ティアナ・ランスター
Added 2024-01-05 08:00:00 +0000 UTCティアナ・ランスター、執務官として犯人を追いかけている最中に犯人がロストロギアを暴走させ、気づけばティアナはよく分からない場所にいた迷宮のような場所に立っていた。
「…ここはどこなのかしら?」
小声で彼女は喋るが、その声に対する反応はない。慎重に周りを見渡していると、石盤のようなものがあり、そこには良く分からない数字が羅列され、そのうちの一つにマーカーが引かれていた。その数値の意味は分からなかったが、どうやらこの場所についての手がかりになるのではないかと考え、彼女はこの数値を書き写すことにした。
「何なの変な匂いもするし…でも、ここでじっとしてても仕方がないわね」
彼女は慎重に歩みを進める。そんな時である。彼女が歩いていると何かがティアナに襲いかかったのである。
「……!!!!???」
突如飛んできた魔法に驚きつつもギリギリで攻撃をかわすことが出来た。ティアナは油断した自分の行動に唇を嚙むが、すぐに行動を開始する。襲ってきたものが何なのかは分からないが、少し戻り様子を見ようと振り返る。しかし、それが失策であった。
「なっ!?っ!?」
ティアナは後ろから攻撃を受けてしまったのだ。反撃したが
「ま、魔法が効かない!?」
そしてティアナはさらに二体のバケモノに挟み撃ちされるような形で挟まれる。この危機的状況を打破するべく彼女はカートリッジをロードして魔力で対抗しようとした時だ。目の前の三匹のバケモノ達はいきなり光に包まれて何処かに飛ばされていった。
「いったい何が起こったの……?」
ティアナは不思議そうに呟くが、目の前に大きな鏡が現れた。
「これは何なのかしら?」
彼女が鏡に近づくと、突然鏡が光はじめ、彼女が吸い込まれてしまう。
「っ!何!?」
ティアナの体は鏡の中に吸い込まれ、そして─────
ティアナが目を覚ますとそこは辺り一面鏡張の奇妙な場所であった。そしてそこには自分と同じ姿をした存在がいた。
「ここは何処?それにあなたはいったい誰?」
ティアナが聞くとその自分と同じ姿をした存在がこう答える。
「それはこっちの台詞よ!貴女こそ何者よ!?」
「時空管理局執務官のティアナ・ランスターよ!」
「は?時空管理局執務官のティアナ・ランスターは私よ!勝手に名乗ってもらっちゃ困るんだけど!」
「えっ?は?ティアナ・ランスターは私よ!」
「それは私の台詞!」
「……」
「……」
二人のティアナはにらみ合い…バレットシュートを放つ同じ技を同じタイミングで放ち……同じ威力で相殺される。
「な!同じ技を!?あんた何なの!?」
「こっちのセリフよ!」
そして彼女達は再度ぶつかり合う。ティアナAとティアナは全く同じ魔法を同じ技を全く同じ動きで状況は進展しないでいた。
「真似すんな!」
ティアナは叫ぶとクロスファイアシュートを放つが
「っう!?真似してるのはどっちかっていううのよ!」
もう一人のティアナが同じようにクロスファイアシュートを放ちまた同じ威力で相殺される。
「真似するな!この!」
ティアナはヴァリアブルシュートを放つが……もう一人のティアナも同じように技を放つ。
「真似してるのはそっちよ!」
そして同じ技を放ち相殺される。同じ技を何度も何度も放ち続けた。
「はぁーはぁ……なんで私の真似をするのよ!」
「それはこっちのセリフよ!貴女の真似をしてるんじゃないわよ」
そう言い二人は息を切らして睨み合う。双方共に元々魔力が消費して状態で戦い始めたのだ早急に魔力はなくなりつつある。
「もう!私の魔力は残り少ないってのに!」
もう一人のティアナもすでに肩で息をしている。ティアナは息を整えてから答える。
「それは私も同じよ!」
そう言うと二人は同じ技をまた放つ。その攻撃は互いの魔力を消耗させただけに過ぎない。ティアナは残り少ない魔力を全て注ぎ込み放った。そしてその一撃はもう一人のティアナに襲いかかる
「……っぅう……はぁーはっ、げふっ!?」「かはぁ……」
しかしもう一人のティアナの攻撃も魔力を込めており、相殺された。結果互いに体に大きな負担がかかり、その場に跪いた。
「こんな……はぁはぁ……こんなやつなんかに……くっ」
「こんなやつに……うぅ」
そして二人は力尽き倒れるが、その際もう一人のティアナがティアナを掴みながらうつ伏せで床に倒れ、今までで一番近づいてしまう。二人はお互いに顔を見合わすと歪ませた顔から自分たちの顔がどれだけ歪んでいるのかを理解した。
「こ、こんな顔と顔を密着させて……こんな……」
「き、気持ち悪いのよ…」
二人は互いにそうは言いながらも同じ艶めくオレンジ色の髪が相手のティアナの髪が自ら鼻の近くで良い匂いを放ち、同じ自分の髪なのに変な気分を感じてしまう。さらに至近距離で見る自分の顔は相手の顔を見てはまた相手が何かしてくるのではないかという疑念が生まれて目が離せなくなる。
「私の髪の匂い嗅ぐんじゃないわよ!この!」
「嗅いでるのはそっちでしょ!?変な匂い漂わせて!」
そう言い互いの自分の髪を相手の方に行かせようと息で押すが
「はっ!?なんであんたの髪なんかに!!」
「そっちこそ私の髪匂わないでよ!気持ち悪い!」
