【お題箱】結城明日奈
Added 2025-01-26 10:30:00 +0000 UTC一人の少女が草原にて寝転んでいた。彼女は結城明日奈だがここはアルヴヘイム・オンライン、通称ALOという、ゲームの中なのでここではアスナ。
アスナが寝ころんでいる理由はあるわけでもないがただ夫のような関係の者やそれを取り合う関係の者達や仲間とは都合が悪く珍しく一人ログインしている。
アスナは寝ころびながら空を見る、その空は青く澄み渡っており雲一つない。
「いい天気だな~」
アスナはそう呟きながら目を閉じる。
そしてそのまま眠りに付こうとした時だ。
「そう言えば新しい何か追加されたんだっけ…」
アスナはそう言いながらウィンドウを開き確認する。そしてそのまま何かを確認し終わると更にある項目を見て閃く。
アスナは何か思いついたらしく立ち上がる、そしてそのままどこかに飛び立つ。
アスナが向かったのは何か闘技場のような場所だ。今日のアップデートで何か特殊な敵と戦えるという説明を見て先んじて見に来たというわけで。
早速、中に入り…色々と割愛して…
アスナはモンスターと戦っていた。
そのモンスターは黒ずくめみたいな、名前はアスナというらしい。アスナはそのアスナと戦っているのだが……
「な、何この敵!」
アスナはそう言いながら武器を振るうがその攻撃は全て相殺され、まるでミラーマッチのようにアスナの攻撃がアスナに跳ね返り、自分のHPを少し削る。
「こ、こうなったら!」
アスナはそう言うと武器を構える。その構えはまるでアスナの構えだ。そしてそのまま攻撃を放つが……
「なっ!?」
アスナはその攻撃さえも跳ね返され自分のHPを更に少し削る。
「な、なんなのこの敵!まるで私みたいな……」
アスナはそう言いながらも攻撃を繰り返すがやはり跳ね返されるばかり、しかも全く同じ動きなのでまるで鏡に向かって攻撃をしているかのようだ。
「こんのぉ!」
アスナはそう言いながら武器をソードスキルで放つがやはり跳ね返される、しかもその攻撃も自分に返ってくる。
「!?」
そんなアスナに構わずそれは剣を振るい続ける、その攻撃はアスナと同じなので全く同じだ。
「くっ!こうなったら……って……え」
埒が明かない状況に隙を作ろうとアスナはワンテンポタイミングをずらして攻撃をした。そして…
「「な、何!?」」
アスナの目には黒ずくめの敵がアスナの容姿完璧な良い顔に顔同士が触れる直前で同じ顔になったような気がした。
後退してアスナはそれの顔を再度確認した。
「なっ!?そんな!」
まるでそこに鏡があるかのように全く同じ、アスナの容姿。
「まさかこれって……」
アスナはそう言いながら武器を構える。
「「まさか私をコピーしたモンスター!?」」
お互いにお互いがコピーだと思っているがそうではない、互いに本物でしっかり結城明日奈入りのアスナなのだ。だが二人は触れる直前で同じ顔になったような気がした時に実は唇が触れ、時空が歪んだのだ。それを知る由もない二人は…
「「は!?」」
「「ちょ!?ちょっと!?何を言っているの!?コピーはそっちでしょ!?!?」」
「「そっちこそ何言ってるの!?って真似してこないでよ!」」
「「真似しているのはそっちでしょ!」」
と同じ事の言い合いを続ける二人だがどちらも正解が無い事には堂々巡りだと思ったらしく互いを睨みながら舐めるように見る。
「「ここまで同じだと嫌ね…奇遇ね、同じだよ……あー!もう!真似しないで!」」
「「真似してるのはそっち!」」
二人はそう叫びながら武器を構える。
「「こうなったらどっちが本物か白黒付けようじゃない!」」
そんな訳で二人は戦闘を再開したのだが……
「ふぅ……はぁ……」
数十分後、アスナは集中力が切れそうになっていた。それもそのはず、技に攻撃パターンも何もかもが一緒、つまり同じ事の繰り返しなのだ。
しかもHPの減りも膠着状態で全く同じなので互いにジリ貧だ。
(全く同じ…コピーがここまで厄介だなんて…確かに特殊だけど……)
