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RARUΩARIAthird
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ツインドラコン

どうしてこうなったのか私は自慢であったはずの私の艶やかな黒髪は今は私を脅かし、そして今にも私に襲い掛かろうとしているのだと思う。


だってこの私が自分同士で汗だくの身体で抱き合い、その艶やかな黒髪を振り回して唇を狙い合っているのよ。


乱れて、汗で顔にべったりとついた髪を振り払うとその向こうに私がいた。


乱れた前髪から覗く眼はギラギラと輝いていて、そこから目を逸らした瞬間にやられると本能が知らせてくるので瞬きも出来ないほど睨んでいる。

発情しきったこの表情を私は今まで誰にも見せた事は無いわね。


こんな私の表情なんて、自分だって知らない。


私も同じ顔をしているんだろうと思う。


抱き合った私の乳房がその弾力をもって私の胸を押し返してきて、そして形を淫らに歪めていた。


あまりにも強く抱きしめているせいで、汗に濡れた互いの肌がぬるりと滑っては離れ、そしてまた強く抱きしめ合う。


まるで蛇の交尾だ。


私と私は、もう言葉も無くただお互いの身体を求め合っていた。


互いの乳首をこすり合わせ、弄りあい、乳房を捏ね合わせて形を変える。


もうシャンプーの匂いも欠片もしない髪をよけ首筋に噛みつき、吸い上げ、歯形を残す。


脚を絡めて互いの股間を擦りつけ合い、そして脚を開いてその隙間に相手の身体を押し込んだ。


汗ばんだ私の身体と私の身体が擦れ合う度に私は喘ぎ、そしてどんどんとその声が大きくなってゆく。

強く抱きしめながら腰をくねらせると、自分の勃起した乳首が相手の乳首とこすれ合って痺れるような快感を私に伝えてくる。股間と股間がこすれ合うとその快感に私は思わず喘いだ。


そして互いの股間から淫らな水音が響き始める。

その水音に羞恥を覚える余裕すら今の私たちには無かった。


ただひたすら、私の女陰と私の女陰を擦り合わせ、その快楽をむさぼりあってゆく。


もう既に絶頂に達していた。


しかし、それでもまだ私たちは満足できないでいた。いや、もう満足する事なんてどうでもよくなっていたの。


ただ、私はこの私を犯したい。


そして私はこの私に犯されたい。


互いの嬌声が重なり合い、部屋の中に響いている。

どうしてこんなことになってしまっているのかの事の経緯は7時間前まで遡るわ。






私達がいつも使っているグラウンドにつくと自分でも思うけど油断していたのだと思う。


グラウンドには似つかない喘ぎ声が聞こえてきた。


何かグラウンドで変な事でも行われているのだと怪しみ私は警戒しながらこんな真っ昼間から何をやってるのかとそちらへと向かった。


だが、そこには予想だにしない光景があった。


こんな真っ昼間から?と一瞬思ったけどその考えは直ぐに否定された。


「あ、あひぃいいっ!いぐ!いぐうう!」

「やめでぇえ!もうイげないがらぁああ」


茶髪がボロボロで二人の有原翼が憐れもない姿を見せていた。もう何回イかされたのか解らないかの表情に私は呼吸が止まりそうになる。


ただ、もう抵抗する気力も無くお互いに組み伏せられて快楽を享受しているだけで…情けなく思ってしまうこんなのがあの…有原さんだなんて。


鼻孔の奥に去来する、噎せ返るような性臭。それに汗と、それ以外の淫靡な液体を混ぜ込めて、熱い肌と肌で蒸らした匂い。


そしてグラウンドの上で絡み合う、二人の有原さん、それは普段の有原さんからは想像出来ないもの。


お互いに唇を噛みちぎらんばかりに顔に噛みつき、それは最早獣同士の交尾だ。


有原さんは快楽に歪む顔で私の存在に気が付くと、眼を爛々と輝かせて私に言った。


「あは……東雲さんも……犯したいんだね……」


ぞっとした。何故か私は興奮していた。


「あ、貴女達、な、何をしているのよ!こんな真っ昼間から!」


「あ、東雲さんだ……ねえ、東雲さんも……犯してみない?」


有原さんは私にそう持ち掛けてきた。私は一瞬躊躇ったが、その有原さんの瞳に吸い込まれるように気がつけば…


「あはぁ……いいよぉ」


!?


