NokiMo
namitaro
namitaro

fanbox


少女のつむぐ淫らな秘跡~ベアトリーチェ編~

 冥界に天使が移住してから1ヶ月ほど経過していた。

 天使が冥界に住むと言うことはリディアという前例があったためか、警戒していたアイリスたちもだんだんと彼を受け入れるようになっていた。

 元々アイリスたちは冥王の決定には従うことに加えて、天使自身が学園の雑用係を真面目にこなしている事も受け入れられた原因の一つだろう。

 そしてアイリスたちは距離を詰めてくるのも早い。無表情で口数が少なく、一見何を考えているのかわからない天使にも気さくに話しかけてくれる。

 そのおかげで交流が増えて、天使は感情などを学ぶ機会を得ていた。

 ファムの畑の手伝い、ポリンの触媒を運ぶ手伝い、アシュリーとの鍛錬など。

 他にも様々なアイリスたちと関わるうちに天使にも変化が訪れて、和気藹々と過ごす彼女たちの姿に尊いものを感じ始めて、そんな彼女たちを守りたいとも思い始めている。

 そして今日も天使は付き合わされているのだが……


「出来ました。味見をしなさい雑用天使」


 その手伝いとはあろうことかベアトリーチェの作った料理の味見だった。

 冥王が作った存在であるベアトリーチェは自分を完璧な存在だと自称しているのだが、料理だけは全くできないのだ。

 その恐ろしさは他のアイリスたちから聞いているので天使も知っている。

 冥王への夜食を毎晩作っている彼女だが今日も不評だったらしく、天使に明日作る料理の味見をさせにきたのだ。

 天使の部屋は台所が取り付けられているので、やってきた彼女はその場で料理らしきものを完成させた。


「どうしましたか? 遠慮なく食べなさい。ご主人様に出す前に味見ができるなど光栄なことですよ。同じ男性に聞いたほうが参考になると思ったので、アイリスよりもあなたが適任でしょう」

「……毒見ではないのか?」

「毒物は入れてません」


 彼女の作った何かは毒としか思えない見た目だった。

 そもそも彼女の料理中から思っていたのだが、どうしていつものメイド服ではなく戦闘服なのだろうか。

 もしかして自分は本当に自分は毒殺されるのだろうか?