アスナはそう思いながら目の前の敵を見る。何もかも同じ気持ち悪い敵だ。
「はぁ!」
アスナはそんな事を思いながら武器を振るう、少しHPが削れるが同じ量返される。
「こんのぉ!」
HPも半分切ってしまった。それは相手も同じ。互角に見えるが人間とCPU的な物で集中力等ではどうしたってこちらの方が不利なわけで……
「はぁはぁ」
もはやどっちがHPが無くなったとしてもおかしくなくどちらが先にKOするかは運次第に思われる状況だ。
アスナは息を整える。じり貧過ぎる。皆にはオススメ出来ないかも考えながらも目の前の敵を睨む。
「はぁ……はぁ……」
互いに睨みながら息を整えている。長期戦になればなるほどアスナの方が不利になってくる。
ならば賭けるしかない。
アスナは考える。そして……
「はぁ!」
連擊の嵐、目にも止まらぬ速さで突き合う二人、まるで鏡に映ったように見えるもう一人の自分との激しい技の押収。
衝撃で離れるもアスナとアスナは武器をすぐに構え直して同じようにして互いの肉体を切り付けあい、振り返り様には髪が触れあう。
「くっ!あああああ!!!!!」
アスナはそう叫びながらも攻撃を続ける。
連擊の嵐、目にも止まらぬ速さで突き合う二人、もう防御無視の激しい攻撃の応酬だ。
またもや衝撃で離れるもアスナとアスナは武器をすぐに構え直して同じようにして互いの肉体を切り付けあい、振り返り様には…
「はっ!」
そんなお互いの自分をその間合いで睨み合いながら動き続ける二人。
もう何がなんだか分からない、どうすればいいかは分からないし何より気持ち悪い。だからこそ……
15
戦いを続ける二人のアスナのHPもわずか、しかし攻撃するたびに跳ね返るHPの減少で気が狂う寸前だ。
10
─変な音が聞こえる。
7
─相手の呼吸音が聞こえる。こんなに聞こえたっけ?
5
─目を瞑りたい……それさえもできない。
1
─あれ?どうして?顔が近いの?
0
『システムに異常を感知しました』
結城明日奈は意識が朦朧とする中、システムメッセージを見た。
『プレイヤー名:アスナ、プレイヤー名:アスナの意識レベル低下と異常を感知、緊急ログアウトしました』
「え」
そのメッセージと共に明日奈の視界は…
ALOで先程まで戦っていた。コピーの顔で埋め尽くされていた。
「きゃぁああああああ!?」
悲鳴を上げる明日奈。
上からも悲鳴が降ってくる。
「はぁ……はぁ……」
明日奈は荒い息で定まらない視界にぼんやりうつる自らと同じ顔…それに良い匂いが降り注ぎ、明日奈の唇を湿らすように自分ではない甘い香りがした。
「ん?んん!?」
明日奈はそこで意識がはっきりしだす。
「な、何!?なんなの!?」
そう言いながら明日奈は上体を起こそうと、すると……
「ん……?」
その何かは……唇だった。そしてそれは今、明日奈にキスをしている。つまりそれは……
「んん!?」
明日奈は混乱していた。目の前にALOで戦っていたアスナがいるからだ。さらには明日奈の鼻腔を良い匂いにし、髪は水色ではなく明日奈と同じ色をしそれは明日奈の頬を擽り、明日奈の髪に交じり合う。
そう目の前にいるのは……
「んんん!?」
自分と同じ姿をしたアスナだったのだ。何故か分からないが明日奈を押し倒している。そして明日奈は……
「ん……」
その自分と同じ姿の明日奈とキスをしている、しかもそれはディープキスで舌まで絡めている。
その舌が絡まる度に明日奈の味を味わされるのだ。明日奈は頭がクラクラする。
「ん……んん」
しかしそんな良い匂いに負けず明日奈は抵抗しようと明日奈の肩を掴む。すると明日奈を抱きしめるようにしてた腕が離れ、
「ぷはぁ……んん……」
そのまま明日奈の上になるが手を広げ伸ばし、そして惚けるような声をあげる。まるで何かを欲するように……
「ちょ!やめっ!」
そんな声と共に
明日奈の唇は塞がれたまま、しかし明日奈の唇の味を味わされたまま……
「ん……」
そのキスがようやく終わる。
「はぁはぁ」