「んぐ!んぶうううう!」


そして私の唇が誰かの唇で塞がれる。その唇の感触は柔らかくて、そして瑞々しくて……

私はその感触に驚き、そして我に返り唇を離そうと顔を振るが、何か黒くて艶めく物に視界を塞がれてしまう。


「んちゅ……んむう!んぐうう!」


私はそのキスから逃れるために舌を使って相手の口をこじ開けようとするが、それは逆効果だったようで相手の舌はより深く私の口の中に侵入してきたのだ。


そしてそのまま舌を絡ませられ、口の中を蹂躙された。


歯茎の裏をなぞられ、私の舌に絡みつくその舌の感触に思わず腰が砕けそうになる。

そしてそのまま相手の唾液を流し込まれて私はそれを思わず飲み込んでしまった。


「んぐ……ぷはぁ!な、何を飲ませたの!?」


「んふ……東雲さんもぉ……気持ち良くなれるんだよぉ……」


それを聞いた途端私は足元からぞくりとする感触が上がってくるのを感じた。そしてそれは次第にお腹の下へと降りていき、そして私の股間に快感を伝えて来る。


私は無意識に有原さんに文句を言おうとした。


「「んく!……な、何をしたの有原さん」」


何で私の声が隣から…え!?


そこでようやく私が誰とキスをしていたのかに気が付いた。


「わ、私!?」

「なっ…!?」


そして私は自分と同じ顔をした女の唇を貪っていたのだ。私の唇はその女の唾液で濡れている。それは私がこの女とキスをし続けていたという証だった。


「な、なんで……私……」


そこでようやく私は自分の股間がぐっしょりと濡れてしまっている事に気がついた。そしてそれは有原さん達も同じようで…


「「そっか…始めからこうすれば良かったんだー…ねぇ東雲さん犯せて」」


有原さんらしくない狂気に満ちた顔で私に迫ってくる。


「「な、何をするつもりよ!や、やめなさい!私は貴女達とこんなことするつもりないわ!」」


「「だぁめ!東雲さんもぉ!私達と仲間になるの!」」


私はじりじりと追い詰められ、そして遂には壁に背を付ける形で追い込まれてしまった。そして二人は私に躙り寄るように近寄ってくる。


するとさっきまで呆然としていた私と同じ顔の女が私の腕を掴み─


「逃げるわよ!貴女!」

「あ、ちょっと!……ひゃん!?」


私は突然の出来事に思わず変な声を上げてしまう。何で…ただ触られただけなのに。


「ちょ、ちょっと貴女何してるのよ!」

「いいから早く走りなさい!あいつ等変態よ!」


そう良いながら私達は物凄い勢いでグラウンドを離れ、そしてしばらく走って何故か学校まで逃げ適当な教室に駆け込むと鍵をかけてその場にへたりこんでしまった。


「……はぁ……はぁ……どう言うつもりよ」

「はあ、はぁ……そんなの決まっているでしょう?あいつ等と同じになったら終わりなのよ!」

「な!何を馬鹿な事を言ってるの!?私はあんなのにはならないわよ!と言うかならないわ!」

「そうかしら?貴女も私なら解るでしょ?あの有原さん達から逃げるにはそれしか無いのよ。だから─」


そして私達は再び唇を合わせていた。


「「んむう!んぐうう!」」

「「んむぅぅはぁぁ!!!いきなり何するのよ!変態!」」

「それはこっちのセリフよ!私の真似なんかしてどういうつもり!?」


私はそう言いながら女に掴みかかる。しかし、その女も私に掴みかかって来た。


「ちょ、ちょっと離しなさいよ!」

「そっちこそ放しなさいよ!この変態!」


そんな押し問答を暫く続けた後、結局お互い譲らず私達はそのまま取っ組み合いになってしまった。



そして─数十分以上はたったかしら?


