当然だが、比企谷八幡は捨てられる。
Added 2023-11-05 18:14:00 +0000 UTC比企谷八幡にとって高校生活の最後の夏休みが近づいてきていた。
顔には出していないが彼は非常に楽しみである。その理由はもちろん雪ノ下雪乃という彼女がいるからだ。
去年の夏休みは雪乃に一切会うことができなかった。今は恋人同士なのだがら、少しくらいはそれらしいことをしたい。
「そう言えば比企谷君。私夏休みにお見合いすることになったのよ」
そんな八幡の願望を雪乃の一言が打ち砕く。
奉仕部でいつものように読書をしていた彼女の爆弾発言に、八幡は思わず口を開いて間抜け顔になってしまう。
捨ててもいいとは言ったがこんなに早く捨てられてしまうのだろうか。まだキスもセックスもしてないというのに。
「お、お見合い?」
「ええ。と言っても形だけのものよ。母も色々と付き合いがあるから断れなかったのでしょうね。当然断るわ。安心した?」
「……そんな事だろうと思ってたよ」
本当は内心では焦りまくっていた八幡が、心を落ち着かせるために紅茶を一口飲む。
形だけで受けるつもりはない。彼女が言うなら本当なのだろう。
「親の付き合いで見合いをする必要があるってとんでもねえ世界だな。俺には想像できん」
「私も話に聞いていただけで自分が経験するとは思っていなかったわ。でもさっきも言ったように形だけよ。母もあなたを気に入っているようだしね」
それは喜んでいいのか八幡にはわからない。
「まぁ外見だけならともかく、私の内面を知れば向こうから断ると思うわ。私のようなめんどくさい女を好きになるもの好きな男なんてめったにいないものね。大体一週間くらいは連絡できないと思うけど……なに? 私に会えなくて寂しいの?」
「夏休みなんていつも一人だったからそんな事思うわけねーだろ」
「そう……私は少し寂しいのだけど」
ぼそっと呟いた言葉が彼女の本心だということは八幡にも理解できた。
「お互いに暇なときはどこかに出かけるか」
「貴方はいつもヒマでしょう」
「超忙しいわ」
いつも通りの軽口を叩き合い、八幡はやはり自分は雪乃と一緒に居る時間が好きなのだと再確認するのだった。
◇
夏休みが始まって三日目の朝。
超忙しい八幡はベッドに寝転がって腐った目でゲームをしていた。
当然予定など真っ白であり、朝は適当に済ませてだらだらとした時間を過ごしている。
「雪ノ下は見合いか……相手が可哀想だな」
外見は自他ともに認める美少女なのだが、中身は非常に攻撃的な女。
彼女の内面を知れば付き合いたいと思う男はほとんどいないだろう。
彼女から連絡が来たらどこに誘おうかと考えながらゲームをしていると、スマホの着信音が鳴りひびいた。
「誰からだ?」
確認してみると雪乃からのメッセージだ。
一週間連絡できないとは何だったのだろうか。寂しくて我慢できなかったのか、もしくは見合い相手を怒らせすぎてはやく終わったのか。
「なんだこれ? 動画が送られてきてるな」
首を傾げながらその動画ファイルを開いた瞬間、彼は信じられないものを見た。
「んあっ♡ あんっ♡ ご主人様♡ ふあっ♡ 撮影が始まってます♡ ああっ♡」
「だったら早く挨拶しろよ。彼氏君が雪乃を見てるぞ」
「んああっ♡ は、はい♡ 見ているかしら比企谷君♡ んあっ♡」
そこに映っていたのは二人の人物。
一人は八幡の彼女である雪ノ下雪乃で、もう一人は見知らぬ男。
薄暗い室内のベッドに腰かけて、お互い裸になって寄り添いあっている。
雪乃は男に肩を抱かれて照れくさそうに微笑んでおり、八幡が見たこともない表情になっていた。
「……は? え? な、なんだよこれ……は?」
恋人が見知らぬ男と裸で映っている。
そんな映像を見せられて正気でいられる人間の方が少ないだろう。
当然八幡は思考が停止してしまう。
