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RARUΩARIAthird
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魔法少女 自分に墜つ

手入れの行き届いた膝まであるストレートの黒髪。小さな顔の整った輪郭に大きな目に鼻筋の通った鼻。桃色の唇は瑞々しくて艶やかなちょっと大人びた女子高生、吉川伶は俗に言うニチアサ系の女児アニメみたいな魔法少女になってしまった。そして今彼女は同じ姿をした自分のクローンと戦っていた。


「偽者は貴女でしょ!」

「違う!貴女が偽者よ!」


平行線の言い合いの最中、技を繰り出したのは伶の方だった。彼女の特技は火を操る魔法である。彼女の掌から放出された炎の波動が、向こうの伶を包み込んだ。しかしそれは相手の作り出した魔法防御シールドによって容易くかき消されてしまう。


「いい加減にして本物は私よ!」


彼女はそう怒鳴り散らしながら霧状となり、今度はこちら目掛けて突進してくるところだったので、伶は呆れた表情で…


「…馬鹿なの…いや本来は有効なのかもしれないけど…その技は」


風を起こし霧状を解かし…


「力技で突破できるのよ!」


両手を握り合わせ風を発生させ、そのまま振り上げながら振り抜いた。その瞬間強い圧力を伴った突風が吹きすさび、それに捉えられた彼女はそのまま吹き飛ばされた。


「な!?」


まだ宙に浮いたまま無防備になっている彼女にもう一撃食らわすように彼女に向けて手をかざし、力をコントロールし始める。すると球状の圧縮した空気の弾が現れ……


「貴女の負けよ……」


ドゴンッ! そんな擬音語がでそうなくらい突然に空から何かが降ってきてそれは土煙を上げながら地面に着弾し、グラグラと地面に揺れるほどの衝撃が走った。土煙が晴れていくと……そこには痛々しく膝を折りたたんでいる彼女の姿を背に…伶は去ろうとして扉に手をやった。


「貴女の方が偽物なのよ……」


弱々しい声が後ろから響き伶はため息を吐いた。


艶やかな黒髪を風に遊ばせ…


そして首だけ彼女の方を向けた。


「もういいのよ……正直もうめんどくさい、いや貴女が痛い痛いと言っているその傷を治す事くらいは出来るけど…治したらまた襲ってくるでしょ?」


そう答え。


「っ…」


再び去ろうとすると彼女がこんなことを言い出したのだった。


「…負けを認めれば良いんでしょう?立ち上がるのに手を貸してくれないかしら……」


それを聞いて少し沈黙してから再びため息を小さく吐いて手をかざし治癒を行った。そうすると掌からキラキラと輝く粉状の光が降り注ぎ、彼女は少しずつ痛みを感じなくなっていき立てるようになった。ゆっくりと立ち上がると伶の方を向いた。


「抱き締めてもいいかしら?」

「え…」


そして突然の抱擁に顔を真っ赤にさせて狼狽しながら…


「な、ちょっと!何、抱き締めて来るのよ!」


と拒絶の言葉を口にした。しかし抱き締める力は段々強くなっていくばかりだ。


「な、何なのよアンタさっきからッ……!!」


抱きしめられながらもそちらの方を向くと、彼女のその顔は高揚に充ち溢れ頰をピンク色に染め恍惚とした表情を浮かべているのがわかった。そして彼女は伶に…


「抱いたら駄目かしら?偽者とはいえこんなにも同じだもの」

「な!?まだ認めていないの!だがら私は本物よ!」

「じゃあなんでこんなにもいい香りがするのかしら?」


そう言うと自分の事を優しく包み込んでるように伶は感じた。


「あ、貴女だっていい香りよ…」

「そう……私の物にしたいくらいだわ……」


その言葉に


「な、何を言っているのよ!」


とたじろぎ少し後ずさると……彼女は更に言葉を続ける。


「ねぇ?私達相性良いと思わない?」

「どこがよ……ていうかいい加減離しなさいよッ!そもそも私達は敵同士なの……」


彼女を何とか引き剥がし睨み付けたが、そんな事もお構いなく妖艶に笑った彼女を見て何だか無性に恥ずかしい気持ちが胸一杯にしてきた。しかし目を反らせない程彼女からは力強さというか存在感が凄く溢れていて、それに飲み込まれるようなそんな気持ちに駆り立てられた。


