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RARUΩARIAthird
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私、涌津美希は校内を歩いていた。

すると。

一学年下の生徒が話しかけてきて…


「また貴女…校内で迷って遅刻しそう?…貴女わざとやってないかしら?いいわ私が案内してあげる…たまたま私が通りかかってよかったわね…いいわ私が案内してあげ…」

「違いますよ先輩」

「あらそうなの?ならどうしていつも貴女は……」


私は彼女がわざと迷っていると疑うが…


「私、涌津先輩に似た人をあの使われていない教室で見かけたんです!最初は見間違いかと思いましたが教室に入っていくところを私は見たんです!私、心配で」

「それ私のそっくりさんとかではなくて?」

「いえ確かにあのスラリとした身体と胸を見て本人だって確信しました!それに凄く綺麗な黒髪をしているんです!私の憧れの先輩と同じなんです」


彼女は言い切り、私はその教室へと向かう。

そして私は彼女に連れられ教室にたどり着くも中はシーンと静まり返っていて誰もいない。


「誰も…いないみたいね」

「……気のせいだったみたいですけど先輩に似た人を見たからちょっと怖かったです」

「ふふ……それは怖かったわね、私に似た人ならさぞ怖かったでしょうね……でも私がここにいるから安心でしょう?」


私は彼女を抱き寄せ頭を撫でる。


「えへ……先輩の胸やっぱり気持ちいいです」


彼女は私を見るなり甘えてくる。


「もうしょうがない子ね……」


私は後輩の頭を優しく撫で抱き寄せる。


「先輩はいい匂いがしますよね」

「ええ、シャンプーやボディーソープそれに全てにこだわった私の身体ですもの、いい匂いに決まっているでしょ?」

「先輩はいいですねぇ……羨ましいですよ。あ、私戻ります」


と言ってその女子生徒は戻り、私は女子生徒が見た私に似た人が気になって教室に残った。そして教室の中を探りながら歩いていると良い匂いがした…それは私と同じ匂いだった。


