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RARUΩARIAthird
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YAN DE

血に染まった手

腹部からは血が流れ

顔も切られ血に染まり腫れまであり

お洒落な服は破けていた。

何もかもが同じ箇所損傷していた。

そして双方ともに全く同じ容姿をした人間だった。

芳野寧々、プラチナブロンドのサラサラした綺麗な長髪に人形のような容姿これ以上に無いというほどに美しい容姿をしていた。芳野には付き合っている彼氏がいた。彼氏の誕生日に子をなそうと、襲ったのだ。だがドッペルゲンガーが現れ、邪魔をされ彼氏には逃げられ、その怨みをドッペルに果たそうとしたが殺し合いの末、前述の通り、包丁を持つ手は血に濡れ、腹部からは血が流れ、顔も切られ血に染まり腫れまであり、包丁が弾かれ、共に取ろうとし合いながらもそれを邪魔しようと抱きしめ合ってしまっていた。


「…はぁ…はぁ…邪魔だから退きなさいよ偽者」

「…はぁ…はぁ…邪魔はあんたよ偽者」

「偽者はあんたよ、はぁ……はぁ……」

「邪魔邪魔!!!」「邪魔邪魔!!!」

「邪魔邪魔!!!」「邪魔邪魔!!!」

「邪魔邪魔!!!」「邪魔邪魔!!!」

「邪魔邪魔!!!」「邪魔邪魔!!!」


お互いに腹部を殴り、足を蹴り合い同じ部分をぶつけ合う。どちらかが倒れるまでこれは続くだろう……いや、永遠と続けるだろう。お互いに負けたくないと欲望を剥き出しにぶつけ合っていた。


「死んじゃえ偽者!!」「死になさい偽者!!」


そう言って同時に意識を失ってしまったのだ……そして倒れたまま動かなくなった。そう死んでいるわけでもなく意識は朦朧としているが生きながらえているのだ。自分じゃない自分の綺麗な髪が鼻腔を擽る良い匂いが腹が立つ、好きな人の為に磨いた女体が今は憎い奴の体に苛立ちを抑えきれない、非常に苦しいし辛過ぎる。


「早く…死んでよ…」「お願いだから……死んでよ……」


唇が近づく、同じリップの匂いがする、ムカつく。


「早く死んで……この偽者……」


唇の距離は徐々に迫り寄る。もうすぐ触れるあともう少し、ほんとうに、すこし。

首を絞める力が弱まってしまう、普段は可愛い自分の顔、目の前の自分の顔は憎たらしくて、憎たらしくて堪らない。

でももう何もできることはない…このままだと死ぬだろう…だから…


「「憎いあんたとキスするの…嫌だけど嫌いな私にキスされて死ぬあんたが見たいから…してあげる」」


お互い目を開けて睨み付けて唇を近づける、嫌いなのに唇を交える2人……だがそれはとても甘い甘い甘美なキスでとても気持ちがよく、自然と涙が溢れた。憎い敵ではあるがこれは相手が勝手にするものだと自分を言い聞かせ相手の行動を待つ、自分の唇に同じ形の唇が押し当てられ舌が絡められる。


「「っ……」」


同じ感情になり自然と気持ちが高ぶった。でもお互いの見た目と顔は憎たらしいけど、キスは甘くてそれがとても心地よく、このまま時間が止まればいい、と思うが唇を重ねた罪の意識からか自ら離れる。

唇を離すと目の前には自分だけど、自分じゃない顔。長い睫毛、大きくて黒い目、大きい瞳に整った美しい鼻と口、薄い桃色の唇、真っ白な肌……全部が魅力的で憎い。


「っ……っ!」


自分が自分に奪われる悔しさに相手の顔を押しのけようとするが手が滑ってしまい、抱きしめてしまう。


「自分にキスされて辛いわね私……ふふっ」

「そう辛そうなの、私にキスされて嫌でしょう?私……」


耳元で吐息を吹きかけるようにそう囁かれ、ゾクゾクと背筋に何かが奔ってしまう。そして……憎み合っていた芳野寧々の精神は耐えれるはずがなく崩壊寸前だった。それを示すかのように頬を少し赤めさせて目をきつくする。


