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少女のつむぐ淫らな秘跡~ヴァレリア編~

「さーて、今日の放課後は何をしよっかなー」


 本日の学園の授業がすべて終わり、ヴァレリアは放課後に何をして過ごそうかと考えていた。

 クリスやポリンと共にスイーツでも堪能しようかなどと考えながら歩いていると、向こう側からコトが歩いてくるのを発見する。

 彼女は何やらご機嫌で歩いており、いつもはすぐに気が付くはずのヴァレリアの姿にも気が付いていない。


「コトー。なんだかご機嫌だね」

「え? あ、ヴァレリアだ。お疲れー」


 ヒラヒラと手を振ってコトが通り過ぎてゆく。


「ちょっと待った! 親友に対してなんだか冷たくない!?」

「ぐえっ」


 ヴァレリアがコトの首根っこを掴んで呼び止めると、コトは「イタタ……」と首を抑えながら足を止めた。


「そんなに浮かれてどこに行くの?」

「浮かれてなんてないってば。ちょっとにーさんの所に行くだけ」

「え、センセーのとこ?」

「違う違う。そっちじゃないほう」


 そっちではないということは冥王ではなく学園で雑用をしている天使の方だろう。

 最近のコトは天使の事をにーさんと呼び始めているのだ。

 というか冥王の事をにーさんと呼んでいるのをヴァレリアは最近見ていない気がする。


「ふーん。ねぇ、あたしもついていっていい? 今日は暇だったんだー」

「うーんとねー……」


 ダメと言おうとしたコトだったが、ヴァレリアのキラキラした目を見るとダメとは言えなくなる。

 そもそもコトが天使の所に行くのは、彼の女としての時間を過ごすためだ。

 ローテーション的に今日は自分の番なので少しでも早く会いに行って一緒の時間を過ごしたい。

 しかし、ヴァレリアに弱いコトは断りにくい。それに断ってしまえば不振に思われないだろうか。


(うーん……めんどくさくなってきた。もうにーさんに丸投げすればいっか)

「コトー? うりうり。黙ってどうしたの?」

「指でほっぺつつくなー。いいよ、一緒に行こうか」

「やったー!」


 ヴァレリアの満面の笑みを見て断らなくてよかったと思いながらコトは彼女と一緒に天使の部屋に向かった。


「おーい、にーさん。来たよー」


 ノックもしないでコトが部屋の中に入っていく。

 考えてみれば冥王以外の男の部屋など入るのは初めてで、ヴァレリアは少し緊張してしまっていた。

 ましてやここは天使の部屋なのだ。


「お、おじゃましまーす」


 コトと一緒に部屋に入ると当然天使と目が合う。

 天使はリディアなどと違い無表情でいることが多く、ヴァレリアが話しかけても表情を変えることはあまりない。

 性格が悪いわけではないので嫌いだということはないのだが、少し苦手だというのがヴァレリアの本心だった。

 コトと一緒に居たいので来てしまったとはいえ、もしかしたら邪魔だっただろうかとも思ってしまうが、天使の表情は変わらないので感情が読めない。


「ヴァレリアも連れてきちゃったー。さ、料理食べよー」


 部屋の中でコトだけが満面の笑みを見せている。

 天使も約束していたコトだけではなくヴァレリアまでいるので内心戸惑っているのだが、コトの表情から全てを察することができた。

 来る途中で声をかけられて同行を断れず、自分に対処を丸投げしようと考えたのだろう。


「……早く座れ」

「はいはーい」

「そう言えば用事って何だったの?」

「トミクニ料理を作るから味見してほしいんだって。ヴァレリアも一緒に食べよ。お菓子もあるよ」

「マジ? 天使さんって料理上手だよね。ソフィさんとかもめっちゃ褒めてたし。ごちそうになりまーす!」


 気まずい雰囲気など一瞬で消し飛んだヴァレリアがウキウキ気分で席に着いた。

 どこか納得のいかない天使だったが、とりあえず用意していたものを二人の前に並べる。


「めっちゃ美味しそう! ってゆーかこれヒスイチョコじゃん!」

「えへへ、にーさんワタシが久しぶりに食べたいって言ったの覚えててくれたんだ♡ あ、ヴァレリア先に食べるなー」


 わいわいしながら二人は出されたものを平らげていく。もちろん天使の分まで。

 味見をしてほしかったというのは本当の事だったのだが、二人とも美味しいとしか言わないので参考にならない。

 結局二人が全ての料理とお菓子を平らげるまで天使はおとなしく待っていた。


「はー、食べた食べた。美味しかったよにーさん」

「ごちそーさまでした。ポリンさんの紅茶にも合いそうだね。余ってたら貰ってもいい?」

「もう残っていない」


 残念だが仕方がないとヴァレリアが諦める。

 美味しいものも食べたのでそろそろコトと一緒に帰ろうかと思い始めていたが、コトはまだまったりとお茶を飲んでいた。


「ふー……食後のお茶はやっぱり落ちつく――きゃっ♡」

「え?」


 あまりにも突然のこと過ぎて、ヴァレリアはなにが起きたのかまだ上手く理解できない。

 天使がコトの手を取って立たせると、そのまま彼女を抱きしめたのだ。

 服の上からコトの尻を撫でまわし、背中にも腕を回してきつく抱きしめている。


「に、にーさん♡ まだヴァレリアが――んむっ♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡ じゅるるうううう♡」