互いのティアナは自分の髪を押し戻し、押し返される。その繰り返しで二人の顔は更に近づいてしまう。大人びてきて良いリップを塗った艶めかしい唇同士も近づくそれすらも同じ匂い
「ッっ!?」
「ッ!?」
「き、気持ち悪いのよ!この!!」
「き、気持ち悪いのは!そっち!」
同じ顔から良い匂いすら漂ってきている為気持ち悪さが増し、互いの良い匂いを強制的に嗅がせ合わされ、体力無く身体が動かせない状態になっても二人は自分からは距離をとれずに、ただひたすらに相手の良い匂いを嗅がされ続けるのであった。
「あ、あんたと……こんな顔がくっついてるの……お、おかしい……」
「そ、そそ……そうよ!さ、さっさと離れないと……!」
「早く離れるのよ!」
二人はお互いに息を止めたかと思うと息を止めようにも相手の匂いで呼吸は乱れ上手くいかない状態の中で二人はさらに汗ばみ、顔にも汗の水滴が出来ている。
「はぁはぁ……まだ離れないの……そろそろ離れなさいよ!!」
「そっちこそいい加減離れなさいよ!この!!」
二人は互いの息を止めてる最中に荒い呼吸をしてしまい、その荒い呼吸で匂いを嗅いでしまう。
「ッっ~~!!?」「っ~~~!!??」
そして互いに顔をさらに押し込もうとして顔と顔が触れ合うほど近づく。鼻と鼻が擦れてしまったのだが二人ともそのまま動かない為、鼻は密着したままであり、顔と顔が触れ合った状態で呼吸の為に鼻を使わないといけない為、その互いの鼻を艶めかしく擦り合わせる。
「な!なにをして……んッっ~!」
ティアナは自分がやった行動に驚いて必死に口を離すがすでに遅かった。
(な、なんなのよこれ!?私の鼻とアイツの鼻がくっついてるだけでも気持ち悪いのに!!!)
「あ、あんた!!何を……」
それは互いに同じ状態であり、自分がやったことを理解させられている。鼻が触れただけで身震いするほど嫌なのに、今はお互いの鼻と鼻をくっつけて擦り合わせてしまっているのである。二人はそのまま動くことが出来ないまま同じ匂いを嗅ぎ合い続ける羽目になってしまった。
「うっ!うぅぅうっ!」
「っ~!くっ!」
互いの息を止めているが相手の鼻息と動きを感じると少し息が漏れるので全く効果はなくただただ相手と同じ匂いを出し合っている状態が二分ほど続きお互い限界に達してしまう。
「ひ、ひゃ……ひゃっくしょん!離しなさいよ!」
「ぃはっ、ふあっ……そっそっちが」
「とゃね!!はやっくっ!!」
「うっ!うん!」
そんな二人の鼻がやっと離れるも二人の顔は相手の汗で濡れてしまっておりそれが互いの顔の上で混ざり合ってベトベトしている。二人は離れたというのに未だに至近距離で顔を合わせて睨み合う。
「はぁはぁ……な、何なのよアンタ!い、いきなり」
「それは私の台詞よ……もう!」
「はぁ!?私の真似しないでって言ってるでしょ!」
「こっちのセリフよ!!」
同じ顔が睨み合いながら言い合うがすぐに睨み合いをやめてしまう。それもそのはずお互いの顔が汗まみれで鼻から息を吸い続けなければならず酸素が足りてなく少し呼吸が荒くなっている状態である。更に鼻と鼻をくっつけられたので匂いを完全に感じ取ることが出来てしまい、その事を考えると恥ずかしくなってしまい上手く呼吸がが出来ない。
「な、なんなのよアンタ……っ!」
「そっちこそ私と同じ事して……!」
二人は言い合う。
「ほんとあんた何なのよ!!」
「こっちの台詞よ!!いい加減離れなさいよ!息が当たってるのよ!」
「そ、それはそっちでしょ!は、早く離れてよ!!」
そして二人はわざと濃厚な息をかければ思った匂いではなく甘くて頭がとろけそうな匂いであり、その匂いを嗅いでしまいくらくらしてしまう。
「な!なんで」「はっ!?こんな……」
その匂いが何なのか二人はすぐに気づくがそれを振り払うようにお互いに顔を何とか離して距離を少しとるがまた近づけ合って匂いを嗅ぐ。何度も何度もそんな状態を繰り返すしか出来ずにいる。額を重ね、息を重ね合い、匂いを嗅ぐ。それを何度も繰り返していき
「い、いい加減離れなさいよ!」
「はぁーふっ!そっちが!離れなさいよ!」
二人は額を押しつけ合うほど近づきあって互いの鼻息と吐息の温もりを感じ取り
「は、早く離れて!」
鼻同士を押し付けてしまっているため呼吸をしたい二人はそのまま互いの息を直に吸い込んでしまい頭では理解できずに更に匂いを嗅いでしまう、しかもその状態で額をくっつけ合っている、それでも二人は離れることが頭に無くお互いにお互いの鼻を押しつけたりすり寄せ合ったりしている。そんなことを繰り返していく内に二人はどんどん変な気分になってしまい互いに息遣いは荒くなり
「や、いい加減離れてってば……」
「そっちが離れなさいよ!この!」
そしてティアナは目の前の自分を見て驚愕する。顔が赤く火照っていて息が乱れていて瞳もとろんとしている。しかも互いの息を直で吸うごとに何故か変な気分になってしまっている自分に驚きながら自分の変化に戸惑ってしまうが、それでも離れないのだ。それどころか逆に今は相手の自分が気になって仕方ないのである。互い荒い呼吸をしているせいで唇はお互いの息で潤い
「き、気持ち悪いのよ」
「そ、それはアンタのせいでしょ!いい加減離れなさいよ!」
