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RARUΩARIAthird
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伝染 三 ・五

皆木仁奈が学校でドッペルゲンガーとエッチな事をしている同時刻、その姉である皆木舞華はというと髪を後ろで結わえながら「うーん」と鏡の前で首を傾げていた。


舞華が着ているのは膝丈まであるロングスカートにブラウスといった清楚な装いだった。


それは普段からお淑やかな彼女に相応しい出で立ちだと言えるだろう。しかしそれとは対照的に胸元を押し上げる二つの膨らみは彼女が女性であることをこれでもかと主張していた。


「はぁ~妹の話し聞いていたら…私もそのドッペルゲンガーとエッチなことしたくなったじゃない」


舞華は少し困ったような顔をしながら不謹慎なことを呟く。


舞華は自他共に認める美人でありスタイルも良い。そしてそれを自覚してもいた。そのため普段は服装や化粧には気を使っているのだが今日は更に美しく可憐だった。

ならどうしてこうなったのかというのも先程まで妹である皆木仁奈の話を聞いていてどうしてもドッペルゲンガーというものに会ってみたくなったのだ。だから普段より全てに気をつかった。


だがそう簡単に会える相手ではないのも理解していた。噂通りでなければ殺されるかも知れない本来ならそういうものだ。


「はぁ……やっぱり馬鹿な事考えるべきじゃなかったかな……」


諦めて着替えようとしたその時、舞華はふとある事に気づく。それは鏡の中に映る自分の顔がほんのりと紅潮していることだった。


「あれ?なんだろこの感じ?」


舞華は自分の体の変化に疑問を覚える。別に体が熱くなっているわけでもない。むしろ涼しいくらいだ。にも関わらず顔だけが熱い。


(何なんだろう一体?)


原因不明の体の異変に首を傾げる舞華だったが、妹からメールがきた…


「!?」


そのメールには写真がついていた。その写真には二人になった妹が自分同士でキスしていて


「私も…会いたいな…お姉さんもお姉さんに会いたいな……」


そう言って頬を赤らめている鏡にうつる自分の姿があった。


「あぁ~どうしよう!もう!」


と考えても、何もでず舞華は大学に行くことにした講義が昼から入っているからだ。


そしていつもより早い時間に家を出たため何か違う気がするけど気にせずに大学に向かった。


そしてそれから4時間後。


「あ~疲れた~」


「ね~今日ちょっと早くない?」


「あ~分かるそれ」


講義が終わったのか大学生らしき人達がたくさん出てくる。その中にはさっきまで教室にいた舞華の姿もあった。


「でもさ~今朝のニュース見た?」


「うん見たよ、また例の場所で男の人、が殺されちゃったんでしょ?」


「えっ?マジ?」


「うそ知らないの?ほらこれ」


と言って女子学生の一人がスマホを取り出しニュースを見せるとそこには確かに今朝報道されたであろう事件が書かれていて都内に住む20代の男性…瀬口真冬という男が何者かによって殺害されというニュースだった。しかもそれだけではない…


「これ犯人まだ捕まってなくない?」


「そうそう、それにこれだけじゃないみたいよ」


と言ってスマホを操作し別の記事を見せていた。


そこに書かれていた内容は瀬口真冬の殺害現場周辺で最近男性を狙った不思議な殺され方をする事件が起きており、被害者の死因は残酷かつ必ずマークが共通している事から同一の犯人による連続殺人事件ではないかとみられているという物だった。さらに殺された男性の年齢も10歳から60歳と幅広いことから無差別に殺されているのではないかという見解も記されていた。