 少し前まで魂がなかった天使は明確な恐怖という感情を感じていたのだが、材料の中に毒物がなかったことは確認していたので恐る恐るそれを口の中に入れる。


「…………」


 不味いと言う言葉しか浮かばない。

 自分の口の中に地獄でも産まれてしまったのではないかと疑ってしまうほどの不味さだった。

 全身から汗が噴き出て吐き気もこみあげてくる。


「いかがです?」

「不味い」

「そんなはずはないでしょう? わたくしは完璧なのですから。ナジャが美味しいと言っていたものに少し手を加えたのでさらに美味しくなっているはずです」


 ナジャは一言で言えば味オンチなので、ベアトリーチェの料理を美味しいと感じるだけである。


「なぜわざわざ不味く作る?」

「失礼な。美味しくなるように作っています」

「ソフィなどに教わって普通の料理を作った事があるのだろう?」


 アイリスたちに飲みに誘われてソフィとも話したことがあるが、その時にかつてベアトリーチェに料理を教えたことも聞いている。


「今回はファムの知恵を借りました。彼女のおススメのモンスターを狩って肉として使っています」


 だから戦闘服だったのかと天使は納得した。

 ファムはモンスターも食べるが、それはモンスターを美味しく調理するから食べられるのだ。

 ベアトリーチェのように料理の材料として使っただけでは美味しくなどならない。


「もう一口食べてみてください」

「ナジャにでも食わせろ」

「仮にあなたの言う通り失敗だとしたら、今回はいったい何が悪かったのでしょう?」

「最初からすべてだ」

「なんですかそれは。あなたは料理ができると聞いたのですが、もしかして嘘だったのですか?」


 思わずカチンときてしまう。

 流石に料理上手のアイリスにはかなわないが天使も料理はできる。むしろベアトリーチェが足元にも及ばないレベルだ。

 にもかかわらずこんなことを言われたのだから怒りを感じても仕方がないだろう。

 それに加えてこんなものを食べさせられた怒りも湧いてきた。


「……少し待っていろ。お前が悪いと教えてやる」


 天使が自分で料理を作り始める。

 普通に作ってしまえば普通に食べられる料理ができてしまうので、ベアトリーチェの手順と全く同じやり方で作り始めた。

 ベアトリーチェは言われた通りに大人しく待っており、しばらくして天使の作った料理らしきものが完成した。

 先ほどベアトリーチェが作った料理と比べると全く同じと言っても過言ではないのが逆に悲しくなってくる。

 本当にアイリスという存在は自分に様々な感情を教えてくれるのだなと思いながらも、こんな形では学びたくなかったとも感じてしまう。


「食ってみろ」

「わたくしのマネをしたのならば美味しいに決まっているでしょう?」

「食え」


 しつこく勧められてベアトリーチェが一口食べると、その瞬間に彼女は硬直してしまった。

 自分の料理のひどさを改めて思い知ったという顔になる。


「お、おかしいですね……雑用天使。どこか失敗したのでは――」

「お前のマネをしただけだ」


 悔しいが最初から最後まで見ていたベアトリーチェは、完全に自分の料理が悪いと理解してしまった。

 ここまでひどいものを冥王に食べさせている事に罪悪感も覚えてしまう。


「……出されたものを残すのはもったいないですからすべていただきます」


 もったいないという気持ちもあるが、冥王にこのようなものを食べさせていた己への罰もかねて、ベアトリーチェは綺麗に料理らしきものを平らげた。

 口の中で地獄でも産まれたのではないかと思うほど気分が悪くなり、なんだか全身に上手く力が入らなくなる。

 コップに水を注いで一気に飲み干すが、その瞬間に膝から崩れ落ちて床にへたり込んでしまった。


「く……やはり何か変なものでも入れたのではありませんか?」

「その通りだ」

「え?」


 聞き間違いかと思った瞬間にベアトリーチェは床に押し倒された。

 すぐに犯されると気が付いたので抵抗するが、身体にはまだ上手く力が入らないので押し返そうとしても天使の胸に手を添えるだけになってしまう。

 天使は彼女の服の胸元をめくると形のいい巨乳を露出させた。

 冥王以外の男に肌を晒すことになり、ベアトリーチェが天使を睨みつける。


「何をしているのですか! このっ! 離しなさい!」

「身体だけは完璧だな」

「く……本性を現しましたね。この体に触れていいのはご主人様だけ――んっ! や、やめなさいっ! ああっ!」


 天使はベアトリーチェの体を起こすと、背後に回って彼女の乳房を後ろから揉み始める。

 力をこめるほど指は食い込んでいき、掌から伝わる温かさや柔らかさが天使を興奮させていく。


「んっ! 離せと言っているのです! あああっ! わたくしの身体はご主人様だけのモノですっ! くううっ!」


 背後から胸を揉まれるなど冥王に何度もされたことがある行為だ。

 冥王に背中を預けて愛してもらうのはベアトリーチェにとっても幸せなことだが、自分が今背中を預けているのは冥王ではなく天使だった。

 自慢の身体を冥王以外の男に弄ばれるなど彼女にとっては最大の屈辱なのに、薬のせいで抵抗ができない。

 天使はベアトリーチェを抱きしめながら胸を下から持ち上げるようにしてタプタプと弄ぶ。


「この身体でいつも冥王に奉仕しているのだな」

「くううっ! あ、貴方には関係ありません! いい加減にしないと――ひああっ♡」

「全て俺のモノにしてやる」


 乳首を強めに指で抓られた瞬間にベアトリーチェの口から甘い声が漏れてしまう。

 天使はそのまま親指と人差し指で乳首を扱きながら胸を揉み続けた。

 それだけではなくベアトリーチェのうなじに顔を近づけると、彼女に聞こえるように息を吸ってメスの匂いを堪能していく。


「な、何をしているのですか! ふあっ♡ そんなところを嗅ぐなどっ! あああっ♡ ま、待ちなさい♡ いったん手を止め――んあああっ♡」

「感じやすい女だな」

「んっ♡ んああっ♡ こ、これは何かの間違いです♡ あんっ♡ 手を止めなさいっ♡ んうううっ♡ ど、どこを舐めているのですかっ♡ ああああああっ♡」


 天使はベアトリーチェの耳も舐め始めた。

 エルフのようにとがった長い耳を舐って唾液をまぶしていき、自分のモノだとマーキングしていく。

 そこを舐められるのは初めての事だったベアトリーチェは思わず混乱してしまう。

 毒が抜けてだんだんと動けるようになっている事にも気が付かずに、初めての快感に翻弄されてしまっていた。


「ふあああっ♡ み、耳はやめなさいっ♡」

「耳以外ならいいのか?」

「いいわけがないでしょうっ♡ あんっ♡ ふあっ♡ な、何ですかこれはっ♡ 胸がなにか――ふああああっ♡ んああああっ♡」


 プシュッとベアトリーチェの乳首から白い液体が飛び出す。

 それが母乳だと理解するまで彼女はしばらく時間を必要とした。

 妊娠もしていないのに母乳など出るはずがない。考えられるとしたら天使に飲まされた薬だ。


「んひいいいっ♡ あ、あなたはわたくしになにを飲ませたのですかっ♡ ぼ、母乳など――ひあああっ♡ し、搾らな――んひいいいいいいっ♡」


 天使が乳首を扱くたびにベアトリーチェの乳首から母乳が飛び出す。

 左手では胸を揉み母乳を搾りながら、右手はベアトリーチェのスカートの中に潜り込ませた。

 ショーツの上から秘部をなぞると濡れてきているのを確認できたので、それをずらすと直接指を入れて秘部をかき回す。


「あああっ♡ 抜きなさいっ♡ あん♡ ご主人様以外の指がわたくしのなかにっ♡ んっ♡ んああああっ♡」


 侵入を拒むようにぴったりと閉じられている穴が天使の指によって少しずつ解されていく。


(くううっ♡ ご主人様以外の者に触れられて……か、感じてしまうなどありえないっ♡ ありえないはずなのに――んっ♡ やはりあの妙な薬のせいで――あああっ♡)


