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西連寺春菜


西連寺春菜は困惑していた。

「う、うん……えーと……」

春菜の前には自分と同じ顔、同じ姿をした女性がいた。

(双子だったっけ?でも私一人っ子のはずなんだけど……)

しかし目の前の女性は間違いなく自分だ。ショートの髪は艶やかでサラサラで少し首を傾けるだけでサラサラと流れるように綺麗に落ちる。顔も春菜自身が評するのはナルシストみたいで嫌だが可愛くてどこから見ても自分そのものだ。

彼女は鏡に映った自分ではなく、確かに実体として存在していた。

「あ、あの」

「は、はい」

恐る恐る尋ねると返事が返ってきた。声までそっくりだ。

「あなた誰なんですか?先生は…私が二人になったと言っていましたけど……」

「あ……ごめんなさい、私にも何が何だか……」

彼女もまた不安げな表情を浮かべ

「あなたも誰なんですか?」

顔を近づけながらそう聞いてきた。

「わ、私は西連寺春菜だよ」

「わ、私もです」

(これは夢なのかな?それともドッペルゲンガーとか?)

春菜は自分の頬をつねってみた。

「痛っ!」

痛みを感じるという事はやはり夢ではないようだ。もう一人の春菜も自らの頬を引っ張っていた。その行動も同じだった。何か気持ち悪い感じがする。本当に自分が二人になってしまったのかと怖くなる。

春菜は彼女が何者かわからない以上下手には動けないと思い、様子見する事にした。するともう一人の春菜の視線が春菜の髪に注がれている事に気付く。

「どうしたの?」

「いえ、私の方こそごめん。髪がとてもお綺麗だったから」

「毎日手入れしてるからね。そういうあなたの髪も綺麗だよ」

春菜の言葉を聞きもう一人の春菜は顔を赤らめていた。

「ありがとうございます」

褒められて嬉しかったらしく少し俯き加減になっている。

お互い無言になる。春菜はこの状況について考えていた。何故自分は学校で倒れたのか。そしてこの謎の人物は何者なのか。しかし答えが出る事はなかった。ただ時間だけが過ぎていく。

どれくらい時間が経っただろうか。不意に視線が合った瞬間、恥ずかしくて微笑むともう一人の春菜は恥ずかしそうに微笑んだ。それがあまりにも魅力的で一瞬にして春菜の心を奪い去った。そして二人の心がリンクした。まるで魂が繋がったような不思議な感覚を覚えたのだ。「えっと……」

「あ、あの……」

「「あ」」

同時に話し掛けようとした為また言葉が被ってしまった。そしてお互い譲り合いながら話す事になった。

「そっち先いいよ」

「そちらこそ」

何故か敬語になってしまう。それほど緊張しているのだろう、共に。

「じゃあお先に…ベッド一つしかないけどどっち使う?」

「あなたが使ってもいいよ」

「そんなわけにはいかないよ」

「大丈夫だよ、あなた疲れてるんでしょ?」

「あなただって疲れてるじゃない」

どちらとも引く気配はない。二人は無意識に近づいていた。もう少しで手が触れ合う距離だ。ドキドキしながらも相手の事をよく見てみる。同じ顔、同じ体なのに彼女を見て可愛いと思ってしまった。自分と同じ姿なのに……。それに良い匂いまでしてきて

(変だよね……こんな状況だからかな?)

春菜は自分自身がよくわからなかった。彼女の吐息がかかる程近い距離にいると頭がボーッとして何も考えられなくなってしまう。そのまま身を任せてしまいたくなる衝動に駆られる。

その時、部屋に置いてある時計が鳴り響いた。

「きゃ!」

「うわぁ!」

突然の事で驚いた春菜達は思わず飛び退いてしまった。春菜は自分の胸を抑え呼吸を整えようとしていた。一方、もう一人の春菜も同じように胸を抑えて呼吸を整えようとしているようだった。心臓の音が激しく脈打っている。

(びっくりした……今のってまさか……)

自分の鼓動が落ち着くのを待って再び相手を見るともう一人の春菜は頬を赤く染めたまま俯いていた。

(かわいい……)

春菜は素直にそう思った。それと同時にもっと近づきたいと思った。

(でも……)

春菜はさっきの出来事を思い返す。急に飛び退いた時彼女に

(私……何をしようとしたんだろう……?)