「ふあっ♡ 比企谷君♡ あんっ♡ 私がお見合いするって言ったわよね♡ ふああっ♡ それで、この人と結婚することになったのよ♡ その報告をするわ♡」
幸せそうに笑いながら雪乃がとんでもないことを口にする。
「初めまして彼氏君。雪乃の身体は最高だな。もう一目惚れしちゃって一晩中ヤリまくっちゃったよ。いやぁ、おかげでキンタマもすっかんからんだ」
「ふふ、そんなのうそですよね♡ ご主人様のペニスはまだこんなにも硬いじゃないですか♡」
雪乃は男に肩を抱かれて寄り添いながら、彼の肉棒を手で扱いていた。
そのあまりの大きさに八幡は驚愕してしまう。
20センチをやすやすと超えて30センチ近くあるのではないかと思えるほどの巨根。間違いなく自分の倍以上は大きい。
「ステキなペニスでしょう♡ これで私のヴァージンを奪ってくれたの♡ 優秀なオスにヴァージンを捧げられて幸せだわ♡」
「こんな美少女が処女だったなんて信じられないな。彼氏君はインポなのかい?」
「きっとそうですね♡ ん――ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ れりゅうううう♡」
肉棒を手で扱きながら、雪乃が情熱的なキスをする。
八幡がまだ味わった事のない唇を、見知らぬ男が味わっていた。
ねっとりとした唾液の糸を作って二人の唇が離れると、雪乃が改めてカメラの方を向く。
「ああ、そういえばご主人様の紹介がまだだったわね♡」
ご主人様と呼ばれている男性は、八幡とは違い非常にがっしりとした体型をしていた。
年齢は20台前半くらいだろうか。金髪でチャラついた印象を受けている。
そして肉棒は自分の倍以上大きい。
「この方は○○企業の社長のご子息で、すでに重役を任されているすごいお方よ♡」
その企業は八幡でも知っているほどの有名企業だった。
「もちろんおかざりとかそう言うわけではなくて、すでにいろんな結果を出しているの♡ ふふ、年収とかもすごいのよ♡ 貴方が一生かかっても稼げないくらいのお金をすでに稼いでいるわ♡」
「いやぁ、照れるなぁ。それに彼氏君も将来有名企業に就職するかもしれないよ」
「んあっ♡ あんな男にそんなことできるわけがありません♡」
雪乃は肩を抱かれていたが、いつの間にか胸を揉まれている。
男が彼女の小さな乳房を撫でまわして、乳首を抓むたびに雪乃が甘い声を漏らす。
「な、なんでだよ……形だけじゃなかったのかよ……」
幸せそうに肉棒を扱いて胸を揉まれている雪乃を見て、八幡はスマホを握りつぶしてしまいそうなほど力を込めてしまっていた。
「はぁ♡ はぁ♡ 最初は形だけのお見合いのつもりだったのだけど、ありがたいことにご主人様が私を気に入ってくれたの♡」
「ちょうど黒髪ロングの貧乳美少女が欲しかったところでね。雪乃の外見は俺が求めていたものにぴったりだったよ」
「ふ、ふざけんな! 雪ノ下の見た目しか見てないクズが――」
画面の中の二人が動き始める。
男が雪乃の腰を持つと彼女を軽々と持ち上げて、まるでオナホールでも使うかのように彼女の膣内に肉棒を挿入した。
「んおおおおおっ♡ ふおおおおおおおおおおおおおおっ♡」
背面座位で挿入されて雪乃が獣のような声をあげる。
あの巨根を彼女の膣はやすやすと飲み込んでしまった。しかしやはりサイズが大きすぎるのか、下腹部が肉棒の形にぽっこりと盛り上がっている。
「あ――んおっ♡ は、入ってきたわ♡ 私を女にしてくれたペニス――ふあっ♡ あああ♡」
「外見だけじゃなくてマンコの具合も好みでね。さっきも言ったが一晩中ヤリまくってしまったよ」
「ふあああっ♡ そ、そうなのっ♡ 無理矢理部屋に連れ込まれて、服を千切られて犯されてっ♡ ふああっ♡ それなのにこの人の事を好きになってしまったのよ♡ んあああっ♡ 優秀なオスの遺伝子が欲しいって本能が叫んでるの♡ あんっ♡ んひいいいいいいいっ♡」