 慌てるコトをよそに天使は彼女に唇を重ねる。

 強弱をつけて何度も唇を押し付けて、右手では胸を揉みしだき、左手ではスカートの中に手を入れて尻を揉みしだく。

 コトの抱き心地のいい身体を全身で堪能しながら唇を奪う。


「ちょ、ちょっと何してるの!?」

「ちゅるるう♡ だ、大丈夫♡ ちゅっ♡ 気にしないでヴァレリア♡ ふああっ♡ こうされるのは嫌じゃないから――んっ♡」

「い、嫌じゃないって――え? マジでなんなの……」


 コトが襲われているので助けようと立ち上がったヴァレリアだったが、そのコトに制されて動きを止めてしまう。

 彼女が自分と同じように冥王を慕っているのも身体を重ねているのも知っている。なのにどうしてコトは天使に抱きしめられながらキスをされて、見たこともないほど幸せそうな顔をしているのだろうか。


「ちゅるる♡ あんっ♡ にーさんのキスって、やっぱりかなり激しいよね♡ ちゅっ♡ 情熱的って言うのかな♡ ああっ♡ 胸もそんなに強く――あんっ♡」


 コトの痴態を目の前にしてヴァレリアは混乱してしまい、逃げるタイミングも逃してしまう。

 しかし、いつもとは違い過ぎるコトをもっと見ていたいという気持ちや、自分の知るキスとは別物のキスをする天使ももっと見ていたいと好奇心が疼いてしまう。

 ヴァレリアがぺたんと座っていた椅子に腰かけると、天使はキスをしながら移動してコトをベッドに押し倒した。


「あんっ♡ に、にーさん♡ ふあああっ♡ そんなに胸を乱暴にしちゃダメっていつも言ってるでしょ♡ ふあっ♡ んひいいいいいっ♡」


 まるで乳首をねじ切るかのように強くつねって引っ張る。

 痛みを感じているコトだったが、それ以上の快感があるので口ではダメと言いながらももっとしてほしいと思ってしまう。

 天使は右手で胸を乱暴に揉みしだきながら乳首をしゃぶり、左手は秘部に伸ばして愛液まみれのそこをかき回していく。


「ふあああっ♡ い、いきなり激しい♡ いつもはもっと優しいのに――んひいいっ♡ ふあああっ♡」

「お前はその方が悦ぶ淫乱だろう」

「い、淫乱じゃない♡ 酷いこと言わないで――ふあああっ♡ んああああっ♡ ほ、本当に違うんだからぁっ♡ ひあああああっ♡」


 乳首に軽く歯を立てるとコトの身体がビクンっと跳ねた。

 淫乱と言われて激しく責められてコトの心と体が喜んでいるのだ。

 冥王が絶対にしてくれないような愛撫を彼女の身体は悦んで受け入れて、その度に天使の女になってよかったと幸せを感じる。


「はぁ♡ はぁ♡ あんっ♡ え? も、もう入れちゃうの――ふあっ♡ ま、待って♡ なんだかいつもよりも本当に乱暴――んああっ♡」


 コトを四つん這いにして尻をがっちりと掴むと、肉棒を秘部にこすりつけて愛液をまぶしていく。

 短すぎる時間の愛撫でもコトの身体は完全に天使を受け入れる準備ができており、物欲しそうに秘部がヒクヒクしていた。

 天使が欲しいということもあるが、いつもとは違うセックスにコトも興奮しているのだ。

 そして二人のセックスを見ているヴァレリアは、コトの乱れる姿以上に天使の肉棒に驚いてしまう。


(な、なにあれ……おっきすぎでしょ……♡)


 冥王のモノとは大きさも形も何もかもが違う肉棒に目が釘付けになる。

 あんなに大きなモノが入るわけがないと思いながらも、身体が疼き始めてごくりと唾を飲み込んでしまう。


「お前がどれだけ淫乱なのか見てもらえ」

「あ――ヴァ、ヴァレリア♡ 見ない――でええっ♡ ふあああああああああっ♡」


 とうとうコトの中に天使の肉棒が挿入された。

 ヴァレリアの不安とは裏腹に、コトはやすやすとそれを根元まで受け入れてしまう。

 挿入されただけで甘イキしてしまったのか、コトは背筋をピンっと伸ばして天井を仰いでいた。


(マ、マジで入っちゃった……コト、痛くない……んだよね。痛かったらあんな顔するわけないし……♡)


 コトはうっとりした表情で快楽を堪能している。

 その幸せそうな表情を崩すように、天使はコトの腰を掴んで抽送を開始した。


「あああっ♡ ふあああっ♡ んあああああっ♡ 奥に当たってる♡ すごいっ♡ 奥をゴリゴリされるの気持ちいいっ♡ ふあああっ♡ んああああっ♡」


 天使が腰を打ち付けるたびにコトの乳房が激しく揺れる。

 そのたわわに実った乳房を、天使が両手で鷲掴みにしながら腰を打ち付ける。

 無骨な男の指がきめ細やかな肌に何度も食い込み、グニグニと揉まれるたびに胸は形を変えていく。

 柔らかさと弾力が両立している極上の乳房を掌で堪能しながら、さらに抽送の速度を上げてコトの喘ぎ声も楽しんでいく。


「んひいいいっ♡ 胸が取れちゃう♡ そんなに激しくされたらほんとに取れちゃう♡ ふあっ♡ ひああああっ♡」

「ならやめてほしいのか?」

「ふあああっ♡ イ、イジワル♡ わかってるくせにぃっ♡ ああっ♡ やめないで♡ あんっ♡ ワタシの身体を好きに楽しんで♡ ふああっ♡ ひああああ♡ ホントに激し――んひいいいいいっ♡」