甘い息が重なる…そんな明日奈の体重を全身で感じつつ明日奈はまたキスをされないよう、唇を腕で隠すようにしながら睨む。
「いきなり何!?それに何で!現実にいるのよ!ALOに帰ってよ!」
そんな明日奈にアスナは……
「は?ALO?何言ってるの?」
「え?」
「帰るのはそっちだよ!どうして現実世界にまで来ているのよ!戦技場に帰ってよ!!」
「は!?い、言っている意味分からないんだけど!?」
「意味わからないのはこっちよ!いきなりキスまでしてきて!」
「はぁ!?キスしてきたのはそっちでしょ!?それにここって戦技場じゃないし!何よ!この変な場所!」
「え?」
「え?」
そんな訳の分からない会話の中、二人の明日奈は互いに見つめ合う。そして……
「まさか……」
「もしかして……」
二人は同時に言う。
「「ここまでコピーされたの!?」」
「「ってはぁ!?何時まで」」
「私に乗っているのよ!」「私に抱きついているのよ!」
「「このコピー!」」
「そっちがでしょ!このコピー!」
「何よ!このコピー!」
そんな同じ顔同士の喧嘩が繰り広げられる。だけど異変を感じるALOの時とは違い…
「はぁ……はぁ……もう、なんなのよ」
「はぁ……はぁ……それはこっちのセリフよ……」
二人は同時にそう言い合うと
「「…?」」
「そう言えば会話…出来てるわね」
「そうね…あんなに鏡みたいに真似ばっかしてきたのに…」
そう言いながらまた少し異変を感じる。ここまで来てALOでのやり取りが妙に違和感を覚える言葉しか出来なかったのだが今は普通に会話出来ている。
その瞬間…背筋が冷えた。まだALOでは鏡のようで自分が本物だと自負出来た。
だが今はどうだ。
まるで目の前の女は明日奈のように振る舞い、まるで明日奈が目の前にいるかのように振る舞う。
でも実体は違う、何処からも本人だなんて証拠も言えない。ただ、誰もが持つ何かを目の前の女性は持ちえているから実感出来るのだ。
「ね、ねぇ」
「な、何?」
お互い少し恐怖交じりの顔を見合せ…
「な、何が目的?現実世界にまで来て…」
「それを言いたいのはこっちよ。まさか私に成り代わるつもり?」
「!はぁ?それは貴女じゃないの?私は本物だよ。言うけどそれはそっちじゃない?」
「私だって本物よ!だから……」
そう言いながら……
「それじゃあこうしよっか」
そんな声と共に上に乗っている明日奈が…
「お互い裸だし、どっちが結城明日奈か」っていう前に!?裸!?ちょ!?尚更退いてよ!」
「今さら何を驚いているの目覚めてからずっと裸だったよ」
「そういうことね私にエロいことする気だったのね!」
「それは貴女でしょ!」
「違うよ!」
「良いわよ…貴女がその気ならどっちが結城明日奈かはっきりさせてあげるわ!」
「こっちは初めからそのつもりよ!」
肌に感じる同じ質感の肌をより重ね、抱き合うというより搾るかのように抱き締める二人。
二人の同じ二つは、お互いのぬくもりを感じて更に興奮と快感を引き寄せる。
互いに甘く混ざった声を出し、今か今かと待ち構える互いの唇…
「どうしたの?」
「そっちこそキスしよ?」
明日奈は自然に目を閉じると顔を近づけようとする。だけど……
「じょーだんじゃないよ!さっきキスされたけど貴女的確に私好みのキスしてきたじゃない!」
「さぁ?本能じゃないの」
「したいならすればいいでしょ!」
「するわけないでしょう!!」
そう言いながらもお互いの吐息を感じる。よりとても濃厚な物を……
「はぁ……いいよ私だって…」
そんな声と共に明日奈は目を瞑り、明日奈の唇へと自分の唇を近づけるが…
「ん……」
それは互い明日奈だからこそ分かる物なのかもしれないが……
「まさか…貴女、私の体に何かした?」
「そっちだって…」
キリトとセックスや色々行為をやっているが、まさかただの唇への口付けだけでここまで体が反応するとは思いもしなかった明日奈は、
「相性良いみたいだね私達」
「そうだね…」
そう言いながらも二人はまたキスを始めた。