「伶……」


そう愛おしそうにポツリと呟くと再び抱擁してきた彼女を払い退けようとして肩を押すようにして離れようとしたが、それで引き下がるような相手ではなくもっと力強く抱きしめてきて…


「…え…」


押し倒される形となったのだった。


「ちょ!?な……」

「逃げるなんて許さない……」


そう言うと伶の上になっている彼女はゆっくりと口を開きこう言った。


「大好きよ」


それを聞いて一気に顔を真っ赤にさせて


「だから敵同士なのよ!!」


そう叫んだのだった。それを聞いて妖艶に笑むと彼女の髪がサラサラと流れてきて甘やかな香りが伶を包んだ。それは今までのどの香りよりも心地よくて心に安らぎを与えてくれそうだった。


「貴女は美しいわ……」


そう言いながら顔を近づけると


「な、何が!?」


何て言おうものならその唇で伶のそれを塞いでしまおうかという距離にまで接近し、唇を奪おうとしてきた。流石に自分の大事なところを奪い兼ねなかったので、慌てて言葉を発しそれを制し逃れたのだった。


「だから駄目よ!そんな事してどうなるのよ!」


そう必死で諭すようにいったがしかし。


「別にいいじゃない……」


彼女も負けじと言い返してくるのだった。すると伶はムスッとした顔をしながら自分の唇を手で多いながら…


「わ、私は……初めては好きな人がッ!」


と必死に堪えるように声を出したのだが、それが彼女が火を点ける展開になるとは思ってもいなかったのだ。だがこういった事に手慣れぬというのは分かって内心満更でもない様子だった。少し色気を出しながらも呟いた事さえ気付かないまま彼女はもう堪らなく彼女に興奮していたのである。


「……始めてなのね?」


そう態と妖しく呟く彼女に…



ゾクッ!


と背中をぶるぶるせたのだった。そして未だ囁くような声で続けていく……


「私は貴女の初めてを欲しいわ……」


その言葉一つ一つを聞く度に背筋に何かが駆け上がってくる感覚を味わいながら……だがしかし自分は耐えねばならなぬのだと伶は必死に否定を繰り返した。それでもなおも迫ってくる彼女の表情は蠱惑的で恐ろしく美人だとそんなことを改めて感じた瞬間、伶は。


「だ、駄目……初めてはッ……」

「……伶の初めては…伶がもらうわッ!!」


そう言うと共に伶の唇を強引に奪おうと再び近寄ってきて……最早空気とか理性とか、そんなもので自分を駆り立てていたものをかなぐり捨てた。彼女がキスをしかけてきた瞬間に……伶はもうダメだという気持ちとやっぱり違うという二つの思いが頭を過る中で……それはとても甘やかだった。


「…………っ!?」


酷く甘くて柔らかくて果汁が滴るかのような瑞々しい感触が伶の唇を通して、愛という名の蜜を伶の唇に流し込んで来る……そんな蕩けそうになる感覚が身体を満たしていた。

唇と唇が柔らかに触れ合う感触が気持ちよくて、ボーッとする頭は気を良くさせた。それはとても長い事キスをしていて彼女からその禁断の果実味溢れる感触を楽しんでいることは悟られたがそれに気付くはずもなくキスをされていたのだった。そしてそれが終わると伶は心ここにあらずと言った感じで伶をボーッと見つめていたのだった。