 天使はまだ射精していないというのにコトが絶頂してしまう。

 しかし天使は責めの手を緩めずに、子宮口に亀頭を密着させたまま円を描くように腰を動かしていく。


「ふああああああっ♡ 広げられちゃう♡ ワタシの穴が広げられちゃう♡ ふあっ♡ ひああああっ♡ ま、待って――んああああっ♡」


 今度はコトの両手を掴んで、後ろに引っ張りながら腰を何度も打ち付ける。

 もう一度乳房が千切れそうなほど激しく揺れて、コトは再び絶頂感がこみあげてくる。

 コトは感じすぎて気が付いていないが、彼女の感じている表情はヴァレリアに丸見えだった。

 天使は腕を引いた後背位で、コトの感じている顔をヴァレリアに見せつけているのだ。


(な、なにあれ……エッチってあんなに激しいの? だってセンセーはあんなに激しくなんて……)


 自分の知っているセックスとは全く違うセックスを見せつけられて、ヴァレリアは天使と冥王のオスとしての格の違いを見せつけられる。

 コトの気持ちよさそうな、そして幸せそうな表情を見ると、自分が経験していたのは本当にセックスだったのかと疑ってしまう。

 ヴァレリアはメスの本能が疼きだし、かつてないレベルで興奮して発情してしまっていた。


(こ、こんなの見せられたら……♡)


 ヴァレリアの手が自然と股間や胸に伸びていき、無意識の内にオナニーを初めてしまっていた。

 冥王を思い浮かべてではなく、目の前の天使に犯してもらうイメージで手を動かしている。


「あんっ♡ またイッちゃう♡ にーさん、イッちゃう♡ ふあああああああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んひいいいいいっ♡ 熱いのが出てるっ♡ ふああああっ♡ んああああああああああああっ♡」


 中に出されてコトが絶頂する。

 子宮に熱いものがたまっていく感覚をうっとりとした表情で堪能しているのだが、天使は射精の余韻に浸ることなく挿入したまま器用に体位を変更した。

 後背位から正常位へと体位が変わったが、コトは絶頂したばかりで身体に力が入らない。


「ま、まって――んおっ♡ ふあああああっ♡ んひいいいいいいいっ♡」


 天使はコトと両手を恋人繋ぎにすると、再び激しい抽送を開始した。

 絶頂からまだ戻ってこれないコトは下品な声をあげてしまい羞恥心が掻き立てられるが、自分では声を抑えることができない。


「んああっ♡ 待ってにーさん♡ んあっ♡ ワタシまだイッてる♡ イッてるからぁ♡ んおおおっ♡ ふあああああっ♡」

「勝手なことをした仕置きが必要だろう」

「んあああっ♡ ご、ごめんなさい♡ 謝る♡ 謝るから許してっ♡ 許し――んおおおおおおっ♡」


 ビクンっとコトの身体が大きく跳ねて絶頂する。

 天使は恋人繋ぎの両手をベッドに押し付けて、コトに覆いかぶさりながら体重をかけて腰を打ち付ける。

 彼女が快楽に溺れている表情を間近で堪能しながら、射精に向けて腰を振り続ける。


「ふあああっ♡ も、もう無理っ♡ 壊れちゃう♡ 壊れ――ふああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んおおおおおっ♡ ふあっ♡ お腹熱いっ♡ ダメっ♡ 許してっ♡ んあああああっ♡」


 精液を追加されてコトがまたもや絶頂するのだが、天使はそれでも腰の動きを止めない。

 コトに覆いかぶさって身体を密着させると、仰向けになっても形の崩れない乳房を揉みしだき乳首もしゃぶりながら抽送を続ける。


「あああっ♡ ダ、ダメだってば♡ ふあああっ♡ 出しながら動かないで♡ 壊れるっ♡ 今日こそ本当に壊れちゃう♡ イキすぎて戻れなくなるっ♡ ふああっ♡ んおおおおおっ♡」


 射精されながらのピストンにコトはもう訳が分からなくなっていた。

 精液で子宮を叩かれ、抽送のたびにタプタプと精液が波打つので内側からも愛撫されている感覚がある。

 イキすぎて戻ってこれず、アヘ顔を晒しながら快楽で頭が焼かれそうになっていた。

 それでもやめてほしいとは思わず、かつてないほどの多幸感も感じて、壊れるまで犯してほしいと思っている自分がいる。

 乳房を揉まれ、乳首をしゃぶられて、キスマークも無数に付けられて、内側からも外側からも天使のモノになっていく感覚が幸せすぎる。

 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、天使はコトにキスをしながらラストスパートをかけていく。