 実際には天使が飲ませた薬に感度を上げる効果は存在しないのだが、そうとしか思えないほどベアトリーチェは感じてしまっていた。

 耳をしゃぶられ、胸を揉まれて母乳を搾られ、秘部を指でじっくりとかき回される。

 冥王にもされたことのない三ヵ所同時の攻めにより、ベアトリーチェの身体は未知の快感を感じてそれを受け入れてしまっている。


「あああっ♡ い、いい加減にしなさいっ♡ あんっ♡ ふあああああっ♡」

「感じやすい女だな。ここも好きだろう?」

「な、何を言って――んひいいいいいいっ♡」


 クリを摘ままれてベアトリーチェの身体が大きく跳ねる。

 身体の内側から一気に快感がこみあげてきて絶頂へと駆け上がっていく。

 天使はその反応を見逃さずに愛撫の激しさをどんどん増していく。

 乳首を引っ張って胸を伸ばし、うなじや頬にも舌を這わせると、ベアトリーチェの口から面白いほど簡単に甘い声が漏れ始めた。


「ひあああっ♡ も、もうやめてくださいっ♡ んあっ♡ ああああっ♡ ひあああああああああああっ♡」


 天使の腕の中でベアトリーチェが絶頂してしまった。

 冥王以外にイカされた屈辱はあるが、それ以外に自分でもよく理解できない感情が生まれ始める。

 薬の効果も切れてきたのを感じるのだが、今度は絶頂してしまったせいでうまく抵抗できなくなる。

 むしろ自分の心から抵抗する意思が無くなってきているような感覚だった。

 天使は息を荒げたままのベアトリーチェを四つん這いにすると、彼女のスカートをめくって尻を撫でまわす。


「んっ♡ んううううっ♡ 離れなさい……あっ♡」


 肘を床について犬のような格好になっているベアトリーチェの声色は相変わらず甘いモノを帯びている。

 自分でも気が付いていないが一度イカされたことで、天使というオスを受け入れつつあるのだ。


「んあっ♡ あああっ♡ あ――♡」


 くちゅりと熱くて硬いものが秘部にあてられて、ベアトリーチェは本能的にそれが天使の肉棒だとわかった。


「や、やめなさいっ♡ あああっ♡ そこはご主人様だけの場所ですっ♡ ひあっ♡ んぎいいいっ♡」


 めりめりと鈍い音が聞こえて肉棒が入ってきた。

 冥王への想いもまだ残っているので全力で侵入を拒もうとするのだが、天使はそんな彼女の言葉を無視して膣に挿入していく。

 同じ肉棒とは思えないほどの硬さと熱さ、そして膣内をみっちりと広げる圧迫感。

 処女喪失の時と同じくらいの痛みを感じる。いくら拒絶しようとも天使は腰を押し進めて、とうとう一番奥までたどり着いた。


「んひいいいっ♡ んあああああああっ♡」


 挿入された瞬間にベアトリーチェの背筋がピンと伸びる。

 口をパクパクさせて痛みで何も考えられなくなっていたが、その間に天使はベアの膣内の感触をじっくりと味わっていた。


「んぎいい♡ ほ、本当に……んっ♡ ご主人様以外のモノがわたくしの中に……あああっ♡ う、動くのは、やめなさっ♡ んあああっ♡ ふあああああっ♡」


 ベアトリーチェの腰を掴んで天使が腰をゆっくりと動かし始めた。

 天使の肉棒を拒絶するかのような硬い膣内を、じっくりと自分好みの形に解していく。

 キツく締まっている膣内なので腰を引いてカリの深い部分で壁を擦ると、その分肉棒に刺激が来て天使も快感を感じていた。

 根元まで突き入れて子宮口をイジメると、ベアトリーチェが悔しそうな、そして切なくて気持ちよさそうな声を漏らす。


「ふああ♡ 抜きなさいっ♡ んっ♡ この身体はご主人様のモノだと、んっ♡ 何度言えばっ♡ ああああっ♡」

「もう感じ始めているだろう」

「はぁ♡ はぁ♡ 何を馬鹿なことを言っているのですか……ん♡ わたくしはご主人様の忠実な僕。この身はとっくに、ひあっ♡ ご主人様に捧げています。あなたの様な粗末なモノで感じるはずがっ♡ あああっ♡ な、ないでしょうっ♡ んひいいいっ♡」


 膣内を拡張するように腰を円を描くように動かしていく。

 痛みは確かに感じているベアトリーチェだったが、それがだんだんと薄れてきて快感のほうが大きくなっている事を認めたくはなかった。


「あんっ♡ あああっ♡ こ、こんな事をしても無駄です♡ んっ♡ わたくしはあなたのモノになどなりません♡ あんっ♡ ご主人様と比べて随分とお粗末な抱き方ですね♡ わたくしを感じさせるなど、不可能っ♡ んっ♡ ふあああんっ♡ な、何も感じませんっ♡」