そしてそれを見ていた他の女子大生達は

「怖いよね」

「うん、うちの近くでもあったんだって。だから気をつけようって親に言われた」

「私もあるよ。バイト帰りに襲われたって子もいるし」

などと話し合っていた。すると今度は…


「なぁお前知ってるか?こいつ瀬口さんって言うんだけどさ89股かけてたらしいぜ」


「まじかよ!終わってんな…って89股!?多すぎだろ!?」




と大学生の男二人が話しているのが聞こえてくる。するともう一人の男が…


「ああそうだな。それにこいつはな女に飽きて別の女に手を出したんだよ。そんでその子は妊娠したって嘘ついて捨てられたって噂だぞ。そしてそのまま堕胎して自殺したって話だ。そして殺した相手の肉を食って生き続けてるって聞いたことがある」


「おいおい、そりゃ怖えな」


「だろ?そんなやつ死んだ方がいいに決まってる」


「「ハハハッ!!」」


男二人はそう言って笑う。


そして綺麗な女子学生が突然、舞華を見て…


「ねぇ…皆木さん今、ここに座っているのに別の場所でも皆木さんを見たって人いるみたいよ。……」


と言う。そして一人がこう言った。


「まさかそれドッペルゲンガーじゃねえだろうな……」


と。


その言葉に三人が顔を青ざめる。そして一人の女子学生が「まっさか~」


と言った瞬間 バンッ!! いきなり後ろから肩を叩かれた。


「ひぃ!?」


悲鳴を上げながら振り返るとそこには、三人の会話を聞いていた舞華がその三人に近づき…


「ねぇ……あなた達……それは本当なの?」


と聞いてきた。


だが舞華の顔を見て三人ともすぐに分かった……いや分かってしまった。


今の彼女は普段とは違う雰囲気で目が笑っていない。そしてどこか恐怖を感じさせる顔だった。超絶美人である舞華の表情には迫力があり三人とも怯えていたのだ。


「「「ひっ……ヒィイイ!!」」」


「あ、あのごめんなさい……」


「本当にすいませんでしたぁ!」


「お願いです許してください」


と謝り逃げていく彼女達に舞華は何も言わずに見送った。

そして舞華は女子学生達が言っていたことを確かめるためにただ単に、好奇心が抑えきれなくなっただけなのだが彼女達は知る由もなかった。


その後、舞華は見回りながら歩きその光景はまるで獲物を狙う肉食獣のような眼差しだった。そして、次の講義に行くことも忘れて大学中を歩き回る。そしてひとけも全くなくなった。そして周囲を見渡すとやはりいないのか……そう思った瞬間、彼女の耳元で声が聞こえた。


「ねぇ貴方……お姉さんを探しに来たんでしょう?」


「っ!?」


突然の声に驚き振り返るとそこには自分が立っていた。まるで合わせ鏡のように同じ姿をした人間がそこにいる。


「あぁ……本当にいたんだ……」


そう言うと舞華は立ち上がり目の前にいるもう一人の彼女にゆっくりと近づいていった。そして抱きしめようと手を伸ばす。しかしその手が触れる直前、彼女が口を開いた。


「お姉さんもね……ずっと貴女を探していたのよ」


そう言うと舞華の手をとり指を絡めてくる。そしてもう一方の手で舞華の背中をさすり始めた。


「あぁ……すごく綺麗で素敵な身体……」

「そうかな?」


彼女はうっとりとした声で囁いてくる。舞華は恥ずかしそうにしながらも体を預けてしまう。そしてそのまま二人は抱き合いながら地面に座り込んだ。


「ねぇ……もっと見せて……」

「いいわよ……」


そうして二人の影は再び重なり合った。


舞華たちが出会ってから数秒もしないで互いに好意的で互いに顔をムニュムニュと揉むように触り合っている。そしてそのまま相手の唇に吸い寄せられるようにキスをした。唇に塗られたリップグロスが互いの唇に付着し合いより艶やかな色になる。