男は背面座位で雪乃の胸を揉みながら腰を突き上げる。
雪乃の喘ぎ声など初めて聞いたが、八幡の妄想していたものよりも遥かに下品な声だった。
口から涎を垂れ流しただらしない表情だというのに、あんなにも幸せそうなのが信じられない。
「ふあっ♡ ひあああっ♡ ち、ちなみに止めようとした姉さんたちも一緒に犯されたのよ♡ ふあっ♡ んっ♡ でもすぐにご主人様の虜になったわ♡」
「あいつらは駄目だ。姉の方はさんざんイキッた態度を取ってたのに処女とか萎えるし、ババアマンコは緩すぎる。あんなのに孕ませる価値はないから使い捨ての肉便器ってとこだな。だけど雪乃は違うぜ? お前みたいないい女は確実に孕ませてやる。メスとしてはお前の方があいつらよりも遥かに優秀だからな」
「んあああっ♡ あろがとうございます♡ ご主人様の子供を産ませていただけるなんて光栄です♡」
「お前みたいなメスは俺の遺伝子を残すことだけを考えろ。外見が俺好みでいる限りは愛してやるよ。ああ、マンコの具合が悪くなっても捨てるからな」
「はい♡ いらなくなったらいつでも捨ててください♡ んっ♡ 産ませていただけるなら何人でも産みます♡ 優秀なオスの遺伝子を残すことだけを考えます♡」
画面に映っているのは本当に雪乃なのだろうか。
八幡はそんなことを疑ってしまう。それほどまでにこの映像が信じられない。
「彼氏君はもういいのか?」
「んあああっ♡ いいんです♡ いらなくなったら捨てても良いって言われてますからぁ♡」
けれど画面の中の雪乃は正真正銘の雪ノ下雪乃だった。
「あんな男にもう未練なんてありません♡ セックスどころかキスすらしてくれないし、オスとしての魅力を全然感じない男かどうかもわからない腐った目をした人間です♡ ペニスだってきっとご主人様の三分の一もありません♡」
半分くらいはあると言ってやりたかったが、どの道雪乃からすれば論外なのだろう。
「なにより一言も好きって言ってくれなかった正真正銘のヘタレです♡ オス失格です♡ んあああっ♡」
「そ、それは言葉にすると嘘になっちまうから……」
八幡が言い訳を探す中、画面の中の男が呆れ顔になる。
「おいおいマジかよ……そいつオレ以上のゴミ屑じゃねーか。なんでそんなのに惚れたんだ? 俺はいつでも言ってやる。愛してるぞ雪乃」
「ああっ♡ 嬉しいですご主人様ぁ♡ ちゅっ♡ 愛しています♡ ちゅるるう♡ 好きです♡ ご主人様ぁ♡」
雪乃は自分から男の腕に首を回すと、好きと言いながら情熱的なキスを続ける。
背面座位でキスをしながらセックスをする二人は、八幡から見ても恋人同士にしか見えなかった。
射精が近いのか男の腰の速度が速くなり、雪乃の喘ぎ声も大きくなる。
「また中に出してやる。しっかり孕めよ」
「ちゅっ♡ れりゅうう♡ はい♡ 妊娠させてください♡ ご主人様の優秀なオスの遺伝子で孕ませてください♡ ふああああああああっ♡」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「んああああっ♡ ひああああああああああああっ♡」
雪乃の膣内に男の精液が注がれる。
もう数えきれないほど中出しされたのだということが八幡にもわかる。
「孕め雪乃……孕め……孕めっ!」
「ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡ 孕みます♡ ご主人様ぁ♡ ちゅるるうううう♡」
雪乃に孕めと何度も言いながら射精を終えた男が肉棒を抜くと、ごぽっと大量の精液が膣からあふれてきた。
射精が終わっても情熱的なキスを続けていた雪乃だったが、男に囁かれてカメラの存在を思い出す。