「……」


そんな伶を見つめて彼女も伶をボーッと見つめていた。だが暫くして彼女の方はとても幸せそうな恍惚とした表情で呟いたのだった


「愛してるわ……」


伶も虚ろな意識の中でこう……答えたのである。


「……私は……貴女なんか……」

「じゃあ貴女を私の物にしていいわよね?」


そんな、妖艶な表情で彼女に問われたら……


「っ!ぅ…」


伶の返す言葉など決まっていた。そしてそのまま彼女が覆いかぶさって来た瞬間に我に返り始めたがその時にはもう時既に遅く彼女の唇と伶の唇は再び密着していた。先程の感触を思いだしながら、それを快感に変換される形で味わっている自分がいるのだがそれに気付いたところでもう遅かった。再び啄むようなキスに別の箇所も侵食されていったのだった…。


それは心…吉川伶は親からの愛を受けられずに育ってきた。幼少期に祖父の元に預けられ妖怪のような祖父に育てられ、俗に言う親から子への愛を全く体験することが出来なかった。その為か天涯孤独であった彼女に寄り添ってくれる人なんているわけもなく幼い頃から人との触れ合い方を知らず自然と孤高となっていった。そんな時代を過ごした彼女の生活は人と交わることなく自由なものにできたが反面空しく虚栄心をくすぐるだけの辛いものとなったのだ。


それを打開するために…飛鳥友菜が助けと願われた時には彼女のために●●●ブルーになって悪の組織と戦い…今も…だけども…。友菜が愛しているのは自分ではない…それを思うたびに自分などどうにでもなれと思ってしまうそんな毎日の繰り返し。それは今の友菜が自分と一緒に居てくれることを喜んでいなければならない、それは確かにわかっているけどそれでも彼女が自分を裏切ってるんじゃないかなどという思考に囚われ、それを繰り返すのだった。彼女への愛がある反面彼女のことは好きになってはいけないと……

そしてそれでも好きでいてしまう自分に嫌気がさす……

そういった葛藤は最早何回目かも忘れてしまうくらいループして繰り返すのだ。


だけどこんなにもクローンとはいえ彼女に愛されるのならば、構わないのではないかと心の何処かでそんな思いを抱いてしまう…


「伶…大好きよ」

「…ぁ……ぅ……」


そんな考えはまた彼女にキスをするように促されると簡単に流されていった……。

そしてまた心とは別に身体は相手を求め始めたのだ。抵抗して手を当ててくる腕はもう力が入らず、口だけの抵抗を見せたらその口を塞がれる…唇を吸われる…伶も彼女の唇を吸ってしまう。

そのたび甘い感覚を得て幸福感を感じていったのだった。あれだけ口づけを嫌がっていたのに今は彼女からの熱いキスを待ち望むようになってしまっていたのである。

もうこのまま…そんな開き直る思いとこんなことしていいわけがない!という背徳的な思いとの天秤が激しく揺れ動いた。そして二回目三回目も終わって口を離した所でまた再び


「愛してるわ……伶……」


そう囁くように言われるのだから理性が崩壊していき我慢するなど考えることができぬほどに伶の気持ちも快楽へと蕩けていく…。

優しく姉のように頭を撫でられるその感触が心地よく…


「可愛いわ…伶…伶がずっと一緒にいてあげる」

「でも…貴女はクローンで…それに…」


甘い言葉を掛けられて精神的に溶かされていくにつれて伶からは変なスイッチが入ってしまい本能の赴くままに口を動かした。


「私は……貴女が嫌いよ……んっ!」


そんな言動をしてみせても彼女は笑いながら答え


「そんなに顔を真っ赤にしてる子は冗談にしか思えないわ……ねぇ……そんな事より……舌出して」「な!?な、何を言っているのよ!や、やっぱり私は貴女の事なんか!んぐ!?」