春菜自身自分がしようとしてしまった事が理解できていなかった。それはもう一人の春菜も同じで二人は同時に自らの唇に触れていた。そして

((どうしてなんだろう自分の唇なのに彼女の唇が……))

そこまで考えてハッとなり慌てて思考を止める。

(私ったら何考えてるんだろ!?)

(私ったら何考えちゃってるんだろ!?)

二人が動揺する中、もう一人の春菜がリップクリームを取り出して唇に塗っていた。

「あ、それ私の…」

「え…あ、ごめんなさい」

もう一人の春菜は自分の持っている物に気付きすぐに謝ってきたが

「……ん」

「?」

もう一人の春菜が近づいてきて唇を突き出してきていた。春菜は恥ずかしがらながらも

「え…あ…き、キス…するの?」

「……か、関節…き、キス……」

よく聞き取れなかったが彼女は顔を真っ赤にしながら春菜の顔を見つめてくる。春菜も目を逸らす事もできず見つめ返した。

二人の鼓動がまた激しくなる。まるで全身の血流が加速しているようにドクンドクンと音が聞こえてきそうだ。そしてお互い少しずつ近づくと唇が触れる寸前で止まっていた。あと少し、ほんの数センチのところで止まったままだ。それでも二人の鼻と鼻は触れ合っていた。互いの体温を感じながら

「…しちゃったから…キスしよっか……後…このリップ…私のでもあるから……」

「え……あ、うん…」

ゆっくりと、優しく、愛おしむ様に、そして確かめるかのように口づけをした。それはとても長く永遠に続くのではないかと思うほど心地良かった。互いの唇は想像していたより遥かに柔らかく温かかった。

初めての体験に二人は同時に離れるとお互い照れ笑いをしていた。しかし、まだ終わりではない。

「あのね、言いにくいんだけど……もう1回……してもいい?」

答える間もなくもう一人の春菜は春菜に覆い被さるようにして強引に抱き締めてきて唇を重ねてきていた。もう一人の春菜のサラサラな髪が春菜の頬を撫でる。その感触と匂いが気持ち良くてうっとりしてしまう。一回目よりも唇が熱く感じた。そして舐めたわけでもないのに甘く感じたのは気のせいだろうか?しかし春菜にはそんな事はどうでもよくなっていた。ただひたすら相手の事を感じていたかった。それだけだった。