「はぁ……はぁ……一体何なのよ。貴女は?」

「はぁ……はぁ…それはこっちのセリフよ……貴女は誰なのよ?」


そしてお互いに怪訝な顔を浮かべて見つめ合う。


「「まさか私とは言わないでしょうね?」」


そして私達はお互いの顔をまじまじと見る。その顔の造形は寸分違わず全く同じで……。普段鏡を見てもこんなこと絶対に思わないのに、今こうして鏡のようにそっくりな相手を前にすると。


「ど……どう言う事よ!」

「そ、それはこっちのセリフよ!」


私は自分がこんな女と瓜二つだなんて認めたくなかった。しかし、目の前の相手を見ているとどうしてもそう思ってしまう。私とこいつは全く同じなんだと。


「ちょっと!ふざけないで!」

「そっちこそふざけないで!私が東雲龍だって言っているでしょう!?」

「違うわ、私よ!」

「私よ!」


そんな押し問答を続けているとふと、唇が触れそうになり私はキスした時の事を思い出した。


「ちょ、ちょっと!何キスなんかしようとしてるのよ!」


私は思わず唇を腕で覆って後ずさった。


「ま、待ちなさい!それは私が言おうとしたのよ!」


私は距離を取ろうとしたけど身体がそれを詰めてくる。そしてまた私達は唇と唇が触れ合う寸前まで近づいていた。


「な、何をするつもりよ」

「そっちこそ……」


そして私達はまた唇を合わせてしまった。しかし、それはさっきのようなキスではなかった。


「んむうう!んちゅ!んぐうう!」


私はその女の口に舌をねじ込み、相手の舌に絡みつくように私の舌で愛撫する。すると相手もそれに応戦するように私の舌を絡めてきた。


「「ぷはっ!!な、何よこの変態!」」

「はぁ!?貴女の方が変態でしょ!?」

「違うわ!貴女よ!」


嫌悪しないといけないはずなのに、何故かこの女とのキスは嫌ではなかった。それどころか…もっとしたいと思ってしまう。


「はぁ……はぁ……」


私にかけてくる息が私を誘っているように感じてしまうわ。


「ちょっと離れなさいよ…息ずっと当たってるのよ」

「なら先に貴女から離れなさい……貴女こそさっきから私の髪を触ってるじゃないの!」

「こ、これは不可抗力よ!って言うかさっきからおかしいのよ!身体が熱いのよ!」

「わ、私だってそうよ!」


そう言いながら私達は互いに抱きつきあった。そして相手との距離が0cmになる。相手の胸の感触を感じながらも私の心臓はどんどんと早鐘のように鳴り響き、口からは切なげな吐息が出てしまっていて。


「あふぅう……」

「んあん」


その声を聞いた途端、私は私を突飛ばし私も私を突き飛ばした。


「な、何するのよ!」

「それはこっちのセリフよ!」


そしてまた私達は取っ組み合いになる。

でも……何故か私の心臓はドキドキしっぱなしで……。


私はその事を認めたくなかったわ。だから─


「お互い…離れましょうか」


私は絞り出すように言った。でも─


「そうね……」


この女も何か言いたげで……。「でも離れる必要なんて無いんじゃないの?」と目線で訴えてきた。



そして私は私と距離を取る。でも─


「ちょっとなんで近づいて来るのよ!」

「それはこっちのセリフよ!貴女が近寄って来ているんじゃない!?」


そう言いながら私達の距離はどんどんと近づいていく。互いの手が届く範囲まで近づいた時私達は互いに顔を見合わせた。その顔を見てしまうと自然と私の顔は熱くなってしまっていると、唐突にもう一人の私が─