そんな伶の言葉には取り合わずもう彼女を味わいながら舌を入れ始め、それに必死に抵抗するも力が全く入らずにただ意味のないため息を吐きながらそれは長い時間続いた。

そんな濃密な時間にクローンからのキスを拒否できずに受け入れている自分に気付いた時、彼女の舌の甘さにまで気付いてしまい身体全体でそれを感じていくのだった。そんな蕩けていく伶の口からは自然といやらしい息遣いと声が漏れ聞こえてくる……その状態がしばらく続く中不意にキスをやめたかと思うと、また唇に指を這わせながら愛の言葉を告げていった。


「何度だって貴女に唇を重ねてあげる」


そして愛おしそうに指で口の感触を楽しみながらも言葉が続けられる……その指だけでも心地良くなってしまう事が恥ずかしく感じていたがそんな事を考えている時に発せられた最後の言葉だったそれは酷く甘かった。




── 愛しているわ。



「~~~ッ!!」


そんな声も出せないような悲鳴に近い物を吐き出しただけだった。そして決心したのかごくりと喉をならし息をすると彼女の顔を精一杯見据えていると…

それを見てとても満足そうな表情を浮かべると優しく微笑み伶の顔を包み込むように手を当て再び甘くキスをし始めた……。


「んっ…ん…ぁ……」


彼女は今までしたのよりも、更に長く舌を絡めた口同士はお互いで求め合うように密着し口内に舌先が入り込み舐められれば快感が昇ってきた。同時に口から溢れる唾液を相手の中に送り混んでやれば甘い味がして心地好い……そんな行為は自分が逆に魂を吸い取られてる錯覚を起こしていても全然嫌ではなく寧ろ彼女と深く繫がってられるのならば何ていう考えにも発展していた。

それはあまりの甘さに蕩け魅惑的で類似した味すらない気がしたのだ……

そんな時間が何分……いや何十分続いていくかすらも解らぬ接吻が伶の何もかもが真っ白になる程激しかった事だけはわかる。

舌を入れられたらそのまま絡め取られる。歯の裏側をちろちろと嘗められるとこそばゆい気持ちで一杯になるのだ。そして力が抜けきった後に今どんな事を考えているのかを読み取られたのか優しい顔で……こんなことをいつまでも続けていられないのにずっと続けたいそんな気持ちになってくるのだから。そのきっかけに彼女から受ける濃厚なキスで絆され甘く蕩かされ欲望を抑えられなくなった身体は求めるように彼女の甘い蜜を欲した。伶が力なく弱々しくながら手を伸ばして彼女の頬に手をふれる……そして少し悲しげに囁いた。


「ぁ……んぅ」


もう閉じる事が難しくなった口からは唾液を垂れ流し目には涙すら浮かべていた……そんな状態を見ながらも彼女はより一層奥まで攻め込ませつつ甘い愛に溢れた言葉を吐いていったのだ。


「可愛いわ……伶……もっともっとしてあげる」


ゆっくりと語り聞かせるように紡がれる言葉が頭の中に浸透してくる度に言われるたびに勝手に心が満たされていくのを感じていた。そして彼女をぼうっと見つめながら、こんなことしちゃってるんだとか今更のようにそう考えるとこれ以上を拒もうという気が起きなくなっていってしまうのだった。伶は唾液に濡れいやらしく光る唇と再び重ね合わせて重なった唇を感じゆっくりと離れると共に舌先を出してもっととはしたない顔だと思われるくらいにキスをねだったのである。

そして今はもう準備万端になった舌を彼女の唇に這わしゆっくり時間をかけながらも何度も何度も撫でた。それだけでまたビクリと震えてしまうほどに背筋が反り返ってしまったのだがすぐにくる柔らかな心地良さを心待ちにして待つことしか出来なかった。早く触れて欲しいと思いながらただ唾液を垂らし待っていただけだったのだから……


「いいよ?舌だして」


そう囁かれて彼女の顔の方に目を向けると口を見せるように開けて待っているので少し戸惑いながらも舌を出したら先ずはゆっくり触れ合った瞬間──


「んくっ!?~ッ!!」


もう一杯いっぱいになってしまっていたのと濃密すぎる口付けに抵抗するのをやめて、されるがままとなっていた伶はいやらしく絡みつく彼女の舌のせいで息が出来なくなっている事に気付き苦しそうな顔で押しのけようともがき暴れ始める。


──苦しい



──だけど…



こんなの知らない……


美味しいけど逃げないといけないのに……


だけど体に力が入らない逃げられない!