今度はより激しく、より濃厚に……そして互いの唇の柔らかさを味わうかのように……
「んん!んんー!」
そんな快感に抗うような声は間違いなく明日奈の方から聞こえ、そしてその攻める当本人である明日奈から良い匂いがする。
お互いの同じ体は同じであり、やはり好きである所は同じでありはっきりと体に感じる。
(あれ……私こんなに唇弱かったっけ?こんなにキスさられるだけで興奮するんだ私)
自分と同じ快感を味わっているのか抵抗をしながら明日奈の体をきつく抱き締め続ける明日奈。そんな自分を感続けながらも唇を離せば、
「……はぁ……はぁー」
互いに荒い息を吐く。
すると……
「「んんんんんんんん!!!!!」」
ただ激しく抱きしめる必死に搾りとるかのように明日奈から搾るようにただ抱き締める。
お互いの香りを嗅ぎながら強く、強く……ただただお互い抱き合い……
「貴女の快感が伝わってくるよ……」
そんな声と共に明日奈は更に強く抱きしめると、
「貴女の快感も伝わってくるよ……」
そう言いながらも二人は抱き合ったままキスをする。そして互いに相手の髪に手を這わせる。
互いの同じ質感がより感じさせ、そして同じ快感に飲まれていく。
その快感は二人の脳を蕩けさせるには十分な物で……
「「んんん!」」
抱き締めながら唇を押し付け、そして舌を絡ませる。髪も絡ませ…
「「んん!んー!んん!」」
ベッドで転がりながらマウントを取り合う二人、結城明日奈の芳香に包まれながら二人は同じ体を抱き締める自分が本物なんだと証明するように……
互いに主導権を取ろうと明日奈が先に明日奈に組み付こうとするが、まるで明日奈はそれを見越しているかのように上目遣いで妖艶な流し目をくれながらその舌をぺろりと舐めてくる。
明らかに仮想世界でのやり取りはないそれは……目の前の女が現実にあり、目の前の女をALOの世界に帰さないとと明日奈に思わせるには十分で……
「ぷっはぁ!…もしかしたら私達…良い関係になれるかもね」
「そうだね…帰ってくれたら…いつでもこういうことしてあげられるけど?」
そう言い合いながら二人は再びキスをする。そして激しく重なりあい、求め合うように舌を絡ませる。
髪に絡む髪までおかしくなったのか気持ち良い…
身体を縛られ痛みより快楽が勝ち、そして明日奈は目の前の自分のように感じる。
「ん……んん!んん!」
そんな明日奈の唇を奪いながら、明日奈はそんな自分のように感じる。
「ん……んん!んんー!」
そして互いに唇を離すと、その唇の間に糸が引かれて……
「はぁ……」「はぁ…ん…」
そんな同じ息使いをしながら二人は見つめ合う。
そしてまた唇を……しかしそれは触れ合うだけの物で……
「ん……」
唇を離す。
これは明日奈からしてみれば有り得ない口付け、だけど抵抗もなく感じた自分に困惑しながらまた唇と髪に髪に手を添える。
自分の髪じゃないって思えないそれは触り心地から同じだけどまるで持ち主のように自分の手に馴染む、滑らかで……
目の前の女も似たことを思ったのか優しく微笑むとその唇を這わせながら…
お互いの唇をバキュームするように吸い合う。
「「ンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!」」
「「ンンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!」」
「「ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!」」
思いっきり抱き搾り合う。
明日奈はそんな自分のような女との口付けに酔いしれながら、 目の前の女は明日奈のような女との口付けに酔いしれる……
それはまるで鏡合わせのように……
抱きしめ合っているからかより互いの鼓動が伝わり合い、その鼓動がより体を熱くさせていく。
「「んんんんん!!!」」
唇は吸われ、体は抱き搾られ合っていく。
