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RARUΩARIAthird
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彡★☆彡

どうしてこうなったんですかと私、園田海未は自分と同じ顔の少女、双子でも姉妹でもなくクローンでもなくドッペルでもないらしい、本当に私自身と私はポッキーゲームをすることになりました。


「……ってなんでやねん」


誰かのツッコミが聞こえましたが無視します。


「あの、私?」

「はい、なんでしょう私」

「どうしてこんなことになってるんですか?」

「わかりません……」


どうも話が食い違っている気がします。とそこで私は大変なことに気が付きました。何故、穂乃果とことりは目を輝かせて私達を見ているのでしょうか?


「う、海未ちゃん同士が凄いよ!」


「ッ!み、見てはいけないもの見ているみたいだね」


ポッキーの端と端を私ともう一人の私が加えます。


「それでは……」

「は、はい」


ポキポキと私は食べ進めていきます。ゆっくりとですが…き、緊張しますね。


「ちょ、ちょっと待ってください」

「え、えぇ?」


あと少しの所でもう一人の私が私を止めました。な、なんです?この期に及んで……


「なんか変ですよ?」

「え、変って?」

「だって私達ポッキーゲームしようとしてただけですよね」

「そ、そうですが……」

「何故、私は自分とキスしなきゃいけないんです?」

「……え?は?何を言っているんです?切りの良いところでやめれば良いのでは?」

「……っち」

「や、舌打ちしました?今!!」

「そんなので良いんですか?」

「そ、そんなのだから良くないんですけど?」


ギロリ、私の方を睨み付けます。なるほどです。話が食い違っていた訳がわかりました……


「こんなことに私を巻き込まないください!」

「はっ!わけがわかりませんね」

「どっちですか!」


もう一人の私が強引に抱きついてきてポッキーも食べ進めてきます。私も離れようとするんですが強い力で抱き付いてきます。


今度凛達には優しくいたしましょう。


「むっ!?く、苦しいです!」

「あ、すみません」


パッと離したかと思うと今度は私の腕を掴みました。


「な、何をするんですか!?」

「もうこうするしかないでしょう?」

「え?ん!んんー」


ポッキーを更に食べ進めてと思ったらそのまま私の口へと突っ込んできたのです。


「っ!んん!」


もう何がなんだかわかりませんが私は必死に抵抗します。


「は?」


しかし何故かもう一人の私が顔を真っ赤にして…


「あ、貴女もた、食べてください」

「はぁ?……どうして私がこんなことに……」


カリッポリッ


私は仕方なく食べ始めます。


その度にもう一人の私は顔を真っ赤にしていますが……なんなんですか?恥ずかしいのは私なんですよ!


「海未ちゃん達顔真っ赤だね」


「こ、これは面白いことになりそうだね」


私達を面白がっている穂乃果達を背景に私は思い切りポッキーを折って逃げようとしました。


「待ちなさい」


しかしもう一人の私がガッチリホールドしています。く、不覚です。私の力が弱いのですか?ええいもう一度!!今度は方向を変えてへし折ろうと……え?な、なんなんですか!?またもやもう一人の私にホールドされてしまいました。


「は、離してください」

「離しません」


「……ぇーと私達遊び過ぎちゃったのかも……」


ことりが一人後ろで気まずそうに呟いていました。なんです!?もう少し早く言ってください! 私ともう一人の私で攻防を繰り広げていると……突然チョコッと甘味が私へと注ぎ込まれました。


「?」


私は戸惑っていると唇に柔らかい物が当たりました。


「んんぁ!」


口移しです。甘いチョコとこれは…それを強引に舐め取られてしまいました。え、えーと?これは舌が絡んで?私達の間を白い唾液が一本垂れました。そしてやっと離してくれたと思ったら何故か凄い目つきで睨まれています。


あ、あぁーですが緊張なのかぷるぷると今にも崩れ落ちそうでした


「な、な、何をするんん!」

「可愛過ぎです……」


そう言って私を抱え込むもう一人の私、何事かわからないでいたら。雪崩かという量の甘い物が送り込まれて来ました。


「んー!?んん!!んー!!」


やはり口は塞がれていて入り切らない分は上から容赦なく垂れてしまっています。

ことり達もポカーンとしてますしやめてください!甘くてとろけてしまいます!ですが……もう限界だったのでしょう。私は離れようといたしますが……


「はぁはぁ……お願いです。離れないでください」


もう一人の私がくっ付いてきていました。これは一体どういうことでしょうか?そんなことを思っていると。ピコンと音が鳴りました。見れば動画が撮られているではありませんか!穂乃果達の仕業ですね!私はそのスマホを取り上げようとしましたがもう一人の私に抱き付かれてしまいました。


「は、離してください」

「嫌です」


もう本当になんなんですか!? そしてそのまま私達はまた口移しで食べさせ合いをされました。

もう私も息も絶え絶えなのですがそれでも離れるのは嫌なのかぎゅっと頭を抑えつけて離してくれません。


もう本当に気持ち悪いです!でもなんなんですかこれ?私も二人になってしまうし、勘弁して欲しいです。

そのままたっぷり甘い物を摂取されて解放してくれたのです。


そして二人で帰宅しました……何故か事の成り行きで体の違いを調べる流れとなりどちらが年上なのかを調べられましたが、それもわかりませんでした 本当になんなのですか?一体、それとこの口内に残る甘い味とても不愉快、それに唇に残る私の唇の感触も気持ち悪いのです。


でも何故?この心臓の鼓動は早くなっていたのでしょう? どうして嫌な気分がしなかったのでしょう。何か胸焼けのする甘味だけが口の中に残りました……もう!変なものを口にさせないでください! 



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