もう逃げようという気持ちすら起きない!!


そう彼女が深く思い知りながら溺れてしまいそうなほどひたすら貪欲に求めあっていく。


最早それは獣同士のような愛情表現を真似たものだったが、クローンだからだろうそんな滅茶苦茶な事をやっているのにも関わらずひどく心地好さそうな顔を浮かべてしまうのだった。


そうしてクローンの体に全てを委ねていると


「嫌なら嚙んじゃっていいからね?」


口づけの間中そうやって言われているのだがこれ見よがしに舌先をころころと転がせてずっと味わっているのだから断れるわけもない。

ただ相手は、自分が触れ合っている彼女の唾液でさえ己を満たしてくれている事実が確かにあった為に本当に彼女が満足するまでこの行為を受け入れたいと思ってしまうのだ。


その結果── 


──ぁ、この味好きぃ……


もっと欲しい……



この彼女でなくともそれこそ友菜の物でもない限り心を満たしてくれる物なぞないと思っていたはずなのにどんどんと満たして欲しくなってしまっている事に気付いた時には、まるで強欲そのものだった。


……どうして?


私はこんなに欲深い人間だっただろうか? その時にやっと気が付いたのだがクローンといえどそれが自分と同じ思いとすら思われる発言を口から出しているんだから嬉しさを抑えろなど無理な話だった。ついに彼女は濃厚な舌の絡み合いすらも解いてしまいゆっくり離れていくそんな光景をぼんやりして眺めていると


「やりすぎちゃった?苦しくなかったかしら?」

「……大丈夫……だから」


心配そうに告げている彼女の顔から目が離せずに片目を閉じながら呟くようにして答えまた目を閉じた。まるでおねだりするような仕草に彼女の理性を溶かし本能を刺激していくが彼女の意思は硬く言葉に出すような事ははしなかったが……


彼女にはどうしたいか全て察しているような微笑みを向けていた。いや実際ただ興奮していただけなのだから言わずとも伝わるというのは当然の話である。けどそれでも彼女の優しさに嬉しく感じてしまったのは確かだ。ただ気遣わしげな声で


「力…抜いて……」


その言葉が無駄になっていく事も解ってしまうくらい伶はそれにすら興奮してしまっていた。


「うん…」


彼女は伶の下部を覆っている衣装を破り、秘所に指を触れさせてみるとくちゅりと指を濡らしていくと秘裂にそって何度か行き来させるとその気持ちよさにヒクヒクと震わせ蜜を垂らし始めていた。


「触る前からこんなにしちゃったの?ほんとエッチな子ね」


そうわざと呆れたように言いながらも蜜を指にたっぷり絡ませると固く閉じられた部分を解すように弄びゆっくり穿って行ったのである。その度に熱く蕩けてしまいそうな快感にビクビクしながら身体を震わせ気持ち良さに耐えていると耳元に顔を近付けそっと息を吹きかけながらこう言ったのだった。


「なでなで……気持ちいい?」


そうまるで暗示にかけられるように優しい顔で見つめられながら言われると抗うことも何もせずにただひたすらに頷いてしまうのだった。そして言った後に熱く滾っている彼女を感じていた芽を摘みくりくりと弄ってやられ胸を反らせながらもどこかで何かがプツンと切れた感覚を最後に感じると


「ふにゃぁあっっ……!んぅ!」


力が抜けきり口の閉じ方も解らなくなり快感を訴えていたが彼女の甘い言葉を聞くだけでもっと気持ち良くなりたいといった風に吸い付くようにして反応するだけだった。そしてふっくらと膨らんだ部分に触れると甘い電気のような物が体の奥で弾け