そしてまた唇が離れて至近距離で見つめ合う。春菜も自然と笑みを浮かべていた。そしてまた唇を重ね合わせる。

そして何度も繰り返すうちにいつの間にか夢中で繰り返していた。その行為は中毒性が高いようでやめられなかった

「んっ、ちゅ、はぁ、ふぅ、むぐ、むう、ん、む、む、む、む、むう、むむ、むむ」

「んっ、ちゅ、はぁ、ふぅ、むぐ、むう、ん、む、む、む、む、むう、むむ、むむ」

そして、気付いた時には息継ぎもせずお互いずっとしていたようだ。

「ぷはぁ! はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

息苦しくなった為お互いに離れたのだ。呼吸を整えようと息を吐けばその息が甘くて頭がクラクラした。それは相手も同じなのか二人とも呼吸が荒い。

「あなた……凄すぎ……窒息するかと思ったよ」

「そっちこそ……こんなに激しいなんて思わなかった」

「だって……あなたの唇……柔らかくて、甘くて、素敵だもん」

「……そっちこそ…………蕩けそうで……癖になりそう……」

二人は潤んだ瞳で見つめ合い、そしてどちらからともなく顔を近づけて唇を重ねた。

今度は先程と違い軽いものだった。啄ばむような優しいキスだ。

「ねぇ……もっとしたい……」

「私も……でもこれ以上は……」

「お願い……あなたとなら……」

「私だって……」

春菜は拒むがもう一人の春菜は春菜の肩を掴みまたベッドに押し倒した。春菜は抵抗しなかった。むしろ望んでいた。自分と同じ顔の相手に求められる事に喜びすら覚えていた。そのまま二人は唇を重ね深く唇を重ねる。乾いた部屋に互いの潤った唇同士のリップ音だけが響く。舌を絡ませる訳でも唾液を交換するわけでもないのに不思議と満たされていく感覚があった。響くリップ音を聞いていると脳まで溶けてしまいそうだった。このまま時間が止まればいいのに……そう思うほどだった。

どれくらいそうしていたのだろう。

ピチャ……クチュ……ヌチュ……

不意にリップ音が止んだ。そして春菜達は名残惜しそうにゆっくり唇を離した。唇には彼女のねっとりした唇の感触が残っていた。

「ごめんなさい……つい……」

「ううん……私も同じだから……」

「ねえ……」

「なに?」

「もう少し…キス…していいかな……?」

「うん……私も同じこと思ってた……」

二人はクスッと笑うともう一度唇を合わせた。それから二人は何度も唇を合わせ続けた。春菜達はいつしかキスに対する抵抗がなくなり、何度唇を合わせてきたのか春菜達にはわからなくなっていた。今は春菜がもう一人の春菜の上に覆い被さって唇だけじゃなく全身で絡み合っていた。服がシワ

になる事も気にせずに春菜の体をもう一人の春菜の体に押し付けるようにして抱き締めていた。

「んっ、ん、んんん~!」

キスをしながら春菜はもう一人の春菜の髪を撫でる。もう一人の春菜も同じように春菜の頭を撫でていた。春菜はもう一人の春菜の甘い匂いに包まれて気が狂いそうになる。

(何これ!? 体が熱くて頭おかしくなりそうなのにすごく気持ち良い)

心の中で呟きながらもう一人の春菜の体を強く抱き締める。今までの行為とは比べ物にならないほど心地良かった。もう一人の春菜の唇の柔らかさ、温かさ、体を抱き締めると感じる柔らかい胸の膨らみ、甘い匂い、体の体温、何もかも全て自分のもののような安心感、全てが愛おしかった。そして春菜の体は自然に動いていた。そして春菜の手がもう一人の春菜のスカートの中に入り込む。そしてショーツの中へ手を入れようとする。しかしその時

「「はっ」」

春菜達の理性が突然戻って来た。そして慌てて手を引き抜き相手の様子を確認する。そこには息を乱し頬を紅潮させた自分の姿があった。そして二人の視線がぶつかる。

「あ、あの……」

「えっと……」

二人はどうすればいいかわからず狼乱していた。

「「あ、あの……」」

「「あっ」」

そしてまた言葉が被る。気付けはまた唇を重ねていた。そしてそのまま二人は再び互いを求め合うように激しく抱き合った。そして求められ、そして自分も相手の事を求めていた。二人はもう自分が何をしているのかわからなかった。ただ本能のままに求め合っていた。その後、どのくらいの時間そうしていたのかわからない。二人は時間を忘れて互いを求め合った。

そしていつの間にか夜が明けていた。いつの間にか眠っていたようだ。

「あ、おはよう」

「え、ああ、おはよう……」

二人は顔を真っ赤にして挨拶を交わす。お互い照れ臭そうにしている。昨日二人になったばかりなのにキスをして恋人でもないのに抱きあって一緒に抱き合って寝てしまったキスまでして、今更ながら恥ずか死にそうだ。

「「ふふっ」」

二人は同時に笑い出す。そしでまた恥ずかしそうに微笑みあった。そして歯を磨いて身支度を整えると春菜は鏡を見ながらリップを塗っていると。もう一人の春菜は髪を整えていると。もう一人の春菜は髪を整えていた。そしてもう一人の春菜からの視線が熱い。まるで何か言いたい事があるかのように。