「んちゅっ♡ れりゅうう♡ にーさん♡ ちゅっ♡ ワタシ壊れちゃう♡ んあああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ひあああああっ♡ おっ♡ んおおおおおおおおおおおおおっ♡」


 マグマのように濃い精液を追加で注がれてコトが絶頂した。

 コトの唇には自分の唇を、子宮口には亀頭を何度も押し付けながら精液を放出していく。

 子宮が精液で拡張される感覚で快楽と多幸感を覚えながら、コトは自分からも腰を天使にグイグイと押し付けて彼の欲望を受け止める。


(あぁ……♡ コト……すごく幸せそう……♡)


 二人の情事を見て無意識の内にオナニーをしているヴァレリアも、すでに何度もイッてしまっていた。

 いつも一人でする時よりも気持ちよく、冥王に抱かれる時よりも興奮している。


「ちゅっ♡ れりゅう♡ じゅるるうう♡ はぁ♡ はぁ♡ にーさん、すごかっ――んおっ♡ ふあああああっ♡」


 天使はまだセックスをやめるつもりがなく、コトを抱きしめてキスをしたまま腰を振り続ける。


「れりゅうう♡ ちゅるるう♡ も、もう無理♡ 本当に狂っちゃう♡ 許してにーさん♡ んおおおおおおおおっ♡」


 その後もお仕置きセックスは続いていく。

 許してと言いながらもどこか嬉しそうに見えるコトを天使はひたすらに犯し続けていた。

 その光景をヴァレリアはオナニーをしながら見続けることになる。

 そして2時間が経過したころ、ようやくコトへのお仕置きが終わった。


「あ……おっ♡ ふお……っ♡ ……にー……さん……♡ ちゅるる……♡ れろぉ♡」


 コトは生まれたままの姿になっており、アヘ顔を晒して仰向けでベッドに倒れていた。

 天使の膝を枕にしており、精液と愛液まみれの肉棒にお掃除フェラをしている。

 身体は小刻みに痙攣しており、今も絶頂しているのがわかる。

 中出しされすぎたのかお腹がぽっこりと膨らんでしまっている。秘部から精液が大量に流れて止まらないというのに、お腹は全く小さくならない。


「れりゅう……♡ ちゅっ♡ はぁ……にーさん……好き♡」


 お掃除フェラを終えたコトが幸せそうな顔で気を失ってしまう。

 コトへのお仕置きが済んだ天使は、部屋にいるもう一人の美少女に視線を向けた。


「はぁ……♡ はぁ……♡ うぅ……♡」


 ヴァレリアは二人を見ながらずっとオナニーを続けていた。

 胸元ははだけて乳房が露出しており、ショーツも脱いで左足に引っかかっている。

 何度絶頂したかわからないのにどこか物足りなさを浮かべた表情のヴァレリアに、天使は勃起したままの肉棒を見せつけた。


「はぁ……♡ す、すごい……♡ コトに何回も出したのに、あんなにカチカチ……♡」

「冥王は一度出せば終わりだそうだな」

「う、うん……♡ ふにゃふにゃになっちゃうから、続けるとしても休憩しないとダメ……♡ で、でも天使さんのは……♡」


 自分が冥王と比べて優れたオスだとアピールするように天使は肉棒を見せてくる。

 コトの普段とは全く違う痴態。そして何度射精しても全く萎えない肉棒。

 満月でもないのにメスとヴァンピールとしての本能がかつてないほど疼いてしまい、ヴァレリアは冥王よりも優秀なオスである天使にフラフラと引き寄せられていく。


(あぁ……ダメ♡ 足が勝手に動いちゃう♡ 近くに行ったら絶対にエッチなことされちゃうのに♡ センセー以外とそんなことしたくないのに……♡)


 心ではダメだと思っていても身体が勝手に動き、天使の元に近づいていく。

 そしてベッドの手前まで来た瞬間に、天使はヴァレリアの手を引いてベッドに押し倒してしまった。


「きゃっ♡ て、天使さん……♡」


 天使が覆いかぶさって来ると、野獣の目を間近で見せつけられてしまう。

 まるで捕食される小動物のようにヴァレリアは体を震わせていたが、恐怖以上に早く食べてほしいという思いがこみ上げて来て、彼女は自然と目を閉じて両腕もベッドに投げ出すと、無防備な姿を晒してしまう。

 その想いに応えるように天使は唇を重ねた。


「んちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるうう♡ んむううっ♡ んううううううっ♡」


 ヴァレリアの身体を抱きしめて、何度も強弱をつけて唇を押し付ける。

 それだけではなく舌も絡めて、彼女の唇を捕食するように何度も啄んでいく。

 口の中も隅々まで舐めまわしながら乱暴に胸を揉みしだき、勃起した肉棒を彼女の下腹部に押し付けて外側から子宮を刺激していく。


(あああっ♡ なにこれ♡ こ、これってキスされてるの? ひあっ♡ それにお腹に天使さんのが当たって……♡ う、疼いてきちゃう♡ こんなの知らない♡ こんなキス知らないよぉ♡)