「ぁぁぁぁ!!」


ただでさえ触れられただけでとんでもない快感なのにそこに媚薬まで追加されると理性など残っているはずもなくもっと自分の中を埋めて貰うことしか考えられていなかった。しかしそんなことに気付いているように彼女は焦らし続けていくのだった。

それでもこの甘ったるい愛撫も伶が限界を迎え始める頃まで続いたのだったが遂に耐えきれなくなると腰を揺らしながらおねだりをしていたが彼女は指を秘裂の上で留めたかと思うと蜜壷から離して表面を擦っていく刺激に変えただけだった。


「……ふぇ……どうして?……」


触れていて欲しい場所に触れられなくて悲しげな声をあげていた。その彼女は直接口には出してはいないが焦らすことで淫らな気持ちを昂ぶらせているのが一番の理由であることはわかっていたのだがそれを優しさなどと勘違いをしたのだ。その結果一番手っ取り早いもの……

彼女にとってそれは余りにも効果が大きすぎたが快感を得る為にはそれを挟まずにはいられなかった。いわば身体が本能的に要求したと言ってもいいだろうそんな快感に伶自身の欲望が強く働いてしまったのだ。だが言葉に出して強請らせようとしたのだが


「お……お願い……焦らさないで……」


そうして消えかかってしまっている理性から放たれた切実たる欲求が口に出されてもう後には引けずそれしかないとそう思えたのだ。しかしその思いはあまりにも甘い言葉に逆に彼女の何かを溶かしていくだけだった──


「……わかったわ」


そう言うと再び顔を耳元に近づけ甘く囁くのだった。


──何が欲しいの?



そう言われるがまま口にする事を許されていたが流石に一瞬戸惑うが、伶は欲望のままにその言葉を絞り出した。


──……て



「なに?ちゃんと言って?ちゃんと言うまで焦らすわよ?」


そんな誘惑めいた言葉に耐えられるほど今の伶には強靭な精神を持ち合わせているはずもなかった伶は欲望に忠実になると彼女がして欲しいことを過不足なく全部伝えてしまっていた……


しかしそれは決して言葉にしているとは言えず途切れ途切れなものであったため、それでも伝わったとしても彼女の意地悪さに拍車をかけただけである。結局その後伶は再び言葉の一つ一つも確認させるように言わせられていたため再び蕩けてしまった彼女にもどかしさを遺すだけだった。


「伶…さあ足を広げて?もっとよ」


そうされると恥ずかしそうにぶるぶるしながらも開かれていく太ももの内側まで蜜を垂らしていたがその姿に彼女は更に大きく息を呑み伶の中に自らの欲望を埋めたい気持ちばかりが膨らんでいくのを感じると共に少し悪戯を仕掛けたくなってしまうのもやぶさかではないと思いながら小さく開けていた口元が大きく歪んだ笑みを浮かべはじめ最後の手を打ったのだった……


すると最早彼女だけを追い求めている伶は勝手に彼女に従順に従い股を大きく開きひくひくと待ちわびるかのように待っているのが見えた。しかしそこで彼女が油断していると見せ掛け焦らしていた事にして仕返しをするべくいきなり柔らかくなっているのに快感を欲しヒクついているそこを指で柔く押さえるのだ。そうされると想像すらしていなかった強烈な快感に堪らず。


「ふにゃぁああっ!!」



大きく喘いでしまうのだった。


「気持ちいいかしら」


そう悪戯っぽい顔をしている彼女とまともに目が合わせられない事と焦されている強烈な快感に否定なんてできずコクリコクリと小さく頷くとニヤリと口角を吊り上げ彼女はとどめの言葉を告げる。