「いっそのこと…欲望のままにキスでもしてみましょうか」


なんて言い出した。


「な、何言ってるのよ!そんなわけ─」


しかし私は私の唇を塞いでいた。そして私達はキスをしながら相手の胸と胸を合わせ、脚を絡ませて……。


「んちゅ……んむぅ……」

「んむう……んん!」


私と私による淫らなキスはどんどんと激しくなっていった。


「ん……はぁ……」


私に絡みついてくる舌が、私の舌を愛撫するように蠢く。そして私はその舌に吸い付くように自分の舌を絡める。すると相手もそれに応えるように私の舌に吸い付いてくる。


私同士なのに、私の舌なのに堪らないぐらいに私の舌は敏感になっていて……。味覚が壊れてしまったのかと言うほどに私の舌は相手の舌を感じてしまう。

すると突然、私を抱き締める腕がどんどんきつくなって来て─


「んちゅ……んん!」


まるで蛇が獲物を絞め殺すかのように私を締め付ける。勿論本当に絞め殺されたりはしないわ。でもそれくらいに苦しくてそして頭がおかしくなりそうな位気持ち良かったの。


「ぷはぁ!な、何するのよ!」


私は思わず唇を離してそう叫んでいた。しかし、それは相手も同じで……


「そ、それはこっちのセリフよ!」

「ちょっと!なんでまたキスして来ようとするのよ!」

「そっちこそなんでまた近づいて来るのよ!」

そんな押し問答をしばらく続けていた後、結局お互い譲らず私達はそのまま取っ組み合いになってしまった。


「はぁ……はぁ……」


私にかけられる息が私の身体を熱くさせるわ……。何なの?もしかしてきっと有原さんも…相手が自分であるゆえにおかしく…


「ちょっと離れなさいよ……息ずっと当たってるのよ。まだキスしたりないのかしら?」

「貴女こそ離れなさいよ。キスしたりないのはどっちよ。こっちまでおぞましく見えてしまうわ」


私は今思っている事をそのまま口にしていたようね。


「な、何よ……貴女がキスしたいんじゃないの?」

「そ、それはそっちでしょ!」


そして私達の距離はどんどんと近づいていく。互いの唇が届く範囲まで近づいた時私は互いにわざと舌を出した。決して舐めたいからじゃないわよ!


「んむぅ!」


私は無我夢中で舌を相手の口にねじ込んだ。すると相手もそれに応戦するように私の口へ舌を入れてきたわ。それからはただひたすらに相手を気持ちよくさせる事だけを考えて舌を絡めた。互いの舌はまるで別の生き物のように絡み合い、歯茎の裏から上顎の奥まで、お互いの舌が刺激し合う。


「んちゅ……んん」


そして私の舌は相手の舌を愛撫するように動く。


「ん……」


その快感に思わず私は悶えるような声をだしてしまったわ。すると相手はニヤリとして。


「あら、随分と敏感ね?」


なんて言い出した。だから私は─


「な、何を!そっちこそ感じ過ぎなのよ!」と目線で訴えるように見てやった。でも─


「ならちゃんと口に出すことね。自分同士でもコミュニケーションは大事よ」


私だからわかる。この女は調子に乗っているわ。だから…


「なら貴女も言ってくれるのかしら」

「ええ、勿論よ。だから貴女も言っていいわよ」

「そう…なら。離れましょうか、このままだと私達有原さん達みたいになるわよ」

「そうね、でも私は構わないわよ」

「貴女は私の癖にもう負けてしまったのかしら?」

「あらまだ負けてないのかしら。もう負け寸前なのに?素直になりなさいよ。私の髪に触れたいって、私の唇にキスしたいって」

「それは貴女の方でしょ?私の髪に触りたそうにしてるわよ。それに、キスもしたいんでしょ?何よ!そっちこそ!人の事言えるの!?私を誘惑してるんじゃないの!?」

「それは貴女でしょ!?人の事言えないじゃない!」

「それは貴女よ!」


そうして私達は喧嘩になり、お互いに口も聞きたくなくて…というより私はこのままだとおかしくなるから無理やり離れ…もう一人の私は私を鋭い目で見る。まるで獲物を狙う肉食獣のような目ね。鏡でも見せてあげたい気分よ。