そして互いに熱っぽい視線を絡めながら息をかけ合う始末で
「はぁーはっ……んんっ……」
「はぁはぁっ、んんんーっ」
そして二人は思いっきり息を吸い込む。お互いの匂いを吸い込み二人の頭はおかしくなりそうになりそのまま顔を押し付け合い、二人の顔は紅潮し息も先程よりも甘く感じる状態でありどちらもまともに思考が働かなくなってきているのであった。
「はぁーはっ……もう無理……」
「はぁはぁ……ちょっと……」
そんなお互いの額も汗で濡れながら必死に息をしているのが分かる、するとティアナの顔は赤くなる。
「ちょっ、顔が赤いわよ?」
「……うるさい…アンタも顔真っ赤じゃない」
そう言いながら唇を近づけるとまた吐息が吹き掛かり更に頭がどうにかなりそうだ。匂いも同じくらいに甘く嗅げば嗅ぐほど相手を意識してしまい、相手の息にあてられ二人はさらに互いの瞳が見えるよに近づける。
「な、何よ……唇近づけてきて……」
「そ、そっちこそ……まさか…キスまでするつもり?」
「そ、そんなことするわけ無いでしょ!?」
「アンタがしたがってるんじゃないの!」
そう言い合いながらも二人は蕩けた表情で唇と唇を合わせそうになっている。
「はぁ!な、何しようとしているのよ!」
「そ、そっちこそ顔近づけて来ないでよ!」
そう言ってまたギリギリまで互いに顔を顔を近づけあってしまって互いに近づき互いの匂いを嗅いでしまう…何度も何度も息を混じらせ、顔を押し付け合う。その度に相手の唇から吐息が漏れそれが顔にかかり艶めかしい表情を二人ともしてしまう。
「はぁー…はぁー」
「あっ……んん……はぁ…」
「んん…はぁ…」
「ぅ……ん……離れ…んん」
互いに思考もトロトロになっており正常な判断が出来ていない状態になっているのにも関わらずお互いに互いの行動を何故か理解できる為また近づいてしまう。お互いの吐息を互いに求め合い、嗅ぐ行為から更に求め合い唇に近づいてきてしまっている。
(なんでこんなことになってるのよ!おかしいでしょ!なんで……)
(なんでコイツとこんなことになってるのよ!)
しかし、二人はもうおかしくなりすぎており逆にその考えがまた邪魔する。相手の息を吸えば吸うほど甘くより甘く感じられてしまいもっとその甘いのを吸ってしまう、しかも相手の唇もいやらしく見えてしまい自分の唇に重ねたくなる。二人の頭はどんどんおかしくなり相手が唇を近づけてきている。
(駄目……こんなこと!)
(だ、駄目!!こんな奴となんて!!)
そう思いながら二人は唇を合わさる寸前で息を吐き合う。その息は相手の口へ中へ入り込み、そこで互いは同時に息を吸ってしまう。そして甘ったるい吐息が二人の顔にかかり二人の思考は停止してしまう。もうキスしてしまっても良いんだと思ってしまう。しかし二人はキスしてしまったら駄目だと感じ取ってしまい唇を離すがすぐにまた息を合わさってしまう。
「んっ!んん」
「うっ……んっ!」
そしてそのまま、また息を吸ってしまう、そんな行為を互いにやってしまい結局何回も繰り返してしまう。何度もその行為を繰り返してしまっているのにも関わらず
「ち、違……離れて!」
「か、勝手に……はぅっ……んぅ!」
二人はそう言ってまた息を吸う。しかし先程のように息を合わせようとして息を取り込むことに夢中になりその行為が何度も繰り返してしまい結局相手の首に腕を回して抱き着くような状態になって唇を重ねようと唇を近づけ
「はぁ……な、なにっん!してぇ!」
「んっ!!んん……」
お互いの甘い息が混ざりあいより甘く頭が蕩けてきてしまい、頭の中がふわふわし始めてくるのだ。
二人は互いに互いの唇を求めて重ねようとした時、ティアナが正気を取り戻し無理矢理もう一人のティアナから離れようとするが
「は、離しなさい!」
「嫌よ!キスするのよ!」
二人の唇はもう数センチでくっつきそうなところまできておりティアナは焦りながら回復して少ない魔力で…バレットシュートを自らに放ち
「きゃ!?!?」
その衝撃で二人の唇が合わさる事を避けれたのだが、ティアナは壁に叩きつけられたが、無理矢理逃げた。もう一人のティアナはそれを呆然と見ているしか出来なかった。
「はぁはぁ……何よ!あ、アイツ!こんなの…」
ティアナはキスを無理矢理中断されてそんなことを呟きながらもう一人の自分の唇の匂い甘く、胸を焦がす香りを思い返してしまい。唇と胸を押さえながら言う。
「アイツの……匂いと……息の味が頭から離れられないじゃない……」
ティアナはそう呟いてしまう、キスを無理に中断してしまったせいで名残惜しそうに自分の唇を指でなぞってしまうのだった。
逃げたティアナは壁づたいにもたれながらゆっくり何とか歩き(アイツの……匂いと味で……どうにかなりそうだったわ)
ティアナは頭がおかしくなりそうになっていた。
「はぁはぁ……な、なんで私は」
(こんな状態になっているの…おかしい…絶対……)
何時間も自分の匂いを嗅がされ、更にはその匂いは普段そんなこと思わないのに良い匂いなど思ってしまい、更にはキスまでしようとしたのだ。
「く……私はアイツのことが……」
そんな時にティアナは口から言葉が漏れてしまったが
(違う!そんなはずない!!)