そして少しの間、お互いの甘い唾液を交換し合うような激しいディープキスを続けた。


「あぁ……好き……大好き……」

「私もよ……愛しているわ」


二人は舌と舌を重ね合わせて唾液の交換をしながら愛の言葉を囁く。そして舞華たちは舌を伸ばし絡ませ合う。さらに互いの両手を使い相手の胸や腰などを撫で回す。そして二人の間に透明な糸を引きながらようやく口を離すとそこには互いの混ざった唾液の橋ができており、それが垂れて切れ落ちた。


「はぁ……はぁ……ふぅ……凄かった。こんな気持ちの良いこと初めてだわ」

「はぁ……そうね。とても素敵だった」


二人は息を整えながら感想を言い合っていた。そして、チュッという音と共に唇同士がくっつき離れる。しかしすぐにまたキスをする今度は舌を入れあったディープなやつだ。


「んちゅ……レロォ……」

「じゅる……ピチャ……」


クチュクチュという水音が静かな場所に響き渡る。舞華たちはそれに構わず互いの唾液を交換しあう。やがて満足したのか口を離すと銀色の糸がひいていた。


「はぁ……はぁ……ねえ、続きは私の家で……」

「えぇ……行きましょう」


そう言って立ち上がると二人は仲良く手を繋ぎ歩き出した。そして数時間後には一軒のマンションの前に辿り着いた。その入り口には『皆木』と書かれた表札がある。舞華は鍵を取り出すとそれを開けた。


「さぁ入って……」

「お邪魔します……」


二人は靴を脱ぐとそのままリビングへと向かう。そしてソファーの上に並んで座った。


「じゃあ脱いでくれる?」

「うん……」


舞華は服に手をかけるとゆっくりそれを脱ぎ捨てる。するとブラジャーに包まれた大きな胸が現れた。それを見た彼女も躊躇なく自身の下着も外す。すると同時にブルンと揺れる二つの肉の塊が露になった。


「すごい……こんなに大きくて柔らかそうなの初めて見た……」

「フフッ、ありがとう。じゃあお姉さんも……」

「あっ……ちょっと待って。今は私がやる番だから」

「あぁ……ごめんなさい」


舞華が慌てて謝ると彼女はクスリと笑みを浮かべる。そして同じように舞華の胸に手を伸ばした。まずは優しく撫でるような感じで触れていく。


「どう?気持ち良い?」

「うん……でも少し物足りないかも……」

「大丈夫。すぐによくなるから」


そういうと舞華の乳首をキュッと摘まんだ。その瞬間、体に電流が流れたような感覚に襲われる。


「あああん!んん!いぃ!」


舞華の反応を見て調子に乗ったのか何度もコリッコリッと弄ってくる。その度に舞華はビクビクと跳ねた。


「凄いわね。敏感なんだ」

「あぁ……だってお姉さんがお姉さんに触れられてると思うと嬉しくて……」

「そう……ならこういう事はどうかしら?」


そう言うともう一人の舞華の顔が舞華の胸へと近づきパクっと片方を口に含んだ。そしてそのまま舌先でチロチロと舐め回す。


「ああぁ!だめぇ!そんなにしたゃらぁ!」

「んふふふふふ……可愛い声……」


もう片方も手で弄り始める。すると先程よりも強い快感が押し寄せてきた。舞華は必死に耐えようとするがその努力虚しくあっさりと限界を迎えた。


「ゥ!うぅ!!」


舞華が絶頂を迎えると彼女の口の中に温かい液体が流れ込んできた。それは甘く美味しい唾液だった。


「あぁ……素敵……」


ゴクリと喉を鳴らしながら飲み干していく。そして全てを飲み終わるともう一人の舞華は名残惜しそうにしながら舞華から口を離した。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