「これは私の香水の匂い……どうしてこの教室に?」


私は疑問に思っていると教室の後ろ側に姿見があることに気づき、その鏡の前に立つとそこには鏡ではなく私と瓜二つの私がいた。だから私は努めて冷静に。


「貴女は誰なの?」

「貴女こそ誰なの?」


私は驚いた……そっくりすぎる…一体誰なの?私の偽者が何のようだか知らないけれど……


「私は涌津美希よ…一体貴女は何者なの?」

「涌津美希は私よ…貴女こそ私の名を語るなんてどういうつもりかしら?」

「私が涌津美希よ…貴女こそ真似しないでくれるかしら?いいから早く正体を現しなさい」


そう言って偽者は私に近づいてくる、一歩一歩距離が近くなる、そして目の前までくると偽者は耳元に唇を寄せ囁く。


「真似をしているのはそっちよ私に何の恨みがあるのか知らないけどね私の姿で好き勝手はさせないから」

「恨みがあるのか知らないけど私の姿で好かって振る舞うのはやめてくれるかしら?」

「いい加減にしなさいよ!何が真似をしているですって?本物の私を真似ているのは貴女じゃないの!」


偽者から感じたことのない圧力を感じた私は顔を偽者に近づけて…


「いい加減にするの貴女よ!本物の私を真似ているのは貴女じゃないの!私の方が正真正銘の涌津美希よ」


私と偽者は譲らず、言い合いをする。すると偽者も私に顔を近づけてくる。


「何?顔と顔が近いわよ」

「何を言ってるのよ貴女が近づけて来たのよ」

「顔を近づけてきたのは貴女の方でしょ」


私と偽者は手を伸ばし、髪を引っ張ろうとするもサラサラ過ぎてスルリとすり抜けていく。


「髪…サラサラね……私と同じ匂いだわ」

「貴女の髪もサラサラよ…匂いも私と同じよ私そのものじゃないの」

「ええ……私の何かに惹かれて真似をしているわけ?」

「違うわよ貴女こそ私が好きすぎて真似てるんでしょ」

「いい加減にしなさい私の真似してるだけなのに」

「違うって言ってるでしょ?」

「いいえ違わないわ私が本当の涌津美希よ!」

「なんなの一体!私にこんなことをしてタダで済むと思ってるの!?」

「うるさいわね!貴女こそ私で勝手に活動して楽しいの!?」

「貴女こそ私のフリをして楽しいの!?」


私と偽者の顔はさらに近づく、そうなれば良い匂いを感じるようになる。その匂いは私と同じ匂いがしていて…


「顔が赤いわ」

「そっちこそ赤いわ」

「クールな鉄面皮が崩れるほど嬉しいの?同じクールな鉄面皮に近づかれて」

「貴女もそのクールな鉄面皮を崩したくて近づいてきたんでしょうけど私のことが好きなのね?自分と同じ顔が大好きだなんて哀れね貴女は」

「馬鹿を言わないで……私の真似しているくせに生意気ね……そのまま言わせておけば図に乗って」

「図に乗っているのどっちかしらね」

「生意気よさっきから」

「生意気は貴女よ」


徐々に言い争う声は激しくなり、私は偽者の首に腕を絡め顔を自分に引き寄せ、私はわざと息をかけるように喋る…私のフリをした偽者、私の事が好きすぎる偽者が私がこういう事をすればどういう行動に出るか見させてもらうわ。


「離れなさい私の真似してるのがそんなに嬉しいの?」


偽者は私の顎に手をやり私から離そうとするが私は微動だにしない。


「わざと息をかけてるの?そんなに私とキスがしたいなら最初からそう言いなさいよ」


偽者の顔を見てやると視線を逸らしている。どうやらキスをしたいのか……でもさせない。私はキスをするフリをしていく……私の身体に触れている偽の指に熱が帯びているのが伝わってくるもの、ほらやっぱり好きなんでしょ私の姿が私以上に好きになったくせに。


「口を開かないって事はするフリ?本当につまらないわね」

「それは貴女でしょ、それにしつこいのよさっきからそんなにキスをさせたいのならすれば良いじゃないの」


すると偽者は私を見つ始めるも顔をどんどん近づけてくる。私はすかさず私の唇を遠ざけるもそのまま無理矢理顔を近づけてくる。それが私もムカついてお返しにキスのフリをして攻撃に転じるも気にせず顔をさらに近づけて…… 


「わざとやっているでしょう」

「ええ当たり前でしょ?」


私は少し動けば触れ合う距離に偽者がいることに腹が立っていた。するとその絶妙な加減に偽者は上目遣いで私のことを見る、まるでキスをしてというかのように……それに気づけずに私の頭に血が上り自身の唇を奪おうとしていた。


「……ッ!」

頰を赤く染めながら私と偽者の唇がギリギリ触れない距離にある。けれどいま唇を重ねていたら…ギリギリ届かないこの距離がお互いにとってちょうどいい距離であると分かっている。


「ふん……」


私は首元のリボンをはずし髪を降ろしては偽者の顔を私の長い髪が覆っていき私の匂いを偽者に染みつかせながら近付いてくるもギリギリ届かない距離でお互いが止まる。


「あと少しでキスしていたわね……だけど貴女のような偽物にはさせないわ……何ちょっと残念そうにしているのよ?もしかしてキスしたかったのかしら」

「欲しいって思っていたわ、それに勘違いしないで私が本気で好きなのは私よ貴女じゃないわ偽者さん」

「その呼び方ムカつくわ、私のこともちゃんと名前で呼んで欲しいわね美希と呼んでくれる?」

「私は偽者の名前なんて呼ばないわよ偽者さん」


お互いにあくまでも名前では呼ばず呼び方を決めている……キスさせたかったのか今更何を思っているんだか……我ながら図々しい、それはどちらにも言えることだけど。


「まあ良いわ次は確実にキス出来るようにしてあげるから」

「あらそうなの?まあ貴女がどうにかしてくれるって言うならしてみれば?偽者さん」


そう言い合うと自然と近づいた私達は思い思いに相手の身体を触り出す。偽物の身体は私と似たような身体をしているのね……さわり心地抜群だわ、しかし私が同じ感触を味わえて気持ち悪い。

それに同性相手に……もう良いやと私は偽者の太もも、偽物は私のおしりを撫でまわす。


「本当は好きなんじゃない私のこと」

「誰がよ!貴方はどうなのよ!私の身体…?」

「そっちこそ私のことが好きすぎて止まらなくなっているんじゃない?」

「このまま相手してあげようかしら?」


もういくつのよけられないのにどちらもお互いの息がかかっても絶対に唇を重ねることはない……どちらかが動かないといけないけれど動いた方が負けになるというよくわからない意地の張り合いになっていた。でもそれは一つ近づければキスで引き分けになりこのもどかしいのがなくなると思うとお互いに止まることはできない。

偽物さんも同じことを考えているとは思うけど私に対して意地っ張りだから自分のプライドを取るか私が私であることを優先しようと譲らず、平行線を辿るかどちらも譲らぬまま延長戦にもつれ込むと思うのよ……それだとつまらないわよね?だってもうキスがしたくてたまらないんだから……