「……ねぇ……」

「ん? なに?」

「また……してもいいかな……その……キ、キス」

「う、うん……リップ塗ったばっかりなのに?」

「私も塗ったばっかりだよ」

「その…私とあなたってその……まだ二人になって2日目だし…付き合ってもないのにそんなにしたらダメだよね」

「私もそう思うけど……でもあなたを見ていると我慢できなくて……」

「うん……わかるよ。私も同じだから」

「キス…しよ…」

「でも…このままじゃ…自分同士で溺れちゃいそう……」

「いいよ……あなたとなら……二人で溺れても……」

「駄目だよ…」

抱きついてくるもう一人の春菜を拒み下がるがすぐ壁に当たってしまう。もう一人の春菜は春菜の顔の横に両手をつく。自分に壁ドンされているような体勢だ。自分に壁ドンされるなんて不思議な感じだ。しかももう一人の春菜は顔が近い。もう一人の春菜の吐息が顔にかかる。

「ねえ、キスしたいよぉ……」

「で、でも、こんなのおかしいよ自分同士で…こんなの…」

「おかしくないよ! 好きな人とキスするのおかしいことじゃないよ!」

「す、好きって……」

「私の事嫌いなの?」

「き、嫌いじゃないよ…でも…自分同士で好きだとかそういうのはちょっと違うっていうか……なんか変だと思う」

「私はあなたの事が大好き……ううん、愛してる……だから……」

「ちょ、待っ……んぐぅ!?」

もう一人の春菜に強引に唇を奪われてしまう。そして抵抗しようとしたが抑え込まれ唇を貪られる。丁寧にキスされ、吸われるようにキスされたあと唇を犯し尽くされてしまう。

「ぷはぁ! はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「ま、待って、落ち着いて、ね?」

「嫌っ」

「んっ!?」

もう一人の春菜は再び春菜の唇を奪う。今度は春菜の舌を強引に吸い出してくる。

「ん~!」

もう一人の春菜の強引なキスに春菜は抗えなかった。そしてもう一人の春菜の口の中に春菜の唾液が流れ込んでくる。それは甘くて、蕩けそうなほど熱くて、濃厚で、飲み干すと体がさらに火照り出した。もう一人の春菜は春菜の頭を掴んで激しく何度も唇で春菜の舌を犯す。もう一人の春菜はもう完全に春菜の虜になっていた。春菜の舌をフェラするように唇で何度もしゃぶってくる。春菜の舌の感触に興奮したのかもう一人の春菜の呼吸が荒くなる。春菜の舌は柔らかくて甘くてもう一人の春菜は腰が砕けそうになるけどフェラをやめない。