「そんな目で見ないでくれるかしら怖いわよ。変態」

「な…怖いって…貴女が早急に離れるからじゃない!」

「ちょっと!なんで近づいてくるのよ!くるんじゃないわよ!」

「貴女が離れるからじゃない!」


そして私と私は目と鼻の先まで顔を近づける事になった。こいつの匂いが鼻を刺激して……まずいわ。何とかしないと私までおかしく─


「あっ……はぁ」


思考の間に私達の顔の距離はさらに近づき、気づけば唇を触れ合わせる。そこから先はもう分からない。この茹だるような暑さの中で私は私とただひたすらにキスをした。


「んちゅ!んん!んんん!」


私の唇にはとてつもない快感が襲ってくるわ。今までで1番キスが気持ちいいわ。このままずっとキスをしていたいほどに……


そして……私の舌が絡め取られるのを感じた。


「んん!?」


すると立ってられな……



「んっん!あ!がっ!!」



そんな無我夢中なキスは今まで経験したことがないくらい気持ち良かったわ。でもそれは相手も同じようで、私は私で有原さん達みたいに乱れ。


「ぷはぁ!」


そして私達の唇が離れる。私と私の間に唾液が橋を作り、そして私達は力尽きたように座りこんだわ。


「だらし無いわね。途中で離れてしまうなんて……やっぱり貴女の方が感じやすいのね」

「そ、そんなの言い訳でしょ!貴女も途中から調子に乗ってたじゃない!」


今ので体力を使ったのか虚な目をした彼女と私はお互いを睨み合うようにし。


「そうじゃなかったら私の方からキスなんてしないわよ!!」

「それはこっちのセリフよ!自分から求めるなんてどういう神経しているのよ!」


そんな口論をしているとまた私達はキスをし始める。


「んちゅ!んん!」


そして私は私の頭を押さえながらキスを続けた。


「んむぅ!」


しかし、それは相手も同じで私の頭を手で押さえてキスを続ける。そして私達はそのまま舌を絡め合い、歯茎の裏から上顎の奥まで、お互いの舌が刺激し合う。もう堪らなくなるほど私の味覚は私の舌に破壊されたのよきっと…だってこんなにも自分の舌のはずなのに味を感じるなんておかしいわ。もうだめ!耐え切れない─


「んんっっっっ!!!!!!!!!」


そして私の頭はショートしたようにバチバチと電流のようなものが走り、身体が波打った。


熱い!熱いわ!!なんなの!?この感覚!?


気持ちいい……?どんどん溶けてなくなってしまいそうなくらいの快感だったわ。


「はぁ……はぁ……」


私は肩で息をしながら私を見る。


「私も貴女も淫乱ね…有原さん達を責められないわね」

「は、はぁ!?それを言うなら貴女がキスしてきたからじゃない!私はそんな気なかったわよ!」

「あら?その割に貴女もキスに夢中だったじゃない。それにあそこまで乱れてた貴女が言えることじゃないわ」

「あ、あ、あれは……!ち、違うわよ!」

「全く同じなのに?」

「う……うっさい!」


もうこうなったら……!私は自分のプライドを投げ捨て…


「え?ちょっと何よ?」


私は相手にゆっくり覆いかぶさるように迫って行く。まさか乗られるとは思っていなかったのか狼狽えているようだけど、もう止まんないわ。抵抗しようとしても無駄よ。それにこの熱いのをどうにかしてほしいのも事実なのよ!


「ちょ、ちょっと待ちなさい!わ、私はそんなつもりじゃ─」

「あらそう。でも私はその気になってしまったわ。だから貴女がその気を失くすまでキスしてあげる」


そう言って私は私の唇を奪った。でももう一人の私はそれも受け入れ抵抗しないわ。それどころか受け入れているような……


「ちょっと!んぅ!」


私は自分の唇で相手の唇を喰らうように味わった後、唇を離して私を見つめる。すると相手は顔を乙女のようにさせちゃって─


「どうしたのかしら……んっ」


余裕な態度で私に話すもそれはそこまでだったわ。もう一度キスをして舌が絡み合ったと思ったら今度は歯茎の裏から上顎の奥まで隈なく舐め回した。


「はぁ……ちゅ!んんっ!」


私は口内を蹂躙し続けた。なんだか気に入っちゃったわ。何かと言うと、自分とキスをしている感覚に慣れてしまったからよ。


「んちゅ!んん!」


もう私の理性はとっくに飛んでいたわ。そして私はそのまま、『私』を押し倒したわ。あれ?『私』が押した押した?いえ…確かに私は…


「ちょっと!待ちなさいよ!私はそんなつもりじゃ─」

「あら?でも貴女も乗り気だったじゃない。ならいいでしょ?」


そう言って私はまたキスをする。


「んっ!んんっ!!」


そして私達は舌を絡め合い、もうほどけないんじゃないかと思うほどに絡め合い、どちらの唾液かわからないくらいに混じり合い、このまま混ざり合って溶け合ってしまえばいいなんて思うほど。


「はぁ……んむ」

「んむぅ!」


私は私達の唇を離して見つめ合う。そして私達は私の身体を愛撫し始めたわ。

そして私達はお互いの胸を触り合ったり、相手の首筋を舐めたり、耳を甘噛みしたりともう訳が分からないほど絡み合ったわ。そしてお互いのスカートの中から下着の中へ手を突っ込みあい、濡れた所を刺激しあった。