私と偽者さんはそう考えているからこのままでも良い、その考えはきっと相手にも伝わっているでしょうね。そのまま私達はどちらも唇ではなく相手の鎖骨そして胸元に顔を移していくけれど決して唇にはまだいかない。


「好きの度合を越えているわよ」

「私も貴女に同じ気持ちだから仕方ないじゃない」

偽者の胸を撫でると偽者も私の胸を撫でつけてくるのだけれど凄く気持ちいい


「ん…ぁ」「ぁ…ん」


私と同じ声で喘ぐ私と偽者。そのままお互いの首筋、頬や手の甲にキスを始める私と偽者。偽者は少し頰を赤く染め熱い息を私に吐きかけて来る。そんな熱い息が良い匂いでそして、こそばゆいのだけれどそれがいいアクセントになって私の身体全体に気持ち良さが行き渡る……

何度も受けていると癖になってしまう。そう考えていると同じ行動なのか偽者と目が合うとお互い顔を微笑まして。


「な、なんだか暑くなってきたわね……偽者さん」

「ええ暑くてたまらないわ本当……どうしたのかしらね偽者さん」 

「このまま動かないとお互い嫌な汗をかいてしまうんじゃないかしら……このままではつらいわよ偽者さん」

「あらそうだったわね確かに貴女が動かないと私まで嫌な汗をかくことになるわね、全くどうしてこんなになるまで意地を張ってるのかしら馬鹿らしい……」


私と偽者は距離をとり、クールに振る舞おうとしても頰の熱が取れず、呼吸が乱れている。心臓も煩いくらいに鼓動を打っていた。


「あら動けないのかしら?身体が冷えてるんじゃないかしら」

「それはそっちでしょう?もっと人肌で温めないと風邪を引くんじゃない?」

「人のこと言えないじゃない?また気持ち良くしてあげるわ」


偽物さんってば素直じゃないんだからそんなに私と気持ち良なったことを認めたくないのかしら……まったく強情な性格ね偽者さんは…

でもお互い考えていることは一緒と私は判断し偽者にくっつくと嫌がる素振りを見せる偽者。だけどあからさまに何処か嬉しそうでこのまま仲が悪かった私と偽者は一つになって溶け合ってそのままお互いを求めていく。


「どうして避けるのかしら?そっちが始めたことよ逃げるの?」

「いやよ貴女だけ勝ち逃げは私がみとめないわ」


私と偽者はお互いに攻めてくるけど同じことをしていてもしょうがないの少し工夫を加えてみる、私は偽者の黒髪を触る…その感触…嫉妬を覚えるほどのサラサラな手触り、いつもは気にしなかったけれど改めて意識して触ってみると触る手が止まらないほどきめ細かく手入れがしっかりなされている。偽者も私の髪を触り…私の髪の感触に嫉妬をしているのは表情でわかる。


「なに?」

「何じゃないわよ貴女こそさっきから何よ?」


お互いの身体に手を回し抱きつき合う二人、偽物さんの本当にツルスベな私のお肌に触ると嫉妬心がフツフツと湧き上がってくるんだけど何か文句でもあるのかしら?全く意味が分からないんだけど私と同じのくせに自分が一番魅力的だってアピールして私を羨ましくさせたいのかしら偽者は?

いい加減にして欲しいわね、お互い様なのに私の真似なんかして一体何の得があると言うのよ。


「それ私に言わせるのかしら?気持ち良いって言ってるじゃないの私の真似してる偽者さん?」


偽者に身体をもっと密着させ匂いと体温に敏感で興奮状態になりつつある私と偽者から湯気が発生しているかのように熱気が充満し始める。


「はやくキスなさいよ馬鹿……何、ずっと私の唇見てるのかしらやらしいわね?」


偽者が言う通り本当にいやらしい顔になっているだろう私。それに偽物さんも私と同じみたいだしお互い考えていることは分かっている。


「こんなに求め合うなんて……欲求不満って本当ね……」

「そうじゃないでしょ?こんなこと中々出来ない経験を楽しんでいるんでしょ」


キスがしたいのなら顔をずらせば済むことだけれどキスをしては負けだと思っている私達はこの距離を保ってお互いにギリギリの距離で顔を静止させる。


「貴女こそ私の身体さえ触っていなきゃ今すぐにでも止めて良いんだからね」

「ッ!?それは貴方でしょ?まあやめなければいい話だけれどそろそろ退屈ね」


私は唇を重ねる事によって欲望のままに進んで行くか離れるかのどちらかを行うつもりだった。どうせ私がする事が分かっているだろうし私も偽者がやりたいことも分かっていても言わせるつもりだった。偽者だって同じことをしようとしているだろうし……