 キスなど冥王と飽きるほどしているというのに、天使とのキスはヴァレリアが経験したことのないものだった。

 胸を揉まれる時も慈しむような手つきだった冥王とは違い、天使はモノでも扱うかのように乱暴に触れてくる。

 けれどこちらの方が何倍も気持ちいい。もっと乱暴に扱ってほしいと感じてしまう。

 キスだけで目をぼんやりとさせて、うっとりした表情になってしまったヴァレリアから天使が口を離すと、彼女はもっとキスをしてほしいとでも言うように舌を伸ばしてきた。


「あんっ♡ なんでやめちゃうの♡ もっとして♡ こんなキス初めてなの♡」

「冥王といくらでもしているだろう?」

「全然違う♡ 天使さんのキスの方が気持ちよくて幸せぇ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ はぁ♡ 激しいし、コトが言ってたみたいに情熱的で――あああっ♡ おっぱいも触って♡ ほ、本当に気持ちよすぎて、おかしくなっちゃいそう♡ ああっ♡ じゅるるうううう♡」


 完全に発情しているヴァレリアはキスだけでイキそうになってしまっている。

 胸を揉まれているだけで秘部からは愛液が止まらず、口元が唾液でべとべとになっているのも構わずにキスに溺れている。


「ちゅっ♡ ちゅるるうう♡ はぁ♡ もっとぉ♡ あんっ♡ んひいいっ♡」

「キスだけで満足なのか?」

「っ♡ そ、それは……♡」


 キスは気持ちいいがそれだけで満足できるはずがない。

 コトにしたような激しいセックスを自分にもしてほしい。しかしそれは最愛の冥王を裏切ってしまう行為となる。

 しかしそれでもヴァレリアはガマンなどできなかった。


「無理♡ キスだけなんてマジで無理だからぁ♡ エッチして♡ 最後までしてよぉ♡ あたしにも気持ちいいこと教えて」


 股を開き指で秘部を広げてはしたない格好でおねだりをすると、天使が亀頭を秘部に宛がった。


「たっぷりと教えてやる」

「あんっ♡ ふあああっ♡ それじゃあ今日は天使さんがセンセーだね♡ あ――ひぎっ♡ んああああっ♡ ふああああああああああああっ♡」


 めりめりっと鈍い音が聞こえると同時にヴァレリアの中に天使の肉棒が挿入された。

 初めて見た時は絶対に入らないと思っていた肉棒をヴァレリアはあっさりと飲み込んでしまう。

 まるで自分の中が生まれた時から天使専用の形だったのではないかと思うほどしっくりきて、痛みが薄れて快感が大きくなる。


「あ――ふああっ♡ い、痛いのに気持ちいい――んあっ♡ あんっ♡ ふああっ♡ ま、まだ動かないで――んひいいいいいっ♡」


 天使はヴァレリアの腰をがっちりと掴むと、いきなり高速ピストンで彼女の膣内を蹂躙していく。

 コトを犯し続けた後だというのに全く衰えておらず、ヴァレリアは逞しいオスに犯される悦びを知り始める。


「あんっ♡ ふあああっ♡ すごく大きい♡ ふあああっ♡ あたしの知ってるエッチと全然違う♡ ふあっ♡ こっちのほうが気持ちいいっ♡ ふああああああっ♡」


 ヴァレリアはシーツを掴んで背筋をのけぞらせながら快楽に溺れてしまっていた。

 亀頭で子宮口を叩かれるたびに全身に電流のように快感が流れていく。

 視界の隅に何度も火花が散り、息苦しさも感じるのにやめてほしいとは全く思わない。

 自分の中で肉棒が震える感覚も感じ取れて、自分の身体で天使が気持ちよくなってくれているのだとわかり嬉しさを感じる。


「んひいいいっ♡ もっと♡ もっとして♡ ふああっ♡ あたしの身体が壊れちゃうくらい激しく突いて♡ あんっ♡ ふあああっ♡」

「壊れてもいいのか?」

「いいのっ♡ 天使さんになら壊されてもいいっ♡ こんなに気持ちよくて幸せなことを教えてくれるセンセーになら壊されてもいいっ♡ ふあああっ♡ あ――んああああああああああああっ♡」


