される。天井に届きそうな勢いだったそれが落ちて来て、セシルとプリシラの尻や体をべっとりと汚していく。

 射精が収まるまで二人は尻を押し付け合っていたが、最後の一滴が飛び出すとゆっくりと天使から離れた。

 二人はそのまま四つん這いになって並ぶと、天使に向かって尻を突き出しておねだりするような表情を向ける。


「天使さま……どうかもっとたくさん可愛がってください♡」

「ボクも限界だよぉ♡ おまんこでもお尻でも好きな方を使っていいからぁ♡」


 二人のアイリスのおねだりを聞いて肉棒が萎えるはずはなく、天使が二人に襲い掛かった。

 数秒後にプリシラの喘ぎ声が部屋の中に響き、夜遅くまで部屋から喘ぎ声が消えることはなかった。



「お、終わった……真っ白に燃え尽きたよ……」


 原稿を終えたプリシラが机に突っ伏す。

 セシルと天使のスケッチを行ってから一週間ほど経過した頃、ようやく描いていた漫画が完成したのだ。


「お疲れさまですプリシラさま」

「ありがとうセシル。さっそくだけどチェックを手伝ってもらっていいかな?」

「お任せください。どんな内容になったのか楽しみです」


 セシルに原稿を渡すと彼女はワクワクした表情でそれを読み始めた。

 今回はモデル以外に文字入れすら手伝ってもらっていないので、セシルはどんな漫画なのかは完全に知らない。

 物語を読む面白さにハマったセシルは表情をコロコロと変えながら読み進める……というのがプリシラの認識だったのだが、彼女の表情はずっと赤いままだった。


「セシル、どうかした?」

「いえ……2ページ目からすぐに……そ、そういうシーンがあったものでして……」


 そういうシーンとはもちろん濡れ場の事だ。

 言われてみて気がついたが、今回はかなり早い段階から濡れ場があった気がする。


「これは旦那さまではなく天使さまがモデルですよね。旦那さまはこんなにすごいことはできませんし……っ♡ そ、そんなことまで……♡ ああっ、今度は二人同時に……♡」

「う……そういえば今回は大人向けゾーンで売る内容で九割くらいが濡れ場だったような……」


 セシルが読み終わったページをプリシラも読んでチェックを始めるが、これは本当に自分が書いたのだろうかと思うほど濡れ場だらけだった。

 様々な体位でセックスをするのは当たり前であり、フェラやパイズリなどの奉仕にもちろんアナルセックスも描かれている。

 最後はお腹が膨らむほど中出しされただけではなく全身に精液をかけられて、ヒクヒクしている膣とぽっかり開いて閉じなくなった肛門から精液を垂れ流している少女が描かれている。

 これはもはや完全に天使との事後風景であり、セシルとプリシラの顔が真っ赤になってしまった。


「こ、これは……我ながらエッチすぎる……」

「天使さまとの行為をいろんな人に見られてしまうようで恥ずかしいですね……」

「う、うん……これは本当にエッチすぎるし恥ずかしすぎるから、やっぱり刷るのは中止にしよう。お蔵入りってことで」

「はい、異論はありません」


 原稿はお蔵入りになったが二人は天使とのセックスを思い出して身体が疼きだしてしまう。

 二人はその後仲良く天使の元に向かい、漫画に描かれていた内容よりも遥かに激しく抱かれることになるのだった。


Related Creators