密着しきった体が……そしてこの一つの意識が感じている快感を感じあっていると思うとそれだけで更に熱が増していって……
口の中で呼び合う互いにを甘美な物のように感じ、それが口から聞こえてくることに興奮する二人。
そんな互いのおっぱいが強く合わさり熱を増していくのを感じている。
「「ンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!」」
無我夢中で唇を吸う、体を抱きしめる。
何かに争おうとするようにその意識は相手に向かって、そしてそんな体もやっぱり相手を離すまいと押し付け合っていく。
そのまま激しく動く二人の体は……
「「ンン!!んんー!!」」
同じ肉体を求め合うように激しくこすれ合
交わせるり
「んんっ!!」
「あぁんっ」
そんな声を出して目の前の女は身体をブルンとさせて……
それと同時に口の中に……官能が解放されてるかのような甘いような物を感じとっていく。
それはまるで自分が感じているかのように感じてしまい、彼女も同じように体を感じさせたようで……
明日奈は唇を放す。
互いの唇から伸びた糸を荒い息を吐きながらただただ見つめ続ける。そして二人とも笑みを浮かべると……
「勝つのは私だよ」「勝つのは私だから」
最早抱き合い過ぎて、腕の感覚がない、だけど離したくない。明日奈の体は明日奈を求め、そして明日奈の体も明日奈を求めている。
「「んん!!」」
舌を絡ませる、もう何時間もそうし合っている。その唇はまるで自分の物のように感じるし、舌も自分の物のように感じる。そんな唇が離される度に糸が引き、その糸が切れる前にまた吸い付くように唇を合わせ……
そしてまた舌は絡まり合う。
「ん!」
「んん!」
その唇は離されることはない。
激しく舌を絡ませ、吸い合い……だけど。
同じことを考えているのか鏡合わせのようにお互いに…
「「勝つのは私…」」
そんな二人の言葉を聞いている者は当然いないだろう。
彼女達は見詰め合う。
その体は互いに強くきつく抱き締められ、その体の感触を感じ合っている。
唇で舌で唾液でバトルするように、その肉体だけで少しでも強く明日奈を感じさせる為に……
そしてその身体と同じように互いの息使いも感じ合い……
そして重ね合わせた口は混ざり合うように唾液を混ぜ、舌同士を擦りつけあう。
そんな互いに重ね続けた唇は舌は唾液は同じなのにまるで先程違うかのように感じる……
それは口内に伝わる味が違うと分かるようで 同じ嗜好を持ち、同じ身体だと体全体が認識出来ても自ら混ぜた唾液の味の違いがそう訴えかける。しかし舌は同じだ、その舌は互いの舌を味わい合うように舐め合う明日奈の味を舌で味覚で支配する。
「んん!」
「んー!!……ぷはぁ」
その激しい絡みに舌同士のザラつきを感じる。まるで剣の切り合いのようだ。やがて疲れ二人は名残惜しむように唇を離す、明日奈の口からは垂れるように唾液が落ち て行っている。お互いそれを吸いあうようにちゅぽんと言う音を響かせるが……お互いが同じ顔をしているようにお互いの体液も同じなのだろうか?なんて考えることをして相手に伝わるとでも言うように、舌を絡ませる。今度は舌は絡み合うのではなく、互いの舌のザラつきを味わい合うように……
そして明日奈は更にその舌を押し込み、その舌で相手の口内を味わい尽くす。
「んん!んんー!」
明日奈の舌は彼女の口内を味わう。歯茎をなぞり、頬の裏を舐め……そして舌を絡める。そしてそれは目の前の相手も同じことをしてくる。その同じ動き、同じ舌使いに明日奈の体は反応し……
「んん!んんー!!」
そんな声と共に体をビクンビクンとさせる。そしてまた同じように彼女の口内を味わい、舌を絡ませる……
「「ん……んん」」
そんな声と共にまた体を跳ねさせる二人。
その体も、その息もまるで鏡のように同じで……
「「はぁ……」」
息までより適合してきたのか味覚がおかしくなったのか、もう味が明日奈なのか自分のものなのかすらもわからないが二人の口は二人の甘いキスに包み込まれている。