首を左右に振りながらその考えを消そうとするが効果は無く、また自分の服からあのもう一人の自分の香りがしてくる。そしてまた思考が奪われかけてしまうが寸前で耐えることが出来た為まだ何とか自我を保つことが出来て、しかし体は既に匂いやキスから来る気持ちよさを覚えてしまいティアナは自分の体を抱きしめながら歩く。
「こ、この状態じゃ追い付かれ…るわね」
ティアナはそう言いながら何とか壁に寄りかかりながら歩くが鏡があり…そして鏡で自分の顔を確認するが、顔は赤く火照っており目は虚ろである。髪は汗で濡れており胸は苦しそうに張っているが今はそちらではなく先程はキスされそうになった唇を触ってしまう。
すると途端に頭がおかしくなってしまうような感覚になり、ティアナは床に座りこんでしまう。
(な、なんなのよ……本当……こんなの)
「キスされたくなっちゃうじゃない」
そんなことを考えてしまった自分にティアナは戸惑い何も考えられなくなってしまうが一つだけ思ったのはもう一人の自分の唇を思い出してしまいまた鼓動が早くなる。
「もう……いや……」
そう言いティアナは暫くの間座り込んだまま動くことが出来なかった。しかしそんな状態が長く続かれることはなく ガタン!! そんな音が前から聞こえてきた。その瞬間立ち上がりティアナはさっきのことを忘れようとするが匂いを嗅いでしまい
「あっ……」
ティアナは無意識にまた膝をついてしまう、そして顔を横に振り我に帰りすぐに立ち上がるが、しかしもう一人のティアナも現れ、二人のティアナは鉢合わせしてしまう…そして
「見つけたわ…逃がさないわよこっちはアンタのせいでおかしくなりそうなのよ!責任取ってもらうんだから!」
「な、なにを勝手なことを……!」
そうティアナは言い返したが、ティアナにもう一人のティアナは息を荒げながら……そして唾液が口から少し垂れてしまっている状態で近づいて来る。ティアナは相手の表情を見て本能的に危険だと判断し後ろに下がるが
「逃げないでよ…」
そう言ってもう一人のティアナは自分の胸元を汗だくの指でなぞり始めてこう呟く、
「キスしたいんだから!」
そう言われた瞬間ティアナは冷や汗を大量にかきながらも後ろを向き走り逃げ出す!しかしもう一人のティアナは逃がさないと言わんばかりに足早で近づく、そして壁にぶつかりもう逃げ場がないことに気がつきティアナは一瞬唖然としてしまいその瞬間、もう一人のティアナに乗られてしまう。そして両腕を捕まれ逃げようにも動けず、ティアナは恐怖を覚える。
「いや……嫌よ!!……」
そう言いながら必死に抵抗するが相手の力にびくともせず、もう一人のティアナをただ睨みつけることしか出来なかったティアナだがそんな彼女の耳に顔を近づけてこう言った。
『ほらっ……キスしたいんでしょ?』そう言われたと同時にティアナの頬にもう一人のティアナの髪が撫でる…それだけで頭が蕩けそうになってしまうが何とか理性を保ちながら抵抗しようとするがティアナの唇は勝手に動いてしまう。
「したく……ないわよ」
その一言を言ってティアナは唇をぎゅっと噛んで最後の理性を保ち抵抗しようとしたが、もう一人のティアナが顔を無理やり近づけさせキスが出来る距離にまで詰められる。そしてティアナの瞳にもう一人のティアナの瞳が映りその瞳はトロンとして、甘い匂いがまた二人の感覚を支配する。
「ふ……ぁ」ティアナは息が勝手に漏れ始めてしまい体も動かなくなってしまうのだった。そんな状態で彼女は理性を捨ててしまおうとも考え初めていると、もう一人のティアナがゆっくりと唇をティアナの唇に近づけ、
「…私はしたいわ……キス」
そう言われた瞬間ティアナの唇と唇が触れそうになる。そして
「うぅ……んん……ぁ…じ、自分同士で…キスなんて…」
甘い快楽が身体を駆け巡りティアナはまた一瞬理性を無くしかけてしまうがギリギリで持ち堪えることが出来た為、しかし二人の距離は変わらず目の前にあり呼吸の音しか聞こえてこない。