 天使がベアトリーチェの両腕を持つと、後ろに引っ張って肉棒を深くまで挿入する。

 ベアトリーチェの上体が起きてエビ反りになり、乳首から僅かに母乳が溢れた。


「確か冥王はこういうやり方をしないのだったな」

「何を言って――んあああっ♡ ふあっ♡ い、いきなり激しくっ♡ あんっ♡ ああああっ♡ ふあああああっ♡」


 ベアトリーチェの腕を引いたまま天使が高速ピストンを開始する。

 彼女の身体の負担など一切考えずに射精をするためだけの穴として使うセックス。

 腰を打ち付けるたびに肉同士がぶつかり合う乾いた音が響く。

 ただでさえ規格外の巨根を受け入れて負担の大きかったベアトリーチェは、身体がバラバラになりそうな衝撃と快感で何もできなくなってしまう。

 冥王とは比べ物にならないほど激しいセックスで壊されてしまいそうなのに、彼女の身体は初めて感じる快感に悦びを感じ始めていた。


「んひいいいっ♡ と、止まりなさいっ♡ ああああっ♡ こ、壊れてしまいますっ♡ ああっ♡ ふあああっ♡ 内側から壊されてっ♡ んああああっ♡」

「俺のセックスなど何も感じないのだろう?」

「~~~~っ♡ い、痛いだけですっ♡ ふああああっ♡ んうううっ♡ こ、こんなのは噓ですっ♡ 何かの間違いですっ♡ ご主人様以外の男に犯されているのにっ♡ どうしてこんなにもっ♡ ひああああっ♡」


 天使が一度抽送を止めるとベアトリーチェの腕から手を離して肩を掴む。

 そのまま彼女の身体を起こして抱えどりにすると、後ろから抱きしめるようにしてもう一度腰を振り始めた。

 ベアトリーチェのうなじに何度も口づけをして、乳房も握りつぶすように力を込めて揉み始める。

 激しく犯されて感度が上がっていた彼女の身体は乱暴な愛撫でも感じてしまう。

 乳房を揉まれるたびに母乳が噴き出て、恥ずかしさを感じるのにそれすら快感のためのスパイスになっていた。

 冥王のくれた快楽よりも遥かに大きな快楽を感じてしまっているベアトリーチェは、冥王の僕ではなく一匹のメスとして自分を犯すオスを受け入れ始める。


「んひいいいっ♡ ど、どこを舐めているのですかっ♡ ふあっ♡ ああああっ♡ わ、脇など――んうううっ♡ ふああああっ♡」


 今までの冥王とのセックスがすべて退屈なものに感じてしまうほど天使は巧みに彼女を責め立てていた。

 母乳を搾るように胸を揉まれながら脇を舐められて羞恥心を煽られたかと思えば、耳をしつこいくらいに舐られる。

 肉棒が抜けるぎりぎりまで腰を引いて、浅い部分を円を描くように攻めてくる。

 子宮の中に肉棒が入ってしまうのではないかと思うくらいに子宮口に肉棒の先端を密着させながら強く抱きしめられると、お互いの身体が一つになってしまったかのように感じてしまう。

 もはや痛みなど完全に消え去り、ベアトリーチェは天使に快楽で翻弄されてしまっていた。


「感じていると認めるか?」

「はぁ♡ はぁ♡ ありえません……んっ♡ わたくしがご主人様以外の男で――んひっ♡」


 天使がベアトリーチェから肉棒を抜いた。

 その瞬間にすさまじいほどの喪失感が彼女を襲う。

 自分の身体の中を満たしていた感覚が一瞬でなくなり、切なさだけが子宮と膣に残されてしまっておかしくなりそうだった。

 天使は彼女を仰向けにすると肉棒を見せつける。


「あぁ……大きい♡」


 彼女自身無意識にそうつぶやいてしまった。

 改めて見ても冥王のモノとは比べ物にならないほど大きい。

 肉棒の形も凶悪であり、カリの深い部分で膣の壁をガリガリと削るように擦られたので気持ちよかったのだろうとわかってしまう。

 ベアトリーチェがごくりと唾を飲み込んだ瞬間に、天使は一気にそれを膣に挿入した。


「ふああああっ♡ は、入って――ひあああああっ♡」


 天使は床に手をついて正常位で挿入すると、ベアトリーチェの感じている顔をまっすぐに見つめて責め続ける。

 顔を見られているので彼女ももはや感じていないなどと噓をつくことができなかった。


「ああっ♡ 見ないでくださいっ♡ あんっ♡ ご主人様以外で気持ちよくなってしまうわたくしを見ないでくださいっ♡ んひいいっ♡ ふあああっ♡」

「冥王よりも感じるのか?」

「んっ♡ ああああっ♡ そ、それは――ふああああっ♡ か、感じますっ♡ ご主人様よりも気持ちいいですっ♡ あなたとのセックスが気持ちよすぎて、おかしくなってしまいそうですっ♡ んああああああっ♡」