口の中で絡ませ合い混ざり合う舌ではもう相手の味以外何も分からなくなり、そして同時に互いの唾液を飲むことしか出来ない、明日奈は自分の口の液を飲み込む。その瞬間舌が激しく撫で上げられる感覚に襲われる、それもまた鏡合わせに動くように同じ舌を動かされ……
「「んん!んんー!!」」
そんな声と共に再びその体は大きく跳ね上がる、 そしてまた同じようにその舌は絡み合う。
「「んん!んんー!!」」
そんな声と共に再び体を跳ね上げる、そしてまた同じようにその舌は絡み合う……
「んぅっ……んぅ……」
そんな息使いをしながら二人は見つめ合い……
─もう良いよ……貴女はもう私の物だから。
─何言ってるの?貴女は私の物だよ。
そんな目だけで会話する。舌を絡ませながら見つめ合い……
もうなんだか面倒だと言わんばかりに……舌は絡み合うように擦れる、もはや何でこんなにも同じかなんか考えている余裕もない。
必死に舌を絡ませ、唾液を送り唾液を飲み込み、より自らの身体を感じさせるかのように抱き締める。
体の大きさは殆ど同じ、だけどその体はより相手を求めるかのように強く……
「「んっ……」」
そんな声と共にまた二人は…
そして再び舌を絡ませる、その味に酔いしれながら……
─貴女は私なの?
─貴女が私なの?
そんな目と目で会話しながらまた舌を絡め合う。
もう何時間経っただろうか?いやまだ…
ただ分かるのは目の前にいる女も自分も同じ体を持ち、同じ快感を味わい……そして今その体は一つになっている。
「「ンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!」」
そんな声と共にまた体を跳ねさせる。
明日奈は目の前にいる女を見る。
自分と同じ顔をしたその女は自分と同じように蕩けた顔、だけどその瞳には確かに自分への敵意と殺意が宿っていて……
だけど可愛くも感じムカつき、だから自分は負けない、目の前の女には負けられない。
そんな思いを抱きながら明日奈はまた目の前の女の唇を奪う。そして舌を絡ませる……
─もう良いよ……
─さっさと帰ってよ。
そんな目と目で会話しながらまだ舌を絡め合う。
「「ンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!ンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!ンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!」」
その目はもう目の前の相手しか写っておらず、ただ目の前の相手を求めるかのように舌を絡め、抱き締め、その体を押し付ける。
そして再び体は大きく跳ね上がり……
「「んんんんんん!!!!!んん…んん!!」」
見つめ合い、「負けを認めて帰ってよ」と視線で告げ合いながら唇を重ねる。舌を絡めながらも、もうどれだけこの身に相手を受け入れようと同じであり、受け止め合えばもはや堪えられなくなるでも…
「「ん……」
唇に接着剤でもつけられているかのように唇に吸い付き合い、舌は必死に巻き合う。
「「んん!!」」
そしてまたその体は大きく跳ね上がる。もう何度目だろうか?だけどまだだ、この体が同じなら……この身が相手と同じならまだ耐えられる。だから……
「「んん!んんー!!」」
抱き締める、相手に自分が本物だと刻みたいから自分こそが結城明日奈なんだと全身で、そしてそう思いたいと思ってるからこそ負けられない。
その歯茎に舌を這わし……喉を舐め上げ……しゃぶりつくように吸いつくし……そして思い切り息を吐いて相手の香りを嗅いでしまう。それは相手も同じだったのか同じように息を吐かれ、今度はそれが余計熱をかき立ててしまい、脳が蕩けるように溢れる気持ち良さを感じながらもまだ自分がいる証拠を押すかのように擦り付けあい互いにその感触を教え込む。
そんな行為に脳が溶けそうになりながら……
「ん……」