「やめてぇ、これ以上されると、頭おかしくなりそうなの」

「ごめんなさい、無理ぃ、もっとして欲しいの」

もう一人の春菜の理性は完全に崩壊していた。

「お願い、止めないと、私、おかしくなる」

「私だっておかしくなりそうなの、あなたと一つになりたいの」

「だめ、もう、戻れなくなる」

「戻りたくないの、ずっとこのままでいたいの」

「お願い、キスだけでいいから」

「ダメなの、それ以上しちゃうと、キス我慢できなくなる、もう、我慢できない、んむぅ」

「ん、ちゅ、じゅる」

もう二人のキスは止まらなかった。二人の唇から溢れる水音だけが響いていた。

「ねえ、唇だけじゃなくて、もっと先までしようよ…私の飲んでほしいの」

「ダメだよ、そんな事したら、もう、止められなくなっちゃう、おかしくなっちゃうよ」

「いいよ、おかしくなっちゃって」

「だ、ダメだよ、こんな事しちゃダメだよ」

「どうして? 好きな人とするのおかしい事じゃないんだよ」

「でも、私達女の子同士なのに…自分同士なのに」

「関係ないよ、性別なんて関係無いよ、自分同士だって関係無いよ、私が好きなのはあなたなんだもん」

「そんな事言われたら、私、どうすればいいの? もうどうにかなりそうなの!やめてよ!そんなに誘惑しないでよ!」

突き放す春菜にもう一人の春菜は彼女の耳元で囁く。

「誘惑しているのはお互い様だよ。昨日もあんなにキスして抱き合ってたのに……それにキスで気持ち良くなっておっぱい押し付けてきたのはあなただよ」

「そ、そうだけど……あれは……自分同士であんまり恥ずかしいこと言わないで」

「あなたも恥ずかしいこと沢山言ってたよ」

「そうだった……私何してたんだろう……自分同士で……しかも、まだ会ったばかりなのに」

「ねぇ舌舐め合おうよ、お互いの唾交換して、いっぱいキスして、おっぱいくっつけて」

「うぅ……でも……、そんなこと言わないで」

「ねぇキスして、いっぱいして、あなたとキスしたいの」

「ダ、ダメだよ、こんなこと……やっぱりおかしいよ」

「おかしいって言いながら、本当はしたいんだよね?」

「そ、そんなこと……ないよ。私は……」

顔をそむけながら言う春菜にもう一人の春菜は強引にキスをする。

「んぐぅ!」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「うぅ、うぅ、うぅ」

もう一人の春菜は強引に春菜の唇を奪おうとする。だが春菜はそれを拒んだ。

「お願いだから、これ以上は止めて……」

涙目で訴える春菜にもう一人の春菜は。

「駄目……キスさせて……」

「待ってよ…おかしくなっちゃうよ……」

「いいよ、おかしくなって……」

春菜の口を塞ぐようにして激しく貪るようなキスをしてきた。抵抗しようともがくが春菜の力では全く抵抗できなかった。それどころかもう一人の春菜は更に強く抱き締めてきて、春菜を逃がさないよう拘束した。そして激しくキスされて春菜は頭が真っ白になる。もう一人の春菜の柔らかい胸が潰れるほど押し付けられて息ができないくらい苦しいのに、もう一人の春菜の甘い匂いに思考が蕩けていく。そしてもう一人の春菜は春菜の唇を貪り尽くすように何度もキスをして春菜の唇を吸ってくる。そしてもう一人の春菜の舌が口内に侵入してくる。

(何これ!? 頭がクラクラして……体が熱くなって……舌が気持ちいい……)

もう一人の春菜と唇を重ねた瞬間から体が火照り、頭の中はピンク色に染まっていく。もう一人の春菜は春菜の舌を吸ったり、舌を絡ませて口の中を犯し尽くしてくる。もう一人の春菜の唾液が流れ込んできて春菜の口内は二人の春菜の素敵な唾液で満たされる。

「ん、ふ、ちゅぱ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「んっ!?」

口の中で暴れていたもう一人の春菜の舌の動きが変わった。それはまるで春菜の口の中に何かを探しているような動きだ。すると突然春菜の歯茎を優しくなぞられた。

もう一人の春菜は春菜の反応を見て再び同じ場所を攻めてきた。口の中を犯してくる。そしてもう一人の春菜は春菜の歯茎の裏や頬の内側など春菜の口の中の粘膜を丁寧になぞるように優しく愛撫してくる。もう一人の春菜の舌が春菜の舌に絡みついてきて春菜の舌を犯される。もう一人の春菜の柔らかい舌が春菜の舌に擦れて、その度に頭の中に電流が流れる。

「ぷはぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「ふぅっ……んっ!はぁっ!」

もう一人の春菜の舌が引っ込むと春菜は口を固く防ぎ声を出すまいと耐える。しかしもう一人の春菜は容赦なくキスで責めてくる。

「やめてぇ、もう止めてぇ」

「やめないよぉ、あなただって私の事求めてるんでしょ?」

「違うよ、そんなことないよ」

「嘘つき、本当は私としたいんだよ」

「ち、違っ、んっ!」

舌を防ぐが唇を舐めしゃぶられてしまう。「ほら、素直になって」

「ん~、んぅ、んっ、あ、あっ」

「どうしたの? キスだけでイッちゃった?」

「そんなことないよ」

「じゃあもっとしても大丈夫だよね?」

「ダメ、ダメ、これ以上されたら私、おかしくなっちゃうよ」

「おかしくなっちゃえばいいよ」

「やめて、お願いだから、これ以上したら、私、もう戻れなくなっちゃうよ」

「それでいいんだよ」

「嫌だよ。そんなのダメだよ」

「いいんだよ。もう我慢しなくていいんだよ」

「でも、こんなのおかしいよ」

「おかしくてもいいよ。ねぇ、いいでしょ? もっとしようよ」

「ダ、ダメだよ。お願いだから許して」

「駄目」

口を開けた隙にもう一人の春菜の舌が入り込んできた。それはヌルリと生暖かく甘くて春菜の口腔内を蹂躙してくる。そしてもう一人の春菜の舌が春菜の舌を舐めまわしてきて絡め取られる。舌同士が溶け合いそうなほど激しくキスされて、もう一人の春菜の舌が春菜の舌を吸い上げると、腰が砕けそうになるほどの快感に襲われる。

「んっ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

互いの息遣いと水音だけが部屋中に響き渡る。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

二人の春菜は激しく舌を絡ませあい、唾を交換して、おっぱいくっつけて乳首同士を擦り合わせる。舌を入れられ歯茎や上顎などを舐められていく。春菜もそれに答えようと積極的に舌を絡めていった。すると今まで以上に体が熱くなって頭もボーッとしてきていた。ただひたすらに相手を欲したもう一人の春菜が口を離すと唾液が糸を引いた。それをもう一人の春菜が舌でペロっと舐める。その仕草がとても艶かしく見えて春菜はドキドキしていた。

そしてもう一人の春菜は春菜を押し倒してきた。春菜に覆い被さると彼女の豊満な胸が潰されて形を変える。

もう一人の春菜は春菜の胸に顔を埋めてきた。柔らかなおっぱいに顔を埋められ息ができないくらい強く抱きしめられる。そして彼女は春菜の胸を吸ってきた。強く吸われるたびに体がビクビク反応してしまう。もう一人の春菜は春菜の胸を揉みながら春菜のおっぱいを吸ってくる。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

春菜の胸を吸っていたもう一人の春菜は口を離す。春菜の胸は唾液まみれになりテラテラと光っている。もう一人の春菜は自分の胸を春菜の胸に押し当ててきた。二人の大きな乳房が重なり合う。

「んっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

二人は夢中で自分の胸を押し付け合った。二人の乳が潰れて形が変わり、二人の敏感になった乳首が擦れる。すると春菜の体に電流が流れるような感覚が襲った。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

二人の春菜は何度もお互いの乳首を擦り付け合って快楽を貪る。そしてもう一人の春菜が春菜の唇を塞ぐ。春菜もそれに応えるようにもう一人の春菜の唇をむしゃぶりつく。そして二人は互いの背中に手を回して強く抱き締める。春菜はもう一人の春菜の体を全身で感じて、そのあまりの心地良さに意識が飛びそうになっていた。

(凄い……体中が熱い……気持ちいい……)

春菜はもう一人の春菜を強く求めた。もう一人の春菜の事が愛おしくて堪らない。もう一人の春菜も同じだったようで春菜の事を優しく愛撫してくれる。

「んぅ、ふぅ、ちゅぱ、んぅ」

「んっ、ふぅ、んっ、んぅ」

もう一人の春菜は春菜の唇を味わい尽くすと、今度は春菜の首筋を舐めてきた。

「んっ! はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

もう一人の春菜は舌を這わせ、時には軽く噛み付いてくる。それだけでも十分な刺激なのに、もう一人の春菜は春菜の耳元まで口を寄せてくると甘噛みしてきた。

「んっ!」

「ふぅ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

耳たぶを噛まれて、舐められて、息を吹きかけられる。それだけでもゾクゾクするのに、もう一人の春菜は耳の穴の中に舌を入れてきた。グチュグチュという音がダイレクトに聞こえてきて春菜の興奮が高まる。