 それを認めてしまった瞬間にベアトリーチェの心の中で何かが崩れ落ちた。

 全身にメスの幸福が満ちていき、自分を犯しているはずのオスにしがみついて快楽を貪り始める。

 天使は体重をかけた屈曲位でベアトリーチェの膣内を蹂躙していき、射精に向けて一気にスパートをかけた。


「んああっ♡ わたくしの中でペニスが大きくっ♡ あああっ♡ こ、このまま中に出すつもりなのですかっ♡ んあああっ♡ わ、わたくしの中にっ♡ ふああああっ♡」

「他に欲しい場所があるのか?」

「んっ♡ ああっ♡ っ♡ な、中に下さいっ♡ このままわたくしの中で果ててくださいっ♡ んあああっ♡ ひあああああっ♡」

「冥王以外の男を受け入れてもいいのか?」


 ベアトリーチェの頭に冥王の顔が浮かぶが、天使の肉棒の一突きであっさりと消えてしまった。

 その代わり目の前のオスの全てを受け止めたいという気持ちが沸き上がってくる。

 肉棒が一回り大きくなって震え始めると、今まで以上の力で天使にしがみつく。


「はいっ♡ 申し訳ありませんご主人様っ♡ わたくしはあなた以外の男に中出しを許してしまいますっ♡ ああああっ♡ このお方の精液を受け止めたくてたまらないんですっ♡ んうううっ♡ ひあああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「んあああああっ♡ 熱いですっ♡ ご、ご主人様とは比べ物になりませんっ♡ ふああああああああっ♡」


 全体重をかけた種付けプレスで子宮にマグマのような精液を注がれてベアトリーチェが絶頂した。

 視界が真っ白になって何も考えられなくなった瞬間に、同時に唇まで奪われてしまう。

 キスをされながら精液を注がれて、全身にメスの悦びが広がっていく。


(あぁ……キスをされながら……こんなのは反則です……♡)


 天使という優秀なオスに完全に屈服することで、ベアトリーチェはかつてないほどの快感を味わっていた。

 何もできない無力感がここまでの快楽をもたらすなど冥王は教えてくれなかった。

 冥王に愛されるだけでは絶対に知ることのできなかった幸せを天使に教え込まれてしまい、ベアトリーチェは身も心も天使を完全に受け入れてしまう。

 ベアトリーチェはしばらくの間自分から舌を絡めあう激しいキスを続けるのだった。



「ちゅっ♡ ちゅるるううう♡ れりゅうううう♡ んちゅっ♡ はぁ♡ はぁ♡ ん……あぁ♡ わたくしの中で、まだこんなにも逞しいままだなんて……♡」


 ベアトリーチェが天使から唇を離すと、自分の膣内の肉棒が固いままだと言うことに気が付く。

 冥王は一度出せば満足してしまうので続けてセックスを行うということは未経験のベアトリーチェは、天使を逞しいと感じると同時にまだまだ求めてもらえることを嬉しく感じる。

 しかし天使はいつまでたっても動こうとせずに、彼女の体を起こすと正常位から対面座位に移行した。


「今度はお前が動け」


 天使に命令されてベアトリーチェの子宮が疼き始める。

 元々犯されている身なので天使の命令に従う義理など一切存在しない。

 薬の効果も抜けているので逃げることも出来るはずだ。

 なのにベアトリーチェは天使から逃げるよりも、自分を求めてくれるオスにメスとしてご奉仕したいという感情が生まれている。


「……かしこまりました♡ このベアトリーチェ、エレガントにご命令を遂行いたします♡」


 まるで冥王に見せるかのような優しい微笑みを天使に向けると、ベアトリーチェは天使の頭を優しく抱きしめた。

 彼の顔を自分の胸に押し付けて柔らかさを楽しんでもらえるように務めると、ゆっくりと腰を振り始める。


「あんっ♡ ふあああっ♡ 逞しいペニスがわたくしの中で暴れていますっ♡ んっ♡ 一度精液を放たれたにも関わらず、こんなにも固いだなんて……んううっ♡ ひああああっ♡」


 膣内で肉棒がピクンっと跳ねるたびにベアトリーチェの心も満たされていく。

 身体はとっくに天使を主だと認めているので、彼が気持ちよさそうにしているのがたまらなく嬉しかった。

 天使もベアトリーチェが落ちたことは感じ取っており、彼女の身体を改めてじっくりと味わっていく。

 先ほど揉みしだいた胸に顔を埋めると柔らかさと温かさを堪能する。

 母乳をさんざん搾ったので甘い香りもしており、それが天使の肉棒を更に硬くさせる。

 ベアトリーチェの乳首をしゃぶり舌で舐ると、天使の頭を抱きしめる彼女の腕に力が入った。


「ふあああっ♡ あんっ♡ ぼ、母乳を飲むだなんて――あん♡ ふあああっ♡」


 乳首からあふれる母乳を飲まれてベアトリーチェの身体が大きく跳ねる。

 快感も感じるのだがそれ以上に母性本能のようなものが満たされていく。

 自分の乳首に吸い付いて母乳を飲んでいる天使が愛おしくてたまらなくなり、気持ちよくしてあげたいという気持ちが際限なく沸き上がってきた。

 快感と母性を同時に満た少しができるセックスに彼女自身も夢中になって腰を振り続ける。


「あんっ♡ ああああっ♡ もっと飲んでくださいっ♡ ひあっ♡ こ、こんなことは初めてです♡ あんっ♡ 気持ちよくて幸せでおかしくなってしまいます♡ んあああっ♡」