また体を小刻みに跳ねさせてしまう二人。その様子はどこか悲しそうで……同じなのが余計に感じたせいなのか、それともそのキスの気持ち良さに負けそうになっているからなのか……それは分からない。だけど……
「「んっ……」」
舌は絡み合うように動き回り、唾液を混ぜ合わせていく。もう何時間とそれを繰り返してきたからか、その味はもう覚えさせられ…だけど今も尚体が求め合っているようにその存在から反発しあい……
「んっ……」」
もうどうでも良くなってくるくらいその明日奈の味に体は反応していて……舌の動きや、相手の感触すら気持ちが良くて……何もかも混ざった液はただ体への刺激にしかならない。そして本当に溶けそうになりながらまたその口が塞がれ続ける。
─お願いもう帰ってよ……
─お願いだからもう帰って……
そう願うように明日奈は抱き締め口付け続ける。
「んんー!!」
「んんー!!んんー!!」
唾液が髪に付着し美しい髪同士が絡み付く、だけどまだだ。まだ……と明日奈と明日奈はお互いを睨み付けながらその唇を奪い合う。
「んっ……」
「んん!んんー!!」
そのキスは最後を予感しているのか激しくなり、舌の動きもより激しくなる。それはまるで相手への対抗心を露にするようで、だけどそれは相手も同じで……もう肉体を重ねてないとこがないお互いの体の感触にもう意識は飛んでいく寸前で……だけどこの体は尚も快楽を求めてるし、帰って欲しいと願いつつも心はそれを拒絶していて……
「んっんん……」
そんな声と共に唇を離す。離れた唇からはまるで今生の別れのような液体が溢れ落ちていくが明日奈と明日奈は気にせず抱きあい、汗と唾液、匂いとその感触を味わう。
そして再び瞳を見合わせる二人、鏡合わせのように同じなのは容姿だけじゃないその瞳はお互いを写し合い、そしてその瞳には……
─まだ欲しい。
そんな明日奈の思いに答えるように、口付ける。その口付けは二人の心の声その物で、だけどそれはまだ終わりじゃないとまた唇を重ねる。そして再び舌を絡ませる。
もう何時間もした行為なのに、この味は飽きない。むしろもっと味わいたくなるような感覚に二人は溺れていく…
─お願い…もう限界…
─もうやめて…限界だよ…
さっきとは裏腹に願う。だがそれを聞かずにまた更に激しく求め合い舌同士が絡み付きあう。明日奈の瞳には淫靡な光が強く灯り、その瞳を見た目の前の明日奈の瞳も同じように妖艶で扇情的な光を灯す。
もう何時間口付けを交わし続けたのか?時間の感覚すら狂うように唾液を交換し、自分の物にしたかのように相手の体を抱き搾るように必死に抱き締める。
それはまるでこの体は自分の物だと全身で主張しているかのような熱い抱擁だ。
舌を絡め合う、その味はもう脳が溶けてしまうほど甘ったるくて、だけどもっと欲しいという欲望を駆り立てるように刺激してくる。その瞳はお互いが写り、その体ももう同じで……だけどその熱は明日奈と明日奈の物で……
二人の意識はそれを最後に切れた。
どちらが勝ったのか負けたのか…
それはお互いにすらわからない。
「なぁ?アスナ最近よくどっかいくけどどうしたんだ?」
「以前に新しくアップデートで追加された闘技場だよ」
「ああ、初日いきなり不具合で中止になったってやつか」
「そう、あれ凄く良いよね。今日も行くんだ」
「あれちょっとムキになっちゃうんですよね」
「プレイヤーと同じ動きしてくるからな……」
キリトはその様子に苦笑いをする。気づけばいないアスナをキョロキョロと探す。
「あれ?アスナは?」
「あ、キリト。アスナならもう闘技場行ったよ」
「ほんとか!俺も行きたいな……でも……」
「行きたいなら行った方がいいわ」
「それもそうかぁ……よし!そうと決まれば行くぞ!」
そういいながら飛び出すキリト。
水色の髪を交わらせながら口付け合う二人…
「また今日も現実に来たら今日こそ帰さないから……」
「私だって貴女が現実に来なかったら私から会いに行くから…」
そんなお互いを睨み合う二人。
二人はどこか妖艶で…