 ビクンっとヴァレリアの身体が大きく跳ねて絶頂する。

 口をパクパクさせて余韻に浸っていると、天使がヴァレリアの身体を起こして彼女を抱きしめる。


「あ――んちゅっ♡ れりゅう♡ じゅるるううう♡ はぁ♡ キスも好きぃ♡ ちゅっ♡ れろぉ♡ ちゅるるるううっ♡」


 正常位から対面座位に移行すると、彼女を抱きしめてゆっくりと腰を動かしていく。

 子宮口と亀頭を完全に密着させてコリッとした感触を楽しみながら、ヴァレリアの全身の柔らかさと温かさも堪能していく。


「はぁ♡ はぁ♡ あんっ♡ は、激しく動かないの? んっ♡」

「黙って付き合え」

「ちゅるるう♡ れろぉ♡ はーい♡」


 野獣のように犯すセックスが最高に気持ちよかったのでこんなセックスで満足なのだろうかと疑問に思ったヴァレリアだったが、大人しく天使に従うことにした。

 今この場に置いて天使は自分の知らない事を教えてくれる先生なのだから、生徒であるヴァレリアは逆らうことなどないのだ。


「れりゅう♡ じゅるるう♡ あんっ♡ 胸をそんなに――んっ♡ ふあああっ♡」


 天使はヴァレリアの胸に顔を埋めて、顔全体で柔らかさを楽しむ。

 乳輪に何度も舌を這わせて、乳首を唇で挟んで甘噛みしながら舌で舐っていく。

 子宮口を突き上げられながら胸をしゃぶられて、ヴァレリアは内側から少しずつ大きな快楽の波が昇ってくるのを感じていた。


「ん――あんっ♡ そんなに夢中になってもらうと嬉しいかも♡ ああっ♡ お尻も撫でられて――んっ♡ なんだか、気持ちよくて落ち着くね♡」


 激しいセックスでは自分が自分ではなくなりそうなほどの快楽で、まともに頭が働かなかった。

 抱きしめあっての対面座位はまるで恋人同士のセックスであり、お互いが本当に一つになっているような感覚がある。


「んっ♡ ふあああっ♡ すごいのぉっ♡ 気持ちよくて幸せっ♡ ふあああっ♡ こんなの初めてぇ♡ んっ♡ ふあああっ♡」 

「激しく動いてほしいか?」

「んああっ♡ い、今はこのままがいい♡ んあああっ♡ でも、どっちもサイコーに気持ちいい♡ ひあああああっ♡ 獣みたいに激しいのも、恋人みたいに甘々なのもどっちも好き♡ あんっ♡ ああああっ♡ んちゅっ♡ れりゅう♡ じゅるるううう♡」


 野獣のように激しいセックスで身体を堕とされて、恋人のように甘いセックスで心を奪われてしまっていた。

 もはやヴァレリアの心にも身体にも冥王への想いはほんの少しも残っていない。

 コトと同じでセンセーという呼び名すらも天使に奪われてしまったのだ。

 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、ヴァレリアも天使に抱き着いて足も腰に絡める。

 だいしゅきホールドで彼にしがみつくと、唇を押し付けて舌を絡ませていく。


「ちゅるる♡ れろぉ♡ 好きぃ♡ このまま出してぇ♡ ちゅっ♡ コトにしたみたいに、あたしの赤ちゃんのお部屋もいっぱいにして♡ ちゅるるう♡ れりゅううう♡ ふああああっ♡ ひあああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「ふああああああっ♡ 熱いのがいっぱい出てるっ♡ んああああああああああああっ♡」


 煮えたぎるように熱い精液を子宮に注がれてヴァレリアが絶頂する。

 キスをして抱き合いながらの対面座位で射精を受け止めるのは蕩けそうなほど気持ちよく、激しさなど全くないのに思考が蕩けてしまう。

 子宮に精液が溜まっていく感覚を堪能しながら、快感と多幸感が全身を駆け巡るのを感じていた。

 今までのセックスがすべてお遊びだったと確信できるほど気持ちいい。天使がオスとしてどれほど優秀なのかも心と身体に刻み付けられる。


「ちゅっ♡ れりゅうう♡ もっと出してぇ♡ ちゅっ♡ れりゅうう♡ じゅるるううう♡」


 天使の射精はなかなか終わらず、腰をグイグイと押し付けながら精液を放出する。

 量も濃さも全く衰えない精液は一度の射精でヴァレリアの子宮を満たしてしまい、最後にどぴゅっと特別濃い精液を放ってようやく収まった。

 ねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れると、ヴァレリアは恋する乙女の顔で天使の胸に顔を埋めるとすりすりと頬ずりをする。


「えへへー♡ 気持ちよかったぁ♡ センセーってすごいんだね♡」

「誰が先生だ」

「べつにいーじゃん♡ あたしにこんな気持ちよくて幸せな気持ちを教えてくれたんだから、もうセンセー以外をセンセーって思えないよ♡ コトだってにーさんって呼んでるでしょ♡」