「…あんたのこと嫌いなのに憎いのに…っ!相性が良いなんて!!なんでこんなに気持ちいいのよ!?」


思わず口に出してしまいそれを認めるわけにもいかない言い訳のようなことを言うが説得力はまるでなかった。それを見て内心可愛くてしょうがないとずっと抑えていた欲が溢れてしまっていた。


「知ったこっちゃないわよ!私だって嫌なんだからあんたと相性良いの!」

「あんたが私を褒めているなんて皮肉ね!!…」

「同じ顔で…そんな表情されたら虐めたくなる……だから本当は憎いけど唇を通してあんたの気持ちが分かるから……」


耳にそっと息を吹きかけ芳野の思考を蕩けさせ耳元でこう囁く。


──溶け合おうか


彼女はまたキスを始める。お互いに舌を入れて激しくお互いを確かめ合うものへと変わるそして……


──そこから記憶は曖昧になりお互いの体液を交換した。気づけば意識は消え…


─────? そっか私死んだんだ。そうだ私死んだんだった……未練が強すぎるあまり自分の子供作ろうと…その前に自分自身によって殺されたのね。……後悔なんてしていないからいいけどこれで良かったか分からなくもある、もっと内面を選んで好きな彼氏でも作ればよかったかしら。なんで今まで気づかなかったのかしら、本当に馬鹿だわ……それにしてもここは…




彼女は虚ろながら目を開く。


「……ん……」


───白い天井にまるで病院のような…薬品の匂い、間違いない病院だ。なんで死んだはずなのに私は生きてるの?夢じゃない……どういうこと?……まだ息ある。そして記憶が鮮明に蘇る…何があったのかも理解してしまった。


「……!…」

「気がついたようだ…君、向こうも確認してきてくれたまえ」

「はい!」


白衣を着た医者らしき男が彼女を見て慌ただしい。

恐らく警察が来て今の状況を確認しろって言ってるのだろう、その時病室のドアが静かに開き一つの小さな影と長身の男が入る。


「yesなら頷きたまえ、君は芳野寧々だね」


「君たちはもう一人の自分と殺し合ったね?………君たちに本物も偽者もないよ……急な事とはいえ殺人は駄目だよ」


「君の彼氏はこの写真の人物か?」


男は芳野に写真を見せるだけど知らなかった…


「ではこっちかな?」


その写真は芳野の彼氏だった。


「そうか……最悪なパターンだな……………彼はだね指名手配されている人物なんだ…自らに好意を持つ女性のドッペルゲンガーを生み出す能力をもっていた……その能力は君が証明してくれたみたいだ……」


「そうだよ。それで今回を殺し合ったことだけど罪に問わないこととする。この話はここで終わりだ」


「!?」


意味がわからないと芳野は困惑する。


「君たち殺し合っただろ、で…血が混じり…どうしてか…体液まで混ざっているらしくてだな…遺伝子も全て調べたが全て一緒なんだよ、違いが一切ない、君たちを見分ける方法はないんだ、故に不問とする……」


芳野はそんなこと別にどうでもよかった。それよりもある大事なことが気になる。


「…ああ…もう一人の君と君は隔離しているよ…また殺し合ってもらっては困るからね」


───当たり前じゃない……酷い殺し合いだったんだから…


「もう1つ困っていることがある………その…だな……君は子供を産んでいるんだよ……」


「……は?!?」


芳野は思わず声が出た。誰との子だと彼氏とそういうことは出来なかったし、したこともない…そして……。

だがしかし今はそんなことより気になることあったが…すると彼は静かに答えてくれた…………


「今回の事は全てこちらにもわからない事が多すぎるんだ…妊娠するにしても期間は必要で様々なプロセスを得ねばならん医学でも科学でも証明が不可能なんだ。数日後会ってもらうが…産んだのは君だ…そもそも妊娠の期間もなしに産む事がおかしいのだが…」