もうそれは醜いほどの押し付け合いでもうどちらが私と分かりようのない程だったわ。


「んっ!はぁ!」


そんな声が聞こえたと思えば私は果ててしまったようね。でもそれは私も同じよ。だって私の指はびしょびしょに濡れていたもの。


「はぁ……はぁ……」


私達はそんな状態のまま息を整えていた。でも私は止まれないのよ。貴女は貴女がやったことを『私』にもやられるのが1番屈辱的でしょ?なら─


「醜いわね…こうなりたくないから抵抗していたのでしょうけど…」


私はそれには答えずに─私の唇を奪った。



「んむぅ!」


もうそれはキスなんて言えないわ。だってもうこれは獣同士の喰らい合いだもの。


そして私達は互いの頭を掴みながら貪り合う。自慢の黒髪を振り回し合って。


もう私達は『私』の舌も『私』の唇も『私』の唾液も『私』の汗ですらも……全てが私のものよ。


「んちゅ!んんっ!」


そして私は私を掴みながら押し倒す。


「ちょっと!私にも犯させなさいよ!」


私はそんな抗議の声を無視して私は私のスカートの中に手を突っ込み、そして下着を剥ぎ取る。



「ちょっと!何するのよ!」


そんな抗議の声を無視して私は私の秘所に手をやり─


「んあっ!」


もう一人の私はそんな情けない声を出してしまう。


「貴女も私と同じでここ弱かったようね」

「そ、それは……んっ!あ、貴女が……はぁ!」


執拗にもう一人の私の秘所を指でなぞり始める。


「少し触れただけでイったのかしら」


そんなわかりきった質問にもう一人の私は涙をうかべながらも─


「し、知らないわよ!んあっ!」


なんて強情を張るも、私はそんな私を無視して私の秘所を責める。


「んっ!あ!や、やめ……んあ!」

「あら?やめて欲しいなら力ずくでやってみなさいよ」

「うっ!ん……言ったわね……」


私はもう遠慮することなく、指をかき回し……そして偶に別の方向を指でグッと押す。そして更にもう一人の私が感じた所へ優しくふーっと耳に息を吹きかける。


「はぁ……あ!んん!や、やめ……!」

「あら?やめて欲しいんじゃなかったの?」


そんなやり取りをしながらも私は私への鬱憤晴らしを止めない。


そしてもう一人の私の髪に鼻を埋め匂いを匂いをたっぷりと堪能していると…


「自分の髪を嗅がないで…んっ……くれるかしら同じ匂いでしょ」


そんな事を言って来たが、無視して続けたわ。私がそうやってからがちょうど10分ね。


「はぁ……んあ!や、やめ……て!」

「あら?やめて欲しいんじゃなかったの?」


私はまた同じ事を言ったわ。でもそれは私への当てつけよ。


満足した私はもう一人の私から離れると─


「一方的にやって捨てられたみたいで癪に障るわ……」


なんて拗ねながら文句を言ったけど私はそんな私を無視していると。


「その惨めな女めの顔を見れなくて残念だわ……」


なんて言っておけばいいかと思ったのだけど─


「なら、その顔をお互いに見せ合いましょ」


そう言いながらもう一人の私は私の股間に手を伸ばしてきて……


「あ……ちょ……」


そして軽く触れただけなのに私の身体は大きく反応してしまう。それはまるで電気でも走ったかのような衝撃だったわ。


「な…」


思わずそんな声が出てしまうくらいだったの。すると─


「貴女こそどうしたのよ?そんなにビクビクしちゃって」


なんて言ってくるのよ。本当に自分そっくりで嫌になるわ!


「う、うるさいわね……貴女だって……」

「あら、私は別に何もしてないけど?もしかして……貴女はここを触られただけでイクのかしら?」


そんな挑発をしてきたのよ。だから私も─


「そ……そんなわけないじゃない!」


なんて強がってみたけど……


「そう……なら続けるわね」


そう言って私の秘所を触り始める。


「んっ!あ……だ、だめよ!」

「あら?ダメならやめましょうか?」


やめる気なんてないくせに!そしてそのまま私達は唇を合わせた。


その瞬間、私の口の中に舌がねじ込まれてきた。私も負けじと舌を相手の口の中に押し込んだが、逆に相手に絡み取られてしまった。そしてそのままお互いの口の中を貪るように犯し合うようなキスが続いたわ。