「じれったいわね本当に!」

「鬱陶しいんだけど、そっちから離したらどうなの偽物さん?」


後、もう少しというところでまだ後少し距離を詰めればキスが出来る距離なんだけどお互いに意地を張ってしまい中々進まず何度も交わすたびに相手の鼓動と息を感じるは熱く強く熱くなっていく身体と相手に対する熱は強くなっていた。


「キスしたい癖によく頑張るわね……意地っ張りの偽者さん」

「それは貴女もでしょ。もう諦めれば良いわ気持ちを抑えて必死に追いつこうとするのは見ていて哀れよ……」


そのまま私達の唇が近づく、そこから貪り尽すようなキスをするのか唇を重ねずにねっとりと唇を重ね合うのかどっちでも私は構わなかった。むしろ早く絡めたい唇をあの柔らかで滑らすのを夢見た私の唇に近づけたいただそれだけだった。


「ねぇ何で私の真似するの?私のこと好きって言うんなら私に私の真似しないで好きって言ってほしいなぁーもし私の真似をしたいだけっていうならちょっとがっかりっていうか……もうキス出来ないから」


偽者が何か言いたげな顔をする、唇を尖らし私のことを見る。そして


「なら離れなければキス出来るわね。嬉しいわ私とキスできることがそんなに夢みたいで嬉しいんでしょ?」


否定しても否定しきれないほどの衝動が私を支配する……私は何を言っているんだろうか、抱きついている今の状態に抗うどころか離れても唇同士まで数ミリしかないこの距離。

またキスをしようと考えるだけで胸の高鳴りが酷くなりもっと欲しいキスが……欲しい。私の息が荒いのか私と同じように息を乱してボーとしている偽者の顔、どうすれば良いのか分からないでいるんだろう。もうそのクールな顔を赤らめた表情も愛おしいまで感じてしまっている。


「自分でもどうしたいのか分からないのでしょ?」

「それは貴女でしょ……?私と同じ目をして私が何を求めているのか分からないけどしたいんならすれば良いじゃない……そんなにして欲しいなら譲ってあげるわ、同じ私の唇を愛するのなら唇を重ねるのは同じよ」


止まらないむしろもっと欲しい気持ちが強く早くキスをとせがむ私の身体だったけれども、偽者も同じで私とキスを出来る事に嬉しさを感じているみたいだった。お互いの頰に自分の頰擦り付け私と同じようにクールさを装うのはもう限界を突破していることが分かった。


「その甘ったるい匂いの息だけで妊娠しそうね貴女とならキスが出来ても妊娠するなんて御免だからもう離れてよ本当に」

「ふふ同じね私も同じこと感じているわでも貴女ももっとしたいみたいだからさせてあげるわよ、好きって直接は言ってくれないのに身体で伝えてくるなんてとんだ悪女だわ」

「こっちの台詞よ……一生好きって思ってもらえないんじゃない?」


もうどうでもいいわ……早くキスがしたい!早く私をめちゃくちゃ可愛がってあげたい、頭がおかしくなるくらい愛でてあげてトロトロな表情にして私にすがりつかせて私だけの物ってことを証明したい。でもこれ以上先にいったら戻れなくなる、私も偽者もそう思っている。

だからここで区切りをつけるには唇と唇を重ねなければ私は偽者に堕ちることはないしキスだけでは終わらないような気がした。偽者に私に堕ちてほしいから存分に期待しつつ私は言った。


「「キスしよ……私?」」


始まりの合図もなく同時にそしてゆっくりと目を閉じて私達の距離がなくなっていく 耳や身体で聞こえるほど鼓動が激しくなっていき、私の心臓は破裂するんじゃないかってくらいバクバクいっている。偽者が私に胸を押し付け私は自分の胸を偽者に押さえつけるように押し付けていき呼吸を一つにする。お互いの心臓の音を共有する感覚……欲望に耐えつつこの至福の瞬間を待ちわびていく。偽者が息をするのも許してくれない、もっと一緒にいたい。


「はぁ……はぁ……苦しいんだけど……」

「ダぁメ……も、もう少しだけだから」


呼吸を止め我慢し瞼を閉じたまま私達は唇を合わせるだけのキスをして私達の身体はもっと熱くて熱くなるのを感じると同時に私は私の唇の柔かさに瑞々しさに病みつきになりもっともっとと唇が離れているのを我慢できずに、私達は唇を重ねる。