芳野は普通に受け入れる……何者かわからない自分の子供のことを受け入れなくてはならないのが……とても恐ろしかった、愛せれるのかさえ不安なのだ。だがそれ以上に愛おしくなる時が来るかもしれない……それほどに子を求めていたのかもしれない。


──それにしても誰との子なんだろう…


「もう1つ遺伝子等を調べた結果…子供は君ともう一人の君との子供だ……」


──はぁ!?…じゃあ私達は………というかぶっ飛んだことしているのね私たちって。


…複雑な気分と新しい問題に気づく芳野。


「本当にお手上げ状態だよ…もしかしたら気づいているかも知れないが、戸籍と住居問題に…様々だね」


「戸籍に関しては何とかなるかも知れないけどね」


そして男は帰ろうし…


「まぁ時間は沢山ある…休みたまえ」


男はドアを開けて去っていた。芳野はこれからどうなるのか不安になった。

……これから自分に何が起こるのか?と。それでもドッペルゲンガーに滅茶苦茶にされた人生…それは向こうも思っているだろう平行線をたどりまた…殺し合いが始まるかもしれない……




───




芳野は眠ってしまった。そして数時間後…芳野の病室に忍びよる影があり、中には静かに眠る彼女がいる。


そして……優しく彼女の頬を撫でる手

芳野は寝ぼけた目を何とか起こす、すると目の前に自分の顔があった。鏡を至近距離で見ているようだったそれはあの殺し合った芳野だった…唇が柔らかい物に押さえつけられていた。芳野は何がどうなっているのか理解が出来なかった。


「んん……」


今度は前のキスと違い甘かった……もっとして欲しいと相手を求めるほどに甘く痺れる物だった……そして重ねていた唇をやっと離したと思ったらまた重ねられた、きっと向こうの芳野もそうされたかったのだろう。2人とも唾液を交換すると……再び口が離れた時にはギュッと抱き合っていた。

きっとこうもしたかったに違いないのだと思うと…


「隔離されているんじゃなかったの?それに私より回復しているなんて…」

「残念あんたと同じよ…あんたとキスしたかったから…あんたも同じでしょ?…息もピッタリのようね」

「そうだね……もっとずっとしていたかったからね」


ギュッとまたお互いに抱き合うと長い時間こうして抱き合っていた。数分間抱きしめあった後再びお互い離れる、そのことを確認すると頬を赤く染めてやさしく撫でる。


「ねぇ……責任とってくれるわよね?」

「あんたこそ責任とってよね」


「ええ、勿論取るわよ……子供がいるもの……」

「そうね」


2人の顔の距離が縮まってキスをする。


「ちゃんと責任取りなさいよ?」

「あなたもよ……」


2人は子供を育てることに決めた、責任を感じそして二人で育てる選択を取ったのだ……。


暗闇の病室に激しい口づけ音が響く……。同じ身体の二人は濃厚なキスをする。それだけで満足できず体は興奮し胸の先が膨れあがって硬くなっており下半身も熱くなっていた……


「んん♥️ちゅる、はぁ……れろれろぉ……」


お互いに向かい合い超至近距離で見つめ合って今度は芳野の方が彼女の後頭部を掴んでそのまま体を押し倒し濃厚なキスを再開する、完全に彼女を押し倒し上から貪るようなキスをしている状態だった。

そして時々互いの息継ぎをする時に顔を紅潮させながらお互いに興奮しているのがわかった……


「んはぁ……れろれろっ♥️」


唇を離せば今度は彼女のに顔を埋める


「ペロ……んん……」


芳野は舌だけで彼女を責めていた。すると彼女は両手を伸ばして芳野の頭を掴むと撫でる、今度は彼女が上になっていた。そのまま彼女の口が芳野の乳首を咥えると舌を駆使して舐めたり吸い付いたりして快楽を与えていく……彼女も彼女の真似をして唇で胸を愛撫する……徐々に舌で感じる息が荒くなるのが分かった。