「はぁ……♡ はぁ……♡ そう言う事だから、もう二度と連絡してこないで。んっ♡ 今にして思えばあなたとの日々はすごく退屈だったわ。オス失格の比企谷君にもいい出会いがあることを祈っているわね」
「オレと過ごした一晩の方が楽しかったのか?」
「ちゅっ♡ 当たり前です♡ それじゃあさよなら比企谷君。由比ヶ浜さんがきっと慰めてくれるわ」
そこで動画は終わってしまった。
八幡は数分ほど呆然としていたが、ハッと我に返ると雪乃に電話を掛ける。
しかし八幡が動画を見ている最中に契約を解除したのかすでに使われておらず、連絡手段も完全に絶たれてしまった。
「なんだよこれ……雪ノ下……俺は悪い夢でも見てんのか……」
つながりをあっさりと絶たれてしまった八幡にできることなど何も存在しない。
GAMEOVERの文字が表示されているゲームの画面をぼんやりと眺めていた。
◇
雪ノ下雪乃に捨てられてしまった八幡は、自分が想像以上に彼女のことを好きだったことに気が付いた。
それゆえにショックが大きく、彼は夏休みが終わっても高校に行かずに不登校になってしまう。
結衣やいろはを始めとした者達が連絡をくれるが全て無視。雪乃が高校を辞めたということも聞いたが八幡は何もできない
最初の方こそ頻繁に連絡をくれた者達も一ヵ月ほど過ぎると全く連絡をくれなくなり、彼を見捨てないのは家族くらいのものだ。
当然受験も失敗してニートになった彼は、毎日部屋に引きこもっている。
「はぁ……はぁ……雪ノ下……うっ!」
パソコンを食い入るように見て彼はオナニーをしていた。
あれから定期的に雪乃のセックス動画が送られてくるようになり、彼はそれを見てオナニーをするのが唯一の生きがいになっていた。
逃した魚はあまりにも大きすぎるが、もう雪乃は決して自分の元に帰ってこない。
自分をヘタレと罵りながら抱かれる雪乃を見て、八幡はどうしようもなく興奮するように変えられてしまった。
「ふぅ……少し腹が減ったな」
カップ麺でも持ってこようかと思い席を立とうとしたのだが、八幡は新しい動画が届いたことに気が付いた。
すぐにそれを開いて中身を確認していく。新しいゲームを買って家に帰る時のようなワクワク感がたまらない。
「こんにちは比企谷君。相変わらずニート生活を楽しんでいるのかしら? 立派な社会不適合者になったみたいだけど、あまりご両親に迷惑をかけないようにね」
雪ノ下雪乃は開口一番に憎まれ口をたたいてくるが、全て正論なので八幡は何も言い返せない。
そもそも二度と会うこともできないので、言葉を届かせようもないのだ。
「だいぶ大きくなったでしょう? もうすぐご主人様の子供が産まれるのよ♡」
そう言って大きくなったお腹を撫でながら微笑む彼女は母親の顔になっていた。
雪乃はとっくに妊娠している。
今まで送られてきた動画でも少しずつ大きくなっていくお腹を確認しているので、八幡は出産が近いことも当然知っていた。
「比企谷君。今日も俺の雪乃を見て楽しんでくれ……と言いたいんだが、今日は報告があってね」
「ほら、恥ずかしがってないでこっちに来なさい♡」
八幡が首をかしげると、画面の外から一人の見覚えのある少女が姿を現した。
「あはは……ヒッキー見てる?」
「ゆ……由比ヶ浜……?」
由比ヶ浜結衣。奉仕部の部員であり八幡の事を好きだった美少女。
彼女もまた八幡が逃がした大きすぎる魚の一匹だ。
結衣は雪乃と同じで生まれたままの姿であり、そして彼女と同じようにお腹が大きくなっていた。
「紹介するよ比企谷君。俺の愛人の結衣だ」
「えへへ♡ ご主人様の愛人になっちゃった♡」
「夏休みが終わってすぐにご主人様の女にしてもらったのよね♡」
結衣から最後の連絡があったのはいつだったろう。引きこもりを初めて一ヶ月ほどだった気がする。
そんなに早く結衣もこの男の毒牙にかかっていたというのだろうか。