「んっ!ぷはぁ!」


やっと解放して貰えるけど、まだ残っている異物感に邪魔されてまともに話せなかったわ。

そしてそれを理解し、私達は脱ぎすてると─



やっと始めに戻ってきたわね。


説明している間にも私達は犯し合って…


今はただ、この渇きを癒やしたい。


ただそれだけの想いで私と私は互いの唇を貪り合った。


「んぐ!」


まるで噛み付くような乱暴な口づけに思わず身を竦める私。


そんな私を強引に押し倒し、組み伏せる私。


そして再び私たちは互いの唇を奪い合うのだった。


もう何度目になるだろうか?床の上で絡み合っていた私と私が身体を起こし、荒くなりかけた息を整えながら睨み合うように唾液と汗でお互いの髪が糊のようにくっついていたわ。


「はぁ……ん……もう、いい加減にしてよ。いつまで続けるつもり?もう疲れたのだけれど」


私はそんな私を睨みながらも─


「それは私の台詞よ。貴女こそそろそろ諦めたらどうかしら?私はまだ満足してないわよ」


なんて、売り言葉に買い言葉のようなやり取りをしてしまう。


「あらそう。でも私もまだまだ足りないのよ。だからもっと楽しませてくれるかしら?」


そう言ってまた私を押し倒そうとしてくる。いつになったら終わるのかしら……

そんな事を思いながらも私も私を突き飛ばして身体を起こし、のしかかるように押し倒す。「あんっ!」なんて色気のある声が聞こえたけどお構いなしに私は唇を押し付ける。


「ぷはっ!いい加減に私に─」なんて声が聞こえたが無視して更にまた唇を押し当てる。そしてお互いの足が絡み合いながらも、身体を捻りなんとかキスするのがやっとなくらいの距離で膠着する。


「はぁ……はぁ……」「はぁ……ふぅ……」



お互いの荒くなった息も体臭も体温すらも共有するような感覚になりながらも決して口は離さなかったわ。そんなこんなの私たちとは思えないぐらいの絡み合いをしていると─


「え?…東雲さん…」


なんて言葉が聞こえてきたが、それはまるで聞いてないように無視してキスをしつつ手を胸に当てる。そうするとさらに体が跳ね上がり声を押し殺している声が私に響く。


扉の外から呆然と私達を見る誰かがいるけど、だけど、そんな事はどうでもよくなっていた。

ただ、私は私を犯したかったし、そして私は私を汚したかった。


強く抱き合ったまま、お互いの股間を擦りつけるように動かすとそれだけで頭が真っ白になりそうになるほど気持ちいい。


濡れに濡れた女陰同士がこすれ合う度に腰が抜けそうなほどの快感が走りぬけた。

私の女陰は熱く熟れていて、まるで別の生き物みたいにヒクついていて。

私の女陰は私と同じで、私の愛撫に敏感に反応し、私の愛撫に感じてくれた。


そしてそのまま舌を入れ込むと、私の舌が絡め取られる。


そのままお互いの口内を犯し合うように舐め回していく。もう私は私から目が離せない。

私も私から目が離せない。だから私たち二人の体だけじゃなくて口まで密着しあって……まるで愛し合う恋人のようにキスして舌を絡め合って。唾液を交換し合って貪り尽くすようにお互いの口内を犯していったわ。


もう一人の私とキスをする度に頭がおかしくなるほどの多幸感を感じる私。


ああ……もうだめ……!


「んっ!」「んむ!」


もう何度目か分からない絶頂をお互いに迎えて痙攣する身体を寄せ合い私はもっともっと!という欲求に駆られる。そしてまた私は私を求めていく。


「はぁ……はぁ……」「んっ……はぁ……」



もう何度目になるだろうか?もう時間なんてどうでもよかったわ。ただ、この飢えを満たす為に私は私の唇を奪い続けたの。そしてそれは相手も同じで、私の唇を貪るように求めてきたわ。


「んちゅ!んん!」「んむぅ!」


もうどれだけキスし続けてるんでしょうね?もう時間の感覚なんてなかったのよ。ただ、ただひたすらに私は私を犯し犯され…


「んちゅ!んん!!」「んっ!んむ!」


そしてまた絶頂を迎えた。もう何度目の絶頂か分からないけど……それでもまだ足りないわ。もっと欲しい……もっと……もっと!!そんな欲求が私を突き動かしていく。


地獄ね…もう。

ツインドラコン

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