「そっか──もっと気持ちよくしてあげる」


そう言われるがままゆっくりと指を物欲しそうに涎を垂らしながら口を開け待っている膣へと穿たれ彼女の指が中で暴れだすたびに喘ぎ体が跳ね淫らになっているその姿を「可愛い……」と彼女に言われるだけで堪らなくなっているのを見透かされているのだった……


そんな状態で耳まで嬲られ唾液を足されて包まれてしまうともっと気持ち良くなれるんだと言い聞かされるような形で分泌されていたのだった。


「もっと鳴いていいのよ?いやらしくて……みっともないくらいね?」


その言葉通りにくちゅくちゅと響き渡るほどの水音を立てられて体は快感に身を委ね、言葉を奏でるような声はどれも惚けて仕方がないのだろうという声しか出せずにいるのだった。


その伶の声を聞きたくて息吹きかけるように彼女の耳に届けるように


「まだ足りないでしょ?もっと頂戴よ……私を求めているあなたの鳴き声を!!」

「くぅ……ああっ……」


そう体をくねらせながらたまらない快感から逃れようとしているのかもしれない。


「ふふっ」


そんな声を聞いて嬉しそうに小さく笑いながらぐちゅりと聞こえそうなほど深く入り込み彼女はざらついた所にあるという事を伶に覚えさせさせようと思った。そんな刺激になる部分がとても弱いという事は理解していたが膣中を弄られている伶は身悶えるほどの強い快感しか感じられなくなっておりただただ逃しようのない強烈な快感を与えられた事しかなかったのである。


「やっ……しょこはだめぇぇっっ!」


それでもこの後自分がどうなるのかを覚えていない。


一心でぐちゅぐちゅと責められ続けていると伶は殊更大きく身体をぶるぶるさせると激しい声を出し蜜壷からプシッッ!っと音を立てるように勢いよく潮を吹いてみせた。


「ふふっ……」


そんな彼女の様子にクローンは口角が上がるのを自覚した……


「お姉ちゃん…だいひゅき」


だがその後伶は呂律が回らなくなってきているらしく舌足らずな言葉を発していたのだ。

その視線は惚けてしまい定まってない様は何かを待ち望んでいるかのように瞳をうるうるさせていて早く欲しいとでも言いたげな顔である。


そんな彼女を満足げに見た後まだ濡れそぼっているのにも関わらず満遍なく舌を這わせるためにちゅっちゅと音を立てながらゆっくりと唇で肌を味わっていくように口付けをしていく。