「冥王の事は何と呼ぶつもりだ?」

「フツーに冥王様でいいんじゃない? あー、その顔絶対に呼べないって思ってるでしょ♡ 呼べますー♡ 会ったばかりの頃は冥王様って呼んでますー♡」

「いきなり呼び方を変えるのも怪しまれそうだけどねー」


 気を失っていたコトがいつの間にか目を覚まして、背後から天使に抱き着いてきた。

 巨乳も大きくなったお腹も押し付けており、感じているのか甘い声を漏らしている。


「あ、コト。おはよー」

「おはよー。それで、いつまで入れてるの? 次はワタシの番♡」

「えー、ズルい♡ コトはさっきまで沢山してもらったじゃん♡ 次もあたし――あんっ♡」


 天使がヴァレリアから肉棒を抜くと、ごぽっと大量の精液が膣からあふれてきた。

 そのまま彼はベッドに仰向けになってしまう。勃起したままの肉棒がそそり立っており、コトとヴァレリアはごくりと唾を飲みこんだ。

 しかし二人はそれを膣に挿入することはない。天使のモノになった二人には「奉仕をしろ」という事なのだとすぐにわかったからだ。


「それじゃああたしたちで気持ちよくしてあげよっか♡ えいっ♡」

「こんなご奉仕他の誰も受けられないんだからねー♡ そりゃっ♡」


 ヴァレリアとコトが自分の胸で肉棒を包み込んでしまう。

 たわわに実った四つの胸で肉棒を擦り始めると、それが気持ちよさそうに震えていた。

 何度出しても雄々しくそそり立つその肉棒に二人はうっとりしてしまうが、天使の女としての役割を果たすために奉仕を始める。


「んっ♡ あんっ♡ これ、結構難しいね♡ んっ♡ おっぱいが火傷しちゃいそう♡ ふあああっ♡」

「擦ってるだけで感じちゃうんだよねー♡ あんっ♡ 暴れん坊のおちんちん、ワタシ達で成敗してやるー♡」


 二人は楽しそうにダブルパイズリで肉棒を擦っていく。

 乳房を押し付け合って乳圧を強めたり、乳首も使って肉棒を擦ったりと工夫をして、天使に気持ちよくなってもらおうと務めていた。

 そして胸だけではだめだと思いなおし、舌も使って奉仕を続けていく。


「ちゅっ♡ れりゅうう♡ 硬くて熱い♡ ちゅるるう♡ 舌も火傷しちゃいそう♡ ちゅっ♡ あむっ♡ じゅるるうううう♡」

「ああ、ヴァレリアってばズルい♡ 先っぽ全部咥えちゃってるじゃん……ならワタシは竿の所を舐めてあげるね♡ ちゅっ♡ れりゅううう♡」


 ヴァレリアは亀頭を咥えこむと、舌で舐めまわして刺激を与えていく。

 鈴口を舌先で舐め上げて、カリ首の深い部分には唇をひっかけて擦っていく。

 コトは舌を伸ばして竿の部分を舐めていき、肉棒全体を唾液でコーティングしていく。


「ちゅるるう♡ れろぉ♡ ヴァレリア♡ そろそろ交代♡」

「しょうがないなー♡ ふふ、本当に気持ちよさそう♡ そりゃ気持ちよくて当然だよね♡ だってこんなかわいい女の子たちにご奉仕されてるんだもんねー」


 今度はコトが亀頭を咥えこんで舐めまわす。

 ガマン汁が溢れてくるが二人はそれも美味しそうに舐めとっていく。

 実際に二人の奉仕は格別だった。

 アイリスを二人同時に味わうなど冥王も経験のないことだろう。

 自分にしかできない奉仕を受けているのだと思うと、天使の肉棒もいきり立ってしまう。

 柔らかく温かい乳房で挟まれる安心感と、舌による強い刺激も当然気持ちよくて興奮させるのだが、このシチュエーションそのものが天使を最も興奮させていた。


「ちゅっ♡ じゅるるうう♡ はぁ♡ はぁ♡ なんだか舐めてるだけで頭がぼーっとして来ちゃう♡ ちゅるるう♡」

「いつもの事だよー♡ れろぉ♡ だってこんなにすごいおちんちんに奉仕できるんだから、メスの本能が疼いちゃうんだよね♡」

「あー、それわかる♡ ちゅっ♡ ご奉仕できて幸せな気持ちになれるよね♡ ちゅるるうう♡ メスの幸せを知らないままだったらと思うとゾッとしちゃう……ちゅっ♡ れりゅうう♡ あんっ♡ また大きくなったぁ♡」


 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、ヴァレリアとコトが亀頭から口を離す。

 舌を伸ばして二人同時に亀頭をペロペロと舐めまわしながら、乳圧を強めて擦りあげてスパートをかけていく。


「れりゅう♡ ちゅるるうう♡ いつでも出していいからね♡ ちゅるうう♡ またたくさん出して♡ あたしとコトの顔と胸にいっぱいかけて♡」

「じゅるるうう♡ かっこいい射精をまた見せてぇ♡ ちゅうう♡ スッキリするまでワタシたちの身体を使っていいからねー♡ ちゅう♡ れりゅううう♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「「ふああああああああっ♡」」