「あ、あっ、ダメ、そんなところ汚いよぉ」

「大丈夫だよ。あなたの体はどこも綺麗だよ」

もう一人の春菜は春菜の耳に囁きかける。

もう一人の春菜の吐息がかかるだけで、頭がクラクラする。

「そんなことないよ。私、汗かいてるし」

「気にしないよ。あなたならどんなに汚れていても受け入れられるよ」

「もう、そんなこと言われたら恥ずかしいよ」

「可愛い」

もう一人の春菜は春菜の顔中にキスしてくる。頬や額、瞼などあらゆるところにキスされてくすぐったい。

「ねぇ、もっとしようよ」

「うん」

春菜ともう一人の春菜は再びキスをした。それからしばらくの間、二人は夢中で互いの唇を求めあった。

「んっ、んっ、んっ、んっ」

「んっ、んっ、んっ、んっ」

二人の春菜は激しく舌を絡ませ合う。互いの舌を吸ったり、舌先をチロチロと擦り合わせていると次第に頭の中がボーッとしてくる。するともう一人の春菜は春菜の舌を吸い上げて、そのまま春菜の口腔内に侵入してきた。

「んっ!?」

「んっ、んっ、んっ、んっ」

もう一人の春菜は春菜の舌を味わうようにじっくりねっとり舌を絡ませてくる。もう一人の春菜の舌が動く度に身体がビクビク跳ねてしまう。もう一人の春菜はしばらく春菜の舌を楽しんだ後、今度は春菜がもう一人の春菜の舌を味わうように絡ませていく。もう一人の春菜の舌使いはとても繊細で滑らかで気持ち良かった。そしてもう一人の春菜も春菜の舌を味わい尽くそうと激しく絡めてきた。二人の唾液が混ざり合い口の端から垂れ落ちる。それでも春菜達は互いを求めて唇を離さなかった。

「「んっ…ん…はぁ…ん」」

二人の春菜は相手の顔をジッと見つめていた。口を離した。二人の口から銀色の糸が引いてプツンと切れる。もう一人の春菜はもう一度春菜に覆い被さると、再び春菜の唇を塞いだ。

「ん……ん……ん……」

「ん……ん……ん……ん……」

二人は互いの口の中を犯しあう。二人の動きが激しくなると床がギシギシと軋む。二人の乳房がぶつかり合うと柔らかい感触が伝わってきた。互いの髪の匂いが鼻腔をくすぐる。

「「ん……ん……ん……ん……」」

二人の動きはさらに激しさを増していき、二人の体が熱を帯びていく。二人の心臓の動きがどんどん早くなっていき、胸の鼓動が大きくなっていく。二人の体液が混ざり合って溶け合って一つになるような感覚に襲われる。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

二人はようやく離れた。床で横並びになって荒くなった呼吸を整える。もう一人の春菜は春菜の髪を優しく撫でてくれる。その手がとても心地良くて春菜は身を委ねて春菜ももう一人の春菜の髪を優しく撫でた。二人は見つめあいながらクスリと笑う。

そしてまたキスをする。

何度も何度も唇を重ね合わせて、二人は愛を確かめるように抱き合った。そして

「好きだよ」

どちらが先に言ったかわからないが唇は重なっていて確かめる術もない二人は同時にそう口にしていた。

二人はお互いを愛し合っていた。

「もう一回キスしよっか」

二人はどちらからともなく言うと二人はゆっくりと顔を近づけていく。ドキドキと心臓の鼓動がうるさい。愛し合った後だからか、軽く突き出されたその小さな唇に自ら唇を重ねた。

そしてお互い離れると二人共赤面していた。

相手の舌や口内に侵入しようとした。しかし途中で我に返った春菜達はそこでストップする事ができた。そこから先は一線を越えてしまうと感じたからだ。春菜は名残惜しそうに唇を離すと彼女は照れ臭そうな笑みを浮かべる。

それを見た春菜もつられて笑い出す。

こうして二人の1日は始まる淫乱で淫らな春菜達の朝は始まった。






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