そして今度はその胸が形を崩したと思うほど激しく胸を揉みしだいたすると更に彼女の息遣いが荒くなり芳野の身体中に痺れが走るほど濃厚なキスをしてきた。舌が入り口の中を犯しつくそうとし芳野の胸が強く揉まれている状態がとても快感であり芳野自身も興奮してきたのか彼女も手を胸にやって揉み始める。もうお互いの興奮は頂点に達していた……。彼女は胸と唇を離す……

もっと触れたかったと名残惜しくも感じるもキスをやめてしまうのが勿体ないと感じたようで唇を重ねて唾液を交換していると次第に芳野は息ができなくなった……鼻から息を吸おうとしたり顔を離そうとした瞬間に舌を入れられてしまう、再び唇を奪われたのだもがくりながらも体は喜んでいるようで快楽に溺れるのであった……

そしてお互い顔を離し口を離すけど目はトロンとしていた。


「はぁ……んくっ……激しいっての……私…あんたに殺されかけたんだから…手加減しなさいよ」

「はぁ……んくっ……お互い様よ…馬鹿…私だって…あんたに殺されかけたんだから…手加減しなさいよ……」


彼女達は互いに息を荒げながらやっと呼吸を整えた。息を整えるとまた互いの足を絡ませそして股に足をねじ込ませてスリスリと押し付ける。


「んん……っ」

「はぁ……♥️……これっ、やばいわね」


二人の股はすでに湿っていてそれを強く押しつければ水と蜜が絡み合ってとてもいやらしい音が立つようになった……


「あんたのせいでスイッチ入ったんだけど責任とりなさいよ」


芳野から上に体を動かしたため彼女が下になり足を掴むような形になって上下逆になっていた。そして彼女の顔をまたがった芳野は服を上下共に脱ぎ豊満な胸を露にすると一度フェラをし興奮していたのか硬くなった乳首が天井に向かって突き立たせているそれを彼女の唇に当てると静かに何度もキスをされその度にビクッ、ビクッと体が痙攣する芳野だった。


「はぁ……あなたのせいで私もスイッチ入っちゃたじゃない♥️」

「私もよ!」

「んっ!!」


彼女が堪らず片方にしゃぶりつくと強く吸い付きもう片方を強く揉み始めたそうすると胸からとてつもない快楽が流れ芳野の口から淫らな息が漏れ出してしまう。


「はぁ♥️んん♥️」


そして、互いに激しく責められていくとお互いの傷が響き二人はただ抱きしめ合って意識を落としていく……


────気づけばまた朝だった……抱き合ったまま寝ていたみたい。汗で凄いことになっていたけどシャワーは浴びないと駄目ね。起き上がると当然まだ胸と足が絡まり、私の長い髪とこいつの長い髪が交じり合っている。こんなに乱れるとは思ってもいなかったなぁ……


「もう昨日のような殺し合いはごめんだけど……貴女の子供欲しい気持ちもあるし♥️」


すると彼女の顔が近ずいて来ていきなり唇を塞がれる……ほんといきなりなんだからと思いながら彼女の口を塞ぐと物凄く唾液を求めてくる彼女に体がゾクゾクとしてしまっていた、甘い吐息を漏らしながら濃密なキスに没頭してしまう。

息を互いに整えると…


「「んっ…はぁ…おはよう」」


──舌は簡単に絡まり合う…



「ねぇあんた戻らなくてもいいの?」

「そうね…でも…」



二人はしばらくまた抱き合っていると白衣をきた男が走ってきて二人を見るなり顔を真っ赤にしてしばらく二人を見ていた。


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