「冥王の僕とは思えない言葉だな」

「んうううっ♡ 申し訳ございません♡ ですが本当の事なのです♡ あなた様とのセックスはわたくしの知らない事ばかりで、んあああっ♡ 心も体も満たされてっ♡ ああああっ♡ んひいいいいいいいっ♡」


 母乳を吸っていた天使がベアトリーチェの乳首に軽く歯を立てると、それだけで彼女は軽くイってしまった。


「俺のモノになれば好きなだけ抱いてやるぞ」

「あぁ……す、好きなだけでしょうか?」

「冥王は一度だけだったのだろうが俺は違う」


 一度で終わらないのはベアトリーチェに入っている肉棒が証明している。

 優しいセックスでも乱暴なセックスでも冥王とは比べ物にならないほどの快楽と幸福を与えてくれる天使。

 彼にとっくに落とされていたベアトリーチェは、天使のモノになりたいという気持ちに嘘はつけなかった。


「はぁ……♡ んぅ……♡ かしこまりました♡ どうかご主人様の性奴隷にしてくださいませ♡」

「お前は元々冥王の性奴隷だろう?」

「いえ……あの方は性奴隷はいらないとおっしゃられましたので……このベアトリーチェ♡ 性奴隷としてあなた様をご主人様とお呼びしとうございます♡」


 ベアトリーチェの目からは本気で天使の性奴隷になりたいという意思を感じられた。

 天使と二人きりの場合はご主人様が冥王ではなくなったのだ。


「性奴隷ならば俺を満足させてみろ」

「仰せのままにご主人様♡ ベアトリーチェがエレガントにご奉仕いたします♡ んっ♡ ふあああっ♡ あんっ♡」


 ベアトリーチェが再び腰を動かし始める。

 授乳しながらの対面座位で天使に奉仕しているはずなのにベアトリーチェのほうが気持ちよくなってしまう。


「ふあああっ♡ 気持ちいいですご主人様ぁ♡ あああっ♡ ご主人様のペニスがわたくしの中をみっちりと広げています♡ んっ♡ 先ほど注がれた精液がわたくしの子宮の中でタプタプ波打ち、内側からも愛されているようです♡ んうううっ♡ ひああああっ♡」

「淫乱メイドめ。よく今まで冥王とのセックスで満足できていたな」

「あんっ♡ ま、満足できていませんでしたぁっ♡ ふあっ♡ あの方は一度で満足されるのでっ♡ んっ♡ あんっ♡ ご主人様っ♡ そこは恥ずかしいですっ♡ ああああっ♡」


 ベアトリーチェの脇を舐めながら乳房を弄ぶ。

 左手は尻を撫でまわし、右手は彼女の耳を優しく撫でた。

 汗をかいてしっとりしている肌の感触を楽しんでいく。


「はぁ♡ はぁ♡ あの方に喜んでもらえれば十分でしたが、本当はもっとご奉仕したかったです……ひあっ♡ あんっ♡ で、ですがご主人様は全く違いますっ♡ あああっ♡ 一度出しても硬いままで、何度でもご奉仕させていただけると確信していますっ♡ わたくしも女ですから、どちらがオスとして遥かに優れているのがわかってしまうのです♡ ふあああっ♡ ご主人様のモノになれて本当に幸せですっ♡」

「俺のモノになった証をくれてやる」


 天使はベアトリーチェの胸元に吸い付くと、そこにキスマークを一つ付けた。


「あぁ……♡」


 冥王は一度も付けてくれなかったキスマーク。

 自分の所有物だという証にベアトリーチェは身も心も喜びに震える。

 天使は一つで済まさずに、彼女の胸にいくつものキスマークを作っていった。


「んっ♡ もっとお願いしますっ♡ わたくしの全てがご主人様のモノであるとマーキングをしてくださいっ♡ わたくしがご主人様の所有物だと言うことを体に刻み付けてくださいませ♡ あああっ♡ ひあああっ♡」


 ベアトリーチェの胸に大量のキスマークを付けた後に、天使は首筋にもキスマークをつけ始める。

 乳房を揉み乳首をつねって母乳を搾り、彼女の頬を舐め上げると耳を甘噛みしていく。

 彼女の尖った耳を両方とも自分の唾液でマーキングしてから一度顔を離すと、蕩けきった表情のベアトリーチェと目が合った。


「はぁ……♡ ご主人様……ちゅ♡ れりゅうう♡ ちゅるるるう♡」


 天使の右手とベアトリーチェの左手が恋人繋ぎになり、もう片方の腕でお互いに抱きしめあって唇を重ねる。

 彼女の全身の柔らかさを堪能しながらのセックス。特に乳房は胸板で柔らかさを感じて天使を興奮させていく。

 ねっとりと舌を絡めあって唾液を交換しあうキスはいつまでたっても終わらない。

 先ほどとはちがい恋人同士のような甘々なセックス。これはベアトリーチェも冥王としていたはずなのだが、天使とのそれはやはり冥王のモノとは違っていた。

 快楽を無理矢理教え込まれた後に甘々なセックスをされてしまい、冥王としてきたありとあらゆるセックスよりも天使とのセックスがいいのだとベアトリーチェは教え込まれる。

 心も完全に天使のモノになったベアトリーチェは自分からも積極的に舌を絡めていく。


「れりゅう♡ ちゅるるう♡ ご主人様♡ またわたくしの中で大きくなってきましたね♡ ちゅう♡ いつでも果ててくださいませ♡ ベアトリーチェが受け止めて差し上げます♡」