「アンタのせいよ……責任取りなさい」
「せ、責任って…アンタもんん!?」
そう言われた瞬間ティアナの理性は完璧に壊されてしまうのだった。二人の唇が触れると同時にまたお互いに息が吸い込まれあい、もう一人のティアナは自然と相手の首に手を回し抱きしめるように腕を密着させもっと近くでその唇を味を味わい始める。ティアナは唇のあまりの柔らかさや瑞々しさの感触に力が抜けていってしまう、そんなティアナにもう一人のティアナはは抱き締める力を強くしもっと自分の唇と密着するようにさせる。二人のティアナは熱く蕩けるような口付けをし合い、段々頭がぼうっとしてくるのに快感を覚えてしまい正常な判断ができなくなっており、体が熱くなり興奮している事にティアナも気づいているが止めることが出来ず、そして二人の唇は離れるがすぐにまた触れてしまいたくなる感情を抑えきれなくなってしまう。そして少しして唇を離してから二人は互いの呼吸音がまだ聞こえている中……見つめあうしかなかった。
「はぁ……っ……はぁ」
「……」
ティアナは相手の息を感じるだけで、もう何も言えなくなっており、二人の鼓動は高まりあい頭が正常に働かなくなっていた。もっと近くで感じたいと思った時、もうお互いに抱き締めながら近づいてしまい鼻先が軽くぶつかり合いそして目が合い唇と唇がくっつきそうになってしまい
(駄目!こんなに近づいたら)
そう思っているがどうしても離れれなくなった為二人は唇を付けあってしまってしまう。同じ感触が襲ってくる何もかも同じ唇、それなのに今度はやめられなくなってしまい唇を長い時間合わせていてしまう。
「んん……んぅ!」
唇も密着させキスをしているが押し付け合ってる為二人は唇に快感を感じ、お互いの唇が奪われあっていくのを感じている。そしてそのまま暫くしてからまた二人共名残惜しそうに離れるがその時には二人の息は完全に上がりきってしまっていた。そんな二人の唇はお互いの唇で濡れており、息が荒くなっていってしまう。そして二人は呼吸が乱れながらも……また唇を重ねてしまいティアナはキスを始めた瞬間から頭が痺れるようにぼんやりとしていき、もう二人の顔には力が無く唇が離れた時にその脱力した顔をもう一人の自分に見せられて余計に抜け出せなくなると
(は……早く……逃げないと)
そう考え体を起こそうとするが思うように動かない。ティアナは何とか残っている理性で逃げようとするが…
「アンタまだ逃げようと言うの…私をこんなにして」
「え……」ティアナはそう言われ呆然とし
「私をおかしくしたのはアンタでしょ」もう一人のティアナは言い続ける。
「アンタの所為で、こんなにキスしたいのに……」
(そんな……)ティアナは信じられない表情を浮かべてしまう、しかしそれを見てももう一人のティアナはまるで感情の籠もっていない瞳で見つめ続けこう口を開く。
「責任取ってもらうから……責任取るまで逃がさない」
そう言われたティアナは
「私までおかしくなる気はまっぴらよ!」
そう叫んだがもう一人のティアナはその言葉を聞いても眉一つ動かさない。ティアナは抵抗を試みるがやはり全く意味がなく……キスしてしまい、キスした状態で目が合い二人は見つめ会うが、その目には相反した感情があった。
「んっ……っ」
ティアナはまた息ができなくなるほどキスをしてしまい、何とか離すが
(あ……頭が)完全に意識が飛びそうになった時、もう一人のティアナが話しかけてくる。
「ねぇ……もう認めなさいよ」
そう言われティアナは頷きそうになったがそれを我慢して首を横に振るがもう一人のティアナは
「そうすればキスし放題よ……」
そんな誘惑にティアナは流されてしまいそうになるがなんとか耐える。
「だ……め」ティアナはか細い声で必死に叫ぶ、しかしもう一人のティアナは容赦なく近づいてくる。
(いや……このままじゃキスのことしか考えられなくなる!)