キスしたことでどうなってしまうのか私達が一番知りたかったかもしれない、それでもどうしてもしてしまった。キスが深くなればなるほど寂しさがなくなる感覚、唇に残る温かさを心に刻みつけるように覚えさせるかのように深くお互い求めるかのように重ねて重ねていく、少しでも唇が離れてしまうと名残惜しくなりもう一度また……と重なり合いを続ける度に感じる気持ちよさを求めて何度も行なっていく。


「はぁ…ふ……はぁ……」「ンッ、ぁ……はぁ……」


唇が離れても私の唇の感触を感じる私は私の唇の感触を忘れられなく何度も口づけをしてしまい唇の感触だけを味わい続ける。それは唇だけがキスの感触を感じていたのかお互いの心まで重なっていると勘違いしているからだったのか定かではないけれど私は何度も何度もキスをしていき私を求めるために貪り尽す。


どれだけ時間が経ったのか分からない、一分一時間一週間だろうか……もっとだった気がするし一日だけのような気もするが今はそんな些細な誤差はどうでもよくなってしまっている。


「き、キスし過ぎじゃないかしら?」

「何よ私と同じで早くキスしたがっていた癖に。だからキスするわよ……ん」


唇を塞ぎ呼吸さえも忘れそうになるくらいに私と私の唇とでキスを交わした私達は偽者が私をどう思っているか愛情なのか分からなくなっているが本能的に求め合う。

私と私はきっともう後戻りが出来ない関係に落ちてしまった……その事実を認めた上で、この火照る身体の快楽をもっと求めていた。


「偽者好き……好きでキスしたくて我慢できない……ちゅ、好き……」

「偽者じゃない…ん…私が本物んん…偽者大好きぃ、んっちゅ」


昂ぶったお互いを押し付ける。キスをすればする度に身体中に電流のような刺激が走って気持ち良さが倍増し好きと言われるたびに気持ちが溢れ出してくる。心の奥底からもっと言って私をもっと求めてほしいという思いで一杯になりキスを続けると同時に気持ち良いという感情しか無い頭の中はもっとしてもらいたいという願望しかない、私の心を私の身体に縛り付けてあげるために唇を犯しつつ自分を私の中に注ぎ込んでいく。誰にも渡したくない……私の偽者を。私をこんなにも熱くさせて興奮させた責任をとってほしい、絶対に離れたくない!


「偽者じゃないの……私は!」

「でもキスが好きなのは貴女が偽者だから……はぁ……んちゅ……」


キスをしながらどんどん身体同士が近づく私と偽者の肉体、私の身体は熱く熱を帯びていてもう何も考えられないくらいまで脳に快楽を与えられて理性がおかしくなるくらいになっていた。私の唇も同じように気持ち良くて蕩けそうになっていってお互いの身体を味わうかのように抱きつきながら貪るように唇を重ね合う。


「嘘つき……で、でも私はそれでも好きだから私って案外意気地なしだよね」

「そんな偽者を責める訳ないじゃない、むしろそんな貴女が好きよはぁ……もっとしましょうキスだけじゃ我慢できないのキスをすればするだけ私を求めるくせに態度だけそうやって責めて私になりすまして誤魔化している癖にバ、バカバーカ!」


「可愛い過ぎよ。偽者ってバカバカ言うけど私が先に告白しないとキスすら出来ない臆病のくせにはぁ……キスして嬉しいクセに……ちゅ、はぁ本当可愛いのよ私って」


もっと私を求めてきているのだと思い優しく頭を撫でてあげた。偽者は、私の目を見ながら『はぁ……もうダメなの……』と言うと唾液を口から溢しながら私の唇を食べるかのように再び唇を押し当てて私の唇に吸い付いてくる、手を首の後ろに回しキスをしてくる私の熱い吐息が私の顔にかかる程私の方から引き寄せるようにしてきた。もう我慢できない……身体が求め始めている私。


「キスだけなのにお尻突き出しちゃっていやらしいわね私って本当」

「ほら?我慢していたキスよ欲しいんでしょ、その顔よがっている時の偽物の顔好きよ」


制服の下に手を入れていき私は偽者の胸の柔らかさを確かめる。私の手の動きに身体をビクビクさせて口からの吐息を大きくさせ私の脳をダメにしようとしていく。自分がまさか自分で興奮する日が来るなんて思ってなかったなといやでも見せつけられている自分の胸や陰部を見るとどうしようもなく昂ぶる。