「ゆきのんといっしょに赤ちゃんを産めるなんて夢みたい♡ ご主人様の子供いっぱい産もうね♡ あんっ♡ ご主人様――ふあああっ♡」
「な、なにをして――んっ♡ お腹でペニスを挟むなんて、ふあっ♡ んああああっ♡」
男は雪乃を右側に、結衣を左側に抱いて胸を揉みしだく。
心なしか大きさを増した二人の胸。乳首の色も黒ずんでおり、さんざん弄ばれたことがわかる。
そして自分の肉棒を二人のボテ腹で挟むと、セックスでもするように腰を振り始めた。
「うっひょ~! ボテ腹ズリたまんねーわ! やっぱ孕ませた女にはこれをさせるのが一番だよな。今はマンコが使えないからケツばっかり使ってるけど、こういう楽しみ方もあるんだぜ」
「んあっ♡ ふあああっ♡ エ、エッチすぎるし♡ んあああっ♡ でも確かに気持ちいいかも♡ んああっ♡ んああっ♡」
「お腹の中の赤ちゃんも喜んでいるわ♡ ふあああっ♡ あんっ♡ お腹でのセックス感じすぎちゃう♡ んあっ♡ ひああああああああああああっ♡」
ビクンっと雪乃の身体が震えて、乳首から母乳が飛び出す。雪乃だけではなく結衣からも母乳が飛び出すと、男は二人の乳首に交互にしゃぶりつく。
「ふあああっ♡ ご主人様に母乳を飲まれてる♡ んっ♡ 子供の分が無くなってしまいます♡」
「ほんとうにエッチなんだからぁ♡ んああっ♡ でも好き♡ そんなご主人様が好きぃ♡」
「比企谷君は本当にもったいないことしたよなぁ。こんないい女がいたのになんでセックスしなかったんだ?」
「ヒッキーにそんな度胸ないからぁ♡ ふあああっ♡ オス失格なの♡ こんなことできるのは強いオスだけ♡」
「んあっ♡ んひいいいいっ♡ 大きくなって震えてる♡ 出してくださいご主人様♡ 私と由比ヶ浜さんのお腹に、濃いザーメンを塗り込んでください♡ んああああっ♡」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「「ふあああああああああああっ♡」」
二人のボテ腹に挟まれて男が射精をする。
腹を密着させた隙間から大量の精液が溢れ出してくると、雪乃と結衣はうっとりした表情で余韻に浸っていた。
「ふー、いい射精したぜ」
「ちょっとご主人様ぁ♡ そろそろわたしたちも可愛がってくださいよ♡」
「もう我慢できないんですってばぁ♡」
聞き覚えのある声が聞こえる。男に媚びるような声は片方は聞きなれているが、もう片方は聞いたことのない声色だ。
八幡は画面にその声の主が映る前から正体が分かっていた。
「小町……一色……」
二人の名前を呟いた瞬間に、画面の外から彼女たちが姿を現した。
「見てますかー? 雪乃先輩と結衣先輩を取られてどんな気持ちですかー?」
「久しぶりお兄ちゃん。今日も小さいおちんちんシコシコしてるの?」
いろはと小町は雪乃と結衣と同じように裸でお腹も大きくしている。
煽られた怒りはあるがそれ以上に四つのボテ腹が並んでいる光景に興奮してしまう。
雪音と結衣が男から離れるといろはと小町は男の正面にしゃがんでダブルフェラを開始した。
「ちゅるるう♡ れりゅううう♡ 本当に大きなおちんちん♡ ちゅっ♡ これでわたしの事を女にしてくれたんですよね♡」
「れりゅうう♡ お兄ちゃんのを見たことありますけど、これの三分の一もないですよ♡ ちゅるるうう♡ 優秀なオスってすごいなぁ♡」
生意気だったが嫌いではなかった後輩と、大事な妹が恋人を奪った男の肉棒を幸せそうに舐めている。
悔しさと興奮が渦巻いて、肉棒を扱く手の速さがどんどん上がっていく。
「ほら、あなたも♡」
「覚悟決めるし♡」
「ちょ、ちょっと待――きゃっ♡」
更にもう一人。同じようにボテ腹の川崎沙希までもが姿を現した。
いつもはきつい態度を取っている彼女が、恥ずかしそうに頬を染めながら男の背後に回ってしまう。