────




「伶…そんな」

そんな彼女の様子を飛鳥友菜はモニターで見せられていた。


「まさか始めはやられて焦ったけど…落としてくれて助かったわ。いや~本当に強いね。ありゃ、二人がかりでもやられるわけだ」


彼女も自らのクローンと対峙していた。


「…伶」

「じゃあ…殺し合おうかアタシの偽者」


だけどその友菜のクローンの手を止めるものがいた。



「ちょっといいかしら?」


伶のクローンだった。


「っ!?」

「見てたよ伶…これ殺すの手伝ってくれよ」

「嫌よ」

「はぁ!?何言っているんだ?」

「私伶と普通に暮らすから組織抜けるわ」

「はぁ!?だから何を言っているんだ!」

「そうだぜ!伶はアタシの!」

「妹を巻き込んだ馬鹿に妹はあげないわ!」

「ちょっと!?何を馬鹿な事を…」

「ちょっと待ってよ!お前は伶のクローンなのにどうして…」


そんな友菜達を尻目に伶のクローンは眠っている伶の元に寄り添う。


「だって伶は私のだから」


そう言って去っていった。


呆然する友菜と友菜のクローンは暫く二人はその場で佇んでいた。


──────


ちゅ


「ちょっと……」


少し苦しげに顔を歪めて……


「そっちこそ…」


そう言って燃えるような真っ赤な綺麗な髪を撫でて絡め…


「いきなり舌舐めてくんなよ」

「いきなり舐めてきたのはそっちの癖に…」


唇を重ねて…


「ファーストキスなのに…」

「アタシだって…」


唇を塞ぎ合い


「なんだよ始めての癖に……」

「そっちこそ…なんだよ始めての癖にアタシに…」


どちらともなく音を立てて交わしあった唇はやがてどちらからともなく啄みあい始める。始めはとても恥じらっていた様にぎこちなく次第に淫らに口を重ねて行く…


「アタシの唇にお前のグロスが移るだろ」「何?お前、アタシのグロスが付いたのが気になるのか?」 


そう言って、そこで一息溜める様な間を挟んだ後に続けて…


「そりゃアタシの唇からお前の匂いがするんだよ」

「つけてねぇ、お前が悪いんだよ馬鹿…」

「馬鹿はそっちだろ」 


そう言って互いに舌を出し唇をぺろぺろと舐めていき唾液を絡ませるのだった、とても濃いものを出し合い何度も絡め合えば口の端からは呑み込めなかった白い雫が飛び散っていやらしく淫猥な雰囲気を醸し出し…


「お前エロい顔すんなよ?」

「はぁ?そっちこそそういう顔してる癖に」

「お前こそエロいって……」 


再び舌を出していやらしく絡め合わせて吸い上げながらもっともっとと言うかのように求めて行った……。やがて我慢が利かなくなりもっと深い物を望むように伸ばした舌が合わさった瞬間、どちらともなく舌を引っこ抜くようにして離しながら口をパクパクさせ始め唾液の水音を立て…


「……じゅる……はぁ……んっ……んはぁ……」

「……じゅる……はぁ……んっ……ぁ…ん…はぁ…」


そろそろ耐えきれなくなったのかその限界を伝えてくる音を出し始めて二人は口を離したのである……。その際お互いの舌が離れないように、そして糸が切れるまで切れてしまわぬようにか互いに舌で絡み合わせてた為なのか離れる時に二人の舌に繋がれた橋は粘着した唾液が伸び切ってまだ物足りなさそうに名残惜しそうに最後まで二人を繋いでいた。それを確認しつつ目を合わせると先程までキスしてたことを思い出させるかのようにまた、これからする事を意識させるかのように無言でキスを始めた。


……そうして互いに口の中で舌は厭らしく絡み合って息が苦しくなるまでの長いキスを途切れさせずに夢中になって唾液が送られてないことも気にせずに飲んではそれを味わい嚥下し……

そんな淫らな音を立てながらやっと口を離したときには互いの舌を唾液が糸で名残惜しそうにぷつりと切れていて双方ともに口元は銀糸とグロスで汚れてしまっていた……がそれでもまだ興奮は治らずキスの続きと再び舌と舌を絡め始めるのだった……そうしてもう一度キスをしてから互いに離れ…


「「変態偽者…」」


だが二人共情欲を隠しきれない瞳で互いの肉体を舐めるように視線を這わし、昂った感情を抑えきれぬ様子で情欲を抑えられないように熱に当てられてしまっているかの如く淫らに戸惑いと困惑の中見つめ合い…リップ音が響いた。



────────



数週間後。


町では二人の魔法少女が活躍していた。



「ねぇ…お姉さん達どうして二人とも赤なの?普通どっちか青とかになるんじゃないの?」


一人の子供が二人に問う。



「どっちも赤が好きだから…じゃ…駄目か?」


麗しの紅の髪を靡かせながら答える。


「でもどっちも同じ名前だと判別つくの?」


その子供に問いに麗しの紅の髪を靡かせた美しい髪に麗しの紅の髪を混じらせて


ちゅ



「はぁ…ちょっと子供の前だぞ」


唇を離すと舌先を出して口の端に着いた甘い唾液を舐めてから深く心に刻まれたような支配者然とした様子で厭らしく笑みながら…


「良いだろアタシ同士なんだから」


唇と唇が少し離れて唾液が垂れる。


それがとても美しくて…




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