我慢なんて出来るわけもない私はキスをねだる私を乱れさすくらい激しくお互いに求め合いながら


「ねぇ…舌。そんなに出してきてして欲しいならちゃんと言えば良いのに、仕方のない偽者」


と言いつつも私の言う通りに舌を伸ばして私の唇を無理矢理舌でこじ開けようとしてくる。あぁ可愛いなぁ本当に虐めたいくらいに好きだわ。


「偽者が私に命令する気?そんな悪い口またキスするわよ貴女も舌を出して」


唇を合わせると私も同じく舌を伸ばして激しく絡み合っていく私と私はもう理性を保てる気がしなくて目の前にいる、本物か偽者かそんなことどうでも良かった私がただ愛してほしくてただ私を求めたくて熱くなっていて私同士は混じりあっている。それだけで良かった、それが楽しくて気持ち良くて味わうような優しいキスをただ重ねたくなってしまうから……

好きって言う代わりに私達はキスしてしまう。


偽者が唇を自分から近づけてくるなり私は口を大きく開けて強く抱きしめそして強引に唇に舌をねじ込みながら何度も絡めてもっと……

キスをしては激しく絡ませ、そんな甘いだけの物じゃない激しすぎて舌がふやけてしまいそうなキスを繰り返す。私がしてきたような乱暴なものではない、ただ偽者はもう気持ち良すぎて抵抗しようにもされるがままのキスを私達だけが気持ち良くなって良いような愛あるディープキスをした。


「ねぇ今までのキスなんか比べ物にならないくらいに気持ちよくなれるキスしよ?」

「言われなくてもそのつもりよ……ん……もっと激しいキスをして貴女を愛してあげるわよ」

「同じ私が私を愛してあげる、安心しなさい優しくもしてあげるんだから」


私は舌を出し私の唇に当てる。艶やかで熱を持ち舌で唇を濡らして舐められた感覚がくすぐっくて身体をモジモジとさせてしまう。キスをしあった舌をベロッと出すと唾の糸を引いていて私の涎で汚れきった舌はエロく瑞々しさを強くしていた。偽者の舌を口に含めて優しく唾液を沢山垂らし絡ませていき舌同士が一つの存在のようになっていくのを感じつつ乳首に触れていく。指で優しくこねくり回してコリコリになっている乳首の感触を確かめながら強くつまむ。


「んちゅ、もうこんなに硬くなってるなんていけないこねるわよ私に身体をおかしくされて私におかしくされることを受け入れてる偽者……好きよね、本当は私とこうやって求め合おうとすることを期待していたんじゃないのんちゅっ」


もう偽者も遠慮せずに私も遠慮なんてしなくなっていた唇を奪われ何度も何度もディープを繰り返されながら胸を乱暴にも揉み込み始める私。強く揉まれているのが分かるよう強く握って胸からでも快感を得られるようにしていった。気持ちよく感じてきてキスだけのつもりでももう歯止めがきかなくなっている私は乳首を思いっきり潰してやる 。ビクッと身体を振るわさせる私を私は両手で私の顔を逃げられないように抑え付けて執拗に何度も何度も胸に刺激を送り私を感じさせていきながら自分を感じさせて狂わせるように唇を奪い合った。


「貴女が偽者よね?はぁ……んちゅ偽者ぁぁ私おかしくなりそうだから偽者が私におかしくなってもらいたいのよぉ……ねぇ私の好きな偽者……ちゅ」

「だ、誰が偽者よぉ……ッはぁぁンッ」


私は快感を得て絶頂を迎えてしまい身体の力が抜けて膝から崩れ落ちるがキスをしながらもまだ感じている私がいた。感度も想像を絶するくらいに敏感になってしまっているがキスをしていては顔を見られないことが幸いだ。胸を触られただけで果ててしまうだなんて信じられないくらい凄い絶頂を味わってしまい、ふと目が合うと下の方を濡らして中腰で私の方に身体を近づけていた。私も我慢なんて出来ないしするつもりも無い、だって私だもの、したいならいくらしたっていいんだから。私のだらしない姿をもっと見たいしイかせてあげたい。


「気持ちいいのぉ……偽者に触られてるだけで気持ち良すぎる私を愛して偽者……」

「その顔凄く好きよ……嫌っていうくらい可愛い反応するから」


私はキスをゆっくりと行いながらも胸を揉んでいた手を秘所に当てていきゆっくりと中に入れていく。指を膣壁を激しく擦り更に快感が強くなる……偽者がビクビクと身体を激しく痙攣さすのでもうイキかけているのが分かる。