もうすでに頭のなかはキスのことで一杯になってしまい脳が蕩けおかしくなっていた。ティアナは逃れようと思うが体が反応してしまい言うことが聞かない。
「ほら……もう手遅れよ」
その声が聞こえた瞬間ティアナの唇は奪われてしまった。そしてそのまま体も抱き締められてしまい二人は互いの体で隙間をなくしていってしまう、そこから聞こえる心臓の鼓動の音はその二人の興奮度合いを表しており激しく動くせいで鼓動が直に伝わってくる。
「アンタのせいでおかしくなったんだから……アンタもおかしくなってもらわないとね」彼女はそう言いながら舌を口の中に入り込ませて、お互いの舌を絡め合う。ティアナは初めての感覚に体が悶え抵抗しようと思うが体は動かなくなってしおり為されるがままに唾液の交換をさせられてしまう。そしてティアナは体全体が熱くなり、下半身からは何か液体が垂れてきている感じがするが理性を失いかけてしまっている彼女ではその自覚すら持てずキスをしながら無意識のうちに相手の服を掴んでより求めていくだけだった。二人は舌が離れた時には銀色の糸がいやらしく二人の唇を繋ぐ……そして
「私の舌って素敵な味ね…もっとおかしくなり合いましょう…私」
「違う……私は…」
そう言うがティアナの舌は無意識にもう一人のティアナの舌に近づきそしてまた唇が重なる。そしてもう二人の耳にはお互いの唾液を交換する音しか聞こえなくなっており、さらに体は密着し快感を与え合ってしまっていた。
もっとキスしたいという気持ちに駆られて思わず自ら唇を近づけてしまう……そして、二人の唇が触れ合い、そのまま唾液と共に舌を絡めていく。その気持ちよさに段々と頭がボゥ~としてもう何も考えられなくなるティアナだったが何とかして相手の舌を求めるように自分の舌を動かそうとするが上手く舌が動かすことができずただただ舌を絡ませるだけになってしまうがそれさえも気持ち良さになり更に求めるようになるティアナは理性を失っている状態だ。ティアナは一度唇を離し
「……アンタのせいなんだから」
そう囁いて、また唇を合わせてしまう。ティアナは下半身からはもう液が溢れ出しており下着はもうぐしょぐしょで体に密着していた。しかしそんなことにも気づかずに、ずっと舌を絡め続ける…お互いの綺麗な髪は混じり合うがそんな事は気にせず、そしてもう何回唇を重ねたかもわからないくらいティアナの興奮は抑えられなくなっていく。だがそれはもう一人のティアナも同じであり二人の体の痙攣は同じになっておりもうキス以外のことを何も考えられないほど二人はとろけさせられていた……それでも二人の唇はもうしばらく離れる事はなくそのまま時間だけ過ぎて行くのだった。
それからしばらくしてやっと唇が離れたのだが二人の顔は赤く火照っており息も荒くなる程だった、それは快感と初めての経験に頭がいっぱいになってしまい理性がほぼ無い状態であった為である。
「「ねぇ……」」
そして二人のティアナはそう言いながら距離を縮めて、また唇を近づけてしまうティアナ達。
「あっ……んっ」
二人共キスしすぎて舌が回らずまるで幼い子供のように言いあいをしているようだった。そんな時片方のティアナがまだ唇を押し付けてきていたのでもう一本の自分のその唇を自分の唇で押し付け、そのまま舌を絡ませていく。二人の頭は理性すら完全に消えて二人は相手の唇を舐め始めてしまう。舌同士で触れ合い相手の匂いを感じてしまい、唾液も混じり合っていきながら絡み合う。そんな行為を繰り返している内にお互いが興奮しあい息は上がり続けていた。
「んん……はぁ」ティアナはキスをしながら無意識に股下に手を当て強く股間を押し付ける。片方のティアナの腰も無意識に動いてしまいお互いに密着し相手の鼓動までも分あってしまっていたのだ。それに気づくとまた恥ずかしさを憶えてしまうがそれでも求め合う気持ちが勝ってしまい二人は動きを止めることができないでいる。
「ふ、んっ……ぁん」二人の唇の間から甘い声が漏れ出しはじめもう我慢できなくなってしまったのか舌をより強く絡ませ激しく動く。そしてもうどちらの唾液かわからないぐらい混ざり合った唾液は喉を通り、体の一部になる……二人はただ求めることしか出来ない状態であったがお互いの唇を離す度に舌に白い糸ができているのが見えてしまいそれでももっとしたいと想いからすぐにまた口付けをしてしまうのだ。そんな時もう一人のティアナがまたキスをしながらティアナの髪を撫でてくる
「貴女の髪……結構綺麗じゃない」
「あんたこそ……いい髪してるじゃない…良い匂いよ」
そう言いながらもお互い頭を撫で合い、激しく抱き締め合うのをお互いに止められなく快楽と幸福感を感じながら二人のティアナは愛し合ってしまう……唾液で濡れている唇からは透明な糸が伸びきっていたがやがて切れてしまいお互いの口に入ってしまう……二人は息を整えようとしたがそれでも興奮しきった体はそう簡単に休ませることが出来ない、呼吸するたびに相手の甘い匂いを感じてしまい体が反応してしまい離れようとしても体が動かずまたキスしてしまう。もうどちらからでもなく自然と互いの唇を求め合ってしまう…あれだけキスを嫌がったティアナが今ではもう完全に理性をなくし貪るようにお互いを求めるようになってしまっていた。そんな時ティアナは舌を動かし相手の口に無理やり入れ込んでしまう。
「ん……」もう一人のティアナは苦しそうにするがそれでもゆっくりと舌を絡ませ始める、そして二人は口の中に入ってくる相手の舌を絡め取ったり口の中を舐め合ったりする。その動きはどんどん激しくなっていき二人の混ざりあった唾液が喉を通るときその甘い味とねっとり感に頭がピリピリするような感覚がおきてきて、どんどんお互いにお互いを求めあってしまう。そしてそれから数時間間……お互いがお互いの舌と唾液を味わい続け完全に蕩けきり気を失ってしまったのであった。