「お前が中に欲しいだけだろう」

「ちゅう♡ れろぉ♡ 流石はご主人様でございます♡ わたくしはご主人様の性奴隷ですので、ご主人様の精液を子宮に注いでほしくてたまらないのです♡ ちゅるるうう♡ れりゅううう♡」


 天使は舌を入れるのをやめてキスをしながら顔を動かし、二人の唇がぴったりと重なる位置を見つける。

 強弱をつけて押し付け合いながら子宮口をグイグイと押し上げると、激しく動いていないのに彼女は甘イキしてしまった。

 膣もキュッと肉棒を締め付けてくるので射精も近づいてきている。

 行為の前は自分を睨みつけていた彼女が、今では自分に完全に屈服している事が天使に優越感を与えていく。


「んむっ♡ ちゅうう♡ はぁ♡ はぁ♡ ご主人様♡ わたくしはまたイってしまいます♡ んっ♡ んあああっ♡ わたくしだけではなく、

んっ♡ ご主人様にも射精してほしいのです♡ ふあああっ♡」


 冥王に何度もイカされたことはあるが、彼はいつも一度で終わってしまうので自分だけ何度もイカされて寂しさを感じたこともある。

 けれど天使というオスは何度でも射精してくれるという確信がベアトリーチェにはあった。

 何度もでも奉仕できるし自分が気を失ってしまっても使ってもらうこともできる。

 自分の身体で気持ちよくなってもらえるというベアトリーチェの心を天使は何度でも満たしてくれるのだ。

 冥王に作られてから彼に心酔しており他の男を一切見ようとしなかった彼女の前に現れた唯一の身近な男。

 そんな天使の強いオスの部分は、100年間満たされることのなかったベアトリーチェのメスの部分をたった一度のセックスで満たしてしまった。

 性奴隷としてもっとご主人様に尽くしたいと彼女は天使に強く抱き着いて膣も締め付ける。


「んあああっ♡ ご主人様っ♡ 愛しています♡ ちゅっ♡ ご主人様ぁ♡ わたくしにご主人様のお情けをくださいませ♡ んっ♡ ひああああっ♡」


 天使もベアトリーチェを強く抱きしめながら腰を突き上げる。

 恋人繋ぎにしたままの手もきつく握り返して、ベアトリーチェの膣から冥王の感触を全て追い出すように蹂躙していく。


「んひいっ♡ またイキますっ♡ ご主人様っ♡ 一緒にイってくださいっ♡ ふあああっ♡ んあああああっ♡」


 ――びゅるるるるうううううううううううううううっ!!


「あ――ふああああああああああああっ♡」


 抱きしめあいキスをしながら二人が同時に絶頂した。

 動きが完全に止まった二人は目を閉じて絶頂の余韻を楽しんでいる。

 子宮に精液を追加されてベアトリーチェはまたもやメスの悦びをそこに感じていた。

 天使に精液を注がれるたびに自分は女として花開いていくような感覚すらある。

 塊のように濃い精液が尿道を通っていく感覚に天使も震えて、彼女の子宮を自分のモノにしているのだという優越感と支配感に浸る。

 やがて触れ合っていた唇が離れて二人の視線があうが、ベアトリーチェの方からもう一度唇を重ねた。


「ちゅう♡ れりゅうう♡ ご主人様♡ れろぉ♡ 愛しています♡ ちゅうう♡ ちゅっ♡」


 舌を激しく絡めてくる彼女に応えるように天使も舌を動かしていく。

 ねっとりとした唾液の糸を作りながら二人の唇が離れると、彼女はトロンとした表情になっていた。

 快楽のあまり口元から涎が垂れており、優雅さのかけらもない表情。

 それなのに彼女は今かつてないほどの幸福を感じているのだろうと天使にもわかる。


「お前が愛しているのは冥王なのだろう?」

「い、意地悪なことをおっしゃらないでください♡ 性奴隷であるわたくしがお慕いしているのはご主人様だけです♡」


 誰がご主人様なのかは言うまでもない。

 天使がベアトリーチェの乳首に吸い付くと、ベアトリーチェは母性に満ち溢れた笑みを浮かべて授乳するように天使の頭を撫でた。

 膣内では肉棒がすでに固さを取り戻しており、荒々しいまでのオスの欲望を感じる。

 メスとしての快楽と母性本能を同時に満たされている感覚に多幸感を感じながら、彼女は天使とのセックスをまだまだ楽しむのだった。



「ちゅう♡ れりゅうう♡ ちゅっ♡ ご主人様♡ れろぉ♡ じゅるるうう♡」


 二人のセックスが始まって数時間が経過していた。

 途中からベッドに移動して裸になってお互いを求めあい、天使の部屋に耐えず響いていたベアトリーチェの喘ぎ声も今は止まっている。

 ベッドに座る天使に夢中でお掃除フェラをしているからだ。


「満足したのか?」

「れりゅう♡ はい♡ 大満足でございます♡ わたくしを可愛がってくれたペニスをすぐに綺麗にいたします♡ れりゅう♡」


 ベアトリーチェがお掃除フェラに戻る。

 元々一回だけで終わる冥王とのセックスでは心はともかく身体の方は満足できず、性奴隷になりたいと言っていたベアトリーチェだったが、天使とのセックスでは初めて心も体も満たされていた。