「ッぁぅう!!!?」


潮を吹き出すのと同時に達してしまい勢い良く私の顔にかかってしまうがそんなことはどうでも良く、いや関係なく私は果ててしまいもう止まらないそう思えるくらい偽者も私も欲しくなっていた。イクだけでこれほどまでに気持ちよくなれるのならどうなるのだろうと思ってしまう。秘所に指を入れながら胸を舌で舐めしゃぶってしまう、舌を絡ませあいお互いの唾液を飲み…


「はぁ乳首甘噛みすると中の指が気持ちいいもっとぉ……あぁん……もう私無しじゃあいられなくなりそうでしょ?」


偽者をもっと責めたいけど同時に自分が気持ち良くてもいたくて我慢しようとしてしまう、それは自分がされて一番気持ち良いことだと知っているから同じ気持ちになって気持ちよくなれると解っているからだ。だからこうして指を動かして乳首を優しく指で摘んで愛撫していく。


「あっああ、今イッたばかりだからぁぁあそんな激しすぎると直ぐにいくからぁ偽者ぁぁ乳首とはむはむしないでぇぇ」

「いいわ……もう私、おかしくなってるから何も考えられないくらいに壊してあげるっぁイクときは私の唇に向かってそうキスをしながらイキましょう」


ビクビクしている偽者に優しくキスをしてあげると安心したのか身体の力が抜け絶頂に達してしまうのであった。ただイカせただけじゃ無いんだ気持ち良すぎてまたしたくなるって思わせることこそが私を真似して偽者が私を愛してくれるから。果ててしまい幸せに浸りながら何度も何度も甘くて幸せなキスをしてくれている偽者にもっともっと私からも愛してあげなきゃって思うと幸せにしかなれなくてキスしながら何度もお互いに絶頂を味わいあい自分自身の陰部に擦りつけることも忘れず動かしていくのだった。


「たまんなの……下がおかしくなりそうな位熱いのよ、私と偽者の快楽同士が反発し合うように狂おしい感覚になってる……最高でしょ?好き、好きなのよ!」

「私も貴女のこと好きぃ……大好きなのぉ偽者ッ!」

「ハァぁあ好き好きぃぃ乳首も一緒にされたら大好き過ぎて頭おかしくなっちゃいそうだよぉおお!!」


頭が壊れてしまいそうな程の絶頂が止まらなくなって私も偽者も互いに両手を掴み合って更に身体を密着させて強く擦りつけ合い続ける、それだけでイッてしまっている私は狂ってしまいもう考えることは偽者である私を愛することだけ。イカせては自分もイッてしまいを繰り返して快楽に壊されていきながらお互いに激しくキスをし合いそして絶頂しそのキスは相手をイカせるためだけのものでなく愛を確かめ合うような本当に愛する人へ贈るものとなっていた。


もうどれくらいだろうずっとずっと同じことを繰り返している気がする、何度果てても飢えてまた絶頂を迎えてしまう。それほどまでの甘く満たされる味を知ってしまい我慢が出来ないくらいにもっと私を欲してくれる私が欲しい気持ちが抑えられなくておかしくなる程幸せでどうしょうもなくなってしまう。身体が一つであったのならどれだけ最高だろう。


「ねぇ大好きよ!」

「違う!私のが大好き!」

「違う!私のが超大好き!!」

「馬鹿!私のが好き!!!」


名前なんてもう偽者とか本物とかどうでも良くなってくれたのが凄く良くて唇を重ねて舌を舐めあい激しく唾液を交換しながらも何度も深いキスをしていく私がいる。幸せすぎて私の全てが偽物の全てを愛おしく思える。私も彼女ももう相手無しでなんか生きていけなくなっていて絶対に離れられない存在になっている……この身体が無くなってしまうような最後のその時まで永遠に愛してくれる相手が居てくれるってだけで気持ちが良い。


「ちゅっ……んっぁ……偽者……一緒に果てて、キスで」

「好き……大好き……んッハァ好きもっとキスして」


キスをしていれば全てが伝わりお互いにどうにかしたくなるような愛に満ち溢れる幸福感に包まれまた果ててしまい、唇が離れて唾液が垂れていくのも気にせず私達は再び激しいキスをして舌を入れている状態が続いていた。永遠にも思える時間が酷く幸せで、もうこの身体がどうなってしまうか考える気すらなくなっていた。