舞華は息を整えている。その姿はとても色っぽく扇情的だ。すると今度は彼女が舞華を押し倒した。そしてそのまま彼女の秘所に指を入れる。


「あぁ……ここもうトロトロだわ……すごく熱い……」

「んん……お姉さん我慢出来ないわ……早くちょうだい……」

「分かってるわ……お姉さんも我慢できないもの」


そう言って唇を重ね合う。そして同時にお互いの腰を動かし始めた。パンッ、パァンッと肌同士がぶつかり合う音が部屋に響く。


「あぁ!私の中きもちいいよぉおお!」

「あぁんっ、お姉さんもよ!最高よ貴女ぁぁあ!」


二人は互いを求め合い快楽に溺れていった。そしてしばらくして……


「「ッ!!!」」


二人は同時に果てた。そして余韻に浸っていると舞華が呟いた。


「ねぇ……これからもずっと一緒にいてくれる?」


その問いにもう一人の舞華は優しく微笑むと「もちろんよ」と答えた。


舞華はそれを聞いて満足そうに笑う。そしてそのまま唇を重ねた。


(これで私はお姉さんのモノ……ずっと一緒だよ)


舞華は心の中でそう思った。そしてその日からずっと舞華たちは愛し合っていた。そして今日も……


「あっ……そこぉ……もっと突いてぇ……」

「えぇ……いっぱいあげるわ……」


二人はベッドの上で交わっていた。彼女は舞華に覆い被さり激しく動く。その度に舞華の大きな胸が激しく揺れていた。


「あぁ……素敵……本当に綺麗……」

「んん……あぁ……私も嬉しい……」


彼女は舞華の顔をじっと見つめながらピストン運動を続ける。舞華もそれに答えるようにギュウウッとしがみついた。


「大好き……大好き……あぁ……んん……」


舞華は彼女の首筋をペロリと舐める。すると彼女はくすぐったそうな反応をした。


「ちょ、ちょっと……くすぐったいわ……」

「フフッ、いいじゃない」


舞華はそのままペロペロと舌を動かす。そして吸い付くようにキスをした。チュッという音と共に彼女の白い肌に赤い跡が残る。するとそれに気づいたのか、彼女も同じことをしてきた。


「どう?私のキスマーク……」

「うん、ありがとう。とても素敵……」

「フフッ、そう言われると照れるわね」


舞華の言葉に彼女は恥ずかしそうに頬を掻く。そんな彼女に舞華は抱きつくと耳元で囁いた。


「ねえ、もう一回シましょう?」

「っ!?……分かったわ」


彼女も興奮していたのかすぐに承諾する。二人は再び体を重ね合った。


「あぁ!また!」

「はぁ……はぁ……私も……中に出すわよ……」


二人は同時に達した。舞華の中には熱いものが注がれていく。彼女は満足そうに微笑みながら舞華の頭を撫でる。


「ありがとう。とっても気持ち良かったわ」

「うん、こちらこそ」


舞華はニッコリと笑みを浮かべる。それから数分後、二人は裸のまま寄り添いながら話をしていた。


「もうすぐ…出来るね…私達の赤ちゃん……」

「えぇ、待ち遠しい……」

「でも大丈夫かな?お母さんのお腹の中にいる時って凄い大変だって聞いたけど……」

「きっと大丈夫よ。私たちの子ならどんな事があっても平気だと思うわ。だから心配しないで」

「そっか。うん、そうだよね。ありがとう」


舞華は嬉しそうにお礼を言う。そしてそのまま彼女の胸に顔を埋めた。トクントクンと心臓の鼓動が聞こえる。それが心地よくて舞華は目を閉じた。


「ねぇ……このまま寝てもいい?」

「いいわよ。おやすみなさい」

「おやすみ……」


舞華はすぐに眠りについた。その表情はとても幸せそうだった。そんな舞華を見ながら彼女はクスッと小さく笑う。


「お姉さんはお姉さんとずっと一緒にいようね……お姉さん同士で」


舞華の願いを聞き入れるように彼女は優しく抱きしめた。これからも二人の幸せな日々は続いていくだろう。なぜなら彼女たちは……



永遠にお互いを食らい続け…死もなく老いもない。ただ永遠にお互いの肉体を求め続け、愛し合い続けるのだから……




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