数時間後ティアナは目を覚ます……辺りはまだ薄暗くまだ月の光が届いている程度で空には星が見えていた。そして横にはもう一人のティアナが寝息を立てながら眠ってしまっていた。そんな時ティアナは上半身を起こすがその行為だけでも甘い快楽が体に走り思わずビクンッと体が跳ねてしまい、それに驚いてしまう。
「私……どうしてこんなところに」
その事を考えようとするが頭がぼーっとした為何も思い出すことができなかったのだが、とりあえず目の前にいる同じ姿の彼女がなぜここにいるのかを聞きたかった為起こすことに決める。だが何故か体が自然ともう一人のティアナを抱き締めてしまう……そうすると今まで感じたことの無い感覚に襲われた事で頭が更にぼーっとなってしまう、だがその気持ちよさを感じたくて体を押し付けていく。するとまた強い快感に襲われ体がビクッビクッと反応してしまう。
それからティアナはゆっくり顔をもう一人の自分に近づけていき唇を合わせると何故か安心感が訪れしばらくそのまま唇合わせていたのである。しばらくして、二人は唇を離した。するとティアナの目が一気に覚めたように目を見開き始め驚きながら口を開く。
「え?なんで私が二人いるの?」
二人のティアナは困惑している頭で考える……今自分が目の前にいて、さっきまで一緒にもう一人の自分と口付けをしまくっていたことも思い出して余計戸惑ってしまうと同時になぜかドキドキしながらも相手の姿を見てみると二人とも着ている服が乱れまくりで足は露出し顔も真っ赤になってしまっているのが見え「あ……」と声を出した後視線を反らす。
「ねぇ……アンタは何なのよ」ティアナはそう言いながらもう一人の自分の体をチラッと見てしまう。その体はやはり自分と全く同じ体型で、それでいて腰回りや胸が凄く魅力的でもあると感じてしまう。自分と同じ体型なのになんでこんなにはしたなく見えて興奮してしまうんだろう?とその事を考えていると鼓動が激しくなる。
そんなことを考えている内にふとあることを思い出してしまう。それはもう一人のティアナに激しいキスをされ、唾液まで交換し何度も舌を絡めた事を思い出しまた顔が真っ赤になる。すると、ティアナを抱き締めてきたのだ……もう一人のティアナはそのまま強く抱き締めてきて今度は耳元で囁くように話しかけてきたのだ
「ねぇ……もしかしてキスしたこと思い出したのかしら?」
それを聞いた瞬間また体が火照りだしてしまうがそんな自分の変化に気づかれたくない為少し距離を取ると何事も無かったかのように話し出す。
「そ、そんな事ないわ!それより何?こんなにキスしてきて」
だが彼女はそんなのは気にも止めず話続ける。
「駄目かしら?好きな人にキスするのって普通じゃないの?」
「え?好きな人?」
その言葉に反応してしまうが直ぐに考え直す……そんなことありえないと。確かに今の自分は彼女のことが嫌いでは無いことはわかっているし、もしかしたら好きになっているのかもしれないと思ったがそれでも
「自分同士なのよ?あり得ないでしょ」
そう冷たく言い放つと今度は相手の方から距離を詰めてきて耳元で囁かれてしまう。
「ならどうして拒否しなかったの……それに私は貴女なのよ、キスは好きな人としたいものじゃないのかしら?」そう言われてしまうと
「貴女が無理矢理キスしてきたんじゃない!」
そう言うと突然唇を重られてしまった……そしてそのまま、またねっとりとした舌が口の中に入ってから絡めてしまう。それは先程された事と一緒の行為に感じてしまい思わずその感覚を味わってしまうようにしてしまう。そしてゆっくりと離れ
「貴女がいけないのよ、私はアンタのせいでもうまともな恋愛は出来ないんだし責任とりなさいよ」
「何言ってんのよ、私は……」
そう言いながらもう一人のティアナはティアナの言葉を遮りながら言う
「アンタだって…もうまともな恋愛なんか出来ないわよ。だって、こんなにも愛し合ったのよ。もう後戻りなんてできないわよ」
そう言うと同時にもう一人のティアナは、ティアナの体のラインに手を添えてなぞるように撫でていき首筋に顔を埋め唇でチュッと吸えばそこに赤いマークを付けられてしまったのである
「ちょっと何して……」「ねぇもう一回しましょうよ」「なんでアンタなんかと……」「いいじゃない、どうせ私達自分なんだもの好きにしていいでしょ?」そういいながらキスをしようとするがティアナは逃げてしまう
「な、何言ってんのよ……私たち自分同士なのよ」
そう言うともう一人のティアナは残念そうな表情を一瞬するがすぐに笑みを浮かべ
「嘘ね。本当はもう我慢できないんじゃない?」
そう言ってまた迫ってくる、それに対して逃げようとはするが
「どうして逃げるの?」
と言われてしまいそのまま受け入れてしまうようにキスをしてしまう……そして今度は自分の番だといわんばかりに相手の舌と絡み合わせ唇を押し付け合ってしまう。それだけでさっき感じたあの快感が蘇っていく感じを覚え興奮してしまう自分がいて、それを否定しようと思い顔を少し反らそうとするがそれはもう一人の手で止められてしまう
「ふふ」
笑みを浮かべながら、ティアナの顔を掴み逃げられないようにして深い方のキスを交わす。それだけで意識が飛びそうな快感が訪れてきて、舌で舌を触れ合った瞬間から頭の中が真っ白になってしまい何も考えられなくなる。そのまま激しいキスをし続け息が続かなくなってくるとようやく唇を離す……二人の間に唾液で出来た糸を引きながら離れてしまうともう完全に蕩けてしまい脱力して倒れこんでしまうティアナとそれを愛おしそうな目で見下ろしているもう一人のティアナ