 肉棒から勢い良く精液が飛び出し、ヴァレリアとコトの顔と胸を汚していく。

 熱い精液が付着するたびに身体が疼き始めて、うっとりした表情で精液を浴びていく。

 最後の一滴まで天使が気持ちよく精液を放出できるようにと、胸で肉棒を扱くのも決して忘れない。


「はぁ……♡ はぁ……♡ すごく熱い♡ 匂いも濃くて……ドキドキしちゃう♡」

「本当にすごい量なんだからぁ♡ こんなのを出されたらそりゃお腹がポッコリしちゃうよね~♡」


 顔と胸が真っ白に染められた二人は射精が止まると肉棒にお掃除フェラを開始する。


「ちゅっ♡ れろぉ♡ はぁ♡ 美味しい♡ ちゅっ♡ これだけ大きいとお掃除のやりがいもあるよね♡ れりゅう♡」

「ワタシもおんなじこと思ってた♡ ちゅるるうう♡ それにさー♡ こんなに出してくれると、気持ちよくなってくれたんだなーってのもわかるから嬉しいんだよねー♡」

「うんうん♡ ちゅるる♡ どんどん好きになっちゃうし、もっとしてあげたくなっちゃう♡」


 うっとりした表情で二人は肉棒をキレイにし終えると、今度はお互いの顔と胸にも大量の精液が付いていることに気が付く。


「コトも綺麗にしてあげる♡」

「あ、コラ♡ ワタシが貰ったんだから自分で舐める♡ もう、そんなことするならこうだ♡」


 コトとヴァレリアが身体に付着した精液をお互いに舐めとっていく。

 ぷりぷりとした精液をじっくりと味わうように飲み込んでいき、完全に綺麗になった頃には天使の我慢も限界を迎えていた。

 射精したばかりだというのに一回りは大きくなった肉棒が、はやく女の中に入らせろと叫んでいるような気がした。


「わぁ……♡ ホントにすごい♡ いーよ♡ 何回でもあたし達を使って♡」

「二人相手なら流石に途中でギブアップ……なんてことないよねー♡」


 ベッドに仰向けになって股を開いて誘ってくる二人に、天使は覆いかぶさるのだった。



 時刻は深夜になり、天使の部屋がいやらしい匂いで満たされてしまった頃、ようやく部屋から喘ぎ声が消えていた。


「……も、もう無理♡ 激しすぎ……ぱないっす♡」

「マジで動けない……♡」


 ヴァレリアもコトも裸になっており、中出しされすぎておなかがぽっこりと膨らんでいる。

 疲労困憊の二人はベッドに寝ている天使を挟むように寄り添い、彼に肩を抱かれながら身体を休めていた。

 逞しいオスに肩を抱かれている安心感で、疲労が抜けていき心が満たされていくのを感じる。


「うわー……体中キスマークだらけ。メイクで隠せるかな……♡」

「それよりもお腹でしょ……あとで全部出しておかないとねー……♡」

「えー、せっかくセンセーに出してもらったのにそれはヤダなー♡」

「ワタシもそうだけどどうしようもないじゃん♡ にーさん出しすぎ♡」


 そう言いながらも二人は大満足の顔になっている。

 気だるさの残る身体で腕を動かすと、二人は天使の肉棒に手を触れた。


「わ……♡ やっぱり大きい♡」

「存在感が全然違うよ♡」


 肉棒はすでに勃起していないが、冥王の勃起した肉棒よりも遥かに逞しさを感じる。

 竿も玉袋もずっしりとした重さを感じて、触っているだけで冥王とのオスとしての格の違いを思い知らされる。


「こんなにすごいのであんなに気持ちよくて幸せにされちゃったら、誰だって好きになっちゃうよ……♡」

「これを入れられたアイリスは全員同じ事を想ってるだろうねー♡ なんであのエッチで満足できてたんだろ……」


 あのエッチとはもちろん冥王とのセックスのことだ。

 天使のセックスを知ってしまったヴァレリアもコトと同じ気持ちだった。

 この逞しい肉棒に比べると小枝のような肉棒だった気がする。天使の肉棒の印象が強すぎて、もはや冥王の肉棒は大きさも形も上手く思い出せない。

 わかるのは冥王は天使と比べてオスとして圧倒的に格下だという事のみ。


「めっちゃソンケーできる人だけど男の人として見るのはもう絶対に無理だよね……」

「それもみんな同じことを思ってる♡」


 自分を変えてくれた強いオスに二人はより一層身体を密着させる。

 胸や大きくなったお腹をぴったりとくっつけて、足も絡めて触れている部分を増やしていく。


「疲れたけど気持ちよかったー♡ 誘ってくれてありがとねコト♡ ってゆーかもっと早く誘ってほしかったんだけど♡」

「ごめんごめん♡ ほら、連れて来て良かったでしょにーさん♡ ワタシのお手柄♡」

「こんなの知っちゃったらもう冥王様を男の人として見るなんて絶対に無理……♡ やっぱりJKと言ったらセンセーとの秘密の関係は絶対に必要だよね♡」

「教師ではないぞ」

「だからべつにいーじゃん♡ 嫌だったら呼べばいいのか考えてよ♡ センセーの宿題ね♡」

「旦那様とかご主人様とか……トミクニ風に言えばお屋形様とかもありかな♡ でもやっぱり今のままがしっくりくるかもねー♡」


 冥王からアイリスだけではなく呼び方すらも奪ったと考えると悪くないかもしれない。

 この宿題をどうするべきか考えながら、天使は極上の女の二人分の体温と柔らかさを感じつつ楽しげに話す二人に相槌を打つのだった。



 後日。

 ヴァレリアが天使のモノになってから、彼女は天使と過ごす時間が多くなった。

 それに比例して冥王と過ごす時間は極端に減っている。何も知らない冥王から夜のお誘いを受けてしまったらどうしようと思い意図的に避けていたのだが、天使の女になった他のアイリス達からそういう時の断り方を聞いてからは冥王を極端に避けることは無くなった。

 それでも当然天使と過ごす時間の方が多く、今日は彼とコトの3人で買い物に来ている。


「ほーら、次はあっちのお店だってば! はやくはやくー!」


 天使の手を引きながらヴァレリアが元気よく歩いているのだが、天使の方は逆に疲労を感じ始めていた。

 もう何時間も買い物に付き合っているのだから当然かもしれない。体力は自分の方が遥かに多いはずなのだが、ヴァレリアのバイタリティーにはついていけそうにない。


「回りたいお店はまだまだあるんだから急がないとじゃん」

「ヴァレリア。順番的にしばらくデートできなかったからはしゃいでるね」

「コトだってそうでしょー♡」

「否定はしない♡」


 コトが腕を絡めてくると、ヴァレリアもそっちの方がいいと言わんばかりに逆の腕を絡めてくる。

 だが疲れているはずなのに、コトとヴァレリアの楽しそうな姿を見ていると、微笑ましい気持ちがこみあげてくるのだった。


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