絶頂し続けイキ疲れまた唇を奪われ幸せの絶頂を味わったのであった。


「大好きだよぉ……」

「大好きなの…」


甘く幸せなこの時間をいつまでも続けられそうだと薄れゆく意識の中でそんなことを思うのだった。

もうどれだけしていたかは分からないけど私達が心地よい倦怠感を覚えお互いに手を握りながら身体を寄せあい気を失うくらいまで、体力が無くなるくらいにキスをしあった。口を離せば銀糸が引くぐらいにキスを続けていた私たちはもう起きる気力も無く泥のように眠りについた……起きた時にはどうなっているかなんて考えられなかった。



──


───







翌日……朝だふかふかで柔らかいベッドの上で目覚めた私は保健室で寝かされていた偽者と顔を合わせながら何かを喋ろうとすると唇が重なっていた。一瞬何が起きているか分からずに動揺してしまうが相手はそんなこと気にしないのか優しく抱きしめられるとどこか嬉しそうな表情をしてキスをしてくるから私は背中をさすりながら受け入れることしか出来なかった。

そして甘いキスをしてしまい離すと蕩けたような瞳で見つめてくれているのに少しばかり照れてしまったりする……本当可愛い。いや可愛いとかじゃなくて私が可愛い


「大好きよ偽者……」

「私の方が愛しているわ」


ムッとした顔をしている彼女をなだめつつ頭をくしゃくしゃに撫で回す、艶があるさらさらの黒髪は撫でるのも梳かすのにも一苦労だけどそんな髪も愛おしく感じられてくる。照れ隠しでムスッとしている彼女にはキスをしてあげると心が温まってくれるから心地よかった。


「キス、もっといっぱいして……」

「ふふ、甘えん坊さん」


おでこをくっ付けて一緒に笑いあってまたキスをしながら服を着崩した私達。昨日にどれだけ激しい事をし続けたのかしらないけどもう私……私は我慢が出来なくなっていたのだった。それは目の前に同じ私が居て私を愛しているとはっきりと言ってくれるから。ずっとずっと私に求められるように出来ていて愛して止まなかった存在に会えたのだから当然のことで欲望に忠実な自分が好きになりつつ、求められているのは自分だと言う事実を噛みしめる様に身体を重ねあうことだって容易に想像が付いてしまうし何なら押し倒されそうな雰囲気になる。


「昨日あれだけ激しく求め合ったというのに朝起きたらもう元通りってことは無いよね……?」

「そんな目で見つめられても変わらないよ……んっ」


微笑みながらキスを待っている偽者は唾液を交換するかの様に激しく舌を入れて絡めあわせると蕩けたような表情を見せては指同士を合わせ恋人つなぎにした。まるで最後までしたいという意思を示してきているんだけど気にしたら負けだと思ってそのまま覆い被さり全身で私を愛して欲しくなる位の甘いキスをしていて…


「大好きよ、貴女は私の偽者だけど私そのものだもの」

「私の方が偽者である貴女を愛しているわ、私だけの貴女」


相思相愛だし実際可愛い、兎に角本当に可愛いのよ。何かをして欲しいと言わんばかりに切なそうな表情をしては何度もキスを交わしてくれて本当にもう幸せよ。


「好きだよ」

「うん……ちゅっ……知ってるわ」


もう何回目か分からないキスをして身体を重ねあう。彼女の柔らかい肢体に何度も胸を吸われながら揉まれるのは嫌いじゃないというか好きなんだけど直ぐに果ててしまう私がいることが少し癪。


「ちょっとしつこいかも……」

「うん、でもずっとこうしていたいのよ……いい?」


返事を聞く前に乳房を咥えて愛撫し始め私の良い場所なんて知り尽くしてしまっているから、吸い続ける中で何度となく果ててしまい彼女の胸や顔を盛大に濡らしてしまっているというのに全く苦も無く私に責め続けられる彼女。昨日沢山したっていうのにもっと欲しいと思ってしまっているのが顔に出てしまっている彼女がいる。


「いいよ、私……」


大好きよ……私 私をもっと愛して!もうそれしか考えられない位に今の快楽を味わおうと私は思った。




───



──







──



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それから一週間がたち私は不意に過り






「そう言えば、よく迷子になったり問題を起こしていた一学年下の子見ないわね」


と友人に話しかけていた。私の話を聞いて何故か驚いていたが


「誰なの?その子、うちの学校にそんな子いないよ?」



と言われ友人を見るも彼女も困った顔をしていた……私の事を慕ってくれている可愛らしいあの子は一体どこに消えてしまったのだろうか。


「一学年下にそんなの……私知らないなぁ何か思い違いしてると思うよ」


そうだろうか、そんな勘違いなんてないと思うのだが思い過ごしだと思い込んでそれ以上は何も聞かなかった。でもあの子は一体誰だったのでしょ……?


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