「ちゅるるうう♡ あれ、沙希先輩はご奉仕しないんですか♡」
「こ、こっちをやるから♡ 比企谷なんかに裸見られたくないでしょ……なんであんた達平気なの?」
「ご主人様の命令ですからねぇ♡ ちゅるるうう♡ ごみいちゃんはオス失格ですから、犬に見られてるのと同じでしょ♡」
「それはそうだけど……ちゅっ♡ れりゅううう♡ じゅるるうううう♡」
どうやら沙希は男のアナルを舐めて奉仕をしているらしい。
雪乃と結衣がもう一度男の左右に寄り添って体を密着させる。
二人の胸を揉みしだきながらいろはと小町のダブルフェラと沙希のアナル舐め奉仕を受ける男を見て、八幡はかつてないほどの敗北感を味わっていた。
「れりゅうう♡ あんっ♡ ご主人様のものになって本当に良かったぁ♡ ちゅっ♡ 毎日美味しいものをいっぱい食べられるし好きなこともさせてもらえるし、それに孕ませてもらえるなんて本当に最高♡」
「ごみいちゃんにはそんな甲斐性ないですからねぇ♡」
「ちゅっ♡ れりゅうう♡ あたしの家にもお金を入れてくれて本当に感謝してる♡ ちゅるるうう♡ ご主人様のおかげで大志と京華の学費もなんとかなりそうだし……ちゅっ♡」
「俺の女に不自由させてたまるかよ。足りなくなったら正直に言え。いくらでも出してやるからな」
「は、はい♡ ありがとうございます♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡ お礼にいつでも愛人としてご奉仕します♡ 子供も何人でも産みます♡」
オスとしても男としても八幡は完全敗北してしまっている。
彼女たちは全員幸せな顔になっているが、八幡にはあんなことは絶対にできないのだから。
「比企谷君、君の周りのいい女をみんな孕ませちゃってすまないね。でも君だって俺と同じようなことがきっと出来るさ。知り合いに声をかけてみたらどうだい?」
「ヒッキーには絶対に無理だし」
「それに妊娠させていただいたのは私たちだけだけど、ご主人様は比企谷君の知り合いの女性全員に手を出したじゃないですか。あんっ♡ みんなご主人さまに夢中ですから、比企谷君になんて靡きませんよ」
「少しくらいは可能性があるかもしれないだろう? 俺がさんざん使いまくったお古で良かったらくれてやるから声をかけてみなよ。う……そろそろ出そうだ」
「れりゅうう♡ じゅるるうう♡ だして♡ ご主人様の出してぇ♡」
「ごみいちゃんとは比べ物にならない優秀な遺伝子ください♡ れりゅううう♡」
「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ ご主人様好き♡ 好きぃっ♡」
――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!
「「「「「ふあああああああああああっ♡」」」」」
五人の美少女の奉仕を受けた男が最高に気持ちよく精液を放出する。
最後まで気持ちよく精液を出し切ると、五人の美少女が媚びるように身体を押し付けて始めた。
「ご主人様♡ 今度は私に下さい♡」
「ゆきのんは昨日沢山してもらったでしょ♡」
「その前の日は結衣先輩だったじゃないですか♡」
「もう、ケンカしなくてもご主人様なら全員可愛がってくれますよぉ♡」
「優秀なオスだしね……♡」
もはやだれもカメラのことなど意識しておらず、八幡の事も忘れ去っている。
自分を見ているのは憎い男だけだ。
「それじゃあまたね比企谷君。子供が産まれたら次の動画を送るから楽しみにしていてくれ」
ぶつっと動画が終わり、真っ暗になった画面に八幡の顔が映る。
最低な男だというのに強いオスだという理由であの男は慕われている。
自分はどうしようもないほどに弱いオスだと思い知らされて悔しがりながらも、八幡は生きがいとなったオナニーを続けるのだった。