 天使に頭を撫でられながらお掃除フェラをすると、よくやったと褒められているようで嬉しくなる。

 硬さを失っても逞しさを感じる肉棒を綺麗にすると、天使に「こちらに来い」と言われたので彼に寄り添う。


「ん……ご主人様♡」


 仰向けにベッドに寝転がる彼に抱き着いて肌を密着させると、天使がベアトリーチェの肩を抱いて抱き寄せてくる。

 セックスの心地よい疲労を感じながらお互いに無言の時間が続く。

 甘いピロートークとは言えないがなぜかこの時間がベアトリーチェには心地よかった。

 何度も中出しされて子宮には精液がぎっちりと隙間なく詰め込まれてある。

 苦しさすら感じるがその感覚すら愛おしく、強いオスに愛されたのだという実感がわいてくる。


「ご主人様にご奉仕させていただき、わたくしも気持ちよくしていただき……本当に幸せです♡」


 いくら冥王が偉大な存在だとしても、オスとしては天使のほうが遥かに優れている。

 畏怖や尊敬の念は一切衰えていないが、一人の女として冥王と天使のどちらを愛したいのかという答えも出てしまった。

 自分はもう二度と冥王を男として意識することはできないだろうとベアトリーチェは確信する。


「お前は誰のものだ?」

「はい♡ わたくしはご主人様の忠実なる性奴隷でございます♡」


 うっとりした表情で即答するベアトリーチェに天使は満足する。

 それと同時に冥王が作り出した存在を自分のモノにしたという優越感もこみあげてきて、もっとベアトリーチェを汚したいという欲求も湧いてくる。

 魂が生まれたことにより自分自身の性欲も生まれてしまったせいだろうか。

 硬さを失っていた肉棒が復活してベアトリーチェもそれに気が付くと妖しく微笑みながら肉棒を手で扱き始めた。


「ご主人様♡ わたくしは何度でもかまいません♡ どうか気を失ってもご主人様が満足するまで使ってくださいませ♡」


 彼女も応じてくれたので天使も我慢が出来ずに、再びベアトリーチェに覆いかぶさる。

 その後ベアトリーチェは気を失ってしまったが、天使は彼女の言葉通り自分が満足するまでベアトリーチェを射精するための道具として朝まで使い続けた。



「さっさと食べなさい雑用天使」


 食堂のキッチンでベアトリーチェは今日も冥王の夜食を作っていた。

 そして隣には味見役の天使もいる。

 天使に抱かれた日からベアトリーチェはなぜか彼女の料理の味見役を最優先でさせられているのだ。


「どうしました? 早く食べないとご主人様にこの料理を持っていけません」

「なぜ俺が味見をする必要がある?」

「わたくしが必要だと感じたからです。いいですか。ご主人様は今日は多忙でした。わたくしもつきっきりでサポートしましたがお疲れでしょう。なので早く料理をお持ちしないといけないのです」


 疲労にとどめを刺すようなものではないだろうか。

 観念して味見をしたが相変わらずの酷さだった。

 ソフィや自分に教わっているのにどうして毎回こうなのだろうか。


「なぜ教えたとおりに作らない」

「雑用天使の味覚は信用できませ――んっ♡」


 天使がメイド服の上からベアトリーチェの尻を鷲掴みにする。

 冥王以外が彼女にこんなことをすれば本来ならば即座に斬りかかられてもおかしくはない。


「い、いきなり何をなさるのですか……♡」


 しかしベアトリーチェは恥ずかしそうに顔を赤らめるだけ。まるで何かのスイッチが入ったかのようにしおらしい態度になる。


「お仕置きが欲しいのか?」

「そ、そのようなことは……いえ、ご主人様からのお仕置きはいつでも歓迎ですが……♡」


 ベアトリーチェはあれ以降も冥王の僕なのは変わらない。

 しかし一度スイッチが入るとご主人様が冥王から天使に切り替わるのだ。

 彼女が心から愛しているのはどちらなのか、心からご主人様と認めているのはどちらなのか。

 それはもう天使もベアトリーチェもわかりきっている。


「あとで俺の部屋に来い」

「……かしこまりました♡ ご主人様の性奴隷ベアトリーチェ♡ エレガントにご奉仕を務めさせていただきます♡」


 ベアトリーチェは天使に抱かれることを楽しみに思いながら、冥王へ夜食を届けに向かうのだった。


Related Creators