「もう我慢できないでしょ……ほら」そう言われた瞬間体がビクンッと反応してしまう。そしてそのまま抱えあげられどこかに運ばれてしまうとベッドの上に寝かせられるが
「駄目よ…他の…んん」
「大丈夫よ……私たち二人しか居ないから……それにこんなに来ないなら誰も来ないわよ」
そう言いながら仰向けに倒れている自分の上に乗る様に座ってきてまた唇を重ねられてしまう、そうして舌と舌を絡み合わせていく内にまたもや何も考えられなくなってしまうのだ。そのまま舌を激しく絡めて唾液を交換するかのようにお互い舐め合い深いキスを堪能し合うように何度もしていく……そうするといつの間にか自分達自身も相手を求めだしてしまっていて、まるで繋がってるのではないか?と思ってしまうほど濃厚な口付けを繰り返してしまう。
それからどれくらいの時が流れただろうか、ティアナは蕩けきった顔をしながら完全に蕩けきった体を起こすともう一人のティアナと自然と口づけを交わして
「!?!?」
その瞬間、ティアナは目を大きくさせ驚く。そしてそれと同時にティアナは自分の行動に驚くが同時にもう一人のティアナの方はいやらしい顔で。お恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になってしまうがそれでもお互いの体を離すことなくそのままゆっくりと顔を近づけ口付けを始める その感触はとても柔らかく生暖かく気持ちがよく、唾液は更に甘くなって…まるで極上のジュースかのように甘美であったのだが、そんな状況でもやはり自分達自身がキスをしている現実味がなくて変な気分になってしまう そんな状態であったがそれでもこの快楽には逆らえるわけもなく唇を密着させあっていくと頭の中でもう一人のティアナの事を認めても良いんじゃないかと思ってしまう……そしてそのまましばらく二人で抱き締め合いながらキスをし続ける。やがてその行為は激しさを増していき、息をする暇さえも与えないようにお互い舌を入れ合っていく そうして長いような短いような時間が過ぎていって二人が唇を離す頃には唾液の橋が繋がっていたほどだった。その淫靡な光景に目を奪われてしまっていたが、相手を見つめるその瞳はお互いを求めあう様でとても厭らしかった。そんな時もう一人のティアナが口を開く
「ねぇ、そろそろ良いでしょ?」
彼女がそういうとティアナは微笑んで言った。
「えぇ、そうね…いい加減イライラしてきたわ」
「…優しく…してよね…」
「イヤよ」
そう言いながらゆっくりともう一人のティアナをまた押し倒して、お互い見つめ合う。そして二人は互いに近づいてきて絡み合った。お互いの髪をさわりお互いの汗で蒸れてしまった体、その全てが愛おしく感じてしまうほどだった。それから二人の肌を重ねる度に快感が高まり続けていく感覚に陥っていたのだった……それからしばらくして二人の体は汗でベトベトになっていた、しかしそれでもまだ興奮冷めやらなかったのか二人は互いの体を抱きしめあうようにしていた。そしてティアナは相手の耳元で囁くように言う。
「ねぇ、どうここから出るつもりなのよ」
するともう一人のティアナが答える
「私だって知りたいわよ!そもそも、何でこんなことになってるのかもわかんないわよ!」
そう言うとティアナは溜息をつく
「そうね…待つしかないのね」
ティアナがそういいながら相手の体をなでるともう一人のティアナも答える。
「私もそう思うわ…」
そんな会話をしていたがティアナが唐突にもう一人のティアナの唇を奪う、お互いを愛撫しあいながらキスをし続けた。そうしてキスをしていると二人の体がまた熱を帯びてきて……そして彼女達がもう一度行為を始めるのに時間はいらないことだった。それからしばらくの間二人ともう一人ティアナ達はこの部屋から出る事を忘れ互いの体を貪り合い続けたのだった……
それからどれだけ時間が経ったのだろうか、もはや時間の感覚がわからなくなってしまっている状態ではあるがそんな事よりも今は目の前の相手を愛することで頭の中が一杯だった。その事を考えるだけでも興奮してしまうほどだった。そしてお互いに股間を強く押し付けあっていると二人の体の密着度が高まり鼓動が高まっていくのが分かる……それは相手も同じようで、息遣いが激しくなり興奮しているのが分かる
「ねぇ……押し付け過ぎじゃないかしら?」とティアナが耳元で囁くように聞いてきてそれに対してもう一人のティアナは答える
「全部流し込んであげるから…受け入れなさいよ」二人は完全にスイッチが入ってしまっていて歯止めが効かない状態だった、それに二人の体の相性は抜群でお互いの体を触れ合わせるだけでも快感が押し寄せてきてしまうほどだったのだ。そのせいか彼女達の体はもはや発情しきった状態であり、もはや思考能力が無くなってしまってただ目の前の相手を愛すだけの人形のようになっていく感覚に陥っていた。それでも二人は体を動かす事をやめる事は出来ないでいた。何故ならば二人の頭の中には相手に対する愛しかなくなっていたからだ……それはもう一人のティアナも同じであった為お互いに相手の事を強く求めてしまい貪るようにキスを交わしあったり愛撫し続けたりしているのである そうして何度も何度も絶頂を迎えて、気を失いそうになるほどの快感を感じながらもティアナはゆっくりと意識を失っていったのだった。
そしてその光景を見ている者がいた。美しい紫色の清楚な長髪の美人ギンガ・ナカジマ
「ティアナ…?これは何なの」
彼女が閉めた扉にはこう書かれていた『ティアナ・ランスター専用』と